波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

おやすみ、茶々

2010-11-27 00:06:03 | ニャンコ
この健やかな寝顔をいつまでも見ていたかった………



こんばんは、白黒茶々です。
今年の夏は例年以上に猛暑日が続き、人間だけではなく動物も体調を崩すことが多々あったみたいです。そのような状況の中、白黒茶々家のワンニャンたちには、箔の食欲が少し落ちた以外はあまり影響がないように見えました。



「なんかお茶々さん、痩せたように見えない?」
そんなある日のこと、あのズッシリ感が自慢のお茶々様が、なんとなく細くなったような感じがしました。「夏バテなんじゃないの?」そのワリには、彼女の食欲は落ちていないのですけど。いや、落ちないどころか、むしろ増えていて、黒ちゃのぶんまで食べてしまうほどの始末です。さらに、水を飲む量も増え、そのぶん排尿も多くなっているような気が………



それでも体重が極端に減っているというワケでもなく、まだ元気なので獣医さんに連れていくほどでもありません、もう少し様子を見よう。緊迫感を伴わない茶々の様子に私たちの決心は鈍り、そのまま秋に突入していってしまいました。

そんなある日のこと、ふとネットで「猫の糖尿病」について調べてみたら、なんと、お茶々様の症状とまったく一緒だったのです。猫はめったに糖尿病に罹ることはないのですけど、万が一発症させてしまったとしても、初期の段階なら食事療法などで切り抜けられるとのこと。そういうことなら………

11月に入って間もなくの頃、箔母さんに頼んで茶々を、獣医さんに連れていってもらうことにしました。その診断の結果は………やはり糖尿病でした。
その病気は肥満が原因らしいのですけど、普段の茶々はそれほど大喰らいというワケではなく、生まれ持った体質によるものなので、仕方ない部分もあります。

それでも、まだ深刻な状況という程ではなく、とりあえず病院の高価なフードを食べさせて様子を見ようということになりました。
食欲旺盛な状態の茶々は、エサが変わってもいつも通りの食べっぷりを見せてくれました。思ったよりも簡単に解決しそうですし、よかったよかった。



事態が急変したのは、その2日後のことです。茶々が突然激しく嘔吐し、それ以来、水も食料も受け付けないようになってしまったのです。このままでは衰弱していく一方なので、再び獣医さんに連れていくしかありません。

「糖尿病がさらに進み、身体のあちこちにも影響が出ているみたいです」
茶々の症状は加速度的に進んでしまったみたいです。また、本ニャンが食べれないということで、点滴で栄養剤を入れ、さらに数本の注射を受けてから返されました。
それ以降も茶々の食欲は戻らなかったので、病院に通ったのですけど………



私たちがよかれと思って茶々を獣医さんに任せても、彼女にとってはそのことがかえってストレスになっていたみたいです。検査や保定のために体を袋の中に入れられ、下腹部を搾って強制的に尿を出させられるのは、自尊心の高い茶々様にとっては屈辱的なこと。それでも、病院ではじっと堪え、吐き気や尿意をもよおしても、家までガマンしようとするのです。
また、かなり弱っているハズなのに、診察台の上では必死に抵抗するので、数人がかりで押さえなければいけませんでした。
それらの反動からでしょうか。家に戻ってからは吐きまくり、病気に連れていく前より弱ったように見えて仕方がありませんでした。

獣医さんの処置は、検査の結果に則っていて的確なのですけど、それが茶々には通用しないのでしょうか。

私たちはさんざん考えた末、「茶々は『もう病院には行きたくない』と言っているみたいだし、なるべく家でできることをやってみて、様子を見るようにしよう」という決断をしました。

それから、水分や猫用ミルクをスポイトを使って彼女の口の中に入れ、飲ませてみたりしました。すると、それによって刺激されたのでしょうか?茶々はいつもの水飲み場に行き、自分の意志で自分の口で水を飲むようになりました。また、調子のよい時は自らご飯をせがみ、柔らかいフードを2、3口だけですけど、食べるまでに。
「いいぞ、茶々」事態はいい方向に向かっているように思えました。

しかし、その後の茶々の容態はあまり芳しくなく、身体のほうは日に日に痩せ細り、胃に食べ物がない状態でも吐くことがしばしばありました。
これから生きていられるのはあと三日か、あと一ヶ月かわかりません。
もう二度と以前のような元気な茶々を見ることができないのなら、せめて一分一秒でも長く彼女と一緒にいたいです。







本当は今回の話は茶々の闘病記で終わらせたかったのですけど………



11月26日午前11時35分、彼女は永遠の眠りに就きました。
私はその時仕事中だったのですけど、最期は箔母さんと黒ちゃ、それとたつぴに見取られました。たつぴはその日の朝にたまたま熱を出し、学校を休んでいたので、その場に居合わせることができたのでした。ひょっとしたら、茶々が最後の力を使ってたつぴを家に居させたのかも知れません。



