波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

ゆるキャラとB級グルメと私

2013-05-29 00:01:08 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
初夏の暑さが増しつつある5月下旬に、かつてサッカーW杯の会場にもなった袋井市のエコパスタジアムで、2013B級グルメスタジアムinエコパが開催されました。 それは、全国のB級グルメの露店が集まるイベントで、ご当地のゆるキャラも一緒に来るというのです 食のイベントに箔を連れていくのはどうかとは思ったのですけど、その日は彼をセルフウォッシュで洗うことになっていたので、そのままそちらにかつぎ込めるようにお供つかまつらせることにしました。 ただし雨が降ったら、白黒茶々家の人間だけが行くということで、ご了承くださいませ



そしてその当日は、朝から曇りでした。 このようなイベントは、早めに行かないと売り切れて食いっぱぐれることが多々あるので、午前中にはたどり着けるようにしなければなりません しかし、エコパスタジアムに向かう道はすでに渋滞していました。 そういえば、以前法多山でおこなわれた全国だんご祭りに、私たちがちょっと遅めに行ったら、すべて売り切れていたということがあったような……… B級グルメにありつけるかどうか心配ですけど、さらに私の膀胱のほうもピンチに。 頼むから、早く動いてくれ~



渋滞に巻き込まれてから約30分後に、なんとかエコパにたどり着くことができました。 私がここに来るのは、南アフリカで開催されたサッカーW杯のパブリックビューイングを観に行って以来なので、3年ぶりとなります。さらにまわりを見回してみたら、私たち以外にもワンコ連れがちらほらいましたよ。おかげで、ちょっとホッとしました。



競技場のまわりには、たくさんのB級グルメの露店が並んでいて、とても賑わっていますね。 ただし、ワンコを伴って上段の通路に入ったり、露店の列に並んではいけないというお達しが係の方からありました。



そのような中で、いきなり浜松のゆるキャラで福市長の出世大名家康くんと出くわしましたよ そういえば、白黒茶々家の男衆は、3月の北区Deまつりのほうでも、彼と逢ったような。 また家康くんは、西田敏行さんや香里奈さんとともに、スズキのアルト・エコのCMにも出演しています。私が「CMの中でもやっている、(あの自家発電システムの)両手から電気がビリビリって出るヤツをやって~ 」ということをお願いしようとしたら、たつぴに「あれはCGだって 」と諌められてしまいました。



あそこに見えるのは、しっぺいではありませんか 私たちが矢奈比賣神社に初詣に行った際に、しっぺいの話題に触れて以来、ずっと実物に逢ってみたいと思っていたのですよ。 ちなみにしっぺいとは、その神社に伝わる霊犬伝説の悉平太郎をモチーフにした、磐田市のご当地ゆるキャラのことです。



そのしっぺいと逢ったら、箔との2ショットも撮っておきたいですね。 箔、ご挨拶を……… って、近う寄り過ぎですよ。



………なんてこともありましたけど、なんとか私が思い描いていた絵を撮ることができましたよ。 しかし、ふと気付いたら、私以外にも彼らにカメラを向ける人がたくさんいました。 皆さんにもウケたみたいで、よかったですね。そうしたら、次にしっぺいと逢うときまでには、お揃いのしめ縄や赤ふんどしを用意しておかなければ



そうしたら、芝生の上に腰を下ろして、B級グルメの確保に走ることにしましょう 見てのとおり箔がいるので、私たちは交代で露店に並びました。このようにして、各々が手にしたものは………



たつぴは、山梨県中央市の青春のトマト焼そばを選んだみたいですね。トマトの産地でもあるその地域が独自に開発したメニューで、トマトソースと焼そばの融合を実現させた逸品です。ただし、私が一口試食させてもらったら、ナポリタンの麺が焼そばのものと入れ替わったという感じでした。



箔母さんは、静岡県焼津市の焼津ステーキ丼にしたのですか。焼津市は、全国有数のマグロの水揚げ量を誇っていることもあり、そちらでは美味しいマグロをいただくことができるのですよ。 そのマグロは食感が哺乳類の肉に近いのですけど、あっさりとしていて食べやすいです。



私は、匂いにつられて静岡県静岡市清水区の清水もつカレーを食べたくなりまりました。 清水の居酒屋に行くと、普通にもつカレーが置いてあるそうです。ちなみにこちらのカレーは、豚のモツを長時間柔らかくなるまで煮込んであって、ちょっと辛いものの、とても美味しかったです。

このあとも、B級グルメやゆるキャラが続々と出てくるのですけど、読者の皆さんがそろそろお腹いっぱいになる頃だと思う……… というよりは、あまりに長くなってしまうので、このあたりで一旦オーダーをストップさせていただきます。 おかわりをご希望の方がいましたら、次の開店(次回の更新)までお待ちくださいませ~


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箔が来た日

2013-05-25 00:01:33 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
平成17年(2005年)の5月22日に、箔はウチにやって来ました。 正確には、私が迎えに行ったのですけど。早いもので、あれから今年で8年にもなりますね。そこに至るまでの経緯は以前にも綴ったことがあるのですけど、今回は最近箔日記を読み始めたという方たちのためにも、改めてその箔の歴史(略して箔史)をまとめさせていただきます。それから、初めて明かす新事実や今回のお祝いの様子も合わせてお伝えします。



話はその平成17年(2005年)の春にまでさかのぼります。犬を飼える環境に住むようになった私は、ひょんなことから日本スピッツに興味を持ちました。 しかも、保護犬のスピッツをもらい損ねたこともあって、仔犬からではなく、里子に出されている子を探すようになったのでした。そのような中で、長野県の諏訪湖近辺に住んでる方がスピッツの里親を募集しているという情報に行き当たったのです。



しかし、「ただでさえ近所迷惑が心配なのに、よりウルサいスピッツなんて飼って大丈夫なの? 」箔母さんはそのことを心配していました。言い出しっぺの私でさえも、スピッツにはあまりいい印象を持っていませんでした。それなら「スピッツは決して迷惑な犬種ではない」ということを証明する情報が欲しい 私は里親募集をしている方にスピッツの吠える頻度を聞いたり、同犬種を飼っている方のネットの掲示板を読んだりして、その裏付けをすることに奔走しました。 その結果、ようやくウチで飼う許可が降り、先方との話もまとまりました。 ただし、譲渡の条件として「引き取りに来ていただきたい」となっていたので、双方の都合のつく5月22日に、私がそちらに赴くことになりました。そしてその当日、私は曲がりくねった山道を車で走り、約5時間かけてスピッツの親元のKさんのお宅に行き着きました。 そこに1歳3ヶ月のスピッツがいたのです。

