波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

スピクラ展のにぎわい(スピッツクラブ展覧会その3)

2014-04-30 00:01:23 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
箔日記の読者の皆さんには、前回よりは安心して読んでいただいていることと思います。 お陰さまで、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、無事にスピッツクラブの展覧会に潜り込むことができました。 話のほうは、午前の部が終わってインターバルに入ったということで………



グラウンドでは、球団のマスコットキャラクターやチアリーダーが踊って……… ではなくて、私たちはお昼をいただいていました。 ちなみに私が今まさに食べようとしているのは、来る途中で買ってきた朝マックのソーセージマフィンなどです。たつぴは、こちらもまた朝限定メニューのホットケーキですね。 今回はそれらをバッグの中にムリヤリ詰め込んだりしなかったので、宇宙食化することもなく原型を保っています。何はともあれ、いっただきまぁ~す  はもっ



午後の部に入ってから、スピクラ展のほうも白熱してまいりました。 まずは各部門の表彰からです。その中のパピー部門で、ルルちゃんが表彰されるという、めでたいことが 彼女は最近、シェルティー&スピッツさんの家に迎え入れられたばかりで、いきなりその輝きを放ちました。



また、アクアマリンさんのところのティアラちゃんがCHの完成を認定されました。 しかし、本ワンが会場に来ていなかったので、ラック君が彼女の名代を務めました。



それが済んだら、今度はユニコーン部門の審査ですね。ちなみにこちらは、去勢犬や保護犬を対象とした部門です。それにしても、見事に横一列に並んでいますね。



寿賞犬(シニア部門)では、ネロ君とマリアちゃんが表彰されました。メダルを首にかけて並んでいる姿は、立派ですよ。両者ともおめでとうございます。



こちらは特別賞を受賞した、モコちゃんこっとん君です。首にメダルをかけた飼い主さんたちも、キマっていますよ。



ヴィヴィアル家では、アル君と爽ちゃんが受賞しました。位置的に彼らの上にラック君が。 いえいえ、とにかくおめでとうございます



見学席のほうに目を移したら、とてもリラックスしている姿が見えました。 ちなみに、キャリーからお顔を出しているのがSKIP君、かあタンのお膝の上で脱力しているのがIVYちゃんです。



なんか三つ巴になっていますけど、ハル君るるちゃんの3ショットです。この段階からすでに が見えるのですけど………



抱っこされてからも、ハル君はるるちゃんに夢中でした。 その足元では………



箔がハル君のほうに夢中になって、ブンブンしていました。 そうしたら、るるちゃんの心はどこに向いているのか気になるところなのですけど、とにかく奇妙な三角関係でした。



気付いたら、ユキちゃんクレマちゃんも加わって、4スピに。とてもいい感じなので、一枚撮っちゃえ



さらに抱っこスピは増殖して、7頭にもなっていました。よく見ると、その中に私や箔の姿も どさくさに紛れて、ちゃっかり加えさせてもらいました。



こちらでも、集合写真をとっていますね。 左から、SKIP君IVYちゃん小豆ちゃん豆蔵君リエルちゃんキラ君ってトコでしょうか?



………と、宴もたけなわなのですけど、そろそろお開きの時間がやってまいりました。IVYちゃんはおネムのようですし、私たちもそろそろ帰路に就くことにしましょう。 この日、お留守番をしている箔母さんのために、横浜そごうでモロゾフのその時季限定品のイチゴのモンブランを買っていき………



沼津からはちょっと贅沢して、別途料金が必要な快速列車ことホームライナー浜松3号に乗っていきました。



この列車は速くて停車駅が少ないだけではなく、座席のほうもちょっとデラックスなのですよ。 さらに簡易テーブルも付いているので、ゆったりとお弁当を食べながら移動することができます。 ちなみに今回私が買ってきたのは、崎陽軒炒飯(チャーハン)弁当です。 冷めても美味しいチャーハンをメインに、唐揚げやその会社の看板商品でもあるシューマイも入っていて、たいへん美味しく楽しくいただくことができました。

そして、私たちが降り立った浜松は、雨でした。 そこにお迎えに来てくれた箔母さんによると、そちらの地域は丸一日雨が降っていたそうです。横浜でおこなわれたスピクラ展は、多少寒かったりはしたのですけど、雨の心配をすることもなく開催できたので、本当によかったです。 また、今回はいつも以上にたくさんの出逢いや触れ合いもありましたし。次回の秋の開催を、今から楽しみにしています。




それから、お知らせです。3月にけいママさんのところで生まれたスピッツの新たな家族を募集しています。 ゆめちゃんの6頭の子のうち、唯一の男の子です。この子のことが気になったり聞いてみたいことがある方がいましたら当箔日記か、けいママさんのブログ「ニャンコとワンだふるな日々」のほうにご一報くださいませ


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スピクラ展は夢か幻か!?(スピッツクラブ展覧会その2)

2014-04-26 00:04:54 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
今月下旬の日曜日に、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、家からの長い道中で寄り道を楽しみながら、スピッツクラブの展覧会がおこなわれることになっている、横浜そごうの屋上にやって来ました。 そこでは久しぶりにたくさんのお仲間たちと逢えると、喜び勇んでいたのですけど………
いつもの場所には人もスピッツも見当たらず、スピクラ展がおこなわれている様子もまったく見受けられませんでした。 「ねえ、どうするの?」困惑するたつぴに「こんなハズでは………」茫然自失の私。 違う意味で、私の頭の中は真っ白になっていました。こうなったらこの場を泣き去って、手土産の箔チロルをやけ喰いするしか………

………と思っているところに、エルママさんがエルちゃんジュエルちゃんを連れて通り掛かりました。 彼女もダマされたクチなのでしょうか?
「スピクラ展はあちらでやっていて、みんなもう来ているよ」「えっ そうなんですか」



彼女の案内に従って行ってみたら、いました やっていましたよ。今回は、屋上でも場所を変えておこなわれていました。 ちなみにこれは、スペシャル賞(ステキで賞)を審査しているところです。スペシャル賞とは、会場に来ているギャラリーが審査員となって、出陳犬の中からお気に入りの美男美女を選ぶというものです。



