波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

箔のウチの子9周年

2014-05-31 00:02:48 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
5月22日は、箔が新たに白黒茶々家の一員として加わった日です。 あれから9年にもなるのですけど、今回は彼がウチの子となったときのことを振り返りつつ、今年のその記念日の様子をお伝えします。



箔がウチの子になるまでの様子については、以前にも触れたことがあるのですけど、箔日記を最近読み始めた方のためにも、改めてその経緯を、なるべく簡潔に語っていこうと思います。

昔々あるところに……… とはいっても、今から9年前のことですけどね。 一戸建てに移り住んでからちょっと経った3人家族がいました。そこのお父さんの、黒茶々は……… 白の要素となる箔がまだいない頃の話なのでそのような名前にしてみたのですけど、なんか語呂が悪いですね。 それだけではなく、悪の首領みたいにも思えてしまうので、最初から「白黒茶々」にしてもよろしいでしょうか?その白黒茶々こと私は、環境が揃ったら犬を飼いたいと以前から思っていました。
それからは、近所への迷惑などを心配する慎重派の箔母さんをなんとか説得し、ようやくGOサインが出ました。そうしたら、次はどのような犬を飼うのかという段階になりました。

ちょうどその頃、私の地元の近くの磐田市のほうで、飼い主が50頭ほどのスピッツを見捨てていなくなるという事件がありました。 そのスピたちは保護団体によってかくまわれ、さらに里親を募集するというので、私も手を挙げることにしました。しかし「よりによって、スピッツなんて騒がしい犬種にするとは………」それは誤解ですけど、そういう箔母さんをまたさらに説得し、ようやく我が家に受け入れ体制が整いました。 さあスピッツちゃん、いらっしゃい

ところが、その放置スピッツたちがすべて里親のもとに渡ったという情報が、私の耳に入ったのです。 「せっかく飼う気マンマンになっていたのに………」その情報は誤報だったのですけど、私のスピッツ飼いたい欲だけは残っていました。そうしたら、別ルートで里親を募集しているスピッツはいないものか 私はネットなど、あらゆるところから情報を集めました。そうしたら………

長野県の諏訪湖のほうで、新たな飼い主を求めているスピッツがいるというではありませんか そのワンコの飼い主さんの話によると、その子は1歳3ヶ月のオスで、前の年にペットショップで売れ残っていて可哀想なので飼うことにしたものの、先住犬との相性が悪く、困っていたそうです。 そういうこともあって、里親を募集したら、私が喰い付いたということです。 そして平成17年(2005年)の5月22日に、私はいよいよ諏訪湖方面までそのワンコをお迎えに行くことになりました。



そのスピ君には、「箔」という名前がついていました。前の飼い主さんは「仔犬のときに、毛が銀箔のように輝いていたから」ということで、その名前にしたそうです。また「これからは、好きなように呼んでくださっても構いません」と仰ってくださったのですけど、私はその名前が気に入ったので、それ以降も「箔」という名前で呼ばせてもらうことにしました。



こちらは、その帰り道に諏訪湖SAに立ち寄った際に撮ったものです。 日付も、9年前のその日になっていますね。私や箔も今より若々しいのですけど、引き渡し直前にトリミングをし損ねたそうで、箔は毛がボサボサになっております。彼はその時以来諏訪湖を見ていないのですけど、いつか里帰りさせてあげたいです。



たつぴとの2ショットも、ありましたよ。その当時の彼はまだ幼稚園児で、子供っぽいですね。 一方の箔は若気の至りというか、目つきがややキツいような。 彼は里子に出されたとはいっても、保護犬とはちょっと違うので、去勢はされていません。なので、若い頃は売られたケンカは買うほど血の気が濃かったのです。 それが今では他のワンコに吠えかけられても、ムキになったりしません。



そして、今年のウチの子記念日では、ワンコ用ケーキのようなものは調達できなかったので、代わりにちょっとした御馳走を用意しました。 ちなみにそのディナーの中身は、鶏ささみとさつまいもの犬缶というか、犬パックです。すでにこの段階で、箔はたまらずブンブンの動きをしていますね。 最近前の飼い主さんに箔のことを聞いたら、彼は小さい頃からこの動きをやっていたそうです。やはり、ヒトが仕込んだ技ではなかったのですね。



ちなみに、こちらの「お手」「おかわり」のご飯前の儀式というかワンコのお務めは、私が仕込みました。



このちょっと豪華なディナーの盛り付けや彩りなどを堪能したら、さあお上がりなさい



箔はあれよあれよという間に、御馳走を平らげてしまいました。 たぶん、1分はかからなかったと思います。それにしても、今回の豪華な宴は、あっという間に終わってしまいましたね。



そのあと、私は箔を抱き締めました。それには、理由はありません。ただその時、そうしたかったのです。



今日までの彼と一緒に過ごした9年間は、あっという間のことのように思えます。それでも、彼と一緒にいた日々は、とても充実していました。
箔、ウチの子になってくれて、ありがとう。これからも元気で長生きしてくださいね。


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甲府城で白ふわ写真を撮ろう!(甲府お城オフ会その3)

2014-05-28 00:01:17 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、前回から山梨県甲府市にある甲府城に来ております。 いちおう日帰りなのですけど、レポートのほうは3話にまたがっているのですよ。 とにかく前回からの続きで、私たちが東屋でまったりしているところに、ももちゃんが合流したところから始めさせていただきます。



ももちゃんは来てすぐに、スピのみんなから大歓迎されたのですけど、箔はよそ見をしているのか、彼女に気付いていない様子ですね。 「志村、うしろ~ 」じゃなくて、箔、早く気付きなさい



気付いたら気付いたで、今度はももちゃんに夢中になって、力いっぱいブンブンしていました。 その振りは破壊力があってとても危険なので、ももちゃん気を付けてくださいね。



ブンブンが治まったと思ったら……… あろうことか箔は、ももちゃんにキッスを。 前もって「箔はキス魔だから気を付けて」と言っておくべきでした。



そんな箔ですけど、ぽん吉さんに抱っこしていただきました。なんか、嬉しそうな顔をしているではありませんか。



引き続いて旦那さんにも。そうしたら、今度はとろ~んとした甘ったれた表情に。これはまるで、赤ちゃんのようですよ。 箔ちゃん、あばばばぁ~



まだ日は陰ってはいなかったのですけど、私たちは思いきって大移動をすることにしました。 目指すは、お城の最高所の本丸天守台です 白ふわの行列は、端から見るとかなりインパクトがあるみたいで、道行く人たちに「スピッツですか?懐かしい」とか「同じような犬がたくさん!親戚ですか?」とか聞かれたりしました。 「血縁関係のある子もいるんですけどね」ちなみにヴィヴィアル家は、三世代で参加しております。



そして、私たちは甲府城の本丸跡にたどり着きました。 その東端には、さらに高い天守台があります。お城のシンボル的存在となる高層の天守建築は、この上に築かれるのですけど、甲府城にはその資料となるものは残っていません。天守そのものが存在したかどうかもわからないのですけど、天守台だけ築いてあとはナシでは、あまりにもったいないですよね。私は、甲府城には天守はあったと思います。
土台だけはあるので、その上にあったであろう建物を想像するのも、いいでしょう。そうしたら私は、4〜5層の金箔瓦で飾られた豪華な天守に、最上階には見晴らしのいい高欄(テラス)を付け、屋根上には金のシャチホコを乗せてしまいますよ



そのような立派な天守はなくても天守台に上れば、さえぎるものは一切なく、見晴らしはいいですよ 甲府市内を一望できるだけではなく、まわりを囲んでいる山々、それにその上から富士山が顔を出しています。 箔に続いてももちゃんも来たので、こちらで2ショット写真を撮らせていただきました。



さらにヴィヴィアル家や、フクちゃん&レオン君も来たので、みんなで記念撮影といきましょう ちょっと天守台の柵が自己主張しているのですけど、その隙間から下界の様子や富士山の先っちょが見えたりしませんか?



