松川宜野湾市長は辺野古移設を県民に必死に訴えるべき



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松川宜野湾市長は辺野古移設を県民に必死に訴えるべき
 11月10日、岩屋毅防衛相と会談した松川正則宜野湾市長は、普天間飛行場による夜間騒音被害や事件、事故の不安を訴え、
「宜野湾市民は苦悩している。一日も早く普天間飛行場の返還を実現してほしい」
と要請した。松川市長の要請はデニー知事や左翼政党とほとんど変わらない。同じである。
 デニー知事は10月29日に昨年12月に米軍大型ヘリコプターから窓が落ちる事故があった市立普天間第二小学校などを視察し、市街地の真ん中にあり、世界一危険と言われる普天間飛行場の早期の閉鎖・返還をアピールした。デニー知事と松川市長の主張は普天間飛行場の閉鎖・返還で同じなのだ。松川市長は国に閉鎖・返還を要求するだけである。しかし、デニー知事は閉鎖・返還を要求するだけでなく辺野古移設反対も主張している。松川市長は辺野古移設に関しては賛成も反対もしていない。辺野古移設問題には我関せずである。

デニー知事は第二小学校と緑ケ丘保育園を視察後、
「まずは上空を飛ばさないということを徹底させるのが、日本政府のとるべき措置ではないか。毎日、命が危険にさらされているという状況を全国に発信して認識していただく必要がある」
と安全について真剣に考えていることをアピールしている。
 デニー知事が宜野湾市民の安全を考えていることを県民は感じるだろう。県民から見れば、デニー知事と松川市長の違いはないのだ。

 デニー知事は辺野古移設に反対しているし。辺野古移設反対を選挙公約にして知事選に当選した。デニー知事は辺野古に新基地をつくるのは米軍基地機能強化であると説明し、県内のこれ以上の基地強化はさせないと辺野古移設に反対した。デニー知事の説明を信じた県民はデニー知事に投票したのである。そして、辺野古移設反対が民意ということになった。

 デニー知事の辺野古移設反対と対立しているのは松川市長ではなく政府である。デニー知事と会談した岩屋防衛相は、普天間飛行場の危険性を除去するのは辺野古移設が唯一であることをデニー知事に強調した。デニー知事とは辺野古問題は平行線のままだった。
 
 県知事選と同日に行われたのが宜野湾市長選だった。県知事選ではデニー候補が圧勝したが、宜野湾市の場合は佐喜眞候補が勝っていた。そして、宜野湾市長選では辺野古移設反対を主張していた仲西候補に松川候補は圧勝した。
 県民の民意は辺野古移設反対であるが、宜野湾市民の民意は辺野古移設反対に反対である。反対の反対は賛成ということになる。宜野湾市民の民意は辺野古移設に賛成であると言える。
 松川市長が宜野湾市民の民意の代表であることを自覚するなら辺野古移設に賛成とは言えなくても反対に反対だを主張するべきであり、岩屋防衛相に一日も早い辺野古飛行場の完成を要望するべきであった。しかし、松川市長は宜野湾市民の苦悩を訴え、普天間飛行場の一日も早い返還を要請しただけであった。返還は辺野古飛行場建設が左右する。岩屋防衛相に辺野古飛行場建設を着実に進めるようにお願いするべきであったのに松川市長はしなかった。
 松川市長は投票してくれた市民の願いをくみ取っていない。そう考えざるを得ない。

 二年前に宜野湾市民が翁長知事の承認取り消しに対する訴訟があった。訴訟について取材した時に宜野湾市民の民意に触れることができた。翁長知事訴訟原告団が112人、支援署名者は短期間で30000人を超えた。
 原告団代表の県庁での記者会見。 


 取材して知ったのは市民レベルでは辺野古移設に賛成していたことである。
原告団安村恵美子さんの陳述書の一部を引用する。

新しく建設予定の辺野古飛行場の周囲は海ですし、V字型滑走路ですから住宅の上を飛ぶこともありません。ですから、私たちが経験した騒音などの被害を、辺野古の人々が体験するとは思っていません。非常に軽減された被害になるものと思っています。辺野古区の人々も辺野古移設を容認していると聞いております。平安座団長が指摘されましたが、大きさは3分の1に縮小されます。宜野湾市のど真ん中にある普天間飛行場より、はるかに安全な飛行場になるのではないでしょうか。
   原告団安村恵美子陳述書より
市民レベルでは辺野古移設を希望していることがわかる。また、辺野古民も受け入れを容認していた。
○ある老辺野古民のウチナー魂
 チャネン桜社長の水島氏が船に乗るために移動していると、見知らぬ老人が近寄ってきて水島氏を呼び止めた。水島氏はテント村の連中と勘違いされないために「私たちは反対運動じゃないです」と言った。老人はそれを承知で水島氏を呼び止めたようである。老人は「なにも考える必要はない」と言い、手振りを交えながら、「普天間飛行場は危ないだろう。一日でも早くこっちに移した方がいい」と言った。そして、「物事は理性で判断するべきだ。あれたちはなんでもかんでも感情的だ」とテント村の連中を非難した。水島氏と話し合った老人はすっきりした顔になり、「ああ、話してよかった」と言い、帰っていった。
昔から脈々と受け継がれている隣人を憐れみ思いやるウチナー魂を老人は見せてくれた。



宜野湾市民は辺野古移設を望み、辺野古民も普天間飛行場の移設を容認していることが二年前にはっきりしていた。しかし、自民党は市民の民意を吸い上げ、辺野古移設を県民に訴えるる努力をしなかった。辺野古移設の県民への浸透を怠ったのである。だから、政府が進めている辺野古移設容認が県民には広がらなかった。それに対して翁長前知事と左翼は必死になって辺野古移設反対を訴え、県民に浸透させていった。その差が県知事選のデニー氏勝利につながっただろう。

松川市長は宜野湾市民の苦しみを一日も早く解消するには辺野古飛行場の完成なしには実現しないことを県民に訴えるべきである。宜野湾市民の幸せのために県民が辺野古移設を容認してくれることを訴えない限り県民の辺野古移設反対の民意は変わらない。
岩屋防衛相に宜野湾市民の苦悩を訴えるくらいではデニー知事・左翼が広めた辺野古移設反対をひっくり返すことはできるはずがない。
宜野湾市民の危険除去は辺野古移設以外にないことを松川市長が訴え、宜野湾市議会議員が訴え、宜野湾市民が訴え、自民党県連が訴えていけば辺野古移設反対の民意はきっとひっくり返る。
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