今回その会場となっているところは、あまり目立たない屋上の片隅なのですけど、眼下には水上バスが行き交う水路が見え、遠方にはベイブリッジを臨むことができました。
私たちにとって今回のファーストドッグはエルちゃんとジュエルちゃんだったのですけど、そのときはさすがにカメラを構える余裕はなく、そのあとはまた違う意味で目の前に真っ白な景色が広がっていたので、落ち着いて写真を撮れるようになるまでは、かなり時間がかかりました。 そんな感じで、写したものは………



ももちゃんラピスちゃんの3ショットというか、3直列写真です。 ともに昨秋のスピクラ展以来ですね。その間に、ぽん吉さんのところのももちゃんは1歳の誕生日を迎え、ステキでかわいらしいレディになっていました。 ラピスちゃんは今回も出陳されるみたいで、こちらのほうも目が離せません。



次は、ねねちゃんひなちゃんです。お揃いの洋服が、とてもよく似合っていますね。 spitz-2さんともども、昨秋のスピクラ展以来の再会となります。



それから、豆蔵君と小豆ちゃんも、仲良く揃って撮影に応じてくれました。



こちらは、私たちにとっては今回が初めてのご対面となる、クレマちゃんです。ちょっと驚いているご様子ですけど、その視線の先には、ブンブンして必死にアピールする箔の姿がありました。



こちらのジロー君とも、初めましてですね。 彼の飼い主さんは、スピッツが集まるところを求めて、今回初めてこちらの会場に来られたそうです。ジロー君はこのとき生後7ヵ月で、箔にも興味津々のご様子。彼のまわりを活発に動き回っていました。



と、そこにユキちゃんが登場 蘭ちゃんとの2ショットというか、なんとか同じフレーム内に納めることができました。 蘭ちゃんは、きょうだい犬の爽ちゃんと一緒にこれから出番があるとのこと。とにかく、頑張ってくださいませ。



これなら、2ショットになりますよね? ユキちゃんは今度は、今回初めてスピクラ展に来場&出陳されるシェルティー&スピッツさん家のモコちゃんと抱っこされて並んでいました。



そうしたらラピスちゃん、箔と並んでくださいな しかし、なぜか両者とも下にぃ~と、ひれ伏していました。



ヴィヴィアル家のみんなとは、先月の白ふわオフ会でもご一緒しましたね。 相変わらず統率がとれていて素晴らしいです。しかし、箔が近付いたら総崩れとなってしまいました。



会場のほうに目をやったら、スペシャル賞の発表がおこなわれていました。左からネロ君マリアちゃんキラ君ラピスちゃんアル君ルルちゃんってトコでしょうか?それだけではなく、投票する側の私のほうも抽選され、記念品をいただいてしまいました。



カートに乗ったこちらの子は、スピ君です。 チロちゃんのお父さんですけど、交代ばんこで今回は彼の出番と相成ったそうです。



さらに、美スピがやって来ましたよ 初めて見るこちらの子は、spitz2さんと一緒に北海道から線路と空路を伝って遠路はるばるやって来た、るるちゃんです。毛がサラサラ&フサフサで、綺麗ですね。



内容が多少前後しますけど、このあたりで午前の部のプログラムは集合写真を残すだけとなりました。 これは会場に来ている全ワンコによる記念撮影で、白ふわが一斉に並ぶ光景は、毎回のことながら壮観かつ華麗です。また、今回はいつもと背景が違うということもあって、新鮮な感じがします。
キリがいいので、今回はこのあたりで締めさせていただきます。 次回は出陳犬の結果発表やワンコどうしの絡み、恋愛模様などをお伝えするので、そちらのほうも合わせてご覧くださいませ


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横浜そごうに行き着くまで(スピッツクラブ展覧会その1)

2014-04-23 00:01:22 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
4月の下旬に入って、久しぶりに遠征する機会がやって来ました。 それは、すでにタイトルにも出ているのですけど、横浜そごうの屋上(雨の場合は屋根の下)で開催される、日本スピッツクラブの展覧会です。週間天気予報では、その日は全国的に雨模様なのですけど、その後二転三転することを願って待つことにしましょう。



そして、いよいよスピクラ展の日がやって参りました その日の天気はなんとか曇りになってくれたので、寄り道などをしながら目的地まで行くことができそうです。 その前に、こんな時間ですけど箔を散歩に連れ出し………



浜松発の始発列車に間に合うように、駅に向かいました。 今回はたつぴも一緒なので、その駅までは居残ることになった箔母さんに送ってもらいました。そこから箔と一緒に列車の旅に入るのですけど、この機会に今まで私がやってきたワンコを列車に乗せる方法をお教えします。

まずはワンコが入る大きさのキャリーを用意します。 各鉄道会社によっては大きさに規定があるのですけど、私は縦56㎝、横26㎝、高さ35、5㎝のものを使っています。今のところ特に問題もなく、そいつで通用しています。次に、ワンコにそのキャリーの中に入ってもらうのですけど、これは慣れてもらうしかありません。キャリーにin =その中に入れば、ステキなところに連れていってもらえると認識してもらえるように、もっていってくださいませ。



駅では有人の改札口で、そのワンコが入ったキャリーを駅員に見せて、ワンコの乗車賃となる手回り品の切符を購入します。 ちなみにJR東海は荷札タイプで、そいつをキャリーの見えやすいところにくくり付けておきます。 それがJR東日本の領域に入ると、レシートタイプになるみたいですね。それから、その値段は280円です。



あとは、列車内のあまり邪魔にならないところにワンコキャリーを置いて、目的地まで向かうだけです。 その際に、長椅子に座る場合は角っちょの席が取れてたらなおよろしい また、ワンコが不安にならないように、飼い主さんは気持ちのほうはで~んと構えていてくださいませ。
少しは参考になったでしょうか?それでも、他の乗客に迷惑がかかるようなことが続出したら、ワンコの乗車規定がより厳くなるかも知れません。そうならないように、ルールやマナーを守りましょう。 もちろん、私も気を付けていきます。では皆さんも、ワンコとの列車ライフをお楽しみくださいませ



