ケーソン工事が息の根を止める

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ケーソン工事が息の根を止める

辺野古ケーソン工事、本体部分で初契約 中断要請顧みず

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けて、辺野古沿岸部に護岸を建設するため、沖縄防衛局が29日までに、キャンプ・シュワブ内のケーソン新設工事(1工区)をゼネコンの五洋建設などの共同企業体(JV)と契約したことが分かった。移設計画に伴う埋め立て本体工事の契約は初めて。埋め立て予定区域の外周部の約3割に当たる護岸整備に着手する。
 「琉球新報」2015年1月30日
 ケーソン新設工事がゼネコンと契約された。
 ケーソンは埋立地と海を遮断する壁である。


ケーソンが建設されれば、埋めたて地と海が完全に遮断されることが分かり、埋め立ての土砂で大浦湾が汚染されないことがはっきりと分かる。
大浦湾の自然破壊が行われているのが今である。ボーリング調査で海底に穴を掘り、ブイ固定化のためにクレーンでブロックを海中に沈めている。それに基礎捨石造り。辺野古埋め立てで自然を破壊するのはそこまでである。埋め立てで自然が破壊されるのは小規模である。
 大浦湾や辺野古の海が自然破壊されるというのはデマであることが埋め立て工事が進行すればするほど明らかになる。埋め立てを反対する決定粋な理由が大浦湾の自然破壊であった。反対運動はそれを目玉にしてきた。ケーソンがつくられていけば埋め立て反対の理由がなくなる。
 自然が破壊されると信じて参加市民は離れていくだろう。
 「新基地反対」を叫ぶ左翼活動家だけの埋め立て反対運動になっていくだろう。


「辺野古基地移設反対」は県民の「総意」ではない――沖縄の不都合な真実


沖縄の不都合な真実
大久保潤 著/篠原章 著



大久保潤・・・1963年生まれ。日本経済新聞社元那覇支局長。現新潟支局長。国際基督教大学教養学部卒。著書に「幻想の島沖縄」
篠原章・・・1956年生まれ。大学教員を経て評論家。経済博士。共著書に「ハイサイ沖縄読本」「沖縄ナンクル読本」等。

■本当に「総意」なのか
 昨年末に行われた沖縄県知事選で、米軍の普天間基地の辺野古移設に関して、反対派の翁長雄志氏が、容認派の仲井眞弘多氏を破って当選したことは記憶に新しい。この結果を持って、「沖縄県民の総意は、移設反対だ。政府はそれを真摯に受け止めるべきだ」という声もまた強まっている。特に一部の新聞やテレビでは、このような論調が目立つ。

『沖縄の不都合な真実』の著者の一人、篠原章氏によると、沖縄の政治家は保革を問わず「県民の総意」「県民の悲願」といった言葉をよく用いる傾向があるという。また、地元の識者も同様に、「知事選で県民の総意と決意を示そう」といった発言をするのだそうだ。

 しかし、こうした言葉使いそのものに篠原氏は疑問を呈す。

「沖縄以外の知事や国会議員が『総意』などという言葉を使う例はあまり記憶にありません。東京都知事が『東京都民の総意』などと安易に発言したら、多くの都民は反発を覚えて都知事を非難することでしょう。

 ところが、沖縄の政治家にとって『総意』や『悲願』は当たり前の言葉となっているのです。『沖縄はいつも非常時だ』あるいは『沖縄は特別だ』と考えているからこそ、そうした言葉の使用が日常化しているかもしれませんが、140万人もの人口を抱える自治体の指導者がうかつに使う言葉ではないのではないでしょうか」

 篠原氏によれば、今回の県知事選で移設に明確に反対した候補者の合計得票は36万8641票で得票率52.73パーセント。一方で容認派と見なされる候補の合計得票は33万523票で得票率47.27パーセントである。

 これを冷静に見る限り辺野古移設反対が沖縄の「総意」だとは言い難いのではないか、と篠原氏は指摘している。

「選挙で勝利した側の意見を第一とすべきなのは当然でしょうが、反対意見も尊重するというのもまた民主主義の原則であるはずです。『総意』『悲願』といった言葉の使用は、『異論は許さない』という旧時代の風潮を連想させます」

■自費出版を拒絶

「異論は許さない」という風潮に関連して同書で紹介されているのが、「自費出版拒絶問題」である。沖縄在住の又吉康隆氏は、日ごろから「普天間の移設先は辺野古しかない」といった主張をブログで展開していた論客。その又吉氏が自身のブログを一冊にまとめて自費出版をしようとして、地元の出版社に持ち込んだところ、自費出版を断られたのである。

