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翁長知事派保守系の危機感が安慶田前副知事シンクタンク設立に
 安慶田光男前副知事が、沖縄の経済振興に関するシンクタンクを5月にも設立する方向で準備を進めていることが分かった。副知事を辞任した安慶田氏は一般市民になり、政治力は失った。副知事であった時は翁長知事の片腕として政治力を発揮していたが、翁長知事から切り離されてしまった今は無力となってしまっている。安慶田氏がシンクタンクを設立したとしても翁長知事と切り離されている安慶田氏が翁長知事にコンタクトを取るのは困難だろう。それでもなぜ、安慶田氏はシンクタンクを設立するのだろうか。それには翁長知事派の保守系の企業家たちの危機感があるからだろう。
 ヘリパッド建設の土砂は国場組の採石場から運ばれた。辺野古基地建設の土砂も同じ国場組の採石場から運ばれている。基地建設で莫大な金が国場組に流れる仕組みになっている。国場組は辺野古移設反対の翁長知事とは対立し、自民党県連と国側についている。これからの辺野古基地や米軍基地関連の工事は国場組や国側についている企業に回り、辺野古移設に反対している翁長知事派の企業には回らないだろう。それでは翁長知事派の企業の経営がピンチになる。
 翁長知事派の保守系は安倍政権とは敵対関係ではなく、友好関係を維持していたいだろう。ところがそれを許さないのが共産党であり沖縄革新である。だから、安倍政権と親しい安慶田氏を副知事の座から引きずり落としたのである。そして、翁長知事の周囲を沖縄革新で取り巻いたのだ。安倍政権と敵対関係だけになった翁長知事側近である。これに危機感を抱いたのが翁長知事派の保守系だろう。安倍政権とつながりを維持したいために安慶田前副知事によるシンクタンクを設立しようとしているのが保守系である。沖縄経済に関するシンクタンクというが要するに政府の交付金を当てにしたシンクタンクでしかない。
 安慶田氏は副知事を辞任して以降3月と4月に東京に行き、菅義偉官房長官や鶴保庸介沖縄担当相らと会談した。政府としても翁長知事とは友好関係を築きたいから安慶田氏との会談は歓迎である。シンクタンクは経済関係者や研究者らに参加を求め、県と政府とのパイプ役を目指すという。政府側も菅氏と気脈の通じた安慶田氏に期待を寄せているという。
 
 オール沖縄内の保守と革新の対立が安慶田副知事の辞任とシンクタンク設立となった。沖縄県幹部は「知事や県が依頼したり、関与していたりするもののではない。パイプ役と言われても困惑するしかない。辞任した問題で裁判が続いており、逆に県の足を引っ張る形にならないか」とシンクタンクを敬遠した。
 オール沖縄の革新は県庁を牛耳り、保守系を追い出した。保守系は県庁の外で安慶田氏とシンクタンクをつくり、政府とのつながりを強くしていこうとしている。オール沖縄の保守と革新の分裂が形になって表れてきたのがシンクタンク設立である。革新に翁長知事を完全に抱きかかえられてしまったのが保守である。保守でありながら革新のロボットになってしまったのが翁長知事である。翁長知事を保守の元に戻すことは困難である。果たして保守の逆襲はできるのだろうか。まあ、逆襲ができたできなかったに限らず、辺野古飛行場建設は順調に進むだろうし、県民の翁長知事支持は落ちていく。それは確実だ。
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