波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

黒姉さんとの出逢いと別れ

2014-06-28 00:20:59 | ニャンコ
こんばんは、白黒茶々です。
今回は、白黒茶々家の黒のことを書かせてください。彼女は、箔が来る7ヶ月ほど前にウチの子になった黒猫です。



黒猫とはいっても、正確には濃い焦げ茶で、真っ黒よりはやさしい色合いとなっています。それに加えて下毛は白いので、毛をかき分けると不思議な感じに。さらに縞模様もかかっているので、単純な黒ではないのです。 それから体には余分な贅肉はなく、全体的にしまっていました。すらっと伸びたマズルと耳、まっすぐに長い尻尾も、なかなかのものです。

私たちが黒と出逢ったのは、今から10年ほど前の平成14年秋のことでした。その日は小雨が降っていて、そのような中でお腹をすかせた痩せた黒い仔猫が、白黒茶々家に助けを求めてきたのです。そこにいた箔母さんとたつぴはその仔猫を保護し、食べ物を与えました。それだけにとどまらず、彼女らは「この仔猫も飼いたい」と言い出したのですけど………
その頃ウチには先住猫の茶々がいて、彼女の世話係だった私は、それ以上ペットが増えることに難色を示しました。その後は「面倒を見るのは、里親が見つかるまでだに」という条件でいちおう了解はしたのですけど………
それから1ヵ月も経ったら、私まで情が移ってしまい、彼女のことを手離せなくなってしまいました。このようにして黒は、晴れてウチの子になったのです。



しかし、茶々姉さんはなかなか黒のことを受け入れず、彼女を「シャー 」と激しく威嚇したりしました。 それでも黒は動じたりしないで、普通に接していました。 そんな粘り強さが通じたのか、数年経ってようやく茶々姉さんは黒のことを認めるようになりました。



ウチに来てから、人前では決して怒る姿を見せたことのない黒でしたけど、箔が新たな家族としてやって来たときには、彼女にとっては得体の知れない白くてモコモコのその生命体に、初めて「シャー 」と威嚇を浴びせました。 それでも、やがて彼女は箔のことを受け入れるようになりました。



やがて茶々姉さんが遠くの世界に旅立ち、若い銀や京がやって来たら、立場は逆転してしまいます。今度は黒のほうが後輩猫たちを受け入れられず、彼女らが近付こうものなら、吐くほど怒ったりしました。 それでも、その抵抗感は数ヵ月後にはおさまりました。



銀と京は仲良しになり、冬の寒い時季にはストーブの前で仲良く寄り添ったりしていたのですけど、黒だけはあぶれていました。3ニャンの間に多少距離感があるのは、ご愛敬ということで。



そんな黒に異変が起き始めたのは、今年のGWの頃だったと思います。元気や食欲はあるのに、徐々に痩せてきたのです。さすがに心配になって、動物病院に連れていったら、もともと身体の中にあるウィルスが原因で、腎機能や肝機能が著しく低下していると言われました。それだけではなく、病状が進行していて余命幾ばくもないとも。
やがて黒は食べ物を受け付けないようになり、点滴で養分を補給しても日に日に衰弱していきました。もう治る見込みがないのなら、私たちは現実を受け入れ、できるだけ黒と一緒にいる時間を大事にしていこうと決意しました。
彼女の体重は以前の半分ほどまで減り、歩くのもやっとの状態になってしまいました。それでも、誰も目を背けたりしませんでした。

そのような中で、箔母さんは「黒ぽんが外に出たがっていたから、庭に放してあげたよ」と、その日あったことを話してくれました。「お日さまを浴びたり、草の匂いをかいだりして、昔のことを思い出しているみたいだったよ」黒ちゃ、よかったね。「それで、飛んでいる蝶々を追いかけようとしたんだけど、体が付いていけなくて」私は「もうあまり長くないなら『これはムリだろう』ということでも、黒ちゃの好きなようにやらせてあげて………」と言いかけたのですけど、そこから先は声になりませんでした。

そのような状況の中で、波を迎えにけいママさん家に行く日がやって来ました。 当初は箔母さんも一緒に行きたがっていたのですけど、黒の容態があまりよくなくて「今日は一緒にいてあげたい」ということで、私とたつぴが箔を伴って赴くことにしました。けいママさんには申し訳ないのですけど、その日の私は波と出逢う高揚感と黒のことを心配する気持ちが交差していて、浮き沈みが激しかったです。私の携帯にメールが入ったら、そのたびに黒に何かあったのでは?と落ち着かなかったりも。
黒ちゃ、せめて新しい家族として波を紹介するまで、ウチにとどまっていてくれ。私はそう願い、布袋大仏に黒のことをお願いしてから、帰路を急ぎました。



「ただいま 黒ちゃの様子はどお?」帰るなり、箔母さんにそう聞いたら「元気だよ」と。黒にはまだ、弱々しくもアゴを持ち上げるくらいの力は残っていました。おかげで、そんな彼女を傍らに寝かせて、波と一緒に記念撮影……… というか、同じフレーム内に納めることができました。

その後も黒の容態は芳しくなく、夜は箔母さんが同じ布団の上で寝て、たまに起きては彼女の様子をうかがったりていました。その晩は私も気になって、なかなか寝付けませんでした。

その翌朝、箔母さんは「今日は仕事休んでいい?」と、私に聞いてきました。「職場に『休みたい』って言えば、休めるモンなの?」「それが、なかなかそうはいかないんだよね。まさか『飼っている猫が死にそうだから、休ませてくれ』なんて言えないし………」「何にしても、今日は仕事にならないら?」「そうなのよ」そうしたら、もう仮病しかありません。私は箔母さんの上司の方に電話をして、彼女が風邪で熱を出してその日は仕事に行けないということにしておいて、なんとか承諾を得ました。しかし、私は仕事をサボるワケにはいきません。辛うじて息をしている黒を撫で、箔母さんには「じゃあ、黒ちゃと一緒にいる時間を大切にして」と言い残して、家を出ました。

その日の午後、箔母さんからメールが来ました。「黒ぽんが、虹の橋を渡りました」それは、黒の最期を伝えるものでした。その日はたつぴの中学校では防災時の引き渡し訓練があって、たまたま彼はいつもより早く家に帰ることになったそうです。その帰宅直後の6月16日15時9分に、箔母さんとたつぴに見守られながら、黒は旅立っていきました。10歳と2ヵ月ほどの生涯でした。

黒は、色やキャラクターからしてかなり地味な存在でしたけど、知らず知らずのうちに私たちの中では大きな存在になっていました。私や箔母さん、それにたつびも、今は心にぽっかりと大きな穴が空いています。この喪失感みたいなものは、時間が経てば埋まっていくのでしょうか?