今度は場所を変えて。天守台の石垣をバックにして、白ふわが横一列に並んでいる姿は、我ながらグッときます。
本丸跡はさえぎるものがないこともあって、思っていた以上に風通しがよくて心地よかったです。今度このお城に来たときには、そこから見える景色を眺めながらお昼ご飯を食べたいですね。



本丸の正面入り口には、昨年の平成25年(2013年)に完成したばかりの鉄門(くろがねもん)があります。 こちらも建物の中を見ることができるみたいなので、今度はたつぴと交代で行ってきます。



その内部は、このようになっています。これだけの規模の建物の中が柱や壁などで仕切られていないので、かなり広く感じますよ それに、新築の木の香りもしてきましたし。
とかなんとかやっているうちに、白ふわの皆さんが集まってきました。そうしたら、やはり………



門の下で横一列に並んだ写真を撮っておきたいですね。 このような城門と白スピのコラボは私は今まで撮ったことがなく、これは新たな境地です。
それだけではなく、こちらには城内では最も強く風が通り抜けていますよ。 嗚呼、通行の妨げにならなければ、ずっとこの場所にいたい。



石段の下から見た景観も、いいですね。 この鉄門は、城内で最も目立つところに建てられたので、甲府城の印象も以前とはガラリと変わったことでしょう。

そういえば、そろそろノドが渇いてきたような。自動販売機を求めて公園管理事務所などを廻ってみたのですけど、その類のものは設置されていませんでした。 こちらは史跡公園なので、あえて置いてないのでしょうか?



飲み物を求める先発隊は、その捜索範囲を城址公園の外にまで延ばしていきました。 平成9年(1997年)に復元された鍛冶曲輪門を潜っていき………



街中のコンビニに行き着いたのですけど、みんなしてそのあとに続いて来ることに。 そのままお店の外で休憩しました。
宴もたけなわなのですけど、私たちは帰りの列車の時間が迫ってきたので、そろそろ引き揚げなければなりません。皆さんに挨拶とお礼をしたら、駅まで急ぎますよ



甲府城は見どころ満載で、滞在時間内だけではとても廻りきれませんでした。ちなみにこちらは、駅に向かう途中で撮った、甲府城に唯一残る鍛冶曲輪のお堀です。その向こうに見える遊亀橋のほうからお城全体を見れば、石垣が一二三段になっているのですよ そこからはいい写真が撮れるのですけど、時間が、時間がっ 次に参ります。



お城の西側にある、内松陰門(うちまつかげもん)も見逃せません。こちらの門は、平成11年(1999年)に稲荷曲輪門と一緒に復元されました。こちらも潜っておきたかったのですけど、時間がないのでパスパスパスッ



甲府駅では切符とお弁当とお土産を買い集め、なんとか帰りの列車に間に合わせることができました。 その経路では、一部特急列車こと、こちらのワイドビューふじかわを利用することになっています。今回の列車の旅で私たちが使った休日乗り放題きっぷは、特急券を買い足せば、ワイドビューに乗ることもできるのですよ



やはり特急列車に乗ったら、車窓からの風景を眺めながら駅弁を食べておきたいですね。 いや、駅弁を食べるために特急列車に乗ったと言ったほうがいいのかも。 とにかくこの日の晩御飯として、私はこちらの富士桜豚めしをいただきますよ こちらのお弁当は、ブランド豚の富士桜ポークが使われていて、その肉は柔らかくてしっかりとした食感で、たいへん美味しうございました。



途中で私たちは、在来線に乗り換えて、残りのルートはのんびりと各駅停車を楽しみ(?)ました。 その間に、キャリーの中の箔の様子を見たら、ぐっすりと寝ていましたよ。 この日は、久しぶりにかなりはしゃいでいましたし。とにかく、お疲れ様でした。



そういえば現在放送中の、NHKの連続テレビ小説「花子とアン」が大人気ですよね。 甲府はその舞台にもなっているのですけど、私はそのドラマに関する何かが駅のあたりにないものかと、探してみました。しかし、そのようなものは見当たりませんでした。その代わり、それっぽいものがお土産にあったので、買ってきました。ただし、大事に置いておいてまだ食べていないので、試食レポートはナシということで、ご了承くださいませ。

お城をメインにした今回のお散歩オフ会、参加してくださった皆さんのおかげで楽しむことができました。 また、甲府は東海と関東の中間に位置していて、東海からでも行きやすく、富士山もよく見えますし、それに、お城のほうも立派な石垣や復元された諸々の建物があって、見応えがありました。 また機会があったら、このような集まりをやりたいので、今回来られなかった方も是非、ご一緒してくださいませ。では、最後はこちらも甲府が舞台となった、NHK大河ドラマ「武田信玄」の大井夫人(若尾文子)のナレーションで締めさせていただきます。
今宵はここまでに致しとうござりまする。


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稲荷曲輪にいます(甲府お城オフ会その2)

2014-05-24 00:01:12 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、山梨県の甲府市に来ています。 その待ち合わせ場所でヴィヴィアル家やよっちさんたちと合流したのですけど「お城オフ会」と銘打ちながらも、前回はお城に入る前に終わってしまいました。 それでも、大丈夫です。 これからみんなで、そのお城に向かっていくので。



甲府駅から徒歩4分ほどで、かつては甲府城の主要部だった舞鶴城公園にたどり着きました。 お城の裏側となるこちらまでなら、本当に駅から近いのですよ。



そして私たちは、甲府城の本丸の北側に広がる稲荷曲輪(いなりくるわ)というところに行き着きました。こちらからは、お城の最高所となる天守台がよく見えますね。
今から約450ほど前の武田信玄がいた頃は、ここから北に3キロほど行ったところにある武田氏館こと躑躅ヶ崎館が甲斐の国を統治する拠点となっていました。武田氏が滅んだのちには、豊臣秀吉の配下の浅野長政・幸長親子がこの地に任ぜられ、彼らは一条小山に新たなお城を築きました。それがこちらの甲府城なのです。さらにこのお城は徳川家の直系が城主となり、18世紀の始めには将軍の重鎮の柳沢吉保が入りました。彼はさらに甲府城を整備し、今日見られるような規模に仕上げました。柳沢氏が大和郡山に転封となったあとは、幕末まで甲府城は幕府の天領となりました。それから、甲府は甲斐府中を縮こめた呼び方です。その流れでいったら、現在は静岡市となっている駿河府中は、略して……… コンコルゲン
※このギャグ(?)は、静岡県民にしかわかりませんよ。それに、たつぴ君も「なんでー!」と言っていますし。正しくは、「駿府」です。(編集部注)



………とはいっても、外はけっこう暑いですね。 とりあえずはみんなして、稲荷曲輪に入ってすぐのところにある、トイレの庇の下に避難しました。 その建物は、木造でベンチも設置されていてそこそこ過ごしやすいのですけど、そのままそこでお昼を食べるのはどうかと……… それに、風がほとんどなくて少し蒸し暑いですし。



さらに私たちは東のほうに移動していき、先程のところよりは多少は涼しい木陰に腰を下ろしました。 そこで時計を見たら、13時をまわっていましたよ。お腹も空いていることですし、そろそろお昼をいただくことにしましょう。



まず私が手にしたのは、串カツのようで串カツではないものです。その実態は……… はぐっ



もぐもぐ……… はっふひははふほははひは………
失礼しました。 さっくりなカツの中には、もっちりとしたなるとが丸ごと一本入っているのですよ 焼津は、なるとの生産量が全国一ということで、作られたのですね。さらにカレーの味付けとも相まって、たいへん美味しうございました。 その名もズバリなるとちゃん(154円)。これは、私たちがこちらに来る途中の焼津で買ってきたのですよ。 このなるとちゃんは、静岡のローカル番組の「○(まる)ごとワイド」のほうでも紹介されたことがあるみたいです。



もう一品、こちらはマグロメンチバーガーです。 味わい深いマグロのメンチカツはあっさりとしていて口当たりがよく、食べやすいです。 205円という値段も、嬉しいですね。もちろん、クセになりそうな美味しさでしたよ。
箔が食べたがってブンブンしていますけど、ワンコなのでニオイだけでガマンしてね~



そんな私たちの目の前には、平成16年(2004年)に復元された、稲荷櫓がありました。せっかくなので、皆さんが食後にまったりしている間に、その内部を見学しておきましょう。



………なんていいつつも、稲荷櫓どころか稲荷曲輪の外側にまで回り込んでしまいました。 だって、高石垣の下から見たほうが迫力があると思いません?



