波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

年末の必須行事、チキンとケーキも!

2021-12-29 00:36:27 | 年間行事

5日ほど過ぎてしまいましたけど………

メリークリスマス!白黒茶々です。

今年は残すところあとわずかで、皆さまは年越しの準備やカウントダウンに入られているところと思います。 しかし、その前にどうしてもハズせないイベントがあります。 それは………

………って、日記のタイトルや挨拶で叫びまくっていますけど、クリスマスであります 「クリスマスのネタに触れずに新年の訪れはない 」ということで、今回は今年の白黒茶々家のクリスマスの様子をお伝えします。 のサンタ衣装はのおさがりですけど、腹まわりがかなりキツくて。 それでも、なんとか着させることができました。それからのほうは、昨年取り寄せたものの継続となります。

クリスマスといったら、やはりチキンはハズせませんよね 私は小さい頃からチキンの丸焼きを食べることに憧れていて、昨年その希望に見合ったものがファミレスのガストで扱われていることを知りました。 しかし注文するのが遅くて、売り切れの憂き目に。 それ以来、ずっとそのチキンのことを引きずっていました。
そして今年のクリスマス前。 私はガストの丸焼き(ロースト)チキンを早くからチェックしていて、冷凍で日持ちのする方(961円)を無事に注文 あとはクリスマスが来るのを待つだけとなりました。

そして12月23日の夜になりました。 その日の食卓には、冷凍の状態で受け渡し → 1日がかりで解凍 → レンジでチン の手順を経たローストチキンが乗りました。 ただし、箔母さんには「チキンは世帯主が切り分けるもの」というこだわりがあって、私はその役を担うことに。 一緒に付いてきたプラスチック製のナイフとフォークで悪戦苦闘しながらも、なんとか家族全員に配ることができました。

そのチキンは下処理と味付けがしっかりされていて、柔らかくてジューシーで美味しかったです。 それに加えて、K社のフライドチキンの各部位の位置関係も学ぶことができました。
白黒茶々家では毎年、チキンとケーキをそれぞれ2日かけて食べる風習があって……… 23日はチキンのみ。 24日はチキンとケーキ。 25日はケーキのみ。………という食べ方をしています。 なので、翌日の24日はMバーガーのMチキンを狙っていました。

ところが、よく見たらMチキンとは違うものが乗っていました。 箔母さんによると、夕方の買い出し時間にMバーガーに行ったら、同じものを求めてきたと思われる方たちが長蛇の列を作っていたそうです。 さらに店員さんに「お渡しするまで1時間ほどかかります」と言われ、待っていたらご飯の時間に間に合わないということで、セブンイレブンの限定品で代用したのでした。 Mチキンは昨年までは行ったらすぐに買えたのに、CMなどでその美味しさと食べやすさが知れ渡ったからなのか、入手困難となりました。 それでも、セブンの骨付きナナチキはその代役を果たして、いや、美味しかったです。 ちょっと豪華なディナーでお腹も心も満たされたのですけど、イブの夜にはさらなる楽しみがあります。それは………

クリスマスケーキなのですよ なんか、サンタの飾りやチョコのプレートが年々縮小していくような気がします。 以前はチョコの家に加えて、食べられるサンタも乗っていたような。 いや、それらはあくまでもケーキの彩りというかオマケみたいなものなので、本体の味で勝負してくださいませ。
このあと、家族全員でシャンパンならぬコーラで乾杯したのですけど、うっかりその様子を撮るのを忘れていました。 さらにその翌日の25日の夜にケーキの残り半分を食べて、白黒茶々家の今年のクリスマスは終わりました。

先日行った浜松城に、波タクロース狛タクロースの姿が 実は撮影のために彼女らの衣装を持っていっていたのですよ なんか私ばかりテンションが高くなってしまいましたけど、そもそもクリスマスって何?と聞かれたらこう答えることにします。 「何でもアリです。 その雰囲気を味わって、楽しければいうことなし
ここで皆さまにお知らせがあります。 今年の波狛日記の更新は今回で最後となります。 今まで読んできてくださり、ありがとうございました。 来年も精力的に綴っていくので、変わらずにお付き合いください。 では、よいお年をお迎えくださいませ。



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今年の城締めは浜松城で

2021-12-25 05:27:21 | お城

メリークリスマス!白黒茶々です。

時節柄このような挨拶をしてしまいましたけど、今回の話はクリスマスではないのですよ。 というワケで、そのネタは次回まで取っておいて、これからとともに皆さまをお城にいざないます。 私は年の瀬が近づいてくると、地元のお城に行きたくなるのですよ。 そのような勢いで………


浜松城にやって来ました 地元とはいっても、私たちがこちらを訪れるのは4月の夜桜見物の時以来となります。

まずは本丸跡にある「若き日の徳川家康」像の前で記念撮影をしてから………

お城の最頂点となる天守曲輪(くるわ)に向かいますよ その正面入口となる天守門を潜ったら………

模擬天守が大迫力で迫ってきました。 ちょっと下のほうが切れてしまいましたけど、これから出番を控えている浜松家康武将隊の方たちが出迎えてくれました。 しかも彼らは「以前にもお逢いしましたよね?確か1年前に、ワンちゃんたちがサンタの格好をしていましたね」と、波と狛のことを覚えていてくださいました。

そうしたら、こちらでも写真を撮っておきましょう ここで浜松城についてなるべく手短に説明いたします。 元亀元年(1570年)に遠江(現在の静岡県西部)に進攻した徳川家康は、今川方の支城だった引馬城を取り込む形で浜松城を築きました。

ただしその頃のお城には石垣や天守はなく、このような感じで土塁の上に板ぶきの簡素な塀や門、館が建てられていました。 家康は駿府(現在の静岡市)に移り住むまでの17年もの間、この浜松城に在城しました。 彼に代わって新たな城主となった豊臣方の堀尾吉晴は………

