波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

うなぎパイでうな丼を作ろう!(蒲焼き編)

2018-02-28 01:17:16 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
皆さんは、NHK大河ドラマの「背5丼」……… ち、違うでしょ ウチのパソコンで「せごどん」を変換したら、怪しい丼(どんぶり)みたいな名前が出てきてしまいました。 何ですか?背5丼って。それでも、ネタになりそうなのでそのまま載せてしまいました。
※「せごどん」で意のままに一発変換できる器機は、多分ないと思うのですけど。(編集部注)
とにかく「西郷どん」のことにございます。そのドラマの中で、鈴木亮平さん演じる西郷吉之助(のちの隆盛)はウナギが大好物で、彼が川でウナギのつかみ取りをするシーンが多く観られます。 その当時は、日本にたくさんのウナギがいたのですね。 そのような中で………



最近、新聞にこのような衝撃的な記事が載りました。 養殖ウナギのもととなる稚魚のシラスウナギが、前年の同時期の100分の1しか獲れないなんて……… ただでさえ品薄で高価なウナギが、より手の届きにくい存在になってしまいそうです。そんな危機的状況の中で、私は考えました。「そうだ またあの企画をやってみよう」

その気になる企画とは……… って、すでに今回の日記のタイトルにも出ているので、バレバレですよね。そうです あのうなぎパイでうな丼を作るというのです。実は私は以前にも同じことをやっていて、当箔波日記のネタとして載せたことがあるのですよ しかも、1度ならず2度までも。 うなぎパイは、ウナギの産地の浜名湖や浜松の銘菓で、その地方にある春華堂が製造・販売しています。
………という流れで、今からうなぎパイを調達しに行くのですけど、ただ近くの店で買うだけではナンなので………



浜松市西区大久保町にある、うなぎパイファクトリーにやって来ました ちなみにこちらは、春華堂が運営している工場で、うなぎパイを製造している様子などを見学することができます。



その屋外には、移動カフェのうな君号うな君の像がありました。ちなみに、うな君は春華堂のオリジナルキャラクターで、うなぎパイ職人の見習いでもあります。彼が頭に巻いているウナギの鉢巻きにはなんと 人格、いや、鰻格があって、こいつはしばしば動いて人間語でしゃべったりするのですよ。
それはさておき、今から皆さんをうなぎパイファクトリーの屋内にご案内いたします。



入ってすぐのところには受付があり、そのすぐ横から見学コースが始まっています。 その覗き窓からは、うなぎパイを焼いている様子を見ることができるのですよ。



パリッと焼かれたうなぎパイには、ハケでガーリック入りの特製だれが塗られ………



その完成品は検査を経て、箱に詰められ出荷されます。 こちらの様子は、2階から観察できます。



さらに順路は、うなぎパイシアターに続きます。こちらでは、うな君と少女の案内で、生地からうなぎパイが完成するまでの工程を、わかりやすく解説してくれます。
その出口から、うなぎのトンネルを潜っていくと………



巨大うなぎパイとの撮影コーナーが待ち構えているのですよ ちなみにこちらのうなぎパイは、非売品にございます。



ファクトリーの欄干をよく見てみたら、うなぎの形をしていました。 その向かい側にはカフェがあり、そこではうなぎパイをアレンジしたスイーツなどを味わうことができます。
順路は、階段を降りていって再び1階に。そこには………



小椋佳さんが歌う「うなぎのじゅもん」のビデオが、振り付けつきで流れていました。気分が乗った方は、その場でお踊りくださいませ。
 うなぎの元気根気勇気本気~、うなぎ~ぱいぱいぱ~い。
数々の誘惑で、うなぎパイ食べたい欲に支配された状態で、工場見学を終えようとしたところに………



おみやげコーナーがあって、こちらでうなぎパイ関連の商品を買わせようという魂胆にございます。 うなぎパイにすっかり魅了されたら、両手が塞がるぐらいご購入くださいませ。



そういう私は、見学者用プレゼントのミニうなぎパイだけを持ち帰って……… 検証に使う量は、少しだけでいいので……… スミマセン。



うなぎパイ丼を作るには、うなぎパイの他に、ウナギのたれ、山椒少々と、ご飯を用意します。



まずはうなぎパイに付いている砂糖を、スプーンなどで可能な限り削ぎ落とし、さらに皿の上でウナギのたれを塗って………



オーブントースターで焼きます。 今回は3分ほどやってみました。これだけの時間があれば、先述の「うなぎのじゅもん」が踊れますよ。 しかも、フルバージョンで!待ちきれない方は、体を動かしながらお待ちくださいませ。



焼き上がったら、そいつを丼に盛ったご飯の上に乗せ、ウナギのたれと山椒を振りかけて完成となります。



気になるお味のほうは………
ふぉっ! うなぎパイのカリカリっとしたスナック感は抜けていないのですけど、ウナギのたれが必死になってうな丼の方向に向かわせようとしています。それに、山椒も助太刀していますし。
炭焼きレストランさわやかの看板商品のげんこつハンバーグは、ハンバーグをステーキに近付けようとして開発されたと云われています。 うなぎパイにはウナギの粉が練り込まれているので、私たちの努力と探究心で、よりうな丼に近付けるハズです。もしその夢が叶ったら、うなぎパイはウナギの救世主として崇められることでしょう。 それとは別に、箔波日記に何回か出てきた奥山の方広寺では、ウナギや肉類を使わなくてもうな丼の風味がする、その名もズバリ「精進うな丼」なるものが食べられるそうです。 私はうなぎパイ丼を究めつつも、そちらのうな丼にも近々手を、いや、口をつける所存にございます。