 その理由を尋ねると、出版社からは「基地問題についての主張」が理由であるという答えが返ってきたのだという。自費出版であるにもかかわらず、著者の思想が問題視されて拒否されるというのは極めて異例だろう。

「沖縄では地元の二大紙も基地問題に関してはまったく同じ論調で、他の意見は考慮されません。それに地元のジャーナリズムや出版社も追随するばかりです。

 しかし、『言いたいことを言いたいときに言う』というのが言論の自由であり、市民社会・民主主義の礎であるはずです。自由な言論を封殺するような傾向が沖縄にあるのだとすれば、見過ごしてはならないのではないでしょうか」(篠原氏)

 幸いにも、又吉氏は自ら起ち上げた出版社から自著(『沖縄に内なる民主主義はあるか』)を刊行。同書は県内でベストセラーとなったという。
2015年01月23日
『沖縄の不都合な真実』大久保潤、篠原章著
 沖縄は離婚率、待機児童比率、DV発生比率、非正規雇用率などが全国一、学力水準、1人当たり納税額、国民年金納付率は全国最低。極端な格差社会に人々があえいでいるが、〈沖縄の革新政党には「沖縄を差別するな」という「反日思想」はあっても、シングルマザーや失業者の暮らしを楽にさせる弱者救済の左翼思想がない〉。地元にはマスコミや学識者、労組も一体化した支配構造があり、それを支えているのが振興予算による利権であることが丁寧に説明される。「基地反対」のはずの沖縄で「基地を返さないで」という返還反対運動が起きる理由や、普天間基地移設をめぐる土木業界の利権争いなど、知っておくべき“真実”がたっぷり。(新潮新書・740円+税)産経新聞


又吉康隆様
メールありがとうございました。 また、本を番組で紹介していただけるとは、ありがたいことです。
夢想的な経済効果を断罪することは必要なことだと思います。沖縄総合事務局も沖縄の経済学者も、この嘘を知っているはずなのに、誰も何も語りません。
ぼくもこの本を書くに当たって、計算根拠について県議会事務局に質問をしましたが、たらい回しにされた上で、最後は無視されました。
喜納昌吉氏以外の県知事3候補にも無視されました。平和運動について平和運動センターにも質問しましたが、無視されました。
彼らは、どこの馬の骨とも分からない人間を無視するのは当然だ、と考えているようですが、東京で官公庁に問い合わせをすれば、回答の内容はともかく、国家機関から自治体窓口に至るまで丁寧に応対してくれます。
「うやむやにする」という姿勢は問題だと思います。辺野古についても「うやむや」になると思います。結果はどうあれ、「うやむや」は事態を悪化させるだけです。ヒジャイさんの追及の姿勢は天晴れです。沖縄特報も精読させていただきます。
お忙しいことと思いますが、ご自愛ください。
篠原 章

篠原章氏を知ったのは彼が私のブログに書き込みがあってからだ。4年ほど前のことである。
アクセス数が数百人くらいの無名のブログであったのに篠原氏の書き込みがあった。
私が「沖縄二内なる民主主義はあるか」の原稿に文章をブログに掲載していたが、「琉球処分は何を処分したか」の原稿を
書いているときに、沖縄の人口全体における武士の比率が分からなくて、WEBで調べたのだが、見つけることができないので
江戸の武士の比率が10%であったので琉球王朝時代の武士の比率あてはめた。
すると篠原氏の書き込みがあり、私の間違いを指摘してくれた。

また、「沖縄に内なる民主主義はあるか」を出版するのに忙しく、一か月ほどブログを休止したが、ブログを再開した時に
私のことをとても心配していたという書き込みもしてくれた。
私は篠原氏のことを全然知らなかった。
WEBで調べて篠原氏が名のある人だと知り驚いた。
私のようなアクセス数が少ないブログに書き込みしてくれたのに不思議な気がした。

篠原氏は沖縄の音楽にも精通している。


2015/01/28 に公開

平成27年1月28日水曜日に放送された『沖縄の声』。本日は、「米軍基地が沖縄経済­の阻害要因は嘘」、「沖縄の不都合な真実」、そして、「辺野古移設反対派に裁判所が爆­弾を」という三つのテーマについてキャスターの又吉 康隆氏にお話いただきます。

