波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

今回のテーマは『コゲ』でござる

2009-10-31 00:04:35 | チロルネタ
こんばんは、黒ですニャン。
世はハロウィンの真っ只中にありますね。 最近、あたいの出番がほとんどなかったのですけど、このたび監督(お父さん)に「この役まわりは黒ちゃしかいない」と懇願されたので喜び勇んで彼の指示に従いました。 そうしたら………



ハロウィンの玄関飾りのモチーフにされてしまいましたニャン。 なんか、コウモリも飛んでいるのですけど。 はっ 今回のキーワードの「コゲ」って、まさかあたいのこと


はい、ここからは白黒茶々がお伝えします。
確かに、黒ちゃが「コゲ」っていうのは、当たってなくもないのですけど、メインとなる「コゲ」はまだまだ先にあるのです。


          おこた、ぬくといワン

話は変わって、ここのところ秋が深まり、朝晩冷え込みようになりましたね。 そんなときにはやっぱりこたつが欠かません。我が家では早くも冬の暖房器具が登場しつつあります。 それに加えて、餅なんか焼いて食べればさらに心もお腹も満たされますよね。 といったトコで、今回は隣町の産業祭の締めに撒かれた餅を磯部焼きにしてみました。さあ、そろそろ焼き上がる頃かな~

何であたしを連れ出すニャア?

それは………お茶々様のお腹がもちもちっとしているからだよ

砂糖醤油の焼ける匂いが実に香ばしいです。では、いっただきま~す



………って食べようとしたら、そのうちの一コがチロルチョコに見えてきたではありませんか。 なんか、焼きなこもちってコトになっていますけど、この際細かいツッコミはなしってことで。 では気を取り直して、いっただきま~す   もちっ



う~む………私は最初、きなこ風味のチョコの中身は黒みつとグミではないかと読んでいたのですけど………そのうちのきなこチョコと、餅をモチーフにしと思われるグミは正解。 しかし、残りの一品は黒みつではなくチョコクラッカーでした。 おそらく、それはコゲを表しているのでしょう。
それらの要素を合わせて味わったら、チロル社の思惑通り焼きなこもちを食べているような気分になってしまいました。今回も題材となるものを実にうまく表現しているのう。

この焼きなこもちチロルが気になる方は、スーパーやコンビニに猛ダッシュしてください。それか、11月1日に横浜そごう屋上でおこなわれるスピッツクラブ展覧会のほうに行き、そちらで私に「くれっ 」と要求すれば、箔チロルと合わせて差し上げます。数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお捕まえくださいませ~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 スピクラ展と焼きなこもちチロルが気になる方は、こちらに投票してやってください。



コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだまだツワモノはいますワン(スピ協展物語Ⅲ)

2009-10-28 00:02:05 | ワンコイベントの類
こんばんは、箔ですワン。
今回はスピッツ協会展覧会がおこなわれている新左近川親水公園の様子を、おれっちがお伝えするのだ。

もうちょっとゆっくりしていきなよ          ね~

おれっちにはナンパの用事が………いや、その………

こちらには出陳者だけではなく、その様子を見学に来た方たちも集まっていたので、またしてもおれっちはそんな彼らに片っ端から挨拶して回りましたワン。



最初に目線が合ったのは、ランちゃんですワン。 ランちゃん、こんにちは~なのだ。………とは言っても、なんか微妙な表情ですけど。



おおっ、ワチリー君 今回は来ないと聞いていたのですけど、来ちゃったのですか~?いえいえ、違います。 姿かたちはそっくりなのですけど、こちらのスピはリッキー君といいます。 ちなみにワチリー君とは血縁関係ではないみたいですけど、いつか両者の2ショットを見てみたいです。 そのとき、ついでにフュージョンでもやってみてください。 彼らが合体したときの名前はリチリー君?それともワッキー君?(『ドラゴンボール』第40巻参照)



こちらはCandyちゃんといいます。 「DOG FAN」等の雑誌の投稿コーナーでよくそのお姿を見かけるので、すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。 とは言っても、この角度からではお顔が確認できないかも。実は、おれっちと惑星直列吊り上がりキッスをしようとしているところなのだ。 あともうちょっとで届くトコなのですけど、ぐぐぐ………



そんな彼女には、生後3ヶ月になるお子様たちがいましたワン。それにしてもみんなカワイイですね~ そんな彼らにも、あいさつしておきましょうか。 しかし、おれっちの目力に、驚いたり泣き叫んだりしないかな? ばあっ



ところが、意外にもお子様たちはおれっちに興味津々なご様子でした。 いろんなものに好奇心旺盛なこちらの彼ら、将来が楽しみです。



ゆうたんとおれっちとの2ショットを実現させたいということで、シロダヌキさんのご協力を得て撮れたのがこの写真なのだ。 おれっちは、お父さんから事前に「ゆうたんは病み上がりだから、優しく接するように」と言い聞かされてきたのですけど、やっぱりこれ以上近付けたら危険ですワン。



こちらの新顔君は政宗君といいます。名前のイメージ通りでハンサムですね。 そういう彼は、仙台ではなく江戸川区の住犬だそうですワン。



あっ、こたちん(小辰君)とナイショ話をしているところを撮られてしまったみたいですね。 その話の内容をおしえて欲しいですって?それは………やっぱりナイショなのだ。



………なんてことをやっている間に、こたちんの相棒の小太郎君が梅子ちゃんと仲良く遊んでいましたワン。 それがだんだんとエスカレートしていき………



このような取っ組み合いに発展していったのだ。 さらに熱くなってお互いに「ガウッ 」て言うようになったら、さすがに引き離されてしまいましたワン。

このような楽しい時間はあっという間に過ぎ、気が付いたら帰る時間になってしまいました。
またしてもおれっちたちは駅までシロダヌキタクシーのお世話になりました。 その車内ではゆうたんと睨み合うつもりだったのですけど、彼は寝てしまったのだ。

葛西臨海公園駅では偶然Lufa mamさんと行き会い、お話しながら移動したおかげで、お父さんは電車内の混雑や東京駅構内の例の長距離移動はあまり苦にならなかったと言っていましたワン。