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雪が降ったらスキー場へ

2018-02-24 01:02:13 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記で、皆さまには箔にたくさんのお祝いのお言葉や心配りをしてくださり、ありがとうございました。 彼は今回の誕生日を、身体に不具合を抱えつつ迎えたのですけど、一時期の危うい状況からは脱して元気を取り戻しつつあるので、ご心配には及びません。たぶん、きっと。 それよりも、こんなにも皆さんから大切に想ってもらえて、彼は幸せ者です。これからは、ムリなく穏やかな日々を、私も一緒に歩んでいく所存にございます。

話は変わって、今冬は寒波の影響で北陸や関東地方などが豪雪に見舞われました。 犠牲者までも出てしまい、インフラが麻痺して生活にも支障が出たのですけど、今は落ち着いているでしょうか?



そういう白黒茶々地方は、めったに雪は降らないのですけど、1月25日の朝にはあたり一面が真っ白になるぐらい積もりました。 これだけの雪があれば、スキーができそう……… という流れで昨年のようにスキー場にワープしたいのですけど、ちょっとムリがあるような。 ちなみにこの雪は昼前にはすべて溶けてしまいました。



それでもスキーの支度をしたので、滑………
ぐわっ カメラの手前でコケてしまったので、自撮りは失敗です。 いきなりの急展開というか、我ながらムリヤリ感は否めないのですけど、とにかく順を追って説明します。



話は雪が積もった日から3週間前の、1月4日にまでさかのぼります。 私は毎年、お正月休みの終わりはスキーの初滑……… いや、その当時は家に受験生がいたので、彼を対象とした禁止用語はなるべく使わないようにします。 ということで、スキー板を履いてゲレンデの頂上から雪の上を麓まで移動する行為をするために、愛知県に唯一あるスキー場の茶臼山高原に向かいました。 この頃はまだ雪は少なく、山道の脇に残っている程度でした。



こちらのスキー場は2年ほど雪不足に悩まされ、特に昨年はリフトも動かせない状況だったので、私はその年はもっと先にある信州平谷高原に浮気しました。 それでも、今季は茶臼山でもスキーができるという情報を得たので、私は今年のスキー事始めはこちらですることにしました。
ほぼ万全の体制ということもあって、ゲレンデはたくさんの人で賑わっていますね。



一昨年前に訪れたときには「一部滑走可」となっていたのですけど、その時は麓のファミリーゲレンデとソリゲレンデにしか雪がなく、こちらのベルコン(ベルトコンベアー)リフトが動いているだけでした。



それが、今回はリフトに乗って山頂にまで行けるようにまでなっていて。 ゲレンデのコース以外のところにも、雪が積もっていますね。



こちらの中・上級者コースは、雪の量は足りているようにも見えるのですけど、まだ封鎖されていますね。それに伴って、そこに繋がる第2リフトも稼動していませんでした。



とかなんとか言っているうちに、山頂にたどり着きましたよ ちなみにこちらに私が降り立つのは、3年ぶりとなります。それから真っ正面に見えるのが、茶臼山にございます。 スキー場の名前は「茶臼山高原」なのですけど、ゲレンデがあるのは萩太郎山。なので、正確には「茶臼山を臨みながら萩太郎山のコースを滑……… いや、スキー板を使って移動する、高原のスキー場」ということになります。



うんちくはこれぐらいにして、いよいよスキーをしますよ 「それよりも、後ろに何かの動物がいる」ですって?どれどれ……… あっ あれは………



そいつの正体は、茶臼山高原のある豊根村のご当地キャラで、名前は「ポンタ」といいます。タヌキをモチーフにしているだけに、ゆるい動きをすると思いきや、彼はゲレンデを猛スピードで突き進んでいきましたよ まったく、とんでもないタヌキです。 中の人はちゃんと前が見えているのでしょうか?いや、決して中に人が入っているなんて言ってはいけませんよ。
なんとかコースの途中で追い付いた……… というより、止まって待っていてくれたのかも。それでも、私がカメラを向けたら、ポーズをキメる余裕を見せていました。



そんなポンタですけど、グリーティングの時間にはチビッ子たちにプレゼントを配ったりしていました。 それから、彼は3月4日の「北区 De まつり」にもやって来るので、逢ってみたい人がいましたら、そちらのほうにお越しくださいませ。



一方の私は、後半はミニスキーに履き替えて、気が済むまで坂道移動をしまくりました。



1月はもう1ヶ所、長野県平谷村の平谷高原に行き………



2月には、長野県阿智村のヘブンスそのはらにもスキー板を踏み入れました。



こちらのスキー場は、ハローキティが巣食っているということでも知られています。 隣にいるブラック・キティみたいなのは、クロミちゃんというみたいです。アテンダントのお姉さんは「今日は特別にこちらに遊びに来てくれました」と言っていましたけど、本人、いや、本猫?から話は聞けなかったので、彼女の位置付けというか、キティちゃんとの関係はわからないままです。

