ノーカット配信】沖縄ヘリパッド移設反対派リーダーが逮捕~これが暴力行為の決定的証拠だ!【ザ・ファクト】を文字化して写真と解説を加えた




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【ノーカット配信】沖縄ヘリパッド移設反対派リーダーが逮捕~これが暴力行為の決定的証拠だ!【ザ・ファクト】を文字化して写真と解説を加えた
 2016年10日21 にFACTが公開したビデオがユーチューブでアクセスが4月13日で978,258回に達した。100万回に達するのは間違いない。このビデオは山城議長やヘリパッド反対派の本性を暴露したものとして歴史的価値が大きい。だから文字化した。そして、ビデオで分かり難いことを開設した。
 
 2016年8月5日、沖縄防衛局の職員は、米軍北部訓練場に違法に建ててある青テントを撤去するように警告の張り紙を青テントに貼ろうとした。
 青テントは通称N1裏ゲートと呼ばれている場所にある。というよりN1裏ゲートが青テントである。N1ゲートは県道70号線にあり、土砂をヘリパッド建設場所に運ぶ入口である。私はN1裏ゲートを探した。青テントは見つけたがゲートらしい場所を見つけることはできなかった。畑を耕している人にN1裏ゲートはどこにあるかと尋ねると、驚いたことに青テントがN1裏ゲートであると教えてくれた。青テントは米軍北部訓練場に入る道路に建ててあった。



 青テントはかなり長い。これだけの距離をテント用に整地するのはかなりの労力が必要である。ところが反対派は道路上に建てたのである。それなら楽だ。
「兄さんが軍用地内に行きたいなら青テントをくぐって行けばいい」
「青テントの中に誰でも入れるんですか」
「ああ、入れるよ」
私は青テントに入るのは遠慮した。
ヘリパッド建設反対派は道路に建てたのである。そういえば辺野古のテントは突堤につくってある。テントからは辺野古飛行場建設地は見えない。見える海岸からかなり離れた場所にテントはある。辺野古飛行場建設地が見える海岸は整地されていないからでこぼこである。それに砂地である。海岸を整地するより、コンクリ―トで平地になっている突堤のほうがテントを建てるのに楽であるし、机やテーブルを置くのに便利である。だから建てたのだとその時は思ったが、N1テントを建てたのはそれだけの理由ではなかった。ヘリパッド建設を阻止する目的で建てたのだった。

8月5日に防衛局の職員は撤去警告の張り紙を青テントに貼った。防衛局は7月22日に張り紙を貼っていた。


ここは、北部訓練場ヘリコプター着陸帯移設事業における工事用道路の出入口です。当該土地に設置されている車両及び物件によって、工事用車両の通行が妨げられています。車両及び物件の所有者は、直ちに撤去するとともに、再び同様の行為を繰り返さないようにして下さい。
撤去される所有者の方は、沖縄やんばる海水揚水発電所への進入口に常駐する警備担当者までご連絡お願いします。
また8月5日を経過しても、テント及びその内部に放置されている物件については、所有者が放棄されたものと見做します。
平成28年7月22日
         沖縄防衛局

沖縄防衛局はこの通知を7月22日にやった上で、8月5日に撤去警告の張り紙を貼りにきたのである。ヘリパッド建設反対派は建設を阻止する目的でN1ゲートとN1裏ゲートにテントを建てた。7月22日にN1ゲートのテントは撤去したが、N1裏ゲートはまだ撤去していなかった。8月5日に撤去の警告の張り紙を貼りに来たが山城議長率いるヘリパッド建設反対派の激しい抵抗にあった。その一部始終をFACTのカメラが撮ったのである。


「アベ政権の暴走許さない」の看板を掲げている車は統一連の車である。
 沖縄防衛局の職員は張り紙を貼る。


 青テントは軍用地であり道路である。違法場所に建てたテントだから防衛局が撤去するように警告をするのは当然である。しかし、ヘリパッド建設反対派は職員が警告の張り紙をしようとしたのを力づくで排除した。
女=どうして貼るの。なんで貼るの。どうして勝手に貼るの。
男二人が職員を排除しようとする。
黒服の男=変なことするなよ。
黒服の男は職員を掴んで引っ張る。
テントのほうでは張りつけた張り紙を山城議長たちが剥ぎ取る。次々と反対派の男たちがやってきて張り紙を剥ぎ取る。
職員=押さないでください。
メガネの浅黒い顔の男が職員につっかかる。
メガネの男=君の土地か。なあ、君の土地かあ。こっちは聞いているんだ。君の土地かあ。
メガネの男は職員を小突き回す。職員は無言。
メガネの男=人の自由やろう。人間の自由やろう。違うか。ねえ、教えてよ。俺はこっちで自由やで。お互い様や。邪魔するのは止めようや。なあ分かったあ。
テントで張り紙を貼っていた職員の一人を若い男が捕まえてテントから離し、車のほうに移動させる。職員の帽子を取る。そして、肩を掴む。映像はテントの方に移動する。
反対派と職員が小競り合いし、側に警官が居る。
反対派の声=はいはいはい、貼っちゃだめですよ。
反対派の激しい抵抗に職員は警告文を貼るのを諦める。職員の帽子を山城議長が取る。職員は帽子を取り返そうとする。



山城議長=なんやねこの手は。
赤帽の男が職員を掴んで、強引に移動させようとする。
赤帽の男=向こうで話しようや。
職員=帽子。帽子を返してください。
赤帽の男は職員を押す。
職員=帽子、帽子を。
赤帽の男=落ち着いて。手を出したらどうするんだ。
職員=帽子は・・・
職員たちはテントから離れていく。
山城議長=帽子がなにか。帽子が大事か、仕事が大事か。
離れていく職員に向かって、
山城議長=もう、ホントに。油断も隙もないな。
山城議長が職員のほうに行く。
山城議長=取り囲め。抗議してやれ。
反対派が「抗議しよう」と言う。
山城議長=みんな出てきて。
反対派が青テントから去ろうとしている職員に近寄る。
山城議長=取り囲め。
職員たちは離れていく。追いかける反対派。
山城議長=取り囲め、取り囲め。
離れていく職員の中で帽子を撮られた職員は引き返そうとする。
職員=帽子は。
黒服の男が去って行こうとするメガネの職員を捕まえ、もみ合いになる。黒服の男が突き放す。職員は怒って抗議すると肩を掴んで、
黒服の男=おい、ちょっと来い。
と言って、抱えてどんどん連れて行く。


別の職員が引き離す。他の反対派がやってくる。山城議長もやってくる。
山城議長=写真撮れ。
反対派の数人が職員を掴んで道路の端に連れて行く。そして、腰を曲げて写真を撮られないよに顔を隠そうとする職員を掴んで、強引に顔を上げようとする。山城議長が職員の顔を覗く。
山城議長=早く顔を上げろ。ほら、顔を上げろ。
顔を下げている職員に、
赤帽の男=自分が恥ずかしいんやろ。
抵抗する職員は草むらに突き放される。
黒服の男=やっていて恥ずかしくないのかお前ら。
草むらの二人の職員は反対派の男たちに両腕を掴まれて動けない状態になる。山城議長が職員のサングラスを取る。顔を上げた状態になったので写真を撮る。
反対派は二人の職員を掴んだり突き放したりの乱暴をやる。反対派の乱暴を警官が止めようとするが警官を無視。


山城議長はマスクをしている職員につっかかりマスクを取ろうとする。職員は取られまいと抵抗する。
山城議長=おい、顔みせろ。おらあ。
山城議長を別の職員が抱えて離す。
職員=帽子。帽子を返して。
赤帽の男=失せろ―
職員を突き放す。
山城議長は職員の帽子を取ろうとする。
職員は防ぐために山城議長の手を掴む。
山城議長=触るんじゃねえよ。なんだおらあ。マスク取れよ。おらあ。


山城議長が別の職員のマスクを取ろうとする。職員は撥ね退ける。すると黒服の男が後ろからめがねを取る。山城議長と黒服の男がしつこく職員に絡み、マスクを取ろうとする。
反対派の男=写真を取るぞう。
山城機長など4人の反対派が職人に襲い掛かる。
反対派の男=写真撮れ撮れ。
   写真撮れという声が飛び交う。職員は抵抗して、反対派の輪から逃げる。
反対派の男1=破廉恥な連中や。恥知れ、アホー。お前ら自分でなにをしているか知っているか。
職員たちを追いかける。赤帽の男が急に後ろに走る。後ろで職員を捕まえているグループが居る。四人の反対派が職員を押さえつけている。
山城議長=首絞めるな首絞めるな。危ない。
機動隊が近寄る。
機動隊=離れて離れて。
職員から反対派を離す。
山城議長=帰れ。お前ら二度と来るんじゃねえぞ。
「帰れ―くそがー」
「帰れ―」
   防衛局職員は去っていく。
山城議長=みんな来い来い。徹底して抗議だ。走れ走れ。
山城議長が防衛局職員たちに向かって走り出す。


職員たちの前に立つと、
山城議長=写真を撮れ。帽子を取ってやれ。マスクを取ってやれ。
職員は帽子を取られないように頭を押さえる。
山城議長=よし、二度と来るんじゃないぞお前ら。ええ、分かったかお前ら。
職員につっかかる。
山城議長=なんだ、お前は。
車の前に居た職員を捕まえる。マスクを取ろうとする。
山城議長=離せえ、おらあ。顔出せえおらあ。顔―出せー。
職員を掴んで抑え込む。赤帽の男が職員を掴む。山城議長は職員の頭を掴み振り回す。
山城議長=・・・ふりするんじゃねえぞうおらあ。二度とここに来るんじゃねえぞう。
別の職員が来て、山城議長から離す。
山城議長=こらあ、あにき。なにをしやがるんだお前。
職員を捕まえる。4、5人の反対派が職員をいたぶる。
職員=痛い。
反対派の男=本当に痛いようにやってあげるか。
反対派のやっていることはリンチに等しい。
山城議長=協議しよう。
職員を座らそうとする。
山城議長=座れ。
赤帽の男=座れ。
職員は抵抗する。反対派の声が荒くなる。
「座ってみろやーおらあ」
「座れー」
6人の反対派が強引に座らそうとする。
反対派の女=あきらめて座ろう。
職員=やめてください。
次第に職員の腰が下りていく。
職員=痛い痛い。
職員は叫ぶ。
反対派の女=あたしはもっと痛かったよ。
山城議長は後ろから職員の腰を羽交い絞めにしている。職員は座らされる。2人が職員の頭を押さえつける。
反対派の女=座ってお話しをしよう。
山城議長=どういうつもりなんだ。お前らはなにしに来たんだ。
職員がきつそうに頭を動かすと押さえつけられる。山城議長はがっちりと職員の腰を掴んでいる。
「落ち着いて、落ち着いて」
「話をしよう」
「おい、おい」
「座れえ」
サングラスの男=なにをしに来たんだ。言え。
「なにをしに来たんですかあ」
「おい、おい」
「何をしに来た。ええ、おい」
山城議長=なにをしに来たんだ。ええ。てめえら勝手に私有物を取るなよ。あほう。
反対派の男=あれはまだ所有権を放棄してないんだよお。
山城議長=誰も所有権は放棄してないんだぞお。
反対派の男=君ら勝手に・・・らしてはあかんでー。
反対派の女は職員の正面に座る。
反対派の女=違うよね。みんなに説明してほら。
「説明して」
「あんた。防衛局の人間なんだろう」
「責任者だろう」
「防衛局がみんなして書いてあるがな」
「あんた所有権を放棄していると見做しているのか」
「あの家はまだ放棄してないよ」
「どういうことなの」
「どうして放棄なんて見做すことができるの」
山城議長=おい。なんで人の物を勝手に盗むんだ。強盗だぞおめえたち。
反対派の女=しかも、二回目ですよ。前回違法って認めているんですよ。
山城議長が職員の帽子を取る。
山城議長=おい、勝手に所有権を放棄するんじゃないぞ。人の所有権を取るなよ。お前たち。
反対派の男が職員の頭を強く押さえつける。もう一人は肩を抑え込む。



