波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

そうだ!あの子に逢いに行こう(越前への旅その1)

2015-09-30 00:36:13 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
9月後半にあったシルバーウィーク(SW)。 今年は4連休もしくは5連休という方もいたと思いますけど、皆さんはその期間中はどのようにして過ごされたでしょうか? やはり心地よい秋晴れの中の連休なので、盆や正月それにGWのように、どこかに出掛けたくなりますよね。 私の職場は小さな自営業の店なので、完全に休業するワケにはいかず、その期間中は交代で休むことになりました。ちなみに、私に割り当てられた休みは、連休後半の22日と23日。しかし、その頃は箔母さんは仕事で、たつぴは部活のほうの集まりに参加することになっていました。そうしたら、私一人だけがあぶれるということに。 だからといって、貴重なこの連休を何もしないで過ごすのは、あまりにもったいないですし。そうだ 箔と波を連れて旅に出よう。

そのような流れと勢いで、その休み中は私は家以外のところで過ごすことにしました。そうしたら、次にその目的地を決めることにしましょう。 当初は、浜松市の山間部の旧春野町の廃校めぐりをしながら野営し、満点の星空を眺めるなんてことも考えていたのですけど、今回はやはり観光地を訪れておきたいですね。それならば、最近世界遺産に登録された韮山反射炉やその周辺の名所旧跡、それに温泉などを付けた豪華コースもいいですね いや、そちらも日帰りで行けてしまうので、また次の機会にということにしておきましょう。 こうなったら、今一番行きたいところ……… 日本の反対側、福井県の越前大野のじんぱちママさんのところまでハチ君や一歩ちゃんたちに逢いに行きたいです 方向が決まったら、さっそく先方に連絡を取ってみます。

そして、しばらくして来た返事は………
「波ちゃ&箔君と会えるなんて、大事件です しかし、お店は『魔のシルバーウィーク』で大混雑中。 」
と、ありました。そうですよね。はちママさんは観光地で和菓子屋を営んでいて、SW中は観光客を迎え入れる側なので、そのような状況の中でお邪魔したら迷惑ですよね。
それでも、「夕方の4時くらいにようやく体を空けられるのですけど、それでよろしければ、ご検討を~~ 」と続いていたので、お互いにムリすることなく逢うことができそうですよ その話はトントン拍子に進み、私のSW中の越前大野訪問は決まりました。



そして、いよいよその当日となりました。 今回はお得意の(?)列車での移動ではなく、私が車を運転していくことにしました。 朝7時に自宅を出発した私・箔・波の1人と2頭。東名高速道路の音羽蒲郡インターチェンジ(IC)に至るまでの一般道は混んでいたのですけど、そこから先は順調でした。福井へは東名から名神、さらに北陸自動車道へと伝っていくのが一般的なのですけど、ここはできるだけ渋滞を避けるために、山側に新設され、豊田から瀬戸、土岐方面を通っていって美濃市に至る東海環状自動車道を初めて利用することにしました。



まずは、鞍ヶ池パーキングエリア(PA)で休憩することにしましょう。



こちらのPAは、豊田市の高台の上に設けられていて、眼下の鞍ヶ池公園はもちろんのこと、遠方の豊田市街を見渡すことができます。 ドッグランはないのですけど、草むら展望台(?)があるので、ワンコ連れにはいいところですよ。
一息ついたら、さらに先に進みますよ 東海環状自動車道は、混んでいるところもなく、いたって順調 ただし、トンネルが多くて所々が一車線になっていましたけど。 そして、私たちは岐阜県の美濃市に突入しました。

そこからは一般道に出て、清流の長良川に沿ってひたすら北上していきました。 そして、美濃ICを出てから1時間ちょっとで………



郡上市の中心部でもある、郡上八幡にたどり着きました 山の上には、郡上八幡城が見えていますね。 こちらは、山あいにある静かな城下町でもあります。また、町並の一角には、宗祗水という名水が湧いてたりするのですけど、山の麓は観光客があふれていて、どの駐車場も満車となっていました。 こうなったらやむを得ない 町並や名水はあきらめて、お城だけを目指すことにしましょう。
山上のお城には駐車場があって、車で上っていくことができるのですよ。 ただしその道は険しく、細くて曲がりくねっているうえに切り立っています。 18年ほど前にも、私は箔母さんを車に乗せて同じ道を走ったのですけど、彼女は「落ちる落ちるっ 」と恐がり、今でもそのことを根に持っています。

もちろん、今回は箔波ちゃんを乗せているので、慎重にいきましたよ。しかし、至るところにあるヘアピンカーブは一度では曲がりきれず、それに加えて徒歩で登っている人が道にあふれていたので、違う意味で難所でした。 そして、やっとのことで上り詰めたその先には………



駐車待ちの車が連なっていました。 お城のほうも人気みたいで、こちらも多くの観光客で賑わっているみたいですね。そこもなんとかして突破したら………



ようやく、愛犬とのお城めぐりができましたよ。



では、このあたりで記念撮影をしておきましょう。 このお城は、東殿山城のこの地の領主だった東氏を滅ぼした遠藤盛数によって、永禄2年(1559年)に築かれました。 さらにその後に入った稲葉貞通によって大改築がおこなわれ、今日見られる石垣が完成しました。



山の麓からもよく見えていた4層の天守は、昭和8年(1933年)に当時まだ現存していた大垣城の天守を参考にして、木造で建てられた模擬建築であります。



もちろんその内部にも入るのですけど、ここから先の有料ゾーンはワンコは入れないので、箔と波は(車の中で)待っていてくださいませ。



先述したように、こちらの模擬天守は木造なのですけど、一階から二階にかけては吹き抜け空間となっていて、二階は回廊の形式となっております。



そうしているうちに、最上階に行き着きました。 これはあくまでも私の感想ですけど、この建物は昔からのお城とは違った工法で建てられているということもあって、大きな秘密基地のようにも思えます。それはそれで、また味があっていいのですけどね。
その最上階の窓からは………



遠くの山々や東海北陸自動車道を行き交う車、それに郡上八幡の町並などを臨むことができます。 この町並は、魚の形に似ていると思いませんか?



確かにこちらのお城は、高いところにあるなぁ……… とは思っていたのですけど、今流行りの「天空の○○」ということになっていたなんて、私はこの日に初めて知りました。 それにしてもこの光景は、生で見てみたいです。

郡上八幡城を堪能したら、そのまた先に進みますよ またしても私たちは長良川沿いを上っていって、白鳥に至りました。そこからは峠越えをして福井県に入るのですけど、その山道は幅が広くてきれいに整備されているので、走りやすいですよ
………と言いたかったのですけど、うっかりその端に追いやられた険しい旧道のほうに入ってしまったので、ちょっと大変でした。 それでも、郡上八幡城を出てから1時間ちょっとで………



私たちは、道の駅九頭竜に到着しました。 こちらはJR九頭竜線の終点の九頭竜湖駅と道の駅が併設されている施設にございます。トイレや売店があるのはもちろんのこと………



近くで恐竜の化石が発見されたということもあって、巨大なティラノザウルスが据えられているのですよ。



その近くに恐竜書き割りがあったので、さっそく顔を突っ込んで……… いや、まずは箔に装着してもらいましょう



波も、おやりなさいよ。これで、あなたも恐竜犬 ………とかなんとかやっていたら、先ほどの恐竜が動き出しましたよ 待ってました 実は、それに対する箔波ちゃんの反応を見てみたかったのですよ 果たして………