そして、各駅停車の列車で一路自宅へ。 もちろん、おれっちはキャリーの中で爆睡していたのだ。



途中、熱海駅前の飲料温泉で息をついだり………



列車の待ち時間中にお父さんが、シウマイで有名な崎陽軒の時季限定の弁当の、おべんとう秋を食べたりしていました。 きのこご飯を中心にして、小おかずが詰まっているのですけど、シウマイも欠かさず入っているというところがニクイですね。

そして、さらに列車を乗り継いでいき、23時ちょっと前には無事に自宅にたどり着くことができました。

しかし、これで終わりだと思っていてはいけません。今度は、11月1日に横浜のそごう屋上でおこなわれるスピッツクラブ展覧会のほうにも顔を出すというのです。 そちらでもたくさんのお仲間たちと逢えるのを楽しみにしているのですけど………



ウチのお父さん、今度は例の箔チロル1個にオマケを付けて、プレゼントするとのことですワン。 運がよかったら、いや、お父さんと目線が合ったらもらえるかも知れないので、そいつをご希望の方はなるべく早めに声をかけてみてください。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 やっぱりスピの集まりはクセになりそうという方は、こちらに投票してやってください。
コメント (28)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登場犬物紹介(スピ協展物語Ⅱ)

2009-10-24 00:40:46 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私と箔が、スピッツ協会展覧会の会場となる新左近川親水公園にたどり着いたところから始めさせていただきます。

会場入りする前に、私が「箔会場に到着の図」を撮りまくっていたら、入口付近の木陰に陣を張っていた栄太郎さんが私たちの存在に気付き、声をかけてくださいました。 なので今回のファーストドッグは、栄太郎の家族の平八ちゃん梅子ちゃんに決定しました! 平八ちゃん、梅子ちゃん、おめでと~ ………って、めでたいのか とにかく、そんな彼女たちに箔のほうからもごあいさつを。


   平八姉さん、梅子ちゃん、こんにちは~なのだ

う~む………平八ちゃんはいいとしても、梅子ちゃんのほうが後ろ姿になってしまいましたね。 彼女たちが並んで写っているような写真は………ガサゴソ



ああ、ありました 平八ちゃんは大人の落ち着きがあり、梅子ちゃんは程よいフワフワ感がたまりませんでした。

またその日は、初めてレオママさんと合流することにもなっていました。 彼女はイケメンスピのレオ君とビションフリーゼのリリちゃんの飼い主さんです。しかし、午後から用事があるということなので、行き会う時間は限られているのです。 ちなみにその時の時刻は12時10分前。なので、私と箔が会場に到着したら連絡を入れることになっていたのですけど、果たしてすんなりと見つけることはできるのでしょうか? ………なんてことを考えているうちに、そのレオママさんを名乗る方が私たちに近付いてきました。どうやら私と箔のことはその雰囲気でわかったらしく、それに加えて黄色の電車用キャリーが決め手となったそうです。 せっかくなので、箔を抱っこして写真に納まってやってください。



はい、ありがとうございました。 次回はレオ君やリリちゃんとも逢えるのを楽しみにしています。

そして、今度はリッキーさんと目線が合いました。 バフィー君も一緒にいましたね。それならば、前回の協会展の時と同じように、彼女に箔のリードも持っていただいて、バフィー君と箔の2ショット写真を撮ることにしましょう。



やはり彼らは今回も、私の構えたカメラから逃げ回り、またしてもこんなグルグルな姿となってしまいました。 これもお約束なのでしょうか



バフィー君がいるってことは………おおっ、彼の息子の浄君も来ていましたよ。ハンサムなところは父犬ゆずりですね。



血縁関係といえば………こちらのお三方もそうなんです。 蘭丸君(左端)とひなちゃん(真ん中)はランちゃん(右端)の子供で、今回も彼らの親子水入らずの様子を見ることができました。



また、アクセル君は表舞台に立っていました。しかし、彼にカメラを向けるとなぜかあっち向いてホイをやってしまうのです。



ルカちゃん………とはいっても、アクセル君の母犬ではありません。 今回私たちは初めて彼女と逢ったのですけど、小柄で大きな目が印象的な女の子でした。



リチ君、今回の展覧会も炎天下でおこなわれたので、まぶしそうな顔になるのもムリはありません。



リボンちゃんは、はるばる大阪から駆け付けてくれました。前日の夜にチロぱぱさんらと一緒に出発し、私と箔が始発列車に乗り込んだ頃にはこの会場に到着したというのには驚愕させられました。 また、二週間ぶりに見る彼女は、幼児の域から抜けつつあるように見えました。

そういえば、こちらは展覧会がメインだというのを危うく忘れるところでした。 審査のほうに目をやってみたら………



なんと、エルちゃんが今回のBOS(ベストオポジットセックス)の座に輝いていました。



さすがに炎天下の舞台は暑かったでしょう。出番の終わったエルちゃんは、日蔭で涼んでいました。



お昼の休憩時間が終わり、展覧会が午後の部に入った頃に、ゆうたんが姿を現しました。 彼は足の手術を終えてから間もないということもあってあまりムリなことはできないのですけど、そんな彼に対して箔は多少は優しく接してあげることはできるでしょうか?

このあとも個性的なワンコが続々と登場するのですけど、次回は会場で繰り広げられたワンコのドラマと帰宅の様子を、箔目線からお伝えします。   つづく


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 後半に箔が何かしでかすのではないかと思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温泉活用術(スピ協展物語Ⅰ)

2009-10-21 00:04:16 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
秋になるとオフ会や展覧会等触れ合いイベントが満載なのですけど、私と箔は今度は東京は江戸川区で行われるスピッツ協会展覧会のほうに行くことになりました。



そのイベントに備えて、箔をトリミングにかけてみました。 とはいっても、今回はサマーカットを伴わないシャンプーコースを頼みました。ちなみにこれは準備段階の爪切りをされているところです。 果たして、プロの手にかかったらどのような仕上がりになるのでしょうか?