反対派の女=ちゃんと説明して。
山城議長=協議をするんだ、協議を。
「所有権は放棄していませんから」
「説明しろ」
機動隊員が来る。
「所有権は放棄していないから」
機動隊員が職員を反対派から引き離そうとする。
山城議長=(機動隊員に)待て待て。
機動隊員の手をはねつける。
山城議長=協議だから。協議をしているから。
職員を掴んでいる機動隊の手を叩く。
反対派の女=話し合いをしているから。
黒服の男が機動隊員の手をさえぎる。
「下がって下がって」
「話し合いだから」
「協議しよう」
機動隊員が職員の脇を掴んで立たそうとする。職員も立とうとする。しかし、山城議長ががっちりと腰を掴み、反対派の男たちが職員を掴んでいるので立つことができない。
反対派の女=責任者でしょう。
職員が思い切って立とうとする。しかし、反対派の男たちが力ずくで抑え込む。機動隊員が職員の腕を掴んで立たそうとする。
「座れ座れ」
山城議長=俺も座っている。
「座らせ、座らせ」
山城議長=(機動隊員に)手を出すな。
反対派の男たちが機動隊員の手を職員から離す。
「警察は帰れ」
職員は必死に立とうとする。しかし、立てない。
「怪我したらどうする」
機動隊員が職員を掴もうとするが反対派の男たちによって邪魔される。
「落ち着いて」
「落ち着いて」
「危ないことしないの」
「落ち着いて」
「危険なことしたらダメ」
「ちゃんと座って。話し合うだけじゃないか」
「ちゃんと責任説明して」
「何しに来たか説明しろ」
「ほら」
職員=(機動隊員に)身動きとれない状態です。
怒りが声が飛び交う。反対派の男が職員の頭をはねつける。後ろから抱え続けている山城議長の腕に力がこもる。職員の手が反対派の足に振れたので強く叩いた。
山城議長=職・氏名を明かしなさい。
「暴れるな」
「暴れないの」
職員が立ち上がろうとする。反対派の男が上から腕を掴み、捻じ曲げて押さえこむ。
「危ないさあ危ないさあ」
反対派の女=説明できるならして。説明できる人いますか。
「座って座って」
「早く話してください」
「座って座って」
山城議長=話せ話せ。
職員の頭を掴み振り回す。
山城議長=(怒鳴る)前向け。
「へらへらするな」
山城議長=職・氏名を言いなさい。
職員は黙っている。
山城議長=(怒鳴る)職・氏名を言いなさい。
「ちゃんと言って」


山城議長=駄目なのか。本物の強盗か、お前は。
「防衛局なんでしょう」
山城議長=なんなのだお前は。
反対派の女=仕事は?
山城議長=なんなんだ。何者なんだお前は。
「防衛局の人間だろう」
「今、言って」
山城議長=アルバイトか。ええ、日雇いか。なんなんだ。なにも言わないと逃げられないよ。今日1000人集まるんだよ。

❈2016年8月5日(金)18時より、沖縄県東村の米軍北部訓練場 高江N1地区裏側ゲート前にて、ヘリパッド建設工事阻止 高江現地集会が開催された。集会には共産党の赤嶺衆議員、社民党の福島瑞穂衆議員、社大党の糸数慶子参議員、前生活の党の山本太郎参議員なども参加した。

「あんた。名前ぐらいは言おうよね」
「なにも言えないのか」
「身分証は」
「身分証は」
「本当に防衛局の職員なんだろう」
「身分証」
反対派の女=追いはぎ?
「おかしいことやっているから言えないんだな」
反対派の女=違いますよね。お仕事で来たんですよね。そしたら教えてくださいな。
山城議長=公務員だろう。だったらさっさと言えよ職・氏名。
反対派の女=なになにの権限で来ましたと言わないと。私たちの税金で食べているんでしょう。
「公務員。ちゃんと名前ぐらい言わなあ」
「そうだよ。公務執行をする場合はちゃんと宣言しないと駄目だよ」
反対派の女=人の物を勝手に持っていくの。
「お前たちのことを強盗だと言っている」
「うん」
「俺たち現行犯で捕まえたんだよ」
「そういうことだねえ」
山城議長=簡単に逃げられないよ。
反対派の女=私人逮捕です。分かりますよね。
山城議長=できるんだよ強盗なら、私人逮捕でも。ええ、俺たちの所有権を勝手に取り上げて、盗んで、防衛局が管理して。どういうことですか。なぜこんなことをやろうとしているのか。職・氏名を言いなさいよ。ただの作業員か。なんなんだ。
「アルバイトだったらなかなか責めにくいけど。ちゃんとした公務員なんでしょう。責任と権限があるんじゃないの」


山城議長=(機動隊のほうを振り向いて)機動隊は手を出すなよ。協議中だからね。
「ちゃんと冷静に話し合っていますから。大丈夫です。シジンカン?でちゃんと話し合っています」
「強盗の現行逮捕」
山城議長=警察も手を出してないですよ。なぜ君たちが所有権を放棄するように張り紙を貼るのか。泥棒だし強盗だろうあんたたちは。
「上司呼んで」
「上司呼んでごらん」
反対派の男が防衛局職員たちに近づく。
反対派の男=リーダー呼べ。リーダーを。でなかったら、ずーっと話し合いをしているぞ。ええ、呼んで。彼の上の人間を呼べ。でなかったら、彼はあのままだよ。
   映像は山城議長たち反対派が職員を取り巻いているほうを映す。機動隊5人が見守っている。
「職・氏名言いなさい」
「説明できない人が・・・・」
「現場にいない」
「どこの人間だ」
職員の上司が来る。上司の言葉がはっきりとは聞こえない。
「どこから来たか言いなさい」
「あんたら防犯パトロールね」
山城議長=どこから来たの。
「なんでどこから来たかもいえないのか」
「防犯パトロールか」
職員の上司の言葉に文句が飛び交う。
「なにも言えないっておかしいだろう」
「名刺ちょうだい」
「名刺出せ」
「公務員だからさ」
「名前言いなさい」
「職・氏名言いなさい」
「名刺は持っているはずだ。公務員は」
山城議長=おにいちゃんもこっち来て。
反対派の男が上司を軽く蹴る。
「落ち着きましょう落ち着きましょう。座って」
「ちゃんと落ち着いて話しよう」
「人の者を盗みに来て」
「勝手にこんなことしていいのかい」
山城議長=公務員なら氏名言えよ。どういう仕事でやって来たのか言えよ。
「そうそうそう」
「あなたたちは我々の物を取ろうとしている。だから、止めているんですよ。はっきりさせてください」
山城議長=強盗行為ですよ、あれは。え。人のテントを勝手に持ち出す根拠を言ってごらんよ。え。
上司が話すが聞こえない。
山城議長=またおなじことを言っただろう。その返事はないよ。おにいちゃん。(上司の帽子を取る)。責任もってやれよ。
赤帽の男=(上司の型を揺らしながら)軍事基地を建設するなんてどれほどのことか分かっているのか。
山城議長が上司の上ポケットを掴む。
山城議長=ちょっとこれ盗聴マイクだろう。マイク取れ。取り上げろ取り上げろ。
盗聴器だと思っている反対派の男が取り上げようとする。それは上司の無線機のようである。無線機を盗聴器だと言いがかりをつけて取り上げようとする。上司は取られまいとする。
山城議長=取り上げろ。
「録音しているのか」
山城議長=取り上げれ取り上げれ。
「そんな・・・」
「スイッチ切れ」
上司は取られまいと頑張る。
山城議長=出せ出せ。
「お前ひどいことするなあ」
「そんなひどいことをするのかあ」
「早く取り上げろ」
反対派の男たちが取り上げようとする。職員は二人とも立つ。
「座れ」
「座りなさい」
座っている山城議長は職員の腕を掴んで引っ張る。
山城議長=さあ、座って。
「落ち着いて、落ち着いて」
職員は座らないで、その場から去ろうとするが。反対派の男たちに捕まって去ることができない。
「落ち着いて。危ないんだから」
「みんなで座ろう」
「ちゃんと説明しろよ」
座ることを拒否している職員は反対派の男たちに囲まれて動けない。
「話そう。時間はたくさんあるんだから」
二人は反対派の男たちに小突かれる。
山城議長は話しながら上司のお腹を小突き、無線機を掴む。無線機を調べる。




山城議長=ようし、もうオーケー。
「座れ」
「座れ」
山城議長=もういい。帰れ。
職員の腕を掴む。
山城議長=次来たら簡単じゃないからな。おにいちゃん。俺たちのテントに連れ込むぞ。覚えておれよなあ。君らは強盗だぞ。次来たら許さないからな。テントに連れ込むからな本当に。

「お前らあ、泥棒強盗をやったんだよお」
「反省してよな」
山城議長が怒鳴り声を上げながら職員に詰め寄る。後ろから機動隊員が山城議長を止める。
機動隊員=山城さん、山城さん。
機動隊員の声には毅然としたものがない。やさしい声である。山城議長は機動隊員を無視して職員に詰め寄る。
「話しよう」
「座れ」
「話しよう」
反対派の男が職員を押していく。
機動隊員=押さないで押さないで。
職員は反対派の輪から出るが反対派の男が職員を捕まえて離さない。機動隊は離そうとするが、反対派の男に遠慮して引き離すことができない。
山城議長=触るな。機動隊は触るな。(職員を睨み)お前さあ。そういう目つきしているとただではおかんぞ。いいかお前。誰か分かっているのか。次来たら簡単にはすまないぞお。
職員は解放される。防衛局の職員たちは離れていく。
山城議長=(防衛局職員を睨みながら)次来たらテントに連れ込むからな。簡単じゃねえぞう。


 山城議長はテントに帰っていく。



 防衛局職員は北部訓練場の道路に違法に建設してある青テントの撤去を要求する通告文を貼りにきたのである。ところが違法行為をしていることを棚に上げて、私物の権利を主張しているのが山城議長たちである。
 彼らのイデオロギーは議会制民主主義の日本国家を破壊するものである。それが8月5日の防衛局職員への排除に如実に出た。

その日には国会議員も参加した集会が青テントで行われた。その集会への批判「テロリスト集団を支援する共産党・社民党・生活の党は議会制民主主義国家日本の政党としての資格はない」を2016年10月1日にブログに掲載した。

テロリスト集団を支援する共産党・社民党・生活の党は議会制民主主義国家日本の政党としての資格はない
日本は議会制民主主義国家である。国会は法律をつくる場である。国会議員以外には国の法律はつくれない。国会議員は法律をつくる唯一の存在である。であるから国会議員は徹底して法律を守る人間でなければならない。違法行為をしてはならないし、違法行為する者がいたら違法行為をしないように指導しなければならないのが国会議員である。

ところが共産党・社民党・生活の党の国会議員は違法行為をしている集団を支援している。絶対にあってはならないことであるが、沖縄では平然と行われている。

社民党の福島副党首は
「沖縄・高江のN1テントは22日、暴力的に排除されてしまった」と言った。
排除したのは警察である。高江のN1テントはヘリパッド移設に反対する集団が勝手につくった違法テントである。法的にみれば排除されるのが当然である。ところが違法テントを警察が撤去しただけなのに福島副党首は警察が暴力的に排除したというのである。警察は法律を守らせるための国家組織である。それを暴力集団のようにいうのは国会議員としてはあってはならないことである。

7月22日に山城議長が代表となった「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」は県道70号線を占拠して交通をストップさせた。県道70号線を占拠したことが即テロ行為とは言えないが、集団の名称を見れば彼らが県道を占拠したことはテロ行為であることが分かる。
集団の名称は現地でヘリパッド建設を阻止することを掲げている。現地で阻止するというのは建設作業を実力=暴力で止めるということである。法を無視し自分たちの目的のために実力行使をする。それは市民集団ではなくテロリスト集団である。
ヘリパッド建設は政府が提案し、国頭村長と東村長が賛成した。国会が決めた法律のルールに則ってヘリパット建設は決まったのだから法律を決める立場の国会議員は例えヘリパッド建設に反対だとしても決まったことは尊重するべきである。

国会議員であるなら、ヘリパット建設に反対で建設を阻止したいのなら国会で行動を起こすべきであり、現地での違法である建設実力阻止運動を支援するべきではない。現地で阻止するということは法律を破ることであり、立法機関国会の権威をないがしろにし、議会制民主主義を破壊するものである。国会議員であるなら深く認識するべきである。

現地で建設阻止を企む集団「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」は7月22日に県道70号線を占拠し封鎖した。これは明らかに違法行為である。だから、機動隊が取り締まった。国会議員であるなら認めなければならない機動隊の行為である。ところが国会議員である福島社民党副党首は取り締まりをやった機動隊を非難した。
「5日から沖縄の高江に行きます。6日、8日など、7月22日のような機動隊による強制排除が行われる可能性があるので、とにかく行きます。ぜひ、みんなで行きましょう」

機動隊は違法行為を取り締まったのであって強制排除ではない。機動隊は怪我をさせないように親切丁寧に排除した。その証拠に怪我をして病院に運ばれたのは数人である。もし暴力的な強制排除をしたら怪我人は数百人になっていただろう。
福島社民党副党首は違法行為をした人たちを庇い、法律を守った機動隊を非難している。法律の権威を守る立場にある国会議員としてはあってはならないことである。このような国会議員は福島社民党副党首だけではない。赤嶺政憲、照屋寛徳、玉城デニー、仲里利信、糸数慶子、伊波洋一等の沖縄の国会議員も「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」の違法行為を支援し、機動隊を非難している。

赤嶺政賢議員は、
「昨日、森林管理署の署長を6人の国会議員らと追及した。樹木の伐採について、『直径4センチ、胸の高さ』の樹木の伐採については、事前に防衛省が森林管理署と協議しなければいけないが、協議せず伐採していたことが明らかになりました」
と述べている。森林管理署の署長を追及するのは国会議員としてやるべきことであり、ヘリパッド建設の問題点を予算委員会などで安倍政権を厳しく追及するのも国会議員として大いにやるべきである。しかし、赤嶺議員が話している場所は国会ではないし、話している相手は安倍首相ではない。場所は道路沿いであるし、話している相手は違法に県道70号線を占拠した集団である。なぜ、国会議員が違法な場所での集会で違法行為を重ねている集団に集団が違法行為したことを戒めないで、違法集団を支援する演説をするのか。赤嶺議員は国会議員としての自覚が0である。