黒ちゃ、ウチに来てくれて、ウチの子になってくれて本当にありがとう。わずか20時間ほどでしたけど、波とも家族になれるように頑張ってくれて、ありがとう。黒のことは、ずっと忘れません。これからも、私たちのことを遠くから見守っていてください。
もし生まれ変わったら、今度はもっと長生きしてくださいね。到らぬ家庭ですけど、そんなウチでもよかったら、また逢いに来てください。


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波の白黒茶々家への道

2014-06-25 00:01:39 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回、白黒茶々家の新入りとしてやって来た水色ちゃんにはという名前が授けられました。 そのとき、箔母さんと意見が合ったことに驚き歓喜した私は、思わず彼女とハイタッチしたのですけど、話のほうは、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆がけいママさんから波を譲り受け、帰路に就いたところから始めさせていただきます。

波は車に乗せられてすぐに、鳴き始めました。 心配したたつぴが彼女の隣の席に移動しても、静まりませんでした。「鳴かなくても大丈夫だよ、………なみ」この時点では、名前の呼び方がまだぎこちない私。 それでも、それからしばらくしたらおとなしくなりました。
しかし、私はまっすぐ家には帰らず、せっかくなのであるところに寄り道していくことにしました。できることなら伊奴神社(名古屋市西区)や清州城(清須市)あたりに行きたかったのですけど、遠回りになるのでもう少し寄りやすいところにしました。 けいママさん家のある一宮から小牧に行く途中の道を、少し北に外れたところにある、私が選んだ珍名所とは………



さあ、たどり着きましたよ 箔が向かっていく先には、「御嶽薬師尊」と刻まれた立派な石碑がありますね。



さっそく連れ出せられるように、波には首輪とリードを用意し、その場で初めて装着してみました。 ちなみにこれらは、箔母さんからのプレゼントです。波のイメージカラーの水色にしてみたのですけど、似合うでしょうか?それよりも、今回の目的地ですよ 彼女の視線の先にあるものは………



インパクトありありの大仏様でした。 こちらの巨大な薬師如来像は、地元では「布袋大仏」と呼ばれています。コンクリート製で、高さは18m。白黒茶々家が家族旅行で訪れた奈良大仏より2m高く、こちらも家族旅行のコースにあった越前大仏と同じくらいなのですよ。それから私と箔は、実は布袋大仏とは以前に一度ご対面したことがあるのですよ

鍼灸院を営んでいた故前田秀信氏は、43歳のときに夢のお告げがあり、大仏建立を決意しました。 それから私財を投げうって、手作業で5年の歳月を費やし、昭和29年2月に完成(開眼)。 それが、こちらの布袋大仏であります。



布袋大仏はただの大仏ではなく、前田秀信氏の頃から営まれていた鍼灸院と一体化しているのですよ その名もズバリ、大仏接骨院
おや?その入口に、何やら張り紙がしてありますね。 カメラさん、もう少し近付いてもらってもいいでしょうか?



う~む……… どこかの外国語で書かれていますけど、その片隅に小さく日本語の説明もありますね。 それによると、大仏接骨院は他の場所に移転したみたいです。そういえば、以前に私が来たときと比べると、大仏さんのまわりは手入れがされていなくて、草が生い茂ったりしているような。



せっかくなので、大仏さんの周辺を少し歩いてみます。 さらに、波が見上げる視線の先には………



住宅街の中に聳え立って(座って?)いる、布袋大仏が迫っていました。 その位置は名鉄の線路からも近く、乗客のなかには突然列車の車窓に大迫力で飛び込んでくる大仏さんの姿に、ギョッとした方もいると思います。



そうしたら、締めに布袋大仏をバックに記念撮影をしておきましょう。 これは、箔と波の記念すべき初めてのお出掛け写真ということになります。しかし、まわりの樹木が生い茂っているのに加えて、夕暮れ時の光の加減もあって、大仏さんのお顔が写っていませんよ。 とはいっても、あまり遅くなってはいけないのでこのまま、まっすぐ家に帰るようにします。



布袋大仏から約2時間ほどで、私たちは白黒茶々家にたどり着きました。 波ちゃ、こちらがこれから暮らすことになる家ですよ。さあ、キャリーから出てきなさい。彼女はまわりの様子をうかがいながら、そこから顔を出しました。 その視線の先には、目からビームを発する生命体が 猫の姉さんです。



銀姉さんは怖いもの見たさというか、恐る恐る波に近付いてきました。その動きはぎこちなく、一昔前のロボットのようです。



引き続きその様子を観察していたら、銀はやはりこわばった動きのまま後ずさりしていきました。 一方のお京さんは、波には最初から近付こうともしません。私は彼女らの手荒い歓迎(『シャー 』と威嚇)を予想していたのですけど、ファーストコンタクトは意外と静かなものとなりました。



さらに彼女は箔母さんとご対面し、正式に「波」の名前を賜ったのです。 波はこれから、新天地の白黒茶々家でどのような生活をしていくのか?できるだけそのあたりも漏らさずに、綴っていきたいです。


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命名の儀

2014-06-21 00:02:58 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
水色ちゃんとの初対面の日は、彼女の命名のほうも一緒におこなうことになっていました。 名前が決まったら、できるだけ早く本名のほうで呼ぶべきところなのですけど、先述したように私は水色ちゃんの顔を直接見て、用意してきた名前とイメージが合うのか?それから、彼女はその呼び方で納得してくれるのかを確認してから、名付けたかったのです。 なので、生まれてから3ヶ月もの間、仮の名前のままでゴメンよ~、水色ちゃん。



その水色ちゃんを白黒茶々家に迎え入れることが決まってから、私は彼女の名前を考え始めました。 ウチでは体の色を考慮した命名方がいつからか定着するようになっていたのですけど、今回はあまり「白」にはこだわらないようにしました。

一方の箔母さんやたつぴは、命名に関してはあまりにも深く考え過ぎてしまって、なかなか決められないみたいです。 テレビゲームの「ドラゴンクエスト」シリーズでは、まず最初に勇者こと主人公の名前をつけなければならないのですけど、彼女らはその段階からつまずいてしまうのですよ。 そして、さんざん悩んだ末に決めた名前は……… 「たつや」。それは、たつぴの本名であります。そもそもその名前も、もとはといえば私がつけたのですけど。
一方の私は、「ドラクエ」では何の迷いもなく「のびた」とか「おそまつ」とかつけています。いかがですか、勇ましい名前でしょう?
※「勇者おそまつ」ですか………(編集部注)