とかなんとか「今日のワンちく(蘊蓄)」を垂れているうちに、私たちの乗っている列車は富士川に差し掛かりました。このあたりから富士山がどど~んと見えるハズなのですけど、あいにく雲に隠れているみたいですね。 そうしたら、次にいきます。



それから私たちは、いつものごとく熱海駅で途中下車しました。 熱海といえば、やっぱり温泉ですよ ここは、手軽に入れる足湯を利用しておきたいところなのですけど………



いつも浸かって、いや、使っている足湯は、改修中でした。 それだけではなく、以前こちらにあった岩場から噴き上がる手動式の間欠泉や、飾られていたミニSLも、撤去されていました。これから、駅を出たときに視界が開けるように整備するとのこと。6月末に完成するみたいなので、それまで楽しみにしています。
それから、編集部さん。そろそろ時刻表示を消してもらってもよろしいでしょうか?



熱海駅からさらに列車を乗り継ぐこと30分ほどで、今度は私たちは小田原駅に到着しました。特大サイズの名産品の提灯が、インパクトありありですね。 私たちがそこで降りて、向かうところといったら………



やっぱり小田原城ですよ 私と箔は、こちらのお城には何回か来たことがあるのですけど、たつぴは今回が初めてとなります。それから、こちらは二の丸の正門となる銅門(あかがねもん)にございます。そのお堀に架かっている住吉橋を渡って、一の門を潜っていくと………



二の門となる櫓門が聳え立っています。その門扉には、厚い銅板が張られていて、重厚感があります。 とにかく、銅板で固められた門なので、銅門なのですよ。



さらにそこから先に進んでいき、こちらの常盤木門(ときわぎもん)を潜れば………



復興天守が聳える、本丸跡にたどり着きます。この景観この感じは、何回見てもいいですね。



さらに、角度を変えて。こちらも、いいですね 私たちには、こちらのお城に来たらやりたいことがあるので、箔ちゃはそこで待っていてくださいな。



それからしばらくして、復興天守のもとで待っている箔の目の前に現れたのは………
※これはあくまでもお城訪問レポートを盛り上げるための演出で、実際に箔君にはキャリーの中で待っていてもらいました。(編集部注)



鎧を身に付けた、武者の親子でした。 こちらのお城には、甲冑の試着コーナーがあって、1回300円で係の方が気付けまでやってくれるのですよ



その出で立ちでお城をバックに記念撮影したら、気分はすっかり戦国武将に。 嗚呼、この格好のまま列車に乗り込みたい。



………という欲望を抑えつつ、今度はこの時代に武将たちの中で大人気だった白い須比津の箔千代と……… って、前回の日記のノリをそのまま引きずってはいけませんね。 とにかく、こどもの日を前にして、待望の白黒茶々家の男衆の武装バージョンを撮影することができました。



それが済んだら、再び小田原駅に向かいますよ 先ほどはわざわざお城の正面まで回ってしまいましたけど、こちらの本丸と御用米曲輪の間の道を抜けていったほうが、近道になるのですよ。



小田原からさらに列車に乗って、約45分ほどで横浜に到着。 いよいよ、スピのみんなが待っている横浜そごうに向かいますよ この日は朝から天気が怪しく、私たちが先程立ち寄った小田原では雨が降った跡があったので、まずは雨天の場合にスピクラ展の会場となる鐘の木広場に行ってみました。 しかし、そこには誰もいませんでした。よかった、この日は最初から屋上の太陽の広場で開催するみたいですね。そうとわかったら、そちらのほうに急げ そちらでは、白ふわ天国の風景が見られることでしょう。



ところが、こちらにも誰もいないではありませんか それに、スピクラ展をやっている様子も見られません。これは何かの間違いでは いや、ひょっとしたら、私がスピクラ展の日を間違えたのかも知れません。 もしそうだったとしたら、どうなるどうする
こんな緊迫した状況のところで申し訳ないのですけど、次回に続けさせていただきます。


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逆忠臣蔵(吉良上野介の言い分)

2014-04-19 00:18:58 | 人物伝
こんばんは、白黒茶々です。
忠臣蔵の話は、あまりに有名ですよね。 その話はこれまでに、映画やドラマだけではなく、歌舞伎や芝居、舞台、ステージなどで演じられてきました。
※後半のあたりは、かなりかぶっているような……… (編集部注)
それでも、おさらいや確認の意味も含めて、今からそのあらすじをできるだけ簡潔に辿らせていただきます。



ときは元禄14年3月14日(1701年4月21日)、ところは江戸城本丸御殿の松の廊下。播州(兵庫県)赤穂の大名の浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)は、そこで吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)と行き合いました。そこで吉良は浅野に対して、侮辱する言葉を投げ掛けたのでした。 例えば「この、田舎侍 」のような。それに腹をたてた浅野は、抜刀して吉良に斬りかかったのです。 「おやめくだされ浅野殿、殿中でござる 」「いたい、いたい………」その際に吉良は、背中と額を負傷したそうです。 世にいう「松の廊下の刃傷事件」です。当時は、江戸城の御殿内で刃傷沙汰を起こしたら、厳しい処分が下されることになっていました。浅野は即日切腹を言い渡され、世継ぎがいなかったので浅野家は断絶。赤穂の領地も没収され、大石内蔵助良雄を含めた彼の家臣たちは職を失って浪人となってしまいました。
一方、吉良のほうの処分は……… 当時はあらよるところで「喧嘩両成敗」が適用されたのですけど、彼だけはお咎めなしでした。



その処分に、赤穂の浪士たちは黙っていませんでした。「あんなに優しい殿(浅野内匠頭)だったのに……… 殿中で抜刀したらどうなるのか重々承知していたハズだから、よほどのことがあったのだろう 」浅野は吉良からずっと嫌がらせを受け続け、またあるときは陥れられて大恥をかいたそうです。それでついに堪忍袋の緒が切れ、あのような事件を起こしたと、皆は思いました。そうしたら、憎きは吉良上野介でこざる 赤穂浪士たちは浅野内匠頭に忠義を尽くすためにも、吉良を討つという方向に向かっていきました。