ちょっと脱線してしまいましたけど、いよいよ建物の中に入っていきますよ。 稲荷櫓は、建設当初の姿や工法に則って、木造で復元されました。太い柱や梁、白い漆喰塗りの壁は、見応え充分です。またその内部には、甲府城の復元模型や出土品、それに甲府の歴史に関する資料が展示されています。しかもそれらは、無料で見ることができるのですよ



そのあと、私たちは稲荷曲輪内でももう少し南側にある、東屋のほうに移動しました。 そうしたら、さっきまでいた木陰よりも風通しがよくて、心地いいではありませんか これはいい。



そこでも箔は、絶好調でした。またしてもフクちゃんにブンブンして、必死にアピールしていますし。 ちなみに、手前にいるのはレオン君です。しかし、彼女はやよっちさんに助けを求めていました。



その東屋のすぐ近くには、平成11年(1999年)に復元された稲荷曲輪門があります。その門の下には、ヴィヴィアル家のみんなが見事に整列していていますね。 門をモチーフにした彼らの姿は、とても絵になっていますよ そんな彼らの視線の先には………



富士山が大きく見えていました。しかし、下半分は山々に囲まれているのですよ。嗚呼、山梨県民に怒られそうですけど、「裏富士」と言いたい。

とかなんとかやっているうちに、到着が遅れていたぽん吉さんから「甲府城に着きました」という連絡がありました。 「皆さん、どちらのほうにいらっしゃるのでしょうか?」と仰るので、「稲荷曲輪の東屋でくつろいでいます。」と答えたら「はいはい、稲荷櫓とかあるところですよね?」すぐにわかったみたいです。
「もう少し、あとちょっとだけ待って涼しくなったら、お城の最頂点の本丸や天守台に行こう」と言いつつも、そのままズルズルとそこに居座ったのがかえってよかったということに。



それから間もなくして、ぽん吉さん夫婦に連れられて、ももちゃんがやって来ました。先月のスピクラ展のときと変わらず、愛想がよくてカワイイですね。



そのももちゃんは、スピのみんなからも大歓迎されていました。これで、今回の参加メンバーの8人と10スピが揃いました。 それらのお仲間たちとの絡みや、そのあとの私たちの行動、お城の撮影スポットなどについては、次回お伝えします。では、またしても主人公が甲府出身の、NHK連続テレビ小説「花子とアン」にあやかって。「てっ 」
………じゃなかった。 ごきげんよう、さようなら。


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信玄公のもとに白ふわ集まれ!(甲府お城オフ会その1)

2014-05-21 00:01:52 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
5月のある日曜日に、私は夜が明ける前から起きて、ごそごそと仕度を始めました。 読者の皆さんのなかには、この段階ですでに察された方もいると思います。箔も未明に私の目覚ましのアラームが鳴ったあたりから敏感に感じ取り、落ち着かなかったのですけど。 そうです 私たちはこれから遠くに出掛けようとしているのです。



身仕度が済んだら、まずは箔を朝の散歩に連れていきます。 このくらいの時季になると、この時間帯でもかなり明るいですね。そのあとは、箔母さんやたつぴも起こして………



市内にある最寄りの駅まで送ってもらいました。 ちなみに、今回は浜松5時半発の前回よりは多少はのんびりとしています。そこから私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、始発列車に乗って東のほうに向かっていきました。



今回は、主に静岡県内なら休日は乗り降り自由となる、休日乗り放題きっぷを購入しました。ちなみに、そのお値段は2670円。このきっぷを使って、これから山梨県の甲府市まで行きますよ



まず私たちは、焼津駅で途中下車しました。 焼津といえば、全国有数のマグロ漁の発着地でもあります。



その駅前には、マグロの街にちなんだカジキマグロのモニュメントがあります。それだけではなく、その像を囲う形で足湯も設けられているのですよ 焼津には、黒潮温泉というのもあるみたいですね。しかし、その日はその足湯は調整中で、浸かることはできませんでした。



また、小泉八雲氏はこの地を愛していて、しばしば訪れていたそうです。そういうこともあって、駅前には彼のレリーフ像もあります。彼の本名はラフカディオ・ハーンといい、ギリシャ出身の記者でした。 来日してから小泉節子と結婚し、やがて日本に帰化。名前を小泉八雲と改めました。その後、節子から聞いた日本の昔話をまとめ、たくさんの怪談を著すことに。その中でも「耳なし芳一」や「むじな」などは有名です。
そういえば小泉八雲氏のことは、私が一人旅で松江に行ったときにも触れたことがあったような。とにかく彼は、怪談で有名な明治時代の文豪なのですよ



それらの他にも、私には焼津に目的となるものがあったのですよ それは、こちらでしか入手できないマグロバーガー類です。 それらは、駅に併設されているパン屋か、駅内コンビニのベルマートで買うことができます。そうしたら、7時半の開店を待ってから確保しておき、お昼に食べることにしましょう



私たちはさらに列車を乗り継ぎ、9時近くには富士に到着。



そこからは身延線に乗り換えて、甲府を目指しますよ ちなみにその路線は無人駅が多いということもあって、ローカル線仕様の二輌編成のワンマン列車となります。



私は静岡県内でも最西端の湖西市に住んでいるのですけど、そちらのほうでは富士山は空気が澄んだ冬場の時季しか見えません。 しかも、かなり遠くて小さいです。それが、身延線からはかなり大きく見えるのですよ こんなに近付いても、大丈夫なのでしょうか?

そのあたりで、その日ご一緒することになっているぽん吉さんから連絡があって、乗ったバイパスで事故渋滞に巻き込まれ、遅くなりそうと仰っていました。今回は広範囲を歩き回るようなオフ会ではないので、心配はご無用。………のようなことを、私は伝えておきました。

甲府まであと少し、皆さんとお逢いするまでもう少しというところで、私たちが乗った列車はいきなり線路上で停車しました。 それから間もなくして、車内放送で「線路に落ちているビニールのシートを取り除くので、少しお待ちください」と言うではありませんか その様子を見にいったら、先程までその列車を運転していた車掌さんが線路に降りて、その障害物を拾っていました。このようなとき、ワンマンだと一人でやらなければならないので、大変ですね。
………なんて感心している場合ではありません。その作業の影響で、列車が遅れると言うのですよ せっかくここまで順調に来たのに、このままでは遅刻してしまいます。
そのようなところに、今度はやよっちさんからメールが来て、こちらも「少し遅れる」と言うのです。私たちも遅れそうですし、そこにはどこかホッとしている私がいました。



そして、予定時間より10分ほど遅れて、私たちは甲府に到着しました。 駅のホームからは、すぐ目の前に甲府城の石垣や塀、それに稲荷櫓が見えます。駅がお城に近いというよりは、かつてお城の敷地だったところに、駅が造られているのですよ。



そういうこともあってお城の北側に、駅や線路をまたぐようにして甲府市歴史公園が整備され、併せて平成19年(2007年)に山手御門も復元されました。

………なんて、お城に夢中になっている場合ではありません もう一組、今回の集まりに参加することになっているヴィヴィアル家からは緊急の連絡のようなものはないので、彼女らは予定通りに今回の待ち合わせ場所に来ていることと思われます。 とにかく急げ