それでも、ペットの名前は読み方では二文字、漢字にして一文字ぐらいが呼びやすいので、そのあたりは意識するようにしました。あまり長い名前だと、つい省略してしまうそうですし。できたらいつもフルネームで呼んであげたいですからね。 とはいっても、読み方二文字ではもの足りないのか、私は例えば銀のことを「銀ちゃ」、箔のことを「箔ちゃ」と呼んでしまうのですけど。

そうしたら親しみやすいように、人気アニメのヒロインの名前がいいですね。 今回はそこから入っていくことにしました。誰もが知っていて、かわいらしい呼び名のヒロインといえば……… 「ドラえもん」しずかちゃんなんて、いかがでしょうか? 漢字にすると、「静」ってトコですね。これは、私たちがいる静岡県にも繋がっていますよ。しかし……… スピッツに「静か」は、ちょっとシャレにならないような……… スピッツがうるさい犬種というのはあくまでも誤解なのですけど、世間ではそのようには捉えてくれません。 それに、「コラ しずか、静かにしなさい」なんて言ってしまいそうですし。 それならば、違う人気アニメにします。

以前にも触れたことがあるのですけど、箔母さんとたつぴは「ONEPIECE(ワンピース)」大好き人間でもあります。 そのアニメは現在、毎週日曜日の9時半からフジテレビ系列で放映されています。 それは、主人公おそ松が……… ボコッ  ぐはっ
※赤塚不二夫先生の「おそ松くん」から、いいかげんに抜け出しなさい!(編集部注)
失礼いたしました。 「ONEPIECE」とは、主人公ルフィが、ワンピースといういわゆるお宝を手に入れて海賊王になるために、仲間たちとともに世界を旅するという物語です。ちなみに、その人気アニメのヒロインに相当するキャラクターは………



こちらの「ナミ」にございます。う~む……… 能力者の手によって、最近このようなアートな姿にさせられてしまいましたけど………



もとは、こんな感じなのですよ。 なかなかの美女なのですけど、状況によっては凶暴になったり、ギャグ顔になったり。とにかく、ルフィ率いる麦ワラの一味のメンバーとして、大事な存在なのです。 そのナミという名前を漢字一文字にしようとしたら、かなり限られます。



白黒茶々家は、海岸のすぐそばにあります。 そこは県内外から来た、たくさんのサーファーで賑わっています。



水色ちゃんはこれからこの海辺の町で暮らすことになるので、「ナミ」には「波」という字を当てはめてみると、いいですね。 波は白波にも結び付いていますし。それから、遠からず水色ちゃんの仮名とも繋がっていますしね。
そうしたら、本ワンとのイメージに合うかどうかですよね。ということで、話の舞台はけいママさん家に戻ります。



この名前と、そこに至るまでの経緯をけいママさんに話したら、笑顔で「波ちゃんか」と仰いました。 この公表が好評ならいいのですけど、たつぴは納得&満足してくれたみたいです。私から見たら、きっとたぶん水色ちゃんは波のイメージとピッタリです。 そうしたら、この日からは彼女のことを波と呼ばせてもらいます。そのことを当箔日記に載せるのはかなりあとになりそうなので、けいママさんには波の名前を先に公表しても構わないと、お伝えしました。

いや、待ってください。 この命名の儀の席に来られなかった箔母さんが猛反対したら、名前のほうは練り直さなければなりませんよ なのでけいママさんには、私たちが帰宅して箔母さんにその名前を持ち掛けたら、その結果をメール等でお知らせするようにしました。

それから私たちは帰路に就きました。 その間の波の様子や、寄り道したところの様子などについては次回触れさせていただきます。しかし「そんなに鳴かなくても大丈夫だよ、………なみ」とか「もうすぐ着くからね、………なみ」とか、さっそく彼女のことを名前で呼ぼうとしても、どうしても歯切れが悪くなってしまいました。 やはり、箔母さんがその名前に対してどう言うのか気になりますし、まだテレみたいなものもありますし。そういえば、箔を迎えにいったときも同じような感じでしたね。



ということで、場面は自宅でお留守番をしていた箔母さんに、………なみをご対面させるシーンにまでワープさせていただきます。 彼女に「波」の名前と、そこに至るまでの経緯を説明したら………
んんっ、なんか箔母さんがぷるぷる震えているようにも見えますよ。
「実は、私も『ナミ』っていう名前にしたかったんだよ」
なんと、いきなりそう言い出したではありませんか 彼女のことなので、出どころは「ONEPIECE」で間違いないでしょう。「それならそうと、早く言ってくれればよかったのに」とはいっても、彼女にはそのような大事なことをなかなか言い出せないということがしばしばあるのですよ。 私に反対されるのが恐いのか、それともこちらにもテレがあるのか。とにかく、これによって水色ちゃんの名前は文句なしで決定しました。 それ以来、私たちは彼女のことを大々的に「なみ」と呼べるようになりました。
ただし、表記には漢字の「波」を使わせていただきます。あと、イントネーションのほうは、ナミ、奈美、七海、……… のような名前と同様に、「な」のほうにアクセントを置いてくださいませ。

それから、波の名前が正式に決定して、白黒茶々家の新たな家族として彼女が加わったことを記念して、次回の更新から箔日記のタイトルを「箔と波のつれづれ日記」とさせていただきます。今後とも箔や波、それに白黒茶々家のニャンズともども、よろしくお願い致します。


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水色ちゃんをお迎えに、いざけいママさん家へ!

2014-06-18 00:01:24 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
いよいよ白黒茶々家にとっては新しい家族となる水色ちゃんをお迎えに、けいママさん家に行く日がやって参りました。 彼女とはそこで初対面となるのですけど、そのめでたい席に私とたつぴだけではなく、箔も同行することになりました。 果たして、箔はそこでどのようなリアクションをするのでしょうか?それから、その状況を理解することはできるのでしょうか?