う~む……… しいて言えばビビっているようにも見えるのですけど、あまり興味がない様子です。それよりも、彼らは近くにいる他のワンコのほうに関心が行ってしまって、恐竜のことはほとんど相手にしてくれませんでした。 はくぅ、なみぃ~、ほら見てごらん、恐竜が動いているんだよ しかも、鳴き声まで発して………

残念ながら箔と波は、私が期待するようなリアクションはしてくれませんでした。私は消化不良のまま再び彼らを車に乗せ、大野市街に至る長い山道を下っていきました。 そして、恐竜と別れを告げてから1時間弱で………



じんぱちママさんとの待ち合わせ場所となっている、越前おおの結ステーションにたどり着きました。こちらは大野市の町中に位置し、駐車場を備えた観光の発着点となる施設で、売店やレストラン、トイレなどが設けられています。 静岡県の自宅を出てから約7時間。寄り道時間を抜いたら、約5時間の道のりでした。彼女らとの集合時間まで、まだ時間があるので、その周辺を散策しながら待つことにしましょう。



私たちはまず、結ステーションの南にある、御清水(おしょうず)に行ってみました。 越前大野は、名水が湧く水の都でもあり、こちらではその水を飲んだり、野菜などを洗ったりすることができるのですよ。



そうしたら、長旅で渇いたノドを潤しておきましょう。 箔と波も、おあがりなさいよ ん、美味しいかな?



そのまた南には、朝倉義景の墓所がありました。義景は越前一乗谷を拠点にしてこの地方を治めていた戦国大名だったのですけど、織田信長に攻め滅ばされてこの地で自刃。そして、地元の人たちによって墓が建てられました。



そのお墓を近くで見たら苔むしていて、歴史の深さを感じました。 その彼は、浅井久政、長政親子とともに、信長によって髑髏(ドクロ)の杯にされたと云われているのですけど、本当なのでしょうか?



さらに私たちは、大野のメインストリートともいうべき元町の通りを歩いていきました。 こちらは石畳となっていて、さらにその両側には美味しいお店などが並んでいて、たくさんの観光客が行き来していました。 そのような中に………



じんぱちママさんの和菓子屋がありましたよ 「いたいた 」そのお店の中には、この時季がまさに旬のいもきんつばを焼いている彼女の姿がありました。しかしこのときの私は、あくまでも観光客にまぎれたスピッツを連れた人という設定(?)なので、ガン見してはいけませんよ。

………なんて言っていたら、はちママさんの旦那さんと思われる男性が私たちの存在に気づき、話しかけてきました。 彼は波に触れてみて「さわり心地が一歩と一緒だ 」とも仰っていました。彼は今日の予定をすでにご存じみたいで、「待ち合わせ時間まで、もう少しお待ちくださいませ」と、気を遣ってくださいました。



そして予定時間になって、じんぱちママさんがハチ君一歩ちゃんを連れて、結ステーションにいらっしゃいました。 それだけではなく、ウワサに聞いていたトイプードルの波女王様も一緒ではありませんか
姉妹犬の再会と、同名犬とのご対面は、どのような展開となるのでしょうか?その様子と越前大野城の散策については、次回じっくりとレポートさせていただきます。


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天然猫じゃらしの使い道

2015-09-26 00:19:30 | ニャンコ
こんばんは、白黒茶々です。
気付いたら、9月も下旬になっていました。 そういえば朝晩はすっかり涼しくなり、より秋の気配を感じるようにもなりました。 そのような中、箔と波の散歩コースでは………



曼珠沙華が鮮やかな赤い花をつけていました。 もうお彼岸の時季なのですね。さらにそのまわりを見回してみたら………



じんぱちママさんの日記にも採り挙げられた、猫じゃらしがありました。 この植物は、正式にはエノコログサ(狗尾草)といって、日本全土に分布するイネ科エノコログサ属の一年草とのことです。夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも狗(犬)の尾の草と表記します。また、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから 「猫じゃらし」とも呼ばれています。 名前の由来に犬と猫の両方が関わる特異な植物なのですね。
それから、エノコログサでは名前が長くて覚えにくいので、略して「エコ草」と呼ばせていただきます。 天然素材で地球にもペットにも優しいので、エコと呼ぶにはふさわしい植物ですよね。



まずはそいつを箔と波の目の前でふりふりしてみたのですけど、私が期待するようなリアクションはなく、いたって普通でした。 犬に対しては、「犬の尾に似ている」というだけで、ヨシとしなければならないみたいですね。 そうしたら、猫ならどうなのでしょうか?かなり前に家で飼っていた猫(茶々様あたり)にお土産として与えたら、遊んでくれたような記憶があります。 果たして、今どきの猫の喰い付きは………
まずは京ちゃ、お土産ですよ~………



と見せただけで、京ちゃはかなり目をキラキラさせていました。 彼女には、この草の有り難みがわかるみたいですね。。



しかし、私がパタパタさせる間もなく、彼女は飛び付いてきました。 喰い付きがいいのは嬉しいのですけど、彼女の動きにカメラが付いていけなくて、エイリアンみたいになっているっ ひええぇっ



今度は、同じように銀ちゃにも見せてみました。 そうしたら多少は反応するものの、あまりノリはよくありませんでした。 そ、それならば、晃ちゃと緑ちゃならどうなのでしょうか?



………と、エコ草を彼らに見せたら、特に晃ちゃが興味のあるご様子。 というよりは、すでに飛びかかりの体勢に入っていて、彼の輪郭がブレています。



とかなんとかやっていたら、エコ草を追って京姉さんまでやってきました。銀姉さんも近くまでは来たのですけど、すぐにフレームの外に行ってしまいました。それでも、自然な形で3ニャンが揃いましたよ。



しかし次の瞬間、黒い影が画面を覆いつくして。いうまでもなく、この物体は晃ちゃです。



私がそちらに気を取られているスキに、京ちゃが力ずくでエコ草を奪い取ろうとしていました。 それにしても、かなりの引きでしたよ。
それから、緑ちゃは銀ちゃと同じように、エコ草にはそれほど執着していないご様子でした。そんな彼らには………



猫の大好物でもあるマタタビの葉っぱを採ってきてあげました。 これに対して、京ちゃと晃ちゃはちょっと興味を示した程度だったのですけど………



緑ちゃはいい感じで喰らい付いてきましたよ 普段は温厚な彼なのに、すごい形相になっています。



銀ちゃも同じように、マタタビには激しく反応しました。 その直後、彼女は酔っぱらったのでしょうか?ひっくり返ってしまいました。



写真ではすでに取り除いてあるのですけど、銀ちゃが衣類の上にいるところに与えたら、その衣類が湿っていました。これは、彼女のヨダレでしょうか?それとも、失禁?

