波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

長浜に集ったワンコたち(琵琶湖オフ会その2)

2013-09-28 00:03:28 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
東北の皆さん、楽天ファンのみなさん、おめでとうございます。 東北楽天ゴールデンイーグルスが、リーグ初優勝を果たしましたね。そういうワケで………



このような格好をしてみました。 イーグルス、この勢いでクライマックスシリーズだけではなく、日本シリーズも制してください。 我らがファイターズは今季は苦しんでばかりでしたけど、来期までもっともっと強くなって、イーグルスを超えられるようにしたいです。 そのようなところで、本題に入らせていただきます。

前回からの続きで、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、琵琶湖オフ会がおこなわれるWan's Gardenの最寄りの長浜駅に来ています。 とはいっても、駅からそこまで歩いていったらかなりあるので、今回はお迎えをお願いしてあるのですよ。箔をキャリーから出していたら………



その場での写真ではないのですけど、りゅう君ファミリーと行き逢いました。 私たちが彼らと逢うのは5、6年ぶりぐらいでしょうか?また、琵琶湖オフのほうに参加するのも、今回が初めてとのことです。先日の台風で京都北部は被害が大きかったのですけど、彼らの住む綾部市のほうは大丈夫だったみたいで、よかったです。ちょっと見えにくいのですけど、りゅう君は尻尾が虹色に塗られていて、とてもおしゃれです。そのりゅう君ファミリーの車に乗せてもらって、向かった先には……… 長浜びわこ大仏だけではなく、遠くに伊吹山も見えて、懐かしい~ というのは車窓から見える風景のことで、今回はさすがに立ち寄ったりしませんよ。



間もなくしてWan's Gardenにたどり着きました。 そのあとも、続々と参加者がやって来て、お店の駐車スペースはすべて埋まりました。



そのお店の中はかなり広いのですけど、参加者が多くて満席に。 募集の段階で、札止めにせざるを得ないほど集まりました。もちろん、今回は貸し切りですよ。そして、オフ会は自己紹介から始まりました。



まずは、チロぱぱさんファミリーからです。今まで気付かなかったのですけど、チロちゃんもあのブンブンの動きをするワンコだったのですよ。 彼女の娘のリボンちゃんも、カワイイですね。チロぱぱさん、いつも琵琶湖オフの幹事をしてくださり、ありがとうございます。



love_bibiさんファミリーは、ウチと同じように今回も列車に乗ってやって来られたのでしょうか?ひめちゃん(スピッツ)と光君(チワワ)と一緒に、兵庫県からお疲れ様です。



ももにゃんさんファミリーは、viviちゃんLambちゃんとともに、大阪からのご参加です。そんな彼女らの、箔に対する反応はいつもと一緒でした。



あらんままさんファミリーは、なんと東京から泊まりがけで来られたのですよ もちろん、琵琶湖オフには今回初めてのご登場となります。アンカー君(スピッツ)とカイトちゃん(コーギー)、満面の笑顔がステキですよ。



こちらのなつみかんさんファミリーも、今回が初参加となります。 昨年は宿も予約して行く気満々だったのですけど、台風でオフ会は延期に。2年越しの参加が叶って、よかったですね。  ちなみにバニラちゃんともども、白黒茶々家よりはちょっと遠くの浜松市から来られました。



やよっちさんファミリーも、浜松市からの遠征です。 フクちゃんレオン君をともなって、琵琶湖オフには3回目のご参加となります。



私にとっては初めましての、はなぞうさんファミリーです。 写真には写っていないのですけど、抱えられているおー君以外にも、足元にポメのちゃー君と豆柴のアスカちゃんも一緒に来ています。 ちなみに、ご自宅は三重県松阪市にあるそうです。



太一君ファミリーは、大阪から来られました。太一君はポメッツ(スピとポメのあいの子 )なのですけど、中性的な美しさは健在ですね。 やはり、男の子にもモテモテです。



姫ゾウ♀さんファミリーとは、私たちにとっては、初めましてです。 13歳の最年長スピの姫子ちゃんと、兵庫県の豊岡市からのご参加です。その豊岡市は近畿地方に属してはいるものの山陰に近く、琵琶湖まで時間と距離がかなりかかったそうです。 出石城と出石そば、いいですね いつか私も、そちらのほうに行ってみたいです。



一方、こちらの雪之丞君ファミリーは地元の滋賀県から来られました。今年の夏も、琵琶湖で泳いで涼んだという雪之丞君 相変わらず男前ですね。



そして、白黒茶々家の箔です。久しぶりにオフ会でたくさんのお仲間と逢えたのがよっぽど嬉しかったみたいで、この日のはずっとテンションが高く、ブンブンしまくっていました。 もちろん、私も同じですよ

各々が席につき自己紹介が済んだら、料理を味わいつつ歓談を楽しむことになります。 次回はその他にも、オフ会のお楽しみコーナーやワンコどうしの絡みなどの様子も、お伝えします。


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清洲会議がおこなわれたお城(琵琶湖オフ会その1)

2013-09-25 00:01:36 | お城
こんばんは、城黒茶々です。
前回は、おちゃらけブログの箔日記からちょっとはみ出したネタで、皆さんまでモヤモヤさせてしまい、すみませんでした。 それでも、そんな私や箔に温かいコメントをくださって、とても感謝しています。 そのようなこともあったので、今回は気分をリフレッシュできるような話にしたいと思います。
それから、今回はお城の話が出てくることもあって、私の名前をちょっといじってみたのですけど、似合っているでしょうか?