その日、白黒茶々家の男衆は、お昼前に自宅を出発し、東名高速道路に乗り込み(今回は、あくまでも車でですよ )、まずは上郷SAに立ち寄りました。 ただし、こちらの下り線側のほうにはドッグランのようなものはないので、外からSAの賑わいを外から見たら、箔は車の中にお戻りくださいませ。そうしたら、私とたつぴはお茶を飲んだり、土産物売り場を見たりしましょう

それらが済んだら、目的地に向かいますよ こういうときは大抵、道に迷ったり何かに時間を取られたりして遅くなるので、けいママさんには「午後の2時から3時くらいに到着する予定」と幅をきかせてお知らせしておきました。しかし今回に限っては、私にしては珍しく順調に彼女の家にたどり着くことができたのですよ。 そうしたら、さっそくその家の門をたたきますよ

と、緊迫したいい場面(?)なのですけど、その前に参考までにゆめちゃんが産んだ1男5女の名前と、行き先を紹介しておきます。

第1子・ピンクちゃん →まなちゃんとなって、ひなりん♪さんのもとへ。
第2子・黄色ちゃん  →来夢ちゃんとなって、伊東に引っ越すご夫婦のもとへ行く予定。
第3子・緑ちゃん   →一歩ちゃんとなって、じんぱちママさんのもとへ。
第4子・赤ちゃん   →なつちゃんとなって、spitz-2さんのもとへ 。
第5子・紫君     →夢来君として、けいママさんのもとに残留。
第6子・水色ちゃん  →○○ちゃんと命名されて、白黒茶々家に来る予定。その名前は、まだヒミツとさせていただきます。

お待たせしました 改めて、今からけいママさん家にお邪魔しますよ。その日その家には、彼女の娘さんやお孫さんも来ていて、とても賑やかでした。もちろん、心愛ちゃんゆめちゃんに加えて、仔スピ3頭もいましたよ そこに箔が乱入したら………



このようになりました。心愛ちゃんやゆめちゃんは、そこが自分たちの巣ということもあって、最初から強気の攻めでした。 お子様たちは、初めて見るおめめのお爺……… いや、お兄さんに興味津々の様子でした。 一方の箔のほうはアウェー感ありありで、タジタジしていました。



ちょうどその頃、ゆめちゃんはヒートの真っ最中でした。仔スピたちを出産してからたった3ヶ月でそうなるなんて、スゴいことです。 いちおう吸水性のあるもの(KEIJI君の紙おむつ)でカバーしながら、先ほどの箔攻めに参加していたのですけど、その後調子に乗った箔にマウントされるようになったので、柵の中に避難させられました。
さらに、ワンコたちは楽しそうに触れ合っていたのですけど………



その間に、私とたつぴはけいママさんにお願いして、猫部屋に案内していただきました。 こちらの家には現在、ワンコの他にも15匹の猫がいるのですよ 私たちがその部屋に入ったら、怖がって隠れる子、その場で固まって動かない子、私たちに擦り寄ってくる子など、いろんなニャンコがいました。



さすがに全ニャンは紹介しきれないので、その中でも際立った子に登場してもらいます。まずは、こちらの三毛猫ちゃんです。恰幅のいいこちらの子は、イチ子ちゃんといいます。気になる体重は、8キロを越えているとのことです。 ここに箔母さんがいたら、彼女の意向に関係なく、そのお腹に顔面ダイブしていたことでしょう。



こちらのアメショーmixは、ミュウ君です。それにしても、ウチの銀にそっくりですね。 ただし、性格のほうはツンデレで、人に擦り寄ってデレデレとなっていたと思っていたら突然豹変して、バリッと引っ掻くことがしばしばあるそうです。
猫がたくさんいる部屋では、猫カフェにいるような気分になることができました。 そうしたら、今度は犬カフェ……… っぽい部屋に戻ることにしましょう。



こちらのほうでは、おやつ牧場ができていました。 よく見ると、食べ盛りのちびちゃんと一緒になって、箔もおやつくれアピールをしているではありませんか その際に、ブンブンの動きもお披露目していました。



紹介が遅れましたけど、けいママさんが抱っこしているこちらの仔スピが、水色ちゃんにございます。 ちなみに、このときの体重は4㎏。このくらいの大きさにもなると、きょうだい犬でも顔付きの違いが表れるみたいで、首輪などでの色分けはされていませんでした。



せっかくなので、ここにいるスピッツ全員で記念撮影をしておきたいですね。 そのことをお願いしたら、人間のほうも総出で協力してくださり、このような写真を撮ることができました。 左から、心愛ちゃん、ゆめちゃん、来夢ちゃん、夢来君、水色ちゃん、箔にございます。皆さま、ありがとうございました。 ウチに来る水色ちゃんも含めたちびちゃんたちは、これから親元を離れていくのですけど、またいつかこのきょうだいを再会させてあげたいです。
それから、水色ちゃんの新たな名前とそこに至るまでのいきさつについては長くなりそうなので、次回触れさせていただきます。


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白スピ倍増計画

2014-06-14 00:01:56 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家では先月、9回目の箔のウチの子記念日を迎えることができました。 その際には、たくさんの方からお祝いのコメントをいただいて、とても感謝しています。これまで、私はワンコのほうでは箔一頭に愛情を注ぎ、注がれてきたのですけど、スピ仲間の方たちと交流しているうちに、ふとあることを考えるようになりました。
「多頭飼いって、どんなだろう?」
手間暇はかかるようになっても、きっとそれ以上の喜びや楽しさをもたらしてくれるような気がします。それに、ワンコ同士の絡みを見るのも、面白そうですし。



そんな今年の2月に、けいママさんが殺処分寸前のスピッツを保護し、その子にゆめちゃんという名前をつけ、新たな家族として迎え入れられました。そのゆめちゃんを健康診断に連れていったら、なんと妊娠していることが発覚 そして3月12日に、けいママさんに見守られながら、彼女は1男5女の計6頭の仔犬を出産しました。

その仔スピたちは、ゆめちゃんの愛情を受けながらすくすくと育っていきました。 それと同時に、新たな家族のほうも募集するようになり、手を挙げる方もちらほらと出てきました。そんな彼らの成長日記を見ながら、私はこう言いました。
「チビちゃんたち、カワイイね。ウチでも飼いたくなっちゃった」
それを聞いた箔母さんは「はい?」突然何を言い出すんだ というような口ぶりでした。確かに、生き物を飼うのには、それなりの覚悟と責任が伴うということも分かっているつもりです。だからといって、すんなりと引き下がるワケにはいきません。
そんな私に、彼女は「(飼うのには)それなりのプランはあるの?」と聞いてきました。「それは………」ないこともないのですけど、まだまとまっていないだけです。いや、彼女を賛成に導く突破口は、そこにあるのかも知れません そうしたら、彼女を説得&納得できるような計画書を書こうではありませんか 私はさっそく頭の中を整理し、そいつを文章にまとめていきました。 しかも、手書きで。