おおっ!白さとふわふわ感が際立っていますね。 こんな箔は初めて見ました。 私と箔母さんではこれほどまでにはできませんよ。このようにして、スピ協展の下準備のほうは着々と進んでいきました。あとは晴れることを祈りつつ、その当日が来るのを待つだけです。



そして、10月18日になりました。とはいっても、今回も出発が早いので移動中に日の出を迎えることになりそうです。まずは静岡県最西端にある自宅の最寄り駅から始発列車に乗っていき………



それから約3時間ほどで静岡県の最東端の熱海駅に到着。こちらでまた足湯に浸かるのかですって? いえいえ、違いますよ。
私と箔は、駅を出てから東のほうに向かって歩いていきました。そして15分ほどで今回の寄り道処にたどり着くことができました。そこに何があるのかというと………



小沢の湯です。ただし、こちらの温泉は手でその温もりを感じるだけだと思ってはいけません。なんと、その蒸気を使って天然ゆで卵が作れるというのですよ。



ザルや蓋など、そのための調理器具も揃っているので、さっそく試してみることにしましょう。 まずは自宅から持ち寄った生卵をザルの中に入れて、さらにそいつを温泉の噴き出し口にセットして………
あとは出来上がるまで10分ほど待つのみです。果たして、うまくいくのでしょうか?



せっかくなので、待ち時間の間にこちらで記念撮影でもやっておきましょう。 箔や、いい顔をお願いしますよ~
そして、目安の時間になったらいい感じに固まったのですけど………殻がピッタリとくっついて上手く剥けないではありませんか。 うきぃ~ 



美味しさを最大限にお伝えするのには少し厳しい仕上がりとなってしまいましたけど、なんとか食べられるようになりました。 では、いっただきま~す はむっ


       おれっちにも、くれ~なのだ!

ん、んまい 白身の固まりと中の黄身のちょい半熟具合がいい感じに合わさって、甘みさえ感じます。せっかくなので、箔も食べてみるかい?


       うまうま………

おおっ、いい食べっぷりです。 ちなみに食材の生卵はすぐ近くの酒屋で買い求めることができるので、こちらまで慎重に持ち運ばなくても、手ぶらで気軽に利用することができるのですよ。

熱海ではちょっと時間を食ったので(ゆで卵も食いましたけど)、今回は少し奮発して東京まで新幹線を使いました。少し前に私は新幹線で興奮熱を上げたのですけど、果たして今回そいつに初めて乗る箔は興奮するのでしょうか?


こちらがお尻のハズなので、かなりムリな体勢ということに………

う~む………いたって普通ですね。それでも、熱海~東京間は普通列車の半分以下の50分ほどで走り抜きました。 あっという間の速さに、またしても「新幹線(こだま号)って儚いね」というセリフも。



しかし東京まではすぐだったのですけど、そこから先が長いのです。 東海道新幹線のホームから次に乗り換える京葉線のホームにたどり着くまで延々と続く道をただひたすら歩くべし 横移動だけではなく、地下へも何回か潜り、やっと目的のホームが見えてきました。 そして、ようやくスピ協展会場の最寄り駅となる葛西臨海公園駅に降り立つことができました。



あとは会場に続く道を進んでいくだけなのですけど、これがまた長いのです



とかなんとかやっていくうちに、正午少し前についに目的地にたどり着くことができました。

果たして、今回のファーストドッグはどの子になるのか、また、こちらではどのようなヒューワンドラマが繰り広げられるのか、今から楽しみです。   つづく


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 こういう寄り道もアリかなと思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイスピード サツマイモ

2009-10-17 00:04:02 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
我が家の庭には小さな畑があります。 そこでは毎年サツマイモを育てているのですけど、今年もやはり同じようにやりました。



5月中旬頃に、その畑に生えている草を抜き、肥料を撒きながら耕し、用意してあった芋の苗を植えていきました。果たして、この苗がその後どのようにして成長していくのでしょうか? そして9月下旬に収穫したのが、こちらになります。



う~む、この展開の速さは、我ながら三分クッキングのようだぞ。 いや、大改造劇的ビフォー→アフターのリフォームの過程を1時間番組に編集したあの感じにも似てるような。
………スミマセン、イモの成長過程を綿密に記録していくのを忘れていました。 というよりは、私が気付いた頃には畑をはみ出すほどの勢いで成長し、さらにそいつが脇から生えてきた草と絡まって、あまり美しくない光景になってしまったので、撮影するのを躊躇してしまったというのが本当のところです。
とにかく、採れたてのイモをさっそくいただくことにしましょう



そこで取り出したしましたるものは、鉄人陳健一氏の二段蒸し器。 ちなみにこれは、私が従姉妹の結婚式のカタログ式引き出物でもらったものです。 今回はこの調理器具を使って、サツマイモの素材の味を最もよく引き出すという蒸しイモを作ってみますね。 ちなみにこの時の私は、蒸しイモ調理体験初心者でした。果たして、うまくいくかどうか………



そして、できあがったものがこちらになります。またしても、展開が早っ う~む、やや蒸し過ぎですね。やはり太いイモをそのまま入れ、蒸し時間の基準をそいつに合わせたのがいけなかったみたいですね。それでも、柔らかいに越したことはないので、ヨシとしておきましょう。

では、お待ちかねの試食タイムに入ります。んぐっ………
うほぉ~、食べた途端に口の中に甘さが広がってまいりました。 ちなみに私は、蒸しイモは皮ごと喰らい付く派にございます。
せっかくなので、この美味しさを箔にもおすそ分けしてあげることにしましょう。はくや~



おおっ!イモを前にしていい顔(耳なしマリモ)になっとるがや。こうなったら少しイジワルして、じらしてその反応を楽しんでからからあげることにしよう。


           早くくれ~なのだ

まずはお約束のブンブンです。 今回もよく振れていますね。その次は「まて」で切ない顔をしてもらって………


       いっただきま~す♪

バクッ 「あっ……… 」ところが、箔はブンブンの儀式の途中であるにも関わらず、そのあとの段階を飛び越して、私の手からイモを奪い取るという暴挙に出たのです。 私の許可も得ずに……… そして、箔にかっさらわれたイモは、一瞬のうちに彼の胃袋の中に吸い込まれていってしまいました。

まさか食べるところまで速攻で終わってしまうとは………
次にイモを食べる機会があったら、秋の風情を感じつつゆっくりと噛み締めていきたいです。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 イモを食べたくなってしまった方は、こちらに投票してやってください。
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い貴婦人登場!