そのスピッツは、陽気で人好きという情報のとおりで、初対面の私にも愛想がよかったのです。
しかし、先住犬のチワワたちとの折り合いが悪くて、ミックス犬のお兄さんのいる外の犬舎で暮らすことになったそうです。そのお兄さん犬はお人好し、いや、お犬好しだったらしく、食いしん坊、いや、成長期で食欲旺盛だったスピッツに、しばしばゴハンを横取りされていたそうです。 そのような状況を見かねたKさんは、スピッツの里親を募集することにしました。
そんな矢先に、心優しいミックスお兄さんは悪性リンパ腫を患い、4歳の若さでこの世を去ってしまいました。こうなると、スピッツをこのまま飼っていても、何の問題もないことに。しかしな~……… そのようなときに、私からの問い合わせがあったそうです。

それから、そのスピッツには「仔犬のときに、毛が銀箔のように輝いていた」ということから、すでに「箔」という名前がついていました。Kさんは「これから、好きなように呼んでもらっても構いません」と言ってくださったのですけど、私はその名前がすごく気に入り、これからもそのまま呼ぶことにしました。



帰りも約5時間かけ、箔に気を遣ってほとんど寄り道することもなく、家に連れて帰りました。



その後、私は箔のブログを開設し、彼を通してたくさんのスピッツ仲間と知り合ったり、あちこちに出向いたりして、スピ道を歩むようになり、今に至ります。



そして、話は現在に戻ります。箔がウチの子になってくれたことに感謝の意味を込め、ささやかではあるのですけどちょっとした馳走を用意しました。 本当はワンコ用ケーキにしたかったのですけど、なかなかそいつを売っているお店に行けなかったので、こちらの犬パックのフードでお許しくださいませ。



それでも箔は、テンションを上げまくり、前足をブンブン降っていました。 最近私はKさんと連絡を取り合う機会があり、その際に彼のブンブンのことを聞いたら、「その動きは、幼少の頃からやっていた」とおっしゃっていました。それにしても、今回の動きはいつもよりも早い早い



馳走は、盛り付けや飾りつけを目で楽しんでからいただくものです。なので、お箔はんもしばしお待ちになっておくれやす。………って、すでにヨダレ垂らしまくりじゃないですか。



そうしたら、そろそろ解放してあげましょう。箔は「よし 」の合図とともに馳走をかっ喰らい、十数秒で宴を終わらせてしまいました。ま、まぁ、美味しく食べてもらえたみたいなので、ヨシとしておきましょう。



毎年箔のウチの子記念日が来るたびに、私は彼と初めて出逢った時のことを思い出すのですけど、その日の情景は今でも鮮明に覚えています。 それにしても8年前の彼は、多少汚れてボサボサしてはいるのですけど、若いですね。お互いにそれだけ歳をとったということでしょう。これからも、箔がいてくれることに感謝しつつ、一緒に白髪の数を増やしていきましょう。


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苗木城に集まった白フワ黒フワたち(苗木城ミニオフ会その2)

2013-05-22 00:01:28 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私と箔はkimmy さん一家とともに岐阜県中津川市にある苗木城(………の麓にある苗木遠山史料館前)に来ています。まさにこれからそのお城を散策しながら、ミニオフ会をしようってトコです。

苗木城は1530年頃に、遠山氏によって築かれました。 豊臣秀吉の時代に一時期森氏が領有したのですけど、江戸時代には再び遠山氏が入りました。1万石の小大名のお城とはいえ、天然の巨岩を巧みに利用した立派な石垣が築かれ、その上には………



土台からはみ出すように懸造(かけづくり)の天守や矢倉、御殿などが建ち並んでいたのですよ しかも、それらは板葺きの屋根に赤い土壁と、他のお城とは違った様相をしていました。 その復元図からすると、なんか山小屋のようにも見えますね。



標高432mの高森山に築かれているのですけど、史料館も標高の高いところにあるので、そこから徒歩15分ほどでたどり着くことのできる、手軽なお城なのです。 とかなんとか言っているうちに、私たちはお城の正面入口に当たる風吹門跡に行き着きました。そのすぐ脇には………



大きな岩を取り込むように積まれた大矢倉の石垣があります。苗木城は、このような巨大な岩がごろごろしている山に築かれていているのですよ。



せっかくなので、その上に上ってみましょう。 もちろん、箔も一緒にですよ。おおっ、kimmy さんの旦那様もメラン君を連れて、上がって来られましたよ



登頂したら、白と黒で記念撮影をお願いしますよ はい、ご協力ありがとうございました。 それが済んだら、このまま降り………



いや、その前に、下に残っているkimmy さんとベル君、ルネス君を撮ってしまいましょう。 よし、撮影成功 kimmy さんは私のカメラに気付いていないと思っていたのですけど、その写真をよく見たら、彼女もこちらに向かってカメラを構えているではありませんか。



下で合流したら、次のスポットに向かいますよ 私たちがグイグイ先に進んでいったら………



二の丸跡にたどり着きました。こちらには、限られたスペースにところ狭しと城主の居館となる二の丸御殿が建てられていました。いや、その一部は懸造で石垣からハミ出していたのですけど。 ちなみに箔が乗っているのは、その御殿の礎石です。



御朱印蔵跡の石垣は、隙間なく積まれていてきれいですね。こちらでは、全フワの集合写真を撮っておきましょうか。 ちなみにこちらには、その名の通り徳川家からの御朱印や御奉書、刀剣などの宝物類が収められた土蔵があったそうです。



さらに私たちは菱櫓門跡を通り、千石井戸を尻目に本丸口門跡へ。ここから先が本丸跡になります。



その本丸跡に入ってすぐのところには、武器蔵跡が。こちらも、建物の礎石がよく残っていますね。 その向こうに見える巨岩と木組みは、お城の最頂部の天守台であります。頂上まであと少しなのですけど、その前に………



こちらでも、記念撮影をしておきましょう 白フワ黒フワの皆さん、ご協力ありがとうございます。
写真にはほとんど写っていないのですけど、この日は私たち以外にもたくさんの人がこのお城を見に来ていました。その中には、ベル君・ルネス君・メラン君を見て「親子ですか?」と聞いてくる方も。しかし、すぐに「………じゃないですよね、さすがに 」と我に返っていました。確かに白と黒ですけど、彼らにはナチュラルな一体感みたいなものがあって、3ワンが並んでいると、とても絵になります。



このお城は、上に上っていくに連れてだんだんと狭くなっていくのですよ。ここまで来ると、かなり切り立っていて見晴らしがいいです。 先ほどから見えている天守台は、自然の岩盤をそのまま利用していて、その上に懸造の足場を組んで天守の建物を乗せていたそうです。現在ではその足場を復元する形で、展望台が建てられています。しかし、そこを極める前に………



