立憲民主党は政権党になれない

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立憲民主党は政権党になれない


1989年に連合が結成された。日教組は連合に加入した。連合に加入するのに反対した教職員組合は連合を脱退して全日本教職員組合協議会を結成した。連合は社会党を支持していた。
社会党を支持しないで共産党を支持していた教職員組合は連合を脱退して共産党支持の全教会を結成した。連合を脱退し、連合と勢力を争っている労働団体の上に立っているのが共産党である。共産党は連合と敵対している政党である。敵対している共産党が立憲と連携するのに連合は大反対である。


共産党は立憲との共闘を嫌ってきた。立憲と連携しなかったのは共産党のほうであったのだ。共産党は立憲だけでなく他のすべての政党と連携しなかった。選挙ではすべての小選挙区に独自の候補者を立てていた。確実に当選できない選挙区でも立候補していたのが共産党である。それにははっきりした理由があった。
共産党が目指しているのは社会主義革命である。
革命を実現するには共産党を支持する労働者、市民がいなくてはならない。共産党は選挙を利用して共産党員の拡大を目指していたのだ。だから、当選することはできなくても全国に立候補を立てたのである。
立憲が希望の党と合併したように、野党は分裂と合弁を繰り返した。しかし、共産党だけは他の政党と合併することはなかった。2015年までは他党と連携もしなかった。独立独歩に徹していたのが共産党である。
100年前に社会主義革命を目指して創立した時の精神をずっと守り続けているのが共産党である。戦後に誕生した政党は議会制民主主義の範疇の政党であり、国会で過半数の議席を獲得して与党になり、政権を握るのを目的にしている政権を握るために他の政党と合弁をやった。共産党は現在の国家体制を倒して新しい国家体制にするのを目的にしている。だから、議会主義の政党とは合弁することも連携することもなかった。
2021年に共産党に変化があった。他の政党と連携しなかった共産党がの衆議院選挙で立憲に連携を申し込んだのだ。21年だけではない。今度の衆議院選でも連携するのを目的に4党連合を結成したのである。立憲に政権を握らせ、安保法制を廃棄させるためである。共産党の4野党連合結成の目的は安保法制を廃棄することである。安保法制廃棄の一点の目的で共産党は4野党連合を結成したのである。4野党連合はごちゃごちゃしている立憲をますますごちゃごちゃにした。


 立憲は左派の立憲民主と保守の希望の党が合併した党である。連合とも関係している。左派は過激な左派と穏健な左派が混ざっている。立憲はごちゃごちゃしているのだ。だから、立憲には統一した政治方針がない。そんな状態でありながら共産党とも合流したのである。党内部がバラバラな状態であるのが立憲民主党である。内部がバラバラである立憲が政権を握ればすぐに破綻するのは目に見えている。立憲は安定した政権党になれない。

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