2009-10-14 00:02:08 | ワンコイベントの類
こんばんは、箔ですワン。
今回は琵琶湖オフがおこなわれている会場の様子を、おれっちがお伝えするのだ。



こちらには六組の家族と八スピが集まっていたので、個別に挨拶して回りましたワン。



まずははっぴぃ君です、こんにちワン ちょっと微妙な顔をしていますけど、「ウ~」とか「ガウッ」とかいうセリフはなかったので、ご心配なく。彼はやや小柄で、中性的な魅力を醸し出していますワン。



次はviviちゃんです。小柄でカワイイ彼女にはある特技があるのだ。 それはなにかといいますと………



「ばーん」とピストルを撃つマネをすると、ごろんと倒れてくれるのです。 なんかお父さんが羨ましがっている様子ですけど、おれっちにその技を仕込むのはかなり大変ですよ~



こちらはviviちゃんの妹分のLambちゃんです。なにも鼻にしわを寄せた顔の写真を載せなくても………と思いつつも、この顔もなかなか捨て難いのだ。



今回の最年少参加スピのリボンちゃんにも顔を合わせておきましょう。初対面のワンコはたいていおれっちの目力にやられるのですけど、彼女は堂々としていましたワン。



最後は雪之丞君です。やはり今回もおれっちとの間で火花がバチバチ鳴っていたのですけど、このような表情も見られました。そういえば、今日彼はviviちゃんに言い寄られていたなぁ………うらやまし~

楽しい時間はあっという間に過ぎ、4時ぐらいにお開きとなってしまいました。今回のオフ会でも必要以上に動き回ったからなのか、帰りの電車の中では熟睡していましたワン。 お父さんも鳴りを潜めている様子なので、そのまま家まで直行すると思っていたのですけど………



なぜか名古屋で電車を降りたのでした。果たして今度は何が目当てなのでしょうか?
なんか、「白い巨人に逢いたい」ようなことを言っているのですけど、ひょっとして八月に出てきたお台場ガンダムのことでしょうか? どうも違うみたいで、駅から程近いところにある名鉄百貨店へと続く通路をまたいで、それらしいものは聳え立っていました。 名古屋に在住か、住んだことのある方たちはご存知だと思いますけど………



こちらの巨大なマネキンはナナちゃん人形というそうです。 目印となるものが少ない名古屋駅周辺で、彼女の股の下がよく待ち合わせ場所になっているそうです。確かに、足だけでもかなり大きいのだ。 



そこから見上げてみると、画面に入りきらないほどのこの迫力。 それでも、大きさはガンダムの約3分の1の6・1メートルだそうですワン。



さらにこのナナちゃん、季節や何かのイベントによって衣装が変わるとのこと。 せっかくなのでもう一枚、おれっちとナナちゃんの全体像の写真をお願いします。   カシャッ



おおっ、いい感じです。

その後さらに電車を乗り継ぎ、午後8時頃に自宅にたどり着きました。約半年ぶりに参加したスピ仲間と触れ合う機会は、あっという間に終わってしまいました。

果たして次はいつになるのか………と思っていたら、今週末に東京でおこなわれるスピッツ協会展覧会のほうに出向くというではありませんか そちらのほうも楽しみにしているのだ。


    黒ちゃんヤマトの宅急便ですニャン

スピ協展を前にして、黒ネコの業者からお届けものがありました。 その中身は、またしても箔のオリジナル画像がプリントされたDECOチロルだそうです。ちなみに、味のほうは今回はエアイン塩バニラとなっております。  これらは今度のスピ協展でご挨拶代わりに配るつもりでいるので、欲しい方は遠慮なく声をかけてみてください。いや、お願いしなくても、お父さんがあげまくるかも知れませんけど………


     自主規制なのだ

なお、チロルのデザインのほうは今回はヒミツとさせていただきます。気になる方は、当日スピ協展のほうでご確認くださいませ~ いや、そちらに行けない方たちもいるので、デザインは後ほど改めて公表しますワン。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 やっぱオフ会はいいな~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

琵琶湖八犬伝

2009-10-10 00:03:09 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで私と箔は、琵琶湖オフ会がおこなわれるBeach Cafe Kutsurogiさんに来ております。 今回も昨年同様、そのドッグカフェの二階を貸し切って、ゆるりと歓談するようになっています。 また、こちらでは関西方面の方たちと約一年ぶりに逢うことになっているのですけど、その中には新顔も、久しぶりに見る顔もあるので、気分のほうも自然と高まってしまいます。 すでにみなさんお揃いのようなので、さっそく挨拶に向かうようにしましょう。



琵琶湖オフは今回で三回目となるのですけど、前回まで主宰を勤めていたチロちゃんがヒート中ということもあって、彼女の代役として娘のリボンちゃんが来ていました。 私と箔はともにその日が初対面だったのですけど、その小ささや容姿、それにかわいらしい仕種に悩殺させられてしまいました。



顔合わせが終わったところで、テーブルには料理が並んだみたいなのでいただくことにしましょう。 こちらのviviちゃんも私たちにとっては初めましてなのですけど、料理を前にしてモデル座りしているなんてエライですね。 
これが箔だったら、確実に私の制止を振り切ってでもパックンチョといってしまいますよ。よくてもヨダレの洪水を起こすことでしょう。



さて、今回のランチメニューのほうは、ハンバーグにエビフライ、コロッケが乗っかってるうえに、冷製スープも付いております。 もちろん、たいへん美味しうございましたよ。
そのあとは、琵琶湖の見えるベランダに移動して、参加組ごとの撮影会をおこないました。



先頭バッターは、第一回目から3スピでフル参加している、りりぃちゃんはにぃちゃんはっぴぃ君です。母犬&きょうだいの組み合わせなのですけど、いつ見ても息がピッタリですね。



二番手として檀上に上がったのは、でした。移動中のキャリーの中ではおとなしくしていたのですけど、こちらに着いた途端、浮足立ってしまいました。 しかし、終盤まで焦点が定まらないとは………



箔の次は、viviちゃんLambちゃんですです。これまでヒートなどが重なってなかなか私たちとタイミングが合わなかったのですけど、この度三度目の正直でめでたくご対面が叶いました。
小柄なviviちゃんに、彼女よりやや大きめのLambちゃん。性格のほうもどちらかというと正反対なのですけど、それがかえっていい味を出しているのですよ~