その天守台の前の、見晴らしのいい木陰でお昼にしましょう



では、私はここに来る途中で買ってきたマクドナルドのチキンクリスプをいただきます。その間、箔は「まさはる君が行く!ポチたまペットの旅」のまさはる君みたいに、そいつを狙ってぴょんこぴょんこ跳んでいたので、なかなか落ち着いて食べれませんでした。



また、こちらのお城でも箔の断崖絶壁写真を撮ってしまいました。ちょっとわかりにくいかも知れませんけど、彼のすぐ後ろは切り立っているのですよ。 さらにその後方には、先ほどの大矢倉の石垣が見えています。かつてはこの場所いっぱいに、いや、こちらも懸造だったのでハミ出すような形で殿舎が建っていたというのですから、驚きです。



腹ごしらえが済んだら、いよいよ天守台の上に上ることにしましょう。こちらからの眺望は、私が想像していた以上で、眼下の木曽川から恵那山のほうまでよく見えました。



やはりその風景をバックに、1枚撮っておかなければ 皆さん、日本のマチュピュともいうべき苗木城を征服した気分はいかがでしょうか?



お城の散策が終わったら、今度はワンコたちをkimmy さんに預け、私と彼女の旦那様は、麓にある苗木遠山史料館を見学しました。こちらには、苗木城関連の資料が展示してあって、その中でも特に苗木城の復元図や復元模型からかつてのそのお城の異様な威容を知ることができました。

kimmy さんと旦那様、それにベル君・ルネス君・メラン君、今回は遠路はるばるお越しくださり、さらに一緒に歴史散策してくださり、ありがとうございました。 お互いに距離的に難しい面もありますけど、またどこかのお城などでご一緒できたら、とても嬉しいです。その際には、よろしくお願いします。


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苗木城に至るまで(苗木城ミニオフ会その1)

2013-05-18 00:01:27 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
ことの発端は、3月の浜名湖ガーデンパークオフ会でした。 そのイベントを前にして、私はスピ仲間のkimmy さんにも参加を呼び掛けてみました。 ちなみに、彼女はスピッツのベル君ルネス君、それと黒ポメのメラン君たちと長野県で暮らしています。浜松まではちょっと遠いのですけど、ひょっとしたら……… そのうちに、彼女から返事が来ました。

「せっかく誘っていただいたのに申し訳ないのですけど、浜松はあまりに遠過ぎるので、今回は見送らせていただきます 」とのこと。kimmy さんのお住まいは、長野県でも静岡県からは遥かに離れた長野市。よく考えてみたら、それはかなり厳しい距離です。私のほうこそムリなお願いをしてしまい、申し訳ございませんでした。 それでも、彼女は「せめてその中間地点で、歴史散策とミニオフ会ができればと思っています」とも仰っていました。そうそう、kimmy さんは夫婦そろって歴史やお城がお好きなので、初対面を実現させるとしたら、その点も加味できるといいですね。 さらに、静岡(浜名湖)と長野の中間地点で歴史散策できるところといったら……… 苗木城なんていかがでしょうか? 苗木城とは、岐阜県中津川市にある山城で、他のお城にはないような特異な構造をしているのですけど、詳しいことはまた後ほど触れさせていただきます。
そうしたら、その旨をkimmy さんにお伝えしなければ 彼女も私の提案に乗り気で、話のほうはトントン拍子に進んでいきました。また、そのお城の存在は知っていながらも、双方ともまだ一度も行ったことがないので、余計に楽しみですね そして、その日程は4月7日に決定 あとはその日が来るのを待つだけです。

ところが、3月末になって私に非常事態が 例の「救急車事件」で、健康に不安を感じるようになってしまったのです。 その箔日記を目にしたkimmy さんは「苗木城は延期になっても構わないので、どうかお体をお大切になさってください 」と仰ってくださいました。ここでムリをして、現地で彼女たちにご迷惑をおかけするようなことは決してあってはなりません なので、私は「次の検査の結果が出るまで、待っていただけると助かります」とお願いしておきました。 気になるその結果は………

糖尿の疑いはなく、循環器も異常ナシ とのことでした。さらに、山城散策のような多少キツい運動をしても、問題はないというではありませんか この朗報をkimmy さんに持ちかけた結果、苗木城でのご対面は5月12日に決まりました。 かなり延び延びになってしまいましたけど、今度こそは実現できそうですね。 あとは晴れるのを願いつつ、その日が来るのを待つだけです。

ところが週間天気予報では、その日だけ雨というではありませんか しかもその日が近付いても、雨の予報は覆りません。 苗木城は、なかなか攻略できないお城なのでしょうか?
………なんて嘆いていたら、その直前になって雨マークが前日の土曜日のほうにスライドしたではありませんか おおっ、これならなんとかなりそうですよ そのことを確認してから、私はようやく遠征の準備を始めました。
今回は私と箔だけのお出かけということもあって、スキーに行くときのように、前日の夜立ち&適当な所で車中泊の方法を採ることにしました。



そして、前日の11日の夜に私と箔は車に乗り込み、出発しました。 雨のほうはその直前にはやんでいたので、翌日の天気も心配なさそうです。 道中、コンビニに寄ったりしつつ、国道257号線の曲がりくねった山道をただひたすら北上していったら………



2時間半ほどで、岐阜県の入口の恵那市にある、道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里に到着。あとは夜が明けるまで、こちらで設営することにしましょう。では、明日に備えて、おやすみなさい。



その翌日は、朝から晴れていました。 いや、あまりに天気が良すぎて、炎天下になっていますよ。 それから、このままkimmy さんたちとの待ち合わせ場所に直行したら、あまりに早く着いてしまう……… というより、最初から寄り道をすることを想定したスケジュールにしてあったので、まずはそちらのほうに向かうことにしましょう。 私たちが車中泊をした道の駅から、国道257号線をちょっと行くと、このような看板が見えてきます。
さらにそこから車一台がやっと通れるような細い坂道を、対向車が来ないことを祈りながら上っていくと………



お城の主要部の、出丸跡の駐車場に行き着きます。 こちらは岩村城といって、日本100名城だけではなく、大和高取城・備中松山城とともに日本三大山城にも数えられるような立派なお城です。 標高717mの高い山に築かれているのですけど、楽に車で登頂することもできるのですよ。



その出丸跡からは、いきなり本丸の高い石垣が迫ってきます。 岩村城は、16世紀初頭に遠山氏によって築かれたとされています。山頂部は石垣で固められ、その遺構から当時の規模を思い描くことができます。



わかりやすいように、ぐるっと廻ってお城の山頂部の正面入口から案内させていただきます。 麓から歩行者用の登山道を上っていってもたどり着くこの場所には、かつては大手門がありました。またその脇には、天守に相当する三重櫓が聳えていたのですよ。さらに先に進んでいきますね。