浜松城を大改築し、近世の城郭に改めました。 今日見られる野面積みの石垣は、この時に築かれたとされています。さらに江戸時代初期には大手門を含めた三の丸が拡張されたのですけど、天守や多層櫓は撤去され、主要部は簡素化されました。 ちなみに現在はすっかりお城の顔となっている模擬天守は、昭和33年(1958年)に市民の寄付金などによって建てられました。
それから間もなくして………

出世大名家康くん出世法師直虎ちゃんが姿を現しました。 直虎ちゃんはマスクなのに家康くんがしていないのは、口やあごひげを覆ってしまったら、中の人が見えなくなるから……… も、もご~
※わぁ~、白黒茶々さん!それは思っていても絶対に言っちゃいけないヤツですよ~!(編集部脂汗)

間もなくして、ご当地キャラと武将隊が合流し、波と狛が見つめている先で、彼らによる定期登場と演武が始まりました。 井伊直政榊原康政などが剣を振るったりする中で………

本多忠勝は見事な槍さばきを魅せてくれました。 彼は「蜻蛉切」という6mもの長さの槍を使っていたそうです。

さらに、直虎ちゃんも槍を使った殺陣を披露 彼女が手にしている長いうなぎみたいなヤツは杖ではなく、「うなぎの思い槍」という名の槍だったのですよ。 ただしこれには殺傷力はなく、まわりの人たちに開運をもたらす効果があるそうです。 それらのパフォーマンスの後には、出演者と記念撮影することになったので………

波と狛を入れさせてもらいました あ、その際のかけ声は「大出世 」でお願いします。

さらにもう1カット。 今度は拳を上にあげて「もっと大出世 」と言ってください。この時には、私もしっかりちゃっかり加わらせてもらいました

キリがいいところで、浜松城公園内にあるスターバックスのコーヒーで一息入れることにしましょう。 このお店はワンコ連れにも優しく、外側のベンチのところにはリードを繋ぐスタンドが設けられているのですよ。 コーヒーをストレートで半分ほど飲んだら、砂糖とミルクで味変を……… としていたら、狛が倒して全部こぼしちゃった ただし、彼にかかって褐色犬になるようなことはなかったので、どうかご心配なく。 ティータイムが終わったら、波と狛には車の中で休んでいてもらって………

その間に、久しぶりに浜松城の模擬天守の内部を見学することにしましょう 200円の入場料を払ったあとに、私が目にしたのは………

全ての展示スペースは今年の1月にリニューアルされ、以前とはガラッと雰囲気が変わっていました。 写真や説明文が見やすくなっただけではなく………

リアル家康像が以前のガラスケースから出されていて、撮りやすくなっていました。 毛穴や浮き出た血管までリアルに再現された家康像。 ただし、背後の映像が始まるとその光に飲み込まれてしまうので、それが休止しているわずかな時間を狙ってください。

最上階からは、最近発見された二の丸御殿の枯山水の庭園跡や、浜松の街並みなどを眺めることができます。 せっかくなので、入場料が共有となっている天守門のほうも見ておきましょう。

こちらの建物は、絵図や発掘調査の結果などをもとにして、天竜の木材を使って平成26年(2014年)に復元されました。

その後は波&狛とともに、引馬城があったあたりに建てられている元城町東照宮に向かいました。 そういえば、彼女らの狛犬座りは去年もやったような………

最近知ったのですけど、境内に入ってすぐのところにある手水舎には………

日光東照宮を意識したような「眠り猫」が据えられているのですよ 彩飾はされていないのか剥げてしまったのかわからないのですけど、日光のものよりは大きいです。

引馬城は徳川家康だけではなく、豊臣秀吉にとっても出世の足がかりとなった場所でもあります。 そういうこともあって、「出世のパワースポット」という売り込みで両者の像が作られました。 秀吉は木下藤吉郎と名乗っていた少年の頃の姿。 家康は模擬天守にある出陣前のリアルな姿をそのまま銅像にしてありました。

もちろん、波狛と一緒に参拝もしてきましたよ 年末に近いので、初詣ならぬラス詣でってトコでしょうか? 例年通りにこの時季に彼女らと浜松城を巡れたことに感謝しつつ、来年も健康で穏やかに過ごせられるように願っておきました。 きれいに今年の日記締めをしたようになってしまいましたけど、次回が今年最後のネタとなります。 ここまできたら、皆さまは最後までお付き合いくださいませ。


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ホテルの朝食と普門寺の紅葉

2021-12-22 02:27:10 | お出かけ

こんばんは、白黒茶々です。

前回の鳳来寺山が今年の紅葉の見納めか ………と思いきや、実は私にはもう1ヶ所とっておきのところがあったのですよ そちらは山の麓の奥まったところに位置していることもあって、葉の色づきがやや遅く、12月の中旬頃まで紅葉を見ることができます。 ということで………

鳳来寺山での紅葉狩りから1週間後となる12月5日は、日の出前の早朝から行動を始めました。 に散歩とご飯をやってから、真っ先に今回の日記のタイトルに出ている普門寺さんに向かうのかと思いきや………

まずは鷲津駅前のホテルくれたけイン浜名湖さんに行きました。 こちらでの目的は……… もちろん、モーニングですよ 普門寺さんは8時の開門までは入れないので、それまでに腹ごしらえをしておくという算段です。 そのモーニングはただのモーニングではなく、バイキングの形式なのですよ 朝食バイキング……… 嗚呼、なんて心踊る言葉なのでしょうか こちらのホテルでは、宿泊者ではなくても800円で朝食を食べることができるそうです。 朝食バイキングは宿泊者のみの特権というところが多いのですけど、同じ市内に住んでるとなかなか泊まる機会がないので、とてもありがたいです。
しかし、ホテルの駐車場はすでに満車で、裏の第2駐車場も止められない状態に。 やはり皆さんも朝の朝食モーニングが目的なのでしょうか?