猫好きな私と箔母さんが結婚し、その半年後にペットショップの里親募集のところから引き取ってきたのが茶々でした。



それから彼女は白黒茶々家をずっと見守ってきました。



茶々よりあとに生まれたたつぴが幼少の頃に多少手荒なことをしても、決して牙や爪を立てることもしませんでした。



一戸建ての今の住まいに移ってもすぐに慣れ、そこにやって来た黒ちゃには当初は反発したのですけど、受け入れてくれるようになり、犬の箔ともうまく付き合ってくれました。

茶々の死を悲しんでいる箔母さんとたつぴに、私は「酷な言い方かも知れないけど、獣は自分の口で飲食できなくなったら生きていけないんだよ」とか「医療の力などである程度は変わるけど、生き物にはもともと天から与えられた寿命があるんだよ」とか言って慰めてみたのですけど、それは自分に言い聞かせているようにも思えました。

11歳8ヶ月。私の親兄弟の家の猫は17歳とか18歳とかまで生きてまだ元気なので、茶々はあまり長生きではありませんでした。
それでも、彼女と一緒に過ごした日々のことは決して忘れません。また彼女は最後に私たちに、命のありがたさや大切さ、それに儚さを教えてくれました。茶々、今までウチの子でいてくれてありがとう。



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イタリアン 喰ったら海へ 行かまいか(湘南オフ会その3)

2010-11-24 00:01:19 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
鎌倉を舞台にした湘南オフ会は、午後1時をまわったこともあって、神社仏閣めぐりからグルメ堪能へと移っていきました。



そのお店に行く道中には、たくさんのお巡りさんが配置されていて、鎌倉市内が厳戒大勢となっていました。 APECで来日しているオバマ大統領がその日、ご本人のかねてからの希望で鎌倉大仏を見に来ているそうで、そちら方面への交通規制がされていました。
その中の一人が、私たちスピ集団に「今日は何かあるのですか?」と聞いてきました。「スピッツ仲間で集まってこれから食事に 」と答えたら、「そりゃあ、いいですね~」と、少し和んだみたいです。

さあ次は、お待ちかねのグルメの時間です。今回私たちが入ったお店は、ワンコ連れでも入れるほどの広いテラス席を持つイタリアンレストラン、アンミラーレ・フィレンツェ
そちらのランチメニューのコースは、生ハムから始まり、野菜のスープ、オリーブの実などの盛り皿等と続くのですけど、そのあたりは皆様に想像していただきたくて……… というよりは、写真のほうはハショってしまいました。 そして、私が希望したメインディッシュは………



ボルネーゼのパスタです。 トマトソースをベースにして、その中に肉やきのこが盛り込まれていて、けっこう美味しかったですよ。



そして、こちらはドルチェにございます。季節の果物やチョコのデザート等が乗っていて、とても美味しそうですね~ それでも私は、飲み物と一緒の写真を撮りたかったので、両方が揃うまで待つことにしました。 ところが、コーヒーのほうがなかなか来ないではありませんか。 ああ、シャーベットが溶けてゆく~、早くしてくれ~
………なんてヤキモキしてしまいましたけど、シャーベットが辛うじて原形をとどめているうちに撮影をすることができました。
そうしたら、今度はワンコたちのほうに目を向けてみましょう。



私のすぐ近くでは、もこもこ君PITZ君による三者会談がおこなわれていました。彼らが注目しているのは……… おやつみたいですね。



こちらは、ミニチュアダックスフントのナナちゃんメグちゃんです。私たちが食事している間は、カートの中でおとなしく並んで待っているなんて、エライですね。



ラック君リチ君、それとアクアマリンさんに抱かれているのはPIZT君でしょうか。その中でもリチ君の息子のラック君は、美少年好きの箔にしつこくされても、嫌がることはありませんでした。彼は懐の大きなワンコですね。将来が楽しみです。



百妹ちゃんは、私の要望に応えて、しっかりとポーズを決めてくれました。 断崖絶壁の上ではなくても、絵になりますよ~



左からレオ君チェリックちゃんキラ君ですね。いずれも途中参加組です。レオ君は今回のオフ会では最年長ですけど、まだまだ若々しく感じます。



モフ君ルータロー君、揃っていい笑顔ですね。 その2ワンの視線の先にあるものは……… おやつ、いや、御主人に違いありません。



一方の箔は、またしてもブンブンしまくっていますよ。 最初から飛ばしていたこともあってかなり疲れているハズなのに、こちらのレストランでの小休止で復活したのでしょうか?いや、小休止そのものもしていなかったような………

お腹が満たされたら、湘南オフ会の最後の目的地に向かうようにしましょう。 アンミラーレ・フィレンツェから少し歩いたところには………



湘南の海が広がっていました。 こちらはサザンの楽曲がこの海岸をモチーフにしているということもあって、私の地元の遠州灘海岸より、どこかおしゃれな感じがしました。



またそこでは、ナナママさんやキュー君と合流することもできました。途中からでもご一緒することができて、嬉しいです。



こちらは、定春君チェリックちゃんです。両者とも栄太郎さんのトコの子なのですけど、チェリックちゃんのほうはLufa・mamさんの家にお泊り中で、その日もそちらに帰っていきました。