そこからしばらく行くと、二の丸の菱櫓の石垣が見えてきます。二の丸は、本丸の次に重要な広場(曲輪)なのですけど、現在そこはほとんど雑木林に埋もれています。その二の丸跡の下を通り過ぎると………



本丸の6段の石垣に出くわします。それにしても、高くて立派ですね。 そこをちょっと上がっていったところには………



長局埋門跡の石垣がいい感じで見えてきます。この景観はなかなか絵になるので、箔も写真に納まっておきなさい。 そうしたら、登頂部の本丸跡まで一気に行きますよ。



その本丸跡からは、下界と恵那の山々を見渡すことができます。 そうそう、石垣の高さをより実感するのには、下から見上げるより上から見下ろしたほうがいいですね。



せっかくなので、モモママさんが百妹ちゃんをモデルにしてよくやっていた、崖っぷち写真を撮っておきましょう 箔、危険だからなるべく動かないようにしてくださいよ。 ただし、固まってへっぴり腰になってもいけませんよ~
皆さま、岩村城の歴史と規模と高低差を感じていただけたでしょうか? そうしたら、またしても対向車が来ないことを願いつつ、行きに通った細道を下って、次の目的地に………



………行くと思いきや、岩村城の麓の居館跡にも寄っておくことにしましょう その入口には、平成2年(1990年)に復元された太鼓櫓や表御門が聳え立っているのですよ。そこをくぐり抜けると………



岩村歴史資料館があります。こちらでは、確か岩村城に関する資料を見ることができると思ったのですけど。 何せ、私がこちらのお城を訪れるのは、20年ぶりぐらいのことなので。しかし、その後岩村の街並みは景観が整えられ、お城の魅力が見直されたことも手伝って、私が以前に来たときよりもかなり賑わっていました。

そうしたら、いよいよ本命の苗木城のほうに向かうことにしましょう 岩村から北に向かって走っていき、途中昼食を調達したりしつつ1時間ほどで………



木曽川沿いにボコッとした山が見えてきました。あそこが苗木城なのですよ 流行る気持ちを抑えつつ、さらに先に進んでいったら………



お城の麓にある、苗木遠山史料館にたどり着きました。 kimmy さんたちとの待ち合わせの14時までまだ時間があるので、こちらの駐車場で手元の苗木城の資料でも見ながら待つことにしましょう。 それから間もなくして、長野ナンバーの車が1台入ってきました。kimmy さんたちだ 一方、彼女たちのほうも浜松ナンバーの私の車を見つけ、「白黒茶々さんだ 」となったそうです。本来なら、初対面のスピ仲間は白フワを旗印にして確認するのですけど、こうなるとお互いに説明は要りませんよね。



そして、いよいよ白スピのベル君、ルネス君、黒ポメのメラン君と、箔のご対面と相成りました。前フリを引っ張りすぎたこともあるのですけど、なんかここに至るまでかなり長かったように思えます。 できたらお互いに向き合っている絵を撮りたかったのですけど………



さらに、もつれてしまいましたね。 kimmy さん夫婦も私もお城好きということで実現した、今回の苗木城ミニオフ会。白フワ黒フワたちの触れ合いの様子や、その舞台となった苗木城の実態については、次回レポートさせていただきます。


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浜松まつりトイレ事件(浜松まつりその2)

2013-05-15 00:01:27 | 年間行事
こんばんは、箔ですワン。
前回に続いて、今回も浜松まつりのお話しなのだ。



おれっちはお父さんたちに連れられて、初めてその浜松まつりの凧揚げ会場というところに行ってきたのだ。 そちらのほうは人がたくさんいて、凧がたくさん揚がっていました。それに、美味しそうなものもたくさんあって。しかし、おれっちがいくらブンブンやっても、食べさせてもらえませんでしたワン。
そういえば、お父さんはHALちゃんたちとの凧揚げ見物を終えた後に、法被を身にまとってお祭りに行ってしまったのだ。お父さ~ん、そちらの様子はどうですか~?なのだ。


こんばんは、白黒茶々です。
ここからは私が、浜松まつりの夜の部の様子をメインにお伝えします。昼の勇壮な凧揚げ合戦が終わったあと、今度は夕方から浜松の街中には各町内の絢爛豪華な御殿屋台が行き交います。 ただし、私が参加させてもらっている萩丘が市の中央に繰り出すのは、まつり2日目の5月4日のことで、初日の3日は町内の初家を目指して練り歩いていました。

初家とは、浜松まつりの際に初子のお祝いをする家のことで、景気づけに賑やかしに来た練りの大集団を、酒やジュース、料理などでもてなしてくれるのです。初家にとって一世一代のこのイベントを、初練りといいます。



………というウンチクはこのくらいにしておいて、目の前にあるつまみ類をいただくことにしましょう 料理のほうは、唐揚げや春巻きといったお惣菜が定番なのですけど、なかには写真のような茶そばやピザ、ミスタードーナツといった変わりダネも。 それよりも、食べかけ感のある絵になってしまって、ゴメンナサイ。



初練りの施しの時間は、多人数が入れ替わり立ち替わりでおこなう「いっき(飲み)」でもって締められます。 その間、私たちラッパ隊はただひたすらラッパを吹き続けることに。 それが終わると、全員による立ち練り(もみくちゃ)を経て、再び隊列が整えられ、次の目的地に向かうのです。 このような感じで、浜松まつり初日の夜の部は終わりました。



翌日のまつり2日目の4日は、私たち萩丘組は先述したように夕方からバスで浜松市の中央に移動しました。 普段は人が立ち入ることのできない大通りを、行き交う御殿屋台を尻目に、沿道の大観衆に注目されながら隊列を組んで練り歩くのは、とても爽快です。 できる限りその臨場感を皆さんにもお伝えしたいので、張り切って参りますよ

しかし、時間に余裕を持たせ過ぎたのか、萩丘の集団はバスを降りたところからなかなか動きませんでした。 そのうち、多くの人は歩道脇に座り込み、なかにはタバコを吸ったり居眠りをする人の姿も。 この調子では、この先は長くなりそうですね。そのような中で、「今のうちにトイレ行っておけよ~ 」という指示がありました。じゃあ私も、行けるうちに行っておくことにしましょう。 そのような流れで、先陣を切って走っていった若い衆のあとに付いていったら、コンビニのトイレに行き着きました。しかし、さこにはすでに長蛇の列ができていて、私はその最後尾に並ぶことに。それでも、大丈夫です。 萩丘の群れは当分動きそうにないですし、もし大移動があったとしても、あれだけの規模の集団なので、すぐに追い付けるハズ。あとは膀胱とガマン比べをするだけです。