これらのことから、エコ草はすべての猫はほぼじゃれるのですけど、個体によっては「猫じゃらし」では治まらず「猫とびつき」にもなるということがわかりました。 このことは、マタタビにもいえるみたいですね。それから、猫は人工のおもちゃの猫じゃらしにもじゃれるのですけど、やはり天然モノのほうが喰らい付きがいいです。 愛猫との生活がマンネリ化し、焦りを感じてる方などいましたら、ぜひ一度お試しくださいませ


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最近のニュースを見て思う

2015-09-23 22:30:08 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
福岡ソフトバンクホークスの選手やファンの皆様、2年連続のリーグ優勝おめでとうございます。 ということで………



せっかくなので、箔にはお父さん犬のような役をやってもらいました。 実は白黒茶々家は家族全員、リーグ2位が確定した北海道日本ハムファイターズのファンで、ホークスにかなりのゲーム差をつけられて優勝を逃したことを悔しがっています。 それでも、戦いはまだ終わりではありません。このあとに、クライマックスシリーズや日本シリーズに挑戦するチャンスが残っているので、そちらのほうに期待しています。 ファイターズの栗山監督や選手の皆さん、最後まで楽しませてくださいね~



季節の変わり目には雨の天候が続いたりするのですけど、こないだのものは異常としか思えないほどでした。 白黒茶々地方はほとんど無事だったのですけど、浜松市内では冠水したところがかなりあって、たつぴの高校が休校になったりしました。
さらに常総市では、鬼怒川の堤防が決壊して、多くの被害を出してしまいました。今回の災害で、被害に遭われた方たちにお見舞い申し上げます。 その日、その状況を伝えるテレビ中継を観ていたら………



濁流に飲まれそうになっている家の屋根から、ワンコと一緒に自衛隊に救助される老夫婦の姿もありました。 家族同然のワンコをずっと離さなかったその夫婦、そんな彼らを全員見捨てなかった救助隊の熱意に、私は心が暖まりました。それと同時に、ウチが同じような状況になったら……… ということを、ふと考えてしまいました。

白黒茶々家は河川の近くではないのですけど、遠州灘の海岸の近くにあります。 なので、災害に遭うとしたら洪水ではなく、津波のほうです。とはいっても、海岸から少し坂道を上がっていった奥まったところにあるので、よほどのことがない限り大丈夫だとされています。その代わり、立地や周辺の山の地盤が緩いので、地滑りのほうを心配しなければなりません。



その万が一の状況の中で、ペットと一緒に避難することになったら、犬担当の私は箔と波を、猫担当の箔母さんは銀ちゃと京ちゃを、たつぴは晃ちゃと緑ちゃをそれぞれ連れていくということで話はまとまっています。



そして、避難所では人間だけではなく、犬や猫も多少不便な生活を送ることになると思われるのですけど、それは致し方のないこと。 まわりを気遣い、他のペットやニガテな人にも配慮しつつ、お互いにムリのないように、できるだけ気持ちよく過ごせるようにしたいです。



そのためにも、箔と波にはクレートに慣れてもらい……… って、このあたりはある程度はクリアしているので、そこで寝泊まりできるようにしておきたいです。 それに加えて、その白ふわ力で被災者たちを少しでも癒すことができたら、いうことありません。箔波ちゃん、皆さんにもかわいがってもらうのだゾ



犬は飼い主と一緒で必要最低限の巣があればなんとかなるのですけど、猫は環境の変化に弱いので、避難所に連れていくのは難しいかも知れません。 野良出身の京晃緑ちゃんはまだいいとしても、育ちがよくて(?)車に乗せて連れ出しただけで吐いてしまった銀姉さんは特に。彼らには、避難所のゲージ内で過ごしてもらえればいいのですけど、それがダメなら自宅が全壊していなければそちらに残ってもらうようにします。

自然界の上に住まわせてもらっている限り、災害は避けられません。やはり命あってこそなので、万が一の際にはまずは助かる術を冷静かつ迅速に考え、対処できるようにしたいです。


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合同体育祭、頼むから晴れてくれ!

2015-09-19 00:13:36 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
秋といえば、読書、芸術、食欲、……… など、いろいろなものが盛んになりますよね。 そのような中で、今回は「スポーツの秋」に関する話をさせていただきます。いや、この場合のスポーツは、厳密には春先からその伏線が延びていたのですけど……… とにかく、スポーツなのですよ

その春先になると、町内会の役職が決められていくのですけど、私には今年度は体育委員の役が回ってきました。 体育委員とは、年に数回開かれる全体会議に出席するのはもちろんのこと、地域の行事としておこなわれる球技大会や体育祭などに参加してもらう選手を集めたり、それらの大会の手伝いをしたりする役職であります。
そして秋には、白すぴの地域と中学校が一緒になっておこなう合同体育祭が予定されていました。こちらの地域は古い田舎ということもあって、そのような地元に根差したイベントがあるのですよ。 しかも日曜日におこなわれるので、昨年はまだ中学生だったたつぴの活躍を見つつ、私や箔母さんも種目に参加することができました。 そして今年は、私は夏ぐらいからその参加者を集うことになりました。主に昨年参加した方にお願いして回ったのですけど、なかには都合がつかなかったり、体を痛めたりした方がいたりして、定員割れとなってしまいました。 そうしたら、彼らの代わりとなる有望な選手を連れてきて……… といきたいところですけど、なかなかそう上手くはいきませんでした。もうこうなったら、頭数が揃えば誰でもいい ………なんて言ったら失礼ですけど、白黒茶々家の面々に全員参加してもらったり、他の方には複数の種目も掛け持ちしてもらったりして、なんとか格好をつけることができました。 あとは、晴天になることを願いつつ、その日が来るのを待つだけです。8月末から9月の初めにかけてはずっと雨の天候でしたけど、そのあとはいい具合に晴れが続いていました。いいぞ、この調子でいってくれ



ところがその直前になって、雨の予報に変わったではありませんか しかも、その日だけ。ここに至るまで、苦労して準備してきたというのに……… これは、嫌がらせとしか思えません こうなったら、気象庁に文句を言って………
※白黒茶々さん、おやめください!いくら気象庁に掛け合っても、天気は変えられませんよ。(編集部注)



悶々としているうちに、合同体育祭の当日となってしまいました。 その日の朝は曇りだったのですけど、私が箔と波の散歩に行った途中で雨が振りだしました。 予定通り開催するようだったら、7時に花火が上がることになっているのですけど、果たして……… それにしても、伝達の手段が花火というのは、昔からの狼煙(のろし)みたいで、田舎ならではと思いませんか?



………なんて言っていたら、数発の花火が上がりましたよ その音に驚いて箔がフレームアウトし、総崩れとなってしまいました。



彼は雷がニガテで、それを彷彿させる花火や太鼓の音もダメなのですよ。 それよりも、このような天候でも体育祭をやるのでしょうか?



一旦私が自宅に戻ったところで、さらに雨足が強まってきました。これはかなり厳しい状況ですよ。 こうなってしまったら、前言撤回しなくても大丈夫なのでしょうか?いずれにしても、私は会場となる白すぴ中学校のグラウンドに行くようにします。
そちらでは小雨の降る中で、予定通り開催することを前提にして準備していました。そうしていたら………



開会式の頃にはその雨はやみ、青空が広がるまでになったではありませんか 私は久しぶりに、晴れ男や晴れ女の存在を信じました。



………ということで、心置きなく体育祭をおこなうことができました。 その中で役員の私は、競争種目の着順判定を任されました。数人で分担して、ゴールした選手たちにその順位を告げるというのですよ。 200m走から始まった競争は、障害物競争、百足競争、………と推移していき、お昼近くにはパン食い競争が予定されていました。
そういえば、箔母さんとたつぴは私より遅れて、お昼ぐらいにこちらに来るようなことを言っていたのですけど、どのタイミングで姿を現すのでしょうか? ………なんてことを思いながら、パン食い競争を見守っていたら………

「高校生のたっくん、頑張ってください 」というアナウンスが聞こえてきました。えっ?たっくんって、まさか………

なんと、たつぴではありませんか パン食い競争はいつの間にかオープン参加に入っていて、彼は中学生などに混じってパンをくわえて走っていたのです。まさか、こんな派手な登場の仕方をするなんて。 しかも、ビリですし………



