こんばんは、白黒茶々です。
5月22日は、箔が新たに白黒茶々家の一員として加わった日です。 あれから9年にもなるのですけど、今回は彼がウチの子となったときのことを振り返りつつ、今年のその記念日の様子をお伝えします。
箔がウチの子になるまでの様子については、以前にも触れたことがあるのですけど、箔日記を最近読み始めた方のためにも、改めてその経緯を、なるべく簡潔に語っていこうと思います。
昔々あるところに……… とはいっても、今から9年前のことですけどね。 一戸建てに移り住んでからちょっと経った3人家族がいました。そこのお父さんの、黒茶々は……… 白の要素となる箔がまだいない頃の話なのでそのような名前にしてみたのですけど、なんか語呂が悪いですね。 それだけではなく、悪の首領みたいにも思えてしまうので、最初から「白黒茶々」にしてもよろしいでしょうか?その白黒茶々こと私は、環境が揃ったら犬を飼いたいと以前から思っていました。
それからは、近所への迷惑などを心配する慎重派の箔母さんをなんとか説得し、ようやくGOサインが出ました。そうしたら、次はどのような犬を飼うのかという段階になりました。
ちょうどその頃、私の地元の近くの磐田市のほうで、飼い主が50頭ほどのスピッツを見捨てていなくなるという事件がありました。 そのスピたちは保護団体によってかくまわれ、さらに里親を募集するというので、私も手を挙げることにしました。しかし「よりによって、スピッツなんて騒がしい犬種にするとは………」それは誤解ですけど、そういう箔母さんをまたさらに説得し、ようやく我が家に受け入れ体制が整いました。 さあスピッツちゃん、いらっしゃい
ところが、その放置スピッツたちがすべて里親のもとに渡ったという情報が、私の耳に入ったのです。 「せっかく飼う気マンマンになっていたのに………」その情報は誤報だったのですけど、私のスピッツ飼いたい欲だけは残っていました。そうしたら、別ルートで里親を募集しているスピッツはいないものか 私はネットなど、あらゆるところから情報を集めました。そうしたら………
長野県の諏訪湖のほうで、新たな飼い主を求めているスピッツがいるというではありませんか そのワンコの飼い主さんの話によると、その子は1歳3ヶ月のオスで、前の年にペットショップで売れ残っていて可哀想なので飼うことにしたものの、先住犬との相性が悪く、困っていたそうです。 そういうこともあって、里親を募集したら、私が喰い付いたということです。 そして平成17年(2005年)の5月22日に、私はいよいよ諏訪湖方面までそのワンコをお迎えに行くことになりました。
そのスピ君には、「箔」という名前がついていました。前の飼い主さんは「仔犬のときに、毛が銀箔のように輝いていたから」ということで、その名前にしたそうです。また「これからは、好きなように呼んでくださっても構いません」と仰ってくださったのですけど、私はその名前が気に入ったので、それ以降も「箔」という名前で呼ばせてもらうことにしました。
こちらは、その帰り道に諏訪湖SAに立ち寄った際に撮ったものです。 日付も、9年前のその日になっていますね。私や箔も今より若々しいのですけど、引き渡し直前にトリミングをし損ねたそうで、箔は毛がボサボサになっております。彼はその時以来諏訪湖を見ていないのですけど、いつか里帰りさせてあげたいです。
たつぴとの2ショットも、ありましたよ。その当時の彼はまだ幼稚園児で、子供っぽいですね。 一方の箔は若気の至りというか、目つきがややキツいような。 彼は里子に出されたとはいっても、保護犬とはちょっと違うので、去勢はされていません。なので、若い頃は売られたケンカは買うほど血の気が濃かったのです。 それが今では他のワンコに吠えかけられても、ムキになったりしません。
そして、今年のウチの子記念日では、ワンコ用ケーキのようなものは調達できなかったので、代わりにちょっとした御馳走を用意しました。 ちなみにそのディナーの中身は、鶏ささみとさつまいもの犬缶というか、犬パックです。すでにこの段階で、箔はたまらずブンブンの動きをしていますね。 最近前の飼い主さんに箔のことを聞いたら、彼は小さい頃からこの動きをやっていたそうです。やはり、ヒトが仕込んだ技ではなかったのですね。
ちなみに、こちらの「お手」「おかわり」のご飯前の儀式というかワンコのお務めは、私が仕込みました。
このちょっと豪華なディナーの盛り付けや彩りなどを堪能したら、さあお上がりなさい
箔はあれよあれよという間に、御馳走を平らげてしまいました。 たぶん、1分はかからなかったと思います。それにしても、今回の豪華な宴は、あっという間に終わってしまいましたね。
そのあと、私は箔を抱き締めました。それには、理由はありません。ただその時、そうしたかったのです。
今日までの彼と一緒に過ごした9年間は、あっという間のことのように思えます。それでも、彼と一緒にいた日々は、とても充実していました。
箔、ウチの子になってくれて、ありがとう。これからも元気で長生きしてくださいね。
「ワンコにも歴史ありだな」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