ガバゴボ………(※トイレの水を流した音です)「はぁ~、スッキリした 」気分を新たにして、萩丘の皆さんと合流しようとしたら……… いません あれだけの大集団が、忽然と姿を消したのです。それでも、気分を落ち着けて彼らを探すことにしましょう。手掛かりがなくても、毎年中央の練りの順路は同じなので、そちら方面に向かって歩いていけばなんとかなるでしょう。ところが、萩丘組はなかなか見当たりませんでした。 「ひょっとしたら、追い抜いてしまったのか?」そこから引き返して、一本向こうの通りも見てみたのですけど、そちらにも萩丘人は一人もいませんよ~ しかも、萩丘の連中の中には私の知り合いはいなくて、幹部の方の携帯の番号やアドレスも知らないので、連絡を取ることもできません。

そんな私に、「萩丘の方ですか?」と呼び止める人が。おおっ、彼だったら何かの手がかりを掴んでいるかも 「萩丘の練りって、今どこにいるのですか?」ところが、その質問をしてきたのは、彼のほうだったのです。そんなこと、私が聞きたいぐらいだよぉ~ 「集団からはぐれて、今探しているところなんですよ~ 」「そうでしたか、まぁ、がんばれ」まさかこのようなところで、私がはぐれメタル、いや、はぐれ者になるなんて………



とかなんとか言っていたら、裏路地に茶色い群れがいるのを見かけました。 ゴキ……… いや、萩丘組だ 彼らは、これから休憩に入る様子でした。しかし、これって……… 例年の流れからいくと、中央の練りを終えて一息入れる段階に当たります。「そ、そんな………」集団から取り残された私は、この日最大のイベントに参加することができなかったのです。
私は何をしに中央まで繰り出したのでしょうか?トイレをするためだったのでしょうか? 何にしても、その日はずっと沈んでいました。



さらに翌日のまつり最終日の5日は、私が涙した浜松の中央のほうでは、ディズニーのキャラクターが夕方からパレードをすることになっていました。 これは、ディズニーランドが開設してから今年で30年になることを記念して、彼らが始めた全国行脚の一環とのことです。私が凧揚げ会場から引き揚げるバスに乗って、14時頃にそのあたりを通ったら、すでにたくさんの人が席を確保していました。



その翌日の新聞には、そのパレードの記事が載っていました。それにしても、ディズニーの人気はスゴいですね。彼らを観るためにたくさんの人が押し掛けたのですけど、将棋倒しなどの事故がなくてよかったです。 ちなみにそのとき、私は何をしていたのかというと………



高台連合の練りに参加していました。 それは、萩丘とその近隣の住吉、上島、小豆餅などの各町内が合同でおこなう大規模な練りのことです。その会場となったのは、浜松まつり直前に建て替えを済ませたばかりのピアゴ浜松泉町店の駐車場。その特設舞台には、そのお店の店長や各町内の組長に加えて、ピアゴのオリジナルキャラクターのピアッキーもいました。
「きゃ~、ミッキ~ 」の代わりに「きゃ~、ピアッキ~ 」と叫んでいたワケではないのですけど、とにかくこのような感じで、今年の浜松まつりを派手に締めることができました。

「何かのハプニングがあったほうが、忘れられない思い出になる」とも言いますけど、私にとって今年の浜松まつりは「初めてHALママさん一家と一緒に、白フワを伴って凧揚げ会場に行った」ということにしておきたいです。いくらなんでも「トイレに入っている間に取り残され、中央の練りに参加できなかった」ということを真っ先に思い出してはいけませんよ。 そのためには、来年までには悲しかった部分は忘れなければ……… なので、読者の皆さんも「トイレで失敗しないように」とか言わないでくださいね。


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凧揚げ会場にようこそ!(浜松まつりその1)

2013-05-11 00:01:01 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
ゴールデンウィーク(GW)中は、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?私が住んでいる地域では、その時期は浜松まつりが真っ盛りとなります。 昨年はこちらのほうにキャンプに来られたHALママさんご一家を、その浜松まつりの凧揚げ会場に案内することになっていたのですけど、雨に見舞われてできませんでした。 「来年こそは、実現できますように~」と願いつつ1年経った今年は、果たしてどうなるのでしょうか?

そして、浜松まつり初日となる5月3日がやって参りました。その日は朝から晴天に恵まれ、文句なしのお祭り日和となりました。 そして白黒茶々家からは、私・たつぴ・箔の男衆が行くことになりました。
浜松まつりの期間中は、中田島砂丘の隣接地にある凧揚げ会場周辺は交通規制が敷かれ、マイカー利用者はかなり離れた飯田公園に車を止め、そこからシャトルバスに乗って会場に向かうようになっています。 しかしそのシステムは、HALママさんご一家のようなワンコ連れには厳しいのでは?

いえいえ、ご心配には及びません。 そのような方や「ストレートに会場に行きたい」という方に、オススメのところがあるのですよ 中田島からほど近い国道1号線沿いに巨大な「卸」の看板があるのですけど、そこを入っていったところに設置された案内看板に従っていけば………



卸商団地の駐車場に行き着きます。 こちらは、浜松まつりの期間中は無料開放されているのですよ 私たちはそこに車を止め、歩いて5分のところにある………



先ほどの「卸」の看板の下に向かいました。 HALママさんたちとはそこで待ち合わせることになっているのですけど、おおっ、すでにいらっしゃいましたよ 「こんにちは~ 」HAL様由之介君と逢うのは昨秋の鎌倉湘南オフ会以来、約半年ぶりですね。 そうしたら、凧揚げ会場に向かうことにしましょう。「卸」の特大看板から歩くこと15分ほどで………



目的地にたどり着きました。こちらは開会式を前に、大凧を運ぶ人たちが行き来したりして、熱気に包まれていますね。



HAL様も由之介君も、お疲れ様でした。10時になったら開会宣言があって、その直後に打ち鳴らされる花火を合図にして全ての町内の凧が一斉に揚げられるので、それまでもう少しお待ちくださいませ。 その場面は、この日最大の見どころなので、ぜひともHALママさんたちにも見てもらいたいですね。



………なんて言っている間に、何の前触れもなく、いきなり凧が乱舞し始めたではありませんか しかも、そのあとに花火が鳴ったりして。どこかの凧がフライングして、それにつられて集団心理みたいなもので総崩れ(?)となったのでしょうか?あわてて写真を撮ったものの、とにかく私は完全に油断していたので、至高の瞬間は見逃してしまいました。



私たちはその後、ワンコにとっても快適な木陰に移動しました。 これからは、こちらから凧揚げの様子を見学することにしましょう。



そのような中で、おもに初子が生まれた家が、その子の名前の書かれた初凧を揚げているのも見えました。 そちらでは、初子さんとそのご家族も迎え入れ、町内のみんなで練ってお祝いをするのです。それに伴って「○○○○くん、ばんざ~い 」 ぷぁ~ん(※ラッパの音です)という声も聴こえてきましたよ。



