維新・松井氏 共産党は「言論の自由奪うおそろしい政党」 

維新・松井氏 共産党は「言論の自由奪うおそろしい政党」 

 共産党は、党内部の「民主的」手続きを経た決定については、全党で一致して統一行動をとる「民主集中制」を組織原則としていると説明し、共産党は民主主義であると主張してきた。「党内部」のことは秘密であり誰も知らなかった。マスメディアが調査することもできなかった。外から知ることができなかった「民主集中制」の実態は民主的ではないことを松竹氏が内側から暴露したのである。松竹氏は党首公選によって共産党の民主化を主張した。すると共産党は松竹氏を除名した。共産党の非民主主義が明らかになると他の政党が共産党批判を始めた。

日本維新の会の松井一郎前代表(顧問・大阪市長)は共産党が松竹氏を除名処分にしたことを「(共産は)言論の自由を奪うおそろしい政党だ」と批判した。
 松井氏は、松竹氏の主張は支持率低下や議員数減に苦しむ党を憂慮しての発言だったとの見解を示し、「党のために問題提起したのに、除名されるというのは民主主義じゃない。党の体質がみえた」と述べた。国民民主党の玉木代表は「民主主義の政党ではなく全体主義の政党と思われても致し方ない」と語った。
 マスメディアだけではなく政党が共産党を「民主主義ではない」「全体主義」と批判した。政党に「民主主義ではない」「全体主義」と突き放されたのは共産党にとって大きな衝撃である。民主主義は日本政治の根本である。民主主義ではないと言われた共産党は政党としての資格がないと判断されたに等しい。
 共産党は立憲民主との共闘を目指しているが、立憲民主は共闘をきっぱりと断るだろう。

 共産党は今まで以上に孤立していく。共産党の孤立は止まらない。議会制民主主義を否定している共産党が議会制民主主義国日本で孤立していくのは当然である。
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