気分転換するには、やっぱり旅がいいですね。 そのようなノリで、私はたつぴや箔とともに、豊橋の一歩手前の二川駅から列車に乗りました。 本当は駅の外で箔にキメポーズをとってもらいたかったのですけど、列車の時間が迫っていたので、そのままホームまで来てしまいました。ちなみに、目的地は風まかせということで
※タイトルに「琵琶湖オフ会」と書いてあるので、目的地はバレバレですよ。ということは、いつもの如くその寄り道ネタですね。その答えも出ているのですけど、とにかく有意義な寄り道をしてくださいませ。(編集部注)



名古屋を通過して間もなくすると、列車の車窓の右側にいきなりお城が見えてきます。 これが、清洲城なのですよ。もちろん新幹線に乗っていても見えるのですけど、そちらのほうはさらに早送りとなります。



私たちは清洲駅で列車を降り、そのお城を目指しました。 線路のすぐそばにあるので、線路沿いに歩いていけば迷わずにたどり着くことができるのですよ。そして、駅を出てから15分ほどで………

木が生い茂った公園に行き着きました。ここが、かつて清洲城があったところなのですよ
清洲城は、15世紀の初頭に斯波氏によって築かれました。その後、織田信友の居城となるのですけど、織田信長は彼を討って清洲城を奪ったのです。その信長は、永禄3年(1560年)に今川義元軍のいる桶狭間に、このお城から出陣した話は有名ですよね。 その後、信長の次男の信雄、羽柴秀次、福島正則などが清洲城の城主になり、その間に改築されたりもしました。しかし、名古屋城を築く際にこの城だけではなく、その城下町もごっそりとそちらに持っていかれ、清洲城は廃城となってしまいました。その大移動を「清洲越し」といいます。
その清洲城の跡が現在はどうなっているのかは、私が案内しながら説明させていただきます。



後方の小高い丘がかつて天主台だったところで、その上には織田信長を祀る小さな祠と………



江戸時代中期に建立された石碑があります。 ちょっと見えにくいのですけど、そこには「右大臣織田信長公古城跡」と刻まれています。さらに、そこから五条川を隔てた向こう岸には………



私の指、邪魔 ………じゃなくて、平成元年(1989年)に建てられた模擬天主があります。先ほど、列車の車窓から見えたのは、この建物なのですよ。 しかし、着いた時間が早過ぎたこともあって、まだお城は閉まっていて日の向きも逆光でした。せっかくなので、お城の反対側に回ってみますね。



そうしたら、いい感じで写真を撮ることができましたよ。 青い空の下に聳え立つ模擬天主、それに金箔瓦や金の鯱ほこも輝いていて、いいですね。



やはりこのお城をバックにして、記念撮影しておきたいですね 箔ちゃ、時間がおしているのでなるべくNGなしでお願いしますよ。
はい、ありがとうございます。 それが済んだら、今度は五条川の向こう側の本丸跡に向かいます。そちらのほうには………



織田信長の銅像があるのですよ。 こちらの像は昭和11年(1936年)に建立されたもので、清洲城から桶狭間に出陣するときの姿を表しています。その姿はとても勇ましく、私のなかでは一二を争うほど気に入っています。



その信長像の向かいには、濃姫の銅像が見上げるようにしています。 濃姫は、美濃の戦国武将の斎藤道三の娘で、やがて信長の正室になりました。また、その濃姫というのはあくまでも呼称で、正式名は帰蝶(きちょう)と云われています。しかし生没年は不明で、本能寺の変で織田信長が討たれたあとも生き長らえていたという説もあります。



ちなみに両者の位置関係は、このような感じとなっております。以前の濃姫像は、先ほど私たちが記念撮影をした、はなのき広場の片隅であさっての方向を向いていたのです。夫婦の関係が危惧されていたのですけど、ようやく近う寄ることができたみたいですね。 しかし信長公の視線は、愛する妻より戦場の方向にあるみたいで。「親方様、戦になど行かないでくださりませ」「止めてくれるな、お濃さん」失礼致しました。



そうそう清洲といえば、そこを舞台にした三谷幸喜さん原作・脚本の映画「清須会議」が11月に公開されますね。 そのことをPRするのぼりが、いたるところに立てられていました。本能寺の変の信長公亡きあとの織田家の後継者を、羽柴秀吉や柴田勝家が中心となって決めたというこの歴史的会議。三谷さんはどのようにして、その史実を喜劇に仕立てたのでしょうか?これは、見逃せません。
ちなみに「きよす」の地名は、かつては清洲とも清須とも書かれていて、どちらでも通用するのですけど、お城や駅の名前は「清洲」、自治体の名前は「清須市」となっています。しかし、清洲会議の映画名は「清須会議」なのですよ。

とかなんとかやっているうちに、私たちが乗る列車の時間が迫ってきました。 急げ その道中で、暑さなどでややバテ気味の箔をキャリーに入れ、私たちは駅のホームに駆け込みました。 そうしたら、なんとか間に合いましたよ。
尾張一宮からは特別快速に乗り換え、米原へ。 さらに北陸本線で琵琶湖の北に向かっていったら………



長浜にたどり着きました。現存最古の駅舎を型どった建物は、味わいがあっていいですね。



さらにその近くには、「秀吉と石田三成公 出逢いの像」がありました。羽柴秀吉が、鷹狩りの帰りに喉の渇きを癒すためにお寺に立ち寄りました。そんな彼に、そこの寺小姓だった佐吉は気の利いた方法でお茶を出したのです。そのことに感動した秀吉は「ワシに付いてこい」と言って、佐吉をお持ち帰り、いや、連れて帰りました。やがて彼は出世して、あの石田三成となるのですよ。

そこに「あ、箔君お久しぶり 」と、お迎えの方がやって来ました。果たしてそれは誰なのか、私たちはどこへ向かうのか?おおよそバレバレですけど、次回に続けさせていただきます。


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ドッグラン トラブル

2013-09-21 00:01:17 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
前回、廃校となった旧春野町立春野南中学校の昇降口で、箔は何かに呼応するように突然ブンブンしだし、私とたつぴは背筋がゾ~~~っとしました。 彼は霊的なものに反応したのでしょうか?だからといって、そちらの世界に飛び込んでいってはいけませんよ~



………なんて深く考えてしまいましたけど、その翌日にその理由がわかりました。先日の台風で倒れたカーブミラーを箔が覗き込んだら、当然のようにそちらにも彼の姿が映りました。そうしたら………
「キミは誰なのだ?おれっちと遊んでくれなのだ 」とでも言わんばかりに嬉しそうに尻尾を振り、グイグイと迫っていったのです。 それだけではなく、ミラーの後ろにまわって「あれ?いないのだ」と、不思議そうにしていますし………
「なんて………」私はその場で全身脱力し、あとに続ける言葉を失ってしまいました。 説明するまでもないのですけど、彼はミラーに写っていた自分の姿を、他のスピッツだと思っていたのです。私は、彼はすでに鏡の概念を理解しているものとして、話を進めていたのに……… そうしたら前回の「旧春野南中学校の怪」は、箔が昇降口のガラスに映り込んだ自分の姿に反応したということになります。