さらに来月にもう1回スキーに行って今季は締める予定ですけど、スキーシーズンが終わったら、もう春になっています。 春にはワンコイベントやオフ会などで、お仲間たちと集まる機会が増えるので、また楽しみですね。 それらの場所で、たくさんの方たちと交流できますように~


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箔14回目の誕生日

2018-02-21 01:10:29 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
2月18日は箔の誕生日で、今年で14歳になります。 今までの彼は病気知らずで、ただひたすら歳を重ねていったのですけど、今年は違うものとなりました。



以前の日記でも何回か触れたのですけど、昨年の秋ぐらいから箔の下唇にはおでき(腫瘍)ができていました。 最初はただ赤くただれてたいる程度だったのですけど、それは徐々に拡大していきました。さすがの私も「これはイカン 」と思い、獣医さんに診せたのですけど………
「組織が集まっているところなので切除しにくくて、せっかく取っても再発するか大暴れする恐れがある」と言われました。田舎の小さな病院だからかも知れませんけど、この段階で都市部のもっと大きくて設備の整ったところで再診してもらったら、違う治療法になっていたのかも知れません。

その一方で、箔は高齢なのでリスクのある麻酔や手術はなるべくさせないで、自然にまかせたいという気持ちもありました。 彼は年齢のワリには若々しいので、多少の手術は大丈夫 とも思ったのですけど……… いろんな葛藤を抱えつつも、彼は口元の腫れ以外は今までとまったく変わらず元気だったので、そのまま様子を見ていくことにしました。



とはいっても、それ以降は全く何もしなかったというワケではありません。 従来のご飯はカリカリのフードのみを与えていたのですけど、箔は患部が邪魔で食べにくくお残しするようになったので、犬缶を混ぜてあげるようにしました。これに彼は大喜び あっという間にご飯を平らげるまでになりました。



それと平行して、お友達から「知り合いの子のワンコも顔に腫瘍ができて、その子は漢方のお茶を与え続けたら治った」という情報を得ていました。それは高価なものだったのですけど、事情を話したら特別に余っているものを分けてくださいました。 ただし「(そのワンコが)13歳になったときに再発し、また与えてみたのだけど、2度目は効かなかった」とも仰っていました。それでも試してみる価値は大いにあり、効いたらラッキーなので、そいつを箔のご飯に混ぜたりしてその効果を観察しました。 その結果………



腫れ物は治らず、むしろ少しずつ大きくなっているようにも見えました。 それだけではなく、箔の通じがなくなり、食欲も落ちていき、犬缶入りの豪華ディナー(?)にも口をつけないまでになってしまいました。それにともなって彼の元気はなくなり、動きや表情からも覇気を感じられなくなってしまいました。それらに追い討ちをかけるように、顔やまぶたまでもがパンパンに腫れて……… このままの調子で、あとは死に至るまで坂を下っていくだけなのでしょうか?

12歳を過ぎたあたりから、同世代のお仲間が次々と亡くなっていったこともあって、私は箔は歳が歳だけにいつお迎えが来てもおかしくないと思うようになりました。オフ会やワンコイベントなどでスピ友達と集まっても、もしかしたらこれが最後になるのかもとも。それでも、目の前にいる箔が元気いっぱいなうちは、彼がいなくなるという実感はまだ完全には湧きませんでした。
それが、弱っている箔を見ていたら……… 仕事などで自宅から離れている間も、私は彼のことばかり考えるようになりました。その時点で、誕生日まであと1ヶ月半以上。ここまできたら、せめて14歳になるまで頑張ってもらいたいです。

箔の便秘は4日ほど続き、私は「せめて少しでも楽になるように、病院に連れてって浣腸をしてもらおう」と決意しました。 ………というまさにその時、彼の排便は復活したのです それだけではなく、つかえていたものが取れたかのように食欲も戻り、元気も出てきました。 それは、節分の前日のことでした。



顔は腫れたままなのですけど、少し復活して挑んだ豆まき……… のあとの豆掃除。 そのまた2日後には、顔の腫れは引きました。
しかし左目は開かないままで、散歩の際の足取りも重く、毎朝のコースも縮小せざるを得ませんでした。これは体の不調によるものでしょうか?それとも、年相応に衰えているのでしょうか?



そうしているうちに、左目は少しずつではあるのですけど、見開いてきました。 それによって視界が開けてきたからでしょうか?ちょっと前の停滞期よりは、ハキハキと歩くようになりました。それから、全盛期にまでは至らないながらも、再び彼の吠え声まで聴けるようにもなりました。 もしかしたら、ちょっと遅れていただいた漢方のお茶が効いてきたのかも知れませんね
口元の腫れは相変わらずで、その患部をこするので前足は今まで以上に汚れています。身体の具合は以前のように万全とはいかないのですけど、他のところは元気なので、変化に気を付けつつも平常心で彼を見守っていくようにします。