なんとか入ることができたので、さっそく盛ってきました おかずは全種類をちょっとずつ。御飯はしらすとウズラ卵を乗せてしらす丼にしてみました。 おかわりは、これらを全て食べられたらということで。

まだなんとかいけそうだったので、第2弾も盛ってきました。 ちなみにカレーの右側はアサリの炊き込み御飯にございます。 アサリの風味と生姜が利いていて美味しいのですけど、曜日によっては鰻まぶし御飯になるそうで。 そちらも気になりますね。 お腹も心も満たされた私は、波&狛とともに………

静岡県との県境に近い、愛知県豊橋市雲谷(うのや)町にある普門寺に向かいました。 8時の開門から間もなかったということもあって、すんなりと仁王門前の駐車場に車を止めることができました。 こちらのお寺での紅葉狩りは、一昨年から3年連続となります。

さらに頭上の紅葉を仰ぎながら参道を進んでいったら………

お寺の中心部に行き着きました。 昨年も同じ場所で写真を撮ったのですけど、やはり今回もハズせませんでした。

東側の高台からは、お寺の全体像を見ることができます。 お堂が点在する山が、赤や緑に色分けされていますね。 普門寺は高野山真言宗の寺院で、神亀4年(727年)に行基によって開山されたと云われています。 また、寺所有の木造阿弥陀如来坐像などが国の重要文化財に指定されています。

今度は境内に1本だけのイチョウの前で撮ってみました。 紅葉に囲まれている中で、存在感がありありでした。

せっかくなので、その葉っぱの色や形のいいヤツを拾っておきましょう。 波はそいつが気になる様子ですね。 そうしたら、狛にも見せびらかして………


………って、食べちゃった すぐにペッとしたのですけど、彼にはおやつか何かに見えたのでしょうか?

それはさておき、紅葉で染まった境内を散策していきましょう 紅葉とお寺のお堂って、けっこうマッチしていますよね。ちなみに手前は薬師堂で、その奥が本堂にございます。

今度はその本堂の前で並んでみました。 こちらからの眺めもいいですね。

もう説明はいらないかも。 とにかく皆さまもネットを通して普門寺の紅葉をご堪能くださいませ。

こちらも紅葉の風景なのですけど、後ろのほうから「おとなしく座っていてお利口だね」という声が聞こえてきて、私のほうが気分が高揚していました。

そうしているうちに、仁王門まで戻ってきてしまいました。 今回の普門寺での紅葉狩りはもう終わりとなるのですけど、門の後方の「名残り紅葉」は特にこのお寺の見どころとなっています。 この日は曇っていたのですけど、ここに日が差し込んでくるとより美しさが増すのですよ。

せっかくなので、その撮影スポットに波と狛を入れてみました。 こちらの紅葉は「名残り」ということもあって、1週間後にはより赤みが増したそうです。 11月中に紅葉狩りに行きそびれた方は、ぜひ普門寺に行ってみてくださいませ。

紅葉狩りの時季が過ぎたら寒さが増し、本格的に冬に突入していくのですけど、今年はその変わり目が遅れています。 そのぶん落差が大きくなる恐れがあるので、皆さまはどうか体調を崩さないように気を付けてください。 それと同時に、おでんやシチューや鍋ものなど、冬の味覚をお楽しみくださいませ。



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険しい参拝道の先には(鳳来寺山紅葉狩りその2)

2021-12-18 02:47:23 | お出かけ

こんばんは、白黒茶々です。

前回からの続きで、私・の白黒茶々家の1人と2頭は、愛知県新城市の鳳来寺山の麓に来ています。 これから山頂部の鳳来寺の本堂を目指して、1400段もある石段を登っていくのですけど、果たして無事にたどり着けるのでしょうか? その登山口から間もなくして………

朱色の建物が見えてきました。 これは………

鳳来寺の仁王門です。慶安4年(1651年)に3代将軍の徳川家光が寄進し、現在は国の重要文化財に指定されています。 門内にはいかつい仁王像が据えられているのですけど、建物を飾っている虎の彫刻などを見たら、次に進んでくださいませ。 さらにそこから程近いところには………

傘杉という大木があります。 樹齢は推定で800年以上。パワースポット的なところみたいなので、ここで○○をチャージしてからこれからの難所に挑むことにしましょう。

ハアハア……… 波と狛はまだ元気なのですけど、私はすぐに息切れしてしまいました。 運動不足かも知れませんけど、4年前より体力が落ちています。 その4年前といえば………

私は波と、先代犬のとともに登っていました。 その時、波は3歳8ヶ月の若い盛りだったのですけど、箔は13歳9ヶ月と、高齢でした。 なので、その時はなるべく彼のペースに合わせて、どうしても厳しいようなら途中でも引き返す覚悟をしていきました。 それでも、彼は頑張って見事に登りきることができたのです

今回は「焦らずムリせず」という方針で、とにかく休みながら山頂部を目指しました。 その延々と続く石段の脇には、鳳来寺の塔頭(たっちゅう・本寺の境内にある小寺)の跡が点在していました。 鳳来寺山の塔頭はすべて廃寺となっていて、2つほど建物が残っている寺院があるのですけど、ともに朽ちるのを待っている状態でした。
それらをやり過ごしながら、続きの参道をたどっていったら………

デコボコしていた石段がきれいな切り石に変わりました。 こうなったら、目的地は近いハズです 頑張れ波狛ちゃ 頑張れ私

あの~編集長さん、このくだりは今回の話に必要なのでしょうか? こうなったら「コンニチハ」は私が裏声でやってみるので、ナレーションのほうは大塚明夫さんでお願いします。

ちょっとわかりづらいのですけど、石段の上のほうにお堂のような建物が見えてきました。 ここまで来たら、着いたも同然です

………ということで、鳳来寺の本堂の前にたどり着きました。 登山口からかかった時間は58分なので、だいたいの目安通りとなりました。

鳳来寺は大宝2年(702年)に利修によって開山されたと云われています。 薬師如来を祀る真言宗のお寺で、江戸時代には幕府から厚い保護を受けました。しかし、明治時代以降は火災や神仏分離の政策などによって衰退。 現在の本堂は、昭和49年(1974年)に再建されたものです。