しかし筆頭家老だった大石内蔵助は、酒や芸者に入り浸りの生活を続け、のらりくらりとした態度でハッキリしませんでした。 しまいには「この昼行灯(ひるあんどん) 」とまで言われる始末。
ところが、それは「敵を欺くのには、まず味方から」という彼の作戦で、水面下では吉良を討つ計画が着々と進んでいました。 やがて、彼のもとには46士(内蔵助も含めると47人)が集結し、さらに江戸の吉良邸に討ち入るのは、浅野の月命日でもある元禄15年12月14日に決まりました。



そしてその日の夜、雪が積もった江戸の町を進んでいく一つの集団の姿がありました。そうです 赤穂浪士たちです。内蔵助が打ち鳴らす太鼓の音を合図に、彼らは吉良邸の門を打ち破り、屋敷を襲撃 狙うは吉良の首です。しかし、いくら探しても、吉良の姿は見当たりません。もたもたしていたら、夜が明けてしまう。 そうなってしまったら、一巻の終わりだ。一刻も早く吉良を見つけ出せ
もはやこれまでと思われたまさにその時に、屋敷内の炭小屋で吉良を発見 そして彼のお命を頂戴し、討ち入りを果たし、そのことを浅野の墓前に報告しました。



主君に忠義を尽くした赤穂浪士のウワサは江戸中に知れ渡り、彼らは英雄視されました。しかし、それに困ったのは当時の将軍の徳川綱吉。 当時は仇討ちと同じように討ち入りも認められていたのですけど、大石内蔵助たちは討ち入りの届け出をしていなかったのです。それがなかったら、謀反(むほん)ということになり、彼らには厳しい処分を下さなければならなかったのです。とはいっても届け出ていたら、吉良に逃げられてしまいますし。綱吉は、できることなら赤穂浪士を赦したかったのですけど、立場上そうすることはできず、全員に切腹を命じました。
赤穂浪士は生き延びることには執着せず、みんなが腹を切って再び大好きな殿のもとに集まりました。

………ぐしゅっ、書いててつい泣けてきてしまいました。 忠臣蔵は、なんて素晴らしい話なのでしょう。 赤穂浪士の忠誠心には、感動させられます。
いや、今回は吉良のほうをメインにするのでしたね。 そうしたら、まずは彼の人物像から入らせていただきます。

吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)は寛永18年(1641年)に、源氏の流れを受け継ぐ名門の家に生まれました。寛文8年(1668年)に、28歳で家督を相続。 旗本(1万石未満の武家)なのですけど、やがて従四位下侍従兼上野介の肩書きというか、位を賜りました。それは、後西天皇の謁見が叶うほどの身分だったのです。また、彼は若い頃は美男子だったとも云われています。



白黒茶々家は今月の初旬に、吉良の領地だった愛知県西尾市の吉良地区を訪れました。 そこには黄金堤(こがねづつみ)という堤防が残されていて………



その時季にはそこの桜が満開となっていて、たくさんの花見客で賑わっていました。

昔、この地域はしばしば洪水が起こり、その度に農作物に被害が及んでいました。 そこで吉良はこの場所に堤防を造ることにしたのですけど、隣国の西尾藩はそのことに猛反対。それでも彼は粘り強く説き伏せ、なんとか堤防の工事にこぎ着けることができました。そんな彼のもとに、領内の老若男女が集結し、たった一晩でこの堤防を完成させたと云われています。



のちにこの堤防が黄金堤と呼ばれるようになったのは、領民の吉良に対する思慕の念からでしょう。 地元では、現在でも彼のことを親しみを込めて「吉良さん」と呼んでいます。



その領地を、吉良さんはしばしば赤馬に乗って視察していたそうです。 その銅像が、黄金堤のもとにあります。



その際に彼は、白い犬も連れていたそうです。白くてふわふわの犬は、領内でも大人気に。 「吉良さん、それはなんという犬でしょうか?」「うむ、須比津の箔千代と申す」なんて会話も交わされて………
なんて、このくだりはウソです。 それにしても、吉良さんの像がやや小さめだからでしょうか?箔千代、いや、箔が巨大に見えます。



吉良さんは、領内では黄金堤の他に治水事業や新田開拓にも携わり、人柄もいいことから名君とされていました。銅像のお顔も、穏やかで優しそうですね。そんな彼が、本当に浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)を罵倒したり陥れたりしたのでしょうか?

浅野は気が短く、キレやすい性格だったとも云われています。殿中での礼儀作法もわきまえてなくて、田舎者まる出し。本当に困ったモンです。そんな彼に、吉良さんは親切丁寧に指導しようとしたのかも知れません。ところが「儂に意見するとは何事か 」あろうことか、浅野はそこが江戸城の本丸御殿内であるにも関わらず、抜刀して吉良さんに斬りかかったのです。 それに対するお上からの処分は、公平だったということに。

しかし、吉良さんは赤穂浪士たちに逆恨みされ、命を脅かされることに。 そして元禄15年12月14……… いや、日付をまたいでいるので、正確には15日。いやいや、そもそもその日は旧暦なので、1703年1月31日に赤穂浪士たちに襲撃され、命を落としてしまいました。それだけではなく、悪人の汚名も着せられたまま、今に至ります。

今回は、タブーとされてきた吉良さん目線からも、忠臣蔵の一件を語ってみました。今まではその逸話は浅野側から語られてきましたけど、角度を変えて見るとガラリと変わりますね。しかし、それは忠臣蔵の美談を否定することにもつながるので、ちょっと勇気が要りました。 とはいえ、この他にも吉良さんをメインにした忠臣蔵事件簿は実在するみたいです。歴史は生身の人間が語るモノなので、あらゆる角度から見たほうが真実に近づけると思います。


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レーズンサンドはチロル化できるのか?