まずは「箔の後継者を育てたい」とか「箔との絡みを見てみたい」といった飼いたい理由を具体的に箇条書きにしました。 その中には「箔が死んだときのダメージがやわらぐ」という切実なものもありました。 このようなことはあまり考えたくないのですけど、箔は現在10歳で、確実に犬生の折り返し点を過ぎています。その箔に万が一のことがあったら、私はおそらく立ち直れないでしょう。 そのとき、私のそばにもう1頭白ふわがいたら、10のダメージが8か7ぐらいに減るかも知れません。

いいことばかり書いていたら説得力がなく、「現実を見なさい 」と言われてしまうので、デメリットのほうも包み隠さず記しておきました。 もちろん、それらの解決策も同時に考えておきましたよ
例えば「散歩や手入れなどの世話にかかる時間は、2倍になるところを合理化で1.7~1.6倍に短縮」など。さらに、毎年高額の出費となるフィラリア対策は、安い錠剤タイプを扱っている動物病院に切り換えるというのも含まれていました。それって……… そうです 3話前の日記の「ワケあって今年からはそうは言ってられないようになってしまいました」とは、このことを言っていたのです。 これだけ説得材料を用意しておけば、箔母さんも真剣に考えてくれるでしょう。 そして、計画書を提出した翌日に、彼女からの回答がありました。

しかし、箔母さんは最初から難しそうな表情をしていますよ。いいお返事を期待するのは、厳しいかも。 「白黒茶々さんが立てたプランは、突っ込みどころが満載なんだけど………」「ひいぃっ……… 」「箔の(毛の手入れの)仕上がりにはいつも満足してないんだけど、スピッツはあの白くてふわふわな毛を維持しなければならないんだよ 」いきなり太い釘を刺されてしまいました。 確かに、おっしゃる通りです。彼女はさらに続けました。「もともと、(仔犬を)飼うことには反対ではなかったよ。飼いたければどうぞ、お飼いなさい」「えっ、いいの?」 これは意外な展開でした。「白黒茶々さんのことだから、私の同意を得るまでの間に仔スピたちがいなくなったらどおしよ~ とか、気が気じゃなかったのでは?」さすが箔母さん、すべてお見通しです。 そうと決まったら、さっそくけいママさんにお知らせしなければ 果たして、この時点でまだ進路が決まっていない仔犬ちゃんはいるのでしょうか?

間もなくして、けいママさんからお返事がありました。気になるその内容は……… 「白黒茶々さんのところなら、いつでも逢えるし万々歳です 」とありました。それから仔犬のほうは、むらさき君(男の子)と水色ちゃん(女の子)がまだ飼い主が決まっていないそうです。ちなみにそれらの色は、生まれたときに個々を識別するために、首輪等につけられたものです。私は、女の子のほうを希望しておきました。



そういえば、私はワンコを仔犬の頃から飼ったことは、かなり長い間ありませんでした。 ちなみに箔がウチに来たのは1歳3ヶ月のときで、もう犬格やしつけはできていました。仔犬といえば……… 今から20年以上も前に実家のほうで、ハスキーのリキを迎え入れて以来ということになります。もともと大きい犬種なので、生後3ヶ月の仔犬の頃から大きかったような気がするのですけど。 当時私は大学生で、夏休みにその実家に帰省したときにリキを飼うことになったのでした。そのあと、遠く離れた下宿に戻ってしまい、次に逢ったときにはかなり大きくなっていたので、彼が成長する過程は見ていないのですよ。
それから女の子のワンコを飼うのは、それよりさらにさかのぼって昭和にまでいってしまいます。 女の子は、がさつで少年のまま大人になっていく男の子とは勝手が違うのでしょうね。



それから、私は春のスピクラ展の会場で、すでに多頭飼いしている方からお話をうかがってみることにしました。 ウチと同じように、男の子の先住犬がいるところに、女の子を迎え入れられた方をメインに聞いてみれば、きっと安心材料をもたらしてくれるに違いありません。
どころが「ちょっと神経質な先住犬が、病気になってしまった」とか「あとからやって来た子に対抗して、以前より甘えん坊になった」とか、あまりいいお話を聞くことはできませんでした。 ウソでもいいから、「今では2頭飼ってよかったと思っている」と言ってくれ~
※ウソはいけませんよ。それからまさかとは思うのですけど、諸先輩方の話を聞いて「やっぱり飼うのをやめた」なんて言うことはないですよね?(編集部注)



とにかく、飼う環境や手間暇より、先住犬の箔との関係のほうが重要ということになります。 とはいっても、それはやってみなければわからないことでもあります。
それだけでは不充分なので、私は図書館からワンコの飼い方本を借りてきて、基本から勉強、いや、多少は心得があるので、確認をしておきました。 仔犬は純真無垢で、私たちの心得次第ではいろんな色に染まりますよね。なので、特に最初の対応は重要です。



それから、けいママさんは「名前が決まっていたら、そのように呼ぶようにします」とも仰っていました。箔母さんやたつぴも「何て名前にする?」と聞いてきたので、私が命名してもいいみたいですね。 いちおう名前のほうは考えてあるのですけど、本ワンの顔を直接見て、彼女の了解を得てから呼びたいので、それまで伏せさせていただきます。けいママさんやウチの家族には、そのように言っておいたのですけど、大々的に発表したときに「そんな名前、ヤダ」なんて言われたら、どぉしよ~ いろんな意味で、ドキドキしています。



水色ちゃんとのご対面&お迎えをしに、けいママさん宅を訪れるのは今週末の予定です。その際の箔のリアクションなど、今から楽しみにしています。


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ナゴヤドームでハムを観よう!

2014-06-11 00:01:09 | 野球ネタ
こんばんは、白黒茶々です。
今、プロ野球は交流戦の真っ只中です。 これは、セ・リーグとパ・リーグの各球団同士が総当たりで対戦するというもので、いろんな組み合わせが観られる楽しみがあります。 しかし、パ・リーグファンにとっては好評のこの催しは、セ・リーグファンにはなんとなく不評のような気が………



そのような中で、白黒茶々家が応援している北海道日本ハムファイターズが、中日ドラゴンズと対戦するために、我らが東海地方のナゴヤドームに来ることになりました。 しかもその試合が日曜日にあるというではありませんか そうしたら、もちろん私たちは観に行きますよ ハム球団は、私たちのところからは最も遠い札幌に本拠地を構え、遠征してきたとしても、他のパ・リーグ球団の本拠地が仙台、所沢、千葉、大阪、福岡と、いずれもウチからは遠いところにあります。そういうこともあって、私たちにとっては今回の交流戦は、とてもありがたく、めでたいことでもあるのです。
しかし、箔はその試合観戦には連れて行けないので、この格好のまま家で待機していてくださいませ