鳳来寺山は標高695mもあり、その中腹……… とはいってもほぼ山頂部の本堂のあたりからは、まわりの山々を見渡すことができました。 まさに天界 このような絶景が見られるなんて、頑張って登ってきたカイがありました。

その鳳来寺山には徳川家光が造営を命じ、慶安4年(1651年)に完成した鳳来山東照宮があります。

さらなる石段の先に構えられているのですけど、これくらいの追加ぶんはなんのその。

小ぢんまりとしているものの、拝殿本殿幣殿などとともに国の重要文化財に指定されています。さらに日光、久能山とともに三大東照宮に称されているとも。

せっかくなので、その先にある鳳来寺山パークウェイの駐車場まで来てみました。 510円(普通車)と有料なのですけど、ここまで車道が開通したおかげで、鳳来寺への参拝はかなり楽になりました。 ただし、紅葉狩りの時季は駐車待ちの長蛇の列ができるので、難所でも体力が許す限り表参道を通ってきたほうがいいかと。

そこからの道に沿って紅葉が植えられているのですけど、このあたりはほとんど葉っぱが散ってしまいました。 ちょっと来るのが遅かったみたいですね。

辛うじて残っている紅葉の前で写真を撮ったり………

かつて火山だったという鳳来寺山の地形を眺めたりしたら………

来た道を引き返しますよ 石段を降りていく際には、私は息を切らせることはなかったのですけど、ワンコは逆立ちのような体勢で頭から向かっていくので、かなり恐くて危険なハズです。 私のほうも足をグネったらその時点でゲームオーバーとなってしまうので、気を抜かないようにしなければなりません。 そうしているうちに………

仁王門が見えてきましたよ なんとかここまで、無事に戻ってくることができました。 下界まであと少し、ガンバレ波狛ちゃ そして、麓の参道に降りたところで、私は紅葉狩りでやり忘れていたことを思い出しました。 それは………

愛犬の頭への葉っぱのせです これは、トサカというか髪飾りというか。 お二方ともスキがあって……… いや、よく似合っていますよ。

さらに私たちは、帰りの通り道にある旧門谷小学校に寄っていきました。 こちらの学校は明治5年(1872年)に創立し、昭和45年(1970年)に閉校しました。 木造の校舎は大正14年(1925年)に建てられたのですけど、良好な状態で残っています。それから、こちらは2年前に放送された連続テレビ小説「エール」のロケ地にもなりました。 せっかくなので………

旧門谷小学校の前に流れる小川のところまで降りてきました。 そういえば、こちらも「エール」のロケに使われましたね。 それよりも、ここはこの日見てきた紅葉の中では最も綺麗ですよ とはいっても、鳳来寺山に登らなくてもよかったなんてことは言いません。 そちらはまた違った味わいがあり、いい経験にもなりました。
しかし、その翌日には私は筋肉痛に悩まされました。 さすがの波と狛も疲れたみたいで。 鳳来寺山は私の中では岐阜市の金華山より難易度が高いのですけど、また気が向いたら登ってみるようにします。 その際には、波と狛もお付き合いくださいませ。


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鳳来寺山に登る前の腹ごしらえ(鳳来寺山紅葉狩りその1)

2021-12-15 02:20:00 | お出かけ

こんばんは、白黒茶々です。

世の中はクリスマスや年越しに向けて突っ走っているところなのですけど、今回は紅葉狩りの話をさせていただきます。 冬を迎える前には紅葉狩りをやっておきたいのですけど、今年は「もっと!DOG!フェス!」などのイベントなどがあって、出遅れてしまいました。 微妙な時季の11月28日の日曜日にようやくスケジュールを入れることができたのですけど、果たして間に合うのでしょうか? ということで、今回は奥三河こと愛知県新城市にある鳳来寺山を目指すことにしました。

その当日は、とともに朝から行動しました。 ちなみに私たちがいるのは、鳳来寺山に行く途中にある、道の駅もっくる新城にございます。 朝にこちらにいるということは……… そうです 皆さまのお察しの通り、モーニングが目当てだったのですよ。 ただし、今までのような喫茶店スタイルとは違っていて………

道の駅もっくる新城では、卵かけ御飯モーニング(略してTKGM)を食べることができるのですよ しかも、550円でおかわり自由の食べ放題ときたもんだ 大きな釜で炊いた御飯と、生卵ではなくて温泉卵。 さらにたくさん用意されたトッピングでアレンジを楽しむこともできます。 その見本のレシピに則って………

まずは和風に仕上げてみました 御飯と温玉に、ネギ、かいわれ、牛蒡の素揚げ、海苔、ゴマを乗せて、土佐醤油で味を整えます。 さらに、それらをぐちゃぐちゃに混ぜて……… 美味しい!そうそう、TKGMにはコーヒーバーも付いているので、こちらも可能な限りおかわりしまくってくださいませ

2杯目は、中華風にしました。 御飯と温玉の基礎に、メンマ、キクラゲ、唐辛子天かすをまぶし、甘味噌とラー油で味付けします。 撮影が終わったら、またしてもぐちゃぐちゃに混ぜて……… 好吃(ハオチー)!あ、味噌汁が欲しくなったら、120円の課金でこちらも飲み放題できます。

3杯目は、イタリアンなカルボナーラにございます。 御飯に温玉を割り入れたら、粉チーズ、揚げ玉、マヨネーズを乗せ、さらにそれらにニンニク胡麻、塩、海苔をまぶします。 その彩りを味わったら、やはりぐちゃぐちゃに混ぜて……… Buono(ボーノ)!そうそう、コーヒーや水だけではなく、お茶も飲み放題となっていますよ。