そのような状況で迎えた、今回の誕生日。 箔の健康面が心配だったこともあって、今までとは違ってとてもありがたく感じました。



その記念すべき日を祝うために、かぼちゃの豆乳ムースのケーキを用意しましたよ まずは、そいつを前にしてお座りの体勢で待つ箔の姿を撮って……… 歳取ってから膝にくるのか、彼は「おすわり」を渋るようになりました。それに加えて、畳の上でのふんばりも効かなくなりましたし。 それでも、写真を撮る数秒の間、堪えてくれ



しかし、それらの条件に美味しそうなケーキの誘惑も手伝って、彼は喰らい付いてしまいました。 ま、まあそれだけの元気があればよろしいということで。



大切な愛犬が何歳まで生きれば満足できるという制限はないのですけど、このようにして箔が14歳の誕生日を迎えることができて、ホッとしています。 今までのようにはいかないのですけど、一緒に過ごす1日1日が神様から与えられた宝物のように思えます。そんな感じで、これからは彼に関してはあまり悲観的にはならず、前向きに捉えていきたいです。


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志津城跡と浜名湖GPとオフ会のお知らせ

2018-02-17 01:26:08 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回、私・の白黒茶々家の1人と2頭は、旧舞坂宿を訪れました。 渡船場でカッコよく(?)締めたのですけど、そのあとは話の流れに沿って次の目的地まで船に乗っていったりはしませんでした。 ということで、鉄の駕籠に乗って私たちが向かった先は………



浜松市西区村櫛町というところでした。 浜名湖ガーデンパークの北の道路沿いには、「志津古城趾」と記された石碑があります。その周辺には、「井伊直虎ゆかりの地」の赤いのぼりが立てられていますね。 私は近くに住んでいてこのお城のことを知っていながらも、今回初めて訪れました。



志津城は、正暦4年(993年)に巡検使として遠江へ下向した藤原共資によって築かれたと云われています。 共資は遠江国司として居城し、のちに井伊谷の井戸端で拾った(井戸から発生した?)赤子を養子として育てました。その赤子が、井伊家の御初代となる井伊共保だったのです やがて共保は井伊谷に移り、志津城は廃城となりました。



せっかくなので、箔と波も記念写真に納まってくださいませ。 かつての志津城は、浜名湖に面した山の上にあったのですけど、その山は周辺を埋め立てるために削られ、現在はお城の痕跡を伝えるものは城址碑以外にはほとんど見られません。 この近くの小丘には共資の石碑や神社があるそうですけど、今回は端折らせていただきます。ということで、次の目的地に向かいますよ



………と言いつつやって来たところには、モザイカルチャー的なモグラのオブジェがあります。 冬枯れの時季には、このようになっているのですね。これだけでおわかりになる方もいらっしゃると思うのですけど、すでに志津城の前段階で答えが出てしまっていますよね。



はい、そうです この日の私たちの最終目的地は、浜名湖ガーデンパークだったのです。日記のタイトルの「浜名湖GP」は、グランプリではなくガーデンパークの略であります。



広い園内はワンコにとっては絶好のお散歩コースとなるのですけど、今回は箔に合わせてムリなくゆっくりと歩いていくようにします。



浜名湖花博からガーデンパークのイメージキャラクターとなっている、のたね君(ちゃん?)に箔と波のリードを預けてみました。



こちらでも、もう1枚。箔は、最も調子の悪い状態のときに連れ出したのでこのような悲惨な顔になっているのですけど、その翌日になってなぜか急激にその腫れは引きました。 もしかして、今回のお出かけが彼の免疫力を高めたのでしょうか?さらに最近は左目もほぼハッキリと開き、ハキハキと歩くようになりました。 といったトコで、皆さまにお知らせがあります。
来月の18日に、こちらの公園で、なつみかんさん主催の白ふわオフ会が開催されます。

日時    3月18日(日)
場所    浜名湖ガーデンパーク
集合時間  お昼を済ませて13時に………
集合場所  北駐車場横の緑地広場

※集まったあとは、自己紹介をしたり、歓談や写真を撮ったりしつつ、園内を散策します。



参加を希望される方は、なつみかんさんのブログか、当箔波日記のコメント欄、メールなどでお知らせください。 もちろん、当日の飛び入り参加も大歓迎です。白ふわが好きで、白ふわたちにまみれたいという方は、ふるってご参加くださいませ。 ただし、雨天の場合は中止とさせていただきます。

さらにもう1つ、お知らせがあります



白ふわオフ会の2週間前となる3月4日(日)には、浜松市北区都田町にある都田総合公園「北区 De まつり」がおこなわれます。 こちらは三遠南信(愛知県東部、静岡県西部、長野県南部)が終結し、それぞれの地域のブースや出店があり、出世大名家康くんや出世法師直虎ちゃんを含めた、ご当地ゆるキャラもやって来ます。また、ミルク甘酒やポン菓子がふるまわれ、スタンプラリーも用意され、イベントの最後には餅まきもおこなわれます。ワンコイベントではないのですけど、ワンコ連れも多くて毎年スピマジックが起こったりするのですよ もちろん、白黒茶々家もその会場に出没する所存にございます。
「北区 De まつり」に少しでも興味をお持ちになられた方は、その当日に都田総合公園にお越しくださいませ。会場では、白黒茶々家がお待ちしております。