そして、私たちが試合観戦する日がやって来ました。まずはみんなして列車に乗り、ナゴヤドームのある名古屋に向かいました。 ただし、箔母さんは名古屋駅付近のあるお店に行きたいというので、名古屋の手前の金山駅からはいったん別行動を取ることにしました。 さらに、12時過ぎにドームの最寄り駅のナゴヤドーム前矢田駅で合流することにしました。



その間、私とたつぴは名古屋城を訪れることにしました。そちらのほうには昨年も行ったのですけど、その頃に一部公開が始まった本丸御殿をまた見ておきたかったのですよ。 ただし、そのことを語りだしたら長くなるので、そちらの訪問レポートはまた機会があったらお伝えします。



ということで、名古屋城をすっ飛ばして、箔母さんとの待ち合わせ場所の地下鉄のナゴヤドーム前矢田駅に来ましたよ。 そこからは私たちと同じように、いかにもこれからプロ野球観戦をしに行くというような人たちが、ぞろぞろとナゴヤドームのある方向に流れていきました。



箔母さんを待っている間、私は近くにあったパネルの中の、中日ドラゴンズの谷繁選手兼監督と同じポーズで写真を撮ったりしました。 私と彼は同い年で、彼が江の川高校で甲子園に出場し、活躍したことを覚えていますよ。これからも彼には頑張ってもらいたいのですけど、今回はお手柔らかにお願いします。とかなんとかやっているうちに、箔母さんがやって来ました。そうしたら、今からみんなしてナゴヤドームに向かいますよ



その地下鉄駅からドーム方面に続いている通路には、ドラゴンズの監督や選手、それに過去の栄光の記録などのパネルが並んでいました。 いわゆる、ドラゴンズロードってトコでしょうか?



その中には、昨秋その球団にドラフト1位で指名された、鈴木翔太選手のものもありました。彼は浜松市の聖隷クリストファー高校出身で、私が昔いた小学校の後輩でもあるのですよ キリリと引き締まった容姿は、なかなかのものですね。 これからの活躍を期待しているのですけど、やはりファイターズと戦うときには、どうかお手柔らかに。



地上に出てからしばらくして、ナゴヤドームが見えてきましたよ ちなみに私たちがこちらに来るのは、2年ぶりとなります。



ドームに入る前には、応援スタイルに着替えて記念撮影をしておきましょう。 さあ、これから思いっきり応援するぞ~~~



私たちがレフトスタンドの外野応援ビジター席に就いたのは、試合開始の1時間ほど前のことでした。まだ時間があるので、グラウンド内でおこなわれている練習風景を眺めながら、先ほど調達してきたどて丼を食べることにしましょう



そのあと、両チームの先発メンバーが発表され、私たちの士気も高まってきました。 試合開始が待ち遠しいですね。



そして、ドラゴンズは朝倉、ファイターズは上沢(うわさわ)の先発(投手)で試合は始まりました。しかし、初回のハム打線は5分経つか経たないかの早さで3者凡退。対する中日のほうはもう少し粘ったのですけど、こちらも3人でそのイニングの攻撃を終えました。



試合が動いたのは、3回表のハムの攻撃のときでした。 ハムはヒットやフォアボールでランナーを出し、2アウト2塁3塁としました。そこで打席に立ったのは、2番打者のこちらの近藤。スタンドの私は、「ここで2点取るぞ 」と叫んでいました。そうしたら、彼はタイムリーヒットを打ち、本当に2点入れてくれたのですよ たまらず私は狂喜乱舞。この時点で早くも声が枯れていました。さらにハムは1点を取り、5回までに3対0と中日をリードしました。
しかし、その裏の中日の攻撃のときにハムの上沢は突如乱れ、ヒットやフォアボールなどで2アウト満塁としてしまいました。
「………ま、まあ中日は(今は)下位打線だから、なんとか抑えられるよ」



ところが、「岩崎に代わりまして、小笠原」中日はそこで代打を送ってきたのです しかも、ハムや巨人を渡り歩き、昨年秋に中日に移籍してきた小笠原というではありませんか 彼は代打の切り札で、ルーキー時代に骨折しながらもホームランを打ったことから、「ガッツ」とも呼ばれています。その口ヒゲや打撃フォームは、ハムにいた頃から変わっていませんね。とはいっても、ここで打たれたら試合の流れが変わってしまいます。 上沢、なんとかして抑えてくれ~
結局、ガッツは2ゴロに倒れ、この5回裏はなんとか0で済みました。



その後もハムは、中島のタイムリーヒット、中田のホームランなどで追加点を奪いました。 私たちのいるレフトスタンドでは、チャンステーマの大合唱が響いていました。 そして………



6対0で、見事に勝利しました ドームのオーロラビジョンにはそのスコアと、ヒーローインタビューを受ける上沢選手の姿が映し出されていました。彼は7イニングを1安打無失点に抑え、約1ヶ月ぶりに勝利投手となったのです。



グラウンドの選手やほとんどの中日ファンが引き上げたあとも、私たちを含めたハムファンはスタンドで勝利の余韻に浸っていました。 これで私が観に行った試合は、一昨年秋以来5連勝ということになります。選手の皆さん、それに私たちと一緒に応援したハム同志の皆さん、本日はお疲れ様でした。 おかげで、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。今回はハムが勝ったので、私とたつぴはレプリカユニフォームやチームのTシャツの応援スタイルのまま、帰路に就きました。
今回は思いっきり野球ネタに突っ走ってしまいましたけど、少しでも球場の雰囲気を感じていただけたら幸いです。


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B級グルメ、キミはいくつ食べられるかな?

2014-06-07 00:01:59 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
5月の下旬に、静岡県の袋井市にあるエコパスタジアムで今年も「B級グルメスタジアム in エコパ」というイベントがおこなわれました。 これは、静岡県内だけではなく、関東や北陸などのB級グルメ、さらには韓国や台湾の屋台料理も一同に会するという美味しいイベントです。それに加えて、あちこちのご当地ゆるキャラも付いてくるというのですよ そうなったら、お子さま連れの家族だけではなく、私も大喜びすること間違いナシです。
白黒茶々家は昨年も、そのイベントに行きました。もちろん今回も私は家族を誘ったのですけど、たつぴはその日は部活でした。頼みの綱の箔母さんまでもあまり乗り気ではなかったので、この時点で一家は総崩れということに。 昨年と同じように、今年も箔を連れていきたいのですけど、このままではB級グルメを買いに行くときの交代要員を確保することができません。B級屋台は、ワンコを連れたままでは並ぶことはできないのですよ。だからといって、私の身一つだけで行くのは、あまりにも寂しいですし。 さあ、どうする?