HAL様由之介君は、パパさんと共に海に入っていきましたよ。私は後の処理のことを考えると、どうしても箔を海に浸けるのを躊躇してしまうので、波でザッパ~ン、あははは……… っていうのができません。 それにしても、楽しそうですね~



宴もたけなわでございますけど、そろそろ湘南の海をバックに記念撮影をして、今回のオフ会を締めることにしましょう。
しかし、海岸には各々のワンコの気を引くものがたくさんあるみたいで、なかなかこちらを向いてくれません。

そして夕方5時をまわり、私と箔が帰る時間となってしまいました。 鎌倉駅まで皆さんに送ってもらい、そこから先は各駅停車のゆっくりとした旅に。 それでも、行きのときのような寄り道はしませんでした。



列車の乗り継ぎの間に私が手にしたのは、皆様から餞別にいただいたシウマイ弁当です。ヘタしたら途中で食糧を買いそびれ、晩御飯ありつけない事態に陥ることが多々あるので、皆様のご厚意にはとても助かり、また、ありがたかったです。
そして夜の10時ちょっと前には、無事に自宅にたどり着くことができました。

今回初めて参加した湘南オフ会は、仲間を増やしながら名所旧跡を廻るという、変化に富んでいて楽しいものとなりました。 このオフ会を企画・運営してくださったHALママさん、それに今回ご一緒してくださったスピ仲間の皆様には、たいへんお世話になりました。 また今度、そのようなイベントに参加するのを楽しみにしています。


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鎌倉で白フワ増殖(湘南オフ会その2)

2010-11-20 00:01:02 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私と箔は湘南オフ会に参加するために、神奈川県の鎌倉市に来ています。 集合場所の北鎌倉駅前で今回の参加者たち第一陣と合流したら、最初の目的地の円覚寺に向かうようにしましょう。



このお寺は、鎌倉時代の執権北条時宗が、蒙古軍との戦いで亡くなった人々を弔うために建立しました。その境内には現在に至るまでに建てられた、たくさんの文化財が残っています。また、マナーベルト等をしていれば、有料区域でもワンコ連れで入れるなんて、嬉しいですね。



では、さっそく記念撮影を。 ちなみに、山門に続く石段の下、右端に写っているのが箔です。



円覚寺を散策し終わったら、今度は入口で集合写真を撮っておきましょう。 この段階では、6スピ、1Mダックスが集まりました。
私たちが、次の目的地に向かって歩いていたら………



シロン君が原付に乗って登場しました。それにしても、いい具合にカゴの中に納まっていますね。私たちへの挨拶が終わった後、彼は颯爽と走り去っていきました。



さらに、その先へ進んでいったら、今度はおでんちゃんが看板猫を、いや、店長を勤めるギャラリー「猫の箱」が私たちの目に留まりました。 私たちはおでんちゃんに夢中でしたけど、お店の方のほうも、突然目の前に現れた白フワ集団に夢中のご様子。 気付いたら、お互いに写真を取り合っていました。しかし、さすがのおでんちゃんも、ワンコたちからしだいに威圧感みたいなものを感じ始めたのでしょうか?威嚇の体勢に入ったので、私たちはそのあたりで退散することにしました。



そして、途中でお仲間と合流しつつ、今度は建長寺にたどり着きました。こちらでは、先に集合写真を撮っておくようにしましょう。 この時点では、8スピ、3Mダックス、1コギの規模になっていますね。そうしたら、みんなして中に入りましょう。



このお寺は、建長時代に北条時頼が建立した我が国初の禅寺です。 また、けんちん汁発祥の地にもなっています。 この大規模な三門をはじめとして、境内にはあらゆる時代に建てられたり移築されてきた建物が残っています。



向こうに見える銅瓦ぶきの緑の屋根……… といっても、テカってわかりにくいですけど、こちらは仏殿です。 その仏殿の後方にある方丈は、庭園に面しているみたいですね。
そこで「箔君預かるので、その間に見に行ってきては?」という、HALママさんのありがたいお言葉が。 では、遠慮なく行かせていただきます そして、方丈の回廊づたいに私が見た光景は………



おお~ 池のまわりでは木々がいい具合に色付いていて、さらに借景となっている周辺の山もいい味を出していますよ。 本当に来てよかったです。
そこを後にしてから、箔がどのようにして私のことを待っているのか気になり、こっそり迫ってみることにしました。



左側の方(HALママさん)が持っているオレンジっぽい色のリードの先が箔なのですけど、なんか他のワンコに夢中の様子ですね。 私がすかさず「はくぅ~ 」と両手を広げながら駆け寄っても、彼の態度は変わりませんでした。白黒茶々さん、敗れたりです。

私たち白フワ集団は、さらにその先を目指しました。 私がリクエストした三ヵ所目のチェックポイントは………



鶴岡八幡宮です。この社は、康平6年(1063年)に源頼義が石清水八幡宮を由比ヶ浜に祀ったのが始まりです。その後、頼朝が現在地に遷し整えて、現在に至ります。

その日は、七五三に結婚式も加わったこともあって、多くの人で賑わっていました。そこで今度は「箔君見ているから、その間に上の社まで行ってみては?」という、PITZSPITZさんのありがたいお言葉が。 「では、お言葉に甘えて………」その直後、私は八幡宮の石段を猛ダッシュで駆け上がっていきました。



お参りを済ませたあと、眼下に広がる景色を見ていたら、白フワ集団を発見 やはり人込み中でもスピッツは目立ちますね。 そのあたりを今度は、望遠レンズで覗いてみたら………



またしても箔が、私のことを忘れてブンブンを。 まだ体力が有り余っているのでしょうか?