山本太郎議員の発言にはあきれてしまう。
「日本政府は民主主義など持ち合わせていないが、ここに来るとき、多くの車が路駐されているのを見て、民主主義を守ろうとしている皆さんが沢山いることに感動した。高江の問題は日本全体の問題です」

 日本政府が民主主義を持ち合わせていないと考えている山本議員は違法駐車をした人たちに民主主義を守ろうとしているのを感じるという。


駐車してはいけない路上に車を連ね、集会に集まった人たちで道路は占拠されている。市民はこの道路を通れない。これが民主主義を守る人たちというのだから山本議員の頭はおかしい。彼らは民主主義の基本である法治主義を破っているのだから民主主義を守る人間ではない。その逆である。「赤信号みんなで渡れば怖くない」を実践している人たちである。

糸数議員
「沖縄の声を届け、安倍政権を倒す嵐のような風を吹かせたい」
伊波議員
「米軍は権利だけを主張している。こんなことは許されないと現地と国会からアメリカにも沖縄の民意を伝えていきたい」

 二人が話している相手は違法行為をしている集団である。そもそも集会そのものが違法である。集会は道路でやるものではない。違法集団の違法集会に参加しているのが共産党、社民党。生活の党の国会議員である。

赤嶺議員は
「体を張って止めようではありませんか」
と集団に県道占拠、新川橋占拠、作業員の車進行妨害などの違法行為をもっと激しくやることをすすめているのである。

ヘリパット建設を阻止するには道路を封鎖してN1ゲートに入るトラックや資材積載車や作業員の車を阻止するしかない。道路封鎖は違法行為である。法律をつくる国会議員が法律を破る行為を奨励しているのが沖縄・高江の現場である。そんなことがあってはならないことである。違法行為を支援する国会議員は議員の資格がない。

「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」は議会制民主主義国家日本の法律を認めないで平気で法律を破るテロリスト集団である。テロリスト集団を支援している共産党、社民党、生活の党は日本の政党の資格はない。



テロ集団の弾圧に市民の権利で闘った依田啓示氏と作業員
 山城議長が代表の「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」は県道70号線を違法に占拠してすべての車が通れなくした。集団の目的は砂利を運ぶ10トントラックを停めて、N1ゲート内に入れないのを目的にしていたが、県道70号線を占拠するということは砂利トラックだけでなくすべての車を通れなくすることである。県道70号線は砂利トラックだけが通るのではない、多くの一般市民の車も通る。県道70号線を占拠するということは一般市民の車も通れなくなる。市民には県道を自由に通る権利がある。山城議長が代表のテロ集団は市民の自由を奪ったのである。
 テロリストと化した山城議長にとってはヘリパッド建設を止めるためにトラックを県道70号線で封鎖するのは当然のことであり、その目的のために市民の自由を奪うのも当然のことである。
 県道70号線を占拠するのは議会制民主主義日本では違法であるが、日本の法律をブルジョア法と決めつけている山城議長には違法ではない。山城議長にとってヘリパッド建設を阻止する行為は全て正当な行為である。だから、県道70号線を占拠するのは違法ではなく正当な行為であり、機動隊が市民の通行を守るためにテロ集団を排除したのを山城議長は正当な行為を機動隊が弾圧したと決めつけるのである。
 山城議長はヘリパッド建設を止めるように国に訴えているのではない。ヘリパッド建設を阻止するために国と戦っているのだ。戦いに勝つには自分たちの持てる力をすべて使うつもりでいる。
 ヘリパッド建設を阻止するには高江・安波一帯を支配する以外に方法はない。だから、支配するために色々なことを実践している。道路封鎖やのろのろ運転など明らかな違法行為は警察が取り締まることができるが、はっきりした違法行為でないのは警察が取り締まることができない。それがテロ集団が行っている検問である。

 東村在住の依田啓示氏が友人の観光案内で高江地区をドライブしている時、ヘリパッド建設阻止集団の五人の活動家に車を止められて検問された。活動家は「市民」と称していたという。「市民」に検問する権利はないし活動家にもない。何の権限もない活動家に観光案内を邪魔されるいわれはないので、依田啓示氏は活動家らともみ合いになった。依田氏は、
「殺気満々の五人に取り囲まれて、ビビッて、パニクッて、ブチギレを起こしたのは確かです」
と述べているように五人とトラブり、相手に怪我を負わした。そして相手は警察に訴え、依田氏は警察に調書を取られた。依田氏の訴えは取り下げられた。
「相手があったからこそ起きた事件ですが、相手の行為は不問ということになりそうです」
不問になったのはテロ集団が日本の法律を熟知していて警察への対応が上手だからである。
 
 テロ集団の検問はヘリパッド建設阻止運動に参加する市民の車は通し、一般市民の車は通さないのを目的にした検問である。しかし、警察には検問ではなく一般市民が集まっているだけと説明するから警察は検問を取り締まることができない。検問を近くで見張っていると、「なぜ、一般市民を見張るのだ。警察の市民弾圧だ」と言われて見張ることはできない。
 検問はテロ集団による市民の自由の権利への弾圧である。この市民弾圧を警察は取り締まることができなかった。依田氏は警察が取り締まることができなかった弾圧に対してたった一人で市民の権利を主張して闘ったのである。
 しかし、テロ集団は高度な組織である。日本の法律は隅々まで研究し、自分たちのテロ活動に有利になるために法律を利用するのに優れている。法律では何が違法な行為であるかを知っている。テロ集団が依田氏を囲んで検閲するのも脅迫的な言葉を発するのも証言者が居なければ依田氏が違法行為として実証するのは難しいから、警察に訴えることはできない。しかし、依田氏の行為を暴力行為として、証言者が居れば警察に訴えることは簡単である。警察に訴えれば依田氏が暴力を振るい悪いことをしてテロ集団は被害者であるというイメージが広がる。高度に組織化されたテロ集団は日本の法律も自分たちを有利にするための武器にしているのである。

 依田氏の行動こそが市民の権利を守る闘いであり、「県民会議オスプレイヘリパッド建設阻止現地行動実行委員会」は市民を弾圧するテロ集団である。それは事実である。


 テロ集団の弾圧に抗して作業員の生存の権利をかけた闘いがあった。
国頭村・東村境のヘリパット基地建設地であるG、H地区へつながるゲート近くで26日午前5時ごろ、ヘリパッド建設の作業員が抗議行動中の男性の軽トラックに無断で乗り込んで運転し、道路脇の側溝にタイヤを落としてパンクさせた。まるで作業員が乱暴に運転して抗議行動中の男性の軽トラックを側溝に落としたように見えるが、作業員の行動は生存権を守るための行動であった。

 車の持ち主は「ヘリパッドいらない住民の会」の男性(47)=東村高江である。男性は午前5時ごろ、軽トラック2台をゲートに行く路上に止めて、ゲートへ入る車を止めた。男性は作業員が仕事をするためにゲートに入るのを軽トラック2台で阻止したのである。作業員を乗せた車6台はゲートに入れず立ち往生した。
 作業員は「俺たちにも生活がある」「止められる権限はない」と主張して押し問答になったが、押し問答をしていればいつまでもゲートに入れない。押し問答をしてゲートにいれないのが男性の目的であるから男性の思惑通りの状況になった。
 車2台を止めて押し問答すれば犯罪にはならない。作業員はゲートに入れないから効果的なやり方である。これは高度なテロである。
すると、作業員の一人が男性の軽トラに乗り込んでエンジンをかけて運転し道路左側の側溝にタイヤを落とした。

 ヘリパッド建設は国の事業である。作業員がヘリパッド建設の作業をするのは何の問題もない。彼らの作業を止める権利は誰にもない。作業員は給料をもらって生活をするためにヘリパッド建設工事をしている。ゲートに入ることを阻止されるということは生存権への弾圧である。
「俺たちにも生活がある」は作業員の生存権の主張であるし、「ヘリパッドいらない住民の会」は私的な組織であり何の権限もない。作業員の「止められる権限はない」はその通りである。しかし、ヘリパッド建設を阻止することしか頭にないテロリスト男性には作業員の正当な主張は通用しない。作業員がゲートに入るには男性の車を移動するしかなかった。
しかし、被害者は車を破損された男性となり作業員は加害者ということになる。作業員に引きずられ、背中や膝に傷を負った一緒に抗議していた男性2人も被害者となる。男性は被害届を出すか検討しているという。

男性は、
「工事を強行するむちゃくちゃな政府の姿を見て、作業員は何でもやっていいと勘違いしているのではないか。住民と作業員の対立を生ませる構図自体が異常だ」
と政府の姿勢を批判した。
 これがテロリストの理屈である。工事は計画的に進めているし、計画については県にもちゃんと報告している。工事は普通に進めているのであって強行ではない。
作業員はゲートに入るために仕方なくやったのである。ゲートに入れないために何の権限もないのに勝手に車2台を並べた男性のほうが違法行為をしているしむちゃくちゃである。
 男性は住民というよりテロリストである。テロリストの弾圧に抵抗したのが市民である作業員である。対立を生ませる構図の原因をつくっているのはテロリスト男性であり、異常はテロリト男性である。

 依田啓示氏と作業員は市民の自由と生存権を弾圧したテロリストと闘ったのである。
 安波、高江のヘリパット建設を巡る闘いはテロリスト集団の弾圧に対する市民の権利を守る闘いである。

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沖縄・日本に本当の反戦・平和運動なんて存在しない




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沖縄・日本に本当の反戦・平和運動なんて存在しない
 「軍隊が存在するから戦争が起こる。世界平和のためには世界中から軍隊をなくすべきだ」
というのが反戦・平和運動の主張である。そして、戦争に反対する大きな理由は「戦争で争いに関係のない子供や女性が殺される」である。沖縄で行われている反戦・平和運動もそれを主張し、米軍基地撤去運動を行っている。威力業務妨害や公務執行妨害・傷害、器物損壊の罪で起訴された山城氏は沖縄反戦平和運動センターの議長である。
しかし、山城議長やヘリパッド建設反対、辺野古基地建設反対運動をしている連中は米軍の活動に反対しているだけで、世界の子供や女性が犠牲になっているあらゆる戦争に反対してはいない。
 それが如実に出たのが、米軍がシリアにミサイル攻撃にした時に「なぜ人の国を破壊するのか」と抗議したことである。
 米軍がシリアをミサイル攻撃したのは「(猛毒の)サリンのような神経剤」(高官)が投下され、現地からの情報では、80人以上が死亡、350人が負傷したからである。シリア軍が本当に化学兵器を使ったかどうかがはっきりしないのに米軍がシリアを攻撃したことが問題になっているが、そんなことは大した問題ではない。反戦平和運動家にとって大きな問題は化学兵器で罪のない子供や女性や男性が殺されたことである。そのことに激しい怒りと悲しみが込み上げてくるのが反戦平和運動家であるはずである。ところがキャンプ・シュワブの反戦平和を主張して辺野古基地建設に反対している「市民」は化学兵器による住民の殺戮に対して怒りも悲しみもなく、米軍のミサイル攻撃に「なぜ人の国を破壊するのか」と米軍を非難したのである。
 沖縄の反戦運動家は米軍がアフガニスタンに進攻した時も米軍が罪のない子供や女性を殺害していると非難し、アフガンを武力支配しているターリバーンが罪のない住民を弾圧殺害していることを無視した。イラクもそうである。アフガンもイラクも米軍によって武力支配者を排除し、議会制民主主義への道を歩き出している。

沖縄には本当の反戦平和運動は存在していない。存在しているのは反戦平和をカムフラージュにした反米主義である。
彼らは米軍の起こす戦争だけに反対して米軍を非難するだけである。他の戦争には無関心である。シリアで化学兵器が使われて多くの子供や女性が殺されても関心がないから怒ったり悲しんだりしない。関心があるのは米軍の行動だけであるから米軍がシリアを攻撃したから、米軍を非難した。
沖縄の反戦平和運動は反米軍運動であって本当の反戦平和運動ではない。本当の反戦平和運動であるなら全世界の戦争に反対し、戦争が起こらないためには単純に軍隊をなくせばいいと考えるのではなく、もっと深く追及して戦争はどのような国と国が戦争をしているかまたどのような国と国は戦争をしていないかを調べていって、反戦平和運動を進化させていくべきだ。

米国は朝鮮、ベトナム、アフガン、イラクで戦争をしたが相手は北朝鮮、北ベトナム、ベトコン、ターリバーン、フセイン独裁国家などであった。米国は日本、フランス、ドイツ、イギリスなど議会制民主主義国家と戦争をしたことはない。そして、議会制民主主義が定着した国同士が戦争をしたこともない。それは戦後の歴史が証明している。軍隊を持っているいないに関係がなく、議会制民主主義国家の間では戦争はしなかった。これからもしないと断言できる。
世界のすべての国が議会制民主主義国家になれば戦争はなくなる。真の反戦平和運動は議会制民主主義運動になっていくべきである。