彼によると、会場に来たらたまたまその種目をやっていて、中学生の後輩などに勧められて参加したそうです。 また、ビリだったのは後輩たちに遠慮して本気を出さなかったからだと言っていましたけど、果たして………



それから間もなくして箔母さんも来たので、参加者にもれなく配られる助六弁当を食べたりして、午後の部が始まるのを待つことにしました。 あ、それから体育館ではバザーをやっているので、いい品をゲットしてきてくださいませ



午後の競技のうちの区民対抗綱引きで、白黒茶々家の出番がありました。 これは、白すぴの6つの地区がトーナメントを競うというのです。ちなみに昨年は、私のいる地区は準優勝でした。しかし、今回はいきなり選手層の厚い地区と当たってしまったので、ちょっと厳しいかも。とにかく、やるからには最初から本気モードでいきますよ。



よいせ、よいせ、………
しかし力の差は歴然で、思いっきり引っ張られてしまいました。いうまでもなく、初戦敗退です。



その他に、箔母さんは「お菓子屋さん」という種目にエントリーしていました。 これは、コースの途中のテーブル上の飴玉を、箸で袋に詰めてゴールを目指すというもので、足の速さだけではなく、冷静さと器用さも求められます。 ちなみに彼女の順位は、6人中4位でした。



あとは、誰でも参加できるジャンボじゃんけんに挑みましょう こちらは、自治会長とじゃんけん勝負をするというもので、上位進出者には粗品が用意されています。ただし、じゃんけんはあいこでも負けとみなされるそうです。昨夏おこなわれたゆるキャラとのあっち向いてホイ!勝負で、最終決戦まで行った私は自信ありありだったのですけど……… 2回やってともに初戦負けでした。
あとは地区対抗リレーをもって、今年の合同体育祭はお仕舞いとなります。



このイベントは、区民のほうは6つの地域で対決するのですけど、中学校は各学年が1クラス程度しかないので、学年対抗となります。そのような中で、今年は3年生が経験の差を示すことができたみたいですね。 それに、いい思い出を作って卒業できますし。とにかく、おめでとうございます。

直前の天気予報や当日の朝の状況から、今回の合同体育祭は開催が危ぶまれたのですけど、最後まで天気がもち、無事に終わらせることができて、本当によかったです。 体育委員の私にとっても、最大のヤマを越えたことになるので、ひと安心です。それから、私のいる地域は来年こそは優勝してもらいたいですね。 それには白黒茶々家の力が必要なのかどうかはわかりませんけど。地元愛と団結力を養うことにもなるこのイベントは、これからもずっと残り続けてもらいたいです。


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我が家の納豆史

2015-09-15 01:05:49 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど、皆さんは納豆はお好きでしょうか?



あの独特の粘りと匂いで、好き嫌いが分かれると思います。最近では「納豆の妖精」を自称している、ねば~る君なるゆるキャラも、幅を利かせていますね。



では、ワンコやニャンコは納豆を食べたりするのでしょうか?気になった私は、今から約16年前に白黒茶々家で初めてのペットとなった、茶トラ猫の茶々様にやってみました。そうしたら、勢いよく食べたではありませんか これにて、彼女は納豆が好きだということが確定しました。



その次にウチの子になった、黒猫の黒ちゃは……… もちろん、やってみましたよ。 そうしたらなんと、彼女も喜んで食べましたよ



日本スピッツのがウチにやって来たのは、もう10年以上も前のことになりますね。 ここまで来たら……… ええ、彼にも納豆の洗礼を受けてもらいましたよ さすがの私もそれはないと思っていたのですけど、「ウソだろ………」彼までもが喜んで納豆を食べたのですよ こうなったからには、白黒茶々家は運命の赤い糸ではなく、納豆の糸で繋がっていると言ってもいいでしょう。



時を経て、初代納豆猫の茶々様が亡くなり、そのあとに銀ちゃ京ちゃが新たなメンバーに加わりました。 ウチに来る縁があるのなら、きっと彼女らも納豆を食べるハズ そう思った私は、またしても儀式の準備をしましたよ。人も犬も猫も一緒になって納豆の糸をひく光景は、ステキだと思いませんか?
ところが、銀ちゃだけではなく、京ちゃまでもが納豆のニオイを一度嗅いだだけで、それ以降は食べないどころか寄り付こうともしませんでした。 本当にウチの子なのか?………いや、大抵の子はこのように拒絶するのかも知れません。



そのような中にやって来た、日本スピッツ2号の波ちゃ ムリにとは言いませんけど、いちおう彼女にも与えてみます。 我ながら、なんか私のテンションが低いような……… たとえここで期待を裏切られるようなことがあったとしても、決して彼女を責めたりしませんよ。 ………というよりも、この時点であまり期待していないような。とにかく、納豆をあげて、彼女の反応を見てみました。

そうしたら、慎重に少しずつではあるのですけど、しっかりと食べ始めたではありませんかこれで、連敗を(?)脱出できそうです。



茶々様にも負けないぐらい納豆好きだった黒ちゃは程なくして旅立ち、我が家に納豆の糸をひく猫はいなくなりました。そういえば、二代目黒猫の蒼ちゃには納豆を試してみるのを忘れていました。 彼はどちら側の猫だったのでしょうか?



それから約1年後の6月末に、白黒茶々家に新たな追加メンバーがやって来ました。三代目J Soul Brothers……… ではなく、三代目黒猫となる晃ちゃと、白黒八割れ猫の緑ちゃが。彼らは育ち盛りということもあって食欲は旺盛で、今のところは好き嫌いを言うこともなく、何でも食べます。それなら、そのどさくさに紛れて納豆を出したら、食べるかも♪いや、この場合は対象物が納豆なだけに、ごまかしは効かず「ちょっと待てよ 」ということになるのかも。とにかく、彼らがどのような反応をするのか、検証してみます。



こうちゃ~、りょくちゃ~、納豆ですよ~ まずは両者とも、箔母さんが持ってきた物体が気になるご様子。



そして、いよいよ納豆が彼らの手に、いや、口が届く位置に。果たして………



そうしたら、晃ちゃが少しずつではあるのですけど食べ始めたではありませんか 猫が納豆を食べる光景を、久しぶりに見ましたよ。



その勢いに乗せられたのかどうかはわかりませんけど、今度は緑ちゃも食べましたよ これはキライだったら絶対に口にしないような物だから、彼にも納豆猫の素質があると言ってもいいでしょう。

味の好みは猫それぞれなので、銀ちゃや京ちゃのことを責めてはいけないのですけど、晃ちゃと緑ちゃが納豆を食べる猫だとわかって、とても嬉しいです。 これからはできるだけ食べる機会を与えてあげて、大いに納豆の糸を引いてもらいましょう。
「そういう白黒茶々さんは、納豆は好きなのか?」ですって。私は毎日食べてもいいぐらい納豆は好きなのですけど、飲んでいる薬の都合で、残念ながら食べることができないのですよ。そういうこともあって、まわりの生き物が私の代わりに美味しそうに納豆を食べてくれると、嬉しいのです。


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天空の?洲本城(讃岐・淡路方面二人旅その3)

