武力戦争から経済戦争へ







「かみつくⅢ 」の目次
目次

維新の会が沖縄の政治を変革する  又吉康隆

生徒に一番必要なのは学力だ  三
大坂維新の会と沖縄の政党そうぞうが協定を結ぶ 一一
維新の会が沖縄の政治を変革する  一三

橋下市長と慰安婦問題  二八

関西ネットワークの大嘘はまる隠しされた  四九

ブログ・狼魔人日記  江崎孝

稲嶺名護市長、選挙違反で告発さる  七九
浦添市長選「無党派」松本哲治氏(四十五)初当選 八五

ブログ・光と影  古代ヒロシ

那覇から普天間に民間空港を移転できないか?  八八

じんじんのブログ  じんじん

米統治により、
沖縄は近代化されたことを忘れてはダメ   九三
                        
ブログ・沖縄に内なる民主主義はあるか
                     又吉康隆

二年連続教え子へのわいせつ行為ができる島・沖縄 九五


短編小説  又吉康隆
港町のスナックはてんやわんや  九九


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武力戦争から経済戦争へ


韓国政府もTPP交渉への参加方針を固めたようだ。 
ヒョン・オソク経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官は今月4日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に対し「先進国による経済のブロック化の動きに先制対応するため、TPP交渉への参加表明を積極的に検討する必要がある」と報告したという。
また、促西江大学の許允(ホ・ユン)教授は「韓国が今TPP交渉に参加して自国の意見を積極的に主張しなければ、後々ほかの国々が作った交渉ルールを受け入れざるを得なくなるだろう」とした。
韓国がTPPに参加するのは時間の問題である。韓国がいくら中国となかよくして、日本を政治的に攻撃しても、経済は政治の思うままにはならない。韓国の将来を考えればTPPに参加して日本、米国と仲良くなるしかない。

これで中国以外のアジアの国々のほとんどがTPPに参加する。
TPPが動き始めた時、本格的な経済戦争が始まる。

戦後は資本主義国家圏と社会主義国家圏の対立から、アジアでは朝鮮戦争、ベトナム戦争、カンボジア内戦などがあり中東でも多くの戦争があったが、資本主義と社会主義の対立によって生じる戦争はほとんど治まってきている。
気になるのはシリア内戦であるが、最近の中東の戦争は独裁国家を倒して民主国家をつくるための内戦であり、国と国との戦争ではない。もう、植民地にするための戦争や資本主義国家圏と社会主義国家圏の対立による戦争はなくなった。社会主義国家はソ連が崩壊して世界に影響を与える大国は中国だけになった。その中国も市場経済を導入したから生き残っている。いわば資本主義経済に虫食いのように食われた社会主義国家である。
経済大国になった共産党一党独裁中国は、独裁国家であるがゆえに日本やフィリピン、ベトナムなどの周辺国に軍事圧力、政治圧力をかけて意地悪している。
しかし、中国は意地悪しかできない。意地悪以上の戦争はできない。戦争をすれば貿易はストップし外国企業は退散して中国経済が破綻するからだ。尖閣諸島で紛争が起こるのを一番恐れているのは本島は中国だ。

しかし、中国の意地悪さえTPPが始まればできなくなる。日本、米国を中心にアジアの国々が自由貿易を始めれば中国の意地悪なんてどうってことない。孤立した中国は右往左往するだろう。
中国がTPPに参加するには大国の特権を捨てなければならない。フィリピンに意地悪してバナナを腐らしたり、日本に意地悪してレアアースを値上げしたりすることができなくなる。為替レートを勝手に操作することもできない。
TPPに参加することは大国の特権を捨てなければならない。中国は他の国と同じ条件で経済競争をしなければならない。中国にとってTPPに参加するのも参加しないのも共産党一党独裁の危機である。

TPPは武力戦争から離脱して、経済戦争への始まりである。

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