残念ながら、沖縄には本当の反戦平和運動は存在しない。存在しているのは反米軍運動である。反米軍運動は反米主義とつながり、反米主義は反資本主義とつながり、反資本主義は共産党・社民党・革マル・中核派のマルクスレーニン主義つまり暴力革命による共産党一党独裁の社会主義国家樹立運動につながっている。
そんな偽の反戦平和運動は議会制民主主義国家日本では発展しない。するはずがない。
反戦平和の名の元に展開したヘリパッド建設阻止運動であったがヘリパッドは予定通り建設された。辺野古飛行場建設も着実に進み完成するだろう。

沖縄だけでなく日本には本当の反戦平和運動は存在しない。偽の反戦平和運動が存在するだけだ。そして、その運動はイテオロギーに凝り固まった連中の小さな運動であり続けるだけである。
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シリアへのミサイル攻撃を非難するキャンプ・シュワブの市民に怒りが込み上げてくる




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シリアへのミサイル攻撃を非難するキャンプ・シュワブの市民に怒りが込み上げてくる

シリアで4月4日、民間人に化学兵器が使われ死者はこれまでに70人、数百人が手当てを受けている。多くの子供が犠牲になった。米国は化学兵器を使ったシリア軍の空港をミサイル攻撃した。このことに対して、キャンプ・シュワブで新基地建設に反対して座り込んでいる市民は、米国によるシリアへのミサイル攻撃を伝える新聞記事を掲げ「なぜ人の国を破壊するのか」などと英語で抗議した。あきれてしまう。この市民は化学兵器によって子供を含んだ70人が死んだことよりも米軍がシリアの軍事空港をミサイルで破壊したことを非難するのである。
「金はひととき、悲しみは200年」と書かれたプラカードを掲げているというが、化学兵器によってなんの罪もない70人の子供や大人が死に、数百人が治療を受けているという現実に彼らは平気である。なにが悲しみは200年なのだ。彼らには人の命を尊く思う気持ちはない。だから70人の死よりも米軍のミサイル攻撃を非難するのである。彼らに人権、民主主義の思想はない。あるのは反米主義だけである。反米主義だから辺野古の基地建設に反対するだけであり、普天間飛行場による宜野湾市民の命の危険、騒音被害についてはなにも問題にしないのだ。彼らは宜野湾市民の命の危険性や騒音被害に平気である。ただひたすら辺野古基地建設反対をするだけである。70人の死を無視した「なぜ人の国を破壊するのか」に怒りが込み上げてくる。


結婚記念日、妻も双子も失った シリア生存者が被害証言

朝日新聞デジタル 4/10(月) 11:56配信
結婚記念日、妻も双子も失った シリア生存者が被害証言
化学兵器とみられる攻撃後、双子を抱きしめるアブドルハミド・ユセフさん(親族提供)


 米国のトランプ大統領がシリア・アサド政権軍へのミサイル攻撃に踏み切ったのは、同政権軍が反体制派支配地域で化学兵器を使った疑いが浮上したためだ。化学兵器が使用されたとされる4日朝、北西部イドリブ県の現場では何が起きていたのか。被害を受けた住民が、トルコで当時の状況を証言した。(トルコ南部イスケンデルン=渡辺丘)

 4日午前6時半すぎ、シリア北西部イドリブ県の南部ハーン・シェイフン。生後9カ月の双子の父親で、農業アブドルハミド・ユセフさん(29)は、自宅から約20メートルの場所で爆撃を受けた。地震のように家が揺れた。妻のダラルさん(24)と双子のアフマド君、アヤちゃんを連れて屋外に出ると、2度、爆発音が響いた。数分後、約50メートル前の路上で住民が次々に倒れた。

 双子を妻に預けて助けに向かうと、20~30人が口や鼻から泡を出していた。「化学兵器だ」と叫ぶ人もいた。近くにある兄弟の家に向かうと、兄弟の妻が顔をスカーフで覆った状態で亡くなっていた。有毒ガスから身を守ろうとしたのかと思った。

 ユセフさんもめまいがし、気を失った。その6時間後、搬送された地元の病院で目覚め、妻と双子を含む親族25人が亡くなったと知らされた。

 4日は2度目の結婚記念日だった。「子どもたちは甘えん坊で、畑に行くときはいつも私の肩に乗り、しがみついていた。私だけが生き残り、とてもつらい」と声を振り絞った。
.
朝日新聞社

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嘘をつくのが一流であるジャーナリスト金平茂紀を批判する




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嘘をつくのが一流であるジャーナリスト金平茂紀を批判する
TBS報道記者、キャスター、ディレクターの金平茂紀が沖縄タイムスのワジーワジー通信で、沖縄の米軍基地建設反対運動のリーダー的存在である山城博治氏の保釈と、そこで考えなければならないこの国の司法の「変質」をテーマに書いている。彼はTBS報道記者でありながら大嘘つきである。2016年10月に出版した「あなたたち沖縄をもてあそぶなよ」の「事実隠蔽の一流ジャーナリスト金平茂紀」「隠ぺいした後に大嘘をつく一流ジャーナリスト金平茂紀」で彼が大嘘つきであることを書いた。「事実隠蔽の一流ジャーナリスト金平茂紀」で彼が嘘つきであるのを書いたが、その時にあつかったのが今度のワジーワジー通信で扱っている同じ人物の山城議長についてであった。今度のワジーワジー通信を批判する前に「事実隠蔽の一流ジャーナリスト金平茂紀」で書いた内容を紹介する。

 山城議長はキャンプ・シュワブのゲートの進入禁止のイエローラインを超えた容疑で逮捕された。しかし、金平氏はワジーワジー通信で「山城さんは、抗議行動をしていたメンバーらにイエローラインの内側に入らないように自制を呼びかけていたところ、警備員がやってきていきなり山城さんを後ろから押し倒し、その後両足を持ち上げて体を引きずって(まるで重いごみ袋を引きずるようなモノ扱いにして)身柄を拘引(けんいん)し、続いて米海兵隊兵士が金属製の手錠を後ろ手にかけて、基地内敷地にしばらく放置した」と書いて、山城議長はイエローラインの内側に入っていないのに逮捕されたと書き、米軍直属の警備員による行動は、常軌を逸した形だったと述べている。そして、山城議長が逮捕されるようすを「本紙北部支社の浦崎直己記者がこの一部始終を目撃していた」と述べ、浦崎記者は携行していたデジカメで何枚かのシーンを撮影したとも述べている。
 金平氏は山城議長はイエローラインを超えなかったのに逮捕されたということをまるで事実であるように書いた。しかし、山城議長が逮捕される様子の映像がユーチューブで流れた。 
  

1の写真では、山城議長はイエローラインを超えて、イエローラインを超えたから逮捕しに来いと手招きをしている。2で警備員がやってきたのでイエローラインから出た。山城議長はイエローラインが侵入禁止ラインであり、内側に入れば逮捕されることを知っていた。そのことが分かる写真である。
 警備員と山城議長が対峙していることを見た多くの反対派が駆けつけて、イエローライン内で激しくもみ合う。それが3の写真である。山城議長は興奮している反対派に落ち着くように呼びかけるが、その時も山城議長はイエローラインの内側に立っている。この写真の直後に警備員は山城議長を逮捕する。


ユーチューブで公開した映像を見れば山城議長がイエローラインを超えたから逮捕されたのははっきりと分かる。映像は嘘つかない。しかし、文字は嘘をつく。
金平氏はTBS記者がデジカメで山城議長が逮捕された時に現場に居て一部始終を見ていたしデジカメで撮ったと述べている。であるならば写真にもイエローライン内に居る山城議長が逮捕される様子が写っていたはずである。TBS記者から逮捕される様子を聞いた金平氏はイエローライン内で山城議長が逮捕されたことを知っていたはずである。知っていながら山城議長はイエローラインに入っていないのに逮捕されたと金平氏は新・ワジワジー通信に書いたのである。本当のことを知っていたにも関わらずもっともらしい嘘を書いたのである。
それだけではない。ユーチューブにイエローラインに入った山城議長が逮捕される映像がアップロードされた時には「後日、米軍のカメラで撮られた映像が外部に流出した。いや、この表現は不正確なので言い直せば、(この原稿の校正段階で発覚した事実だが)米海兵隊政務外交部次長ロバート・エルドリッジ氏が利害関係を同じくする第三者に映像を提供し、それがネット上にアップされた。その動画は、念入りに編集されたもので、ある意図を感じさせる代物だ。エルドリッジ氏は流出の責任を問われ、事実上解任された」とあたかも山城議長がイエローラインに入っていないのに入ったように編集した映像であるように述べて、山城議長がイエローラインに入った事実を隠ぺいしている。TBSキャスター金平茂紀は事実を伝える精神に欠けたイデオロギー報道人である。
金平茂紀氏の新・ワジワジー通信(24)「沖縄で進行する共謀罪的捜査 長期勾留と『予防拘禁』の類似性」も嘘にまみれた内容である。

金平茂紀氏のワジワジー通信を読むと彼は報道人であるよりも左翼思想家であるのではないかと思ってしまう。彼は山城議長が拘留されている間に現場では何が起きたのかと問いかけ、東村高江では米軍用のヘリパッド建設が力づくで完了したと述べている。
4基のヘリパッド建設場所は東村高江ではない。国頭村安波である。そして、国頭村長と東村長はヘリパッド建設を容認している。

2016年07月31日のブログでそのことを詳しく説明してある・
建設するのは高江ヘリパッドではない安波ヘリパッドだ

建設阻止運動していたのはほとんどが地元の人ではなかった。金平氏は反対派市民を機動隊がごぼう抜きにしたと述べているが、反対派は県道に座り込んで車が通れないようにした。機動隊は県道に座り込んでいる反対派を排除したのだ。当然の行為をしたのである。
機動隊として当たり前のことをしたことに力づくという言葉は当てはまらない。

金平氏の思考は戦後の日本国家に対して根本的な間違いをしている。戦後の日本は議会制民主主義国家になった。20歳以上の男女の普通選挙で議員が選ばれ議員が政治を行う国家になった。もし、共産党が議会の過半数を握れば共産党が政権の座について政治を行うことができるのが議会制民主主義である。共産党が政権の座に座ったことがない原因は選挙で過半数の座席を確保できなかったからだ。
旧社会党は政権の座についたことがあるし、前民主党も政権の座についたことがある。自民党が政権の座についた年数が長いのは選挙で過半数の議員になった年数が長いからだ。つまり国民が自民党を支持する年数が長いからだ。もし、自民党ではなく共産党を国民が支持する年数が長ければ共産党が長い間政権の座についていた。
日本が議会制民主主義国家であることを認識していないのが金平氏である。金平氏は山城議長の長期拘留は、彼が非転向を貫く米軍基地建設反対運動の象徴的存在であるからだと言い、それを裏付ける種々の事象があると述べている。
山城議長のように4つの容疑で拘留され、黙秘を続けた場合は長期拘留は普通に行われていることであり、山城議長が特別に長いということではない。しかし、金平氏は戦前には「予防拘禁」という仕組みが合法的制度として存在していて、社会運動を弾圧する法律として治安維持法があり、この法律に違反したとして摘発された受刑者のうち非転向、あるいは転向が不十分だとみなされた者は、「再犯のおそれあり」として出獄を取り消し勾留し続けることができる制度が「予防拘禁」だったと述べ、山城議長は非転向を貫いたから長期拘留されたと説明している。そして、沖縄ではプレ「共謀罪」捜査が先取りされているというのである。

多くの人は治安維持法について知らないだろうし、転向非転向についても知らないだろう。だから、金平氏の説明を信じてしまう。戦前の国家は共産党員を認めていなかった。共産党はロシア革命のように日本でも暴力革命で国家を倒して社会主義国家を樹立するのを目的に設立した政党である。国家を暴力で倒そうとしている政党を容認することができるはずがない。だから国家は共産党員と分かれば逮捕して、共産主義を止めることを強要した。そのためには拷問もやった。拷問に耐えられないで共産主義を止めた党員は多かった。共産主義を止めることを転向といった。
私が好きな詩人に中野重治がいるが、彼は拷問に耐えられないで転向をした。戦後に再び共産党員になるが彼は転向したことを悔やみ悩んだ。転向をしないで戦後まで拘留された共産党員もいたし、小林多喜二のように殺された共産党員もいた。沖縄でも東村議員で共産党の高江の伊佐真次氏の祖父は、戦前特高稀有札に逮捕され、福江不明になったという。