2015-09-12 00:01:01 | 旅行記
こんばんは、白黒茶々です。
家族旅行から始まったお盆休みの一連の旅行記は、今回で最後となります。 いつものごとく長々と綴ってしまいましたけど、もう少しお付き合いしてくださいませ。
………ということで、話は私とたつぴが男二人旅の最後の目的地に向かうために朝早くに宿を出たところから、話を始めさせていただきます。 その日も、岡山駅前には………



桃太郎一行の像がありました。いや、正確にはさらに生身の鳩のお供も加わっていましたよ。 今から私たちはある島に向かうので、彼らにもぜひ同行してもらいたいのですけど……… 島とはいっても、鬼ヶ島ではないのですよ。強いていえば、竜宮城に近いものを見に行くのですけど。いや、それ以前に彼らと列車に乗れるのかどうか?というより、いろいろと問題が出てきそうなので、このあたりで妄想はやめておきます。
岡山駅から列車に乗って、2時間ちょっとで………



私たちは神戸市の三ノ宮駅に到着しました。 さらに、そのすぐ近くにある三ノ宮バスターミナルから神姫バスに乗っていき………



海路ではなく、陸路となる明石海峡大橋を渡っていきました。 その名前が出たら、もうおわかりですよね?そうです 私たちがその日目指していた島は、淡路島だったのです。 三ノ宮からそのバスに揺られること約1時間半で………



淡路島の中心でもある、洲本市の洲本バスセンターに到着しました。 ちなみにこちらまでの運賃は片道1850円、往復で3330円となります。時刻のほうは、11時をまわっているので………



まずはそのバスセンター内にあるレストランで、腹ごしらえをしておきましょう。 ちなみに、私たちが食べようとしているのは、ミートソーススパゲティーと酵母パンのセットにございます。これからちょっと体力勝負のところに行く予定なので、しっかりと準備をしておきますね。 その洲本市内からはどこからでも見えるのですけど………



三熊山の上には、洲本城というお城があります。 今から、そのお城を目指して山を登っていくのですよ。 カメラさん、わかりやすいようにもう少しアップしていただけますか?



はい、OKです。 高そうな山の上に立派な石垣が見え、さらにお城の建物っぽいものもありますね。その風貌は、今流行りの(?)「天空の城」のようです。これで、山頂付近にまで霧がたちこめていたら、カンペキです。
洲本城の前身となる城は、室町時代の末にはあったのですけど、天正13年(1585年)に入った脇坂安治によって大拡張され、現在みられる規模となりました。 脇坂安治といえば、賤ヶ岳七本槍(織田家の跡目争いで、羽柴秀吉と柴田勝家が対決した賤ヶ岳の戦いで、羽柴軍のほうで武功を揚げた七人の侍)のうちの一人でもあります。しかし安治はその後、伊予大洲に移り、江戸時代初期には山上の「上の城」は廃城となってしまいました。 この流れは、元祖「天空の城」である竹田城にも似ていますね。とにかく、今からその洲本城の実態に迫ります。



まずは、山麓の「下の城」の方から入らせていただきます。 こちらは御殿、御家、御屋敷と呼ばれていたのですけど政庁ではなく、徳島藩主が参勤交代の際に宿泊する藩邸として使われました。その御殿の建物の一部が………



金天閣として洲本八幡神社の境内に移築され、現存しているのですよ。しっかりと施錠されていたので、残念ながらその内部に入り込むことはできませんでした。



さらに下の城のお堀端には、桶と柄杓を手にして笑っている、お登勢さんの像があります。彼女は船山馨の小説「お登勢」の主人公で、庚午事変(明治維新後に島内で起こった内乱)に巻き込まれたりもしました。彼女の健気な姿を描いたそのお話は、テレビドラマ化もされたそうです。
三熊山は標高133m。 このような山は、高そうに見えても実際に登ってみるとたいしたことがなかったりするのですけど………



ハアハア……… けっこう大変でしたよ。木々が繁っていて涼しいハズなのに、汗か止まりませんし、膝がガクガクします。



それでも麓から20分ほどで、上の城が見えてきました。 ここまで来たら、もう三熊山を制したといってもいいでしょう。 それでも、ここは敢えて………



洲本城の規模や構えがわかりやすいように、私たちが登ってきた道からは逆方向にある、大手口から迫るようにします。



その大手門跡は、車での登山道や駐車場の方向にあります。幾重にも石垣が交差していて、厳重な守りとなっていますね。 たつぴが言うには、「その脇の藪の中に、野生の鹿が軽快に駆けていった 」らしいのですけど、私は見逃してしまいました。そのあと、落ちている糞は確認できたのですけど……… たつぴだけ本体を見るなんて、ズルいです。



大手口からほど近いところにある馬屋(月見台)跡からは、紀淡海峡の眺望が開けています。 そのことからも、洲本城は水軍の城としての機能を果たしていたことがわかります。



それから東の丸跡には、日月(じつげつ)の池があります。こちらはいざ籠城となった際には、山上の城の貴重な水源となったことでしょう。



さらにお城の中心に迫りますよ こちらの本丸への大石段は、見応えがありますね。 石垣も高くて立派ですし。ここを登りきって、本丸南の虎口を突破すれば………



山の麓からも確認できた模擬天守が姿を現すのですよ それにしてもこの建物、やけに小さくて不自然な土台の上に乗っているような………



そうなんですよ そうしたら、登頂記念の撮影をしながら説明いたします。 こちらの建物は、天守台の上にさらに天守台を造ってその上に建てられた、ミニ模擬天守なのですよ。脇坂安治によって築かれた本来の天守は、17世紀の初めには失われ、その姿や規模は不明なままでした。 時を経て、昭和3年(1928年)に御大典(昭和天皇の即位式)を記念して、寄付を集めて史実とは関係ない姿で建てられたのが、こちらの模擬天守であります。 その頃は全国的にお祭りムード一色で、そのノリで造られた産物……… なんて言ったら失礼ですけど、私たちが以前訪れたことがあるコンクリート大仏の刈宿の大仏(愛知県西尾市)も同じノリ、いや、理由からできたのですよ。確かに怪しいお城ですけど、90年近くも存在し続けたこともあって、すっかりまわりの風景に溶け込んでいるように思えます。



せっかくなので、その内部に入って……… といきたいのですけど、老朽化などの理由から封鎖されているのですよ。 以前は空洞状の天守台の下からその建物に上る階段があったのですけど、外されていました。



それでも、その足元からでも見張らしはよくて、その時季は特に賑わっていた海水浴場や、先ほどバスを降りた洲本バスセンター、それにレトロな建物を利用した淡路ごちそう館御食国(みけつくに)、………など、洲本市内を一望することができました。それに加えて、そこには遮るものがないということあって風通しがよく、空を飛んでいるような、天界にいるような気分を味わうこともできました。
気が済んだら、先ほど登ってきた山道を降りていきますよ。



そして私たちは再び、下の城にやって来ました。 その一角には、洲本温泉からお湯を引いている足湯があるのですよ



もちろん、ここで足の疲れを癒しておきますよ ………という私の足が、タヌキの顔を直撃しているような。 とにかく、いい湯でした。



あとは、洲本バスセンターから帰りのバスに乗って、三ノ宮駅を目指すだけです。 その道中で見えてきた明石海峡の眺めもなかなかいいのですけど、そのあたりから道が混んできました。どうやら、帰省や行楽帰りの渋滞に巻き込まれたみたいです。
予定では、三ノ宮での乗り継ぎ時間にかなりの幅を取ってあったので「そこで晩御飯を食べていこうか」という話もしていたのですけど、この調子でいったら厳しそうです。そしてそのバスは予定時間より大幅に遅れて、三ノ宮バスターミナルに到着しました。

