沖縄戦で死んだ魂に憑りつかれた女性




「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介
翁長市長が
「米軍基地が返還されたほうが経済が発展する」を根拠にしているのが
県議会事務局が発表した
「米軍基地全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」だ。
それは真っ赤な嘘。効果はゼロだ。
私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」
で誰でもわかりやすいように説明し、
ブログに掲載した。
米軍基地全面返還したら9155億5000万円の経済効果は真っ赤な嘘

県議会事務局の嘘が蔓延している。
自民党までもが信じるとは・・・・。

「かみつく」「沖縄に内なる民主主義はあるか」を
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ブログ 
狼魔人日記
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沖縄戦で死んだ魂に憑りつかれた女性
子どもの頃、あの世はどこにあるのかと考え悩んだ人は多いと思う。沖縄のあの世はお金が必要でカビアンジャーといって、沖縄の家々ではシーミーや盆や命日などでお金の印のある紙を燃やしてあの世に送金する。
私は長男で、小学6年生の頃からずっとカビアンジャーをさせられた。
カビアンジャーをしながら、
「あの世でもお金を使うのか。死んだ後も大変だな」と思ったものだ。

魂は壁を抜けることができるし、自由に飛び回ることができるから、あの世ではアメリカやヨーロッパの魂や世界中の魂が交流するはずであると私は考えていた。だから、沖縄の魂もヨーロッパの思想と出会い自由を尊ぶ思想の魂になるのではないかと予想した。

ところが沖縄の魂と通じているユタの話を聞くとそうではないようだ。沖縄の魂はガチガチの古い沖縄の思想の塊の魂であるようだ。
魂は腹が減ることもなく辛い労働もしないし、自由に世界中を飛び回れる、いわゆる極楽の世界なのだから、この世の人間に恨みつらみを持つ必要はないし、ウガンブスクだなどといってこの世の人間を苛めなくてもいいじゃないのかと少年の私は思ったものだが、家族の不幸の原因のほとんどは先祖へのウガンブスクとユタは教え、先祖を大事にし、どこそこの拝所に行ってウートートゥしなさいとユタは指導した。
沖縄の魂は沖縄から一歩も出ないで、子孫をじっと監視しているようだ。

魂の世界も地球と同じように境界があり、境界から外には一歩も出られないようだ。この世はパスポートがあれば外国に行けるのに、あの世の魂は沖縄から一歩も出ないで、沖縄だけでこの世とあの世を行ったり来たりしているようである。

沖縄戦で死んだ人の魂に憑りつかれた人々の話を聞くと、沖縄の魂が沖縄のあの世から一歩もでないで、外国と交流していないこと分かる。
沖縄タイムスに「波よ鎮まれ」のシリーズがあり、「尖閣の視座34」に市民運動家山里節子さんのことを書いているが、山里さんは太平洋戦争で家族8人のうち4人を失ったという。山里さんは死んだ4人の魂に憑りつかれているようである。

太平洋戦争で山里節子さん(75)=石垣市登野城=は家族8人のうち4人を失った。1973年12月には
「数えきれないほどの無辜の民を巻き込み、犠牲にする戦争は凶器の沙汰。戦争につながるあらゆる動きを断じて許さない」
山里節子さんの戦争への怒り憎しみは激しい。戦争への拒否は強い。
「戦争体験者の中にはつらい過去を忘却しようとしている人もいる。戦争を知らない世代の多くは『まさか戦争は起きない』と考えているのではないか」と述べ、
上里さんは戦争を忘却してはいけないし、戦争は起きないと考えるのもいけないと忠告している。
家族4人を戦争で失った上里さんは戦争に対して敏感であり、二度と戦争を起こしてはいけないという気持ちが強い。言い換えれば沖縄戦で死んだ家族4人の魂に上里さんは憑りつかれている。

