民主主義と独裁の区別ができない鈴木宗男 日本政治家の恥


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民主主義と独裁の区別ができない鈴木宗男 日本政治家の恥
 宗男議員はウクライナが戦闘を続けることで世界的な物価の上昇が起きているし、ウクライナは自前の兵器で戦えないのなら潔く関係諸国に停戦の仲立ちをお願いするのが賢明な判断だと述べてウクライナが停戦に動くことを指摘している。宗男議員の発言にインターネット上では批判の声が殺到しているという。

《主権を侵害されたので、国民が命がけでそれを防ごうとしているのにそれを他国の政治家が物価高だから諦めて降伏せよとは何事ぞ》
《物価高の原因はロシアが侵略を始めたからでしょう。日本維新の会はこういう国会議員を野放しにする政党なのでしょうか?》
《「物価が高いから降伏しろ」って、どういう政治信条を持っていればこんな人の心を無くした発言ができるのかわからない》

セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使もTwitterを更新し、次のように抗議した。

《鈴木さん、私の唇を読んでください、私たちは降伏しません。プーチンは悪そのものであり、ロシアは戦犯である。我々は、武器があろうがなかろうが、戦います。素手で戦います。なぜなら、我々は何のために戦っているのか知っているからです。それを知っていますか、鈴木さん?》

 ウクライナ国民の精神を代弁している。
家にするにはウクライナが戦争に勝つ以外にはない。


タチアナさんは最近までこの公園付近に子どもを連れてきていた二児の母親である。志願兵になり対戦車ミサイルを運ぶ任務に就いている。先日、タチアナさんはロシア軍の戦車を一台破壊した。
『私が守っているのはキエフやウクライナ、ヨーロッパだけでなく、民主主義です』

 ロシアがウクライナ侵攻をした時にウクライナ戦争は民主主義国家ウクライナと独裁国家の戦争であること。そして、民主主義が必ず勝利することを私は宣言した。

「内なる民主主義29」の最初の文章である。

国民主権の民主主義を実現するのは非常に困難である。国民には兵器もなければ資産もない。独裁国家で民主主義を目指して活動すれば弾圧される。
香港の民主主義運動は習近平独裁政府に潰された。民主派は根こそぎ排除されて民主主義運動が全然できない状態になった。

ミャンマーは選挙で大勝して議会制民主主義が実現すると思われたのに軍部がクーデターを起こして軍独裁国家になった。国民は大規模な民主運動を展開したが、

軍部の武力によって鎮圧された。

軍の銃撃によって死亡したチェ・センさん(19)である。彼女は「(撃たれて)重体になったなら、生命維持は不要です」と記したメモを携帯し、万が一の際には臓器提供の意思を示していた。死を覚悟してデモに参加していたのである。死亡時に着ていたTシャツに書かれた「すべて、うまくいく」という言葉は、デモ隊の合言葉として広がった。ミャンマー国民は臨時政府を樹立し、武器をとって軍部との戦いを始めた。

2022年2月24日、独裁国家ロシアが民主主義国家ウクライナへ侵攻した。
民間人に死傷者を出す攻撃を行い、病院、学校、住宅などの市民の建物に被害を与えている。戦時国際法に違反する無差別攻撃が行われ、その一部は戦争犯罪に当たる可能性がある。軍事行動が始まった最初の週の終わりまでに、ウクライナでは100万人以上の民間人が自宅を離れ、その多くがウクライナ国外に避難した。ロシアでは、戦争について報じた出版物を理由に、当局が複数の独立系メディアのサイトへのアクセスを遮断し、大手独立系放送局が閉鎖されるなど、当局による検閲は新たな段階に入っている。戦闘が始まった最初の週には、ロシア全土における数千人の反戦デモ参加者が徹底的に拘束された。
欧州連合(EU)とその加盟国は、ウクライナから逃れてきたすべての民間人の安全な避難ルートの確保と公正な待遇を保障するために、最大限の努力をしている。
ウクライナ市民の犠牲は増え続けており、国際社会からはロシアへの厳しい非難の声が上がっている。

ウクライナ戦争は独裁国家ロシアと民主主義国家ウクライナの戦争であるということは独裁国家ロシア、ベラルーシ、チェチェンと世界の民主主義国家との闘いであるということだ。ウクライナを世界の民主主義国家が支援している。

ウクライナ戦争が起こったことに驚いた。ウクライナ戦争はソ連時代にソ連が周辺国を支配下に置くために起こした戦争と同じである。
1991年にソ連は崩壊した。そして、ロシアは大統領、国会議員は選挙で選ぶ議会制民主主義になった。ソ連が崩壊したのだから独裁国家が支配する目的で侵略する戦争は起こらないと思っていた。
ソ連が崩壊すると、ソ連に支配されていた東欧諸国は次々と議会制民主主義なった。そして、民主主義国家になった国々(ギリシャ、トルコ、ドイツ、スペイン、チェコ、ハンガリー、ポーランド、エストニア、スロバキア、スロベニア、ブルガリア、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、アルバニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア)は民主主義国家の軍事同盟であるNATOに加入していった。

ロシアも東欧諸国も民主主義国家になったからソ連時代の侵略はないと私は思っていた。しかし、ロシアは侵略した。ソ連時代のロシアになったのである。プーチン大統領がロシアの独裁者になっていることは理解していた。2期大統領制度を変えて30年以上も居座ることができる長期大統領制度にしたのだからプーチン氏が独裁者になったことは明らかであった。このことはあり得ることであると考えていた。しかし、ロシア軍のウクライナ侵攻は予想外であった。侵攻するということはウクライナをロシアの支配下におくことである。ウクライナの大統領をはじめほとんどの政治家を排除するか従属させてウクライナを支配搾取することである。それはロシアがソ連時代のロシアに戻ったということになる。議会制民主主義になったロシアがソ連時代まで戻るのは考えられなかった。しかし、戻っていた。戻したのはプーチン大統領である。ロシアは議会制の国ではあるが民主主義の国ではないことが分かった。
昔のロシアに戻そうとしているのがプーチン大統領である。

ウクライナ戦争を民主主義と独裁の戦争という視点から追及していく。
        「内なる民主主義29」
フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相、ルーマニアのヨハニス大統領がウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。議会制民主主義国家はウクライナの民主主義を守るために連帯する。そして、勝つ。



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