徐々に強まるASEANによる中国包囲網

徐々に強まるASEANによる中国包囲網

ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国
 インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス(全10か国)


東南アジア諸国連合(ASEAN)は4日、インドネシアのジャカルタで外相会議を開いた。インドネシアのルトノ外相は、中国とASEANの一部加盟国が領有権を争う南シナ海の問題について、中国と他の東南アジア諸国との協議を後押しし、紛争防止に向けた行動規範(COC)を最終決定する計画だと述べた。

 ASEANは中国の暴力的なアジア進出を防ぐ方向に向かっている。フィリピンは日米軍協力を強くしている。ベトナム、マレーシア、ブルネイ、シンガポールはTPP加盟国であり、日本と親しい国である。
 ASEANは紛争防止によって中国包囲網を強めている。
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強烈な爆弾松竹氏を除名 しかし、共産党の衰退は進む

強烈な爆弾松竹氏を除名 しかし、共産党の衰退は進む

 共産党は、党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求めている現役党員でジャーナリスト・編集者、松竹伸幸氏(68)を党規約上最も重い「除名」処分とする調整に入った。
松竹氏が主席公選を要求したのは党首を党員の選挙で選ぶことである。要求した原因は「2つの国政選挙で共産党が後退した」ことへの危機感である。松竹氏は共産党の復活を目指して主席公選を要求したのである。共産党は復活を目指している松竹氏を除名するのである。除名の理由は「『党の内部問題は、党内で解決する』という党の規約を踏み破るもの」だからである。主席公選の効果についてはなにも述べていない。

 志位委員長は共産党内で公正な手続きで委員長は選ばれると述べ、選挙に匹敵する手続きで党首は決まるイメージを記者に述べてきた。今回の松竹氏の発言で共産党は公選をしないで党首を決めていることが明らかになった。共産党のイメージダウンは避けられない。
 共産党支持者は離れ、選挙の時に投票していた無党派も投票しなくなるだろう。
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