甲府駅の南側には、戦国時代にこの地を拠点にして勢力を拡大していった武将こと、武田信玄公の銅像があります。信玄公は、地元ではずっと英雄なのですね。それにしても、彼のお顔が影になってしまって、あまりよく見えないような。いや、これならブログに載せる際に、目隠し処理等をする手間が省けるので、かえって良かったです。
※信玄公の素顔はすでに広まっていますし、銅像に匿名性を持たせるのもどうかと思うのですけど。(編集部注)
その信玄公のすぐそばには………



ヴィヴィアル家の皆さんがいらっしゃいましたよ この日もヴィヴィちゃんアル君ラピちゃん風ちゃん瑠璃君爽ちゃんの6スピは絶好調で、箔のことを賑やかに迎え入れてくれました。



それから間もなくして、やよっちさんと影虎さんに連れられて、フクちゃんレオン君もやって来ました。レオン君はフレームアウトしているのですけど、箔はフクちゃんのほうに夢中になって、ブンブンでお出迎えしていました。



とりあえず第一陣が揃ったので、信玄公の像の前で記念撮影をしておきましょう 箔はたつぴの抑えが必要なのですけど、他のみんなはしっかりと整列していてエライですね。
それからぽん吉さん一家は、この時点では到着する時間がまったく読めないというので、それから私たちは甲府城跡こと舞鶴城公園に歩いていき、そこで落ち合うようにしました。彼女らが無事にたどり着いて、こちらでもご一緒できることを願っています。

この日は晴れてくれて良かったのですけど、初夏の陽気に加えて甲府盆地特有の蒸し暑さもあったので、人間だけではなく、ワンコにとっても体感温度がかなり高かったです。 このような状況の中で、歴史お散歩オフは実行できるのでしょうか?それから、私が来る途中で買ってきたマグロバーガー類は、期待通りの味なのでしょうか?それらの疑問質問に関しては、次回お答えします。では皆さん、ごきげんよう、さようなら。


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「凧のラッパにご注意ください」ですか?

2014-05-17 00:01:23 | 年間行事
こんばんは、箔ですワン。
GW後半2日目の5月4日は、白黒茶々家は朝からみんなして出っぱらっているのだ。 たつぴ君は部活に、お父さんは浜松まつりの凧上げ会場に、お母さんは川へ洗濯……… ではなく、その日は丸一日フリーとなったので、「友達と羽伸ばしに行ってきま~す 」とか言って心の洗濯に行ってしまったのだ。



ちなみにおれっちは、家でお留守番ということに。 昨年はHAL様一家一緒に凧上げ会場に行ったのですけど、今年のGW中のおれっちには、お出掛けの予定がないみたいなのだ。 そうしたら、凧上げ会場にいるお父さん、そちらの様子はどうですか?なのだ。


はい、白黒茶々 in 凧上げ会場です。
前日に続いて、私は法被を着て凧上げ会場に来ています。



………って、こちらは私ではありませんよ。 お祭りの装いをしたワンコがあまりにキマッていたので、飼い主さんにお願いして撮らせていただいたのです。それにしても、よく似合っていますね。 来年は箔もフル装備にして、参加させましょうか?



この日は風が弱くて凧を揚げるのに少し苦労しましたけど、前日よりはいい感じとなりました。 また、会場はたくさんの参加町内や観衆で賑わっていました。そのような中で、私は携帯にメールが来ていることに気が付きました。 その送信の主は、箔母さんですね。
「○○さんと、凧揚げ会場に到着 、今(白黒茶々さんがいるところ)って陣屋かな?(原文ママ)」とありました……… って、今彼女は凧上げ会場に来ているのですか 今日は好きなところに行ってよかったのに、そうしたら、ウチは家族そろって浜松まつり好きということになりますよ。それはさておき、これって私と合流したいってコトですよね?ならば、「まつり本部の南側、芝生広場で蛸を揚げています(原文ママ)」と返信、っと。あれ、よく見たら、これでは私が蛸を調理していることになっているではありませんか。



そのうち、彼女らと行き逢うことができました。 そのときの様子は写真には撮ってないのですけど、その広い会場で知り合いを見つけ出せたのは、またしても奇跡に近いことでもあります。 とはいっても、それだけでお互いに満足し、そのあとは別行動に入っていきました。

その後、私はいったん家に帰って、部活を終えたたつぴをそこから乗せていき、夜の部に備えました。 ちなみに、その夜の萩丘組は、町内のみを練り歩くことになっていました。



昨夜、浜松の中心街を引き回された御殿屋台も、その日は町内のみの出番ということに。明るいうちに、皆様もその構造や細かい彫刻などをご観察くださいませ。
そして萩丘組の集団は18時00分に会所を出発し、町内を練り歩いて、初練りをやる初家に行き着きました。



初子が生まれたその家では、私たちはまずはご馳走になりました。 飲み物はジュース類だけではなく、もちろんビールもありますよ。 さらにピザやコロッケ、焼き鳥なども振る舞われて、たいへん美味しくいただきました。



皆さんも、楽しく美味しくやっているご様子ですね そんなおもてなしの時間は、お立ち台の上でのイッキ(飲み)で締められます。 それに挑もうとする人が、入れ替わり立ち替わりしている間………



ラッパを吹き続けるのが、私たちラッパ隊の役割なのですよ。それにしても、これはかなり長いです。それでも、先ほどの休憩でMP(マジックポイント)は回復したので、大丈夫なのですよ。

さらに一夜明けて、浜松まつり最終日の5月5日となりました。この日は、たつぴは初めて参加者として凧上げ会場に入りました。天気予報では、この日は曇りのち雨となっているのですけど、なんとか夕方までもってくださいよ。

その日は「こどもの日」ということもあって、子供凧上げも企画されていました。萩丘の凧が空高く揚がったら、町内から連れてきた子供たちにその糸を持たせて、みんなで「オイショ、オイショ」とやろうというのです。 しかしこの日も風がイマイチで、なかなか思うようにはいきませんでした。その間、子供たちは凧上げスペース内で待機するしかありませんでした。しかし、上空の風が不安定で、揚がりかけた大凧が次々と落ちていました。 その大きさはいうまでもないのですけど、骨組みが竹なので、そいつが落ちてくると、かなり危険です。 凧上げ会場では、しばしばアナウンスで「凧の落下にご注意ください」と言っているのですけど、私には「凧のラッパにご注意ください」と聞こえてしまいます。確かにコレも、凶器にできないこともない………

………なんてしょうもないことを考えているところに、制御不能となった他の町内の大凧が急降下してきたのです
「危ない 」と、私が叫ぶのも間に合わず、その凧は萩丘組の子供の集団を直撃 それでも、みんなうまく避けたみたいで、よかっ………

いや、頭から血を流している子が一人、医療コーナーに担ぎ込まれていきましたよ。 それ以来、子供たちは震え上がってしまいました。なかには、お父さんにしがみついて震えている子供の姿も。 それでも、たつぴは中学生だから大丈夫だろう。………と思っていたのですけど、彼も縮みあがってしまい、上ばかり気にしていました。 そのうち雨が降り始めたこともあって、子供凧上げは中止に。子供たちに、凧上げの楽しさを味わってもらいたかったのに、可哀想なことに怖い思いだけをさせてしまいました。 たつぴにとっても、初陣があれではちょっとキツいものがあるかも。その後、彼らは凧上げスペースよりは安全な萩丘の陣屋のほうに避難していきました。

帰りのバスが出るまで、まだ時間がありますね。私には、凧上げ会場を引き上げる前にひとつやっておきたいことがあったのです。 それは……… 今年大蒲組の組長をやっている、なつみかんさんの旦那さんに挨拶に行くというのです。せっかくなので、たつびも一緒に……… って、今回は遠慮しとくって どれだけ凧を怖がっているのですか?そうしたら、私が一人で行くことにします。

………とはいっても、「組長」の冠位(?)を得たうえに、凧上げに夢中になっている彼にはなんとなく話しかけにくいです。 それにその時の私は箔を伴ってない、ただの人状態なので「あんた誰?」みたいに思われたら、どおしよぉ~ だからといって、そのままスルーしてしまったら、来年まで引きずりそうですし。 そうしたら、ここは思いきって当たってみることにします 「こんにちは~」
彼は、私が誰なのかすぐにわかったみたいで、気さくに話してくださいました。また優しい対応も、スピッツを介していたときと一緒でした。



