左翼与党政党は独裁主義であることを見せつけた「聴聞手続き延期せず」

左翼与党政党は独裁主義であることを見せつけた「聴聞手続き延期せず」
 県は7月31日に辺野古の埋め立て承認の撤回の根拠を通知し、防衛局が反論するための準備期間をたった8日間にして、9日に「聴聞」すると通知した。防衛局は文書の作成などに準備期間が必要だとして、来月3日以降に延期するよう求めたが県は「病気などやむを得ない場合に該当しない」という意味不明なことを理由にして防衛局の延期の申し出を認めないと回答した。そして、予定通り9日に聴聞を実施するという。
 
 国は大きく、県は小さく、権力は圧倒的に国にあるというイメージがあるから、県の9日に聴聞することは中央政府への対抗という風に見えて、地方の中央政府のの圧力に屈しない勇気ある行動に見えるが、本当は違う。9日聴聞強行は地方自治の中央政府への抵抗というのではなく、県左翼与党の法の下の平等を無視した独裁政治である。

 防衛局が8月17日に埋め立てを始めると県に通知したのは6月12日であった。県が承認撤回の通知を出したのは7月31日であり、防衛局の埋め立て通知から48日もあとである。承認撤回の根拠をつくって通知するまでに一カ月以上もかかった県であるから防衛局にも反論の準備期間を最低一カ月は与えるべきである。ところが県はたった8日しか与えていない。県の方が独裁権力者になっている。

 県は「病気などやむを得ない場合に該当しない」と防衛局の申し出を拒否しているが、防衛局が病気をするとはどういう意味だろう。資料を準備する係員が病気をするというこなのだろうか。係員は一人ではない。複数である。むしろ、病気を理由に聴聞を一カ月延長するほうが認められないことである。理由にならないことを理由にして9日聴聞を強行しようとしているのが県左翼政党である。子どもじみている。もう議会制民主主義政治の世界ではない。我がまま左翼政治の世界である。

 9日に聴聞するのは8月17日までに承認撤回をするためである。逆算して9日がぎりぎりであるから9日に聴聞したいだけである。防衛局が反論資料を準備できる期間であるか否かは県左翼与党には関係のないことである。
 8月17日までに承認撤回を翁長知事にやらせる。それだけが左翼与党の目的であり、だから9日に聴聞をするのである。嘆かわしい沖縄左翼政党の政治である。
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