波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

悲劇の貴公子・徳川忠長(北関東紀行4)

2010-08-30 00:19:28 | 人物伝
こんばんは、白黒茶々です。
私の北関東方面への一人旅は、早いもので折り返し地点、いや、それよりちょっと先まで来てしまいました。 そんな流れで、今回の話は高崎の激安ホテルに泊まって、夜が明けたところから始めさせていただきます。



気になる朝食の内容はこのような感じで、すべてセルフサービスとなっております。 パンのほうは、クロワッサンにバターロール、くるみパンなど、種類が豊富ですよ。さらにおかわり自由なので、存分にいただくことにしましょう。
朝食を済ませ、身支度が整ったら、次の目的地に向かいます。



こちらは同市内にある高崎城です。このお城はかつては三重のお堀に囲まれ、堅固な構えをしていたのですけど、明治以降に開発の波に飲まれて、いや、城の敷地内に軍隊を置くために破壊され、現在は最も外側の三の丸の堀が、水路のように残っているだけです。 そのお堀に沿って歩いていくと………



東門(右)と乾櫓(左)が見えてきます。この二つの建物は、明治以降に民家として城下に移築されていたものを近年、城内に戻したもので、旧位置とは異なるものの、高崎城のシンボル的存在となっております。

また、高崎城は悲劇の貴公子・徳川忠長が最期を迎えたところとしても知られています。
忠長は、徳川二代将軍の秀忠とお江の間に生まれ、幼名を国松といいました。のちに三代将軍となる家光の弟に当たるのですけど、幼少の頃から忠長のほうに才覚があったみたいで、両親は家光(幼名・竹千代)より彼のほうを寵愛していました。 その勢いで、秀忠らは忠長のほうを三代将軍にしようと目論んでいたのですけど……… そこに初代将軍だった家康が出てきて「将軍職は嫡男(家光)が継ぐべし 」と釘を刺したそうです。
その後、家光は三代将軍に、忠長は駿府城(静岡県静岡市)にて大納言の位を賜り、駿河大納言と呼ばれるようになりました。しかし、幼少の頃からの恨みを抱いていたからでしょうか?秀忠の死後、家光は忠長のことを疎んじるようになり、「乱心を繰り返している」という理由から彼を甲府城、さらに高崎城へと追いやり、しまいには自刃するように通告したのです。
忠長はそれに従って短刀で喉を突き、28歳でその生涯を終えてしまいます。
それにしても、忠長の処分には不可解なところがたくさんあるように思えてなりません。 直接の理由がたび重なる乱心ではあまりに抽象的過ぎますし、忠長は家光を脅かすような存在だったとは思えませんし……… やはり、両親のえこ贔屓が後々まで尾を引いていたのでしょうか?



高崎城から東に400メートルほど行ったところに大信寺というお寺があります。 その境内には………



忠長がまつられています。それにしても、この廟所は兄家光の大猷院の霊廟と比べると、あまりにも質素で、不遇だった彼の生涯を象徴しているようです。

しかし、家光の弾圧行為はそれだけでは終わりませんでした。今度はそのとばっちりが肥後の熊本城主加藤忠広(私が尊敬している加藤清正公の嫡男)にまで及び、彼が忠長と仲が良かったというだけで、加藤氏はお家断絶という憂き目に遭わせられてしまいました。その手段はあまりにも残酷で、わずか三歳の彼の息子まで切腹させるという……… あ~~~、なんか書いているうちに怒れてきた。いえみつぅ~
すみません、私としたことがちょっと取り乱してしまいました。 それでも、家光は鎖国政策やキリシタン禁教令、それに参勤交代などの制度を整えて徳川幕府を盤石なものにし、いいコトもしているので、私はこれからはなるべく彼のことを悪く思わないように努めるようにします。

そうそう、来年のNHK大河ドラマ「江~女たちの戦国」にも徳川忠長が出てくるハズです。果たして彼は、その作品の中ではどのように描かれるのでしょうか? また、その役は誰がやるのでしょうか?できたらイケメン君にやってもらいたいです。 とはいっても、忠長の悲劇が起こる前に母お江と父秀忠が亡くなり、物語がそこで終わってしまうので、家光が悪役に走ることはないと思います。

