新しい自民党作り

新人を「小泉親衛隊」に? 首相が教育機関を指示
2005年 9月13日 (火) 21:36

 小泉純一郎首相は13日夕、83人の自民党新人議員への対応をめぐり武部勤幹事長と官邸で協議し、党執行部による「新人教育機関」を来週中にスタート、無派閥か所属派閥未定の71人については毎月1回、首相と懇談する場を設けるよう指示した。

新人教育は「党、国会運営の情報共有化が目的」(党幹部)で、各派総会と同じように週1回ペースでの開催を想定。無派閥新人との首相懇談と合わせて「脱派閥」を促すのが狙いだ。

ただ首相出身の最大派閥となった森派(衆参両院79人)に匹敵する70人規模の“小泉親衛隊”が形成される可能性もあり、党内からは「首相自身が派閥づくりに乗り出した」との不満も出そうだ。

ヒジャイの意見

 どうしてマスヒミというのは悪い方に解釈する悪癖があるのだろう。派閥嫌いの小泉首相が目指しているのは新人を自民党の代表する立場の人が教育することで、自民党員としての自覚、これからの自民党政治の方向性を認識させ、新人の自立思想を高めて、派閥政治の縛りを軽減するのが目的である。

 派閥が新人を発掘し、当選すると即派閥に入ると政治思想とは別の親分子分の情のつながりが強くなる。派閥の長の締め付けにより新人の政治姿勢が狭まるのが派閥政治である。
 小泉首相は派閥政治を嫌い、派閥を無視した組閣をやった。そして派閥政治をぶっ壊したのだ。そんな小泉首相が小泉派を作る目的で、新人教育をするはずがない。むしろ、新人教育では派閥に縛られない、自立した政治家になることを教育するだろう。
 
 派閥政治の全盛の時の新人と言えばスポーツ選手や有名タレントや子飼いの新人が中心であった。つまり飼い易い新人を当選させて派閥の数を増やしたのだ。
 しかし、今度の選挙で小泉首相が選んだのは官僚、国際政治家、エコノミスト、会計士等で優秀な人材が多い。スポーツ選手や有名タレントは一人もいない。

 これからの政治を担っていくのにふさわしい優秀な人材を発掘した選挙でもあった。"党内からは「首相自身が派閥づくりに乗り出した」との不満も出そうだ。"なんてマスコミのゲスのかんぐり。
 優秀な新人はこれからの構造改革に彼らの実力を発揮するだろう。長年の派閥政治の蓄積で自民党に優秀な人材が不足していた。その不足を新人によって補われるだろう。


   
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