謎のブンブンの「からくり」はここまでにしておいて、前回の話の続きです。私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、春野の廃校めぐりのあとに、新東名高速道路の浜松サービスエリアに向かいました。 さらに、今回も一般道から無料で利用できる「ぷらっとパーク」に車を止めて、入っていきました。



浜松は楽器の街というということもあって、通路や建物がピアノのようなデザインになっていますね。 もちろん、そちらでは名物の浜松餃子などを食べることもできるのですよ。



さらにそのサービスエリア内には、ドッグランが設けられているのですよ 無料で気軽に利用できるということもあって、こちらは私のなかでは隠れた名所になりつつあります。その中には、遠方から来た旅の途中のワンコがいると思われがちなのですけど、実際には私たちのような地元民がほとんどだったりするのですよ。 しかし、私たちがそちらに行くたびに、構成メンバーが変わっていて、以前にご一緒したことのあるワンコと再び行き逢うことはなかなかありません。
果たして、今回はこちらのドッグランでどのような出逢いや触れ合いがあるのでしょうか?スピッツとまではいかなくても、サモエドやポメラニアンのような白ふわがいると、嬉しいですね。では、さっそく入ってみましょう



そのドッグランは中・大型犬スペースと小型犬スペースに別れているのですけど、広くてアジリティーなどの施設が充実している前者のほうに、人もワンコも集中していました。しかも、構成員の9割は小型犬ではありませんか。そんな彼らは、箔が入ってきたら物珍しそうにわらわらと集まってきました。 その様子を写真に撮ったら、同じようにして撮影しているたつぴの姿も写っているのがなんとも。
皆さんとの挨拶が済んで、ドッグラン内に相性の悪そうなワンコはいないみたいなので、そろそろ箔を放してあげることにします。箔ちゃ、この広さを思う存分堪能してきなさい



しかし、彼はいつもの如くお手紙(地面などのニオイ)の解読やお返事(マーキング)ばかりしていて、なかなか走ったりしませんでした。



そんな彼に、私は後方のハードルに挑戦させてみました。そうしたら、25㎝の高さまではなんとか飛び越えたのですけど、30㎝以上になると、その間を潜ろうとするのです。たとえ体が通らない高さだったとしても。

私は今回は久しぶりのドッグランで、しかも初めて逢うワンコばかりということもあって、いつも以上に慎重になって箔の行動を見守っていました。そのような中で、「スピッツですか?珍しいですね」と声をかけられ、私も箔も有頂天になる場面も。

しかし、ドッグランのお仲間のなかには箔をニガテとするワンコもいて、ミニチュアシュナウザーの子は、「ガウッ 」と言って彼を牽制しました。 箔は当初はその子に興味のある様子だったのですけど、彼(彼女?)気持ちを理解したのでしょうか?それ以来、寄っていかなくなりました。よしよし。
次に目線の合ったヨークシャーテリア君(ちゃん?)は、箔を怖がって飼い主さんの肩によじ登って、震えていました。 お箔さん、この子にはこれ以上近付かないようにしてあげてね。

そうこうしているうちに、箔はマルチーズっぽいワンコのことが気に入り、彼女(彼?)のあとを追うようになりました。 そのマルチーズ?は名前も性別もわからいので、マルちゃんとでも呼んでおくことにしましょう。嬉しそうに近付く箔に、ちょっと迷惑そうなマルちゃん。そのマルちゃんは年配の飼い主さん夫婦のところにタタタッと行き、箔もタタタッと付いていったので、私は彼らに「しつこくして、申し訳ございません」と謝りました。 そうしたら奥さんは「いいのよ、いいのよ 」と言って、マルちゃんと箔とのやり取りを楽しんで見ている様子でした。飼い主さんがそう言ってくださるのなら、まだ私が引き離さなくてもいいでしょう。そのときは「たつぴ、日が暮れてきたことだし、あと5分ぐらいで帰ることにしようか?」「いいよ」のようなことを言っていたような気がします。
皆さんに不快な思いをさせてはいけないのであまり詳しくは書けないのですけど、そこで突然旦那さんがマルちゃんを抱えあげ、私たちは彼に怒られてしまいました。 箔がマルちゃんにつきまとったのが、気に入らなかったみたいです。私は謝りながら箔を引き離したのですけど、彼の怒りは収まりません。奥さんが「よしなさいよ」とたしなめても、何か喚き散らしていますし。私はさらに謝り、その場から遠ざかるしかありませんでした。

私たちはとりあえず小型犬スペースに退いたのですけど、そこは狭いうえに草が生い茂っていることもあって、他にワンコは一頭もいません。
「本来ならこちらは、おっきなワンコがニガテな子が来るようなところなのでは………」
先ほどの一件で意気消沈した私たちは、その中で三人して呆然と立ち尽くしていただけなので、盛り上がるハズはありません。 「………もう、帰ろうか」そのような状態でそこにいても仕方がないので、そのまま帰ることにしました。箔を喜ばせたくて来たドッグランだったのですけど、後味の悪いものとなってしまいました。

確かにマルちゃんは多少は迷惑そうにはしていましたけど、決して怖がったりとかはしていませんでした。それに、奥さんは構わないって言ってくださったのに……… 夫婦で言ってることが違うというのも、困ります。 それよりも、今まで以上に気を配ったつもりでも、まだ私の配慮が足りなかったのかも知れません。これからは、さらに気を付けるようにします。

………いや、これ以上気を付けようがあるのでしょうか?ドッグランは暗黙の了解で、ある程度のことは寛容に受け入れることを前提としたところなので、それがイヤなら可愛い我が子、いや、我がワンコは入れないほうがいいと思います。それに、これ以上その中でワンコをがんじ絡めにしたら、ドッグランの意味がなくなってしまいますし。なので、これからはドッグランではワンコだけではなく、その飼い主にもいろんな人がいるということを肝に命じるようにします。


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春野の廃校めぐり

2013-09-18 00:01:14 | 廃校・廃墟

こんばんは、白黒茶々です。
ついにやって来ました、台風18号が 今回の台風は強力で、私の住む東海地方を直撃し、そのまま北に去っていきました。



その嵐が去ったあとに箔を連れて散歩に出たら、家の近くの神社には大きな木の枝が落ちていて、カープミラーも倒れていました。 後者のほうは、根元が腐っていたのでやむを得ないトコもあるのですけど、たまに箔がシッコをかけていたので、ひょっとしたらその遠因を作っていたのかも。



また海岸のほうの様子も見に行ったら、海はまだ荒れていて、その堤防道路は砂をかぶっていました。 波がこの上にまで来ていたのでしょうか?