再び話は現在に戻ります。忠長公を偲んだあとに、私は群馬県の県庁所在地に向かうのですけど………
私の北関東一人旅は次回で終わりです。ちょっと長くなってしまいましたけど、ここまで来たら最後までお付き合いくださいませ~


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栃木の名物を食べまくるの巻(北関東紀行3)

2010-08-28 00:01:22 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
日光の社寺や宇都宮城を廻っていくうちに、日が傾いてまいりました。 そろそろ小腹も空いてきたので、このあたりで………



ご当地の味覚を堪能することにしましょう まずは、この地域で出回っているレモン牛乳です。 さて、牛乳とレモンが合わさったら、どのような味になるのでしょうか?さっそく、飲んでみますね。ごきゅっごきゅっ………
んぐっ レモンが入っているワリには酸っぱくなくて、ほのかに甘く、優しい味がしますよ。 また、私はその時この飲料を初めて飲んだのですけど、謳い文句の通り、どこか懐かしい感じがしました。これが栃木の限定商品だなんて……… この地域の方たちがうらやましいです。

次は言わずと知れた、宇都宮餃子です。宇都宮には、駅前など結構わかりやすいところに餃子のお店があるので、私でも迷わずに見つけることができました。
私の地元の浜松餃子は最近、全国的に有名になりつつあるあるのですけど、そいつを扱うお店が市内に潜伏する形で点在しているので、遠くから来た人達には苦労させてしまっていると思います。 やはり宇都宮に勝つには、浜松駅を出たら餃子と正面衝突するぐらいの何かを用意しなければなりませんね。ガンバレ、浜松餃子



………と言いつつも、今からライバルの宇都宮餃子を堪能するのでした。
ちなみに今回私が注文したのは、焼き餃子とスープ餃子です。まずは焼きのほうから、素材の良さを確かめるためにも、タレとか付けずにいただきます。はむっ
 野菜のしゃきしゃき感に加えて、じわっと肉汁がしみ出てきたではありませんか。 これは美味い さらにタレに浸して食べたら、また違った味わいを楽しむことができました。
もう一方のスープのほうには、栃木産ポークの比率の多い餃子を浮かべてもらいました。 果たしてそのお味は………
こちらは肉のボリュームを、皮とスープが見事に受け止めているといった感じです。 焼きとはまた違ったジャンルを堪能することができて、とても得した気分になれました。
………なんて言っておきながらも、次に宇都宮に来る時には、ニラ増量餃子や激辛餃子も試してみようと目論んでいます。おばちゃんごちそうさん、美味しかったよ。
そうそう、私には宇都宮でどうしても逢ってみたい女性がいます。 どちらかというとセクシー系のそのお方は、栃木県ではかなり有名みたいです。あ、確かに駅前にいたので、皆さんにも紹介しますね。



餃子ヴィーナスさんで~す 栃木名産の大谷石で造られた彼女は、移設作業の際にバランスを崩し、真っ二つに割れたことから、さらに注目を集めたそうです。 その後、見事に修復されたご様子で。 ここは、お近づきのしるしに………



私との2ショット写真をお願いします カシャッ
おおっ、ご協力ありがとうございました。 それにしてもギョーザ子さん、私が想像していたよりはかなり大きいですね。みんなで食べるとしたら、いったい何人ぶんくらいになるのでしょうか?



さらに私は電車に乗り込み、その日のうちに群馬県の高崎に降り立ちました。 そこであることを達成したのですけど、それは何かといいますと………
日本全国47都道府県の完全踏破です 「めぼしいお城のあるところには、必ず私が現れる」そのおかげでこの偉業(?)を成し遂げることができました。 それでも、まだ旅の途中で荷物になるので、花束贈呈などの祝賀イベントは遠慮しておきます。


         ※写真は翌朝のものです

今回の1人旅は1泊3日ということで、高崎に泊まることになっています。
ちなみに今回の宿は、高崎駅から徒歩5分のところにあるビジネスホテルの、高崎駅前プラザホテルです。



そのホテルにはこのような和室もあって、1泊朝食付きで3700円~と、かなりお得な値段となっております。では、明日も朝早いので、おやすみなさい。ZZZ  ………

キリがいいので、今回の夜話はここまでにさせていただきます。次回も旅行記は続きますけど、そこから転じて、この地域にゆかりのある人物伝に走ることに。 駿府(静岡市)にも関係のあるその人物の生き様をぜひご覧くださいませ。