お昼が近付いてきたので、私たちも露店で食べ物を調達してくることにしましょう 箔もお腹が空いたのでしょうか?彼は、たつぴが持っている地鶏の串焼きにブンブンしまくっていました。



また、私が買ってきた広島焼きも気になるみたいで。彼は私からだけではなく、HALママさんからもおやつをもらっているのですよ。さらに、近くで食べている人にもブンブンしまくってからに。頼むから落ち着いて食べさせてくれ~



腹ごしらえが済んだら、凧揚げ会場をバックに記念撮影をしておきたいですね。 HAL様と由之介君、いいお顔をお願いしますよ~ はい、ありがとうございました。



………といいつつも、こちらでも1枚お願いします。陣屋の裏に立て掛けてある凧をバックに、はいチーズ ちなみに後方に見える「え」印の凧は、かつては箔母さんの実家があって、私も参加したことのある遠州浜組のものです。
由之介君は、その近くの西島町出身であります。HALママさんがそちらの陣屋に挨拶にいったら、ブリーダーの方がそこの組長をやっていたそうです。



木陰でたたずんでいる間、たつぴは私が持参してきたラッパを練習しまくっていました。 当初はやっと音が出る程度だったのですけど、帰る頃にはメロディーを奏でられるまでの域に達していました。 彼は、来年はラッパ隊としてまつりに参加したいと言っているのですけど、この調子なら余裕で間に合うでしょう。来年は違う意味で楽しみですね。



そうしたら、私もラッパを吹きますよ 凧ラッパのメロディーで、凧を揚げる人たちの士気を高めたり、初凧の場面を盛り上げたりするのが、私たちラッパ隊のお仕事なのです。
あ、申し遅れましたど、HALママさんご一家はたつぴのラッパの後に帰られた……… というより、次の遠征先に向かわれました。 今回は遠くからお越しくださり、ありがとうございました。 凧揚げ会場では、浜松まつりの熱気を感じることはできたでしょうか?



一方、私のほうはその日の夕方から法被を身にまとい、浜松まつりに参戦しました。 ちなみにこちらの写真は、2日目の凧揚げ会場の様子です。今回も親戚のある「萩丘」に入れてもらったのですけど、独特な茶色の法被は私も気に入っています。



まわりを見渡したら、人の背丈より大きな初凧をバックに、初子と一緒に記念撮影している家族がいました。 こちらは「天王」の凧ですね。ちなみにその凧印は、赤い炎と隈取りで「天王」の文字を表しています。



萩丘の凧も、準備ができたみたいですね。そうしたら、私の出番も間もなく回ってくることに。



この日は程よく風が吹いていて、いい具合に凧が揚がっていきました。 た~こ~た〜こ~あ~が~れ~………

今回は、2年越しでHALママさんたちを浜松まつりに案内することができました。さらに、観衆としてその一大イベントを観ることもでき、さらに参加者としても味わうことができました。
次回は、その浜松まつりの夜の部の様子をお伝えする予定ですけど、そこで私は前代未聞の事件に巻き込まれてしまいます。その事件とはいったい?その真相については次回明らかにするで、それまで皆さまはモヤモヤしていてくださいませ


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岡崎サモエド伝説

2013-05-08 00:01:59 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
「岡崎市周辺には、あるサモエドの一族が多数点在している」
私はちょっと前に、白ふわ仲間からそのようなウワサを聞きました。 しかし、手がかりが全くなくて実証することができなかったので、それは都市伝説となりつつありました。
そのようなことをふと思い出しつつ、私は丸ジジさんや蘭丸君と逢った翌日の4月29日も、岡崎城(岡崎公園)に向かっていました。 ちなみに箔母さんは他の用事があり、たつぴも部活に出ることになっていたので、今回は私と箔だけの参加となりました。

その日はアルファ君も来るということで、前日の夜に、彼に馴染みがあるマーシャちゃん一家にも声をかけてみたら、彼らもご一緒してくださることになりました。急な要請なのに、お付き合いしてくださり、ありがとうございます。 おかげで楽しみが増えました。



とかなんとかやっているうちに、私たちは目的地の岡崎城に到着。ちなみにこちらの建物は、東隅櫓です。せっかくなので、胎内めぐり……… じゃなくて、内部を見学しておくことにしましょう。 あ、箔はその間は車の中で待っていてくださいね。



東隅櫓は、平成22年(2010年)に史実に基づいて木造で復元されました。 また、解放時間中は自由に内部を見ることができるのですよ。 しかも、専門家の間では「岡崎城で唯一のマトモな復元建築」と言われています。



まだ集合時間まで余裕があるので、三河武士のやかた家康館で前日にできなかった甲冑の試着もやっておきましょう ……… って、余興を楽しむために早めに来たとも言いますけど。 ちなみに私が装備しているのは、「てつのよろい」です
※間違ってはいないのですけど、井伊直政モデルの赤備えの甲冑ですよ。(編集部注)



装備を「ぬののふく」に戻して………
※ドラクエごっこは、ほどほどにしておきなさい!(編集部注)
待ち合わせ場所の模擬大手門でスタンバイしていたら、1頭のサモエドの姿が。クローカ君系のこのハンサム君が、アルファ君なのですよ ちなみに彼は、蘭丸君より1歳年上のお兄さんです。



アルファ君の後ろに見えるサモは………



マーシャちゃんです。彼女はちょっと早めに岡崎城に到着したこともあって、お城のある公園内を先ほどまで散策していたそうです。今年になってから私と箔は、彼女と3回逢ったことになります。



さらに、サモエドが現れましたよ こちらのクウちゃんはアルファ君や蘭丸君のお母さんで、11歳にもなるそうです。私たちが来るということで、わざわざ駆け付けてくれるなんて、嬉しいですね



それからしばらくして蘭丸君と、彼の同居犬のノエルちゃんがやって来ました。 これで、この日のメンツは揃いましたね。えっ、あと蘭丸君らのきょうだい犬のサラちゃんも誘われたのですか?ただし、彼女の飼い主さんは「今、他のイベントに行っていて、そちらが終わったら合流するかも」と仰ったそうです。



ノエルちゃんは、ちょっと小柄なスピッツの女の子。目がクリクリッとしていてカワイイですね。 同居犬ながらも蘭丸君も彼女に片想いなので、箔が手を出そうものならもう大変なことに………



顔合わせが終わったら、岡崎城の撮影スポットまで移動することにしましょう。 白い集団が公園内を闊歩していたら、道行く人から「うわっ、白いのがまだまだ来るよ 」とか「今日は何か(のイベントが)あるのかな?」という声が聞こえてきました。