その後ろ姿もあまりにもカッコよかったので、失礼して一枚撮らせていただきました。 ちなみに、真ん中にいらっしゃるのが、そのバニラパパさんです。来年は、副組長でしょうか?そうしたら、また凧上げ会場で……… いや、今度はオフ会やスピイベントでお逢いするのを楽しみにしています。



凧上げの最後はいまいち締まらなかったのですけど、そのぶん夜の練りのほうに期待しましょう。 ちなみにその夜の萩丘組は、ピアゴというショッピングセンターの駐車場で、近隣の町内の高台連合で合同練りをすることになっていました。
途中で雨が降ったりしたのですけど、そいつはみんなの熱気で吹き飛ばせ てな感じで、なんとかしました。



そのピアゴの合同練りでは、中央ステージに各町内の組長やピアゴの店長の他に、お店のイメージキャラクターのピアッキーもいました。そのピアッキーを激練りの中でもみくちゃにしたら、どうなるか……… なんてことを考えてはいけませんね。 とにかくこのような感じで、今年の浜松まつりは終わっていきました。

家に帰ってから、その日凧上げ会場であったことを箔母さんに話したら、「とっさの場面では、『危ない 』は通用しないよ。そうだねえ……… 『上、上!』って言えば、子供たちは上に注意してくれるら」と、アドバイスしてくれました。しかし、あの状況の中でそこまで気の利いたことができるでしょうか?私のことだから、またあのような場面に出くわしたら「(『危ない 』以外に言うべきことは、う~む、う~む)……… 」と言葉に詰まるか、「凧、凧、たこ 」のような意味不明なことを口走りそうです。とにかく、来年の浜松まつりでは事故が起こらないといいですね。それに加えて、楽しく完全燃焼できることを願っています。


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浜松まつりに一緒に出まいか

2014-05-14 00:01:20 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
長いようで短いようなGWが終わってしまいましたけど、皆さんはどのようにして過ごされたでしょうか?帰省先や行楽地は混んではいても、活気があったことと思います。 そのような中で、白黒茶々地方の浜松では、その時季には浜松まつりがありました。そのイベントは、GW中の全国の人出の数でも毎年上位を占めていて、市民あげての大規模かつ熱気に満ちたものでもあります。 浜松市民ではないものの、私は同市内に住んでいる叔母のつてを頼って、毎年参加しています。しかも、今年はそのまつりにたつぴも初めて加わることになったのですよ それだけではなく、私と同じラッパ隊に入るというのですから、もぅ~~~っ とにかく、親子そろってのまつり参加、とても楽しみです。



そして、浜松まつり初日の5月3日になりました。その日は朝から晴れていて、絶好のまつり日和となりました。 浜松まつりは、昼の部と夜の部に別れています。まずは前者について、私が実施しながらレポートさせていただきます。 昼の部は、朝に各町内の会所に集合するところから始まります。そこからバスに乗り込んで、私たちは中田島砂丘がある遠州灘海浜公園に向かいました。 さらに、その砂丘………



………をかすめるようにして防風林を抜けていき……… その距離600mほどでしょうか?目指すは、中田島砂丘の隣接地の凧上げ会場となっている広場です。



さあ、着きましたよ。 そこでは、市内174の町内が競って大凧を上げているのですよ。浜松まつりの起源は諸説あるのですけど、今から約450前に引馬城主だった飯尾豊前守が、長男の誕生を祝ってその名前を記した凧を城内高く揚げたのがもととなっているそうです。その後、町内各所で同じようにして揚げるようになったのですけど、やがて練兵場(現在の和地山公園)でまとめてやることに。さらに参加する町内が増え、敷地に余裕のある現在地に移ってきたということです。



とかなんとかウンチクを垂れているうちに、まつりを開始する時間となりました。まつり本部の開会宣言の直後に花火が打ち鳴らされ、それを合図に参加しているすべての町内が一斉に大凧を上げるのですよ。 その瞬間が大迫力で見応えがあるので、私は写真に撮っておきましたよ



翌日の地元紙には、その様子が載っていました。 よく見てみると、その中には私の姿も う~む……… それにしても、写真を撮っているところを写真に撮られるなんて………



せっかくなので、全174種類の凧の図柄を紹介……… はいくらなんでもムリなので、その時たまたま私の目に入ったものを採り挙げさせていただきます。
まずは、寝かされていてちょっとわかりにくいのですけど、天神町のものです。漢字の「天」の字が斜めになっていて、「ヨコテン」とも呼ばれています。その町内の凧には長い歴史があってかなり手強く、軽くてよく揚がるとのことです。それに加えてその凧には、何かの番組でその町内を訪れたアンガールズが書いたサインもありました。



次は、砂山町ですね。その町内の位置は浜松駅の周辺で、アクトシティもその区域に含まれています。 凧印のほうは、その地区にあった新豊院のお稲荷さんの狐にあやかったみたいですね。それにしても、愛嬌のあるお顔に立派なおヒゲ。嗚呼、そのマズルを掴んでみたい~



こちらは、旧浜松市の最北に位置する西ヶ崎町のものです。ほとんどの町内は、大凧の図柄は天高く揚がっても区別がつきやすいように簡略化しているのですけど、西ヶ崎町はその地域の守り神の毘沙門天を、かなり細かく描いています。 もちろん、そのお顔もおっかなくて。小さい子はその毘沙門様を見て、泣いたりしないでしょうか?



話はもとに戻って、私が参加させてもらっている萩丘の凧は、このようなデザインとなっております。萩丘のある三方原台地には昔、萩の花が咲き乱れていたそうです。 その萩を図案化し、さらに大きな「萩」の文字を加えるという念の押しようは、さすがです。 それから、凧を支えている人と比べると、その大きさがわかるでしょ?では、今からみんなでこの凧を揚げることにしましょう。程よく風が吹いていれば、難なく揚がっていくのですけど………



風がないときは、凧の糸をテギと呼ばれる滑車にかけ、たくさんの人が走りながらその糸を引いていきます。 ちょっと見えにくいのですけど、皆さん必死になってやっていますよ。



そんな彼らに、テンポを伝えたり勢いをつけるためにラッパを吹くのが、私たちラッパ隊のお仕事です。 なかなか思うように揚がらないのですけど、凧が上空の気流に乗ったらもうこっちのモンです。



初子が生まれて初練りをする家では、その子供の名前を記した初凧を作ります。その凧が揚がったら、初子を含めたその一家が凧の糸を持ったり、みんなの前で肩車に乗って、練ったりします。 その場を盛り上げるところでも、私たちラッパ隊の出番はあります。

凧揚げ合戦が終わったら、萩丘の町内に戻って夜の部に備えます。 この日の萩丘組は浜松市の中心街で合同練りをすることになっているので、そちらまではバスに乗っていくことになっています。
そろそろ「たつぴ君も参加するって言っていたのに、どうなったの?」と思われている方も出てくることと思います。たつぴは3日と4日の午前は部活があるので、その2日間は夜の部しか参加できないのですよ。浜松まつりの期間中に、部活をやるなんて……… というのは浜松の常識で、私たちが住んでいる湖西市はその適用外なのですよ。 なので初日の夜は、こちらの町内の会所までは箔母さんにたつぴを送ってもらうことになりました。