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今度は栃木のお城が登場するでござる(北関東紀行2)

2010-08-26 00:01:02 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私は一人旅で日光東照宮に来ています。 その流れで、三猿のある神厩舎の次に向かった先は………



あった、ありましたよ あの有名な陽明門が。 この門は、日光東照宮の顔と言ってもいいほどの建物で、派手さに加えて彫刻や装飾を一つ一つ追っていったらキリがないぐらいで、別名「日暮らしの門」とも呼ばれています。



やっぱりここは、記念撮影をしておかなければなりませんね。 しかし、私が人込みにまぎれてしまい、イマイチ目立っていないような………



陽明門のすぐ後方には、唐門と連なって拝殿や本殿があるのですけど、現在そちらは保存修理中みたいです。やはり大変な作業だと思いますけど、現代の匠の皆さん、江戸初期の職人さんに負けないでください。



この東照宮と、先ほどの大猷院と二荒山神社、それに輪王寺の合計二社一寺を1000円で拝観できるお得な共通券があるのですけど、東照宮の奥社に行くにはさらに別料金の520円を払わなければなりません。それでも、そこにはどうしても見逃せないモノがあるのですよ。 その真下には、やはりたくさんの人だかりができていますね。では、私も今からそいつを見に行くことにしますね。



いました、いました、あの有名な眠り猫がっ この表情は、見ている人の心も穏やかにしてくれますね。 しかし、この彫像は通路の真上にあることから、立ち止まって撮影するのは禁止されているので、脇から望遠レンズで狙うか、またはちょこちょこ歩きをしながらカメラを構えるかしなければなりません。

そのさらに奥には、何があるのかというと……… 上に向かって延々と石段が続いているのです。私が最初に行った大猷院よりは、起伏が穏やかだと思われた日光東照宮ですけど、まさかここでまとめて大変な場面に遭わされるとは。
とかなんとか言いながらも、上り詰めたところで私が見たものは………



銅や諸々の合金で造られた家康公の神廟でした。 先述の久能山東照宮にも石造で同じものがあるのですけど、そうしたら今度は、彼の亡きがらがどちらに埋葬されているのかが気になります。亡きがらはそのまま久能山に置いておいて、日光にはシンボル的なものとして同じようなものを造ったのか?それとも、亡きがらも含めての大移動がなされたのか?それか、分骨という手を使ったのか?これまで本格的な調査が行われていないので、いまだに謎のままなのです。

日光には、それらの他にも輪王寺や神橋、さらには華厳滝、中禅寺湖などの見所があるのですけど、全部をゆっくり見ていったら、まる一日かかってしまいます。なので、私は昼頃には次の目的地に向かっていました。 その目的地は、いちおう私お得意のお城なのですけど………



東照宮につながる日光街道の入口にある都市宇都宮には、かつては宇都宮城がありました。しかし、そのお城は明治以降に開発の波にさらわれ、遺構となるものはほとんど残っていません。十数年前に私が初めてそこを訪れた時には、その城跡は公園にはなってはいたものの、土塁(土を盛って造った塁壁)はおろか城址碑もない状態でした。 その宇都宮城は、数年前に………



水堀と土塁が再現されました。 さらにその上には、清明櫓(清明台)や富士見櫓、それらをつなぐ土塀が復元され、以前とはお城の景観が大きく変わりました。ちなみにこちらは清明櫓で、模型でいうと一番手前のものに当たります。あ、その前でカッコつけてる私のことはお気になさらず。



その向こうに見えるのは、富士見櫓です。 こちらの櫓は模型では右側後方にあります。これらの建物は………



昔ながらの材料と工法で建てられていて、一階部分を見ることができるようになっています。 ちなみにこれは、富士見櫓の内部です。



しかし、本丸内に入ってみると、土塁にコンクリートの部分が目に付くようになります。実はこの塁壁はすべてコンクリートで造られていて、その表面に笹などの植物を植えて土塁に見せているのです。 では、なぜそのような構造にしたのかというと………



その内部は地下空間となっていて、写真のような展示施設だけではなく、非常時には防災倉庫や避難場所として使うようにするみたいです。 そういうこともあって、私はこの構造物のことを「ハイテク土塁」と呼ばせてもらうことにしました。