金平氏は戦前の共産党や無政府主義者の弾圧と山城議長の長期拘留を重ねているが、戦前と戦後では内容が全然違う。山城議長は戦前のように思想を理由に逮捕されたのではない。米軍北部訓練場内の有刺鉄線を切ったという器物損壊、公務執行妨害、傷害、威力業務妨害の容疑で逮捕された。戦後の日本は思想信条の自由が保障されている。思想を理由に逮捕することはない。山城議長は違法行為をしたから逮捕されたのである。
苦笑してしまうのは金平氏が米軍基地建設反対の思想で逮捕したように書いていることである。その程度の思想なら戦前も逮捕はしなかっただろう。共産党は暴力で国家を倒す思想であったから逮捕したのである。山城議長の米軍基地建設反対と共産主義では全然思想ランクが違う。戦前なら米軍基地建設反対思想なら逮捕をしなかったが共産主義なら逮捕した。戦後は米軍基地建設反対思想でも共産主義でも逮捕しない。
山城議長を逮捕したのは思想が原因ではない。警察は4つの違法行為の容疑で逮捕したのである。検察は違法行為を認めるか否かを問うことはあっても山城議長に思想的な転向を求めることはない。山城議長は容疑を容認も否定もしないで黙秘をしている。黙秘をすれば公判まで釈放されることはない。山城議長の長期拘留は黙秘をしているからであり、原因は山城議長にある。

共産党は戦後になって宮本顕治、徳田球一など多くの共産党員が釈放されたが、徳田球一を中心とした主流派が暴力革命を目指して立ち上がり、警察官などを殺害した。そのために昭和27年(1952年)に破壊活動防止法が制定された。
現在、左翼関係としては日本共産党など、右翼団体としては大日本愛国党など七団体、外国人在留者団体としては在日本朝鮮人総連合会が破防法の調査対象となっている。
2段階革命を目指している共産党は破防法の調査対象となっているが、社民党であり米軍基地建設に反対している山城議長は調査対象になっていないだろう。

山城議長の逮捕・長期拘留を戦前の治安維持法や「予防拘禁」と関連づけるのは強引であるし、馬鹿げている。

笑うしかないのが金平氏の妄想である。「僕は長年の記者取材経験からわかるのだが、公安警察や公安検察のなかには、想像力がとてつもない奇形的な膨張を遂げてしまった人々が存在していたりする」と妄想する。たとえ、そのような人々がいてもそれは一部の人たちであり彼らの思う通りにならないシステムになっているのが現在の警察である。
ところが金平氏はそのような人々が、押収物からメールやラインなど会員制交流サイト(SNS)での通信記録を細かく掌握しチャートを作成していき、彼らは、米軍基地建設反対運動を、山城氏を「首謀者」とする壮大な犯罪組織に見立てて「一味」が事前に「共謀」してあのような大反対行動を企てているのだという図式をつくり、まるでアルカイダかイスラム国に対するような扱いがとられてしまいかねないのだと述べている。ひどい妄想である。
もし、たかが米軍基地建設反対している弱小な運動をアルカイダやイスラム国のように扱う公安員がいたなら、その公安員は、「お前の妄想は幼稚すぎる」と笑われるだろう。 

金平氏の妄想は進み、「沖縄ではプレ「共謀罪」捜査が先取りされている。これは憲法のもとにある民主主義国家においてあってはならない、司法の「変質」を象徴する動きである」と締めくくっている。
辺野古基地建設反対運動は集まる人数は少なく規模の小さいしかも老人の多い反対運動である。老人が多いので反対運動としてはひ弱いものである。機動隊は排除する時に老人をいたわるように丁寧にやさしく扱っている。こんな反対運動に戦前の治安維持法は必要ないし、「共謀罪」捜査も必要がない。金平氏は妄想を膨らましてキャンプ・シュワブの運動が政権も危機感を感じるような反対運動に見せたいだろうが、現実は違う。政権にとっては恐れる必要がない虚弱な反対運動でしかない。
3月25日にはキャンプ・シュワブ前で、国会議員6人に翁長知事が参加した県民集会を開いたが1000人をわずかに超える人数しか集まらなかった。国会議員と県知事が参加してもわずか1000人である。基地建設反対運動が規模の小さい運動であることが分かる。県民集会をでかでかと新聞の一面に掲載して大騒ぎしているのは沖縄2紙だけであって、県民はちっとも騒いでいないというのが現実である。

保釈された山城議長について言えば、逮捕される前の猛々しい山城議長とは180度といってもいいくらいに変わっている。彼は条件つきの保釈であり、反対派と会うことは禁じられているし、反対運動の先頭に立つことも禁じられている。違法行為を平気でやった山城議長だから保釈条件に噛みついて自由に行動して再逮捕されることも考えられたが、山城議長は保釈条件をちゃんと守っている。逮捕前の猛々しさの面影は消えて、法律に従順になっている山城議長である。

「予防拘禁」、治安維持法非転向、転向、共謀罪法案法、民主主義国家等々の難しい言葉を羅列してもっともらしい嘘の理屈を展開するのが金平茂紀氏である。
金平氏は「沖縄ではプレ「共謀罪」捜査が先取りされている」と述べている。日本国家が戦前に戻ってしまうようなことを述べているが、彼の論は安部政権を前提にしている。日本は議会制民主主義国家であり、選挙で国会の過半数を握った政党が政権を握る仕組みである。もし、民進党議員が国会の過半数を握れば民進党政権になるし、共産党員が過半数を握れば共産党が政権を握る。金平氏は民進党や共産党が政権を握っても日本国家は戦前回帰をするというのだろうか。それなら議会制民主主義国家は本質的に戦前回帰をする性質であるということになり金平氏の論は正しい。しかし、金平氏は民進党や共産党が政権を握っても戦前回帰をするとはいっていない。安倍政権だから戦前回帰をすると述べているのである。
安部政権は神が命じたのではない。国民の選挙で自民党が国会の過半数を握り、国会議員の支持で安倍政権が誕生した。安倍政権が誕生した原因は民進党や共産党の政策が自民党の政策以上には国民に支持されなかったからである。もし、民進党、共産党の政策が国民に支持されていたら安部政権はなかった。安倍政権の存在する最大の原因は安部政権の政策より優れた政策をつくれなかった民進党、共産党の政策にある。

戦後自民党政権が続いた最大の責任は共産党にある。共産党は現在でも110万人が赤旗を取っているように政党としての組織力は大きい。党員も多い。ところが共産党は破防法をつくった原因になったくらいに暴力革命主義である。未来に暴力による社会主義革命を目指している政党であるから議会制民主主義国家を認めていない。選挙に立候補を出して議員を増やしているのは社会主義革命実現のための党員増のためだ。共産党の活動は全てが社会主義革命実現のための活動であるから国民が支持する政策をつくって国会の過半数を握り政権党になることは考えていない。だから、他の政党と一緒になることはない。旧社会党時代でも、共産党は議会主義である社会党とは一線を画していた。原水禁組織は共産党系社会党系に分かれていたし、労働組合も分かれていた。
共産党は他の政党のように合流はしない。民主党が維新の党と合流して民進党になるようなことは共産党は絶対にしない。

労働者の生活や権利を豊かにする政策を打ち出せない共産党や旧社会党や旧民社党などに不満を持った労働組合は日本労働組合総連合会(連合)を結成した。そして、政党の下部ではなく政党から自立して労働者の利益を優先するようになった。政策が労働者の利益になるなら自民党でも支持するのが連合である。共産党系労働組合としては労連がある。労連の組合員数55万人であるが連合の組合員数は約675万人である。連合のほうが圧倒的に多い。労働者を資本家の搾取から解放し労働者階級のための社会にするのが共産主義である。共産党は共産主義であるから労働者の支持が高いはずであるが現実の共産党は労働者の支持が低い。労働者の支持を得るための政策をやらないから支持が低いのだ。
民進党にしても労働者の支持率が低い。むしろ、安部政権のほうが支持率は高くなっている。理由は安部政権は日本の景気をよくし、労働者の賃金を上げる努力をしているからだ。

金平氏が山城議長の逮捕・長期拘留を取り上げ、戦前のようにあらゆる社会運動を弾圧する方向に国家が向かっているようにいい、沖縄にはプレ「共謀罪」捜査が先取りされているといい、このことは憲法のもとにある民主主義国家にあってはならないと安部政権を批判することができるのは、金平氏が日本の議会制民主主義を無視し、民進党や共産党などの自民党以外の政党が自民党以上の国民が支持する政策を出せない現実を客観的に認識していないからである。

金平氏は報道人である前に反自民党イデオロギーの人間である。だから安部政権が右傾化して戦前回帰の政治になると読者を反安部政権派にしようとするのである。そのために嘘をつき続けるのである。最低のジャーナリストである。


追記

戦後、自民党が政権を握り続けた最大原因は共産党にある。共産党は議会制民主主義を否定している。否定する理由は、「政治家を選挙で選べば労働者を搾取しているブルジョアジーが当選して政治運営に参加するようになる。そうなれば労働者解放の政治ができなくなる。だから、ブルジョアジーを参加させるような選挙制度であってはならない。政権は共産党一党独裁でなければならない」といってロシアを共産党一党独裁国家にしたレーニンの教えを日本共産党は守っているからである。共産党は資本主義社会を否定している。だから共産党は資本主義社会である米国家も日本国家も否定している。資本主義社会を豊かにする政策には全て反対している。労働者の生活を豊かにするような経済発展を目的にした政策であっても共産党は反対するし、そんな政策を出すこともしない。だから、多くの労働者は共産党に失望し支持しないようになった。しかし、共産党系の労働者は55万人もいる。組合員の多くは民間労働者ではなく教員などの公務員である。

社会主義国家を目指している唯一の政党である共産党は他の政党と一線を画し、全国の都道府県の選挙区に立候補を立てた。革命を成就するには全国隅々まで共産党支持者を確保する必要があるからである。しかし、そんな戦術で落選者が続出し莫大な選挙資金を使う割には効果はないことを痛感するようになった。すべての選挙区に立候補を出すことに限界を感じた共産党は、沖縄で翁長知事と共闘して成功したことで他の政党と選挙で共闘するのを考えるようになった。しかし、他の政党と共闘するとしても社会主義国家を目指しているのは少しも変わらない。野党が少数である間は問題は起こらないだろうが、多数になり政権を握るようになると共産党と他の政党の対立は激しくなり分裂するだろう。
民進党は社民党や自由党と共闘するのはそれほど問題ではないが共産党と共闘するのは問題である。将来を考えれば共闘しないほうがいい。

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香山リカがチャンネル桜「沖縄の声」を提訴した。今後は徹底して彼女を批判していく




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香山リカがチャンネル桜「沖縄の声」を提訴した。今後は徹底して彼女を批判していく

香山リカという女性がチャンネル桜「沖縄の声」を提訴したということが手登根安則死のフェイスブックに掲載された。香山リカのブログを見ると2017年3月30日 18時のブログに「ご報告 チャンネル桜「沖縄の声」を提訴しました」と「沖縄の声」を提訴した理由を書いてあった。

 香山リカとはどんな女性なのか。もしかするあの写真の女性ではないだろうかと思いながらグーグルで香山リカの写真を探すと私が予想していた女性であった。
その写真がこれである。



「先日(2015年1月10日)のデモで香山リカが狂態を演じた。
こんな人物が大学教授やBPO委員をしているなんて信じられませんね」と写真の女性の名前を書いてあったのでなんとなく名前を憶えていた。こんな目立ちたがり屋の活動家に興味はなかったので彼女については写真を見ただけで調べることはしなかった。
 その香山リカがチャンネル桜「沖縄の声」を提訴したというのである。どうせ大した内容ではないだろうと思いながら彼女のブログを呼んだ。予想通りの内容であった。それに彼女は「沖縄の声」を提訴したのではない。それなのに「沖縄の声」を提訴したと述べてる。まあ、おおざっぱで小ブルジョア的な人間だから当然なことと言えば当然である。彼女の文章を全文紹介する。


みなさまへ
いつも私の連載や書籍を読んでいただき、ありがとうございます。

本日はこの場でお知らせをさせていただきます。

このほど私は、株式会社日本文化チャンネル桜(以下「チャンネル桜」)と、同社のコンテンツである「沖縄の声」のキャスターの栗秋琢磨氏、平原伸泰氏、鉢嶺元治氏について、東京地方裁判所に訴えを提起しました。

2016年10月27日にインターネットで配信された「【沖縄の声】ヘリパッド反対派を初起訴、香山リカのツイートが法に触れる可能性あり」というタイトルのコンテンツで、栗秋琢磨氏は私の勤務先である診療所に「医師法の違反が疑われて監査が入った」「千代田の保健所から監査が入った」「担当者の方によると、あのね、ノリノリ」「行政処分くらう可能性がある」といった発言を繰り返しました。

私に対する誹謗中傷やデマの拡散はいまに始まったことではなく、これまで無数に繰り返されてきたことですが、今回、あえて栗秋氏ら3名とコンテンツの運営母体である「チャンネル桜」を提訴することにしたのは、ふたつの理由があります。

ひとつは、今回の発言は「医師法違反」という私の正業である医業に直接、かかわる内容であったこと。たとえそれがデマだとしても「医師法に違反している医師」という評判が拡散され、定着していけば、今後の私の医師としての評価が大きく下がり、いま担当している患者さんたちにも迷惑がかかることは明らかです。