とかなんとかやっているうちに、B級グルメスタジアム in エコパ の当日となってしまいました。その日は全国的に朝から晴れていて、絶好のB級グルメ日和となりました。 イベント開催時刻の少し前のエコパスタジアムに向かう道には、私の姿がありました。ややっ、箔も一緒ですね。 今回はできるだけ早くから行動を起こしたこともあって、渋滞に巻き込まれることもなくすんなりとエコパの入口を通ることができました。 しかし、私たちは会場からかなり離れたところにある駐車場のほうに案内されてしまいました。ま、まあ食前と食後に程よく運動ができるということで。 自分にそう言い聞かせながら、私は目的地に向かいました。そこで、いきなりスピマジックが もちろん、インタビューしますよ。



そのスピッツの名前はタロー君といって、エコパの近くに住んでいるそうです。飼い主さんは「サマーカットにしているので、いまいちスピッツではない」と御謙遜なさっていましたけど、そんなことないですよね?とにかく、この日は幸先がいいです。



さあ、B級グルメの会場にたどり着きましたよ なかには、開店してすぐに長蛇の列ができているお店もありますね。そうしたら、私もさっそく気になる一品を調達しに行きます。 その間、箔はどうするのかというと……… 一緒に持ってきたクレートの中で待機していてもらいました。



まず私が手にしてきたのは、台湾の魯肉飯(ローバーブン)です。この一品は、昨年も食べようとしたのですけど、決断が遅れてそうこうしているうちに、売り切れてしまいました。そういうこともあって、今回は真っ先に買いに行きましたよ その頃はまだお店は空いていて、スタッフの方も「謝謝(しぇしぇ)」と言ってくれて……… どうやら現地の人みたいですね。 そのあと、その台湾の屋台には行列ができていました。
そうしたら、いよいよ魯肉飯をいただきますよ うぬっ、ご飯の上に豚の角煮とその汁がかけられ、たくあんが1ヶ添えられています。クセや臭みみたいなものは一切なく、日本人にも好まれる味で、たいへん美味しうございました。 個人的な感想ですけど、昨年食べた雪花氷(シェーファーピン、なめらかな口当たりのマンゴーのかき氷)といい、台湾の食べ物はおみやげになるようなものより、現地で食べるもののほうが美味しいです。



次に私は、ボルガライスの屋台に向かいました。こちらは数人並んでいるのですけど、すぐに買えそうです。ちなみにこちらの料理は、福井県越前市から出店しています。ボルガライスとは、その地方の洋食屋で出されていたまかない食が、ロシアのボルガ地方によく似た料理があることから、そのように呼ばれるようになったそうです。



これが、そのボルガライスにございます 私が食べている間は、箔はクレートの中に入っていてくださいね。 そいつをテーブルにして、私はこのB級グルメをいただきますよ。 オムライスにトンカツを乗せ、さらにその上からデミグラスソースを掛けたこちらの一品。お子様や私が好むようなものを、トリプルでぶつけてくるなんて、やり過ぎですよ 今回のものは少し小さめのサイズでしたけど、ボリュームがあって食べごたえもありました。もちろん、美味しかったですよ



ふひゅ~、二品でお腹がふくれてきましたよ。 せっかくなので、私はエコパスタジアムの中を見学することにしました。この日は、そのスタンドが飲食スペースとして解放されていました。



それだけではなく、スタジアムの特設ステージでは、AKB48の妹ぶんのTeam8のうちの15人がライブをやっていました。 全国の都道府県からメンバーを募ったというのですから、「あまちゃん」のGMT47みたいなものでしょうか?彼女らは、AKB48のヒット曲の「恋するフォーチュンクッキー」や「ラブラドール・レトリバー」などを歌って踊っていました。



さらに私は、箔を連れて会場内を散策しました。 数あるご当地屋台の賑わいの様子を見つつ歩いていたら、出世大名家康くんと行き逢いました。 昨秋おこなわれた全国ゆるキャラグランプリで準優勝した彼は、浜松市のご当地キャラにございます。相変わらずお子様や、親子連れにも人気の様子ですね。



また、フッピーもいましたよ。こちらは袋井市のキャラクターで、「袋井」がフクロウに転じたと思われます。



その袋井にはもう一体、どまんニャかというのもいるのですよ。袋井は東海道の27番目の宿場町で、ちょうど中間地点に当たります。そのど真ん中がネコ化して、旅姿のキャラクターになったみたいですね。



それから、箔との2ショットにかろうじて成功したこちらのキャラクターは、茶のみやきんじろうにございます。すぐ近くの掛川市では、二宮尊徳(金次郎)が唱えた報徳思想が明治以降に盛んになり、その活動の場となった大日本報徳社の講堂が最近、国の重要文化財に指定されました。その金次郎と、名産品のお茶が合体してしまったみたいですね。



食後の散策をしたら、もう一品ぐらいいけそうになったので、今度はおもろカレーを買ってきました。こちらは磐田市のB級料理で、カレーの中に「おもろ」と呼ばれる豚足が入っています。骨は取り除かれているのですけど、コラーゲンがたっぷり含まれていて、とろっとろな食感でしたよ 満腹でなければ、おかわりしたかったです。



さらに私たちは、会場内を出歩きました。こちらのキャラクターは、富士山をかぶっていますね いや、静岡県の大型観光キャンペーン推進協議会のスタッフでした。それにしても、その富士山……… 私もかぶりたい。



思いきってお願いしたら、貸してくださいました。それだけではなく、私のカメラを預かって、写真も撮ってくださいましたし。 おかげで、箔も巻き込んでいい記念撮影をすることができました。
箔と一緒に歩いていたら、「わぁ~、かわいい」とか「白くてふわふわ 」とか言われて、彼はかなり注目さていました。ひょっとしたら、そこらへんを歩いているゆるキャラよりも、モテていたのかも知れませんね。いろんな意味で、箔を連れてきてよかったです。



こちらにも、強烈なキャラクターがいますよ というよりは、もう会場の外に出ているのですけど。袋井市の国道1号線沿いのレンタルCD屋の駐車場に、このニワトリ君は堂々と鎮座しております。



国道を行き交う車に睨みをきかせている、こちらのニワトリ君。彼は常に何を思っているのでしょうか?
そういえば、今回のB級グルメスタジアムには、湘南こっこからあげ、大和だれ鉄板チキン、信濃地鶏の炙り焼きなど、ニワトリ関連だけでも気になるものがかなりありました。次回はそのあたりにも手をつけてみたいです。


