維新の会は政策中心の政党として成長した 二大政党の一翼を担うのは確実に維新の会である


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維新の会は政策中心の政党として成長した 二大政党の一翼を担うのは確実に維新の会である

大阪維新の会は2008年に自民党の推薦で大阪府知事になった橋本氏一人の政治改革から始まった。

 維新の会は橋下徹氏たった一人から始まった 最初に闘った相手は共産党である
 大阪維新の会は橋下徹氏が2008年に自民党の推薦で大阪府知事になり、橋本氏一人の政治改革から始まった。
 橋下氏は行列のできる法律相談所に出演していた。毎週見ていた番組で橋下氏はこの番組で知った。有名タレントを議員や首長に立候補させるのは政党の事務用投手団である。大阪府では漫才師の横山ノックを知事したこともある。有名タレントである橋下氏を自民党は知事に推薦したのである。橋下氏は選挙に勝ち大阪府知事になった。大阪の政治に興味がないので橋下氏にも興味はなかった。
 橋下氏に興味を持つことが起こった。大阪の学力を上げることを政治方針にしたことである。沖縄県が一番学力が低い、その次が大阪であった。私は学習塾やっていたので沖縄の学力が低いことは知っていた。低い原因も私なりに理解していた。橋下知事が学力を上げる目標を宣言した時、興味を持った。それからは橋下知事の教育改革に注目していった。
 あの頃、学力低い自治体は沖縄、大阪、北海道だった。3自治体に共通するのは日教組の勢力が強いことだった。日教組が強ければ学力は落ちるということを学習塾をやってから知った。教育の向上のためにはかなり研究をしなければならない。しかし、研究する教員は少ない。特に基礎学力をつけるための研究は疎かである。しかし、教員が政治活動に熱心になれば当然のことであるが教育研究が疎かになる。教育研究が疎かになれば学力は落ちる。
 学習塾をやって5年ほど過ぎたころに木津いことがある。「足し算ができない生徒は引き算ができない。掛け算ができない生徒は割り算ができない」である。引き算の基礎は足し算であり、割り算の基礎は掛け算である。教員は基礎をしっかりと認識した上で教えないと教育に失敗する。つまり、掛け算ができない生徒に割り算を教えながらどのように掛け算を身につけさせる教育をするようにならなければならないということである。

 橋下知事が学力を上げると宣言したことは教育に立ち入ることになり日教組と対決する宣言に等しいものであった。すぐに日教組は反応した。橋下知事と市民の対話集会に日響ぞが参加し、多数の市民や小学生が参加している集会で橋本知事を批判した。橋下知事はひるむことなく反論した。教育は専門の教師に任すべきであるという主張に対して橋下知事は、「教師は失敗しても職を失うことはなく、そのまま教師を続けることができる。しかし、知事は失敗すれば府民の支持を失い知事の座から離されてしまう」と述べ、知事の方が真剣に教育改革をすると主張した。橋下知事の発言に教員は笑った。父兄と小学生は真剣に橋下知事の主張を聞いていた。
 橋下知事は教育政策を次々とやっていく。それは日教組の権力構造も打破していった。大阪の学校では配置の人事権は校長にはなく教員の多数決にあった。橋下知事は人事権を校長に戻した。
「表現の自由」を根拠に国旗掲揚の時に起立しない、国歌を歌わないことを全国的に黙認しているが橋下氏は国歌が斉唱される際には教職員は起立することとした府の国旗国歌条例を制定し、起立して歌うことも条例で義務化した。これは全国で初の条令である。
 日教組の教員は「思想や良心の自由を侵害しており憲法違反」と主張し、条令に違反する行為に出た。府は違反した教師を戒告の懲戒処分にした。教師は訴訟を起こしたが、「教育上の行事にふさわしい秩序の確保や式典の円滑な進行を図る目的があり、違憲とはいえない」と最高裁は訴訟を退けた。
日教組の横暴に反発していた市民が橋下知事支持をするのは当然である。橋下知事が衰退させたのが大阪の日教組であり共産党だった。
 橋下知事の政治改革に賛同して自民党を離党して橋下知事と維新の会を結成したのが大阪市長の松井一郎氏である。