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浜名湖畔の宿場町・舞坂宿探訪

2018-02-14 01:05:49 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記でも触れた通り、は足腰が弱り、以前のように長い距離を歩いたり高い山の上にあるお城に登ったりするのはままならなくなってしまいました。 それでも、彼はもともとお出かけするのが好きなので、たとえ身体が不自由になったとしても、私は連れ出すようにするつもりでいました。 ひょっとしたら、そのことが明日の活力に繋がるかも知れませんし。逆に、もしそうすることで彼の寿命が縮んだとしても、彼が喜ぶのなら………
そのようなワケで、節分の翌日の日曜日は、箔を近場でムリなく歩けるような場所に連れていくことにしました。もちろん、も一緒ですよ。 そのような条件に合うところといえば………

そしてその当日に、クレートを車の中に運び込んだりして準備をしていたら、お出かけオーラを察した箔は大興奮 さっきまでヨボヨボしていたのに、「早く連れていくのだ 」とでも言わんばかりに騒ぎだしました。 これだけでもかなり活力が蓄えられそうです。



浜松市の中心部から西の方向にぐいぐいと進んでいくと、西区舞阪町の旧東海道の松並木に行き着きます。 そこからさらに国道301号線を横切り、町中に入っていくと………



道の両脇に、見付石垣が現れます。 そう、こちらは東海道の30番目の宿場町の舞坂宿があったところなのですよ 私は数年前……… 波が来る前のことなので3年以上も前に、舞坂宿のネタを作るために、こちらを訪れました。 しかし、ブログで発表するタイミングをことごとく外し、没ネタとなってしまいました。 あの時も、寒風吹きすさぶ同じくらいの時季だったのは、運命のイタズラでしょうか?それはさておき、とにかく先に進ませていただきます。



そうしたら、そろそろ箔波ちゃにも歩いてもらいますよ。 昔の宿場町には、古くて趣のある建物がちらほらあります。



さらにその一角には、天保9年(1838年)に建てられた舞坂宿脇本陣の建物が復元整備されているのですよ ちなみに脇本陣とは、普段は一般客を対象とした旅籠を営んでいるのですけど、大名専用の宿の本陣が満室で入れなかった際に、臨時にその大名を受け入れることができる施設のことであります。 そういうこともあって、脇本陣には両方の客に対応できるような仕掛けがあるのですよ



………ということで、今から皆さまをこちらの脇本陣にご案内いたします。 ちなみにこちらは、入場無料となっております。 ただしワンコは入れないので、箔波ちゃは車の中で休憩していてくださいませ。



立派な唐破風付きの玄関は大名のための出入口で、一般客はその反対側を使用していました。 それらを入ってすぐのところには、受付や精算をしていた板の間があります。さらにその上には………



2階の客室が構えられています。「大名を足下にしてはならない」という理由で、本陣は必ず平屋建てなのですけど、こちらは脇本陣なのでこのような部屋があっても許されるのですよ。



昔の町家は鰻の寝床状態で、とにかく奥行きが長い ということで、中庭を挟んで客室が連なっております。



もちろん、建物内には昔ながらのお風呂もあります。 こちらは一般客用ですね。それにしても質素で、スペースもかなり狭いです。



ちなみに、大名用は奥のほうにあります。こちらはゆったりとした広さで、風呂桶も塗られていてグレードアップしていますね。



大名風呂こと上湯殿のそのまた隣には、大名のための厠が 畳敷きの個室は、ゴージャスそのものですね。 ただし、使い心地を試すことはできないみたいです。



そして極めつけは……… 脇本陣の最深部に上段の間がしつらえてあるのですよ 一段高くなっている部屋に、さらに厚い畳で高いスペースを作っておられる さらに、その上に分厚い座布団が置いてあるときたもんだ そこに座れば、殿様気分を味わうことができると思うのですけど、残念ながらこちらも使用は禁止されていました。 なので、私はその後ろに控えめに座らせていただきました。
脇本陣からのリポートは以上であります。 そうしたら、再び外の様子をお伝えします。ということで箔波ちゃ、出番ですよ 準備はできているでしょうか?



脇本陣からさらに街道を西に向かって歩いていくと、浜名湖に行き当たります。 こちらは本雁木というかつての船着場跡です。雁木は、本来は「がんぎ」と読むのですけど、こちらの地方では「がんげ」と訛るそうです。 舞坂宿には船着場が3ヶ所あり、南側は荷物の積み降ろしに、こちらは一般の旅人の輸送に、それぞれ使われていました。 さらにもう1ヶ所………



北側には北雁木(きたがんげ)があるのですよ 灯籠や石垣、石畳が整備されていて、昔の船着場の雰囲気がありありとなっております。こちらは、主に大名や幕府公用役人が利用したところであります。
浜名湖の南部は、室町時代に起きた地震によって分断され、今切れという境界ができ、太平洋と繋がりました。なので、舞坂宿から次の宿場となる新居宿までは約7キロの海路を渡っていくことになります。 しかもその渡し船は、問答無用で新居関所に着岸するので、取り締まりは避けられないのですよ。ちなみに関所でのチェックは、通行手形の有無、鉄砲などの武器の有無、身体検査(開チン含む)、………などなど。 その新居宿の探訪は、またの機会にさせていただきます。
それよりも、箔の顔が最も腫れた状態で、それに強風にもさらされて気の毒な姿となってしまいました。 そのような状態でも、私たちはさらに近くのお出かけスポットに2次会に行ったのですよ。目的地とそこでの様子は、次回の日記で公表させていただきます。