宇都宮といえば、有名な食べ物がありますよね。次回はそのあたりを攻略し、さらにある記録も達成するので、そちらのほうも併せてご覧くださいませ~


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いざ日光へ参る(北関東紀行1)

2010-08-24 00:05:36 | 一人旅
こんばんは、白黒茶々です。
今年もお盆休みがやって参りました。 昨年のこの時季には、北関東方面に行くつもりが、なぜか進路変更をして新潟方面に向かってしまったので、今回は2年越しに本来の目的地を目指すことにしました。



そのためには、約2日ほど家を空けなければなりません。しかし、気軽(?)で過酷な一人旅に箔を連れていくことはできないので、ここで涙の別れをすることに。 箔ちゃ、いい子にしているんだぞ~



そうしたら、最寄りの駅から終電に乗り、さらに豊橋駅からは臨時の夜行快速列車のムーンライトながらに乗り換えました。 その中でグッスリと寝ていれば、翌朝には東京にたどり着くことができるのです。
しかし、今回の目的地はまだその先にあります。さらに電車を乗り継いで行ったら………



栃木県の宇都宮に到着しました。 とりあえずここで朝食でも食べながら、さらなる乗り換えの列車を待つことにしましょう。 そうそう、こちらのモーニングセットのホットドックは、なかなか美味しかったですよ。 そいつを食べ終わったら、その駅から出ている路線に乗っていき………



45分ほどしたら、日光に到着することができました。 最初の目的地は、もうこれでお分かりでしょう。そうです 日光東照宮なのです。私のお得意のお城ではないのですけど、こちら方面に出向く機会があったら是非行ってみたいと、以前から思っていたのです。 駅からバスに乗って、私が降り立った先には………



「あれっ なんか東照宮とは違うような………」と感じられた方もいると思います。そうです。こちらは日光東照宮にほど近いところにあって、まとめて世界文化遺産に指定されている、三代将軍徳川家光公の霊廟、日光山輪王寺・大猷院であります。東照宮を大造営した家光は、その近くにまつられることを願っていたのでしょうか。とにかく、まずはそちらから参拝することにしましょう。 この仁王門を潜って、グイグイ進んでいくと………



二天門が見えてきます。 有名な東照宮の陽明門よりは装飾をおさえ、朱色を主体にしてありますね。 しかし、まだここで終わりではありません。さらに石段を上っていくと………



ハアハア……… またしても石段が。それでも、ようやくゴールが見えてきましたよ。 この夜叉門を通過すれば、いよいよ大猷院の中心となる拝殿と本殿にたどり着くことができるのです。



こちらは本殿ですね。なかなか豪華絢爛な建物ではありませんか。 その際に本殿の内部も見せてもらうことができたのですけど、そちらも壁や柱などに細々とした装飾がなされていて、私は綺麗だと感じると同時に修理が大変なのではと思ってしまいました。



輪王寺大猷院を見終わったら、次は二荒山神社に参りましょう こちらは縁結びの御利益があることで有名で、多くの人で賑わっていました。そこからさらに東に行ったところに………



日光東照宮があるのですよ。 ここはまだプロローグの段階なのに、すでにすごい人で賑わっていますね。それでも、東照宮の雰囲気は感じられます。え、カメラのスイッチを押して欲しいって?まかせてください はい、チ~ズ



入口を入ってすぐのところで、五重塔が迎えてくれます。徳川家康公が最初にまつられた静岡市の久能山東照宮にも五重塔があったのですけど、明治時代になぜか取り壊されてしまいました。 そうそう、家康公は「亡くなったらすぐに久能山に葬り、その一年後に二荒山の麓(日光)に小さな御堂を建てよ」遺言しました。そして家光が後にその小さな御堂を大改築したのがこの日光東照宮なのです。 では、先に進んでいきましょう



五重塔からほど近いところにある神厩舎の装飾の中に、この有名な三猿がいるのです。 彼らの真下には、カメラや携帯電話を構えた人がたくさんいますね。実は、私もその中の一人です。 さらにその先を直角に曲がって、進んだ先には………

いいところ(?)で終わらせてしまって申し訳ございません。 私の道中日記はこのあたりで一旦終わらせていただきます。それでも、こちらの東照宮に行ったことのある方なら、その先に何があるのかすでにご存知だと思います。
私の一人旅はこのあともまだまだ続くのですけど、思いのままに綴っていったら、あまりにも長くなってしまいました。 なので数回に分け、これからは更新のペースも上げてレポートしていくつもりです。ちなみに次回は、東照宮の派手なもんやかわいいヤツが出てきます。興味のある方はぜひ、そちらにもお付き合いくださいませ~


