首里城消失で観光客が減ることはない

首里城消失で観光客が減ることはない
 おきぎん経済研究所は首里城焼失の影響について「沖縄の歴史と文化を象徴する非常に重要な存在で、沖縄観光において唯一無二の存在。世界遺産であることに魅力を感じる観光客も少なくない」と指摘し、中長期的に沖縄の入域観光客数全体にも関わる事態を懸念しているという。本当に経済研究所なのか疑ってしまう。
首里城消失が入域観光客数全体に関係することはない。観光客にとって首里城は見学の中の一つであって「沖縄の歴史と文化を象徴する非常に重要な存在」ではない。そう思うのは沖縄に住み首里城に「沖縄の心」を感じる人たちであって、県外の観光客ではない。
 観光バスでやってくる団体客は旅行会社が首里城を観光コース入れているから首里城に来るのだ。
写真を見ると正門は焼けていない。正殿の奥の方は火災を免れている。火災した建物の焼け落ちたがれきを片付ければ観光客を受け入れることができる。火災があった場所には消失する前の写真をパネルで展示して、火災で焼失したことを説明すれば観光客は焼け跡に興味を持つだろう。焼け跡も立派な観光資源である。


 急いでやるべきことは首里城火災の原因を調べることと、調査に必要のないがれきを早く片付けて一日も早く観光客を受け入れることである。:県内からの観光客も増えるだろう。
 デニー知事は首里城復元に全身全霊で取り組むと言い、寄付を受け付ける口座開設と首相官邸に行って復興協力を要請したが、そんなことより、一日も早い首里城観光の復活が先である。

 沖縄県の観光客増加の一番の原因はアジアの国々の経済発展である。観光は生活に余裕ができた中流家庭がする。貧しい家庭は観光をしない。世界第二位の経済大国になったから中国の観光客は増えたのである。台湾、フイリピンなどアジアの国々の経済が発展したから沖縄への観光客は増えた。これからもアジア経済は発展する。だから、アジアの観光客は今後も増えるだろう。首里城消失には関係ない。
 経済の発展には平和が必要であり、戦争のある地域では経済は発展しない。アジアではベトナム戦争以後は大きな戦争はなくなった。アジアの平和に大きく貢献しているのが沖縄をはじめアジアに駐留している米軍である。
 ベトナム戦争では戦っていたベトナム社会主義国と米国が今は仲良くなっている。安倍政権が主導しているTPP11にも加入している。アジアの平和が沖縄観光を発展させていること、アジアの平和に米軍が貢献していることを認識するべきだ。
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