バイデン大統領「米中は対立より競争」 習主席もそのつもりだ

バイデン大統領「米中は対立より競争」 習主席もそのつもりだ

バイデン米大統領は、上下両院合同会議で行った一般教書演説で、中国について「習近平国家主席との間で、米中が対立ではなく競争を追求していくことをはっきりさせた」と述べた。
習主席の世界戦略が一帯一路である。一帯一路は軍事力で支配地域を拡大することではない。多額の融資と中国企業の進出で政治経済を支配していく戦略である。一帯一路戦略でアジア、アフリカ、太平洋に進出している。習主席は太平洋を米国と中国が二分することを宣言している。
バイデン大統領は「就任前は、世界でいかに中国が国力を向上させアメリカが衰退しているかという話だったが、今はそうではない」と米国が復調していることを強調した。今後も米中の競争が展開していくことを予言している。バイデン大統領の演説からは台湾有事が迫っていることを感じさせない。
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連合・芳野会長が自民党大会に出席へ

連合・芳野会長が自民党大会に出席へ 

26日開催予定の自民党大会に、連合の芳野友子会長が出席する意向を固めた。

リンカーンの有名な演説に「人民の人民による人民のための政治」がある。これが民主主義の根本だと思う。民主主義政治を実現するのに選挙がある。人民は人民のための政治をする政治家を選挙で選ぶ。
注目するべきは人民のほとんどは労働者であることだ。
自民党が与党であることは多くの労働者が自民党を支持し投票したからだ。自民党は労働者のための政治をやっているのである。だから過半数の議席を確保して与党になっているのだ。もし、自民党が労働者を搾取し貧困に追い詰める政治をしたなら労働者の支持を失い、議席は減り与党から転落するだろう。
共産党や旧社会党の左翼が労働者の味方であるというのは嘘である労働者の味方であったら選挙に勝ち政権を握っているはずである。選挙に負けているということは労働者が支持していないからである。共産党、左翼は労働者の味方ではない。

連合会長が連合参加の労働組合だけではなく日本の労働者のための広い視点に立つなら自民党大会に参加するべきである。

2001年に現役総理大臣の小泉純一郎氏は連合大会に参加した。連合と自民党の壁を乗り越える行為として画期的であったが、自民党の首相が参加したのは小泉首相だけであった。
連合会長が自民党大会に参加し、自民党の首相が連合大会に参加するということは国民の意思に沿うことである。国民の意思を尊重して連合と自民党のイデオロギーの壁を越えてもらいたい。故翁長知事の名言である「イデオロギーよりアイデンティティー」の関係を築いてほしい。というより日本の政治はそんな時代になってきた。
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