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今年の節分と箔の状況

2018-02-10 01:19:12 | 年間行事
おには~そと、ふくは~うち!白黒茶々です。
今年も節分の日がやって来ました ということで、今回は皆さまにこの時季ならではの気節ネタをお届け致します。 ………とはいっても、世間では節分はすでに終わっていて、気持ちは雛祭りに向かいつつあるのですけど。 日記の内容が旬の時期から少し遅れるのは、箔波日記ではよくあること ということで、今回は今月3日に白黒茶々家でおこなわれた節分の様子をお伝えします。



節分にまつわる一連の行事は、晩御飯で恵方巻を食べるところから始まります。しかし、そいつを買いに行った箔母さんがなかなか帰ってきません。まさか、鬼と間違えられて退治されてしまったのでしょうか? いやいや、そんなハズはありません。 それからかなり経ってから、ようやく戻ってきました。
「いや~、スーパーで値引きシールを貼ってもらえるまで粘っていたら、すっかり遅くなってしまった」
とにかく無事で、恵方巻も確保できたみたいでよかったです。



それからしばらくして、食卓に節分メニューが並びました。 例年では恵方巻にコンビニ推奨のそばの組み合わせなのですけど、今回は豚汁でした。 あと、その他のおかず少々。この食べ合わせも、またアリかと。



そうしたら、恵方巻を丸かじりしますよ 今年の恵方は、南南東。そういえば、毎年似たような方角を向いているような気がするのですけど。 そのことを紐解いてみたら、16方位のうちの4つしか恵方にならないとのことです。 とにかく、無言で願い事を念じながら、もごもごもご………
3人同時にスターとしたら、たつぴが最初に食べきり、私、箔母さんの順にゴール(?)しました。



節分食が済んだら、お待ちかねの豆まきの時間と相成ります。 まずは、ニャンズに鬼のお面をかぶせて……… 嗚呼、逃げちゃった その時すぐ近くにいたというか、唯一捕まったのが、京ちゃでした。 彼女は普段から茶虎のパンツを穿いている状態で最も鬼に近いので、適役かと(く、苦し~ )。だからと言って、決して豆をぶつけたりはしませんよ。



次はワンズたちも引き込んで、鬼サミットといきましょう しかし、鬼のお面が足りないので、箔ちゃ波ちゃは顔隠しなしということでご了承くださいませ。
そうしたら、いよいよ鬼が大暴れする段階と相成ります。皆さま、彼らを迎え撃つ準備はできているでしょうか? すでに私は鬼役を済ませているので………



たつぴ鬼、キター
そうしたら、遠慮なく 鬼は~そと 鬼は~そと 鬼は~そと ………
※白黒茶々さん、「福は内」をすっかり忘れていますよ!(編集部注)



たつぴ鬼に引き続いて、今度は箔母さん鬼が現れました。 こちらも豆で撃退してやる えい、えい



ところが、彼女は金棒ならぬメガホンで豆を打ち返してきたのです 清宮君、キター
………じゃなくて、球(豆)は小さいく、お面で視界も狭まっているハズなのに、彼女はかなりの確率で当てていますよ。 これは、家のヒト敗れたりです。
勝敗はさておき、豆合戦のあとの家の床には大量の豆が散乱しているので………



ここで箔と波の出番となります。落ちている豆を食べまくって、床を掃除してくださいませ。



彼らはすっかり勝手がわかっていたみたいで、私が呼びに行くのを待ちわびていました。 ただし、食べるのは歳の数だけにしておいてくださいね。



これまでに何回か写りこんでいましたけど、箔は口に腫瘍を持っていて、今月に入って急激に悪化しました。口から顔面にかけて広がったのでしょうか?マズルや左のまぶたがパンパンに腫れて、このような姿となってしまいました。彼は13歳の年齢を感じさせないぐらい弾けていたのですけど、体調が悪いと別犬のように覇気がなくなります。今はまさにその状態です。それに加えて、ここにきて足腰も一気に弱まってきました。
それでも食欲はまだ旺盛で、以前から食べさせてきたフードのカリカリに犬缶の助けを借りつつも完食し、排泄もちゃんとしています。なので、すぐにどうにかなることはないとは思うのですけど………



そうしたら、節分の翌々日になって急激に顔の腫れが治まりだし、左目はまだショボショボしているのですけど、全体的にスッキリとしました。ちなみにこれは、今月7日の様子です。とはいっても足に力強さはないままで、体調も一進一退。今月18日の14歳の誕生日までは大丈夫だと思うのですけど、これから先のことはわかりません。いずれにしても、今まで以上に日常の中で彼と一緒に過ごす時間を大切にしていきたいです。


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初めての初山と行き慣れたドッグラン(湖北五山その3)

2018-02-07 00:58:31 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
私・の白黒茶々家の1人と2頭は、前回までに湖北五山のうちの4つをいちおうクリアしました。 前回の日記は、その日をもって営業を終える「直虎タウン」を見届けるために脱線したまま終わってしまいましたけど、今回はお寺から入らせていただきます。 大河ドラマ館から国道362号線を車で12分ほど東に行ったところに………