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フィラリア対策、変えてみました。

2014-06-04 00:03:06 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
5月に入ってから、初夏の暖かさを通り越して暑さを感じるようになりました。 それに伴って、蚊も発生するようになるのですけど、皆さんのなかにはすでに今年の初刺されを経験された方はいらっしゃるでしょうか? その蚊には、ワンコの病気のフィラリアの感染媒体になる恐れもあります。そういうこともあって、今年もそろそろ箔のフィラリア対策に取り掛かることにしました。



私は毎年、箔を最寄りの獣医さんに連れていき、そこで血液検査をやってもらってから、フィラリアの予防薬を処方してもらっていました。 また、ついでに6種混合ワクチンもブスッとやってもらいましたよ。
ちなみにその予防薬は、ちょっとおしゃれな形をしたチュアブルタイプで、ワンコにとっては美味しいみたいです。箔もそいつが大好きで、あげるたびに大喜びし、ブンブンしまくっていました。
しかし、その予防薬はかなり高価で、血液検査やワクチン接種料も含めると、消費増税前でも2万円近くもしたのですよ。 年に一度ですし、箔も喜ぶのでそれぐらいの負担は……… そう思っていたのですけど、ワケあって今年からはそうは言ってられないようになってしまいました。

そういえば、以前なつみかんさんが「バニラが行っている病院は少しクセがあるのですけど、フィラリアの薬は錠剤タイプのものも選べて、料金も狂犬病の予防注射を含めても、1万円ちょっとほどでした」と仰っていたような。同じ効果があるのなら、それで充分です。 箔にはちょっと気の毒ですけど、これからは月に一度のお楽しみではなく、普通のフィラリア対策を受けてもらうことにしますよ。
さらに私は、なつみかんさんからその獣医さんの名前や所在地、営業時間などを教えてもらい、さっそくGWの最終日に箔を連れて行ってみることにしました。



軽い筋肉痛など、浜松まつりの余韻がまだ体のあちこちに残っている連休最終日に、私は箔と一緒にそのS動物病院に向かいました。 車にスピッツのマジックステッカーが貼り付けてあるのは、その中に箔が乗っている証。では箔ちゃ、楽しいドライブに出掛けようではありませんか



浜名バイパスの今切れをまたぐ橋の上から浜名湖を見たら、遠くに潮干狩りをやっている人の姿が見えました。 アサリの生息数が激減したこともあって、昨年はその湖での潮干狩りは中止となってしまったのですけど、今年はGWの間のみできるようになったのですよ。そして、家を出てから1時間ほどで………



私たちは、浜松市東区にあるS動物病院にたどり着きました。その建物は少し古く、確かになつみかんさんのウワサ通り、入口の扉がキチンと閉まりません。そうしたら、今回は初診でいろいろと手続きしなければならないので、とりあえず箔は車の中で待っていてくださいませ。
なつみかんさんは「奥さんの診察着が驚きの柄」とも仰っていたのですけど、そのとき受け付けに立った女性は若く、白衣を身に付けていました。この日はノーマルなのでしょうか?



今まで箔が行っていたK動物病院はいつも混んでいて、朝から並んでも少なくとも1時間は待たされました。 一方、こちらの病院は先客が1、2組いるのですけど、多少待たされたとしても大丈夫です。漫画雑誌など、ヒマつぶしの道具を持ってきているので。その間、箔ちゃは待合室で迫り来る恐怖(?)に震えていてくださいませ

………なんて言っていたら、すぐに呼ばれてしまいましたよ。手際がいいというか、回転率がいいというか、熟練の腕の持ち主というか、とにかく診察室に入りますね。 ここからは写真は撮ってないので、皆様は箔の診察風景を想像でお楽しみくださいませ。

まず箔は、白衣&白髪の先生の指示で、私の手によって体重計付きの診察台の上に乗せられました。ちなみに昨年の彼の体重は、8キロを切っていました。彼はいくら食べても太らないという、うらやましい体質の持ち主なのですよ。
ところが「9、52キロですね」思いっ切り増量しているではありませんか さらに先生が「最近特に変わったところはありませんか?」と聞いてきたので、思わず「今までよりグッと重くなりました」と答えてしまいました。ま、まあ、体重以外は健康ということで。

さらにそこにもう一人、手伝いにやって来ました。少し年配のその女性は、ライトブルーの下地に無数の肉球が散りばめられたシャツを着ていて……… この方が奥さんだ そうしたら、先ほど受け付けにいた方は、病院のスタッフということに。それよりも、そのような服はどこで売っているのでしょうか?

箔のほうは、奥様に抑えられながら、フィラリアの検査のために採血され、引き続いて6種混合ワクチンを注入してもらいました。
あとは、予防薬を処方してもらって、会計を済ませて帰るだけです。その薬は、チュアブルタイプ、寄生虫除去機能付きなどいろいろとあったのですけど、私はそれらの中でフィラリアの予防にのみ効果がある錠剤を選びました。 そうしたら、気になる支払い金額は……… 「1万1千3百………」安っ 今までの半額近くではありませんか しかも、こちらには待ち時間の憂鬱もありませんし。これなら多少遠くても、なんとかして来るようにしますよ。

そして、いよいよ箔にフィラリア予防薬を与える日がやって来ました。 箔は珍しいものを目にすると、それがたとえ薬だとしても何の疑いも持たずにかっ喰らうので、特別な細工をしなくても大丈夫だとは思います。それでも、万が一拒絶した場合に備えて、私は犬の薬の飲ませ方を予習しておきました。これでもう準備は万端です。さあ箔、お覚悟なさいませ



箔は初めて見る薬に、興味津々の様子でした。 それでも、まだ油断は禁物です。もし、口にした途端にペッ と吐き出したら、口をこじ開けて、薬を舌の奥に押し込んで………
とにかく、さんざん見せびらかせておいてから、与えることにしましょう。



私の「よし」の合図とともに、箔は私の手のひらから薬をさらっていきました。 大量のヨダレを残して。あまりに突然のことだったので、写真はブレブレです。 そうそう、肝心の薬のほうは、美味しく召し上がったみたいで、彼はとても満足そうな顔をしておりました。

 これで、蚊のいる時期の投薬は難なくできるということになります。しかし、箔がいつ我に帰って「だまされたのだ 」とか言い出すとも限りません。果たして、次回もうまくいくのでしょうか?もしバレたら、例のアレを箔にやらなければなりません。そういうワケで、違った意味で次の投薬を楽しみにしています。


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