2016年に出版した「内なる民主主義9」に「大坂維新の会に期待」を載せた。

岡田民主党は国会内で議会制民主主義を破壊してしまうような行動をした。安保法案可決を暴力で阻止しようとしたのである。議会制民主主義の根幹は多数決である。多数決を暴力で阻止するのなら議会制民主主義は崩壊する。
シールズは安保関連法案成立を目指している安倍政権を暴力で倒す思想の集団である。国会議員は国民の選挙で選ばれた政治家である。安倍政権は国会議員によって選ばれた安倍首相によってつくられた行政府である。そのような政府を安保関連法案に反対だからといって暴力で倒す理由にはならない。民主・岡田代表はそんなシールズを高く評価して「新しい芽が出てきた。非常に注目している。お互い尊重しながら良い関係を築いていきたい」と述べ、安保法反対を旗印に今後も連携を続けていく考えを示したのである。そして、共産党とも連帯しようとした。
議会制民主主義のルールを破り、自民党と対抗できる政策をつくれないで自民党に単純反発し、シールズや共産党と手を組もうとする岡田・民進党は自民党と肩を並べることができる政党にはなれない。つまり政権党にはなれない。政権党になるには議会制民主主義に徹し、政策で自民党と同じように国民に支持されるような政党にならなければならない。シールズや共産党・社民党・日教組・公務員を排除する政党でなければならない。そのような政党は民進党ではなく大阪維新の会である。

橋本徹氏が大阪府知事時代の2008年「大阪の教育を考える府民討論会」を大阪府立大学で開いた時に、
「学校の先生は府民から選ばれたわけでもなんでもない。僕は失敗したら責任を取らなければならない。しかし、学校の先生は責任を取らずに、一生身分保障がある公務員の生活の中でぬくぬくとやっていける。どこの会社で社長の方針に従わない部下がいますか。そんな部下がいたらみんなクビでしょ」
と述べている。大阪の政治は府民から選ばれる府知事と議員がやるべきであって、公務員である教師は政治をやるべきではないと断言しているのである。
 
橋本知事のやり方に反発する教職員も参加し、ヤジが飛んだ。しかし、橋本知事はひるまない。
「僕が考えている学力というのは子供たちがちゃんと社会に出て壁にぶつかった時に自分の頭で考えて、その壁を乗り越えられるだけの能力、これが絶対に必要なんです。絶対に必要なんです。
そのためには子供たちに分かる・できる・自分は分かるんだ自分はできるんだということを繰り返し、繰り返し積み重ねをして、子供たちにその体験をさせることがどうしても必要なんです。子供たちが途中で自分は分からない・自分ができないとなった途端に自分の将来に夢や希望は持てなくなります。大阪の子供たち、夢や希望を持っていない子供たちの率がとっても高いんです。大阪ものすごく高い。
やっぱりちゃんとね、子供達にはしんどいかもわからないけど、最初の基礎中の基礎の部分は積み重ねないといけない。これが小学校4年、5年、6年、中学になって学校に行きたくなくなる。
 大阪の中学生、犯罪率一番高いんです。、ぼくは必ず学力から真正面に取り組んで今のこのような教育のね、こんな先生方、こういう状態にならないように、子供たちをこんな先生に任せてられないんですよ。僕は絶対任せてられない。9割は一生懸命になっている先生がいる。みんな疲れ切っている。だから、地域で家庭で学校の先生を支えて、学校の運営の中に入っていってください。そして、1割のどうしようもない先生を排除してください」
と日教組系の教員に向かって言った。
その後の橋本氏は府知事、市長時代に教育改革を徹底してやっていった。

 同じ2008年に高校生とも激しい討論をした。財政再建のために私学助成金28億円の削減をしようとした時、これに反対する「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」のメンバー12人が府庁を訪れ橋本知事と直談判をしたのである。そこでも橋本氏が選挙で選ばれた者が政治をやるのだという考えを出している。

