石垣市議会の県民投票条例案反対は民主主義の良心である



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石垣市議会の県民投票条例案反対は民主主義の良心である
石垣市議会は名護市辺野名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票条例案に対して反対する意見書を与党などの賛成多数で可決した。
県民投票は辺野古移設の賛否を問うものであるが石垣市議会は反対する理由を、
「この県民投票は埋め立ての賛否のみを問うもので、米軍普天間基地移設計画の主眼である危険性の除去について県民の意志を示すものではない」
と主張している。その通りである。辺野古移設が本当の問題ではない。辺野古移設は普天間飛行場の危険性を除去するための手段である。新しい米軍基地の建設ではない。
辺野古移設に反対することは普天間飛行場の危険性除去を放棄することになる。もし、-野子移設に反対するのなら普天間飛行場の危険性を除去する方法を示すべきである。しかし、県外移設、国外移設はできないことははっきりしている。県外、国外移設以外の方法を示さなければならない。辺野古移設抜きの閉鎖・撤去はいうまでもなく実現できない。現実的に普天間飛行場の危険性を除去する方法は辺野古移設しかないのだ。石垣市議会は正しい議決をしたまでのことである。

採決は公明1人が退席し、自民など与党11人と保守系野党1人が賛成し、野党8人が反対した。

反対した野党議員のうち7人は議会後に急きょ会見を開いた。
「法的手続きを踏んだ行為に対する議会による否定は県民への圧力であり、民主主義の否定だ」
「県民投票の否定ありきだ。選挙での『住民の声を聞く』という主張は何だったのか」「埋め立てに賛成と反対の意見がある中で自ら判断しようとする直接民主主義の否定は悲しい」などと意見書可決を強く批判した。
         「琉球新報」
 辺野古移設は、2006年、2008年、2010年に民主的な法的手続きによって決まった。県民投票のほうが法的手続きを踏んで決まった辺野古移設を裏切る行為である。日本は議会制民主主義国家である。法律は国民に選ばれた国会議員が決める。その法律を守って辺野古移設は決まった。議会制民主主義によって決まった辺野古移設なのだ。ところが県民投票は民主的手続きで決まった辺野古移設を無視している。県民投票のほうが民主主義を否定する行為である。野党の七人は法的手続きを踏んだ県民投票の否定は民主主義の否定であると主張しているが法的手続きによって決まった辺野古移設であるのに法的手続きを無視した県民投票のほうが民主主義の否定である。民主主義を主張しながら本当は民主主義を裏切る行為をするのが左翼である。
 
 今度も左翼が隠蔽工作をやろうとした。池田竹州(たけくに)知事公室長は10日の県議会米軍基地関係特別委員会で、
「V字案については地元の合意等は取られたものではない」
と民主的な手続きはなかったと答弁した。公室長でありながら民主的手続きで決まったことを隠したのである。池田公室長は県民投票を正当化するために歴史的事実を隠蔽したのである。このように民主主義を隠蔽するのが左翼の本性である。。しかし、池田公室長の隠蔽工作は失敗した。

2006年に島袋名護市長と額賀防衛庁長官が辺野古移設を合意した現場に自民党の末松文信県議が居たのである。彼はその時は副市長であり、島袋市長と同席していた。事実を知っていた末松県議は池田公室長の隠蔽に反発し、撤回を求めた。
隠蔽を指摘された池田公室長は24日に、普天間飛行場の移設先として名護市辺野古に2本の滑走路を建設する政府の「V字案」について「平成18年4月7日に防衛庁長官と当時の(島袋名護)市長との間で基本合意をされた」
と訂正し、辺野古移設は民主的な手続きで決まったことを認めたのである。稲嶺恵一知事(当時)も18年5月にV字案を基本とする対応に「合意する」とした基本確認書に署名している。池田氏はこの点も認めた。

 民主的な手続きによって決まった辺野古移設を県民投票で反対賛成を決めることになんの意義があるだろうか。
民主的な手続きで決まった辺野古移設であるのにその事実を県民に公開しないで辺野古移設の賛否を県民投票で決めることこそが民主主義の否定である。
 石垣市議会が県民投票条例案反対の意見書を可決したことは民主主義の良心である。
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