しかし鶴岡八幡宮では、そちらの関係者から「ワンコの連れ込みは原則禁止」との旨を伝えられてしまいました。そこにはそのような立て札等はなく、これまで散歩で入っても黙認されてきたので、地元の方でも大丈夫だと思っていたのに。
それでも現在、ワンコ連れに人気の代々木公園も以前はワンコ禁止だったのが一転し、ドッグランを設けるまでになったそうです。
鶴岡八幡宮もそのうちその規制が暖和されるのを願っています。 もしそうなったら、晴れて箔とともにあの長い石段を駆け上がりたいです。



八幡宮の出口に向かっている途中で、初めましてのくるみちゃんと合流しました。タロゥさんに乗っかかっている姿がカワイイですね。 しかし、箔は小さい子にも遠慮がないので、どうかお気を付けくださいませ~



鶴岡八幡宮の参道を出たところでも、集合写真を撮りました。 道中で仲間を増やしつつ進んでいったら、この段階で13スピ、3Mダックス、1コギ、1柴の規模に。

湘南オフレポートは、このあともまだ続きます。次回はさらに、美味しいものや時期限定ネタが出てくるので、そちらのほうにもぜひ、お付き合いくださいませ~


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二代将軍の母、お愛の方(湘南オフ会その1)

2010-11-17 00:01:47 | 人物伝
こんばんは、白黒茶々です。
最近の私は展覧会やチロルに恵まれ、箔日記のネタに事欠くことがないのですけど、バランスを保つためにも、しばらく扱ってなかったようなテーマに挑戦してみようと思います。
改めて眺めてみて、カテゴリーの中で回数が少ないものは……… やはり「人物伝」でしょうか。 しかし私がやるだけあって、地元の遠州三河地方にゆかりがあるか、徳川家康関連の人物になってしまうことが多々あるような………
ちなみにこれから出てくる人物も、一応その流れをくんでいます。そのような感じで、今回は家康の側室の西郷の局を採り上げてみようと思います。



西郷の局ことお愛の方は、天文21年(1552年)に西郷村の西郷氏のもとに生まれました。 若くして嫁いだ夫にはすぐに先立たれたのですが、再婚した西郷義勝の間に一男一女をもうけます。それにしても、ここまで「西郷」だらけですね。
しかし、その義勝もすぐに討ち死にしてしまいます。



その後、彼女は伯父の西郷清員の養女となり、浜松城の奥勤めをしているときに家康の側室に望まれます。 その時、彼女は27歳。その翌年にはのちに徳川幕府の二代将軍となる三男秀忠を、さらに翌々年には四男忠吉を出産します。また、浜松在城時代の家康は長篠、小牧・長久手などの合戦に明け暮れ、その苦しい台所をお愛は見事に切り盛りし、家康を陰ながら支えてきました。



浜松市の遠鉄遠州病院前駅の近くには、秀忠誕生井戸というモニュメントっぽいものが造られています。 秀忠が生まれたのは、このあたりでしょうか。
その後お愛の方は、天下人となった家康とともに駿府(静岡市)に移り住むのですけど………



静岡駅からほど近いところに、宝台院という寺院があります。 ちなみにこちらの写真は、以前にも箔日記で触れたことのある、珍百景なお寺の応声教院の山門で、大正時代に宝台院から移築されてきました。



一方、静岡市にある宝台院のほうは、昭和15年の静岡大火で全焼してしまい、現在はこのような近代的な建物となっております。 なので先術の山門は、かつての宝台院の面影を伝える貴重な遺構ということになります。
その宝台院の境内には………



お愛の方の廟所があります。彼女は新天地の駿府に移り住んでから間もなくの天正17年(1589年)に38歳の若さでこの世を去りました。

お愛の方は、美人で温和誠実な人柄で、周囲の家臣や侍女たちにも好かれていました。 また、そんな彼女のことを、家康は最も寵愛していたそうです。また彼女は、強度の近眼ということもあって、盲目の女性などの生活を保護したりもしました。
しかしその一方では、築山殿に仕えていた侍女の殺害、毒殺説もあります。



また、この宝台院は徳川慶喜公謹慎之地にもなり、その史実を示す石碑が建てられています。



すでにお気付きの方もいると思いますけど、今回の私の歴史探訪の写真には、箔がちらほら写っていますね。 私が彼を連れてきたのには、実はもう一つの理由があるのです。 静岡駅前の竹千代君の見送りを受けたあと、私たちはさらに列車を乗り継ぎ………