沖縄の声
次のニコ生放送配信は平成27年2月11日(水)、19:00~







ウチナー特報2(無料)を発行しました

「ウチナー特報」2を発行しました。
「ウチナー特報」は無料です。
チャンネル桜沖縄支局に置いてありますので自由に取ってください。

「ウチナー特報」は私が実験的に発行しています。過去に保守系の新聞をつくったり、機関誌をつくったが失敗した話を聞きました。新聞を新たにつくろうとしている話も聞きました。しかし、新聞をつくるのは非常に困難だと思います。
機関誌をつくるにしても、保守系はばらばらな活動をしているし、ひとつにまとまったグループをつくるのには強力なリーダーが必要です。現実的には難しいと思います。

しかし、インターネットを見ない県民に文字で伝えるのは必要です。
私はワードで原稿がつくれます。「沖縄内なる民主主義」の表紙から本文まですべて私がつくっています。また、インクジェットプリンターがあるので印刷もできます。小部数なら自分で作れるので実験的に「ウチナー特報」をつくりました。
これで基本的な形はできました。

「ウチナー特報」は多くの人々の意見を発表する目的でつくりました。次は「ウチナー特報」に寄稿してくれる人を増やすことです。今、複数の人にお願いしています。
複数の人の意見が定期的に掲載されるようになれば「ウチナー特報」は充実します。


皆さんへのお願い。
「ウチナー特報」は無料です。より多くの人に読んでもらいたいから無料にしました。
しかし、多くの人に読んでもらうには私一人では限界があります。皆さんの協力が必要です。
10部程度を配布できる人を募集しています。
「ウチナー特報」は無料ですので配布のプレッシャーはないと思います。
友人知人に10部なら配布できる人は電話番号と住所をメールで送ってほしいです。
10部をメール便で送ります。ただし県内在住者のみです。県外の人にも送りたいのですが、資金が乏しいので申し訳ないですがご遠慮ください。
メールはhijai@outlook.comです。
PDF版もあります。メールを送ってくれればPDF版をメールに添付して送ります。

ネットを見ていない県民にも沖縄二紙が隠している事実を知らせたい。保守の人たちの活動を知らせたいです。





「沖縄に内なる民主主義はあるか」が全国の書店で買えます。
書店に本の題名と地方・小出版流通センターが取次店であることを伝えれば注文できます。

  目次
1、琉球処分は何を処分したか・・・琉球を処分したのではなく、琉球王朝を処分し、四民平等にしたのが琉球処分であり、農民を解放した。
2、命どぅ宝とソテツ地獄・・・暴風や日照りの度に農民は飢え、毒のあるソテツを食べて命をしのいだ。「命どぅ宝」の格言は琉球王朝時代の生きることだけで精いっぱいの農民の生活から生まれた。
             反戦平和から生まれた格言ではない。
3、県議会事務局の
米軍基地全面返還したら
9155億5千万円
経済効果資産の
真っ赤な嘘・・・・・・翁長知事は「米軍基地は経済発展の阻害である」と繰り返し発言している。今では沖縄の常識となっている。その発端となったのが県議会が発表した9155億円経済効果である。嘘が常識となってしまった。
4、普天間飛行場の移設は辺野古しかない・・・普天間飛行場は日本にとって必要であること説明した上で、閉鎖・撤去・県外移設・国外移設が不可能であることを説明してある。

県外移設を主張する政治家は絶対に自分たちで移設先を探すとは絶対に言わない。なぜなら、移設先を探せば、移設先がないことを自分たちが証明することになるからとこの本に書いた。現実に県外移設を主張する政治家で自分たちで咲かずと宣言した政治家はいない。 沖縄二紙も候補地を上げたことは一度もない。
5、八重山教科書は何が問題だったか・・・根本的な問題は竹富町が違法行為をしたことにある。革新=左翼イデオロギーの塊である竹富町教育委員会が八重山教科書採択地区協議会で採択されたにも関わらず東京書籍を使用した問題
である。

竹富町は違法行為をしたが、違法行為に対応した法律がなかったために国、県、八重山、竹富町の争いが泥沼になっていった。

安倍政権は市町村それぞれが教科書を採択できるように法律を改定して、八重山教科書問題に終止符を打った。

その結果、竹富町は単独で教科書研究、採択をしなければならなくなった。結局、竹富町の負担が増えただけだ。


5は法律改訂で解決した。1,2は思想問題であり決着はなかなかつかないだろう。
3、4は現在進行中の問題である。これから熾烈な闘いをしていかなければならない。
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