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さらば、伊勢湾フェリー

2010-08-21 00:01:01 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私とたつぴ、それに箔は、渥美半島の先端の伊良湖岬に来ています。 そこから出ている伊勢湾フェリーが9月いっぱいで廃止になってしまうというので、今のうちにその勇姿を見ておこうってトコです。



フェリーの発着所は道の駅にもなっていて、そこにはお土産売り場だけではなく、レストランや椰子の実資料館も併設されています。



私たちがそこでしばらく待っていたら、三重県の鳥羽からのフェリーがやって来ました。



そのフェリーは近付くにつれて、迫力が増してきましたよ。 私にとっては数年ぶりなのですけど、たつぴや箔にとっては初めてということもあって、かなり圧巻だったに違いありません。その後、入港したフェリーからは、人や車が次々と出てきました。
せっかくなので、その間に記念写真を撮っておきましょう。箔、いいポーズでお願いしますよ。 カシャッ


う~む、箔と波止場とフェリー、なかなかサマになっているではありませんかっ ちなみに、なんとなく箔の毛がまとまって見えるのは、先の恋路ヶ浜で塩っ気のある強風にさらされたからです。



とかなんとかやっているうちに、伊勢湾フェリーの出港する時間が来てしまいました。するとたつぴは、そのフェリーに手を振って見送っていました。 「なんか、寂しくなっちゃったね」もうその姿が見られなくと思うと、私のほうも寂しくなってきてしまいました。



嗚呼、フェリーが遠ざかっていく……… その光景を見ながら、私は独身時代に箔母さんとデートしたことを思い出していました。

その日私たちは、伊勢湾フェリーを利用して伊勢戦国時代村(現在の伊勢・安土桃山文化村)に行っていました。そこには戦国時代をテーマにした劇場などがあって、一日中楽しめるようになっているのですけど、私たちはつい楽しみ過ぎて帰るのが遅くなってしまいました。さらに、フェリーの最終便の時間も刻々と迫っていました。 時代村からのバスを降りた後は全力で走ったのですけど、果たして、間に合うのか そして、私たちがやっとの思いでたどり着いたフェリー乗り場で見た光景は………
フェリーの出航シーンでした。「そ、そんな………」残念ながら間に合いませんでした。 こうなってしまったからには、もうフェリーを見送るしかありません。しかし、最終便に乗り遅れたら、どうするのか?
結局、電車を使って陸路で帰りました。

私と箔母さんにとっては、伊勢湾フェリーにはこのような苦い思い出があるのです。今回はあの時とは違った見送り法となってしまいましたね。



フェリーの見納めを済ましたら、今度はこのあたりの名物の大あさりを食べていくことにしましょう。 ちなみに大あさりとはいっても、正式名はウチムラサキ貝で、大きさは10センチぐらいあります。
醤油を垂らして焼いてもいいのですけど、私たちが立ち寄ったお店では酒蒸し仕立てで出てきましたよ。ん~ 素材の良さが引き立つので、この調理法もいいですね。では、いっただきま~す はむっ
おおっ 歯ごたえと味のほうは、まさにあさりを大きくしたって感じですよ。 しかも、大きいワリには味が繊細で、大味にはなっていませんし。これは、今度来たときにもぜひ食べておかなければなりませんね。

………と、私が大あさりに舌鼓を打っていたら、たつぴが笑いを堪えつつ「父ちゃんの頭、鳥の巣みたい」と、言い出しました。



「えっ 」急いで確認してみたら、なんと、私の頭が爆発しているではありませんか 前話の恋路ヶ浜で、塩っ気を含んだ強風にさらされたおかげでこうなってしまったみたいです。ということは、この爆発頭で涙ながらにフェリーを見送ったということに。ぐ、ぐはぁ~、は、恥ずかしい~……… ちなみに、私の手前でピースしている手は、たつぴのものです。

伊勢湾フェリーに乗ったり見送ったりできるのはあとわずかです。気になる方はお急ぎくださいませ。 もしそれに間に合わなかったとしても、その他にも伊良湖にはみどころがたくさんあります。ただし、海岸散歩後の身だしなみには、くれぐれもお気をつけくださいませ~