「あれっ、ない、ないっ 」自宅を出たのが4時半頃なので、途中お腹が空くだろうと思い、前もって朝ごはん②を用意してきたのですけど、先ほどの竹千代君の近くで荷物の整理をしている時に、外に出したまま置き忘れてきてしまったみたいです。 誰か、私の代わりに食べちゃってください。



そのあと、熱海駅前の足湯も堪能しました。 今回はゆったりと浸かれるほど、余裕があったのですよ。
そこから先も列車を乗り継ぎ、向かった先は………



北鎌倉駅です。 この日私たちは、その地域でおこなわれるHALママさん主催の湘南オフ会に初めて参加することになっていました。 遠くのほうには、そのお仲間らしき人やワンコたちが集まっているのが見えてきましたよ。「みなさん、こんにちは~ 」
なお、気になる湘南オフの内容については、次回触れさせていただきます。


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北の焼きそば豪華三連発

2010-11-13 00:01:24 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
こんばんは、白黒茶々です。
ちょっと前のことになるのですけど、私がたつぴとペヤング企画(大盛りのカップ焼きそばを、二人で頭をぶつけながら一緒に食べる)をやっていたら、その話の流れを受けた北海道のさくら母さんが、その地域限定のカップ焼きそばを送ってくださいました。 しかも、三種類も入っているではありませんか 今回は、それらの試食レポートをしてみようと思います。



まず私が手にした、いや、口にしたのは、あんかけ風やきそば弁当です。北海道にはやきそば弁当というものがあるのですけど、こちらのものはそのあんかけバージョンってトコでしょうか?とにかく、調理してみますね。



おおっ、あんかけを謳うだけあって、いい感じにとろみが絡んでいますよ。 しかし、もっとドロッとした食感を出したかったら、いつも以上に湯切り直後の麺を食べておかなければなりません。
そうそう、肝心の味のほうは、とろみがあるぶん、ちょっと即席麺離れしたような味わいでした。



次に取り出したのは、北の焼そばです。 この焼きそばは「北海道限定」というだけではなく、北海道日本ハムファイターズも後押ししているみたいですね。



さあ、こちらも調理(………とはいっても、お湯を入れて3分だけですけど )してみましたよ。この焼きそばのウリとなっているウインナーもしっかりと入っていて、どこかおふくろの味を彷彿させます。
果たして、お味のほうは………すずずっ。うむっ 麺とソースとウインナーの味が絡まっていて、美味しいですよ。それから、北海道でしか流されていない北の焼そばのCMを観れば、この焼きそばだけではなく、稲葉選手にも愛着が沸くこと間違いナシです。



そして、今回の企画のメインとなるやきそば弁当の登場です しかも、35周年記念モデルときたもんだ。それよりも皆さんは、このカップ焼きそばのどのあたりが「弁当」だとお思いでしょうか?
ライスやおかずが付いているから?いや、違います。 残念ながらライスは付いておりません。おかずも、ちょっと違いますね。しいて言えば、焼きそばそのものが、おかずみたいなものですから。では、正解はのちほど発表するとして、そろそろこの商品の調理に入ることにしましょう。 乾燥麺の上にかやくをあけたら、お湯を注いで………



そのまま3分待つべし 今回も、焼きそばができあがるまでの間は、箔に見張ってもらうようにしましょう。箔ちゃ、お勤めが終わったら、いいことがあるかもよ~



ややっ、添付されているふりかけに、中華スープのオマケがっ そうなんです。このカップ焼きそばに「弁当」の称号を与える役割りを果たしているのが、この中華スープなのです。
そういえばかなり昔に、私はこの手のカップ焼きそばを食べたことがあります。その頃は、オマケの中華スープが付くか付かないかでカップ焼きそばを選んでいたのですけど、そいつはいつの間にか販売中止になってしまいました。



………なんて回想しているうちに、3分経っていました。そのあと、その茹で汁を利用して中華スープを作るところがミソなんですよ。
あとは、例の如く茹でたての素麺の段階で味見をしてからソースを絡め……… いや、その前に………



その素麺を、箔に試食させてあげることにしましょう。 前回、ペヤングの超大盛やきそばの特集を組んだときに「この焼きそばは味が濃いから、箔にはあげられない」と嘆いていたら、読者の方から「では、ソースをかける前に与えてみては」というご意見をいただきました。なるほど 確かにその状態なら、箔に食べさせても支障はありません。
それにしても、すでに食べる気満々のご様子ですね。 そこで「よし」の号令をかけたら………



すごい勢いで喰らい付いてきました。 私もこの段階の焼きそばが好きなので、その気持ちはよくわかりますよ。
箔の味見タイムが終わったら、焼きそばを仕上げちゃいましょう。残りの麺にソースを絡め、ふりかけをかけたら………



やきそば弁当の完成となります オマケの中華スープのほうは、コンソメをベースにしていて、なかなか美味しいですよ。さらに、茹で汁を使うことによって、麺のエキスも加わり、より深い味わいとなっております。
そして、本体の焼きそばのほうは……… まことに申し上げにくいのですけど、中華スープのほうにばかり気を取られていて、そちらの味はほとんど覚えていないのですよ。 それでも、マズくないことは確かです。