たつぴの装備のうち、ラッパのヒモや股びきなどが揃っていなかったので、箔母さんはこちらに向かう途中ですみたや(まつりの専門店)に寄って買っていくそうです。 それはいいのですけど、集合時間に間に合うようにしてくださいよ。
ちなみに、萩丘からバスが出る時間は16時00分。そこから中央に行くのですけど、着いた先はたくさんの人で混雑しているのに加えてバスが止まる場所もズレたりするので、できることならそちらのほうでの合流は避けたいです。 昨年の私みたいに、練りの集団に行き逢えないうえに迷子になるという最悪の事態に陥る可能性が大きいので、箔母さん頼みますよ~
しかし、集合時間まで20分、10分と迫ってきても、彼女らが現れる気配は全くありませんでした。 「頼む、早く来てくれ………」そして、5分前になってようやく彼女からメールが来ました。 「今、すみたやを出たよ」
ええっ すみたやから萩丘まで、どれくらいかかると思っているんですか
※車で30分ぐらいはみておいたほうがいいと思いますよ。(編集部注)
「それじゃあ、間に合わないよ」と返信して、私はこれまでのヤキモキ感も一緒に流すつもりで小便室に入りました。「まったく、もう……… 」
そのとき、今度は私の携帯の着信音が鳴ったのです はわわわ……… よりによって両手が塞がっているときにかけてくるなんて、超タイミングが悪いです。その時の私は、着信音がトイレの外にまで鳴り響いているというのに、なかなか止められないというマヌケな状況に。 ちなみにその電話の主は、言うまでもなく箔母さんでした。

「バスは(中央の)どこに止まる?」「役員の人に聞いてくる」「クリエイト浜松の前だって」「はぁ?」「だから、クリエイトだって」「何だって?」この段階からして、状況はかなり厳しいですね。 「聞き取りにくいみたいだから、メールで送るよ」「わかった」彼女らは、浜松市の中心街で落ち合う作戦に転向したみたいです。しかし、バスの到着場所や時間は逐一変わるので、難易度はかなり高いですよ。なので、そこからは私はできるだけ綿密な情報を送るように努めました。 とかなんとかやっているうちに、私が乗っているバスはクリエイト浜松の前………

………を通り過ぎて、目印になるようなものがないところまで行ってしまいましたよ しかも萩丘組の集団は、降りたらすぐにでも移動しそうな気配ですし。せっかくイイところまできたのに、ダメじゃん

………と、諦めかけたまさにその時、私の目の前に箔母さんとたつぴが現れました。 彼女らはクリエイト浜松の前で待っている間にトイレに行きたくなり、ちょっと離れたところにあるコンビニに借りに行ったら、たまたま私が乗ったバスがそちら方面に来たそうです。このようにして行き逢えたのは、まさに奇跡です



では、感動的(?)な親子の再会を記念して、ここで一枚撮っておきましょう。 このとき、たつぴは初めて萩丘の茶色い、いや、黄土色の法被に袖を通したのでした。

その後、萩丘組は市内中央の大通りまで移動し、近隣の町内で形成している高台連合で隊列を組み、これからの出番に備えました。その列の先頭のほうでラッパを吹き、練りの集団に勢いをつけるのが、私たちラッパ隊のこちらでのお仕事です。 たつぴにとっては、いきなり大舞台に上がることになるのですけど、ラッパの吹き方はすぐそばで私がリードするので、心配する必要はありません。
………という話になっていたのですけど、たつぴは中学生というコトで、私から離れた列に組み込まれてしまいました。 この時点では、彼はラッパの音は出せるようにはなってはいたものの、メロディーのほうはまだ不完全な状態だったのです。果たして、大丈夫なのでしょうか?どうにもならなかったら、途中で逃げ出してもいいのですよ。………って、ムリか。



そして、高台連合の練りの集団は、浜松の鍛治町通りを闊歩しました。 沿道には、たくさんの観衆の姿が。その中には、箔母さんの姿もありました。 たつぴは隊列の一番外側にいたこともあって、箔母さんは至近距離から彼の勇姿(?)を見ることができたそうです。あとで彼女から「カッコ良かったよ」というメールがありました。
そうそう、たつぴのラッパのほうはどうなったのかというと、彼はまわりの上手な人の演奏や勢いに引っ張られていくうちに、ウマく吹けるようになったそうです。まさに「習うより馴れろ」ですね。



さらに日が落ちたあたりから、中央では絢爛豪華な御殿屋台がお囃子を奏でながら行き交うようになりました。 その姿はとても幻想的で、沿道の観衆の心を引き付けていました。

今年の浜松まつりは、初日から波乱含みだったのですけど、私にとっては例年以上に忘れられないものとなりました。 次回は2日目以降に起こった出逢いと触れ合い、たつぴの身に起こった恐怖体験などをお伝えします。


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「次は、お前の番だ」狂犬病予防注射編

2014-05-10 00:01:36 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
今年も、ワンコたちにとっては恐怖の時期がやってまいりました。それは飼われているワンコにとっては義務みたいなものなので、避けて通ることはできないのですよ。また、ちょっと痛そうで可哀想なので、できることなら代わってあげたい……… なんてことは、さすがに思っていませんよ。 私はむしろ、そのときの反応を楽しみにしているのです。 箔ちゃ、今年も覚悟しなさいよ~



そのワンコたちにとって恐怖でちょっと痛く、飼い主にとっては密かに楽しみにしている恒例行事とは……… すでに今回の日記のタイトルにも出ていてバレバレですけど、そうです それは狂犬病の予防注射のことです。白黒茶々家は毎年、集団を対象にした各地域で出張サービスでやっているものを利用していて、そこに箔を連れていくのは箔母さんに任せています。 今回も同じようにするのですけど、彼女にはそのときの様子も観察してもらえるようにお願いしておきました。



昨年は、箔が他のワンコに気を取られているスキにぶすっとやったので、彼が恐怖や痛みを感じることもなく終わってしまいました。「これじゃあ、ネタにならないよ 」と、箔の代わりに私のほうが泣くことになったのですけど、果たして今回はどのような展開になるのでしょうか?
といったところで、箔母さんお願いします。箔ちゃも、しっかりね~




こんばんは、箔母さんです。
ここからは、私がお伝えします。毎年狂犬病予防注射がある日は、私が仕事を終えてから箔を連れていくようにしています。箔は私と一緒にお出掛けすることが珍しいからなのか、この日は期待に満ちた表情をしていました。 これから恐怖の時間がやって来るということも知らずに。ふふふ………



私と車に乗るときは、彼を助手席に座らせるのですけど、この段階でもまだ嬉しそうにしています。 また、「すごいでしょ?おれっちは車に乗っているのだよ~ 」と、得意気になっているようにも見えるのですけど。それだけではなく、その姿を見た下校途中の小学生たちに「あっ、犬が車に乗ってる 」と言われたら、さらにテンションが上がって……… もう、私には止められません。

とかなんとかやっているうちに、私たちは狂犬病予防注射の会場となる公民館に到着しました。 他のワンコが見当たらないのですけど、それでも箔の勢いは止まりそうにありません。と、そこに白衣……… ではなく、水色の上衣だから水衣?とにかく、そのような服装の獣医さんが、私たちに近付いてきました。 そんな彼と、目線が合った箔は………



彼は怖いもの知らずで今回はかなり有頂天なので、獣医さんが真正面からやって来たとしても、モノともせず連戦連勝………

………と思われていたのですけど、急にテンションが下がり「ヒスヒス………」と、小鳥がさえずるような哀しげな声で鳴き(泣き?)だしたのです。 「はい、そのままでいいですよ~」そのときの様子が、コレなんですよ。その直後に、獣医さんからのブスッ がありました。

今回も、結果的にはお手軽なドライブスルー方式となったのですけど、箔の浮き沈みを間近で観察することができました。それにしても、なんてわかりやすいヤツなのでしょうか もちろん、そのことは白黒茶々さんにも事細かに伝えておきますよ。 まさに、箔敗れたり~ ですね。


こんばんは、再び白黒茶々です。
箔ちゃ、箔母さんから話を聞きましたよ。 今回は悲痛な声で泣いたんですって?それよりも、そのようなことがあったおかげで、箔母さんとの間に微妙な距離ができたりしてないでしょうか?箔は、けっこう根に持つタイプですからね。いろんな意味で、来年の予防注射が楽しみになりました。 いや、その前にはフィラリア対策とワクチン接種もありましたね。そちらのほうは私が連れていくので箔ちゃ、覚悟してお待ちなさいよ~


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映画「テルマエ・ロマエⅡ」はいい湯だな♪

2014-05-07 00:18:48 | 映画情報
こんばんは、箔ですワン。
今、日本ではお風呂が熱い という話を聞いたのですけど……… これは決して、お湯が熱すぎて入れないということではないのだ。 最近公開が始まった映画が大人気で、その影響でお風呂が注目されるようになったというのですけど………



おれっちの場合は、月に一度ぐらいの割合で、お風呂に入っているのだ。 お父さんやお父さんがおれっちの額のニオイを嗅いで、「コンブ臭がする」と言ったのを合図にして、カインズホームのセルフウォッシュに連れていかれるのですワン。 そちらではゆったりお湯に浸かったりすることもなく、シャワーでぢゃ~~~っと濡らされ、シャンプーでぶくぶくと洗われ、ドライヤーでぶわ~~~っと、乾かされるのだ。この一連の作業を、好きなワンコっているのでしょうか?おれっちは嫌いってほどでもなく、まあ普通なのだ。 そうそうお父さんたちは今、お風呂の映画を観に行っているみたいですけど、そちらのほうはいかがなのだ?