そして私たちは、お城の天守の前に到着。白ふわの皆さん、そいつをバックに横一列に並んで、こっちを見ていてください。 しかし、なかなか私の思うようにはいきません。いや、かえって彼ららしさが出ていていいのかも。



なぜか箔は、アルファ君に夢中になっていました。気付いたらブンブンを連発して、必死に彼にアピールをしていました。



さらに私たちは、五万石藤のある藤棚に移動しました。 こちらには前日にも来ているのですけど、今回はより大名行列の気分です。



こちらでは、一ヵ所にかたまりながらも、各々が藤を堪能していました。そのような中で撮ったこの写真では、奇跡的にほぼ全員こちらを向いています。 皆さん、いいお顔を拝借させてくださり、ありがとうございます。
夕方に近付いたら急に冷え込むようになり、一足先にマーシャちゃん一家がお帰りになりました。そうしたら、私たちもぼちぼち……… いや、もうちょっと一緒にいようかな〜

………なんて私が揺れていたら、そこに先ほどのサラちゃんの飼い主さんから連絡が入り、今からこちらに向かうというのです。これは是非とも、逢っておかなければ



それから間もなくして、サラちゃんが到着。なんとなくお母さん犬のクウちゃんに似ていますね。



こちらのほうが、わかりやすいでしょうか?ちょっと入れ違いになってしまいましたけど、私はこの日だけで5サモと逢ったことになります。もちろん、これまでの人生の中で最多記録になります。 これはもう、盆と正月が一緒にやって来たような騒ぎですよ



そうしたら、全員が並んでいるところを撮っておきましょう。おおっ、ほぼ全員がこちらを見てくれましたね。これはいいお土産になりそうです。
岡崎市周辺には、サモエドの一族が多数分布しているというウワサは本当でした。しかも今回集まったのは、そのうちのほんの一部というから驚きです。こうなったらお城以外の目的でも、また岡崎に来たいですね。 白ふわの皆さん、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。また機会があったら、よろしくお願いします。


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岡崎城で逢いましょう

2013-05-04 00:01:41 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
桜の時季が終わってから約1ヶ月が経ち、今度は藤の花が見ごろとなりました。 白黒茶々家ではこのぐらいの時季になると、五万石藤を目当てに、岡崎城(岡崎公園)に行くのが恒例となっております。また、そちらのほうでは甲冑の試着や、グレート家康公と葵武将隊の皆さんにも逢えますし。
さらに最近になって、約3年前に私たちが岡崎城に行った際に出逢ったサモエドの蘭丸君の飼い主こと丸ジジさんが、当箔日記にコメントをくださるようになりました。 彼によると、たまたま「岡崎五万石藤」で検索していたら、箔日記に行き当たり、さらに「ウチの丸(蘭丸君)が出てるじゃないか しかも、3年前だから若いし」となったそうです。
そうしたら、そんな彼らとまた逢いたいですね。コメント欄でコンタクトを取っていった結果、4月28日の日曜日に、岡崎城で合流することになりました。 さらに、今回は箔母さんとたつぴも一緒に行くことになったので、楽しみですね

そして、いよいよその当日がやって参りました。さらに天気のほうも晴れていて、絶好の行楽日和となりましたよ。 箔もお出かけの気配を察してから、ずっと落ち着きませんし。 全員の支度が済んだら、いざ岡崎城へ参らん



出発してから約1時間半で、目的地に到着。 行楽渋滞に巻き込まれることも覚悟していたのですけど、駐車場の空き待ちでちょっと詰まった以外は、スムーズに行くことができました。
ちなみに、箔の目の前にそびえ立っているのは、お城の模擬大手門。3年前は、このあたりで蘭丸君と逢ったのですよね。 その蘭丸君や丸ジジさんとの待ち合わせ時間まではあと1時間ほどあるので、葵武将隊の皆さんと交流したり、公園内をぶらぶらしたりして、待つことにしましょう。



ところが、その日に限って葵武将隊のパフォーマンスだけではなく、午後からの出番もないというではありませんか 「グレート家康公に逢えると思っていたのに………」落胆する箔母さん。 彼女はグレート家康公のファンで、あのシブいところが好きみたいです。



そうしたら、お城を見ながら五万石藤のある藤棚のほうに向かうことにしましょう。 まずは裏側(北側)から天守を撮影。 新緑の木々の間から見える姿が、なかなかいいですね。それに加えて、家康公と竹千代君の石像付きベンチもありますし。さらに先に進みましょう。



今度は、天守の正面(南側)に廻ってきました。こちらでも、1枚パチリと。 先程の風景とはガラリと変わって、こちらは賑やかですね。 それに、高い石垣や黒松もあって、どこか力強さを感じます。さらに坂道を下り、お堀を渡ったところに………



五万石藤の藤棚はあります。こちらのほうも、たくさんの人で賑わっていますね。また、藤の甘い香りと紫の色合いもいいですね。



ここに来たら、やっぱり記念撮影をしておきましょう 今度は、セルフタイマー直前でおいちゃんに横切られたりしないように気を付けて。箔 ちゃんとカメラのほうを向きなさいよ~  パチリ  はい、OKです。



五万石藤を堪能した私たちは、再びお城の二の丸跡に戻ってきました。 そして、待ち合わせ時間の14時になったら、からくり時計の家康人形が舞を踊り………



丸ジジさんに連れられて、蘭丸君がやって来ましたよ 「こんにちは~、お久しぶりです」ここに至るまでかなり長かったというか、前フリも長くなってしまいましたけど、やっと逢うことができました。



そうしたら、箔も蘭丸君にごあいさつを。 こうして並べてみると、大きさの違いは歴然としているのですけど、姿かたちはなんとなく似ているように思えます。そういうこともあって、なかには彼らを親子と間違える人もいました。



そんな蘭丸君に、箔母さんもうっとり。もふもふの毛ざわりを堪能していました。 せっかくなので、一緒に藤棚のほうに行きましょうか?