初山宝林寺はあります。 その小高い丘の上に続いている階段を上がっていったら、山門が見えてきました。



風格のあるこちらの門は、元禄6年(1693)に建立。 柿屋根の葺き替えなどの修理がおこなわれ、その工事はつい最近終わったそうです。その正面には………



このお寺のシンボル的存在ともいうべき、佛殿が構えられています。 初山宝林寺は、江戸時代初期の寛文4年(1664年)に、金指の旗本の近藤貞用が明国の僧の独湛(どくたん)禅師を招いて開創されました。いわゆる唐招提寺ならぬ、明招提寺(?)にございます。黄檗(おうばく)宗の寺院ということもあり、伽藍は中国明朝の建築様式となっております。
………ということで、いよいよそれらの実態に迫るのですけど、ここから先は有料ゾーンでワンコは入れないので、箔波ちゃには車の中で待機していてもらいます。 それから、入場受付は東の駐車場から上がっていったところにあるので、せっかく上がってきた階段を再び降りていかなければなりません。



いきなり本命の佛殿でテンションを上げるのもナンなので、まずはその周辺をチョロチョロさせていただきます。 佛殿の向かって右側には、同時期に建てられた浜松市指定文化財の報恩堂があります。 その内部には、宗祖隠元禅師の等身大の木像、近藤家代々の位牌、独湛禅師の両親の位牌などが安置されています。



それから佛殿のナナメ後方には、金鳴石なるものがあります。「支那金鳴石初山永宝」と刻まれた、大きくて平べったい石を小さい石で叩いてみたら、独特の澄んだ音がしました。 「金のなる」ということで、金運上昇・商売繁盛のご利益があるそうです。



さらに佛殿の真後ろには、正徳6年(1716年)に建立された方丈が現存しています。住職が寝起きしたり、雲水(修行僧)を指導したりする場所で、茅葺き平屋建て。国の重要文化財に指定されています。



お待たせいたしました!いよいよ佛殿に参ります。 こちらの建物は、寛文7年(1667年)に建てられ、黄檗宗伝来初期の中国明朝風様式を現代に伝えています。また、国の重要文化財にも指定されています。
その内部は角石敷きですけど、靴を脱いでスリッパに履き替えてお上がりくださいませ。



広くて開放的な内部には、正面に本尊の釈迦三尊像、左右の厨子には達磨大師像武帝像(いずれも県指定文化財)がそれぞれ安置されています。



さらにそのまた両側面には、二十四善神立像が連なっているのですよ 疾病を治す神、足が速くなる神などがいるので、特にお願いしたい分野のある方は、それに該当する神を見つけてお祈りしてくださいませ。
初山宝林寺の案内は以上で終わりです。しかし、このまままっすぐ帰るのもナンなので………



同じ方面にある、新東名高速道路の浜松サービスエリア(上り線)に寄っていくことにしましょう やはりこちらも下道からの侵入で、ぷらっとパークに車を止めていきました。



まずは、建物の前で記念撮影をば。 浜松市は楽器の街ということもあって、ピアノのようなデザインとなっております。その関連で、こちらでのおみやげは源氏パイのピアノブラックがオススメです。



こちらに来たら、やはりドッグランに入っておきたいですね。 というよりは、ドッグラン目当てで来たといったほうが。スピッツが該当するその中・大型犬専用スペースは、やや小さめなのですけどたくさんのワンコで賑わっていました。



ドッグランの中では、大きなワンコたちが勢いよく駈けっこをしていました。 その様子は、見ている方も気持ちいいです。



一方の、箔と波はいつものごとく走っていないのですけど、自分のペースで楽しんでいるのなら、まあいいでしょう。



1月中旬の時季だけに、日が傾いてきたら急激に冷え込むようになりました。 そろそろ撤収しても、よろしいでしょうか?
3話にもわたる今回の湖北五山の特集企画では、5つの名刹をメインにしてその周辺の名所やお薦めスポットも紹介させていただきました。地元民ということもあって、今までになかなか行くことがなかったような場所でも、こうしてじっくりと探訪してみたら、思っていた以上に魅力がありました。 あとは、知名度ですね。皆さまもこちら方面に来る機会があったら、湖北五山にも立ち寄り、それらが満足できる内容でしたらぜひ広めてやってくださいませ。


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最終日の直虎大河ドラマ館(湖北五山その2)

2018-02-03 01:04:48 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私は箔と波を伴って湖北五山こと奥浜名湖の寺院を巡っています。 流れからして、これから3つめの名刹を目指すところなのですけど………



通り道にあってせっかくなので、浜名湖サービスエリアに寄っていくことにしました。 とはいっても、高速道路に乗って高飛びするというワケではなく、今回は下道からぷらっとパークに車を止めて、侵入しました。



こちらに来たからには、やはり浜名湖をバックにして記念撮影をしておきたいですね。 今回も、旅のスピッツと行き逢うことを密かに期待していたのですけど、狙うとダメみたいですね。ということで、休憩が終わったら次の目的地に向かいますよ