彼女らのあとには、雪之丞君が続きます。彼のお住まいは琵琶湖半にあるみたいで、散歩のたびに湖で泳いでいるそうです。彼みたいに大きな体格でハンサムな男の子は、箔が張り合ってくる恐れがあるので、お気を付けくださいませ。



そして最後に登場したのは、リボンちゃんです。 今年の六月に生まれたばかりなのですけど、お母さんのチロちゃんがいない会場でも物おじすることもない様子でした。しかも愛想もよいので、将来が楽しみです。

そしてオフ会の締めに集合写真を撮ることになったのですけど、ここで奇跡的なことが………



箔が単独でイスの上に座り、写真撮影に応じるなんてありえないことなのです。 では、どのようにしてこの写真を撮ったのかというと………
当初は私が箔を抱っこして、てまりちゃんのお父さんにシャッターを押してもらうことになっていたのですけど………
「ダメもとでこうしてみよう」とか言って、私は箔をリードでイスにぎゅうぎゅうに縛り付けました。
すると、箔の動きを完全に封じることができたではありませんか 思った以上にうまくいって、私のほうも驚いてしまいました。 このイス固定犬、他でも使えそうです。
あとはいい顔を狙って写真を撮るだけなのですけど、最後の悪あがきなのでしょうか、箔はいいところであっち向いてホイをやって、皆さんを困らせていました。

次回は、参加スピと箔との触れ合いの様子と、帰りの道中記をレポートする予定なので、そちらのほうにも是非お付き合いくださいませ~  さらにつづく


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 イス固定犬法もアリかなと、思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

輝く男、織田信長

2009-10-07 00:05:12 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
ここのところお城や歴史関係のネタが続いているような気がするのですけど……… スミマセン、今回もその手の話をさせていただきます。 ただし、お城等は映画の中に出てくるのですけどね。



今月一日の映画千円の日に、私は「火天の城」という映画を観てきました。休日に時間が取れなかったので、仕事が終わったあとのナイトショーを選んだのですけど、劇場に入る前に腹ごしらえをしておくことにしましょう。



最近、マクドナルドの「チキンタツタ復活 」というCMが流れているからでしょうか?気が付いたら私はそのセットを手にしていました。 このチキンタツタ、鶏肉の食感と専用のバンズの組み合わせがいい感じで、とても美味しいのですけど、やはり食べている間に刻みキャベツがポロポロと落ちていってしまいます。

そうそう、映画の話でしたよね。こちらの作品は、岡部又右衛門という熱田の宮大工が、織田信長の出す無理難題に立ち向かい、安土城に史上初の五層の天主を築き上げるというお話です。
それまでのお城は、険しい山の上に土の堤(土塁)を突き固め、その上に木柵や板葺きの建物を建てるという砦のスタイルが主流だったのですけど、信長は小高い丘の安土山の上に総石垣造りで瓦ぶきの、私たちが普通に連想するようなお城を史上初めて築いたのです。 それだけではなく、その中心に地下室も備えた外観五層内部七階の天主という高層建築を設け、そこを移住空間にしたのですから、驚きです。
その建物ができあがるまでの様子は、戦国時代版「完成ドリームハウス」といった感じなのですけど、重機等がなかったその時代に高い石垣や太い柱を組み上げていくのは、並大抵の苦労ではありませんでした。 それでも又右衛門は、家族や周りにいる人々に支えられつつこの巨大プロジェクトを見事に成し遂げたのでした。

………なんて話を観ていたら、私は安土城に行きたくなってしまいましたよ。 



その週の日曜日に、私は箔とともに電車に乗って琵琶湖方面に向かっていました。 おおっと、その途中である人に逢っておかなけなりませんでした。それは誰かというと………



箔の頭の上に悩ましげに写っているのですけど、これでは分かりづらいですよね。では、ちょっとよけてみましょう。



それにしてもまばゆいばかりの黄金色ですね。 その人物とは、ズバリ織田信長公のことです。彼は、かつて井ノ口と呼ばれていたこの地を岐阜と改め、さらに発展させたこともあって、とても英雄視されています。銅像を越えたこの金像は、彼の奇抜な生き様を象徴しているようです。



ちなみにこの銅………いや、金像は岐阜駅前に数日前にできたばかりで、この日は何かのイベントの真っ最中でした。
「わぁ~白くてフサフサ~」その一方で、箔のほうは子供たちにもみくちゃにされていました。



箔や、こんなにモテるのはありがたいことだから、もう少し揉まれていなさい。 
そして、私と箔はさらに電車に乗って西を目指しました。そうしているうちに………



車窓から安土城のある安土山が見えてきました。このお城は12年ほど前に行って以来なので、とても懐かしいです。 しかし私たちはそこを素通りしてしまいました。安土城に行くと思わせといて、実はその先を目指していたのでした。



そして、JRの野洲駅に到着。それはなぜかというと………
その日にその地で琵琶湖オフがあるからです。安土城はまた時間のあるときにでも堪能するいうことで。
そうしたらその駅前では、てまりちゃんの父さんと母さんがお迎えに来てくださっていました。ちなみに、てまりちゃんはヒート中なので今回は人間のみの参加ということになったそうです。



そして私たちを乗せた車は、今回のオフ会の会場となるBeach Cafe Kutsurogiさんに到着しました。果たして今回このお店で、どのような出逢いとドラマが待ち受けているのでしょうか?  つづく


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 まさか、帰りに安土城なんてことは………と、思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清正公(せいしょこ)さんな一日

2009-10-03 00:38:45 | 旅行記
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど、皆さんは加藤清正という戦国武将のことはご存知でしょうか? 彼は若いときから豊臣秀吉に仕え、賎ヶ岳七本槍の一人にもなりました。秀吉なきあとの関ヶ原の合戦では家康方の東軍に味方し、こちらの肥後一国を与えられた後に熊本城を築いたのでした。 苗字が同じで、築城術が優れているということもあって、私は戦国大名の中では彼のことが一番好きなのです。 ちなみに地元の熊本では親しみを込めて「清正公(せいしょこ)さん」と呼ばれているそうです。