こんばんは、白黒茶々です。
お風呂の映画こと「テルマエ・ロマエⅡ」が始まったので、私は箔母さんやたつぴたちと一緒に豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18にやって来ました。 今回はいろいろとあって、いつものお得な午前割引やレイトショーではなく、昼間にやっているものを観ることにしました。オーソドックスな時間帯ということに加えて、GW真っ只中の雨の祝日ということもあって、駐車スペースを確保する段階から苦労しました。

また映画館内も盛況で、自由席の客席もほぼ満席となりました。 そのような状況のなかで、スクリーンに映し出されたものは………



もこもこの白いボディーに軽快な動きの、ごはんかいじゅうパップ。同時に流れている軽快な曲も、気付いたらつい口ずさんでしまいそうです。
※確かに、映画を観るたびにそいつも出てくるのですけど、話の流れからして、そこで観た映画の予告編などを持ってきてください。(編集部注)



そうしたら、まずは「ぼくたちの家族」です。 タイトルも題材も平凡なこの作品。その話の中心となる家も、社会人の浩介(妻夫木聡)と大学生の俊平(池松壮亮)の二人の息子がいる四人家族という、あまりに普通の設定です。しかし、母・玲子(原田美枝子)に脳腫瘍が見つかり、医師に余命1週間と告げられたところから、話は一転します。そこから、今まで潜んでいた秘密や本音が表面化してきて……… やがて父(長塚京三)も含めた男衆は、「悪あがき」を決意することに。 ちなみにこちらの映画は、今月24日から公開されます。



次は、「悪夢ちゃん The 夢ovie」。2012年の冬にはドラマで放送されていた(私は観ていませんでしたっ )という「悪夢ちゃん」が、このたび映画化されて帰ってきました。 眠っている間に、他人の無意識とつながり、その人に降りかかる未来の災難を予知夢として見る能力のある少女・結衣子(木村真那月)と彼女の担任・彩未(北川景子)が、まわりで次々と起こる事件を解決していくというお話です。その他の出演は、Gackt、優香、マリウス葉などなど。



その「悪夢ちゃん The 夢ovie」の特設ディスプレイが映画館にあったのでそいつを撮ってみたら、カメラの顔面認識機能が北川さんに反応しました。 そうしたら、まずは目隠しを入れてみますね。



さらに、ひげメガネにしてみたら……… って、これはさすがに調子に乗り過ぎですよね。 北川さんとファンの皆さま、ゴメンナサイ。
とにかく、こちらの「悪夢ちゃん The 夢ovie」は、今月3日から公開されています。



またしても前フリが長くなってしまいましたけど、もう少しお付き合いしてくださいませ。 ウチには「テルマエ・ロマエ」の原作本全6巻が揃っていて、家族してかなり前からその魅力や面白さにハマっています。 なので、その作品が2年前に実写映画化された際にも、観に行きましたよ



その第2弾がこの度できたというのですけど、第1弾が大ヒットすると続編はやりにくいというか、難しいといわれています。 果たして、「テルマエ・ロマエⅡ」はどうなのでしょうか?それにしても、「また、来ちゃった。」のキャッチコピーは的確過ぎです。



といったトコで、そろそろ本題に入らせていただきます。 ときは紀元136年、ところは古代ローマ。その大帝国を、ハドリアヌス帝(市村正親)が治めていました。日本人離れした濃い顔は、現地人を配役しなくても充分通用しそうです。



その古代ローマには、浴場設計技師のルシウス(阿部寛)という男もいました。 こちらもまた、濃い顔ですね。彼はマジメで仕事には一切妥協を許さない、いわゆるカタブツなのですけど、アイデアに行き詰まったときにお風呂で溺れると、現代の日本のお風呂関係の場所にワープするという特殊な体質を持っていたのです。



当時のローマは、コロッセオでの決闘が盛んで、大勢の観衆がその闘いに魅了されていました。 そこに出てくる戦士アケボニウス役を、なんと元横綱のがやっているのですよ それだけではなく、コトオウシュヌスは、今年の3月に引退したばかりの琴欧洲ですし。 彼は頭の上にマゲではなく、なぜかズッキーニを乗せています。
そのような中で、元老院からルシウスに「傷付いた戦士を癒す浴場を造ってほしい」という依頼がありました。 その頃、コロッセオには浴場が設けられていたのですけど、それはお湯を沸かした普通のもので、温泉を引き入れることもできません。「う~む、どうしたものか………」と悩みながら、そのお風呂に入るルシウス。すると彼はそこで溺れ、浴槽の底に沈んでいってしまいました。 「うわあああぁ~~~ 」彼が異空間を渡っている間、海辺でオペラ歌手が独唱する演出は、前作と同じですね。やがてお湯の底のルシウスに、一筋の光が見えてきました。出口だ



ガボッ 「ハアハア………」
彼が浮かび上がったところは、なんと現代日本の銭湯で、地方巡業でたまたまそこに入っていた力士たちは突然現れた彼を見て、唖然呆然としました。 そんな彼らを見たルシウスは「ここはどこだ?顔が平たい」と思いました。また、その銭湯で彼は初めて電動マッサージ椅子を体験したりもしました。 それだけではなくそこのお風呂では、傷付いた戦士を癒すヒントを得て、古代ローマに帰ってからさっそくそのことを生かしました。「よくやったぞ、ルシウス 」

………と、話の流れはざっとこんな感じです。とはいっても、ほとんどネタバラシになっているような気が。 とにかく、ここから先はできるだけ大ざっぱにするように努めます。

次にルシウスは、子供にウケるようなお風呂を造ることを依頼されます。 「子供が喜ぶような風呂って、う~む……… 」がばごぼ………



そして彼は、ウォータースライダーのある「湯~とぴあ」という温水プールに浮上したのでした。 こちらでもいろいろと検証し………



もちろん、ウォータースライダーも体験しましたよ。彼は最初はそいつを何かのバツゲームのようなものと思っていたのですけど、実際に滑ってみたら、意外と面白い これは子供だけではなく、大人にもウケるに違いありません。



ケイオニウス(沢村一樹)は、ハドリアヌス帝の後継者とされていました。彼には女ったらしという一面もあったのですけど、その統治能力はなかなかなもの。 しかし、その遠征先で彼は病におかされてしまいました。そこで、ルシウスの出番です ケイオニウス様に、体を癒す風呂に入ってもらう手段はないものか……… がばごぼ……… またしてもルシウスは、「平たい顔族」のいる現代日本にワープしてしまいました。



今回は、炭焼き職人の三郎(いか八朗)所有の釜焚き式の風呂に行き着いたみたいですね。そのあとちょっとしたいきさつがあって、彼は炭焼きのオジっさが入っている風呂の湯を沸かすことに。