こういうことを聞いたことがある。魂は死んだときの状態が永遠に続くと。恨みを持ちながら死んだ人の魂は永遠に恨み続ける。ぞっとする話だが、上里さんの話を読むとそうかもしれないと思ってしまう。
「今そのはざまに付け入るように尖閣問題や自衛隊配備、教科書問題などが一気に八重山社会に押し寄せている」
と上里さんは尖閣問題、自衛隊、教科書問題を恐れている。自衛隊配備になぜ恐れるのか私にはピンと来ない。教科書問題についてなぜ上里さんが恐れるのかピンと来ない。

自衛隊は国民に選ばれた国会議員によって選出された首相によってジビリアンコントロールされている。自衛隊の最高権力者は首相である。与那国に自衛隊の通信基地をつくるのは独裁国家中国の尖閣侵略を喰いとめるためである。自衛隊を恐れる理由はない。それなのに上里さんは自衛隊を恐れる。
上里さんが自衛隊を恐れる理由はひとつしかない。それは自衛隊が沖縄戦の日本軍やアメリカ軍と同じに思ってしまうからだ。自衛隊を殺し合うのが目的の軍隊に見えるからだ。
自衛隊=軍隊=殺し合う=住民を守らない。上里さんには自衛隊がそのように見えるのだろう。
自衛隊=シビリアンコントロール=日本国民を守る。これが民主主義国家の自衛隊であり常識だ。自衛隊が旧日本軍に見えるということは沖縄戦で死んだ家族4人の魂に憑りつかれているからだ。魂は肉体が死んだ瞬間から同じ思いを永遠に持ち続けるという。怨霊にとって自衛隊も旧日本軍にしか見えない。怨霊に憑りつかれた上里さんも自衛隊は旧日本軍にしか見えない。

日本にもアジアにもつらい戦争を体験した人たちはいる。その体験の重みはそれぞれの「心の領域」にある。領土や領海、領空という物理的な空間の権利の主張が声高に叫ばれる中にあっても、「一人一人の心の領域は絶対に侵されない」と革新している。「山里節子」

太平洋戦争、沖縄戦、朝鮮戦争、人民解放軍のウイグル、チベット侵略、ベトナム戦争、カンボジア内戦等々、アジアは戦争・内戦の歴史である。上里さんの指摘の通りつらい戦争を体験した人はたくさんいる。でも、「その体験の重みはそれぞれの『心の領域』にある」とはどういう意味だろう。それぞれというのは沖縄は沖縄、朝鮮は朝鮮、チベットはチベットで「体験の重み」はそれぞれ違うということか。それはそうかもしれないが・・・・。沖縄の魂は沖縄から一歩も出ない、韓国の魂は韓国から一歩も出ないという意味だろうか。

領土や領海、領空という物理的な空間の権利の主張が声高に叫ばれる中にあっても、「一人一人の心の領域は絶対に侵されない」と確信している。
                       「山里節子」
国家間の紛争で最も深刻なダメージを受けるのは国境住民だ。「中国であれ日本であれ、大国のエゴのために真っ先に犠牲になるのはここに住んでいる人たち」。
                        「山里節子」
沖縄戦で10万人もの住民が死んだ。上里さんの家族もまた沖縄戦で死んだ。上里さんの言葉は沖縄戦で死んだ魂が叫んでいるようである。
やはり、上里さんには沖縄戦で死んだ家族の魂が憑依している。

沖縄戦の人たちのほとんどは、民主主義を知らない。軍国主義の軍隊も民主主義の軍隊も同じに思っているだろう。中国は共産党一党独裁国家、アメリカは民主主義国家であり
国家が根本的に違うが沖縄戦で殺された魂には同じ大国にしか見えないのだろう。

はるか68年前の沖縄戦で時間が止まってしまった魂に憑りつかれた上里さんは、命を守るには命を守る闘いをしなければならないのに、「命を守る権利や資格がある」と自覚し、意識を敏感に奮い立たせておかなければならないと呪文する。

自衛隊は日本国民の命を守っているのに、人殺しの軍隊だと信じている上里さん。68年前の戦で死んだ魂に憑りつかつかれた女性。
軍国主義の軍隊と民主主義の自衛隊を見分けることができない。68年前の戦で死んだ魂に憑りつかつかれた女性。

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