その清正公の廟所がある本妙寺に、私は朝の5時台に起きて行ってきましたよ。 もちろん箔母さんらは、その頃はまだ夢の中です。 そのお寺の山門は、城の湯のある上熊本からは歩いてすぐのところにあるのですけど、そこから先は緩やかな傾斜の参道が続いていて、とにかく長い しかも、そいつが行き止まったところからは「胸突きガンギ」と呼ばれている長い石段を上らなければなりません。
ハァハァ………こちらを訪れるのは22年ぶりなのですけど、あの頃は若かったとしみじみ感じてしまいました。そして、石段を上り詰めた先には………



清正公が奉られている浄池廟があります。こちらをお参りしたら、一見落着………なんて思ってはいけません。 実はこのお寺にはまだ続きがあるのです。 



廟所の裏には、さらに天にも繋がりそうな階段が続いていて、こちらを上っていくと………
ヒィヒィ………ふひぃ、やっと頂上が見えてきました。 そうしたら、しっかりと居ましたよ。



こちらには、長烏帽子型のの兜と鎧を身につけ長槍を片手に持った、加藤清正公の銅像が聳え立っています。 名古屋城や熊本城の近くにも彼が座った姿の銅像があるのですけど、私はこちらの勇ましい立ち姿のほうが好きです。



また、そこからは熊本市街を一望することができます。銅像となった清正公も自ら築いた街の発展を見守っているようです。 ちなみに、中央のやや上側のこんもりと茂っているあたりが熊本城です。

早朝散歩が終わったら、今度は温泉宿泊施設の醍醐味の朝風呂を堪能する番です。 ちなみにこの時点でも、箔母さんとたつぴはまだ眠っています。 



さすがに朝食の時間には二人とも起きました。こちらは和食バイキング形式なので、ご飯だけではなく、おかずのほうもおかわり自由なのです。
そしてチェックアウトが済んだら、この旅行の本命ともいうべき熊本城に向かいます。 

城の湯から城域までは直線で行けばすぐなのですけど、なかなか侵入路が見付からなくて右往左往してしまいました。 このことから、西南戦争の際に官軍がこのお城に立て篭もったのですけど、圧倒的多数の西郷隆盛軍が攻めても落ちなかったこともうなずけます。 なんとか見つけた狭い石段を上り、塀伝いに道なき道を歩き、さらに二の丸大手門跡の巨大な入口を突破したら………

広大な二の丸広場に出ます。そこを歩き切ったところに熊本城の正門があるのですけど、箔母さんとたつぴはその時点ですでにダウン。 彼らには休息してもらって、その間に私はお城の外周を回りつつ写真を撮りまくりました。



高い石垣の上に、下見板張りの黒壁の建物がたっている感じがいいですね~ ちなみに向かって左が東十八間櫓、右が北十八間櫓といって、ともに現存しています。あ、右端にちょこっと写っている五間櫓のこともお忘れなく。 さらにその先に回ってみましょう。 



手前の宇土櫓という建物は、小西行長が築いた宇土城の天守を移してきたという謂れがあります。 西南戦争中に発生した原因不明の火災によって城内の建物の大半が焼失してしまったのですけど、この櫓は無事に残りました。 外から見ると三層なのですけど、内部は五階あり、さらに地下一階も付いているのですよ。さらに、その内部に入ることもできるので、これは見逃せません。

熊本城外周一周1時間ちょっとの旅が終わったら、箔母さんとたつぴの体力も回復したと思われるので、みんなして有料圏内に入ることにしましょう。



そうしたら私たちの視界の中に、お城のシンボル的存在となっている大天守・小天守とともに、今までのお城とはケタ違いの数の観光客の姿が飛び込んできました。 世は現在、お城ブームの真っ只中にあるのですけど、熊本城はその総本山の地位にあるようです。



こちらは一般に二様の石垣と呼ばれているところです。築造年代の違いによって石垣の勾配が違うのですけど、左側はどう見てもあとから増設されたといった感じですね。それらの後方には本丸御殿や大天守が見えます。

では、改めまして………
手始めに前述の宇土櫓をクリアし、その次に大天守・小天守に昇ることにしました。それらの入口のある本丸に回ったら………



謎の忍者とバッタリ行き会ってしまいました。 これは彼に記念撮影を頼むしかありません。いちおう断っておきますけど、この謎忍は決して私が変装したものではありません。 撮影後、彼にお礼を言ってから、さらに入口に進んで行ったら………



今度は謎の鎧武者を見つけてしまいました。 こちらの彼は少々お疲れのご様子で、休憩に入ろうとしていたのですけど、そこを必死に頼み込み、なんとか撮影にこぎつけました。しつこいようですけど、こちらも私ではありませんよ。



大天守・小天守は昭和時代にコンクリート製で復興したもので、それらの内部には歴史資料の他にも、無数の一口城主の名前が書かれた札も並んでいました。それはいいとしても………
こちらには大勢の人が押し寄せていて、階段を上るのにも一苦労でした。 それでも、最上階からの眺望は素晴らしいですよ。もちろん遠方には、私が今朝方行った本妙寺も見えましたよ。



さらにすぐ眼下には、一昨年前に本格的に木造で復元された本丸御殿の全体像が。よぉし、次はそちらに行くことにしましょう 本丸御殿の建物は、限られた敷地の中に大掛かりに造られたということもあって、塁壁いっぱいに張り出して櫓と一体化もしているのですけど………



郭内の通路の上に覆いかぶさる形で建っているので、このような闇(くらが)り通路と呼ばれる地下空間もできてしまいました。 

この本丸御殿は熊本築城400年を記念して建てられたもので、この城の目玉となっています。ではお待ちかね、いよいよその内部に迫ってみることにしましょう やはりこちらも、たくさんの見物者でごった返していました。 



こちはの梅之間から向こうへはかなり広く開放感があるのですけど、その範囲は立ち入り禁止区域で、そのぶんその部屋を取り囲んでいる廊下等は混雑していました。 その突き当たりには何やらきらびやかなものが。とにかく向かってみましょう。



