辺野古埋め立てを妨害するための「法的根拠とは」である

辺野古埋め立てを妨害するための「法的根拠とは」である

「立ち入り禁止 法的根拠どこ」

 
 名護市辺野古への新基地建設に向けて、日米両政府が埋め立て工事水域(約七〇〇ヘクタール)を全面的に立ち入り禁止とする方向で調整を進めている。ただその根拠となる日米地位協定は「米軍の使用」を想定しており、工事のための規制に適用できるのか疑問の声もあがる。反対する住民らは「立ち入り禁止水域の拡大は、負担軽減に逆行する」と批判し、県にも「傍観するだけでなく、日米合意前に何らかの対応をすべきだ」と求めている。


     沖縄タイムス(政経部・福元太輔 篠原知恵)

批判しているのは反対する住民ではなく、辺野古移設反対の活動家である。だから「立ち入り禁止水域の拡大は、負担軽減に逆行する」と分けの分からないことを言うのだ。
工事水域を全面的に立ち入り禁止にするのは活動家の妨害活動を防ぐのが目的だ。彼らの激しい妨害行動は最悪の場合命に係わる不慮の事故を起こす可能性がある。事故を未然に防ぐために全面的に立ち入り禁止にするのは工事を順調に進めるだけでなく人道上も必要である。

埋め立て工事の妨害活動ができないから、活動家は「立ち入り禁止 法的根拠どこ」などと文句を言うのだ。そして、活動家と同じ考えのタイムスが彼らの主張を後押ししているのだ。
埋め立て工事の妨害がなければ立ち入り禁止区域を広げることはない。工事の妨害が予想されるから不測の事態が起こらないように禁止区域を広げたのだ。国として至極当たり前のことである。工事を妨害したい活動家は至極当たり前のことを非難しているだけだ。そして、タイムスも活動家に加担している。

もし、彼らの主張のように立ち入り禁止区域を工事する現場だけにして、活動家の妨害活動が激しくなり、死者が出た時タイムスはどうするだろう。移設工事が原因で死者が出たと大きく報道し、工事をすぐに中止し、辺野古移設断念を書きたてるだろう。
死者が出れば国も工事を中止せざるを得ないだろうし、辺野古移設反対運動が再び盛り上がり、辺野古移設が困難になるだろう。

不慮の事故を起こしてでも埋め立てを妨害したい活動家やタイムスは立ち入り禁止を狭くしたいから文句を言い、埋め立て工事を順調に進めるために不慮の事故を絶対に出したくない国は立ち入り区域を広げている。
国の考えのほうが正しい。


なぜ辺野古にジュゴンは居るか

 写真で分かるようにキャナプシュワブ沿いの海岸は白い砂浜である。海がきれいのだ。それに比べて下の方の辺野古区から以南の海岸は赤土に汚染されている。

ジュゴンが食べる藻が生えているのは辺野古区ではなく米軍基地のある海である。藻が繁茂している原因は海がきれいだけはない。海がきれいでも栄養がなければ藻やサンゴは育たない。
キャンプハンセンの西側にある山も米軍基地であるが、山は自然のままの森林であり、森林から豊富な栄養が大浦湾に流れ込んでいる。
辺野古の海、大浦湾がきれいでジュゴンの食べる藻やサンゴなど海の幸が豊富なのは皮肉なことに米軍基地があるおかげである。
もし、キャンプシュワブが返還されて、住宅や畑が増えて赤土の海になれば辺野古の海からジュゴンはいなくなるだろう。埋め立て工事が原因でジュゴンが辺野古の海に近付かなくなったとしても、埋め立て工事が終わり、静かな辺野古の海になればジュゴンは辺野古の海に帰ってくる。
辺野古の海で米軍の訓練は昔からずっとやってきた。それでもジュゴンは辺野古の海に居た。それは米軍の訓練がジュゴンを追い出す原因にはならないことを実証している。
ジュゴンは辺野古の海に棲息しているのではない。ジュゴンは回遊魚であり、辺野古の海の藻を食べるためにやってきている。飛行場ができても海がきれいで藻が繁茂していればジュゴンは辺野古の海にやってくるだろう。

ジュゴンは激減し、現在は四頭くらいだという。七、八年前は一〇頭以上は居るだろう言われていたし、西海岸の羽地内海や名護湾でも発見されていた。しかし、最近は大浦湾のジュゴンしか話題にならない。
他の場所のジュゴンは絶えたということなのか。それとも沖縄本島近海から去ったということなのか。

写真は辺野古から南に約一キロ離れた久志の海岸である。


住宅、畑、ゴルフ場かできるとこのように海が汚れる。海が汚れるとジュゴンの食べ物である藻が育たない。だから、人の住む海岸からジュゴンは居なくなる。
その法則によって中南部の海からジュゴンはいなくなった。羽地内海や名護湾も陸地の人口が増え、海が汚れてジュゴンはいなくなったのかもしれない。

ジュゴン保護団体は、辺野古の海や大浦湾の海がきれいでサンゴも豊富、ジュゴンの藻が多く生息していることを強調しているが、それは米軍基地があるおかげである。もし、大浦湾の自然を守りたかったら米軍基地をそのまま維持することに賛成することである。

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