順番からして、奥山の方広寺の出番となるところなのですけど、そちらには昨年の9月に箔波ちゃと行ったばかりなので、今回は説明だけとさせていただきます。



こちらは奥山半僧坊の名で知られている、臨済宗方広寺派の総本山にございます。 建徳2年(1371年)に後醍醐天皇の皇子の無文元選禅師によって開創されました。しかし近代になって山火事に遭い、明治時代以降に次々と堂宇が再建されていきました。 広い境内を、五百羅漢を眺めながらワンコと一緒に散策するのもいいのですけど、写経や座禅、精進料理といった禅寺体験もしておきたいですね。



方広寺の次は、龍潭寺に行くところなのですけど……… スミマセン、こちらもその「まさか………」なのですよ。 一昨年前の10月に行ったばかり……… いや、それほどのブランクがあれば、再訪してもいいところなのですけど、今回は井伊直虎関係でどうしても寄っておきたいところがあるので、端折らせていただきます。



龍潭寺は、天平5年(733年)に行基によって開創されました。 のちに井伊家の菩提寺となり、庫裡本堂開山堂の建物は、県の文化財に指定されています。また、江戸時代初期に小堀遠州によって造られた庭園は池泉回遊式で、こちらは国指定名勝。龍潭寺を訪れたら、ぜひ見ておきたい場所でもあります。

気持ちだけ方広寺と龍潭寺を散策してきたことにしておいて、私たちの肉体は浜松市北区細江町の気賀方面に向かいました。 ちょっと湖北五山から脱線することをお許しください。 ということで、こちらにあるものといえば………



そうです 利用者専用駐車場から田空直虎ショップ、気賀関所、「おんな城主 直虎」大河ドラマ館の施設が連なる、いわゆる「直虎タウン」が形成されているのですよ。ただし、ドラマは昨年の12月で終了。直虎関連の諸施設のほうも、私たちが訪れた1月14日をもって終わることになっていました。そういうこともあって、この日のその一帯は、多くの人で賑わっていました。



この日までは入場無料で、気軽に通り抜けすることができた気賀関所。有料に戻ってからも、このような感じでワンコと一緒に入ることはできるのでしょうか?



大河ドラマ館は、私が予想していた以上に混んでいました。 というよりは、混雑していると言ったほうが。それだけではなく、なんか皆さんは出待ちをしている様子ですね。やはり最終日は、ドラマに出演した俳優さんが訪れたりしているのでは?気になったので、出てきた人に聞いてみたら「う~ん……… 誰かですよね」要領を得ていませんでした。
やはり、大河ドラマ館をカッコよく締める有名人は……… 南渓和尚を好演した、小林薫さんあたりがいいですね。 脇役でも、源太郎(古舘寛治)と常慶(和田正人)の松下兄弟も生で見ておきたいですね。 特に古舘さんは、パチンコのコンコルドのローカルCMで、コンコルゲン(コンコルド人間の略)を長年演じていて、静岡県民には馴染みがありますし。 いずれにしても、人があふれていますし私はワンコ連れですし、しばらく待ってみてもその人が外に出てこないようなら、諦めるしかありません。



あとで調べてみたら、ドラマで井伊直虎(柴咲コウ)を支えた「ユキロック」こと、中野直之(矢本悠馬)と奥山六左衛門(田中美央)が訪れていたことが判明 脇役ながらも、2人とも個性的でいい味を出していました。
その時の私は「大河ドラマ館は、ガラ空きだったら入っておこうかな?」程度だったので、それほど執着していませんでした。それよりも、私にはこの日「直虎タウン」でどうしても見届けたいものがあったのです。 それは………



出世大名家康くんと出世法師直虎ちゃんらによる、こちらでのグリーティングのことでした。 私は彼らの最後の出番を見るために、こちらを訪れたのです。すでに記念撮影のための行列ができていますけど………



その前の段階で、直虎ちゃんはすぐに箔と波を見つけ、ナデナデしてきました。 この大きさは、ワンコから見たらかなりの迫力なのですけど、私がゆるキャラ好きで彼らはよく付き合わされてきたこともあってすっかり馴れていて、この日も平然としておりました。



ということで、今回は箔と波のリードを彼らに預け、記念撮影をしました。 この絵は以前にも撮ったことがあり、年賀状にも使ったのですけど、やはり目の前に家康くんと直虎ちゃんがいたら、ついお願いしたくなってしまいますよね。 そうしているうちに、グリーティングの時間は終わりとなりました。



そんな彼らにとっての最後のお客さんは、女城主時代の直虎の装いの女性と、お殿様?とにかく、この仕事を締めるのには最もふさわしい相手となりました。



嗚呼、家康くんと直虎ちゃんが帰っていく……… いかないで~
※白黒茶々さんは、このときのグリーティングが家康くんと直虎ちゃんの最後の出番だと思っていましたけど、そのあとの15時台にもう1回あったのですよ。そんな彼らとは、現在では毎週日曜日に浜松城公園のほうで逢うことができます。(編集部注)

今回は湖北五山のうちの2つの寺院は回想に頼り、この日で最後となる「直虎タウン」に走ってしまいましたけど、次回はちゃんと訪れます。 トリとなる仏閣も、なかなかのモノですよ とはいっても、任務を終えたあとにまたしてもお立ち寄りスポットに向かうのですけど。とにかく、このシリーズはその回で終わりとなるので、ここまで来たら最後までお付き合いくださいませ。


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