シリアで治安部隊と離反兵衝突、36人死亡

中東
 【カイロ=田尾茂樹】シリア各地で13日、治安部隊と、政府軍から離反した兵士らとの衝突があり、AFP通信が伝えた人権団体の情報によると、36人が死亡した。
 このうち25人は政府軍兵士という。離反兵士の数は国内で1万人に上っているとの情報もあり、平和的なデモを続けてきた反体制派が、武装闘争路線に転じる可能性も出てきた。
 北西部バナシュでは、市内に進攻した治安部隊に対し、離反兵らが反撃、政権軍の15人を含む25人が死亡した。南部ダラアでも、離反兵らとの衝突で軍兵士9人が死亡したという。
 国連推計によると、シリアでは反体制デモが始まった3月以降、アサド政権による弾圧などで3000人以上が死亡。反体制派「シリア国民評議会」はあくまで非暴力で政権打倒を目指すとしているが、「平和的手法には限界がある」との声も広がっている。

(2011年10月15日07時55分 読売新聞)



治安部隊と離反兵士との衝突が明らかになった。シリアの離反兵士が1万人以上との情報もあるという。300人もの犠牲を出した市民も武装闘争路線に転換したほうがいい。平和的なデモで政権を倒すのは困難だ。

 シリアは第二のリビアだ。
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