2014-04-16 00:01:30 | チロルネタ
こんばんは、白黒茶々です。
久しぶりにチロルネタをやろうと思い、私はふらりとコンビニに入っていきました。 そして、そのお店から出てきたときに私が手にしていたものは………



レーズンサンド味のチロルでした。 いつもでしたら、私が身の回りのどこかにチロルを仕込んでおいて、「ややや、こんなところにチロルが………」のような寸劇、いや、演出をするのですけど、今回はシンプルにいかせていただきます。 それでも、箔はこのチロルを食べることができないので、ニオイだけでガマンしてね。

レーズンサンドとは、洋酒にほどよく漬け込まれたレーズンと、生クリームに近い特製クリームがクッキーにサンドされたお菓子のことで、全国でたくさんの会社が製造&販売しています。
その中でも、北海道帯広市の六花亭製菓が取り扱っているマイセイバターサンドは、北海道のお土産として有名です。その説明には、北米産の小麦粉を使ったビスケットに、ホワイトチョコ、北海道産牛乳のバターとカリフォルニア産レーズンを合わせたクリームをサンド……… じゅるっ、そいつを読んでいくうちに、ヨダレが出てきてしまいましたよ。
そういえば、結婚前に箔母さんが家族で北海道を旅行して、その旅先からお土産としてそのマイセイバターサンドをクール便で、私のところに贈ってくれたことがありました。 それ以来、私はレーズンサンドを口にするたびに、北海道のことを思い浮かべるようになりました。



そのレーズンサンドに、チロルが挑戦するというのですけど、果たしてその食感をうまく表現することはできるのでしょうか? またそのチロルは、妄想の中だけでも私を北海道にいざなってくれるのでしょうか?とにかく、試食してみます。ガサゴソ………



包みを開けたら、甘いビスケットの匂いがしてきました。こちらのチロルも多重構造になっているようですね。 前置きが長くなってしまいましたけど、そろそろいただきま~す  もぐっ

\(◎o◎)/ こ、これは……… 上部のクリームチョコは、つなぎのバターや特性クリームを表現しているのでしょうか?またその中には、ビスケットとレーズンのようなものが散りばめられていますよ。 サクサク感だけではなく、同時にしっとり感も表現されていて。これはまさに、レーズンサンドですよ



その直後、私は真っ白な羊さんが放たれている牧場にいました。青い空に白い雲。それに地平線が見えるほど遠くまで広がる大草原。ここはまさに北海道ですよ お~いお~い北海道、ほっかいどおおぉ~………
※これはどうやって見ても、スピッツのいるドッグランですよ。白黒茶々さん、早く正気に戻ってください。(編集部注)

ちょうどその頃、ブラック・キャット・デリバリー社を介して、お届け物がありました。 通常なら、支店長の黒姉さんが受け渡しの役をやるのですけど、今回は趣向を変えてアルバイト君……… いや、アルバイトちゃんに出てきてもらいました。チャン・○○というコードネームも持つその彼女の正体は………



お京さんで……… って、なんて顔をしているのですか スタンバイできてなかったのかも知れませんけど、ちょっとヘン顔になっていますよ。 それでも面白いので、本ニャンに無断で載せてしまいました それはとにかくとして、テイク2いきます



はい、OKです。 とにかく、このタイミングでウチにお届け物があったのですよ。気になるその中身は……… ビリッバリッ (梱包を破り捨てる音)



箔チロルでした 昨秋に続いて、またチロル社の「オリジナルチロルを作ろう!」を利用して、箔のチロルを作成しました。それは全部で3種類。初日の出をバックにしたおめでたいものと、これもまたおめでたい箔ダルマの七転び八起きチロル。それからお約束のブンブンしているヤツです。
これらのうちの2種類に、先述のレーズンサンドチロルを加えたものを、今月の20日に横浜そごう屋上(雨天の場合は2階の鐘の木広場)でおこなわれるスピッツクラブ展覧会で行き逢った方々に、お近付きの印としてお配りします。この箔チロル+αをご希望の方がいましたら、私に「くれっ 」と仰ってくださいませ。いや、頼まなくても勝手にホイホイ配るかも知れないので、私と目線が合ったら「箔チロル、キター 」と心の中で叫んでくださいませ。スピクラ展まであと5日あまり。当日、その会場でたくさんのお仲間たちとお逢いするのを楽しみにしています。


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今度は西尾城の桜に間に合ってくれ!

2014-04-12 00:18:35 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家の今年のお花見は、浜松城の夜桜から入りました。 照明の光を受けて、暗闇の中に桜やお城が浮かび上がる姿はとても幻想的で、毎年見ておきたくなりました。 しかし、箔と一緒に撮影するのは思っていた以上に難しく、彼をしょっちゅう妖犬にしてしまいました。 ま、まあそれはそれなりに面白いのですけど、できたら昼の桜も見ておきたい!ということで白黒茶々家は今月の6日に、別のお城に行くことにしました。 しかし、今月に入ってから白黒茶々地方や浜松城は桜の落花が盛んで、葉桜に移行しつつありました。果たして、今回はお花見には間に合うのでしょうか?



そんな流れでやって来ましたよ こちらは愛知県西尾市にある西尾城。私たちがこのお城に来るのは、約一年半ぶりとなります。13世紀初期に足利氏が初めて築き、それから17世紀にかけて城主となった本多氏や太田氏らによって改築がおこなわれ、全体が完成しました。ちなみに箔の後ろに見えるのは、鍮石門(ちゅうじゃくもん)です。こちらの門は二の丸の正門にあたり、平成8年(1996年)に木造で復元されました。 その脇に咲いているのは、垂れ桜でしょうか?とにかく、今から私と箔が皆さんをお城のなかにご案内致しますので、ついてきてくださいませ。



その鍮石門がある二の丸には、かつては三層の天守がありました。一般的に天守建築は、お城の中心となる本丸や天守曲輪に造られるのですけど、こちらのお城はちょっと特異だったのです。 しかしその天守は明治に入ってから、その土台となる天守台ごと取り壊され、跡形もなくなってしまいました。
そして最近になって、それらを復元する計画が持ち上がったのですけど……… 予算的にムリ ということに。 それなら、せめて天守台だけでも再現できないか?
私たちが前回訪れたときには、そのような話になっていました。それが今は、どうなっているのかというと………



