国家の第一は民主主義である。美しさとか品格はまやかしの国家論である。新聞に掲載されている論文を中心に批判する。
品格より民主そして自由
TPP賛成派、反対派の意見を掲載
TPPに賛成派の私は、TPP反対派の金城氏に反論する。
金城氏はトウモロコシなどの資料穀物や肥料原料は無税で輸入されているから関税撤廃では安くならないと主張しているが、現状の小規模農業ではてはJAが肥料、飼料、種、苗の独占販売していて、JAに中間マージンを取られてしまうシステムになっている。
大規模農場経営であれば直接外国から輸入できるので中間マージンがなくなる。それだけでも原価コストの低減ができる。それに経営者は原料を安くする努力を絶え間なくやるから、JAよりも原料を安く輸入するようになるだろう。そして、加工コストもJAよりは安くできるはずだ。
金城氏は規制緩和により食品表示がいい加減になると述べているが、それは規制緩和の本質から外れたひどい拡大解釈だ。TPPの規制緩和で著作も規制緩和されてコピー商品が黙認されるだろうか。そんなことはあり得ない。食品の安全を求めるのは世界共通であり、これからも食品の安全は日本だけでなくアジアの人々も意識が高まっていく。日本の食品の安全性の信用はこれからも高まっていくのであり、日本ブランドの農産物の輸出はどんどん増えていく可能性が高い。
金融、保険、郵政、医療などの規制緩和は進めるべきであり、閉鎖的な日本の企業を規制緩和をして解放すれば日本経済はもっと発展する。
金城氏は、TPPは農業を犠牲にするというが、農業を犠牲にするのではない。TPPを導入すれば、JAが小規模農家を支配するようなシステムが通用しなくなるということである。小規模農家は破綻する可能性があるが、大規模農業経営や質の高い農産物を生産する農家は生き残り発展していく。
TPPは現在の日本の小規模農業による農業従事者の高齢化やJA支配体制を変革して、世界に通用する農業を作り出す、日本の農業に変革をもたらすものである。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
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ココで見れます。(高画質)
TPP アメリカの本当の狙い
(1) http://www.youtube.com/watch?v=XD-nv0sfbxQ
(2) http://www.youtube.com/watch?v=KwoGAtMfbUg
(3) http://www.youtube.com/watch?v=Lq37d8FbZyI
次世代に奇形児を産み出すのは原発だけで十分だろ?
アホな日本人はいつ気付くのかね…
TPPには「サービス」という項目があります。
医療は「サービス」の部類に入ります。(アメリカでは「医療サービス」なので日本がどうあろうと関係ありません)
サービスの導入についても無制限で引き受けなければなりません。
つまり、「アメリカ式医療」が参戦してきた場合、「無条件」で引き受けなければならないのです。
アメリカ式医療は「利益優先」です。
もし、利益がでないor収入が小さいとなればその病院をすぐにつぶします。
例えば、田舎と都会の既存の病院を買い取り、田舎では収入が少ないからといって、その病院をつぶして、医師、看護婦を都会に廻す。
そういったことを行えるのです。(現にアメリカでは実際にそういうことをしています)
その結果、田舎には病院がなくなるわけです。
「サービス」という分野は幅広くあまりにも影響がでかい分野です。
農業しかみないという人は「木を見て森を見ない」人たちと言えるのではないでしょうか?
破たんするんやん。
で、その生き残る大規模農家って日本に何軒あるん?
99%が小規模農家ちゃうん??
TPP反対の人は具体的に説明していますよ。
抽象的に開放すれば日本経済はどのように発展するのですか?
とりあえず発展するって感じでしょ?
しかし、TPPによる輸出はどうなのでしょうか?
参加を表明している国はアメリカを除けばGDPが日本よりも遥かに低いです。
日本が輸出できそうな国はアメリカになりますが、アメリカは「輸出」を推し進めています。
なにより「円高」+「ドル安」です。
円高で困っている日本の輸出企業が根本的な解決なしに果たして輸出を拡大できるのでしょうか?
その点についての具体的な反論もお願いします。
簡単に言うとさ自由な貿易で価格競争が起きる
さて、外国人は日本人と違って低賃金で雇える
日本人はこれから高齢者を支えるために
1人で背負っている高齢者を食わせていかなければならない、復興による増税もある
さらに借金を減らすための増税も待っている
企業は人を雇ったら給与を支払ってその人を食わせていかなければなりません。
日本人を食わせていくのと外国人を食わせていくのどっちが楽でしょうか?
経団連はすでに結論を出していますね