その台風の影響で、白黒茶々地方は上陸の前日の15日から雨が降っていて、その日に予定されていた合同体育祭は中止となってしまいました。 それは、中学校と地域の体育祭を合同でおこない、たつぴの活躍(?)を観ながら、私や箔母さんも参加できるという画期的なイベントだったのです。昨年まで19年間、中止になることはなかったのですけど、よりによってたつぴが現役のときにこうなるなんて……… 中止宣言のあと、体育委員会の方によって参加予定だった私たちにお弁当だけが配られました。 しかし、その直後に天気が回復し、陽が出てきたのですよ。 こうなったら、家でおとなしくしているのはもったいない。たつぴを連れて、以前から私が気になっているところに行くことにします せっかくなので、箔もついてきなさい。

その「以前から気になっているところ」とは……… 平成の大合併によって現在は浜松市の一部となっている旧周智郡春野町には、過疎化などによって廃校になった学校がたくさんあるのですけど、それらが今どのようになっているのか、実際に見に行こうというのです。 しかしそのような学校跡は地図からは消えているので、正確な位置を特定できないということが多々あるのですよ。なので場所によっては、私の勘まかせということに。 私たちが最初に向かった廃校も、そのようなところでした。

私の手元にある地図は平成5年(1993年)版の古いもので、その学校もまだ載っているのですけど、春野町が田舎……… いや、緑豊かな山間地ということもあって、大まかな表示となっていました。 春野南部の犬居地区の街中を何回かグルグル廻っても見つからず、うっかり中世の山城の犬居城跡に至る山道に入ったりしましたけど………



犬居小学校の裏側に、最初の目的地の廃校こと、旧春野町立春野南中学校はありました。こちらの学校は、平成17年(2005年)に近隣の中学校との統廃合によって閉校となりました。



それでも校門や校舎、体育館は当時のまま残っていました。校庭に草が生い茂ってはいるものの、この日は日曜日ということもあって学校は休みで、明日になったら生徒たちが通学してきそうな気がします。



「自主協和」の校訓や、校歌の歌詞が刻まれた石碑が、どこか悲しげです。 また、水道の蛇口をひねっても、水は出てきませんでした。



昇校口を覗いていたら、なぜか箔は何かに反応してブンブン前足を振りだしたのです そこに何かいるの 違う意味で賑やかだったら、困ります。といったとこで、そろそろ次の目的地に向かうことにしましょう。



国道362号線を北上していくと、その道沿いに春野文化センターがあります。 そこに入っていくと………



なんと、私たちの正面に巨大な天狗のお面が迫ってくるのです これは、この地方の伝説やお祭りにちなんだものなのでしょうか? とにかく、インパクトはありありです。



その敷地内には、白井鐵造記念館もあります。 彼はこの地方の出身で、宝塚歌劇団の演出家であり、「すみれの花咲く頃」の訳詞でも知られています。時間のある方は、こちらのほうもご見学くださいませ。



それだけではなく、二宮尊徳(金次郎)の石像もあるということは……… そうです 実はこちらも昔の学校の跡だったのですよ。春野町立宮川小学校といって、昭和47年(1972年)までその学校はありました。よく見てみると、先ほどの入口には標札はないものの、学校の門柱が残っています。 だんだんとノッてきたので、この勢いのまま次に向かいますよ



国道362号線をさらに北に進んでいくと、その左側に小石間隧道というトンネルが見えてきます。 車1台がやっと通れるその隧道(敢えてこう呼ばせてください)は先が見えないほど長く………



皆さんの「ちょっと待って 」という声もおかまいなしで入っていきますよ 長くてなんとなく不気味なその隧道は、真ん中あたりにちょっと広くなっている退避所があるだけです。それでも、できたら対向車は来ないでくださいね。 その隧道を抜けた先の、集落を見下ろす高台の上には………



こちらにも、廃校となった学校がありました。 その標札には………



春野町立豊岡小学校と書いてあります。こちらの学校は、昭和55年(1980年)まで存在し、この地域の教育の中心となっていました。 現在はその敷地内に公民館の新しい建物が建てられているのですけど、



かつての小学校のものと思われる古い建物もありましたよ。 失礼して、その中の様子をちょっと覗かせていただきます。



廊下と思われる空間はやや荒れているみたいですけど、これは体育館か講堂だったトコでしょうか?昔ながらの外便所は、写真に撮るのは自粛しましたけど、「使用禁止」となっていて、トイレの花子さんが出そうな雰囲気でした。



また、こちらにも二宮尊徳さんの像がありました。報徳教育の手本として崇められた尊徳さんは、古い学校には必ずといっていいほどありました。学校がなくなったあとは、その地が教育の場だったということを指し示すシンボルとして残り続けていてもらいたいです。



まだまだ私たちの廃校めぐりは続きますよ 今度は、車1台がやっと通れる山道を進んでいきました。先ほど以上に「対向車、来ナイデ 」と叫びながら進んでいったその先には………



「周智郡   立勝坂小学校」とありますね。石碑や建物に「気多村立」とか「春野町立」とかいろいろな形で標記されているのですけど、とにかく勝坂小学校の跡なのですよ。



こちらの学校は、昭和43年(1968年)に閉校になったのですけど、木造2階建ての校舎は当時のまま残っていて、現在は公民館として活用されているそうです。 最近その校舎が建設当時と同じピンク色に塗り直され、そのことが新聞の県内版に載りました。私はその記事によってその存在を初めて知り、廃校熱に火がついたのでした。