私たちに残された乗り換え時間は、わずか6分。外食はもってのほかで、お持ち帰りも厳しい状況です なんとか予定の列車に飛び乗ることはできたのですけど、これからかなり長い間、乗り換えはありません。



それでも21時過ぎの大垣駅で、ようやく時間を作ることができ、私たちはその構内にあるコンビニやベーカリー店で、食料を調達しました。 そうしたら、菓子パンやおにぎり、揚げたこ焼きなどをがっつり喰っておけ

そして23時ちょっと前には、ようやく自宅に戻ることができました。 これにて、長いようで短いような一連の旅行スペシャルはお仕舞いとなるのですけど、たつぴは翌日はまだ休みでいいですね。私は通常通りの仕事なのですよ。 それでも、非日常を味わうことによっていつもの生活がより潤うので、多少疲れが残っていてもなんとかします。 それよりも、今回はおとなしく家でお留守番をしていてくれた箔や波には、感謝しています。ちょっと離れただけで、彼らのありがたみも改めて感じましたし。これからは彼らに寄り添いながら、いつもの生活を過ごしていきます。 もちろん、彼らと一緒に非日常を体験する計画もあるので、そちらのほうも楽しみにしていてくださいませ


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丸亀のうどんを食べたいのだ(讃岐・淡路方面二人旅その2)

2015-09-09 00:01:01 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
四国の讃岐は丸亀にやって来た茶々さんとたつさん親子。彼らはその市内にある丸亀城を踏破し、小腹を空かせて今度は本場の讃岐うどんを食べさせてくれるお店に向かいました。 ところがそのお目当てのお店は、彼らが来る2、3ヶ月前につぶれたというではありませんか さあ、どうする?茶々さんたつさん

「まさかこうなるなんて思ってもみなかったから、第2候補みたいなところは調べてない……… というよりは、そこ以外は見つからなかったよ 」それだけではなく「友達に『丸亀のうどんを食べにいく』なんて得意気になってメールしちゃったけど、どおしよ~……… 」そういえば、たつぴは「予告うどん」メール問題も抱えていました。こうなったら、丸亀の丸亀製麺を探し出すしかないのか
※丸亀市内には、丸亀製麺のお店はありません。讃岐こと香川県内にまで範囲を拡大しても、2店舗しかないのですよ。(編集部注)



「ひょっとしたら、あそこだったら教えてくれるかも 」
そう言って私たちが駆け込んだところは……… 駅の構内にある観光案内所でした。 「この時間帯(17時台)でもやっているうどん屋って、あるでしょうか?」「うどんのお店って、ほとんどのところが昼だけやってお仕舞いにしてしまうのですよね………」と言いつつも、「お城の方面にある『つづみ』さんなら、今行けば食べさせてくれるかもっ、さっそく連絡を取ってみます 」しっかりと調べあげてくれたではありませんか さすが、いい仕事をしています。 しかし「何回か(電話を)かけてみたのですけど、なかなか繋がりません。ひょっとしたら、忙しいのかも 」というのです。それならば、直接行ってみるという手もあるのですけど……… 「はい、はい、そうですか……… わかりました、そうお伝えしておきます」なんとか連絡がついたみたいです。 「つづみさんは売り切れてしまって、今日はお店を閉めるそうです」「………そうですか」一足遅かったみたいです。
その一方で「丸亀では最近、骨付鳥がメジャーになっているのですけど、そちらに路線変更してみては?」という案もありました。



骨付鳥とは、鶏の骨付もも肉を一本丸ごと焼き上げたもので、スパイスの効いた肉汁が口いっぱいに広がって、クセになる味……… なんて解説していたら、私の消化器官だけではなく脳ミソのほうまでそちらに片寄りそうになってしまいました。 いいや、今回はうどんでござる

「実はもう一軒あるのですけど、そちらのほうは18時に店を開けるというのですよ」私たちは18時ちょっと過ぎの列車に乗っていくことになっていたので、時間的に厳しいです。とはいっても「ここまで来たら、食べていくしかないですよ 」列車の時間を遅らせてでも、そのお店に行くことにしました。 案内所さん、親身になって調べてくださり、ありがとうございました。
教えてもらった通り、駅の北東方面に4分ほど歩いていったところに………



その石川うどんさんがありましたよ まだ開店前なのですけど、麺打ちなどの仕込みの音がなんとなく聞こえてきました。さらにそこにもう一人、私たちと同じうどん客と思われる青年がやって来ました。



話を聞いたら、彼は名前をイシモトさんといって、熊本に住む医学生みたいで……… って編集長さん、また画像が違いますよ こちらは、丸亀の骨付鳥をモチーフにしたゆるキャラの、とり奉行 骨付じゅうじゅうですよ。彼が写った写真がないのですけど、こうではありません。 皆様は、イケメンな姿を想像してあげてくださいませ。
そのイシモトさんは、その日は愛媛の松山城を見学してきて、四国を出る前にこちらで讃岐うどんを食べておきたいと思ったそうです。観光案内所ではなく、他のお店で石川うどんさんの情報を手に入れて、ここまで来たとも言っていました。私たちが彼と旅行やお城談義で盛り上がっているうちに、そのお店は開きました。

お店の方の話によると、石川うどんさんはこの時季は夜の営業はやっていないそうです。その日は団体の予約を受けたこともあって、こうなったら開けてしまえ という流れになったのでした。そうしているうちに、お待ちかねの料理が運ばれてきましたよ


※お店の許可をいただいて撮影しました。

たつぴは、ぶっかけ醤油うどん(600円)にしたみたいですね。 これには、ちょい天ぷら(右上の皿)がもれなく付いてくるのですけど、値段のワリにはかなりのボリュームですよ。 そうとも知らずに、彼はゲソ天(右下の皿・180円)も注文してしまったみたいです。



一方の私の方は、天ぷらぶっかけうどん(890円)にしました。 こちらも、なかなか豪勢ですね 盛り付けを堪能したら、いよいよいただきま~す  ずずずっ………

うう 弾力のある噛みごたえにツルッとした喉ごしは、讃岐うどん特有の味わいです。 それに、つけ汁がいい具合に絡んで、とても美味しいです。もう一品の天ぷらのほうは、天つゆではなく茶塩でいただきます。これは……… 揚げたてサクサクで、うどんとの相性も抜群です。
期待以上に美味しいうどんにありつくことができたたつぴは、さっそく友達に「丸亀のお店は夜はやってないのだけど、今回は特別に開けてもらって……… とても美味しかったよ」とメールしていました。 さらに食べる前の写真を添付したこともあって、「丸亀製麺じゃなかったのか。まさか、四国まで行っているとは思わなかったよ」という返事がありました。うまくネタばらしができたみたいですね。 ドッキリ、大成功です
お腹も心も満たすことができた私たちは店を出て、本州に戻る列車に乗るために駅に向かいました。 イシモトさんとはここでお別れか……… と思いきや、彼は翌日に大阪に行くことになっていることもあって、その晩は岡山市内に泊まるそうです。それだけではなく、宿のほうも私たちと同じの、ホテルリバーサイドにしたというではありませんか これは、うどんが繋いだ縁でしょうか?とにかく、道連れができて、この旅は賑やかで楽しいものとなりました。