それらの他にも、カレー鶏そぼろや山菜、壺漬けなども用意されていて、温泉卵も醤油を垂らして単体で食べたくなるので、御飯は3杯だけでは止まりません。
必要以上にエネルギーを注入したので、このまま鳳来寺山に向かってもよかったのですけど………

その前に、私の食事中に待たせていた波と狛を、道の駅の敷地内にできたばかりのドッグランに連れていってあげることにしましょう。

その施設は道の駅の建物の裏となる北側に設けられているので、ちょっとわかりづらいかも知れません。

しかも、10kg以下の小型犬を対象としていました。 日本スピッツはその範囲内なので大丈夫なハズですけど、狛は11kgはいっているので、厳密にはアウトかと。 それでも厳しい監視員がいるワケではなく、自己判断に委ねられているので、そのくらいのハミ出しは気にしなくてもいいでしょう。 万が一追及されたら「10kg以内(………だった時期もあった)」と答えておきますよ

………ということで、柵の中に入りました。 その地面には人工芝が敷かれていて、清潔で走りやすくなっていました。 それから、無料で利用することができて、入口付近には犬用トイレやウ○コボックスも設置されているので、まさに至れり尽くせりです。

実はもう1頭チワワの子が入ってきて、波と狛はグイグイ迫ったり、飼い主さんに甘えてすり寄ったりしたのですけど、その様子までは撮れませんでした。 こちらで(私が)納得いくまで遊んだら………

鳳来寺山に……… といきたかったのですけど、紅葉まつりの期間中ということもあって、その麓の門前の駐車場はすでに満車 向かいの空き地の臨時駐車場もすでにダメで、私たちはそこからさらに200mほど離れたところにある合鏡駐車場に案内されました。 こちらでも、まつり中は500円取られるのですよね。 それだけではなく、門前から鳳来寺山の登山口まで1,2kmあるというので、まずは1,4km歩かなければならないということに

ま、まあ、その表参道には紅葉が点在しているので、それらを鑑賞しながら先に進むことにしましょう。

その途中に、なぜか若山牧水さんの像があったので、波と狛を並べてみました 彼のコートの中身が、アートになっているのがなんとも。

さらに歩いていったら、桔梗屋さん(現在休業中)や商店がある一角に至りました。 節目となるチェックポイントまであともう少し。 頑張れ、波狛ちゃ それから間もなくして………

鳳来寺山の登山口にたどり着きました 落葉がかなり進んでいますけど、こちらは紅葉が綺麗ですね。 臨時の延長線上の駐車場からの1,4kmは、序章というか前段階で、ここから山頂部の鳳来寺の本堂に行くには、さらに1400段もの石段を登っていかなければならないのですよ私と波にとっては4年ぶり。狛だけは初めてとなるのですけど、果たしてその過酷な参拝道を無事に登りきることはできるのでしょうか?

その前に、近くの鳳凰の像が私の目に留まったので、波と狛のリードを託して撮ってみたのですけど……… なんか、絞め上げられているような絵になってしまいましたね。 その説明書きを読んでこなかったので、背中に乗っている子供も謎ですし。 そういえば、こういうのってドラゴンクエストにありませんでしたっけ? いずれにしても、今回の冒険(?)はここでセーブしておきます。 万が一、その次の日記で私たちが瀕死の状態になっていたら、皆さまは「ホイミ、ホイミ、………」と唱えながら読んでいってくださいませ。



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1年ぶりの「もっと!DOG!フェス!」

2021-12-11 02:00:42 | ワンコイベントの類

こんばんは、白黒茶々です。

秋といえば、ワンコイベントが真っ盛りとなる時季でもありますよね。 一時的かも知れませんけど、コロナの勢いが治まってきたこともあって………

11月21日の日曜日に、浜松市南区の石人の星公園「もっと!DOG!フェス!(略してモドフェス)」が開催されることになりました。 昨秋に初めておこなわれた際には、浜北区の森林公園内のバードピア浜北を会場にしたのですけど、駐車場や敷地が小さかったこともあって大混乱。 おかげで私はとともに遠く離れたところからハイキングをしながら会場を目指すハメとなりました。
それが今回は、会場を駐車場も備えているもっと広いところに移したのでした。 その駐車場が埋まったとしても、徒歩10分程のところにある浜松まつり会館北側の駐車場に止めてもらう体制を取っていました。万が一そこもダメとなったら、浜松まつりの凧揚げ会場のほうに止めて、30分程かけて歩いていかなければならないということに

そして、いよいよその当日となりました。 私は朝早くからモドフェスの会場から近いといえなくもないところにある、快活CLUBの浜松都盛店に詰めていました。 こちらでの目的は……… って、すでに目の前に並んでいるのですけど、モーニングと時間調整でした。 石人の星公園の駐車場が開くのは8時30分なので、それまで朝食を食べたりマンガを読んだりしながら待つようにしました。 さすがに凧揚げ会場から歩くのはイヤで、石人の星公園の駐車場に止められたら万々歳。 第2希望の浜松まつり会館北となってもヨシとする思惑でした。 そうしているうちにその時間が迫ってきたので、会場に向かいました。 その結果………

余裕で止めることができましたよ しかも、公園寄りの一等地を確保しましたし。 まずは、七五三の装いとなっている浜松市の前福市長のモザイカルチャーなウナギイヌと写真を撮っておきました。 あとは波と狛を連れて準備中の会場を軽く廻り、モドフェスの開始時間までのんびりしようと思っていたら………