その建物の窓に手をかけたら開いたので、またまた失礼してその中の様子を撮らせていただきました。 昔の教室がそのまま残っていますね。



せっかくなのでその校舎をバックにして、箔の写真を撮っておきましょう う~む、昔の学校に昔ながらのワンコは合っていますね。 それよりもこの組み合わせは、なんて昭和チックなのでしょうか さらにそれらをセピア色に加工してみたら………



おおっ ノスタルジック度が上がりましたよ。昭和30年代の懐かしい風景がそこに。嗚呼、あの頃に戻りたい……… って、私はその頃にはまだ生まれてなかったのですけど。

今回私たちは、遺跡を確認するようにして廃校を巡っていきました。 校舎などの建物が失われてもその面影は残っていて、目を閉じて耳を済ませば、そこに通う生徒や児童たちの声が聞こえてくるようでした。
私とたつぴだけが楽しんでいたら申し訳ないので、箔のためにもこの日のドライブの締めに、新東名高速道路の浜松サービスエリアのドッグランに寄ることにしましょう。そちらでの様子については、次回レポートさせていただきます。


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銭湯に行かまいか

2013-09-14 00:01:25 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
映画「テルマエ・ロマエ」の公開で温泉や銭湯がブームになった時期がありましたけど、そのときの私はなぜかそれらに入らずにやり過ごしてしまいました。 それから1年3ヶ月後の今年の夏にふと思い立ち、たつぴと一緒にお風呂屋さんに行くことにしました。それは市の温浴施設とかスーパー銭湯ではなく、あくまでも銭湯なのですよ そのようにして、私たちが向かったところは………



湯りどみ……… なんて読んではいけませんよ。みどり湯という、湖西市内に唯一残る昔ながらの銭湯です。 私が前にこちらに来たのは、14年も前のこと。そのときは箔母さんも一緒だったのですけど、たつぴはまだ生まれていませんでした。



そうしたら、暖簾をくぐっていざその中へ それにしても、このたたずまいは昔から変わっていませんね。 番台のおばあちゃんに入浴料の300円を払ったら、さっそく入りますよ。ただし、さすがに浴室内を撮影するワケにはいかないので、その中の様子は文章でお伝えします。
浴室内には、中央にちょっと深めの湯船があり、壁際には鏡と、「湯(赤)」と「水(青)」の蛇口が並んでいました。またその片隅には、低めの椅子とプラスチック製の洗面器が積まれていて。さらにその洗面器の底には「ケロリン」の文字があって、いかにもといった感じです。それから、シャンプーや石鹸などのアメニティーは備え付けられていないので、各自ご用意くださいませ。



お風呂から出たら、体の熱気を冷ましつつ一杯やりたいですね。 ただし、こちらの脱衣室にはエアコンはなく、天井に大きなファンが回っているところも昔ながらです。木製のロッカーにも、深みがありますね。そうしたらここで、これもまた昔ながらのラムネをいただきましょう 飲み口をブシュッと開けたら、うわっ ラムネが勢いよく吹き出てきてしまいました。 あ~あ、せっかく洗ったのに、ラムネで濡れてしまいましたよ。 それでも、これも昔ながらのアクシデントなので、ヨシとしておきましょう。
※それはちょっと違うのでは………(編集部注)



スッキリさっぱりして外に出たら、その先でお祭りがありました。 そういえばその日は、大日様という火の神様の祭典の日でしたね。

今回私は、あえてたつぴに昭和のニオイがぷんぷんする銭湯に連れていきました。彼はこのようなところに来るのは初めてなので、かえって新鮮に感じたかも知れませんね。
私たちばかりテルマエ(浴場)で極楽気分を満喫するのもナンですから、今度は箔もその類いのところに連れて行ってあげることにしましょう。 というよりは、ちょっと前から彼からコンブ臭がするのですけど。ワンコの額からコンブ臭がしたら、洗う目安となります。それにしても、どなたが言い始めたのかわからないのですけど、ウマいこと言いますよね、コンブ臭って。 そうしたら、家族全員で箔のお風呂に向かいますよ



なかにはワンコと一緒に入れる温泉とか、大江戸温泉物語の綱吉の湯あたりを想像された方もいるかも知れませんけど、今回もカインズホームのセルフウォッシュなのですよ。 私はちょっと寄るところがあるので、箔母さんとたつぴは箔を連れて先に入っててくださいな。 そのような流れで、時間差で店内を進んでいったら………



なんと、そこにはカートに乗った2スピがいるではありませんか しかもよく見てみたら、フクちゃんレオン君ですよ。 もちろん、やよっちさんもご一緒でした。今回は事前に連絡などしてなくて、ここで行き逢ったのはまったくの偶然でした。地元民どうしでもなかなか逢う機会がなくて、3月の浜名湖ガーデンパークオフ以来となってしまいました。せっかくなので、お二方ともこちらを向いてくださいよ。



はい、OKです。 やよっちさんのご協力もあって、いいお顔を撮ることができましたよ。そういえば、今回は箔を洗いに来たのでした。彼らはもうセルフウォッシュに入っているのでしょうか?それから、やよっちさんたちとは行き逢ったのでしょうか?



すでに彼らはセルフウォッシュにいて、洗う準備も整っていました。 さらに先ほどのことを箔母さんに聞いたら、フクちゃんやレオン君とは対面したそうです。それだけではなく、彼女らがいることに気付いた瞬間に、箔は狂喜乱舞。 カートを飛び越えそうな勢いだったそうです。おおよその様子は想像できるのですけど、私もその現場を見てみたかったです。



テンションが上がった直後で申し訳ないのですけど、今から洗わせてもらいますよ。 全身をお湯で流し、シャンプーでガシガシやったら、より真の姿に近付きました。いつ見てもこの姿は、孵化直後のヒナのように感じてしまいます。 それでも、念のために2シャンやっておきましょうか?