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恋路ヶ浜の先にあるもの

2010-08-18 00:01:19 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
愛知県の東南隅には、渥美半島という半島があります。 その先端の伊良湖岬からは、三重県の鳥羽まで伊勢湾をまたぐ形で伊勢湾フェリーが出ています。 ちなみに、その所要時間は55分。以前、私はそのフェリーに何回か乗ったことがあるのですけど、最近はなかなかそちら方面に足が向きませんでした。



しかし、その伊勢湾フェリーが客足の減少などの理由から、今年の9月いっぱいで廃止になることが決定してしまいました。 そういうことなら、運航している間に再び乗っておかなければなりません。しかし、家族全員で乗るのには、諸々の事情で難しいものがあります。だからといって何もしなかったら、もう伊勢湾フェリーを見るチャンスは完全に潰えてしまいます。 そのようなワケで………



私とたつぴ、それに箔の白黒茶々家の男衆は、伊勢湾フェリーの出ている伊良湖岬を目指すことにしました。 そこに続いている国道42号線にはほとんど信号がなく、まっすぐな道となっております。自宅からその国道を車で走ること約1時間で、目的地にたどり着きました。



しかし、せっかくそちら方面に来たのだから、フェリーの前に、その近くの恋路ヶ浜を散策してみることにしましょう。
聞いた話によると、その恋路ヶ浜を1キロほど歩いていくと、これもまた風光明媚な日出の石門(ひいのせきもん)にたどり着くことができるそうです。 私たちはまだそこに行ったことがないので、行き着く先にどのような光景が広がっているのか、とても楽しみにしていました。その目的地は、多分、箔の視線の先にある岸壁の下のあたりでしょう。



では、気合いを入れて海岸を歩いていくことにしましょう。 箔ちゃ、たつぴ、心してかかりなさいよ~



しばらく砂浜を歩いていったら、足元が岩場に変わってきました。ひょっとして、これは日出の石門が近いってことか? しかし、それらしいものはなかなか見えてきません。それに加えて、ますます行く道が険しくなり、しまいにはとても歩いてはいけそうにないような絶壁に行き着いてしまいました。 「こんなハズでは………」



それでもせっかくなので、この絶壁の上で記念撮影をしておきましょう。 箔ちゃ、そのまま動かないでいてくださいよ~ ちょっとこの写真では分かりにくいのですけど、こう見えてもこの下はけっこう切り立っているのですよ。

アテが外れたとはいっても、今来た道を引き返さなければなりません。 行きは勢いに任せてグイグイ進んできたこともあって、そんなにツラくはなかったのですけど、帰りは疲労感も手伝ってけっこう長く感じます。 おまけに塩っ気を含んだ風がビュービュー吹き付けてきますし。



なんか、箔までも疲れた表情になってきましたよ。 いや、たつぴの拾った貝殻で気を引き付けようとしてみたものの、あまり喜んでいないみたいです。とにかく、頑張って歩いていくことにしましょう。

このまま日出の石門を諦めるのはあまりに忍びないので、帰りにそちらに寄ってみることにしました。 国道42号を山の中腹で降り、海岸に続く小路を下っていったら………



「椰子の実」の歌碑がありました。このあたりの海岸には椰子の実がよく流れ着くみたいで、島崎藤村氏はそのことをモチーフにしてこの名曲を作詞したそうです。「 名も知らぬ~遠き島より流れよる椰子の実ひとつ………」その歌碑からさらに降りていったら………



ありましたよ、日出の石門が それにしても、私が想像していたものよりかなり大きいじゃないですか。またしても写真からは少し分かりづらいのですけど、この巨岩には長年の間に波で削られた穴が開いていて、そこから海の向こうが見えるようになっています。

恋路ヶ浜では予想外の展開になってしまいましたけど、曲がりなりにも日出の石門を見ることができてよかった、よかった。 ではこのまま帰路に就くことに……… って、このまま話を締めてしまってはいけませんよ。 そういえば、今回のメインは伊勢湾フェリーでしたね。しかし、これ以上話を引っ張ると長くなり過ぎてしまうので、そのことに関しては次回ゆっくり触れるようにします。どうか、そちらのほうにもお付き合いくださいませ~