なんと、スピッツの同士たちが続々とやって来たではありませんか おかげで、私たちのテンションは上がりまくりでした。 顔なじみの方だけかと思いきや………

昨秋に少しだけお逢いしたPARK(パク)君が新たにJUNE(ジュン)ちゃんという小さい妹を迎え入れて、「純白きょうだい」を結成していました。

さらに、初めましての昴君もいました。 彼は16kgもあって、私が今までに逢ったスピッツの中では最大でした。 それだけではなく、ママさんは昴君を飼い始めた頃に「スピッツとは何ぞや?」と思っていろいろと検索していったら、波狛日記に行き着いたと仰っていました。 それ以来ずっと読んでくださっているみたいで。「スピッツの見本がコレでよかったのか?」と思いつつも、私は心の中で狂喜乱舞していました。
そうしている間に、さらに見かけたことがないスピッツ連れが通り過ぎていったので、追跡調査というか突撃インタビューをしました。

彼はロウ君(仮名)という3歳の男の子でした。 名前が仮名なのは、これからモドフェスに出展している保護犬のボランティアで里親を探すことになっているからでした。 とても人懐っこくて可愛い子なので、いい家族とめぐり逢えることを願っています。

その後、地元民のやよっちさん家と合流 彼女らは公園の駐車場が満車になる寸前に来たのですけど、運良く止められたそうです。 そこで………

3ヶ月のJUNEちゃんと4ヶ月のムースちゃんを並べてみました♪スピッツのパピーがダブルできたら、もう、もうっ

そうしているうちにモドフェスの開始時間となったので、みんなしてその会場に繰り出しました。 せっかくなので、その前に………

時季を先取りして設置されたクリスマスツリーを囲って、集合写真を撮っておきましょう 改めて見てみたら、かなりの白ふわが集まりましたよ そのぶん揃う瞬間を捉えるのは難しいのですけど、私のテンションは上がりまくりでした。 それが済んだら別々に行動することになり………

白黒茶々家は会場内の露店を見て廻りました。 それにしても、大勢の人やワンコで賑わっていますね。

そうしている間に、Lea Lea(レアレア)さんという犬猫の保護団体のブースに行き着きました。 そこには先程逢ったロウ君の姿があり、彼と担当の方はアピール活動に勤しんでいました。

途中で撮影スポットを見つけたので、波と狛をモデルにして撮っておきました。 ………って、狛ちゃはあくびしていますよ。 さらに会場内をブラブラしていたら………

久しぶりにポメラニアンのちぃ君くぅちゃんに逢いました。 広い会場の中で昔からの知り合いと行き逢えると、嬉しいですね。 そのあとは………

スピマジックがありましたよ 13歳と高齢のとうしろう君は焦点や動きが定まらないのですけど、まだまだ元気。またどこかで逢えますように。

さらに、ミアちゃんという子とも逢いましたよ 尻尾がおしゃれな七色となっていますけど、正真正銘の日本スピッツにございます。

もちろん、スピッツ以外の犬種もいましたよ カートに乗っている茶色と焦げ茶色のワンコは、チャウチャウであります。

さらにワンコではないのですけど、これは「鬼滅の刃」煉獄(杏寿郎)さんではありませんか しかも、お店の名前も彼の名ゼリフの「よもやよもや」ですし。 後でわかったのですけど、店名の「YOMOYA」は「羊毛屋」のことでした。

あと、会場の外れで現在の浜松市の福市長の出世大名家康くん出世法師直虎ちゃんらと出くわしました。 そういえば、来年の干支は寅年なので直虎ちゃんは忙しくなりそうですね。 さらに再来年は大河ドラマの「どうする家康」が始まるので、今度は家康くんが引っ張りだこになるかも。

モドフェスのようなワンコイベントは出店や出し物も魅力的なのですけど、新たな出逢いの場にもなります。 もちろん、顔なじみのお仲間とご一緒する機会でもありますし。 来年はなるべくコロナに翻弄されるなく、多くのワンコイベントが開催されることを願っています。


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検証・浜名湖ガーデンパークにドッグランはできるのか?

2021-12-08 02:28:00 | その他

こんばんは、白黒茶々です。

渋川を散策し、ヤギがいるカフェ・さわ田さんで昼ご飯をがっつり食べた私は、その勢いのままとともに浜名湖を南下していき………


浜名湖ガーデンパークにやって来ました 彼女らの書き割りに顔を突っ込んでの登場に、皆さまは意表を突かれたでしょうか? そういえば私たちがこちらを訪れるのは、10月初旬のワンワンパーティクラブさんのイベント以来となります。 あの時、私たちは渚園での犬キャン△から飛び出してきて、ワンコとの清掃散歩の後に早食い競争や待て対決などをやりましたね。

………と、いきなり回想に入ってしまいましたけど、今回こちらに来た目的は書き割りの顔出しでも、ワンコイベントでもありません。 正解は公園の西側に広がる芝生広場にあるので、今からそちらに向かいます。

その一角に、11月13日(土)~14日(日)の2日間限定で、仮設のドッグランが造られたのですよ 浜名湖ガーデンパークは平成16年(2004年)に浜名湖花博の会場となったところを活用して造られた県営公園で、入場は無料。 季節の花などを眺めながら広い園内を散策することができて、県内外からたくさんの人が訪れています。 ワンコ連れにも人気で、ドッグランを造って欲しいという要望は以前からあったそうです。

とはいっても、このような県営の公園にドッグランを設けた例はなかなかなくて、データやアンケートを取るために今回仮設のものを造ったのでした。 それならば、進んで波と狛を被験者、いや、被験犬(ひけんけん?)にしますよ 彼女たちは今のところ他のワンコとトラブルを起こしたことはなく、ドッグランでもどんな子とも仲良く遊ぶので、模範になれるでしょう


………と確信していた私は、意気揚々と受付でアンケートに答え、予防接種の証明を提示して、波狛ちゃとともに一夜城ならぬ一夜ドッグランに入っていきました。

1度に入れるのは3組だけで、30分の制限時間もあったのですけど……… 私たちが利用を始めた頃はその中には他のワンコはいなくて、貸切状態でした。 私が想定していたのと違うのですけど、とにかく広い空間を思いっきり走り回ってくれ
ところが、入ってすぐに狛は○ンコをしだしたのです さらに、彼につられて波までウン○を致しましたし。 私はすぐに片付けたのですけど、出鼻をくじかれた気分でした。