よほど気持ちよかったのか、オジっさは「 へいへいほ~………」と、サブちゃん(北島三郎)の代表曲の「与作」を歌い出しました。 「なんだ、この耳に残る調律は………」これらの体験が、のちのローマの風呂作りに生かされたのは、言うまでもありません。



それから、今回もルシウスが現代日本のトイレに入るシーンがありました。人が近付くと、自動で便器のフタが上がり、換気システムも作動。さらにボタンを押すと、排泄音をかき消すためにメロディーが流れたり、ウォシュレットでお尻が流されたり、と。 これらの仕組みを彼は、見えないところで奴隷が働いていると思っているのですよね。



最後にルシウスは、辺鄙な地に温泉リゾートを造るという重大任務を任されます。 その中で、ラーメンをすする場面があるのですけど………



原作にも描かれている、私が気に入っているそのシーンが、映画で再現されているなんて、嬉しいですね



それから、ルシウスが現代日本にワープする先々で、温泉雑誌のレポーターに転職した山越真実(上戸彩)と行き逢い、彼女との関係を深めていくところも見逃してはいけません。 それから、彼女の実家は温泉旅館で、お父さんを笹野高史さん、お母さんをキムラ緑子さんが演じています。

今回、私たちが観た「テルマエ・ロマエⅡ」。いちおう前作の続編ということになっているのですけど、単品としても、いきなりそちらから入ったとしても、充分に楽しむことができます。 ちょっと原作のネタを使い切ってしまったようにも思えるのですけど、できたら「テルマエ・ロマエⅢ」も作ってもらいたいですね。ルシウスが住み込みで働く「伊藤」の温泉旅館「東林館」を、伊東温泉の東海館でロケしたりして。それから、この映画を観たら無性に温泉に入りたくなるので、時間とお金に余裕のある方は、温泉旅行も合わせてご計画くださいませ




話は変わって、3月にけいママさんのところで生まれたスピッツの新たな家族を引き続き募集しています。 ゆめちゃんの6頭の子のうち、唯一の男の子です。この子のことが気になったり聞いてみたいことがある方がいましたら当箔日記か、けいママさんのブログ「ニャンコとワンだふるな日々」のほうにご一報くださいませ



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五万石藤の下に、白ふわ集まれ!

2014-05-03 00:01:20 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
季節というか月日が経つのは早いもので、気が付いたら藤の花が旬の時季を迎える時季になっていました。 今年もやはり、その藤を鑑賞しておきたいですね。というワケで四月末の休日に、白黒茶々家は五万石藤が見所となっている、愛知県岡崎市にある岡崎公園に行くことにしました。その公園は、かつては岡崎城だったところです。それだけではなく、サモエドやスピッツのお友達もお誘いしてしまいましょう 紫色に染まった藤が甘い香りを放ちながら垂れ下がっているところに、白ふわたちが集まる光景は、想像しただけで楽しくなりますね。 あとは晴れることを願いつつ、その日が来るのを待つだけです。



そして、お城+藤棚+白ふわオフ会の当日がやって来ました。その日は絶好のお出掛け日和で、道路だけではなく岡崎公園の駐車場も混んでいました。 なんとかして車を止め、そこを出てすぐのところで、岡崎城の東隅櫓が私たちを出迎えてくれました。
その脇道を上がっていき、さらにちょっと西に歩いて行けば………



公園の正面入り口となる模擬大手門に行き着きます。今回ご一緒してくださる皆さんとは、こちらで待ち合わせすることになっているのですよ。 その時間までまだ少しあるので、とりあえずトイレ………



………と、その向こう側に入っていったら、いきなり白ふわのサモエドと出くわしました。地元のアルファ(アル)君 すでにたくさんの人に囲まれて、もふもふされています。そうしたら、私も~ はっ、いかんいかん、アルパパさんへのごあいさつとトイレを忘れるところでした。



それから私たちは、先程の大手門の前でお仲間が来るのを待ちました。 その間に、アル君と箔とでWスフィンクスをやったり………



アル君のもふもふ絨毯に、箔母さんが飛び込んだりしました。 そのときの、彼女のほころんだ顔をお見せできないのが少し残念です。



それから間もなくして、マーシャの付き人さん夫婦に連れられて、マーシャちゃんフェリシテちゃんが現れました。 彼女たちは私の地元の浜松に住んでいて、先月は洞穴オフにもご一緒してくださいました。



さらに、けいママさん心愛ちゃんもやって来ましたよ 彼女たちとは、先月の白ふわオフ会でもご一緒しましたね。 サモエドとご対面するのは、今回が初めてみたいですけど、そのもふもふ感はいかがだったでしょうか?



今回の参加者が揃ったということで、まずは大手門の前で集合写真を撮っておきましょう。 はい、皆さんご協力ありがとうございました。



それが済んだら、私たちは公園内を散策しました。 白ふわを連ねて歩く姿は、道行く人の目を惹いたことと思います。もちろん、その行列の中の人も。箔母さんはアル君の歩く後ろ姿を見て「バックシャンだねぇ」と言っていました。なんて昭和チックな言葉なのでしょうか 使ってないとはいえ、その言葉を知っている私のほうも、どうかなのですけど。



こちらは、復興天守を北側から見たところです。よく見ると、その下にコスプレイヤーの姿がありますね。 この日の岡崎城には、いろんな仮装をした、お兄さんやお姉さん方がが来ていました。



その中でも、「忍たま乱太郎」に扮したお姉さまたちには、お願いして箔と一緒に写ってもらいました。 衣装はもちろんのこと、メイクにも気合いが入っていますね。それに、背景の石垣もいい味を出しています。



そして、私たちはお城の本丸跡に行き着きました。ちなみにお行儀よくアル君が参拝しているこちらの神社は、そのど真ん中にある龍城神社。このお城で生を受けた徳川家康と、同郷の重臣の本多平八郎忠勝を祀っています。



そうしたら、今度は復興天守をバックにして記念撮影をしておきましょう。 お城のもとに白ふわが集まる光景は、やっぱりいいですね



それが済んだら、この日のメインともいうべき五万石藤のほうに向かいますよ こちらの藤棚を見ると、初夏の訪れを実感するのですけど………



どういうワケか、藤まつりが行われる少し前にハサミを入れられ、ショボ……… いや、藤どうしの間にすき間のある風景となっていました。 こうしたのには、きっと深いワケがあるに違いない。ここはそう思うことにして、これからこの藤が樹勢を取り戻していくことを期待しましょう。



それでも、その下に白ふわたちが集まれば、華やかさは増します。改めて、今回は3サモと2スピ、それに9人が集まりました。



その五万石藤のすぐ脇の、乙川の河川敷では、ボーイスカウト&ガールスカウトのイベントがおこなわれていました。 そちらの様子を見に行ったら、特設のアスレチックや露店、ポニーの乗馬コーナーなどがあって、たくさんの人で賑わっていました。



そのような中でも、アル君はモテモテでした。 この日は、たくさんの人にもふもふされたり、記念撮影に応じたりして、本当にお疲れ様でした。また、一緒にいた箔のことを「親子なの?」と言われ、私がニヤける場面も。 ちなみにこのとき、アル君は7歳。箔は10歳でした。



これらの他にも、岡崎公園には城南亭という茶室があります。アルパパさんによると、こちらには外の席ならワンコ連れで入ることができるというのですよ そうしたら、一服いただくことにしましょう。



こちらでは、ワンコも心が休まる……… というか、さすがにおネムの様子ですね。 そのような中で、皆様と歓談しているうちに………



抹茶と和菓子が運ばれてきました。 ちなみに私がオーダーしたのは、西尾産のちょっと苦めのお茶と、笹に包まれた生麩のお菓子。そのセットで、450円でした。



箔母さんは、横からアル君に見守られながらご一服。なんとも言えないまったり感を、味わうことができたみたいです。

岡崎城や五万石藤は毎年見ておきたいのですけど、それらを白ふわのお仲間たちと一緒に巡ると、楽しさが倍増しますね。白ふわの皆さん、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。 また機会があったら、よろしくお願いします。


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