とはいっても、無意識のうちに食べてしまったので、焼きそばの味を確認する術はもうありません。 こうなったら、やきそば弁当を求めて北海道まで飛ぶしかないのか………



………なんて悩んでいたら、最近北海道に渡ったSKIPかあタンが、そのお土産になんと、この焼きそばを買ってきてくださいました。 なんてタイミングがいいのでしょうか 私の気持ちを代弁するかのように、箔のブンブンも速度と勢いを増しております。

いただいたやきそば弁当は、また改めて大事にいただくことにします。 もちろん、今度こそは本体の焼きそばのほうにも集中しますよ~


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来年の年賀状

2010-11-12 23:26:08 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
今年も早いもので、あと残り1ヵ月半ほどとなってしまいました。そうしたら、そろそろ来年の年賀状の準備に入らなければなりません。


※こちらは前回の箔仕様の年賀状です。

今回も年賀状に使う箔が写った写真を選んでいるところですけど、どんなものになるのかは、元旦に届いた時のお楽しみということで。 そこで………

基本的には、前回送ったところには今回も送るつもりですけど、もし喪中などで遠慮したいという方がいましたら、ご一報ください。 また、新たに箔年賀状をご希望されるようでしたら、こちらもコメント欄やメール、それと直接口頭などでお知らせくださいませ~


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白くて大きいもの(スピクラ展その3)

2010-11-10 00:03:29 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
白くて小さいもの(=ガンプラ)、中くらいのもの(=スピッツ)ときたら、今度は大きいものですよ。 その白くて大きいものとはいったい何のことなのか、皆様には想像しながら読んでいっていただきたいです。 とりあえず、話のほうは終盤に差し掛かった日本スピッツクラブ展覧会から入らせていただきます。



最初に登場したのは、キラ君です。 彼は、里子や去勢済みのワンコを対象としたユニコーン部門に飛び入りでエントリーして、見事大賞を手に入れました。 初めての舞台だというのに、堂々としていて立派でしたよ~



こちらは、各部門で賞を取ったワンコが一同に会したところでしょうか?左から、キラ君百妹ちゃんアメリちゃんアリスちゃんヴァイス君SKIP君となります。



見どころ満載のスピクラ展は、ついに終わりが近づいてきてしまいました。 ワチリー君ちゃんたろうちゃんは、もうお帰りになるみたいですね。 それにしても、運搬用の袋の中から眠そうな顔をのぞかせている姿がたまりませんな。 そういう私たちも次の目的があるので、そろそろ撤収に入らなければなりません。



その前に、蘭丸君に触らせてもらいましょう。 スラッとした前足に、ぷにぷにとした感触の肉球がたまりませんね。 ちなみに、彼に向かって延びているこの手は、私のものではありません。

会場をあとにした私と箔は、さらに列車に乗り、今度は東京へ向かいました。 そして、次の目的地の最寄り駅となる原宿に降り立ったら………



そこは青森。 いや、なぜかそこで青森のイベントをやっていました。左側の平面的なほうが弘前の「ねぷた」で、掛け声は「ヤーヤードー」、右側の立体的なものは青森の「ねぶた」で、こちらの掛け声は「ラッセラー」となっております。
私は16年ほど前に、そちら方面に行ったことがあるので、とても懐かしいですよ。



………なんて、余韻に浸っている場合ではありません。 この先の「おっきな公園」こと代々木公園のドッグランのあたりで、ある方たちと待ち合わせをしているのでした。しかし、いくら歩いてもなかなかたどり着きません。こちらの公園が、本当に「おっきな公園」であることを身をもって感じました。
いや、それよりも、日没が近づいているのに加えて曇り空なので、暗くなるのがやたらと早いではありませんか。とにかく急げ~
かなり進んでいった先にドッグランらしきものが見えてきて、その傍には………



白い山脈が二つそびえ立っていました。 おおっ やっとお逢いすることができましたよ。こんにち………いや、こんばんは初めまして、白黒茶々と箔です。一方、彼らは………



右側にいるのが、ちゃぱさんのところの茶々丸君です。 彼は、私たちが上京するのに合わせて、わざわざ川越から来てくださりました。



そしてこちらに、ますたさんと一緒に現れたのはクローカ君(※リンク先はその日の日記にしてあります)です。 彼らは、こちらの代々木公園を拠点に都内各所でモフモフ営業をしています。
あの有名犬のクローカ君が、私の目の前に……… 決して疑っているワケではないのですけど、ちょっと本ワンかどうかの確認をさせてください。 確かこのへんに………ごそごそ………あ、あった、あった



クローカ君の人となり、いや、犬となりや魅力が詰まったブログ本(クログ本)と本ワンを並べてみたら、確かに本物のクローカ君でした。



では、今度は茶々丸君のほうに目を向けてみましょう。 箔は彼のことが気になるらしく、お得意のブンブンでアピールしまくっていました。 しかし、ワンコにこの技は通用しないのでしょうか?茶々丸君には、スルーされてしまいました。

