昨日は灼熱の高校野球観戦、サマーナイトラン(11km)でかなりバテた後、打ち上げでビール・焼酎・冷酒をガバガバ飲んだためか今日は朝からお疲れモード。今日も蒸し暑かったのですが、午後から自力駆動型の愛車を駆って西区からはるばる東成区・生野区までプチ探訪に出かけました。
最初のお目当ては、関西の名銭湯に掲載の昨年11月に廃業したという常磐温泉(東成区東中本1)。自宅からここまで40分以上かかりましたが見応えあり。外観はタイル外壁を用いた洋風ですが、入り口のある中央部の屋根との組み合わせがユニーク。ここは洋館付き和風建築の洋館部によく見られる形ですね。二階の窓部などを見ているとお洒落なプチホテルかと思うような趣がいとよろしです。
入り口上部には3ケのシンプルなステンドグラスがはまっているのですが、やはり外からではその美しさは分かりにくいです。玄関脇の緑色のタイルは目に鮮やか。
東中本1丁目は長屋スタイルの建物が結構残っており、和風・和洋折衷型などテイストも様々です。このあたりのことは全然知らなかったのですが、近所を少し回ってみるかと考えて自転車でフラフラと走り出したら、実にいい感じの洋風長屋に出くわしました。
実はこの建物、さきたかさんのブログ:日常散策で取り上げられており、東成区とは知っていたのですが、まさかここにあったとは!びっくりしました。
デザイン・形・細部の造りなど一級品だと思います。玄関脇は応接間でしょうか。ちょっと狭いか・・・。だとすると水回りかな?いずれにしても、私がこのようなデザイン・形の洋風長屋を見たのは初めてです。写真を撮っていたら、右端のお宅から出てこられたご婦人とバッタリ。「すいません、勝手に写真を撮らせて頂いてました」と言うと、「全然構いませんのよ。何かええところありました?」との優しいお言葉で、この建物の素晴らしさを簡単に説明し、立ち話で少しだけお話を聞きました。「私が生まれたときには既に築○十年くらいやったはずやから、多分築80年くらいやと思います」とのことでした。(元々は?)賃貸住宅で(長屋って大体そうですかね)、最初入られた方はかなり裕福な方だったそうです。
2物件だけなのに長くなったので、以下は(その2)で。