こちらは二の丸の外側から西尾城を見たところですけど、立派な石積みの天守台が復元されていました。 ちなみにこちらは、昨年末~今年初めに二の丸丑寅櫓台と一緒に整備されたそうです。そうしたら、さっそくその上に登ってみることにしましょう



こうして見ると、けっこう広いですね。 天守の一階の平面は、東西9間(約16m)南北7間(約13m)あったそうです。天守台が復元されたおかげで、以前の跡形もない状態よりも天守の規模や姿を想像しやすくなりました。



そこからは西尾市内を一望……… とまではいかないのですけど、少しばかり周辺の町並みや西尾城内を俯瞰することができます。 ちなみに、あちらに見える三層櫓は本丸の丑寅櫓(うしとらやぐら)。丑寅とは、東北の方角を示します。今からそちらのほうに向かいますね。



その途中には、桜が見事に咲いていました。散り始めてるとはいえ、なんとか間に合いましたよ。



こちらの桜も、いい具合ですね 私がそいつを見上げていたら、箔が不穏な動きをし始めてそのうち異臭が。………という展開には、今回はさすがにならなかったので、どうかご安心を。



とかなんとかやっているうちに、先ほどの丑寅櫓が見えてきました。 このようにして、桜の間から眺めるのもいいのですけど………



お堀を隔てたこちらからの景観も、オススメですよ こちらからだと櫓との間に遮るものはなく、石垣の上に聳えている様子もよく見えるので、高さも感じます。また、そのお堀端には………



城郭風の外観をした西尾市資料館があります。こちらには、西尾城や西尾市の歴史に関する資料が展示されております。しかも、入場料が無料なんて、嬉しいですね。



残念ながら箔はその中には入れないのですけど、彼は何かに激しく反応して、ブンブンしていました。 ガラスに映った自分の姿を、どこかの誰かと勘違いしているみたいです。以前、「霊的な何かでは 」と大騒ぎしたことがあるのですけど、もうその手は食いませんよ。



せっかくなので、丑寅櫓の内部のほうも見ておきましょう。 やはり箔は、ここから先は入れないので、外で待っていてくださいね。



こちらの櫓は、鍮石門と同じ平成8年(1996年)に木造で復元されました。 公開時間内なら、自由に見学することができます。一階は仕切りがなく、天井が高くて開放的なのですけど………



二階は私の背丈よりも低いということもあって、立ち入り禁止となっております。



そして、三階の窓からは………



天守台以上に、まわりの眺望を楽しむことができます。 そういえば前回来たときには、たつぴがここから私の動きを観察していたような。



それから、二の丸跡には旧近衛邸もあります。こちらの建物は江戸時代末期に京都に建てられ、平成7年(1995年)に現在地に移築されました。



もちろんその内部を見学することができるのですけど、せっかくなのでお茶(季節の和菓子付き、400円)を立ててもらうことにしましょう ちなみに箔は、すでに車の中で待機してもらっています。



西尾は抹茶の産地として有名みたいですけど、私は今回そのお茶を初めて口にしました。そうしたら、思っていたような苦さはなく、口の中にまろやかでやわらかい味が広がっていきました。これはウマ……… いや、美味しうございます。



係の方は「かしこまったりしないで、気楽にお召し上がりくださいませ」と仰いましたけど、ここは茶の作法を身に付けている箔母さんに教わりながらいただくことにします。 お城のほうにはコスプレイヤーが続々と来たりして賑やかだったのですけど、こちらはそんな外の喧騒から隔てられていて、なんか心が落ち着きます。 そして、窓の外には………



先ほど私が上ってきた丑寅櫓が、庭園の借景のように見えていました。この眺めも、なかなかいいですね。

浜松のほうは、私たちが夜桜を見に行ってあとは桜の花が急激に散っていったのですけど、こちらの西尾ではなんとか間に合い、愛でることができました。それから、ついでなのかメインの逆転なのか、今回はお城のほうも堪能できましたし。 お花見が終わったら、今度はスピ展などのワンコ行事が控えていますね。これからは、そちらのほうにシフトを切り替え、突っ走る所存にございます。


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フルーツ箔ちゃ

2014-04-09 00:01:24 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家の裏側は柵で囲ってあって、そこは箔のフリースペースとなっています。 私たちはそこを「箔庭」と呼んでいます。



その箔庭の片隅には、私たちがこの家に引っ越してきたときに植えた枇杷の木があります。 10年以上も経って、その木は樹勢を増しているのですけど………



箔は若い頃に、その枇杷の木の枝をバキボキ折って、枯死寸前まで追い込んでしまったことがあるのですよ。 その後、その木は実を付けたり付けなかったりした年もあったのですけど………



今年は順調に育っているみたいです。 5月末~6月始めの収穫期が楽しみですね 実は、箔はこの枇杷の実が大好物なのですよ。 ひょっとしたらあのときのご乱心は、枇杷が好き過ぎて起こしてしまったのかも知れません。
そうしたら、枇杷以外にも箔が好きな果物はあるのでしょうか?昨秋の琵琶湖オフの際に、彼にリンゴとキウイの入ったフルーツヨーグルトをあげたのですけど食べが悪く、あろうことかお残しをしてしまいました。 普段あまり好き嫌いは言わないのに………



………というワケで、まず私はイチゴを用意しました。それにしても、美味しそうですね。 箔にあげる前に、私が味見を……… うん、ウマイ 次は、練乳をつけて……… はっ、いかんいかん 危うく全部食べるところでした。



お待たせしました箔ちゃ、イチゴですよ。 彼はそいつが美味しいと確信しているのでしょうか?「早く食べさせるのだ 」とでも言わんばかりに、ブンブンしまくっていました。