そしてもうひとつは、これらの発言が「チャンネル桜」というマスメディアが制作した「沖縄の声」という情報番組のメイン・コンテンツの1つとして行われたことです。

マスメディアが制作した情報番組においてコーナーを作って取り上げる話題については、スタッフがきちんと裏取りをしているとの信頼がありました。だからこそ、視聴者は、そこで出演者が語った内容を信じてきたのです。しかし、最近は、自分たちと相反するイデオロギーを有している人々を貶めるために、SNSに匿名で投稿された内容を裏取りもせずに取り上げたり、自分たちで適当に事実をでっち上げたりということがしばしば行われるようになってしまいました。「沖縄の声」の別の回で栗秋氏が(辺野古への基地移転への反対派は)「朝鮮人だらけ」と口にしたり、東京MXの番組「ニュース女子」が高江へのヘリパッド建設に反対する市民らについて5万円の日当をもらっていると報じたりしたことは記憶に新しいところです。


今回、私が提訴に踏みきったのは、このような番組がどのように作られていくのかを明らかにし、ひいては、「沖縄の声」などで取り上げられているような、市民を貶める内容のデマには何の根拠も実態もないものであることを明らかにするためです。
しかし、小倉弁護士の言葉を借りれば「カジュアルな極右勢力」が思いつきや誰かへの悪意、あるいはウケを狙ったビジネス目的で好き勝手なことを言い、真剣に生き、発言し、活動する人を傷つけたり貶めたりしている現状を、何としても変えて行かなければなりません。今回の提訴がその一助となることを願っています。

これからの法廷の予定については、またみなさまにもお知らせします。

第1回口頭弁論期日は、5月11日(木)11時(東京地裁)です。応援よろしくお願いいたします。

香山リカの紹介
香山 リカは、日本の精神科医、臨床心理士、評論家、リベラル活動家、ピースボート水先案内人。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。 「香山リカ」はペンネーム。本名非公開。黒縁眼鏡がトレード・マーク。ミュージシャンの中塚圭骸は実弟である。
生年月日: 1960年7月1日 (56歳)
生まれ: 北海道 札幌市

 香山リカが東京地方裁判所に提訴したのは株式会社日本文化チャンネル桜と、「沖縄の声」のキャスターの栗秋琢磨氏、平原伸泰氏、鉢嶺元治氏の3人である。「沖縄の声」全体を提訴してはいない。ところがブログの題名は「ご報告 チャンネル桜『沖縄の声』を提訴しました」と「沖縄の声」を提訴したと書いている。「沖縄の声」は提訴された三人だけが放送している番組ではない。手登根氏、我那覇氏、江崎氏等々多くの人が出演している。そして、彼らはそれぞれが自己責任の元に番組をつくり放送している。
 ところが香山氏は「沖縄の声」をSNSに匿名で投稿された内容を裏取りもせずに取り上げたり、自分たちで適当に事実をでっち上げたりする番組であると決めつけ、「沖縄の声」の放送は市民を貶めるようなデマは何の根拠も実態もないものであると非難している。栗秋琢磨氏、平原伸泰氏、鉢嶺元治氏の3氏に対する非難であれば私とは関係がない。3氏が法廷で香山氏の主張と争えばいい。しかし、香山氏はブログで「沖縄の声」を非難している。つまり私や他の出演者も非難しているのである。それは「沖縄の声」キャスター全員への非難である。私は根拠と実態を根拠に放送しているのであり彼女に非難されるいわれはない。他のキャスターも同じであるだろう。彼女は「沖縄の声」を侮辱したのである。許せるものではない。
 「沖縄の声」を侮辱した香山リカをキャスター・スタッフ全員で提訴するべきだと思う。

 青山リカは精神科医であるという。若い頃はフロイトの精神分析学に興味があった。

 ある女性が夫の浮気に悩みノイローゼになったが、調べていくと夫は浮気をしていなかった。彼女が夫の浮気の妄想が強くなっていった原因は彼女の心の奥には浮気願望が強く、その浮気願望の罪意識を軽くするために無意識に夫が浮気していると思い込むようになったのである。

 ある女性がセックスを苦痛に感じていた。その原因はセックスは子供を産むための行為であり、快楽を感じてはならないという宗教の教えを信じていた彼女はセックスの時に快楽を感じるようになった。快楽を感じることは罪であると信じていたために無意識にセックスが苦痛になった。

 等々、フロイトの精神分析学はおもしろかった。しかし、フロイトが対象にしたのは「病」にかかった人であり正常の人の精神分析をしたのではない。彼は「病」の原因を突き止めるために精神分析をしたのである。精神分析は精神の「病」に適用される学問であり、正常な人間に適用する学問ではない。この分疑点を認識しないと、精神分析学が人間のすべてを理解できる学問であると錯覚してしまう。精神分析学で人間のすべてが理解できることはないし、ましてや、社会の矛盾を精神分析学で解き明かすことはできない。社会矛盾の分析には政治学や経済学の分析もしなければならない。
 ところが香山リカ氏は自分の狭い精神医学の知識を利用して、社会や政治の分析に利用している。彼女はずいぶんと派手に活動をしてきたようであるが、彼女の政治理論は幼稚であり、彼女の意見はほとんどが跳ね返されている。それが事実である。
彼女と仲がいいのは民進党の辻本清美と社民党の福島瑞穂氏である。これだけでも香山リカのが程度の低さが分かる。

香山リカは「沖縄の声」を、思いつきや誰かへの悪意、あるいはウケを狙ったビジネス目的で好き勝手なことを言い、真剣に生き、発言し、活動する人を傷つけたり貶めたりしている「カジュアルな極右勢力」であると決めつけ、提訴した。こんなでたらめな人間を許すわけにはいけない。これから徹底して彼女を批判していくことにする。
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キャンプ・シュワブ前県民集会の糸数慶子参議員を批判する


糸数慶子参議員は読谷高校出身である。私も読谷高校出身で彼女の一期後輩である。美人であったから彼女のことを覚えている。同級生によると彼女は生徒会の副会長だったらしい。彼女が副会長であったことは覚えていない。ただ、彼女が美人であったことを覚えている。

それにしても読谷村はすごいと思う。嘉手納町、北谷町、沖縄市など読谷村以外に多くの市町村があるのに読谷村から参議員を出したのである。参議員になったのは彼女だけではない。山内徳心氏も参議員であった。彼は私が読谷高校の生徒であった時に教諭であった。
糸数慶子参議員は読谷高校の一期先輩であり、山内徳心氏は教諭であった。そして、日の丸焼却で脚光を浴びた知花昌一は同級生である。読谷村が左翼の村と呼ばれているのも納得である。しかし、読谷村で生まれ育った私には左翼の村と呼ばれるだけでは不満である。読谷村には沖縄の歴史に残る政治家が二人いた。比嘉秀平氏と屋良朝苗氏である。比嘉秀平氏は沖縄人として歴史上最初の沖縄人首長であった。また、屋良朝苗氏は沖縄の歴史で最初に選挙で選ばれた首長である。

あなたは屋良朝苗を知っていると思うが比嘉秀平という人を知らないと思う。比嘉秀平氏は沖縄が本土復帰する前の米民政府統治時代に琉球政府の初代主席になった人である。戦前は中央政府から沖縄の知事は派遣されていた。だから。戦前までは沖縄の首長は沖縄人ではなかった。沖縄人の最初の首長は琉球政府の初代主席である比嘉秀平氏である。民政府が任命したとはいえ彼が沖縄人として最初の首長である。彼は歴史的人物なのだ。
私は小学生の頃から比嘉秀平氏のことを知っていた。彼は読谷村の大木という字の出身であるが、私が通っていた古堅小学校は大木の西側にあり、大木は通学路になっていた。その大木の出身で琉球政府の主席になった比嘉秀平氏のことは何度も聞かされた。それに彼は子どもの頃に右腕を失った人である。そんな右腕のない人が沖縄のトップの政治家になったのである。大木の人々にとって彼は誇りであった。
比嘉秀平氏の経歴
沖縄県中頭郡読谷村大木生まれ。小学校時代に事故で右腕を失うも、勉学に励み、1925年(大正14年)早稲田大学文学部英文学科を卒業する。
和歌山県の高野山中学校に勤務後、約20年間の教員生活を送り、母校である沖縄県立第二中学校の教諭及び沖縄県立第三中学校の教頭を務める。
沖縄戦では県立第三中学校の学徒隊を率いたが生還。終戦後、沖縄民政府に採用されて、翻訳課長や官房長などを歴任した。
その行政手腕と英語での意思疎通ができることを買われて、1950年(昭和25年)に設けられた臨時琉球諮詢委員会委員長を務めた。1951年(昭和26年)4月に琉球臨時中央政府行政主席に就任。翌年、琉球政府が樹立され、初代行政主席に就任した。
主席在任中に軍用地問題が起き、その解決に追われる中、急死する。没後に勲三等瑞宝章を受章。

 1945年から50年までは軍政府が沖縄を統治していたが、50年からは米政府によって設立した民政府が統治するようになる。沖縄を統治した民政府は正式には米民政府という。なぜか米を抜いて民政府と呼んでいる。共産党など革新は米軍が支配しているイメージを持たすために故意に復帰前は軍政府が統治していたように言うがそれは間違っている。軍政府ではなく民政府である。民政府を軍の組織であるように言う政治家や識者がいるがそれも間違いである。米国は議会制民主主義国家であり、米軍は大統領のシビリアンコントロール下にある。米国では米軍が政治に携わることは禁じられている。沖縄の政治的な統治は米国政府が行ったのであり米軍が統治してはいなかった。私たちはこのことを認識するべきである。 
民政府は沖縄に立法院、裁判所、琉球政府を樹立して三権分立の社会をつくり、比嘉秀平氏を琉球政府の行政主席に任命したのである。民政府が目指したのは米軍が沖縄に駐留し続けることと同時に沖縄の政治・経済の発展と自立であった。琉球銀行や琉球大学などを設立して沖縄の政治・経済の自立を目指して指導をした。それに対して沖縄は米国の軍事植民地であると決めつけて反基地運動に徹底したのが共産党である。

比嘉秀平氏が沖縄人で最初の首長であるが、最初に選挙で選ばれた首長が屋良朝苗氏である。彼も読谷村出身である。読谷村から歴史的な首長が出たのはすごい。比嘉秀平氏は教員出身であるが屋良朝苗氏も教員出身である。

屋良 朝苗(1902年12月13日―1997年2月14日)
琉球政府および沖縄県の政治家、教育者。1968年11月より唯一の公選行政主席として沖縄の日本復帰までその職にあり、復帰後は沖縄県知事を2期務めた。

1902年(明治35年)12月13日に沖縄県中頭郡読谷村に生まれる。1930年(昭和5年)に広島高等師範学校(現在の広島大学)を卒業する。その後沖縄県立女子師範学校、沖縄県立第一高等女学校、台北第一師範学校、州立台南二中などで教職を勤めた。
沖縄戦後、沖縄群島政府文教部長、沖縄教職員会長などを歴任の後、1968年の行政主席選挙では革新共同候補として立候補し、保守系の西銘順治との選挙になったが、本土への早期復帰を訴えた屋良が当選し第5代行政主席に就任する。
行政主席在任中は、復帰を円滑に進めるために日米両政府の折衝などを進めていったが、その道のりは険しく、苦渋に満ちた表情をすることが多くなり、いつしか「縦しわの屋良」と呼ばれるようになった。復帰後の1972年沖縄県知事選挙で再選。1976年(昭和51年)まで、沖縄県知事として在任した。沖縄返還式典で、一部県民や活動家の反対を押し切り、天皇陛下万歳を三唱した事は一部で物議をかもした。同年の選挙にも出馬を要請されたが、本人は固辞し退任した。

比嘉秀平氏も屋良朝苗氏も教員であったが、教員だから左翼というのではない。教員出身が主席になったのは戦前の社会状況による。
明治維新で政府は四民平等を宣言したが、琉球王朝時代の影響が強い沖縄が四民平等の社会になるのは難しかった。企業を起こすのは財産があり教養もある元武士階級の層であったから、社会的地位の高いのも元武士階級の人間たちであった。農民などの身分が低く貧しい者が社会で出世するのは困難だった。しかし、軍隊と教員などの公務員は政府直属の組織であり、国が掲げる四民平等の実力主義が適用された世界であった。実力があれば出世できたのが軍隊と公務員、教員だったのである。
比嘉氏と屋良氏は貧しい家庭に生まれながら努力と実力で教育という実力主義の世界で出世したのである。彼らの実力は戦後になると民政府や沖縄の人民に認められたのである。彼らはその実力で沖縄の首長になったのである。
読谷村から二人の参議員が出るのも、また左翼の村として根強いのも比嘉秀平氏と屋良朝苗氏の存在があったからではないだろうか。