そして私たち3人は、夕暮れ時の瀬戸内海を渡っていき………



岡山駅に到着しました。これは翌朝の写真ですけど、その駅前には犬、猿、雉を従えた桃太郎像があるのですよ。 これを見たたつぴは「やっと、マトモな桃太郎とめぐり逢えた」ホッとしている様子でした。彼はお城オフの際に訪れた桃太郎神社でブッ飛び桃太郎群を見て、心を乱されたみたいです。それだけではなく、最近CMなどに出ている桃太郎は、昔話の枠を越えていますし。
それはさておき、そこから南のほうに12分ほど歩いていったところに………



こちらもまた翌朝見た風景ですけど、私たちはその晩は、先述したホテルリバーサイドにお世話になりました。 こちらはホテルとはいっても、大浴場を備えているカプセルルームをメインとした宿なのですけど………



このようなダブルルーム(2人で税込6000円)もあるのですよ。 さらに、フロント横にあるフリースペースには、カラオケ店のロビーに備え付けられているようなドリンクのサーバーがあって、コーヒーやジュース、それに烏龍茶などが好きなだけ飲めるようになっていました。 入浴を済ませたら、翌朝は早くからの出発となるので、すぐに寝るようにしましょう。



そして翌朝は、朝御飯を食べるところから始まりました。 こちらの宿には朝食のサービスがあり、食パンとゆで玉子が用意されていました。それらに先述のフリードリンクを付ければ、朝御飯のできあがりです そのあとは、また列車に乗って、私にとってもたつぴにとっても初めてとなるある島に向かうのですけど、お盆休みの旅行記の締めとなるその日記は、次回公開させていただきます。


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丸亀のお城とうどん(讃岐・淡路方面二人旅その1)

2015-09-05 00:17:18 | 旅行記
こんばんは、白黒茶々です。
話のほうは前々回の予告通り、お盆休みにまでさかのぼります。 私の今年のお盆休みは全部で4日間。その前半は家族旅行に費やしたのですけど、帰ってきたその翌日からは、今度はたつぴと男二人旅に行くことになっていました。



まずは早起きして、箔と波を散歩に連れ出しました。 彼らは「この流れからすると、また列車の旅に連れていってくれるのでは?」と思い込んで勝手に盛り上がっているのですけど、今回は置いていくのだよ。スマン、許せ



………とはいっても、さすがに始発列車に間に合わせるのはキツいので、6時台に出ている三番列車ぐらいのヤツに乗っていくことにしました。 ちなみに今回は、家族旅行とは逆方向の、西のほうに向かっていきました。家の最寄り駅から列車に揺られること5時間ほどで………



私たちは姫路駅に到着しました。そのホームからは、今春改装工事を終えたばかりの姫路城が見えましたよ。 その日は終戦記念日の8月15日で、時間のほうも正午になったので、私たちは姫路城に向かって黙祷しました。今から70年前の昭和20年(1945年)の7月に、こちらの姫路市は2回目の空襲に遭いました。その時の死者173人、重軽傷者160人あまり、全焼家屋約1万300戸、被災者45182人にもなりました。
その空襲で、姫路城の大天守の最上階に焼夷弾が飛び込んだのですけど、不発だったみたいで焼失をまぬがれました。焼け野原のなかに奇跡的にお城が残り、その姿に勇気づけられた被災者もいたそうです。



その乗り換え時間の間に、私はこちらの明太海苔唐揚げ弁当を買っていき、次の列車の車内で食べました。 それから間もなくしてたどり着いた相生駅では………



1分の乗り換え時間で、次の列車に飛び込まなければならないのですよ。 向かいのホームに停車していたとはいえ、先ほどまで乗っていたものより車両は短く、さらに通路の階段が私たちの行く手を阻みました。それに、他の乗客も必死になって走っていますし。 これを「相生ダッシュ」というそうですけど、その様子を撮りながら移動していたら、私が乗り込む頃にはすでに満席になっていました。
そこから次の中継地となる岡山駅までは、とにかく長い 田舎の小さな駅ばかりが続いているということもあって、途中で降りる人はほとんどいませんし。 それでも、どうにかして岡山にたどり着きました。ただし、この日の目的地はもう少し先にあるのですよ
そこから、今度は瀬戸大橋線に乗っていき………



そうです その名前からして、私たちは今から四国に渡るのですよ。 その列車の車窓からは、瀬戸内海がよく見えました。ちなみにたつぴが四国に行くのは、今回が初めてとなります。 岡山を出てから、50分ほどで………



私たちは丸亀……… って、こちらは丸亀製麺のお店ですよ。 しかも、白黒茶々地方にあるヤツですし。編集長さん、早く写真を探し出してくださいっ



あ、ありました こちらも、讃岐うどんで有名な丸亀市にある、丸亀駅にございます。実は同市内には、私が喜ぶような名所、いや、名城があるのですよ。 その駅を出てから、歩いて15分ほどで………



お堀に囲まれ高石垣の上にそびえ立つ、丸亀城に行き着きました。 こちらのお城は、慶長2年(1597年)に生駒親正・一正親子によって、標高66mの亀山を利用して築かれました。しかし、一国一城令によって一旦廃城となってしまいました。時を経て、寛永18年(1641年)に山崎家治が西讃に封じられ、城郭を再興しました。山崎氏は明暦3年(1657年)に改易されてしまうのですけど、その後京極高和(浅井三姉妹の次女お初の夫、京極高次の孫)が入城し、明治に至るまで京極氏のお城となりました。



その京極氏の時代に、お城の正面口となる大手口が、北側に移されました。そのとき築かれた、高麗門形式の大手二の門、櫓門の大手一の門土塀がセットで現存しているのですよ



その手前のお堀をのぞき込んだら、亀がたくさんいました。 丸亀城の亀……… そのほとんどが外来種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)でしたけど、甲羅干しなどをしていて、みんな幸せそうでした。



そうしたら、丸亀城の散策に入りましょう 大手一の門は開放されているみたいなので、まずはその中に入りますよ。



古くて頑丈な柱や梁からは、歴史を感じます。 またその内部には、お城から出土した瓦などの展示品だけではなく、かつてこちらで打ち鳴らされたであろう太鼓も置いてありました。



その西側の広場には、藩主の屋敷の門だった玄関先御門も残されていました。こちらから見える山上の天守も、なかなかいいでしょ 麓の主な見どころは堪能したので、いよいよその天守を目指しますよ



ハアハア……… 写真からはわかりにくいかも知れませんけど、そこに行くにはこちらの「見返り坂」という急な坂を登っていかなければならないのですよ。 それから間もなくして………



三の丸の高石垣が、大迫力で見えてきました。 ちなみに高さのほうは20mほどあるそうです。
先ほどの坂をなんとかして登り詰め、三の丸の東南隅の月見櫓跡に立つと………



そこからは、讃岐富士の通称で知られている飯野山(標高422m)がよく見えるのですよ そういえば、全国チェーンの丸亀製麺には、この讃岐富士の特大パネルが飾ってありました。



その一段上の二の丸の石垣も、グッときますね。 もうひといき、そこを突破すれば………



お城の最頂部の本丸跡に行き着きます。 それにしても、こちらは青空や視界が広がっていて開放感があるだけではなく、風通しもいいですね。 その一角には、万治3年(1660年)に京極高和によって建造された天守があります。それにしては、やけに小さいような………



そうなんですよ 天守が現存しているお城は全国に12(そのうち国宝は5)あるのですけど、その中でも丸亀城のものは最も小さいのですよ。 そいつをバックにして、記念撮影を済ませたら………