若松之間と呼ばれるこの部屋はかなり豪華なのですけど、このさらに奥には格式の高い部屋が控えているというではありませんか 気分はいっそう高まります。



これ、これ、これですよ~!観光パンフレット等でよく写真に載っているこの部屋は、昭君の間といいます。 格天井に食い違い棚、一段高い上段の間を持ち、「王昭君」の物語の障壁画を中心としてかなり豪華な造りとなっております。
一説には、豊臣家に恩顧のある清正が、豊臣秀頼が万一の事態に陥ったときには、彼をこちらにかくまって幕府と一戦交えるために造ったともいわれています。

しかしこれだけ見ただけでも、お城の見学時間が残りわずかとなってしまいました。なので、箔母さんとたつぴが売店で土産を選んでいる間に、私は残りの城内を猛ダッシュで廻ることにしました。
内部を公開している数寄屋丸の書院にコンパクトな飯田丸五階櫓、それに、名前に反して開いている不開門や、一緒に現存している田子櫓、七間櫓、十四間櫓、四間櫓、源之進櫓、………などなど。

お城を出たあとは大急ぎで駅に向かい、そこで少し遅めの昼食をとり、あちこちに配るお土産を買って電車に乗るという算段なのですけど………
「そこまでの交通手段は、路面電車とタクシーのどちらにしようか?」「路面電車は乗り場まで多少歩かないといけないみたいだから………楽なほうのタクシーがいい」
ということで、城門のすぐ前に控えていたタクシーに乗り込みました。 「現代の籠(※正確な呼び名は御乗物)は便利でいいな~ 」
ところがその車は、たまたまその日に市内各町がこぞっておこなっていた祭りによって行く手を阻まれてしまいました。 ただでさえ迷路のような城下町が行く先々で通行止めをしてくれるものですから、なかなか先には進めず、いたずらに時間だけが過ぎていきました。 「このままじゃあ電車に乗り遅れてしまう………」果たして、白黒茶々家は無事に乗ることができたのでしょうか?  つづく




………とやりたいところなのですけど、スケジュールの都合上、家族旅行記は今回で完結させなければならないと編集部にきつ~く言われているので、続きもひっくるめて全部書いちゃいますね。

その後、私たちはわずかな時間を残して熊本駅に到着 お昼は列車の中で食べれるように適当におにぎりと飲み物を購入し、お土産もなんとか確保。 あとは特急列車の指定席券をとるだけなのですけど………
「指定席は全席埋まっております」
「またか~~~ 」足はクタクタ膝はガクガク、おまけに昼御飯を食べる場所も確保しなければならないというのに……… ところが、またしても自由席車両を多く用意してくれたおかげで、こちらでも余裕で座ることができました。 そして一息ついて、おにぎりを平らげたあとは………



ジャ、ジャーン!別腹に熊本名物のいきなり団子の登場です。 こちらはサツマイモ餡と小豆の餡を、小麦粉を練って作った皮で包んで蒸したもので、私は熊本城の売店でこっそりと買っておきました。もっちりとした皮の中から、二つの餡の味が一緒にするのは、なかなかいいですよ~ 熊本では、いきなり来た客に対応するためにこの団子が開発されたらしいです。この美味しさにありつけるのなら、私はいつだって熊本の客になりますよ~

そして私たち一行は博多駅に到着。そちらでは晩御飯の弁当の他にも辛子明太子等のお土産を追加購入し、新幹線のぞみ号に乗り込みました。



さすがにのぞみ称号を得ているだけに、とにかく速い 今まで踏み締めるように来た道をいっきに巻き戻しているみたいだ。



その車内で先ほどの弁当を食べたりしましたが、東海地方で唯一の停車駅となる名古屋までの3時間20分はあっという間でした。 「のぞみって儚いね………」なんか変な表現になってしまいましたけど、今回の私たちの旅も終わってしまえばあっという間のように感じます。

そして、22時過ぎには自宅に到着。白黒茶のワンニャンたちはいい子でお留守番をしていたみたいです。そんな箔にお土産を………と思ったのですけど、買ってきたのは辛子レンコンに辛子明太子などカラいものばかりなので、昨年の鹿せんべいみたいに食べさせることはできません。 それならば………



加藤清正生誕450周年&没後400年祭に備えて作られたキャラクターの清正くんでどうか堪えてくれ~ただし、これはお守りになっているので、噛んだり口に含んだりしてはいけませんことよ~

今回の我が家の家族旅行記は以上で終わりなのですけど、長々とした文章を最後まで読んでくださりありがとうございました。 旅行の類は、一緒に行ったメンバーとその思い出をいつまでも共有することができるので、可能な限りは毎年続けていきたいと思っています。 それだけではなく、今回は読者の皆さんも一緒にハラハラしたり、いろいろな思いを語ってくれたりしたおかげで、私のほうももう一回皆さんと一緒に旅行に行ったような得した気分になることができました。

これは一石二鳥ならぬ一石三鳥です。そのようなワケで、またお薦めの場所に行くようなことがあったら、レポートさせていただきます。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 清正公の大河ドラマ化に賛成の方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エイリアンの前で「キャー!」と叫ぶ

2009-10-01 00:09:46 | 旅行記
こんばんは、白黒茶々です。
今回は前回からの続きで、白黒茶々家の一行は大阪駅から夜行バスに向かって全力疾走をしています、果たして無事に乗ることはできるのか 気を抜くことのないように走り続けたら、ようやくバスの発着所が見えてきました。そこには他の便が止まっていたのですけど、本命のバスは………到着が遅れていて、まだ来ていないとのことです。ホッ 予定より遅れること30分、ようやくそのバスは私たちの前に現れました。それにしても………



夜行バスを謳っているワリには、普通の貸し切りバスの運転席と客席の間に仕切りのカーテンをかけ、各席に膝かけを備えただけでした。 H社の大阪~北九州間5100円の格安便なだけに、私が先月乗ったような豪華快適装備というワケにはいかないか。 それよりもこのような設備で、夜行バス初心者の箔母さんとたつぴは寝ることができるのでしょうか?
なんと、二人とも意外とよく眠れたみたいです、もちろん私もっ。 大阪を出るまで多少渋滞に巻き込まれたりしたが、そこから先はいたって順調でした。そして………



予定では午前6時30分に小倉駅前ということになっていたが、それより1時間も早く着いてしまいました。最初の目的地のスペースワールドが開園するのは9時30分、それまでどうしていたのかというと………



