「治外法権」浮き彫りとは笑わせる




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明日木曜日のFM21「沖縄の真実」(午後7時)に出演します。
米兵婦女暴行・中学生暴行事件について話します。
沖縄の政治家を徹底して批判します。


「治外法権」浮き彫りとは笑わせる


なんと、この写真を撮ったのは10月1日である。
10月1日からデモ隊が侵入できないようにこのようなコンクリートの壁ができていたのだ。
沖縄2紙は1か月以上もこの事実を報道しなかった。
ゲートが侵入できないように米軍が黄色い壁をつくったのは大ニュースである。
しかし、なぜか、報道しなかった。


1か月以上も過ぎて報道したのは、黄色い壁ができたことではなく、
米軍が黄色い壁に貼ってある警告板についてであった。
新聞2社は野嵩ゲートが逆封鎖されて、
侵入できなくなった事実を、
県民や国民に知らせたくないようだ。

新報は上の写真を掲載して、
「米軍が、米国国内治安維持法を根拠に立ち入りを制限する警告文を設置したことは、
オスプレイ配備への抗議行動をしている住民への威圧や、
日本の主権侵害などの問題点を浮かび上がらせた」
と米軍を非難している。
この看板だけを見ればそういう非難も言えなくはない。
しかし、この看板は黄色い壁に貼ってある。
私が撮った写真の黄色い壁全体を見ればすぐ分かるように、
看板の目的はゲートの前に座り込んで、
米軍や
基地内で働いている従業員たちの車両の出入りを阻止する人間たちを
侵入させないことである。
黄色い壁と看板の「制限区域につき関係者以外立入禁止」がそのことを示している。
通常の警告板は
「許可なく立ち入った者は日本国の法令により処罰される」と書いてあり、
むしろ通常の警告板のほうが威圧感がある。
基地内も日本の法令が適用されるのに
米国法の看板を掲げたのは米軍のミスであるが、
このミスは大したものではない。
13日に看板は撤去した。
しかし、黄色い壁は撤去していない。
ゲートに侵入できないことに変わりはない。

琉球大の高良鉄美教授(憲法学)は、
「平和的な集会を行う自由は米国でも憲法で保障されている。
破壊活動的に武器を持つような者が集まるようなものとは違う。
警告板を見れば、みな驚くだろうし、
そういう意味では市民の表現行為を脅している」
とコメントをしている。
琉球新報の望む通りのコメントである。
警告板は米軍基地内に入らないように警告しているだけである。
もし、警告板が平和的な集会を行うことを禁じていると
高良教授が解釈しているとすれば、
高良教授は米軍敷地内で
日本国民が集会を開いて自由な主張をすることを
認めることになる。
「許可なく立ち入った者は日本国の法令により処罰される」場所で
集会を自由に開いていいと理屈はない。
これで憲法学者というのだから琉大の学問の質が低いのがわかる。
問題になっているのは、
「許可なく立ち入った者は日本国の法令により処罰される」場所であるゲートに侵入して、
車両の出入りを阻止するために車を駐車したり座り込みをするのが、
憲法の精神として許されるのか否かということである。
許されないのは考えなくても分かる。
高良教授は憲法学者であるのに憲法の精神が欠けているようである。

衆院議員の照屋寛徳氏は(社民)は
「県民が抗議活動をやめるだろうと、
威圧することは、
我が国の主権に対する侵害だ」
と衆院予算委員会で指摘したという。
確かに米国内法を日本領土内で掲げたことは
「我が国の主権に対する侵害」である。
しかし、看板を掲げた目的は米軍敷地内への侵入を防ぐことであり、
米軍基地の外での行動を規制するものではない。
「県民が抗議活動をやめるだろうと、威圧する」
という指摘は的外れだ。
どうしてこんな的外れな話を衆院予算委員会でするのだろう。
照屋氏の頭の的が外れているのではないか。

法政大名誉教授の本間浩氏(国際法)は、
「(米国国内治安維持法を根拠に)日本の警察の捜査を拒否するようなことがあれば、
重大な地位協定違反であり、
日本の主権を侵害することで絶対認められないことだ」
と話しているが、
今度の野嵩ゲートの座り込みを防ぐための米軍の行為とは
あまりにもかけ離れた話である。