内部に入りますよ やはり限られたスペースを有効に使うということから、階段は急でした。 この角度が恐い方は、ムリをしないで手すりにつかまってお昇りくださいませ。



その最上階からは、丸亀市の町並みはもちろんのこと、海側にある丸亀競艇場、さらにその向こうには瀬戸内海や、私たちが先ほど列車で通ってきた瀬戸大橋を臨むことができます。



帰りは、来るときには通らなかった天守の真下から降りていきましょう。 こちらから見ると、なんかズッシリ感がありますね。 丸亀城の天守はかなり小さいのですけど、城下町から見える側を幅広にして、少しでも大きく見せようとしています。さらにそちらの方向に下見板張りの壁、石落し、唐破風、素木の格子などを配置し、意匠的にも美しく見せています。
丸亀城の見学は以上で終わりです。あとは、晩御飯にこちらの名産の讃岐うどんを食べて、宿泊先となる岡山市に戻るだけです。

讃岐うどんといえば、郊外の小さな製麺所でお昼に食べ、売り切れたらお仕舞いというスタイルが定番なのですけど、列車での旅でそれに割ける時間が限られている私たちのような者は、そのようなお店に行くのは難しいです。 それでも、心配要りません。事前に調べたら、街中に夜まで営業しているお店を見つけたので。
ちなみにそのお店の名は、Sうどん そこに向かっている間、たつぴは友達にメールで「今から丸亀のうどんを食べにいく」と送っていました。 そうしたら、「丸亀製麺か。あそこは揚げたての天ぷらも一緒に食べられるで、いいね 」というような返事がありました。私たちの思惑どおり、勘違いしてくれましたね。 丸亀とはいっても、讃岐うどんの本場の丸亀市のことで、あのチェーン店のことではないのですよ。 ネタばらしをするときのことが、今から楽しみですね。

………という悪巧み(?)をしているうちに、Sうどんがあるという駅前の商店街にたどり着きました。 しかしそのあたりをいくら探しても、そのお店は見つかりませんでした。「何か探しているのかのう?」そのような状況の中で、その商店街の方と思われるお爺さんが話しかけてきました。「このあたりに、Sうどんというお店はありますか?」いいタイミングで地元民のほうから聞いてきてくれて、本当に助かりました。 ところが「Sうどんなら、2、3ヶ月前に(お店を)閉めちゃったよ」というではありませんか 「そ、そんな………」私たちは丸亀城を歩き回ってお腹を空かせ、すっかりうどんを受け入れ体制に入っているというのに……… せめて、私たちにうどんを食べさせてから、潰れてくれ。というよりは、今最もうどんを食べたい心境なのですよ 果たして、私たちは讃岐うどんにありつくことができるのでしょうか?皆さんまでうどん食べたい欲に巻き込んだところで、次回に続けさせていただきます。


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ナミ・オブ・ボイス

2015-09-02 00:14:25 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど、皆さんはご自分の声を気に入っているでしょうか? とはいっても、その声は二種類あるといってもいいでしょう。その一つは、発すると同時に聞こえてくる、頭蓋骨を通したものです。こちらの声は、かなり聞き慣れていると思います。



そしてもう一つは、カセットテープなどの機器に録音したものを介して、間接的に聞いたものです。こちらのほうは、自分以外のみんなの耳に入る真の声なのですけど、なかにはそいつを初めて聞いたときに「私はこんな声でしゃべっていたのか……… 」と、ショックを受けられた方もいると思います。頭蓋骨ボイスとのあまりのギャップに「何このヘンな声は。化け物 」とか「穴があったら入りたい………」とかいうのも、ムリはありません。そういう私も、最初はダメージを受け、受け入れられるようになるまでにかなりの時間を要したので。



そこで博士は思い付いたのだよ
※「博士」って誰?ひょっとして、自称?(編集部注)
ここしばらくはご無沙汰しているのですけど、私は波をワンコイベントやオフ会などになるべく連れ出すようにしています。 しかしそのような席では、彼女はまったくと言っていいほど、吠えたり鳴いたりしないのですよ。そういうこともあって、「波ちゃんって、おとなしい子だね」と思われている方もいるでしょう。しかし、それは誤解です。 実は、彼女は犬なのに猫をかぶっているのです。家では散歩前やニャンズを見つけたときなどに、吠えまくっているのですよ。
そんな彼女が、自分の真の声を聞いたら、どのような反応をするのでしょうか?………という悪だくみ、いや、実験テーマがふと閃いたのです。 今のところヤギ以外のもので恐がったことのない彼女は、ビビったりするのか? それとも、「初めて聞くこの声の主は誰なの?」と、探しまくるのか?それか「嗚呼、なんてきれいな声なの」と、聞き惚れるのか?とにかく、検証してみます。



実験に際して、用意するものは……… 被験者の波と、ボイスレコーダー、たったこれだけです。 しかし、私の家には専用の機器はなく、このなんちゃって実験だけのためにわざわざ電気屋さんに駆け込むのもナンなので、その機能がまだ残っている先代の携帯(電話)を使うことにしました。 それから、前もってこの実験のことを伝えると、意識して珍妙なリアクションをしてしまう恐れがあるので、本ワンには何も告げずに取り掛かるようにします。



そうしたら、まずは波の声を収録するところから始めなければならないのですけど、散歩時間に元携帯の録音ボタンを押してから、外に箔だけを連れ出したら、「待ってなの、なみも連れてってなの 」のような声を出してくれました。私はこれを「波声1」と呼ぶことにしました。
念のために、もう一種類。今度は彼女の前に、猫の銀ちゃを連れてきてみました。 そうしたら、先ほど以上に大きく激しく吠えましたよ そのようにして録った声は……… 自動的に「波声2」とするしかないでしょう。このようにして、下準備が調ったので、いよいよ実験に取り掛かります。そうしたら、波ちゃおいで~



何も知らずにやって来た彼女の前で、元携帯レコーダーのスイッチをポチっとな そこから流れてくるヒャンヒャン という「波声1」に対して、彼女は………



とても不思議そうに、その声の主を探していました。 「これこれっ この反応を期待していたのじゃよ 」博士の思惑どおりの結果になると思われたのですけど………



そのうち彼女は落ち着いてきて、冷静にその声を受け入れるようになりました。 それなら、ワワワワン という「波声2」ならどうだっ



その声に対して、彼女は首をかしげたりはしたのですけど、それ以上のリアクションはしてくれませんでした。 犬が首をかしげる動作は、真剣に聞いてその音を分析しようとしているそうです。そのあと、いくら「波声1」と「波声2」を聞かせても、結果は同じでした。

これらのことから検証すると、う~ん……… 波はレコーダーから聞こえてくる声を、自分のものだと認識していたかどうかは判らないのですけど、いちおう冷静になって聞いてみることにしたようです。私が期待するような取り乱しはなかったのですけど、これはある意味賢さの表れといってもいいでしょう
………はい、親バカを承知の上で申しております。

その波が、救急車や消防車のサイレンの音に対して、遠吠えするということが最近判明しました。 しかも、ソプラノ・ボイスで。私の家で遠吠えするワンコを飼うのは、15年ぶりぐらいでしょうか?今どきのワンコにしては珍しい。そういえば、SKIP君の娘の笑美ちゃんは、飼い主さんがハーモニカを吹いたら歌い出すそうです。 そうしたら、波は?これにはハーモニカの入手と、私の演奏能力の向上が必要なのですけど、また新たな実験をしてみたくなってしまいました。


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