それが済んだら、よぉ~く見合って見合って………



さあ、お食べなさい 箔は最初からの勢いのまま、イチゴをさらっていったのですけど………



食べていくうちに、テンションが下がっていきました。 想像していた味と違っていたのでしょうか?それでも、なんとか完食しました。イチゴは好物でもニガテでもなくフツウということで、次の実験に移ります。



次に私が取り出したのは、バナナです。日本スピッツが大流行した昭和30年代にはまだ高価で、その時代に生まれ育った方たちにとっては憧れの的だったその果物に、箔はどのような反応を示すのでしょうか? 検証に入ります。



とはいっても、箔のところには食べやすいサイズにして持っていきました。彼は普段あまり目にすることのないその果物に、興味津々のご様子。 ブンブンの激しさは、期待の大きさを表しています。



では、一口サイズですけど、思う存分お食べなさい。 ブンブンの勢いのまま、箔はバナナをかっぱらっていったのですけど………



そいつを噛んだとたん、疑問符というか「こんなハズでは………」という表情に変わっていきました。



そして、あろうことかお残ししてしまいました。 私がいくら「バナナ美味しいよ、ほれほれっ」とやっても、ダメです。



それならば、リンゴならどうだ この時点では、箔は耳を収納してリンゴのようにまるくなっております。今から剥いてくるので、少々お待ちくださいませ。



またしても一口サイズにしてきました。さあ箔ちゃ、お食べなさい。



ぱくっ ………と、ここまではいつもの如く勢いがよかったのですけど………



そいつを口にしたとたんに、またしても減速。 それでも、時間をかけてなんとか食べきりました。

これらの結果、箔はイチゴ△、バナナ×、リンゴ△ということがわかりました。 枇杷は◎なのに。そういえば、みかんも◎でしたね。いや、ひょっとしたら枇杷やみかん以外にも、箔にとって◎の果物があるかも知れません。これから、夏から秋にかけて旬の果物がたくさん出てくるので、またいろいろと試してみようと思います。


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浜松城の夜桜、期待してますヨ

2014-04-05 00:33:23 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
気付いたら、もう新年度に入っていました。たつぴが中学三年生になるという喜ばしいこと(?)もあったのですけど、消費増税という耳の痛い、いや、懐が痛むようなことも付いてきました。 それよりも、ここのところ暖かいというよりはむしろ暑い日が続いていることもあって、遅れていた桜の開花がいっきに進み、なかには散り始めているところもあるぐらいです。 これは早く見に行かなければ というワケで、昨年に引き続いて今年も白黒茶々家は夜桜見物をすることにしました。



平日に仕事を終えてから、私たちはゴソゴソと仕度をして、家を出発しました。 昨年は豊橋市の吉田城だったのですけど、今回は逆方向の浜松城がいいですね。 箔母さんには、お花見のお弁当を作ってくれとまでは言いませんけど、行く途中で何か買っていくようにしましょう。ただし外が寒いようでしたら、店内でいただくのもまたアリかと。 そのお店は、昨年と同じように手っ取り早く食べることができる、すき家がいいですね。 その条件でこの日の気候を照らし合わせてみると………



結局、こうなりました。 来年も同じようにしたら、夜桜=すき家がお約束になってしまいそうです。とにかく、箔母さんもたつぴも早く平らげてくださいよ。



そして、私たちは目的地にたどり着きました。もちろん、箔も連れてきましたよ。 その頭上には………



満開の桜がライトアップされていて、暗闇の中に浮かび上がっていました。 その姿は、とても幻想的です。しかし、私の足元で箔が何かもそもそやっているような……… ○ンコだ 来ていきなりですか。おかげで、私はすぐに現実の世界に引き戻されてしまいました。



気を取り直して、桜が咲き誇っている浜松城内を散策することにしましょう。 昨年の夜桜見物の舞台となった吉田城は桜の名所になっていて、桜が集中しているその二の丸跡は照明や花見客などがいて賑わっていました。しかし、石垣や模擬鉄櫓がある本丸跡は漆黒の闇の中に沈んでいて、別空間となっていました。私はお城と桜のコラボが見たかったのに。 浜松城なら私の期待通りになるだろうと思い、今回はこちらにしたのでした。
ちょっと見えにくいのですけど、お城がライトアップされていて、ぼんぼりの灯が並んでいますね。それに、こちらまでお花見の宴の声も聞こえてきますよ。 では、その本丸跡に参りましょう



その本丸跡の「若き日の徳川家康」像のまわりも、桜に囲まれていました。 そのすぐ近くでは………



お花見で楽しそうにかんぱ~い!をする若者たちの姿も。 もしウチがすき家でお持ち帰りにしていたら、私も一杯やりたくなっていたに違いありません。



そうしたら、いよいよ石垣や建物があってよりお城を感じられる天守曲輪跡に向かいますよ。



その正面入り口には、今月に入ってから一般公開が始まったばかりの天守門があって、いい具合にライトアップされていました。



この天守門は、地元産の天竜杉などの木材を使って復元されました。ちなみにこちらの画像は、夜桜見物の二日前におこなわれた内覧会のときのものです。その門を潜ったときに漂ってきた新築の木の香りに、箔母さんとたつぴはうっとりとしていました。 そこを抜けたら………



キャア~~~!箔君の目からビームが出ていて怖い、タスケテー!
………なんて言われそうなぐらい、箔が赤目を起こしていますよ。 それならば………



これでいかがでしょうか?ストロボ無しで撮ってみたら、自然な感じになりました。 しかしこの場合、少しでも被写体の箔が動いたらブレてしまうので、難しいのですよ。それだけではなく、カメラのほうも撮影のスイッチを押す振動だけで写真に影響が出てしまうので、これは奇跡の一枚と言ってもいいでしょう。 そこで私たちが見たものは………



照明の光を受け、桜を抱きながら暗闇に浮かぶ模擬天守でした。その姿は、幻想的でもあります。



せっかくなので、そんな模擬天守をバックにして、記念撮影をしておきましょう。 ちなみにこちらの写真は、フラッシュを焚いて撮影しました。



こちらの角度から見ても、いい感じですね。 そうしたら、今度は箔だけをモデルにして………



ストロボ有りにしたら、このような事態になっていました。 箔が白い発光体になっただけではなく、オーブと思われる浮遊物まで一緒に写っているではありませんか とはいっても、これぐらいならまだやさしいほうです。同じようにしてたつぴが撮影したら、大量のオーブが猛吹雪のように写っていたので。 やはり、霊魂もお花見を楽しんでいるのでしょうか?