シャンプーが済んだら、今度は乾かしに入ります。その前段階の箔自らのブルブルの脱水だけで、ここまでになりました。



さらにドライヤーとブラッシングで仕上げていきますよ



そうしたら、ようやく白ふわが復活しました。 箔ちゃ、できたらいい笑顔で写ってくださいな。

このような感じで、箔は毎月のセルフウォッシュに喜ぶことも嫌がることもなく応じています。これが、一緒になってバシャバシャ&きゃっきゃするような温泉のようなところだったら、果たして喜ぶでしょうか? いつか機会があったら、彼をそのようなところにも連れていきたいです。


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ワンピース王にオレはなる!

2013-09-11 00:01:59 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
ワンピースとはいっても、洋服のことではありません。 なので、箔母さんやたつぴがワンピースを欲していたからといって、洋品売り場に連れていっても、必ずしも喜ぶとは限りません。



ここでいう「ONE PIECE」とは……… 毎週日曜日の朝にフジテレビ系で放送されている、人気アニメのことです。 しかし、私はそのアニメは観たり観なかったりであまり詳しくないので、調べたり箔母さんやたつぴから話を聞いたりして、今回の「ONE PIECE」ネタを書かせていただきます。毎回番組の冒頭で、海賊王ゴールド・ロジャーが処刑される寸前に「俺の財宝か?欲しけりゃくれてやる、探せ。この世の全てをそこに置いてきた」と言い放つのですけど、そのお宝のある新世界を目指して、多くの海賊たちが旅立ちました。
「ゴムゴムの実」を食べて全身ゴム人間となった主人公モンキー・D・ルフィも、旅の途中で出逢ったりした個性的な仲間8人とともに航海し、さまざまな冒険をくぐり抜けていきます。とはいっても、トニートニー・チョッパーはトナカイですし、ブルックはアフロへアのガイコツですし。サンジにいたっては、眉がうずまきなので、ちょっと個性的の枠を超えているような気がするのですけど。 また、番組最後のルフィによる「ゴムゴムじゃんけん」のコーナーは大人気で、子供だけではなく、大人もつい真剣になって勝負してしまいます。
※番組に無断で、そのようなコーナーをつくらないでください。(編集部注)

その「ONE PIECE」が、私の住む静岡に来るというではありませんか とは言っても、彼らが静岡で何かをやらかしたり、アニメのネタにするというワケではありません。 そのイベントこと「グランドアリーナツアー」が、静岡市のツインメッセ静岡でおこなわれることになったのです。 「ONE PIECE」の大ファンの箔母さんとたつぴは行きたそうなのですけど、その期間は8月10日~18日と短く、私たちが家族そろって行ける日はかなり限られてしまいます。できることなら、最終日の18日は避けたいですし。 そうしたら、私が一人旅から帰ってきた翌日の16日しかないということに。私のお盆休みはその日が最後で、スケジュール的にはちょっとキツいのですけど、行って行けないことはないので、その日にしましょう そうと決まったら、あとは前売り券を買って、その日が来るのを待つだけです。

8月は、お盆休みに入ったら加速度的に経過していき、一瞬のように16日になってしまいました。 といいつつも、私の一人旅珍道中記に3話ぶんも割かせていただいたのですけど。とにかく、グランドアリーナツアーがおこなわれている、ツインメッセ静岡に向かいますね。 そこで私たちが見たものは………



「ONE PIECE」の「ドン 」とした看板と、多くの人で賑わっている会場でした。



やはりその会場の中では、禁煙&飲食禁止になっているみたいですね。ヘビースモーカーのサンジと大喰らいのジュエリー・ボニーは哀しそうな顔をしています。
そうそう、グランドアリーナツアーとはどういうものか、まだ説明していませんでしたね。 それは、放送回数が600回を超える「ONE PIECE」の名場面をパネルやジオラマ、マネキンなどで再現したもので、なかには実物大のものもあるそうです。しかも、それらは自由に撮影できるので、とても楽しみですよ。 といったとこで、いよいよ会場の中に入ります。



物語の始まりは、ゴールド・ロジャーの処刑シーン……… ではなく、ルフィがシャンクスから麦わら帽子を託されるところからです。 子供時代のルフィは、憧れの海賊のシャンクスたちが持っていたゴムゴムの実を食べて、ゴム人間となってしまいます。やがて彼は山賊に捕らえられるのですけど、シャンクスは片腕を引き替えにしてルフィを救います。そして、「いつか大海賊になったら、その時にこいつを返しに来い」と言って、麦わら帽子をルフィにかぶせたのでした。



こちらには、ルフィ、ナミ(橙髪の才色兼備の美女)、ロロノア・ゾロ(三刀流の剣士)、サンジ(調理担当)、ウソップ(天狗鼻の狙撃王)が揃っていますね。どうやら、ナミ「ルフィ、助けて」ルフィ「あたり前だ 」の、打倒アーロンを誓ったあたりみたいです。



こちらのクンフージュゴンは、愛嬌があっていいですね。



ルフィはアラバスタの王女ビビを仲間に誘ったのですけど、彼女は民とともに生きる道を選びました。しかし、一国の王女が海賊と仲がよいことを海軍に知られてはなりません。 そこでルフィたち麦わら一味は、腕に仲間の印の「×」を書き、天に突き上げたのです。さあ、会場のみんなも彼らと一緒に、ばってん印を書いた拳を突き上げましょう



ルフィーはウォーターセブンでロブルッチにふっ飛ばされ、このような姿に。 ゴム人間だからこそ、なせる技なのですよね。そんな彼と一緒に挟まるたつぴ。ちなみに、このときの彼の身長は156,8㎝、体重は36,8㎏。ひょろ長さでは負けていません。