そういえば、クローカ君と箔との2ショットはまだでしたね。 お互いにライバル視する様子がないことをいいことに、私は彼らを並べようと試みたのですけど、いいところでスルーされてしまい、なかなかうまくいきませんでした。



結局、ますたさんの手を借りて、このような感じで半強制的に2ショットを実現させました。

楽しい逢瀬の時間はあっという間に過ぎ、私たちの帰りの列車の時間が迫ってきてしまいました。ちゃぱさんや茶々丸君とはそこでお別れし、私と箔は、ますたさんとクローカ君に先導されて最寄りの原宿駅を目指すことに。



行きに見た青森のイベントはまだやっているみたいですね。大きな太鼓もドンコドンコ鳴っていますし。 クローカ君、このあたりで1枚お願いしま~す。おおっ、お顔もポーズもキマっていますよ~
ところが、箔は太鼓を含む雷系の音がニガテということもあって、かなりビビってしまい、低い姿勢でその場から逃げようと必死になっていました。 こうなったら仕方がない………
そこでキャリーを開けたら、そのままその中に飛び込んでいってしまいました。 おかげで、難無く箔を封印することができましたよ。

クローカ君、最後に箔の情けない姿を見せてしまいましたけど、本日はお相手してくださり、ありがとうございました。また機会があったらご一緒したいです。



その後、私たちは満席の新幹線に乗り込み、品川駅で調達したわっぱ五目めし弁当を椅子と壁のスキマのスペースで食べたりしました。 さらに熱海駅からは、在来線に乗り換え、各駅停車でゆったりのんびりと帰りました。
その途中から降り出した雨は次第に勢いを増し、私たちが自宅に着いた頃には土砂降りに。それでも、その日一日なんとか天気が持ってくれたことに感謝します。

今回は、スピッツたちとの触れ合いに加えて、サモエドの世界にも片足を突っ込んでみました。 そのサモエドという犬種は、スピッツを大盛りにしたような感じなので、けっこうグッときますよ。
とにかく、私にとってその日は、いろいろな意味で盛りだくさんな一日となりました。


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白くて中くらいのもの(スピクラ展その2)

2010-11-06 00:02:31 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前日まで台風の動きが読めなかったので、私はギリギリまで「日本スピッツクラブ展覧会」に行くかどうするか迷いました。 それでも、当日は雨に見舞われることもなかったので、予定通り横浜そごうの屋上に向かいました。 そこで最初に出逢ったのは………



ロック君パティちゃんでした。実は、箔をキャリーから開放する前の段階でバッタリと逢ったので、前回の日記の最後の写真はご対面のあとに撮ったものとなります。 私は前々回はパティちゃんと、前回はロッくんとそれぞれ別々に逢ったので、2ワンが揃った光景は初めて見ることになります。



では改めまして、スピクラ展の会場の様子をのぞいてみることにしましょう そちらではすでに審査が始まっている様子ですね。しかし今回も私は、その周りにいるスピたちに気を取られていました。



こちらは、初めましての定春君と、すでにお馴染みのチェリックちゃんです。チェリックちゃんは栄太郎さんのコマンドによく従っていましたけど、定春君は周りのスピたちに興味津々のご様子。間もなくして彼は、キャリーの中に詰め込まれてしまいました。



カートに納まっているのは、梅吉君ファミリーでしょうか。 いつもたくさんの家族に囲まれて、楽しそうですね。ちょっとこの位置からはわかりにくいのですけど、皆さんすでにミツバチの衣装を身につけています。



こちらにも、ミツバチさんがいましたよ。私や箔とは初対面となる、花ちゃんひまわりちゃんです。 ひまわりちゃんはママさんの背中が好きで、この時もおんぶされて、いや、自分から飛び乗っていました。



前回はニアミスだったベル君とも、今回初めて逢うことができました。彼はカメラの前ではいつもビシッとポーズを決めてくれるので、とても撮影しやすかったですよ。



また今回は、念願だったシロ君と箔の2ショットを納めることができました。 しかし、両者の間の距離と視線のそらし方が微妙ですね。



お尻がかゆくて仕方がない様子なのは、モフ君です。もっとカッコイイところを撮ればいいのに、私はこの格好が気に入って、つい載せてしまいました。モフ君、ゴメンね。



箔(左隅にわずかに写る)と熱い火花を散らしているのは、SKIP君です。彼は最近、「CREA Dog(クレアドッグ)」に投稿写真が載り、スター性を発揮しました。 さらに私生活では、マイちゃんとの間にお子様が生まれて、お父さんになりました。しかし、半年間のインターバルを挟んでも、箔との関係のほうはリセットされていませんでした。



スターといえば、今夏「nissen」のCMにスピッツの集団が出演していましたね。そのCM犬が、こちらのCandyちゃん一家なのです。お子様のCookyちゃんMacaronちゃんBiscuit君は逢うたびに大きくなっていますね。
………なんて言ってるうちに、キス魔の箔がCandyちゃんの唇を奪って……… まったく、油断もスキもありません。