5月22日は、箔が新たに白黒茶々家の一員として加わった日です。 あれから9年にもなるのですけど、今回は彼がウチの子となったときのことを振り返りつつ、今年のその記念日の様子をお伝えします。
箔がウチの子になるまでの様子については、以前にも触れたことがあるのですけど、箔日記を最近読み始めた方のためにも、改めてその経緯を、なるべく簡潔に語っていこうと思います。
昔々あるところに……… とはいっても、今から9年前のことですけどね。 一戸建てに移り住んでからちょっと経った3人家族がいました。そこのお父さんの、黒茶々は……… 白の要素となる箔がまだいない頃の話なのでそのような名前にしてみたのですけど、なんか語呂が悪いですね。 それだけではなく、悪の首領みたいにも思えてしまうので、最初から「白黒茶々」にしてもよろしいでしょうか?その白黒茶々こと私は、環境が揃ったら犬を飼いたいと以前から思っていました。
それからは、近所への迷惑などを心配する慎重派の箔母さんをなんとか説得し、ようやくGOサインが出ました。そうしたら、次はどのような犬を飼うのかという段階になりました。
ちょうどその頃、私の地元の近くの磐田市のほうで、飼い主が50頭ほどのスピッツを見捨てていなくなるという事件がありました。 そのスピたちは保護団体によってかくまわれ、さらに里親を募集するというので、私も手を挙げることにしました。しかし「よりによって、スピッツなんて騒がしい犬種にするとは………」それは誤解ですけど、そういう箔母さんをまたさらに説得し、ようやく我が家に受け入れ体制が整いました。 さあスピッツちゃん、いらっしゃい
ところが、その放置スピッツたちがすべて里親のもとに渡ったという情報が、私の耳に入ったのです。 「せっかく飼う気マンマンになっていたのに………」その情報は誤報だったのですけど、私のスピッツ飼いたい欲だけは残っていました。そうしたら、別ルートで里親を募集しているスピッツはいないものか 私はネットなど、あらゆるところから情報を集めました。そうしたら………
長野県の諏訪湖のほうで、新たな飼い主を求めているスピッツがいるというではありませんか そのワンコの飼い主さんの話によると、その子は1歳3ヶ月のオスで、前の年にペットショップで売れ残っていて可哀想なので飼うことにしたものの、先住犬との相性が悪く、困っていたそうです。 そういうこともあって、里親を募集したら、私が喰い付いたということです。 そして平成17年(2005年)の5月22日に、私はいよいよ諏訪湖方面までそのワンコをお迎えに行くことになりました。
そのスピ君には、「箔」という名前がついていました。前の飼い主さんは「仔犬のときに、毛が銀箔のように輝いていたから」ということで、その名前にしたそうです。また「これからは、好きなように呼んでくださっても構いません」と仰ってくださったのですけど、私はその名前が気に入ったので、それ以降も「箔」という名前で呼ばせてもらうことにしました。
こちらは、その帰り道に諏訪湖SAに立ち寄った際に撮ったものです。 日付も、9年前のその日になっていますね。私や箔も今より若々しいのですけど、引き渡し直前にトリミングをし損ねたそうで、箔は毛がボサボサになっております。彼はその時以来諏訪湖を見ていないのですけど、いつか里帰りさせてあげたいです。
たつぴとの2ショットも、ありましたよ。その当時の彼はまだ幼稚園児で、子供っぽいですね。 一方の箔は若気の至りというか、目つきがややキツいような。 彼は里子に出されたとはいっても、保護犬とはちょっと違うので、去勢はされていません。なので、若い頃は売られたケンカは買うほど血の気が濃かったのです。 それが今では他のワンコに吠えかけられても、ムキになったりしません。
そして、今年のウチの子記念日では、ワンコ用ケーキのようなものは調達できなかったので、代わりにちょっとした御馳走を用意しました。 ちなみにそのディナーの中身は、鶏ささみとさつまいもの犬缶というか、犬パックです。すでにこの段階で、箔はたまらずブンブンの動きをしていますね。 最近前の飼い主さんに箔のことを聞いたら、彼は小さい頃からこの動きをやっていたそうです。やはり、ヒトが仕込んだ技ではなかったのですね。
ちなみに、こちらの「お手」「おかわり」のご飯前の儀式というかワンコのお務めは、私が仕込みました。
このちょっと豪華なディナーの盛り付けや彩りなどを堪能したら、さあお上がりなさい
箔はあれよあれよという間に、御馳走を平らげてしまいました。 たぶん、1分はかからなかったと思います。それにしても、今回の豪華な宴は、あっという間に終わってしまいましたね。
そのあと、私は箔を抱き締めました。それには、理由はありません。ただその時、そうしたかったのです。
今日までの彼と一緒に過ごした9年間は、あっという間のことのように思えます。それでも、彼と一緒にいた日々は、とても充実していました。
箔、ウチの子になってくれて、ありがとう。これからも元気で長生きしてくださいね。
「ワンコにも歴史ありだな」と思われた方は、こちらに投票してやってください。