こちらの巨大な赤鬼は、大迫力ですね。えっ、赤鬼ではなくて、オーズですって?そのオーズは、ルフィの影が入ったゾンビで、最終的にはルフィに退治されるそうです。



麦わら一味が乗っていた海賊船ゴーイング・メリー号は、幾多の冒険でかなり傷んできていました。新しい船に乗り換えるというルフィと、あくまでもメリー号に乗り続けたいというウソップが仲違いすることも。彼らはやがて絶体絶命のピンチに遭うのですけど、そこでメリー号に救われます。 しかし、それによってメリー号は再起不能となってしまいました。海に葬るために火をつけられたメリー号。焼け落ちる姿を見送るルフィたちに、メリー号の「いままでありがとう、一緒に冒険することができて楽しかったよ」という声が聞こえてきて、彼らは大号泣。このシーンには、私も思わずもらい泣きしそうになりました。 しかし、グランドアリーナツアーの炎上するメリー号は、ミニチュアサイズなのですよ。

新たにルフィたちの仲間に加わったサイボーグ兼船大工のフランキーは、新たな船サウザント・サニー号を建造します。これからはサニー号に乗って、冒険に出かけるぞ!さらに彼らは、ヨミヨミの実によって甦った陽気な音楽家兼ガイコツ人間の黄金バット……… じゃなくて、ブルックを新たな仲間に加えます。



こちらのお色気キャラ(?)はボア・ハンコックです。最初はルフィと敵対していたのですけど、いつしか彼に恋心を抱くように。 さあ、どうするどうなるルフィ



ルフィの兄ポートガス・D・エースは海軍に捕らえられ、公開処刑されることに。それを阻止するために、ルフィはその処刑場となるマリンフォードに突入する決心をします。



そのマリンフォードでは、マッチョな体つきに立派な白いひげの白ひげ率いる「白ひげ海賊団」と「海軍元師、三大将ら海軍の精鋭10万人と天下七武海」の壮絶な頂上決戦が始まりました。 そこに乗り込むルフィたち。しかし、あと少しのところでエースは赤犬の攻撃を受け、ルフィに「こんな俺でも、愛してくれてありがとう」と言い残して絶命してしまいます。
また白ひげも、裏切った黒ひげたちの攻撃を受け、立ったまま息絶えてしまいました。



それから2年後、麦わら一味は手を加えられたサニー号で、海底にある魚人島にたどり着きました。 そこで出会った人魚のしらほし姫が、とにかく大きい しかし、グランドアリーナツアーのものは、かなり小さいのですよ。そんな縮尺率でルフィも一緒に再現したら、豆粒大になってしまいました。



そして、現在進行中のパンクハザード編に至ります。そこでルフィたちは、オペオペの実の能力者のトラファルガー・ローと再会し、彼と手を組んで新たな強敵シーザー・クラウンに立ち向かいます。 ちなみに、ロー(右)と対決しているのは、白煙のスモーカー、海軍中将。頑張れ、ロー ルフィも、頼んだぞ



グランドアリーナツアーの展示の最後では、実物大のサニー号とルフィとその仲間全員が私たちを見送ってくれます。
思わず写真を撮りたくなるシーンはざっとこんなところなのですけど、今度は私たちが撮影される番ですね。 それは、どういうものかと言いますと………



「ONE PIECE」のお気に入りのキャラと一緒に、記念撮影ができるコーナーがあるのですよ。 ちなみに私たちは、先ほどのトラファルガー・ローと同じポーズを決めてみました。



あと、「ドン 」と写ったキーホルダーも作ることができるのですよ。 ともに料金は1000円。「ONE PIECE」と触れ合った記念におひとつ、いかがでしょうか?



「ONE PIECE」のグランドアリーナツアーは、今月13日~16日のパシフィコ横浜での開催を残すだけとなってしまいました。しかもそちらでは、「スペシャルエディション」と銘打って、お楽しみのスペシャルステージが加えられているのですよ 「ONE PIECE」に興味があるか、気になる方がいましたら、そちらのほうにお急ぎくださいませ~


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映画「少年H」の時代

2013-09-07 00:02:03 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
先月、私は「風たちぬ」を観に行ったばかりなのに、舌の根も乾かぬうちにまた新たな作品を味わいたくなってしまいました。そのタイトルは、ズバリ「少年H」です。 とはいっても、「風たちぬ」を観に行った際に、本編が始まる前のその作品の予告編を観て以来、心に引っ掛かっていたのですけど。 しかも、その「少年H」を実際に観に行ったのは、先月末のことで、編集の都合で少々遅れてしまいました。とにかく、今から「少年H」の映画レポートをさせていただきます。



今回は私だけが熱かったということもあって、平日の夜のレイトショー狙いで、仕事が終わったあとに一人で観に行くことにしました。 そのようにして私が向かった映画館は、またしても県境をまたいだ豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18 今回の上映は、21時20分からとなります。



追って公開することになっている「貞子3D2」のディスプレーは、インパクトありありです。 私はこのシリーズを観たことはまだないのですけど、今回のものには小貞子も出てくるみたいですね。また、彼女たちによる西武ドームでの始球式も、お見事でした。



パンフレットも買って、準備は万端です。 前回の「風たちぬ」のときは満席だったのですけど、今回はどのくらい埋まっているのでしょうか?………ということを楽しみにしながら劇場に入ったら、なんと私を含めてたったの3人でした。 そ、それでも、必ずしも人数が少ないからその映画がツマらないとは限りませんしっ とかなんとかやっているうちに、映画は始まりました。



「少年H」とは、グラフィックデザイナーでありエッセイストでもある妹尾河童氏が、第二次世界大戦での実体験をもとにして記した作品です。その作品はテレビドラマにもなったそうで、名もなき庶民の目線から見た戦争が描かれています。
昭和16年(1941年)の春、少年(吉岡竜輝)は神戸で洋服の仕立て屋の父盛夫(水谷豊)、クリスチャンの母敏子(伊藤蘭)、2歳年下の妹の好子(花田優里音)とともに暮らしていました。



盛夫は居留地の各国の外国人相手に商売していて、敏子は家族とともに教会に通い、肇は母にナイショで海に潜ったりして、平穏な毎日を送っていました。 その肇少年は、名前のイニシャルの「H」の大きな字が付いたセーターを母親に着せられて以来、クラスメイトから「H」と呼ばれるようになってしまいました。