糸数慶子参議員は共産党員でもないし社民党でもない。社大党員である。

社大党は1950年10月31日、沖縄群島知事の平良辰雄と兼次佐一らによって結成された。当初は比嘉秀平(後の行政主席)や西銘順治(後の沖縄県知事)などの保守系政治家も在籍しており、幅広い階層からの支持を受けていた。社大党は沖縄で生まれた沖縄独自の政党である。読谷村は社大党支持者が多いらしい。社大党は復帰前は大きな勢力であったが、復帰すると社大党の多くの政治家が旧社会党に移り、党員は少なくなっていった。社大党は地元政党であるがゆえに共産党や旧社会党のようには左翼性は強くない。米軍に対しても反対一辺倒ではなく、時には妥協もするケースバイケースの政治をやる。読谷村の政治がそうである。キャンプ・キンザの倉庫を読谷村のトリイステーションへの要望があった時に、元共産党の後輩の村議員は反対したらしいが、村長は移設を容認した。それが読谷村であり、共産党や社民党とは違うところがある。

社大党は左翼政党として活動しているが、政党としての強烈な個性はない。

糸数慶子についてグーグルで探すとウィキペティアに彼女の紹介が詳しく載っていた。「来歴・人物」の初めの方に

1947年沖縄県中頭郡読谷村生まれ。米軍統治下で育ち、米軍基地・読谷補助飛行場で実施されたパラシュート演習で投下されたトレーラーに小学生の少女が圧殺された事件(1965年6月11日)をきっかけにはじまった米軍抗議集会に初参加。

と書いてあった。糸数慶子参議員が高校3年生で私が2年生の時である。私も米軍抗議集会に参加した。
読谷飛行場は飛行場としては使用しないで米軍のパラシュート訓練に使用していた。朝学校に行く時に、読谷飛行場の上空に大型の飛行機が飛び、次々と米兵がパラシュート降下をしていた。まるで映画のような情景だった。天気のいい日は毎日その情景を見ながら学校に行った。
65年の事故は、演習中の米軍輸送機Cー130から投下されたトレーラーが、落下地点の読谷飛行場からはずれて住宅地に落ち、自宅の近くにいた同村字親志の棚原隆子ちゃん(当時喜友名小学校5年生)の上に落ち、圧しつぶして死亡させた。私はトレーラーのパラシュート降下訓練をしていたことに驚いたが、隆子ちゃんの死は事故であり、このような事故が起こらないように米軍はやるべきであると考えたが米軍非難する気持ちはなかった。だから抗議集会に参加したい気持ちはなかったが、読谷高校の生徒は全員参加するように学校から指示があり、回りの生徒も参加に積極的だったので私も参加した。米軍基地非難だけに徹している演説に、世界情勢を知らない、心の狭い大人たちだと思い、あきれた。

糸数参議員は米軍抗議集会に参加してから米軍について考えるようになったのだろうか。そして、隆子ちゃんを圧殺する米軍に反発し、米軍は沖縄から撤去するべきであると考えるようになったのだろうか。もし、そうであれば私と糸数参議員とは米軍に対する考えが根本的に違う。
隆子圧殺にショックを受けて米軍基地はないほうがいいと思うのは純真である。しかし、米軍が沖縄に駐留しているのには政治的な理由がある。そのことを知らないで隆子ちゃん圧殺への純真な気持ちだけで米軍基地に反対するのは純真であると同時に無知である。米軍基地については世界情勢を知った上で考えるべきである。

私は小学生の時に、もし第3次世界大戦が起こると核爆弾を貯蔵している沖縄は真っ先に攻撃されるということを信じていた。だから、第3次世界大戦が起これば死ぬと信じていた。中学一年生の時にキューバ危機が起こった。テレビがなかったから親子ラジオを聞きながら私は第3次世界大戦が起こるかも知れないと恐怖した。キューバ危機が回避された時はほっとしたものである。
第3次世界大戦=核戦争が起こったことを書いたSF小説を読んだ。小説では核シェルターで生き延びた家族が地上に出ると、街は廃墟になり人間も動物も全ての生き物が絶滅していた。私は核シェルターで生き延びて生き物が絶滅した世界で生きるより死んだ方がいいと考えるようになり、中学3年生の時の学内弁論大会で第3次世界大戦=核戦争が起こったら死んだ方がいいというような弁論をやった。先生や生徒たちにはSF小説にのめり込んだ被害妄想の生徒だと思われたと思う。高校生になったら世界情勢を気にするようになった。
朝鮮戦争は北朝鮮が南朝鮮襲撃が原因だった。ドイツは東と西に分断し緊張状態が続いていた。ソ連、中国の社会主義国家と米国、ヨーロッパの国々の民主主義国家の対立があり、戦争はこの対立が原因であることを知っていた。金門海峡を挟んで中国と台湾の対立があったし、フィリピンでは共産ゲリラの襲撃が続いていた。台湾にしろフィリピンにしろ米軍が応援しなければ共産主義に侵略されるだろうと私は思っていた。 
ベトナム戦争でもし米軍が負けた時、沖縄は攻撃されるだろうかどうかを考えたこともあった。沖縄に強い米軍が駐留していれば沖縄が攻撃されることはないが、米軍が駐留していなければ中国などの国に攻撃されて占領されるというのが高校生の時の私の考えだった。
私は米軍の沖縄駐留に賛成だった。だから、トレーラー圧殺事故で,抗議を受けたアメリカ民政府のフライマス渉外局長は、交通事故と同じだと言い、沖縄紙はそれを開き直りであり、県民の怒りはさらに増大したと書いてあったが、私はフライマス渉外局長と同じ考えだった。米軍は同じ事故を起こさないように訓練のやり方を変更し、事故が起こらないように努力するべきであるとは思ったが米軍に対する怒りも米軍基地は撤去するべきであるという考えも私にはなかった。
私のように第3次世界大戦を恐れ、社会主義国家による攻撃は米軍が居るから防いでいるのだと考えていない人たちはトレーラー圧殺事故で米軍に反発し、基地被害をなくすために米軍基地は撤去したほうがいいと考えただろう。糸数参議員もその中の一人だろう。
戦争被害と基地被害には雲泥の差がある。沖縄戦ではわずか数か月で10万人の人が死んだ。しかし、基地被害では一年間で一人死ぬかどうかである。戦争被害と基地被害を同じように考えることは間違っている。基地被害を理由に米軍基地撤去を主張する人を私は世界情勢を知らない浅はかな連中だと思っていた。今でもそのように思っている。
しかし、辺野古基地建設に反対している現在の糸数参議員はは浅はかではない。むしろ、狡猾である。世界情勢を考えていないのは同じであるが、辺野古基地建設反対を正当化するために悪知恵を使っている。米軍基地撤去は純真な気持ちから始まったかもしれない。しかし、辺野古基地建設は普天間飛行場の移設が目的であり、街のど真ん中にある普天間飛行場を辺野古に移設するのは米軍基地問題以前に宜野湾市民の生命の危険や騒音被害を解消するのが目的であるから人権保護の問題であって米軍基地被害の問題とは違う。それなのに糸数参議員は宜野湾市民人権については無視し、辺野古移設は米軍基地強化が目的であると主張している。また、辺野古基地建設は大浦湾の自然を破壊すると言っている。しかし、大浦湾の一部を埋め立てるのであって大浦湾を埋め立てるのではない。埋め立てるときは土砂が大浦湾に出ないようにするから大浦湾を汚染することもない。
糸数参議員は嘘の情報を流し、嘘の情報を根拠に辺野古基地建設に反対している。辺野古基地建設に反対するのはいいが、反対を正当化するために嘘をつくのは間違っている。
純真な気持ちから米軍基地反対に立ち上がった糸数参議員であるが、難しい政治の世界で純真を貫くために世界情勢に目をつむり、純真な気持ちを貫くために嘘つきになってしまっている。残念である。
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キャンプ・シュワブ前県民集会の仲里利信衆議員を批判する




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キャンプ・シュワブ前県民集会の仲里利信衆議員を批判する


仲里利信衆議員は、1937年3月16日に沖縄県島尻郡南風原町に生まれ、幼少期に沖縄戦を体験した。沖縄県立知念高等学校、琉球大学文理学部化学科卒業した。卒業後は島ぞうり(ゴムぞうり)製造を主に手がける企業を設立し、同社代表を務める。
ゴムぞうりはなつかしい。私が子供の頃はみんなゴムぞうりを履いていた。ズックは高くて買えなかった。だから学校にもゴムぞうりを履いて通っていた。中学生になって制服とズックを履くようになった。今でも足になじんでいるのはぞうりであるのは子供の頃にゴムぞうりをはいていたからだろう。外に出るときはぞうりを履いているのが多い。病院などに行く時もぞうりである。

仲里衆議員は衆議院議員、参議院議員を務めた大城眞順の後援会事務局長を経て、1992年の沖縄県議会選挙に自由民主党公認で島尻郡選挙区から出馬し、初当選した。以後4期16年にわたり県議を務めた。2006年には沖縄県議会議長に選出された(~2008年)。仲里衆議員は沖縄自民党をけん引した人物の一人であった。
2008年の沖縄県議会議員選挙には出馬せず、政界引退を表明した。引退から4年後の2012年には、第46回衆議院議員総選挙では沖縄4区から出馬した自民党元職の西銘恒三郎の後援会長を務め、西銘は無所属の瑞慶覧長敏を破り、3年ぶりに国政に復帰した。西銘の当選後も後援会長を務めていた、

しかし、2013年11月に西銘衆議員の後援会長を辞任し、自民党を離党した。理由は西銘衆議員が衆院選で反対を訴えていた普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する姿勢に転じたためである。それまでは西銘衆議員だけでなく沖縄自民党の国会議員は、普天間飛行場の辺野古移設に反対し県外移設を主張していた。しかし、安部政権が辺野古移設を容認しない国会議員は除名すると警告したので安部政権の圧力に屈し、西銘衆議員を含めた国会議員全員が辺野古移設容認に方針転換した。沖縄自民党も安部政権の圧力に屈して、今まで固執していた県外移設一辺倒ではなく、暗に辺野古移設を容認する県外説以外の移設も認めるようになった。
安部政権の圧力に対立したのがその時の那覇市長であり自民党のリーダーであった翁長雄志氏であった。翁長雄志氏と主張が同じであった仲里氏は2013年11月に西銘衆議員の後援会長を辞任し、あわせて自民党沖縄県連の顧問も辞任して、自民党を離党し、県知事選挙で翁長氏を支援したのである。支援した翁長氏は県知事選で勝利した。
2014年11月22日には、翁長雄志沖縄県知事の推薦、日本共産党、社会民主党、生活の党、沖縄社会大衆党、緑の党そして基地の県内移設に反対して自民党を除名された「新風会」の支援を受け、「オール沖縄」を標榜し、第47回衆議院議員総選挙に沖縄4区から出馬した。かつて自身が後援会長を務めていた自民党前職の西銘恒三郎を破り、当選した。
仲里衆議員は安部政権の圧力に屈しないで本来の沖縄自民党の精神を守った政治家であると言える。いわゆる普天間飛行場の県外移設、辺野古移設反対が沖縄自民党の方針だった。その方針に仲里衆議員は固執したのである。
翁長知事が県会議員の時、辺野古移設に賛成していたが、翁長知事は15年限定辺野古基地建設に賛成したのであって、永続に辺野古基地が続くことには賛成していなかった。翁長氏の指導によって稲嶺元知事は辺野古の15年間使用を条件に辺野古移設を容認した。

沖縄自民党も沖縄革新と同じように米軍基地には反対であった。反対ではあるが沖縄のためには米軍基地からもたらされる経済効果は必要であると考えていた。だから、米軍基地存続はやむを得ないと思っていたのである。しかし、返還された那覇新都心が経済発展したのを根拠に米軍基地が全面返還されたら9155億円の経済効果あるという理論が沖縄革新から出て、沖縄自民党が政権を握っているにも関わらず県議会でその理論が承認されてからは米軍基地の経済効果を根拠に米軍基地に賛成することができなくなった。ますます、沖縄自民党の米軍基地に対する態度は沖縄革新に近くなっていったのである。
そして、普天間飛行場の県外移設、辺野古移設反対が沖縄自民党に定着していった。
翁長雄志氏は知事選に勝つためには県外移設・辺野古移設反対しかないと考えていたから県知事選に勝つために安部政権に屈した沖縄自民党を離党して辺野古移設反対で共通する共産党と手を握った。県外移設・辺野古移設反対という自民党の本来の方針にこだわった仲里氏も翁長氏と同じ道をたどった。