そのあとは両者とも走るまでもなく、せっかくのプライベート空間(?)をムダ遣いしていました。 ドッグランでは走らない主義の波はともかくとして、狛までどうしたのですか?そんな彼は、入口の扉の網の部分に開いている穴をじ~っと眺めていました。 それは狛の顔が辛うじて入る程度の大きさなので、放っておいても大丈夫でしょう。 彼は小顔のワリには身体が大きい(デブ)ので、その穴を潜り抜けるのは物理的に無理なハズです。

ところが、狛はその穴をスルリと通り抜けてしまったのです ドッグランは2重扉になっているから大丈夫と思いきや、外側のほうは地面との隙間が大きくて、その第2関門も難なく突破されましたし。 こまぁ~~~ しかしその直後に、外で構えていた係員さんに捕獲されました。その時、彼は「してやったり 」という顔をしていて、翻弄された私と係員さんは敗北感を味わされました。

その「狛抜けの穴」はすぐに応急措置で塞がれ、波と狛は改めてドッグランの感触を確かめる作業に入りました。

とはいっても、なかなか入ってくるワンコがいなくて、波ちゃたちは外を歩いている子が気になる様子でした。 残り10分となり、このまま時間切れになるのか? と思ったところで………

新たにラブラドールの若い子が加わりました。 いらっしゃいませ お待ちしておりました。 狛はその子と一緒にちょっと走ったりしたのですけど、飼い主さんにすっかり甘えてしまって。 そうしているうちに、私たちが退場する時間となりました。

仮設のドッグランでは私が思い描いていたのとは違う展開になってしまいましたけど、波と狛は自分なりに楽しむことができたみたいなので、ヨシとしておきましょう。 それに、狛は体を張ってその欠陥部分を指摘した……… ということにしておきましょう。 あと、アンケートで私は「ガーデンパークにドッグランを設置したほうがいいか?」の欄にマルをつけておきました。 これから公園の運営側がこれらの資料を持ち帰って、どのような決断をするのか?今後の行方が見逃せません。



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神社のレンガ門とさわ田さん再び(渋川散策その2)

2021-12-04 02:23:03 | お出かけ

こんばんは、白黒茶々です。

前回から私・の白黒茶々家の1人と2頭は、浜松市北区の山間部にある渋川という集落に来ています。 モーニングを食べてヤギと戯れ、さらにその地域のシンボルツリーと廃校を巡ってから………

六所神社の前にやって来ました その入口に聳えているのは、前回の日記のラストに出したクイズの答えとなる凱旋記念門にございます。 明治37年(1904年)の日露戦争の戦勝記念に建てられた門で………

平成14年(2002年)に国の登録有形文化財に指定されました。 日本国内でアーチ型の凱旋門が現存しているのは、こちらと鹿児島県姶良市山田にあるものの2つだけです。 ただし、門柱タイプのものは多数存在するみたいです。 さらにその根本には………

旧鎮玉村から出征した68人の兵士の名前が刻まれていました。 儀平とか久次郎為吉由蔵、………など、昔の人の名前ですね。 年代的には、私の高祖父(祖父の祖父)あたりでしょうか?

さらにその凱旋記念門を潜って………

細くて長く続いている階段を登っていったら………

六所神社の拝殿の前に行き着きました。 「六所神社」と名のつくところはあちこちにあって、渋川には3ヶ所も存在するそうです。 こちらの六所神社はいつ創立したのかはわからないのですけど、9世紀頃の記述には表れているみたいです。 この日は地元の方が集まって何か神事のようなことをやっていたので、この位置から参拝しておきました。 さらにその奥には………

朱色の社殿……… というか、赤いトタンに覆われた渋川稲荷神社がありました。 失礼ながら見た姿は怪しいのですけど、こちらも由緒のある社なのですよね。

そのあと、私たちは渋川つつじ公園の親水広場に向かいました。 夏場に水遊びをしたら気持ちよさそうなのですけど、さすがにこの時季は遠慮しておきます。

その公園内には、からくり人形館があります。 定時になると扉が開いて、人形がこの地方の伝統芸能の「寺野ひよんどり」を踊り出すそうです。 コンピューターで制御されていて、歴史とハイテクが融合した見事な見せ物だと思うのですけど、次の公演はお昼過ぎなのでさすがに待ちきれませんでした。

それでも、せっかくなので河原に降りてせせらぎに親しんでおきましょう。 そういえば、今夏は波と狛をプールに連れていけませんでした。 だからといって、今からここで初泳ぎをしないでくださいね。

その周辺では、ようやく紅葉が始まったところでした。 いい感じで写真が撮れたので、そろそろお昼を食べに行くことにしましょう。 そのような流れで、私たちが向かったところは………

お好み焼きさわ田さんでした この日はモーニング目当てで朝に寄ったのですけど、ランチメニューも気になっていたのですよ。 そんなさわ田さんの店構えと波狛ちゃを撮りたかったのに、彼女らは後ろのヤギが気になって仕方がないみたいですね。

その要望に応えて、またご対面させてみたのですけど……… 朝のおこないで「コイツは危ないヤツだ 」と認識されたのでしょうか?ヤギたちに退かれてしまいました。

テーブルに就いたら、メニューを選びましょう ………というか、実は私には事前に心に決めてきたものがあるのですよ お好み焼きの豚玉(350円)はハズせないのですけど、もう1品。 釜めしも食べておきたいですね。 しかも500円の良心価格ときたもんだ 「40分程度かかります。」と言われても、構いません。 美味しい釜めしにありつけるのなら、いくらでも待ちます。 まいたけ、五目、とりの中から選ぶとしたら、やはり五目がいいですね。 そうしたら、あとはお好み焼きと一緒に食べられるように出来上がる時間を合わせてもらうだけですけど……… 「ゴメンなさい、今日は釜めしはやってないから、また来たときに頼んでね 」という展開になってしまいました。 「そうですか……… じゃあ、ラーメンをお願いします」やむを得ず、その次に気になっていたメニューを注文しました。 それからしばらくして………