教会の宣教師が祖国に帰り、彼女が餞別に置いていったスプーンやフォークを使って、H一家が味噌汁や焼き魚を食べるシーンが観ていて楽しいのですけど、そのあたりから彼らのまわりには不穏な空気が蠢き始めていました。 日本が宣戦体制に入った、まさにその頃。Hが親しくしていたオトコ姉ちゃん(早乙女太一※男性です)が出征したあとに脱走したり、うどん屋の兄ちゃん(小栗旬)がオペラのレコードを聴いていただけで思想犯として警察に逮捕されたりと。



H一家も、タダでは済みませんでした。Hは、宣教師から送られてきたエンパイア・ステート・ビルディングが印刷された絵ハガキを友達に見せただけで、クラスメイトからスパイと疑われ、盛夫は外国人相手に商売していたことから、スパイ容疑をかけられて検察に連行され、そこで拷問を受けたりと。

その翌年の4月には、東京・名古屋・神戸などの都市で、最初の空襲がありました。そのとき「被害は、たいしたことはない」と発表されたのですけど、その現場を直接見てきた盛夫は、Hに「犠牲者が出た」ということを教えました。「何で国や新聞は、本当のことを伝えないんだ?」と疑念を抱くHに、盛夫は「しっかりと現実を見つつも、スパイや非国民と見なされないように考えや信仰を心の中にしまっておくことも大事」と諭しました。
当時は「治安維持法」や「言論・出版・集会・結社等臨時取締法」などによって自由な意見を言えなかった時代。ましてや「この戦争は間違っている」とか「日本は不利」なんて言おうものなら、即逮捕させられてしまうほどでした。



戦局が激しさを増した翌年の昭和18年(1943年)には、盛夫は家族や生活を守るために体力勝負の消防署に就職し、



敏子は隣町の班長となって、消化訓練などに励み、



Hは進学した中学校で軍事教練に明け暮れていました。そこで彼は田森教官(原田泰造)に目の敵にされ、殴る蹴るの暴行を受けることも。
さらにその翌年には、好子が疎開することに。その際の汽車に乗るシーンなどで、私の地元の大井川鐵道が使われたのですよ。



昭和20年(1945年)3月には、神戸の街は大空襲に遭いました。空から無数の焼夷弾が落とされ、Hの目の前でも炸裂。 私はその光景を直に見たことはないのですけど、戦争を体験した人によると、かなりリアルに再現されているそうです。Hはバケツの水などで必死に火を消そうとしたのですけど手に負えず、母敏子と避難することに。その際に家の二階に置いてあった盛夫の商売道具のミシンを運び出そうとしました。しかし、焼け落ちてきた家屋に行く手を阻まれ、やむを得ず道に置いていくことに。やがて神戸の街は火の海に呑み込まれてしまいました。



次のシーンでは、あたり一面焼け野原となったなかに、Hがたたずんでいました。 まだところどころに火がくすぶっていて、焼死体も転がっています。



そこに疲れ果てた盛夫が現れ………

いいところで申し訳ないのですけど、あまり書いてしまうとネタバレに……… って、この段階でもかなりバラしているような。 それでも、この映画は戦争が終わったところで仕舞いとはならないのですよ。
戦時中は国の方針があって、さらに流されやすい国民性も手伝って、戦意を高揚させる空気に包まれていました。そのような中で、盛夫やHのように柔軟な考えを持ち、国のやり方に疑問を持つような人はいるハズはない。………と言う方もいるみたいですけど、私はいたと信じています。



また、この映画の心に残るシーンは、観る人によって異なるみたいですね。ちなみに私は、水谷豊さん演じる父盛夫が、「戦争はいつか終わる、そんときに恥ずかしい人間になっとったらアカンよ」など、Hに諭すように語りかけるシーンの数々にグッときました。敏子役の伊藤蘭さんは、本当の妻みたいでしたし……… って、役の外でも水谷豊さんと実の夫婦でした。 H役の吉岡竜輝君は、たつぴと同じ年に生まれたのに、頼もしいですね。好子役の花田優里音ちゃんも、いい味出していますし。
終戦から今年で68年。人々の記憶から戦争の記憶が薄れつつあります。「少年H」は、こんな時代なので、いや、こんな時代だからこそ、多くの人に観てもらいたい作品です。


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案山子の表情

2013-09-04 00:01:16 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
気付いたら、いつのまにか9月に入っていました。日中はまだ暑いのですけど朝晩は涼しく、そこかしこに秋の気配を感じるようになりましたね。 ということで、今回は秋らしい話題をお伝えします。



近くの田んぼでは稲穂が実り、収穫の時期が近づきつつあるみたいですね。 しかし、そいつをスズメ等がついばんだりするので、何かの対策を立てなければなりません。それには、古来から案山子(かかし)が有効とされてきましたけど、こちらの田んぼにはそのようなものはあるのでしょうか?もっと迫ってみます。



そうしたら、なんかそれっぽいものが見えてきました。 しかし、案山子とはちょっと違うような……… カメラさん、さらにズームアップしてもらっても、よろしいでしょうか?



はい、OK……… うわっ これは何ですか 案山子というよりは、思いっ切り生首ではありませんかっ 胴体はどうしたのでしょうか?さらに、そのまわりを見回してみたら………



こちらにも………



また、こちらにもいました。 なんか、こちらの女性は色黒で、アジア系の風貌ですね。おそらく、床屋や美容院のカットモデルをスカウトしてきたのかと思われるのですけど、これだけで案山子効果はあるのでしょうか?ちょっと怖いので、人間は近付かないのですけど。



そしてその夜、よせばいいのに私はそれらの案山子(?)が暗闇の中ではどのようになっているのか、見に行ってみることにしました。 念のために、霊犬(?)の箔をお供にして。そうしたら………



ひえええぇ~



こ、怖い ((((;゜Д゜)))



た、助けて~



おおお、おかあさ~ん!

怖いもの見たさでつい、踏みいってはいけない領域に足を突っ込んでしまいました。 今思うと、あそこで彼女らに田んぼの中に引きずり込まれなくて、本当によかったです。
秋の話題にするつもりだったのに、気付いたら夏向けのひんやりとするものになってしまったような……… それはまあいいとして、皆さんのなかで面白かったりインパクトのある案山子と出くわした方がいましたら、ぜひご一報くだいませ。


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