朝食も兼ねて、駅前のマクドナルドで時間をつぶしていました。 また、そこから歩いて10分ほどのところに、小倉城があるのですけど、こちらも見逃すワケにはいきません。 箔母さんとたつぴが、持ってきたニンテンドーDSのすれ違い通信等に興じている間、私は意気揚々と早朝散歩に出かけました。



このお城は、私にとっては12年ぶり2度目ということになります。 また、こちらは江戸初期に、熊本に配置替えになるまでは細川氏の居城だったのですよ。天守は昭和になってから復興されたものなのですけど、五層とするべきところを四層目の屋根を省き、最上階をはみ出すほど大きくするという南蛮造りの構造が最大の特徴です。



さらにその内部はハイテク展示施設になっているので見逃せません、さっそく入ってみることにしましょう。



………なんて言ってはみたのですけど、やはり6時台ではまだ開いていませんでした。 あけて~ ドンドン
とかなんとかやっているうちに、時刻のほうは8時過ぎとなりました



次の目的地となっているスペースワールドとは、小倉からは電車で10分ほど行ったところにある宇宙をテーマにした遊園地のことです。私は、開園時間の少し前にそちらに行けばいいと思っていたのですけど……… その頃にはすでにチケットを買うための長蛇の列ができていました。 う~む、読みが浅かったです。園内に入れたのは、列に並び始めてから40分ほど経ってからのこと、こうなったら効率的に廻らなければなりません。



………とはいっても、このような楽しいカキワリは見逃してはいけません。 では、せっかくなので一枚お願いしま~す はい、ギョーザ  パシャッ  はい、OKで~す。

まずはたつぴの大好きなコーヒーカップで目を回しておいて……… そのあとはあまり待たずに乗れそうで、かつ楽しいものを見極めていかなければなりません。 



こちらのウォータースライダーは厳しそうなので………



あちらの惑星アクア(イカダ型の急流下り)に乗ることにしましょう。 ちなみに待ち時間の目安は60分ほどになっていましたけど、実際にはその半分ほどの時間で通してもらうことができました。 遠くから見た感じではゆったりと水路を流れるだけなのですけど………



想像以上にイレギュラーな動きをしてあちこちにぶつかりまくり、運が悪ければかなり濡れてしまいます。 ちなみに私は、運の悪いほうでした。 

それから、時期限定で入場フリーパスに300円ほど余分に払えばランチバイキングが付いてくるというお得なセットがあったのですけど……… やはりほとんどの来場者はそちらを選んだみたいで、11時台でもそいつが食べれるレストランには入場待ちの長蛇の列ができていました。 その様子を綿密にレポートしているということは、もちろん私たちもそのバイキングを狙っていましたよ。



そして席に通されたあとは料理を集めまくりました。 やはりお子様主体ということもあって、ミニたいやきやミニパンケーキなど、デザート類が充実していました。

午後の部は観覧車から入りましたけど、落下や回転するような絶叫マシーンの類は、たつぴの強い反対で今回も乗ることはできませんでした。 その代わり、お化け屋敷系の絶叫モノはいけるというので、当遊園地最大のエイリアンパニックエボリューションに列ぶことにしました。こちらでは、エイリアンの幽霊を見ることができるのでしょうか?とにかく、アッといわせるような演出を期待しつつ待つことにしましょう。



1時間ほど待たされて、ようやく中に入ることができたのですけど、さて、怖さのほどはいかに? ネタバレになってはいけないので詳細は書けないのですけど、たつぴは豪語するだけのこともあって、そのまま難無く突破しそうな勢いでした。このままではいけません。 
そこで私は、お化け屋敷側が悲鳴を上げてもらいたいであろう場所で絶妙に「キャ~~~ 」と叫んでみることにしました。するとどうでしょう、たつぴは適度に怖がってくれたではありませんか。 これはいい。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、スペースワールドを出る時刻になってしまいました。 「歩きすぎてクタクタだよ」という声が聞こえてきたので、「それなら大丈夫だよ、今から乗る特急列車は指定席を取っておくから」意気揚々とその切符を買いに行ったら………
「指定席券はすでに売り切れてしまいました 」というではありませんか やむを得ず自由席券を買ったのですけど、彼らに何と申し開きしたらいいのでしょうか? 「ええっ、指定席が満席ってことは、自由席はもっとギュウギュウじゃん、熊本まで2時間以上も立たされるの~ 」とかなんとか言っているうちに、特急有明号は来てしまいました。 ところがです、その列車の大多数が自由席になっているらしくて、そちらの席でも余裕で座れたではありませんか。 私たちの予想をいい意味で裏切ってくれて助かりました。 そしてその列車は18時過ぎに熊本駅に到着しました。

そうしたら、今度は晩御飯の番ですよ。 私たちは熊本の名物が食べられるお店に入っていきました。そして、出てきた料理は………



馬刺しや馬肉の煮込みに加えて、馬肉(さくら)そば、辛子レンコンなど。 馬刺しは濃厚なワリには後味がスッキリしていて、馬肉を煮込んだ類は肉はやや固いもののいいダシが出ていてご飯をお供に付けたくなります。 さらに辛子レンコンは、食べた直後に涙を誘う辛さが襲ってくるのですけど、こちらも後味スッキリなのです。 基本的に辛いのがニガテな箔母さんでも、この心地よい辛さにはすっかりハマッたみたいです。 



心もお腹も満たされたあとは、今晩の宿となる城の湯に向かうだけです。 温泉施設、和室………と聞くと、旅館のイメージが付いてくるのですけど、あくまでも城の湯は宿泊可能な立ち寄り温泉といった感じです。 それでも館内はとてもきれいで温泉も入り放題。これが家族三人で一泊朝食付きで11650円というのですから、かなりお得です。

 

箔母さんもたつぴも、明日に備えて今晩はよく休んでください………って言うまでもないほどに、彼らは速攻で寝入ってしまいました。もちろん、私もです。 明日はいよいよこの旅行の本命ともいうべき観光名所が登場します。それに備えて、ひとやすみ、ひとやすみ………といったところで。  つづく


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 夜行バスの登場にホッとされた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする