次はシリア民主革命だ

カダフィ氏殺害、衝突激化も…周辺国民衆は歓喜
 リビアを42年間にわたって独裁支配してきたムアマル・カダフィ氏の死は、今年1月、チュニジアで始まった「アラブの春」と呼ばれる一連の民衆蜂起で、初めて指導者が武力で殺害される事例となった。

 衝撃的な結末は、反体制派への弾圧が続くシリアやイエメンなど周辺国の情勢にも影響を及ぼしそうだ。

 反カダフィ派民兵が、血まみれのカダフィ氏を取り囲み、罵声を浴びせる――衛星テレビの映像で流れた元独裁者の姿は、リビア国民だけでなく、エジプトやチュニジアなど周辺国の民衆をも歓喜させた。

 ロイター通信によると、アサド大統領への抗議デモが続くシリア中部ホムスでは、デモ参加者が「リビアのネズミ(カダフィ氏)は捕まった。次はシリアのばい菌だ」と書かれたプラカードなどを掲げ、カダフィ氏死亡を喜んだという。

 「カダフィの最期は、自由と民主主義を求める民衆を、殺害したり弾圧するすべての圧制者の必然的末路だ」。レバノンの親米・反シリア勢力指導者、ハリリ前首相は20日の声明で、中東地域内の強権体制に警告した。カダフィ氏死亡で反体制派が勢いづくことに期待感を示した発言だ。

 3月に反体制デモが始まって以来、当局の弾圧で3000人以上が死亡したとされるシリアでは、反体制派内に非暴力から武装闘争への転向や、リビアで反カダフィ派を支援した北大西洋条約機構(NATO)の介入を求める声が出ている。反体制派は今月2日、リビアの反体制派にならい、連合組織「シリア国民評議会」を発足させており、今後、国際社会の支援などを求めていくとみられる。1万人に達したともいわれる離反兵士と治安部隊との衝突も頻発しており、武力衝突が激化する可能性もある。
読売新聞 10月22日(土)8時57分配信


リビア市民革命に大きく貢献したのはアメリカと北大西洋条約機構(NATO)の介入だ。
 アメリカと北大西洋条約機構はアサド大統領に退陣を迫り、退陣しなければ軍事介入も辞さないことを通告してほしい。アサド大統領は確実にビビるだろう。
 シリア市民の犠牲者を増やさないためにもアメリカと北大西洋条約機構の早期の介入が必要だ。

 リビアの市民がカダフィ独裁を倒した。シリア市民もアサド独裁を倒せることを信じ戦い続ける。
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