お待ちかねの料理が運ばれてきましたよ こちらもモーニングと同様で、見本の写真より厚みがありました。 気になるお味のほうは……… ずずずっ……… うぬ お好み焼きを全面に出しているお店なのに、スープはしっかりとダシを取っていて、麺もいいものを使っていますよ。 とろとろに煮込まれたチャーシューも美味しいですし。 これほどの内容で500円とは、こちらもリーズナブルですよ それから、お好み焼きのほうは絶妙な焼き加減で、ふわふわで美味しかったです。

すでに釜めしに再挑戦する気マンマンですけど、自家製麺の焼きそばなども食べてみたくなりました。 それに、波と狛を再び逢わせた際の、ヤギのリアクションも気になりますし。
今回の渋川訪問は、さわ田さんで始まりさわ田さんで締めた形となりました。 そのあと私たちは、あることを体験するために浜名湖ガーデンパークに向かいました。 気になるその内容については、次回の日記で触れさせていただきます。


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遠州の隠れ里・渋川(渋川散策その1)

2021-12-01 01:57:54 | 廃校・廃墟

こんばんは、白黒茶々です。

今、まさに季節は秋から冬に入るところですね。 今では厳しいのですけど、このような時季には落ち葉をかき集めて焼きいもをやりたくなります。 その際のテーマ曲は童謡の「たき火」が定番なのですけど、「♪たき火だ たき火だ 落ち葉たき」のあとを「当たろうか? あたぼうよ 」と歌っていた方はいませんか?正しくは「当たろうよ」です。

それはさておき、紅葉が始まる頃の11月14日の日曜日に、私はを伴って浜松市北区引佐(いなさ)町の渋川という地域を初めて訪れました。 新東名高速道路の浜松いなさJCT(ジャンクション)の脇道を入っていったところに位置する集落で、その入口には………


お好み焼きさわ田さんというカフェがあります。 こちらは土日だけ営業していて、この日は朝から数人の仮面していないライダーで賑わっていました。 私たちが朝に来たということは……… そうです!モーニングが目当てだったのですよ

こちらはお好み焼きがメインのお店なのですけど、モーニングもやっているなんて有り難いです。 数あるメニューの中で、私が選んだのは………

トーストモーニングでした なんか、見本の写真より厚みがあって美味しそうです。 しかも、コーヒーなどのドリンクが付いて400円とは、なんてリーズナブルなのでしょうか モーニングメニューで朝の活力を注入した私は、次の目的地………

………にはすぐには向かわないで、車の中で待機していた波と狛をお店の外に出しました。 彼女らが食い入るように見つめている先には………

ヤギがいました 実はさわ田さんでは、お店の横の岩壁でヤギが飼われているのですよ。 店主の奥さんは気さくなうえにワンコ好きで、波と狛をヤギとご対面させてくれたのですけど……… 興奮した波は彼らにグイグイ迫って構って吠えまでしたので、ドン引きされてしまいました。 ま、まあ、気を取り直して渋川の中心部に向かうことにしましょう。

………ということでやって来ました。 渋川は四方を山に囲まれた静かな里で、かつてはその山側に温泉宿があったそうです。

その地上レベルに降りてきました。 私たちが向かっている先には、葉っぱが黄色く色づいたイチョウの大木が見えてきました。

この木は樹齢が600年以上にもなり、かつては六所神社の御神木でした。 明治9年(1876年)にこの地に渋川小学校を新築するのに伴って、神社は近くの丘の上に移転し、イチョウの木だけが残されました。 それでも、大きくて立派な木は存在感がありありで、渋川のシンボルツリーとなっています。 なので渋川に来たら、最初にこちらを訪れることをオススメします。 見上げた姿もいいのですけど………

この時季は、黄色い落ち葉のじゅうたんも見逃せません。 そういえば、波と狛の頭に葉っぱのせて写真を撮るのを忘れていました。

次に私たちは、その近くにある浜松市立渋川小学校跡に向かいました。 現在は廃校となっていて、入口の「ようこそ渋川小へ」の歓迎文が寂しさを感じさせます。

こちらの学校は明治6年(1873年)に開校し、六所神社があった現在地に新築移転。 しかし、平成22年(2010年)に周辺の小学校との統廃合に伴って閉校しました。

それでも、二宮金次郎の石像や………

校庭の隅のイチョウの木や体育器具庫と思われる建物は、そのまま残されていました。 よく見てみると、百葉箱もありますね。

それから校舎の裏の高台には、体育館もありました。 その建物に導かれて近付いていったら、波と狛に大量のひっつき虫(しつこい草の実)を付けてしまいました。 ここは「こんなに付いちゃいました」とネタにするべきところなのですけど、私にはそんな余裕はなくて、「このっ、このっ 」と必死になって取り除いていました。

ほとんどの廃校は観光名所化はされていなくて、地図からも消えています。 それでもそこに立つと、かつて児童や生徒で賑わっていた様子を偲ぶことができます。 それに学校の雰囲気はそのままなので、自分の出身校ではなくても、どこか懐かしい気分になれますし。 それらの施設をこのまま朽ちさせるのはあまりにも惜しいので、いずれ何かに活用されることを願っています。

実は渋川には、フランスの名所としても知られている建物があるのですよ 「もしかして、エッフェル塔を模した渋川タワー?」と答えられた方、違います。 「………ということでやって来ました。」のところでそのようなものは写っていません。 いや、正解の建物自体そのフレーム内に収まっていないのですけど。 美術館、大聖堂、宮殿、……… 続々と挙がってきて、皆さまは気になられていると思いますけど、次回の冒頭で正解を明かし、そいつを潜っていきます。



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