それから私たちは、案内のおいちゃんにいい撮影スポットを教えてもらいました。天守曲輪の西側の、埋門跡の石垣の上からは、このような感じで模擬天守が見えるのですよ。 こちらは桜のほうもいい具合に同じフレームに入るので、私からもオススメです。



帰る前に場所を変えてもう一枚、撮って……… って、またしても箔が怪犬になりかけていますよ。 ほどよく照明の灯りが当たってくれればいいのですけど、夜桜の席でワンコを撮るのはなかなか難しいです。それでも対策を練って、来年には会心の写真を撮りたい そう誓ってから、私たちは浜松城をあとにしました。


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白ふわオフ会のお楽しみ(第2回白ふわオフ会その2)

2014-04-02 00:39:12 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回から私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、静岡県浜松市のハマ&ワンでおこなわれている第2回白ふわオフ会に参加しています。 ちょうどランチの時間で、私たちはバイキング方式で並んでいる料理の中から何種類か、取っていきました。



………とはいっても、ほぼ全種類ですけど。 これらに加えて、さらに皿の上にアサリのパスタやピザなども運び込まれたりしました。ちなみにイカリングと思われていた円い輪っかのフライは、オニオンリングでした。



そうしたら、私たちがお食事中におとなしく待っているワンコたちを、改めて紹介します。 まずは、ヴィヴィアル家です。ヴィヴィちゃんアル君ラピちゃん風ちゃん瑠璃君爽ちゃんの6頭にございます。今回も統率がとれていてエライですね。



その次は、シェルティー&スピッツさん家のワンコたちです。スピッツはモコちゃんで、シェルティーはハッピーちゃんサラちゃんノエルちゃん。いずれの子も、女の子です。タイミングを外しまくり、全ワンが揃っているところを撮ることができなくて、スミマセンでした。



こちらも、カメラ目線ではないのですけど、うみさん家ネロ君マリアちゃんです。それでも、横顔もステキですよ。



フクちゃんレオン君の2ショットも、いいですね やよっちさんが席を外したときに見せる切ない表情も、たまりませんよ。



料理と歓談を楽しんだあとには、なつみかんさんが用意されてきた「白いワンコの種類当てクイズ」というか、テストがありました。その中にはもちろん日本スピッツも含まれているのですけど、よく見たらそのモデルはヴィヴィアル家の6スピではありませんか 白いワンコはかなり限られているような気がするのですけど、こうして見るとけっこういるモンですね。 しかしその中には、私の知らないものも。「この犬は、床掃除に使えそうな毛質をしているから、モップ犬……… と」「そんなこと書いたら、その犬に失礼だよ 」たつぴにいさめられたこともあって、ここは「イングリッシュなんとか」にしておきました。



そして正解が発表され、私は10問中8問が合っていました。嬉しいことに今回最高得点となり、プレゼント交換では最初にクジを引かせてもらうことになりました。 しかし、自己紹介の先頭バッターという特典(?)も付いてきたのですよ。 緊張する暇がなくてよかったのですけど、心の準備ができてなくて、まとまりのない内容となってしまい、申し訳ございませんでした。

それから間もなくして、けいママさんから「ハマ&ワンに到着して、ドッグランで遊んでいる」というメールが送られてきました。 外を見たら、白ふわと遊んでいる彼女の姿が 「お~い 」と私が手を振ったら、向こうも「お~い 」と。せっかくなので、ずずずい~っと中まで入ってきてくださいよ。



ここで箔センサーが働き、激しいブンブンが巻き起こりました。 彼の視線の先には………



けいママさんと心愛ちゃんがやって来ました。 先日、義姉妹のゆめちゃんが出産し、お姉ちゃんとなった心愛ちゃん。私たちが彼女とお逢いするのは、昨年11月の大野極楽寺公園以来となります。



そのあと、今回の参加者のご一行はお店の外で集合写真を撮ってから、ドッグランに繰り出しました。 その囲いの中では、私はしばしば箔の姿を見失ってしまいました。 ドッグランの中にたくさんのスピッツがいると、このようなことがよく起こると思うのですけど、いかがでしょうか?



その直後に、たつぴはモコちゃんに迫られ、倒されていました。 ちなみに、前々回の箔日記の最後に載せた写真は、コレです。さらに他のスピたちにも囲まれて……… なんか、うらやましいぞ



そうしているうちに、箔をやっと見つけることができました。ヴィヴィちゃんにしつこく迫って、怒られておりましたよ。 そのヴィヴィちゃんを、ヴィヴィアルママさんが叱ろうとしたら………



すかさず彼女は、景虎さんの膝の間に避難しました。 なははは……… これでは叱れませんね。



一方の箔のほうは、今度はターゲットを変えて、パパさんに抱っこされたモコちゃんに夢中になっていました。 ぴょんぴょんと跳んでいるその姿は、柳の下のカエルみたいですよ。



ヴィヴィアル家のほうは、ママさんの口頭による指示だけで、土盛りの上に整列しました。いつ見ても、その光景は壮観ですよ。 その統率力には、いつも脱帽させられます。



そのあと、その不安定極まりないところで、おやつ牧場ができたりしました。もちろん、箔もその中に加わりましたよ。
その後、一組また一組と帰っていき、今回のオフ会はお開きとなりました。

今回は近隣だけではなく遠方のお仲間も集まって、楽しい時間を過ごすことができました。 皆さん、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。それから大変なこの時期に、オフ会の幹事をしてくださったなつみかんさんにも、とても感謝しています。この勢いで、来年も白ふわオフ会をやっていただきたいです。
これから夏にかけて、ワンコ行事が続いているので、そちらのほうも楽しみですね。この調子でこれからも、たくさんの白ふわたちと交流できることを願っています。


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