橋本知事の厳しい意見に泣き出した女子高生の、
「橋本知事は『子供が笑う大阪に』とおっしゃいましたが、私たちは苦しめられています。笑えません」。
のきつい発言に橋本知事はひるむことはなかった。女性徒は泣きながら、準備していた文章を読む。明らかに高教組の教師が書いた原稿である。
「大阪の財政をよくすることは私たちが苦しむことですか。ちゃんと税金を取っているなら教育、医療、福祉に使うべきです。アメリカ軍とかに使っている金の余裕があるんやったら、ちゃんとこっち(教育)に金を回すべきです」
との女生徒の発言に橋下知事は、
「じゃああなたが政治家になってそういう活動をやってください」
と答える。突き放した言葉であるが、税金をどのように使うかは府議会で決めることであり、税金の使い方を決めたいのなら政策を主張して立候補して政治家になるしかない。
「それは私が政治家になってすることじゃないはずです。高速道路なんか正味あんなたくさん要らないと思います」
「それはあなたが判断しているだけ。私は必要な道路は必要だと思っている」
税金の無駄遣いがあると主張する生徒に一歩も引かない橋下知事である。
「皆さんが完全に保護されるのは義務教育まで、高校になったら壁が始まっている。大学になったらもう定員。社会人になっても定員。先生だって定員をくぐり抜けてきている。それが世の中の仕組み」
「その世の中の仕組みがおかしいんじゃないですか」
「僕はおかしいと思わない。やっぱり16歳からはその壁にぶつかってぶつかって、もし、失敗しても」
「倒れた子はどうなるんですか」
「最後のところを救うのは生活保護制度がちゃんとある。今の日本は自己責任が原則、誰も救ってくれない」
「それがおかしいです」
「じゃあ、国を変えるか、自己責任を求められる日本から出て行くしかない」
橋本知事は生活の貧しい高校生に厳しい発言をしている。しかし、政治的主張があるなら政治家になって自分が政治改革をしなければならないという当然のことを言っている。議会制民主主義国家の日本では国民の支持を集めれば誰でも政治家になれる。橋本知事は当たり前のことを言っている。
 世の中の仕組みがおかしいと思うなら自分で直さなければならない。府知事に要求しても府知事が納得しなければ実現できないのが現実である。

 「大阪の教育を考える府民討論会」で教職員に言ったことや、「大阪の高校生に笑顔をくださいの会」で高校生に言ったことに共通していることは、政治を行うのは市民に選ばれた政治家がやるものであるということである。橋本氏は府知事時代、市長時代にどんどん政治改革をやっていった。
橋本氏の政治改革精神が大阪維新の会の精神である。シールズや共産党との連携をしようとする民進党より大阪維新の会のほうが自民党と政権を争う政党になれるだろう。
           「大坂維新の会に期待」
 シールズは共産党の統一戦線戦略によって結成させた団体である。共産党は統一戦線の団体は一般の人々が創立した団体であるように見せて共産党とは関係のない団体に見せる。シールズもその中の一つである。
 高校生を橋下知事と合わせて討論させたのも共産党配下の日教組が仕組んだ統一戦線戦略である。自民党なら統一戦線の圧力に屈していただろう。橋下氏だから屈しないで反撃したのである。

 維新の会は大阪ではずっと与党であった。そして、次々と政治改革を実施してきた。二大政党の中心を担うのは確実にと維新の会であると確信している。

 衆議院選挙で11議席から41議席へと倍増した。維新の会が次に目指すのが国の政治改革である。戦後初めて二大政党の兆しが見えてきた。

自民党政権のスキャンダル批判で国民の信用を落とす共産党の政治戦略に国民はNOを突き付けた。共産党の政治戦略にどっぷりつかってきた立憲民主にとって逆風が吹いた。
維新の会と国民民主の政治改革路線が国民のYESである。二政党はこれからも国民の支持を拡大していくだろう。立憲民主は政治方針で保守系と左翼系が対立紛糾するだろう。分裂する可能性もある。立憲民主と共闘しないと衰退してしまう共産党は確実に衰退していく。

今度の衆議院選挙は共産党・左翼の衰退は止まらないことを宣言したようなものである。

二大政党への歩みが始まったようだ。
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