そして、私たち一行は五万石藤の下に到着しました。ちなみに、先ほどから蘭丸君が背負っているのは、「蘭」丸印のオリジナルのカバンです。 気になるその中には、彼のおやつが入っているとのこと。



では改めて、こちらで記念撮影をすることにしましょう 蘭丸君、しっかりとカメラのほうを見ていて、エライですね。ちなみに彼の視線の先には、私がカサカサさせているおやつ袋がありました。しかし、箔のほうは気付いていないみたいですね。

約3年ぶりに再会した蘭丸君は、5歳の立派なもふもふになっていました。 それは、グレート家康公たちと逢えなくて半ベソ状態だった(ウソウソッ )箔母さんを笑顔に変えるほどでした。丸ジジさん、蘭丸君、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。
しかし、話はこれで終わりではありません。丸ジジさんによると、その翌日には彼の兄弟犬のアルファ君や、同居犬のスピッツのノエルちゃんが岡崎城に来ると言うではありませんか 私の人生初2日続けての岡崎城になりますけど、もちろんご一緒する所存にござりまするよ というワケで、そちらのほうの様子は次回レポートさせていただきます。


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大船の観音様と白さ対決(スピッツクラブ展覧会その3)

2013-05-01 00:02:17 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前々回の終盤から私と箔は、スピクラ展がおこなわれている横浜そごうの「鐘の木広場」に来ています。 出陳スピも見学スピも掴まえて、ついキャッキャしてしまいましたけど、展覧会のほうにも注目しなければいけませんね。 そんなワケで、そちらのほうに目を向けたら………



男女に分かれて、イケてるで賞……… じゃなかった、スペシャル賞の審査と投票がおこなわれていました。この賞は会場にいる人が気に入ったワンコを選んで票を入れるのですけど、投票した人のほうも、抽選で記念品がもらえることも。その結果、なんと私が、選ばれた選んだ人になりました。



あとは、お昼ご飯を食べながら午後の部が始まるのを待つだけです。 ちなみに私のお昼は、来る途中で買ってきた朝マックです。私が食べている間、箔ちゃはキャリーの中でおとなしくしていてくださいな。しかし、彼は顔に似合わない「ひすひす………」という小鳥のさえずりのような可愛らしい声で、泣いていました。



そして始まった午後の部。こちらではCH(チャンピオン)完成に引き続いて、PD(プラチナムドッグ)の表彰がありました。 キラ君と………



PITZ君、授賞おめでとうございます。



シニア部門のWD(ワイズドッグ)完成ということで、マリアちゃんも表彰されました。こちらも、おめでとうございます。



さらに比較審査のほうも過熱してきましたよ ちなみにこちらの画像は、一般部門の牝犬の審査の様子です。その結果………



アル君くるみちゃんとともに、MBSで表彰されました。ともにおめでとうございます。
よく見たら、そのリードを持っている方たちはダウンジャケットを着込んでいますね。4月も下旬に入ったというのに、この数日前からかなり冷え込み、たつぴも含めて体調を崩す人が続出しました。この日も冷たい雨が降っていて、かなり冷え込んだのですよ。



展覧会のクライマックスともいうべき特別賞犬と金賞犬の表彰の舞台には、ピース君ティアラちゃんが立ちました。お二方とも、おめでとうございます。とても輝いていますよ。
ティアラちゃんと一緒に立っているアクアマリンさんは、出場者でもあり司会者でもあります。なんか、紅白歌合戦で両方の役を兼ねていた嵐みたいで、大変そうですけど素敵ですね。 彼女もひっくるめて出陳者のみなさん、それに見学組のみなさん、寒い中お疲れ様でした。

今回のスピクラ展が終わったあとに私と箔は、サモエド界で、いや、全国的に有名なクローカ君に逢いに、東京の代々木公園に行くことになっていました。雨のほうは昼ぐらいにはあがったのですけど、スピクラ展がお開きになる前に先方から連絡があり、「地面のコンディションがよくないので、申し訳ないのですけど次の機会まで延期ということでお許しください」と仰っていました。 だからといって、そのまま家に帰るのはもったいないので、本来行きの際に計画していたところに寄ることにしました。そちらにも一応、白くて大きなものがあるのですよ。 気になるその寄り道先とは……… って、タイトルにもなっているのでバレバレですよね。 とにかく、横浜から列車に乗って16分ほどで大船駅に到着。



その駅の西側にある小高い丘の上に見えるのが、その大船観音様です。 以前からその存在に気付いてはいたものの、気になっていたという方はいないでしょうか?また、気になってはいるものの、検証するほどではないという方も、いるかも知れませんね。そのような方たちのためにも、私が実際に調査しに行ってきますよ ………というよりは、ただ単に行きたいだけなのですけど。



その大船観音様のある大船観音寺までは、こちらの細くて急な坂を上がっていきます。 行きは息があがらないようにペース配分し、帰りはふんぞり返らないように手すりを伝っていってくださいな。そして、登り詰めた先には………



山門がありました。こちらで拝観料の300円を払って、中に入っていきます。 箔はキャリーの中に入ってて………
と、私が押し込もうとしたところで、お寺の方が「ワンちゃんは、そのまま連れていっていただいても、構いませんよ」と仰ってくれました。では、遠慮なく。



あちらの階段を登り詰めたところに大船観音様がいらっしゃるのですけど、この位置から見ても存在感がありますね。 すぐに箔と一緒にそちらに参るので、少し待っていてくださいな。そして、私たちの目の前に現れた観音様は………



このような姿をしていました。あれっ、上半身だけしかない 実は、下半身は埋まっているのですよ。………というのはウソで、当初は立像を計画していたのですけど、地質が柔らかいために上半身のみの像に変更したそうです。
それでも全長は約25mもあり、それだけでもかなり巨大です。白衣観音像というだけあって、白いですね。 観音様は、昭和4年(1929年)から築造が開始されたのですけど、戦局の悪化により工事は中断してしまいます。その後の紆余曲折を経て、昭和35年(1960年)にようやく完成しました。さらにそこから、ゆるキャラの「のんちゃん」も発生したそうです。



さらにこちらの観音様は、胎内に入ることもできるのですよ。 背中側にある鉄階段を上って、お入りくださいませ。あ、箔はキャリーの中で待っていてくださいね。



そのお胎内は、このようになっております。いくつかに仕切られたスペースの中には………



観音様の雛型もありましたよ。それにしても、観音様の中で観音様を拝むのっていったい……… とにかく、私も手を合わせておきましょう。



大船観音様を堪能、いや、参拝が終わったら、せっかくなので、記念撮影をしておきましょう。 箔も一緒にお願いしますよ。はいっ  カシャッ
おおっ、いい感じで正面を向いているではありませんか 大きさと存在感では敵わないものの、白さでは観音様といい勝負ができましたよ。



大船観音様に別れを告げたあと、私たちは帰宅の途に就きました。 その間に、大船駅で買ってきた味噌ひれカツ弁当をいただくことにしましょう う~む、甘辛い味噌がカツに絡まっていて、美味しいですね。 そして、22時頃には自宅に到着しました。

今回のスピクラ展は、前回に引き続いて雨の影響でコンパクトなものとなりましたけど、私にとっては充実していました。 それでも、次回の秋展は晴天の空のもと、横浜そごうの屋上で開催できるといいですね。天気によっては、より多くのスピ仲間が集まるかも知れませんよ。さらに欲をいうと、ほどほどの陽気で炎天下にならない程度でお願いしたいです。


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