私たちが今回初めてお目にかかったロビン君は、ハル君のお兄さんです。親戚探しのHPでその血縁関係が判明したそうで、ハル君はそんなロビンお兄ちゃんのことが大好きとのこと。



そのハル君も、会場に来ていました。今回はギョンさんともどもハロウィン仕様になっていますけど、沖縄旅行から帰ってきたばかりということもあって、彼らからはどこか南国系の空気みたいなものも感じます。



一年ぶりの再開となるワチリー君は、ある意味で箔のことを覚えていてくれたみたいですね。両者の間には相変わらずバチバチと火花が散っていました。



アクアマリンさんの足元で行儀よく座っているのは、リチ君とアメリちゃんの間に生まれたラック君です。彼はアクアマリンさんの家に迎え入れられ、リチ父さんと仲良くケンカしながら過ごしているそうです。



とかなんとかやっていたら、スピクラ展では恒例となっている全体写真の招集の声がかかってきました。 そうしたら、私はまたアレをやらなければなりません。 ここで言うアレとは………
カメラを三脚にセットしタイマーをかけてから、箔を抱えつつ定位置に猛ダッシュするという例のアレのことです。 私は単独で来たこともあって、カメラのシャッターを押してくれる相方がいないので、全体写真に自分も写りたかったら、そうするしかありませんでした。しかも、失敗は許されないので、保険をかけるためにも何往復か必要となります。 ひょっとしたら、全体写真の際の私の猛ダッシュは、密かな名物になっているのかも知れません。

スピクラ展は、この集合写真のあとに佳境に入っていくことになります。 また、私と箔はそのイベントを見届けたあとに、あるスペシャルゲストと逢うことに……… いや、先方がホームグラウンドで待ち受ける形となるので、私たちのほうがゲストということになります。 とにかく、次回は大きくて有名な○○が出てくるので、もしよろしかったらそちらのほうにも、お付き合いくださいませ~


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白くて小さいもの(スピクラ展その1)

2010-11-03 00:01:13 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
ご存じの方もいると思いますけど、現在静岡市で開催されている静岡ホビーフェアの会場に、昨年お台場に出現したあの等身大ガンダムがいらっしゃいます。 白黒茶々家は近々、そのガンダム様を見に行く予定で、その前にモチベーションを上げるためにも………



ガンダムのプラモデル(ガンプラ)を買ってきてしまいました。 勢いでガンプラに手を出してはみたものの、果たして私はそいつを無事に作ることができるのでしょうか? と、とにかく箱を開けてみますね。



う、うひゃあ~ 膨大な数のパーツが入っていますよ。 そのぶん細部までよくできていて、可動部も多いのでしょうか?



私が最新版ガンプラに気を取られている間に、なんと黒ちゃが箱入り娘になっていました。 そのような目で見つめられたら、「おどきなさい」なんて言えませんよ。

そういえば、私は小学生の頃に初期のガンプラを作ったことがあります。 その当時のプラモデルは、すべてのパーツを接着剤で繋ぐようになっていました。そして私の手によって仕上がったガンダムは……… なんと、全身真っ白け。そうなんです、実はその頃のものには塗装がされていなかったのです。 なので、組み立てる前にあらかじめ色を塗っておかなければなりませんでした。
その点、現在のものは心配要りません。最初から着色されていて、さらにはめ込み式になっているので、接着剤も必要ないのです。
それらの安心材料も心得つつ、ヒマを見てコツコツと作っていくことにしましょう。 そのようにして、出来た上がったものが………



こちらになります 質感といい、重厚観といい、本物ソックリですね。 ……… って、スミマセン。実は完成が間に合わなかったので、代わりに本物のガンダム様(のハリボテ)を手に持ってしまいました。



とはいっても、まだ家族でそのガンダム様にお目通りする段階ではありません。 彼らの代わりに箔がいるということは、つまり………



そうなんです。実は今回、私は箔と列車の旅をしている途中の寄り道で、こちらに降り立ったのです。 ちなみにガンダム様の鎮座する静岡ホビーフェアの会場は、JR東静岡駅の北口を出てすぐのところにあります。今回はまだ朝早くて、会場に入ることができなかったので、入口から中の様子をのぞいてみました。
それよりも、今回の私たちの旅の目的ですよ。もうかなりパターン化してきましたけど、私たちが列車に乗って東を目指すということは、関東方面で行われている展覧会やオフ会などのイベントに参加するためと、ほぼ思ってもらって結構です。



いつもの如く、中継点の熱海に立ち寄り、さらに1時間20分ほど列車を乗り継いでいくと………



横浜に到着します。 こちらの横浜そごうの屋上には、すでにたくさんのスピッツが集まっているのでしょうか?毎回この段階から心躍ります。 さらにエレベーターで屋上に上がっていくと………



このような光景が。 果たして今回、私と箔が最初に出逢うファーストドッグの座を手に入れるのは、どのワンコでしょうか?これもまたパターン化していますけど、このあたりで「つづく」とさせていただきます。


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