議会制民主主義を理解していない鳥越都知事立候補






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議会制民主主義を理解していない鳥越都知事立候補
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日、都内で記者会見し、東京都知事選(14日告示)に立候補すると表明した。都知事になる気が全然なかった鳥越俊太郎氏が突然都知事選に立候補したのである。立候補するのを決めた原因は参議院選の結果であった。
7月10日に行われた選挙で、自民党は大勝した。公明党とおおさか維新の会も議席を増やして、三党を合わせると3分の2を超えて、憲法改正ができる状態になった。鳥越氏は自民党が大勝したことに危機を感じ憲法改憲派の流れを止める目的で都知事選に立候補した。
「参院選の結果で、憲法改正が射程に入っていることがわかった。日本の時代の流れが変わり始めた。東京都の問題でもある。国全体がそういう方向にかじを切り始めている。元に戻す力になれば。それを東京から発信したい」
と鳥越氏は述べた。

 議会制民主主義の選挙は国の政治を行う政治家を国民が選ぶことにある。国民が政治家を選ぶ基本は政治家の政策にある。立候補した政治家は政策を国民に訴える。いわゆる公約である。立候補者の公約を参考にして国民は投票する。
 自民党が大勝したのは多くの国民が自民党の政策を選択したからである。民進党が大敗したのは国民が民進党の政策を選択しなかったからである。
 民進党は安倍政権への批判だけが多く、民進党の政策が自民党の政策より国民生活をよくしていくのだと思わせる政策は発表しなかった。国民の信頼が民進党より自民党の方が高かったから自民党は大勝したのである。
 世論調査ではアベノミクスが成功すると考えている国民は少ないが、それ以上に民進党にはアベノミクスより優れた政策がないと感じている国民が70%であった。

 参院選の結果で憲法改正ができる状態になったのは民進党の政策が国民の支持を得ることができなかったからである。問題は民進党の政策であって、自民党、公明党、お維新の会で3分2を占めたことではない。
 なぜ自民党の政策は国民に指示されたのに民進党の政策は指示されなかったのか。政策の違いについて分析し、民進党が支持される政策を追求するべきであるのに、鳥越氏は政策については問題にしないで、3分の2になったことを問題にしている。
 鳥越氏は3分の2になったことで「日本の時代の流れが変わり始めた」と危機を感じているが、安倍政権が力を注いでいるのは日本の経済回復である。そのためにアベノミクス政策を推進している。
 アベノミクスでデフレ脱却を目指したが、まだデフレを脱却していない。円も120円まで安くなったが、段々高くなっていき、今は103円まで円高になった。アベノミクスはまだ成功したとは言えない状態である。急激な円高になり日本経済の先行きは不透明である。
 必ずしも安倍政権の政策がうまくいっているとは言えない状況でありながら自民党は圧勝した。なぜか、理由は民進党の政策が安倍政権の政策より劣っていたからである。世論調査でも安倍政権の政策に期待するというより、野党の政策が駄目だから安倍政権に票を入れたという国民が多かった。鳥越氏は見当はずれの危機感を持ったのである。
 国政選挙は政党の実績と政策が左右するという基本を知らない鳥越氏である。国民がどのような政策を望んでいるかを無視して、単純に改憲を是とする政党が3分の2を占めたことを問題にしているのが鳥越氏である。
 
 ただ、どんな理由にせよ都知事選に立候補するのは自由である。鳥越氏が勘違いの危機感で都知事に立候補してもなんの問題もない。それが議会制民主主義の選挙である。
 民進党、共産党の野党4党は鳥越氏が政策発表をする前に推薦することを決めた。4党は参院選では、安全保障関連法廃止を一致して目指すことなどを党首会談で確認した上で、具体的な選挙協力に入った。しかし、都知事選では4党の一致する政策もないまま共闘を決めたのである。「政策を棚上げし、知名度のある候補に飛びついた」と批判されて当然である。4党の支援が決まった後で鳥越氏は自身のホームページに公約を示した。
 政策軽視の鳥越氏であり野党4党である。しかし、議会制民主主義の選挙はそれでもいい。立候補するのは自由である。選挙で都知事を選ぶのは東京都民である。都民が一番多く投票した立候補が知事になる。都民は自分たちが選んだ新都知事の政治に身を任せるのである。それが議会制民主主義である。

 沖縄の参議院選では20歳若い女性が元海兵隊の軍属に暴行。殺害、遺棄された事件が伊波氏を大勝させた。自民党の全国区で立候補した今井絵理子氏は超人気だった「SPEED」のメンバーであったから当選した。これもまた議会制民主主義の選挙である。
今井絵理子氏の参院選当選後の“初仕事”は増田氏とともに豊島区の池袋を歩行遊説することであった。午後4時半、白と紺のストライプのジャケット、紺のパンツ姿の今井氏が、増田氏の街宣車に上がると、高校生や大学生ら若者たちから「今井さーん」「エリちゃーん」の声援がとんだ。
演説後は、増田氏とともに歩行遊説。アイドル時代並みの人気で、次々と駆け寄ってくる有権者にもみくちゃにされながら笑顔で写真撮影に応じた。3ショットを撮った豊島区の主婦、小林美咲さん(34)は「SPEEDのファンだったから最高。増田さん?今井さんに夢中だったから」と苦笑。都立高3年の柳原胡桃さん(18)も「本命は今井さん。もう一人の人は知事になった時の押さえに撮った」と話した。主役そっちのけ。サンシャイン60通りは、アイドルとの握手会か写真撮影会のような雰囲気となったが、これもまた議会制民主主義の選挙である。

沖縄の声】伊波氏の大勝の原因は”元米兵”によるうるま市女性遺体遺棄事件、選挙から政治の季節へ[桜H28/7/15]
チャンネル桜沖縄支局「沖縄の声」
2016/07/15 に公開
平成28年7月14日木曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、キャスターの又吉康隆氏が前半「伊波氏大勝の原因は”島袋さんの死”」、後半のコラムコーナー”又吉康隆のこれだけは言いたい”では「選挙から政治の季節へ」のテーマについて解説いただきます。
※ネット生放送配信:平成28年月7月14日、19:00~
出演:
   又吉 康隆(沖縄支局担当キャスター)

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