連合も保守と左翼が混在する民進党状態である

連合も保守と左翼が混在する民進党状態である
 民進党が保守の希望の党と左翼の立憲民主に分裂することによって、連合内部も希望の党を支援する右派と立憲民主党を支援する左派に別れた。 右派は旧同盟系のUAゼンセン、自動車総連、電力労連など日本の主要産業の労組が中心である。
UAゼンセンは、繊維・衣料、医薬・化粧品、化学・エネルギー、窯業・建材、食品、流通、印刷、レジャー・サービス、福祉・医療産業、派遣業・業務請負業など、国民生活に関連する産業の労働者が結集して組織した産業別労働組合 である。連合の右派は民間企業の労働組合である。
 左派は旧総評系である。総評は、自治労、日教組、国労(旧国鉄)など官公労系が中心で、当時の日本社会党を支持していた。左派は公務員の労働組合といえる。
 同盟系が民間会社に労働者で税金を納める側であるが、総評系は税金を給料として受け取る公務員の労働組織である。公務員の生活は社会の景気不景気に左右されない。安定した中流生活を保障されている。保障されている代わりに、民間労働組合のように労働条件改善の要求やストをすることが禁じられている。
 共産党の支持団体も自治労、日教組である。自治労は労働者の生活を豊かにすることを目的に活動はしない。日米安保反対や憲法改正反対、自衛隊は憲法違反であるなどの政治問題を中心に活動をする。

 民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したので、連合内が右派と左派が混在していることが明らかになった。
 立憲民主党を支援する左派は自治労、日教組であり、共産党を支援している団体と同じである。民進党の左派が共産党との共闘を進めたのもうなずけるだろう。
 共産党系と総評系に分裂していた自治労、日教組が共産党と民進党が共闘することによって合体することができ大きい組織となり、勢力が増す。その勢いで民進党を左派が支配できるようになる。共産党と民進党の共闘は自治労、日教組が裏で工作していたかもしれない。
 民進党の左派が結集する立憲民主党は共産党と共闘する。自治労、日教組が歓迎することである。

 民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したように連合も分裂したほうがいい。そして、共産党と立憲民主党を支援している日教組、自治労がひとつになり、共産党と立憲民主党の共闘を支援すればいい。
 
 政党も労働団体も保守と左翼に別れたほうがいい。保守と左翼の混在は日本政治にはマイナスである。
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