新報だけではなく、
タイムスもひどいコメントを列挙している。

米軍の敷地内には関係者以外は入るなという看板でしかないのに、
米国法による看板であるというだけで、
「米軍は沖縄を植民地としか見ていない。占領意識の表れだ」
と考えているのにはあきれるしかない。
もし、米軍が沖縄を植民地にしているならば、
沖縄に日本の法律の適用は禁じているだろう。
知事や議会の存在も認めないはずだ。
経営は米軍がやり、
沖縄の人間の自由や発言は一切禁止され、
貧しい生活を強いられていただろう。
日本国憲法が適用され、
こんなに自由で人権が保障されている沖縄社会がどうして植民地だと言えるのだ。
この程度で沖縄が植民地であるというのは被害妄想というしかない。

黄色い壁に掲げた看板は全然目立たない。
それに立ち入り禁止のための看板である。
そんな看板なのに
「沖縄平和市民連絡会」の会員。北上田毅さん(66)は、
「日本で自国民が米国法で差別されるはずないが、
強くそう言われれば誰でも怖い印象受ける」
と米軍を批判する。
看板のどこにも米国法で裁くとは書いていない。
米軍の敷地だから入るなと書いてあるだけである。
入らなければいいだけのことであり、
オスプレイ配備反対派の人間以外の普通の人なら入らない。
「強くそう言われれば」と話しているが
目立たない場所に看板を貼っただけだ。
なにも強くは言っていない。

「警告文に記された根拠法は、
マッカーシズムが吹き荒れる冷戦下の米国が制定した悪名高い『国内保安法』。
日本でも、同法の影響を受けて激しいレッドバージ(赤狩り)につながった」タイムス記事

確かに日本でもレッドバージがあった。
赤と言えば共産党である。
日本の共産党はマッカーサーに弾圧されたというのは事実である。
マッカーサーの弾圧によって中国に亡命した共産党員がいる。
沖縄出身で日本共産党創立に関わった人物である。
名前を徳田玉一という。

徳田 球一(とくだ きゅういち、1894年(明治27年)9月12日 - 1953年(昭和28年)10月14日)は、日本の政治運動家、革命家、弁護士、政治家。衆議院議員(3期)、戦前の非合法政党時代より戦後初期に至るまでの日本共産党の代表的活動家で、戦後初代の書記長を務めた。
沖縄県名護市出身。「球一」の名は「琉球一の人物」になることを願って付けられた。
1946年(昭和21年)には中華民国から帰国した野坂参三と共に衆議院議員に当選(続いて中選挙区の東京3区より以後3期連続当選)。

戦後の日本共産党は、徳田球一らの所感派と、宮本顕治らの国際派などに分裂した。所感派はマルクス・レーニン主義であり暴力革命を目指すグループであった。国際派は平和革命を認める現在の共産党である。
最初は所感派のほうが多かったが、1952年の血のメーデー事件後に共産党員は全員が落選する。共産党は血のメーデーで国民の支持を決定的に失う。

血のメーデー事件は、
1952年(昭和27年)5月1日(木曜日)に東京の皇居外苑で発生した、
デモ隊と警察部隊とが衝突した騒乱事件である。
事件は一部の左翼団体が
暴力革命準備の実践の一環として行われたものと見られている。

血のメーデー以後、
マッカーサーは暴力革命を目指す共産党員を徹底して公職から追放した。
国民的人気が高かった徳田球一も公職を追放された。
タイムスのいうレッドパージとは
暴力革命を目指す共産党員を公職から追放したことを指す。
マッカーサーは日本の議会制民主主義確立を徹底したといえる。

徳田球一は中国に亡命し、
中国で日本の暴力革命をめざしていたが、
1953年(昭和28年)に北京で病死した。
その死は1955年まで公表されなかった。
同年9月13日に北京で開催された追悼大会は、3万人が参列した。

タイムスの記事を読むと、
暴力革命を目指した共産主義に好意的であることがわかる。
共産主義者が1番嫌っているのが
資本主義国家の代表であるアメリカである。

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