仲里衆議員はキャンブ・シュワブゲート前県民集会の演説で自分こそが沖縄自民党であると言った。仲里衆議員は自分こそが沖縄自民党であるという気持ちは強いかも知れない。
「ウチナーやフリムンアチケーサッティ(沖縄はバカ扱いされて)。まるで植民地じゃないですか。(安部政権の)やることなすことムルユクシムニー(なにもかも嘘だらけ)」
と述べ、こんな扱いを受けるなら沖縄は独立するぞという気構えでやらないと安部政権に勝てないと訴えた後、今の自民党県連は安部政権の使い走りである。自分こそが沖縄自民党であると言い、ウチナー自民党がウチナー島を売るようなことはしない、安部政権を倒すまでみんなでティーアーチ(結束して)頑張ろうとウチナー口を多く交えて演説した。
仲里衆議員はウチナー自民党としての自負心が強い人物である。戦後米政府が統治し、祖国復帰しても米軍基地が存在し続けてきたことと、日本政府による強引な政治が沖縄を左右してきたことに対しては反発しているだろう。その反発は沖縄革新の反日米政府イデオロギーと重なる。
共産党は復帰前から一貫して沖縄は米軍による軍事植民地であると言い続けてきた。沖縄2紙は米兵による事件・事故・基地被害を積極的に掲載し、米軍は沖縄を弾圧し損害を与えているというイメージを深化させていった。その影響は沖縄自民党にも強い影響を与えただろう。沖縄自民党も日米政府に対する気持ちは沖縄革新に近いと考えられる。沖縄自民党と沖縄革新の違いは沖縄自民党の支持基盤は中小企業であり、沖縄革新は公務員や教員であることだ。
復帰前は基地経済が中心であった。沖縄の中小企業は基地経済に頼っていたから沖縄自民党も米軍基地を認めざるをえなかったし、復帰後は日本政府による公共工事が沖縄経済を潤した。中小企業が支持基盤である沖縄自民党は自民党本部と密接な関係を保つ必要があった。しかし、それは経済的な理由であって政治思想は沖縄革新に近かったのが沖縄自民党である。
安倍政権の辺野古基地容認の圧力に屈したのが沖縄自民党であり、屈しなかったのが仲里衆議員である。仲里衆議員が自分こそが本当のウチナー自民党だといったのは沖縄の自民党思想を曲げなかったという気概からである。
しかし、仲里衆議員のウチナー自民党思想には決定的な欠点がある。それは議会制民主主義を理解していないことであり、米国も日本も議会制民主主義国家であることを認識していないことである。

琉球王朝は封建社会であり議会制民主主義でなかったことはいうまでもないことであるが、明治、大正から昭和の戦前までは中央集権政治であり、沖縄には議会制民主主義はなかった。沖縄県の知事は中央政府から派遣されたし、議会は一種の名誉職みたいなもので、なんの権限もなかった。戦前の沖縄は中央から派遣された県知事の独裁社会であった。
戦後は米民政府統治になって立法院ができて、選挙で議員が選ばれるようになった。主席は米民政府が任命していたが、立法院が選ぶようになり、1968年に初めて選挙によって主席が選ばれた。
米軍が沖縄に上陸してからの5年間は軍政府が統治した。しかし、5年後からは米民政府が統治した。米民政府は米軍の管理下にはない。米政府の管理下にあった。だから、1950年以降は米軍が沖縄を統治していたのではない。米政府が統治していたのだ。沖縄を米軍が統治していたというのは間違いである。米政府が統治していたのである。
米民政府によって沖縄は民主化されていった。「沖縄の自治は神話」といって悪名高いのがキャラウェイ高等弁務官であるが、彼の両親は上院議員であり、彼は弁護士であった。キャラウェイ高等弁務官は賄賂が当たり前の琉球銀行の幹部を処分して、琉球銀行をはじめ沖縄の金融界を健全化していった。今でいう風営法の先走りであるAサインバー制度をつくって、米兵相手のバーを健全化した。バーで蔓延していた売春がAサンバー制度によってできなくなった。それ以外にもキャラウェイ高等弁務官は政治・経済の民主化を発展させていった。だから。彼は自民党にも革新にも嫌われたのである。
沖縄は自民党も革新も議会制民主主義を理解しない状態が現在も続いている。仲里衆議員もその一人である。

仲里衆議員は安部政権は嘘つきであり嘘をつき続けるなら沖縄は独立するべきだと言ったが、安部政権は嘘つきではない。仲里衆議員と主張が違うだけである。
辺野古基地建設は自民党政府から民主党政府になり再び自民党政府になるまでの長い時間の経過の中で決まったことである。仲里衆議員は島袋名護市長の時に辺野古基地建設が政府と確約したことを知っているはずである。議会制民主主義では市長と政府が確約したのは次の市長と政府も引き継がなければならない。それが議会制民主主義である。破棄するには両者が合意しなければならない。そのことを無視して一方的に稲嶺名護市長が破棄することはできない。それなのに辺野古移設反対を掲げているのに政府が辺野古建設工事を進めるの非民主的であると稲嶺市長や革新は主張するが、民主主義のルールに則って辺野古移設は決まった。決まった後に稲嶺市長は反対しているのである。稲嶺市長の方が民主主義のルールーを破っているのだ。 
翁長知事には島袋市長と政府の合意を破棄する権利はない。仲里衆議員はそのことを知らないようである。仲里衆議員が国会議員であるならば議会制民主主義を理解し、辺野古基地建設を阻止するのにはどんな方法があるかをもう一度1から考えるべきである。

普天間飛行場を移設する目的で建設している辺野古基地に反対ならば、仲里衆議員は普天間飛行場をどうするかを考えなければならない。県外移設を主張するなら、県外移設が可能かどうかを明確にする義務がある。辺野古移設を唯一の方法であると主張している安部政権に県外移設を要求するのは間違っている。県外移設を主張するなら、自分たちで移設場所を探すべきだ。探すことができなかったら県外移設を主張する資格は仲里衆議員にはない。探すことはしないで県外移設を主張するのは無責任であり卑怯である。

普天間飛行場の県外移設はできない。国外移設もできない。閉鎖・撤去もできないのなら、辺野古移設反対を主張することは普天間飛行場の固定化を主張することである。普天間飛行場の固定化に反対しながら辺野古移設反対を主張するのは卑怯者である。

仲里衆議員が辺野古基地建設反対を主張できるのは県外移設、国外移設、閉鎖・撤去の可能性を真剣に追及しないからである。一般人ならそれでも許せる。しかし、仲里氏は選挙で選ばれた国会議員である。政治の専門家である。辺野古基地建設に反対であるならば他の方法を見つける義務がある。他の方法がないならば、普天間固定化を選択する以外にはない。他の方法を見つけることができないならば、仲里衆議員は辺野古基地建設反対を主張すると同時に普天基地固定化容認も公言しなければならない。しかし、仲里衆議員はそれをやらない。やらない代わりに沖縄独立や安部政権打倒を主張する。
沖縄独立は不可能であるし、安部政権が代わっても辺野古基地建設は続行するだろう。もし、仲里衆議員が首相になった時は、辺野古基地建設反対の声を消し、建設を進めていくだろう。なぜなら、首相であるならば普天間飛行場固定化か辺野古移設かを選択しなければならないからだ。

沖縄は戦前までは議会制民主主義はなかったし、戦後は米民政府の統治の元に民主化は進められたが、それは「外」からの統治の元での民主化であり、米軍への反発の中の民主化であった。復帰後は一気に日本の議会制民主主義の法律が適用されたが、議会制民主主義を理解していない保守政治家と日米の議会制民主主義を否定する共産党を中心とする革新政治家によって沖縄の議会制民主主義は浸透してこなかった。

北部訓練場の4000ヘクタール返還と4基のヘリパッド建設は東村長、国頭村長が容認したものであり、議会制民主主義上なんの問題もなかったのに、ヘリパッド建設反対派は県道70号線を占拠したり、建設現場に侵入して違法な阻止運動をやった。ヘリパッド建設反対派の議会制民主主義を破壊した反対運動があたかも民主主義であるように流布した。そして、辺野古基地建設も議会制民主主義ルールに則って進めてきたのに民主主義を破っているように喧伝している。沖縄には日本国家の地方自治体としての議会制民主主義体制はあるが内なる民主主義思想はない。
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キャンプ・シュワブ前県民集会の玉城デニー衆議員を批判する

次に演壇に立ったのは玉城デニー衆議員である。


玉城衆議員は、高江も辺野古も政府が作るのだから止めることはできない。あきらめたほうがいいと言った農家の人に、反対であったら、今言わないといけない。なにも言わないと政府がやっていることを認めていると思われてしまう。そうじゃないだろう。だったら反対の意志をはっきりと言うべきだ。だからみんな集まっているのだと言い、「その気持ちはあなたがウチナーンチュだつたら分かるよね」といったらその農家の人は分かると言ったと言い、玉城衆議員は「私たちの気持ちは正義です」と言い、「正義は揺るがないから行動を続けることができる」と述べた後に翁長知事を支え、うるま市長選挙の勝利を訴えた。

玉城議員は国会議員である。彼が国会議員になれたのは選挙で選ばれたからである。選挙で選ばれなかったら国会議員になれなかった。彼が国会議員になれたのは選挙で多数の票を獲得したからである。多数の票を得た政治家が国会議員にになり、国会議員の多数決で法律が決まる。議会制民主主義における正義は多数決である。人はそれぞれに自分の考えが正しいと思うし、自分の考えこそが正義と思う。百人居れば百の正義があり、100万人居れば100万の正義がある。政治は100万の正義をそのままにしていては実行することはできない。多数の正義をひとつの正義にまとめ上げて実行することができる。ひとつの正義にまとめるのが多数決である。

議会制民主主義の原理は多数決である。玉城デニー氏が国会議員になったのは選挙という多数決の原理によるものである。
県民集会で言った玉城議員の正義は辺野古基地建設反対を主張する玉城議員や集会に集まった人たちの正義であって民主主義の正義ではない。少数の正義である。辺野古基地建設反対が正義だと信じている人たちは反対運動を続けるだろう。しかし、辺野古基地建設反対が少数の正義であり続け多数の正義にならない限り、彼らの正義は辺野古基地建設賛成の多数の正義に敗北していく運命である。
玉城デニー氏は多数決の原理によって国会議員になった。しかし、国会では彼が正義とする辺野古建設反対派は少数である。国会では辺野古建設反対は正義ではない。国会で正義にするには他の国会議員を説得して辺野古基地建設反対を多数にしなければならない。しかし、玉城デニー衆議員にはその力がない。彼は国会では少数派である。彼の説得に多くの国会議員は首を横に振るだろう。
キャンプ・シュワブゲート前の県民集会では辺野古基地建設反対が正義であっても国会では正義ではない。

2006年4月7日に滑走路をV型にすることで島袋名護市長と政府は合意した。宜野座村も政府と合意書を締結した。辺野古飛行場を建設するかしないかの権利は名護市長にあるのであって県知事にはない。だから政府は島袋市長と交渉して、滑走路をV字型にすることで許可を取り付けたのである。県知事にある権利は海の埋め立てである。埋めたても仲井眞知事と政府は合意した。
最終的に辺野古飛行場建設が決まったのは民主党政権時代の2010年6月4日である。建設が決まったから防衛局は埋め立て申請をしたのである。埋め立て申請は審査の結果瑕疵がないというので2013年12月27日に仲井眞知事が承認した。
玉城デニー氏が国会議員であるならこの歴史的事実を認識するべきである。この事実を無視するならば国会議員の資格はない。

玉城議員は辺野古建設反対こそが正義だという。それは一部の正義でしかない。普天間飛行場は県外移設ができない。
県外移設ができない理由ははっきりしている。本土で普天間飛行場を受け入れる自治体はないからだ。本土では12キロ離れている無人島の馬毛島に米軍戦闘機の離着陸訓練のための飛行場建設さえ反対している。普天間飛行場を受け入れる自治体がないことははっきりしている。そんなことを知らない民主党政権時代の鳩山首相が徳之島に移設しようとしたら大反対に会い、交渉さえ拒否された。沖縄でも民間地に普天間飛行場を移設することはできない。キャンプ・シュワブが米軍基地だからなんとか移設することができるのである。
本土でも沖縄でも民間地に普天間飛行場を移設することはできない。だから県外移設はできない。私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」で、県外移設を主張する政治家は絶対に自分が県外移設場所を探すとは言わない。なぜなら、彼らは県外移設ができないことを知っているからと書いたが、出版後に誰一人として自分で探すと言った政治家は鳩山元首相以外にはいない。県外移設の先頭に立っているのが翁長知事であるが、彼は一度も自分で探すと言ったことはない。彼も県外移設はできないと知っているからだ。
県民に本当に問われているのは普天間飛行場を固定するかそれとも辺野古に移設するかの二者択一の問題である。
玉城議員が辺野古移設反対こそが正義たというのは玉城議員が歴史的事実を無視し、県外移設が可能か否かを真剣に考えない結果から生まれた正義である。真剣に考えれば普天間か辺野古の二者択一に行きつく。
今まで沖縄二紙が二者択一の世論調査をしたことがない。沖縄二紙や政治家、識者が県外説場所の検討をしたこともない。そんな状況であるから辺野古移設反対の主張が成り立っているのである。逆に言えば辺野古移設反対を正当化するために二者択一の世論調査をしないし、県外移設場所の検討もしないのだ。県民世論を操作することによって成り立っているのが辺野古基地建設反対である。

玉城デニー議員は辺野古基地建設反対を続けていくのが正義だといっている。しかし、正義の向こうに辺野古基地建設を阻止できるとは言っていない。ということは玉城議員は辺野古基地建設を阻止することはできないと言っていることに等しい。阻止することはできないが反対を主張し続けていこうと玉城議員は言っているのである。政治は実現するか否かである。実現しないことを前提に行動するものではない。ところが玉城議員は実現できないことを前提に反対運動を続けていこうと呼びかけ、それが正義だと言っているのである。
玉城議員は政治家であるとは言えない。宗教家のようである。これが沖縄の政治家である。
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