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霊犬が行方不明に

2010-08-17 00:53:50 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家は正月に磐田市にある見付天神に初詣に行き、そこで悉平太郎三世という霊犬に逢いました。



挑発的な態度を取る箔に対して、彼は大人な態度でした。



そんな彼が、先月の初旬に突然姿を消してしまったそうです。17歳の高齢に加えて、この暑さなのでとても心配です。些細なことでも構いません。もし彼の情報をご存知でしたら、こちらのコメント欄か、

見付天神  0538(32)5298

のほうにご連絡くださいませ。


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今年も行ってきました、甲子園

2010-08-14 00:01:54 | 一人旅
こんばんは、箔ですワン。
暑い日が続いていますね。これはウチのお父さんの母校の野球部の帽子ですけど、似合っていますか~なのだ?



夏といえば高校野球ですよね~ お父さんは今年もそれに熱くなっているのだ。 ただし、観るほうにですけど………


はい、白黒茶々です!
今年も高校野球のシーズンがやって来ました。 しかし、今回は私が腰痛に遭ってしまったこともあって、例年とは多少勝手が変わりました。
ところで、私の母校の新居高校は今年はどうなったのかというと………今回は私が身動きできなかったので、代わりに、直接その試合を観てきたという同級生のT君からその様子を聞いたり、画像を送ってもらったりしました。 それによると………

新居高校は初戦の1回戦では、浜松市の山間地にあるH高校と当たりました。そこの野球部は、新入生が入るまでは部員不足で公式戦に参加できないほどの状態でした。それでも、そのぶん結束力は強く、守備等はしっかりしていたそうです。
対する新居は、好投手近藤君を要する投手力と守備力主体のチーム。その両者が戦った結果は………



6対0で新居高校が14年ぶりに夏1勝をおさめました。 そして,
静岡県では甲子園と同じように勝ったチームがバックネット前に並んで校歌を歌うようになっているのですけど、記念すべきその場面で流れてきた校歌は、なんとH高校のものだったのです。 それはすぐに止まったものの、そのあとはウンともスンとも言いません。どうやら担当者が間違えたのに加えて、球場のカセットテープが故障してしまったみたいです。
そこで球場関係者が伝令に走り「演奏お願いします」と、スタンドにいる新居のブラスバンドに直接要請してきました。 自前の演奏による校歌斉唱。それはそれで、かえって盛り上がったそうです。

初戦に勝ったら、次は2回戦がありますよ。しかしその相手は、昨年の甲子園出場校の常葉学園橘高校。しかも今年はシード校で、その高校にとっての初戦は新居高校ということになります。かたや新居は14年ぶりにやっと初戦を突破したところ。 果たして、どのような勝負になるのか………



結果は、4対1で常葉橘のほうが勝ちました。 それでも、終盤まで勝負がもつれる好試合となり、T君は敗れた新居球児に「よくやった 」と声をかけようとました。ところが、ほとんどの選手はその場で泣き崩れていたそうです。 「本当に勝ちたかったんだね」こういう時は、どのような言葉をかけてあげたらいいのでしょうか?
それにしても、強豪校の常葉橘に初戦の固さがあったとはいえ、新居はよくやりました。 その後、常葉橘高校は快進撃を続け、2年連続2回目の甲子園出場を決めたのです。

そうしたら、今度は甲子園のほうに試合観戦に行かなければなりません 今回は大会2日目となる8月8日に行けるように、スケジュールを調整しました。それよりも、腰のほうはどうなっているのかですって?………もちろん、大丈夫です。



甲子園観戦の旅は、その当日の未明から始まります。 午前3時頃に浜松駅から臨時の夜行快速列車のムーンライトながらに乗り込み………



何回か列車を乗り換え、8時頃に大阪駅に到着。 そこからさらに阪神電鉄に乗っていくと………



甲子園駅を降りてちょっと歩けば、甲子園球場にたどり着くことができるのですよ



せっかくなので、入場する前に記念撮影をしておきましょう。 私は今年も母校の新居高校を、帽子だけ連れていきました。そうしたら、今度はその日におこなわれる試合ですけど………



なんと、第1試合に我らの郷土代表の常葉学園橘高校が登場するではありませんか 牛場キャプテン、いいクジを引いてくれてありがとうございます。



その後、内野席の見やすいところを確保することができました。 ここまでは順調です。あとはいい試合が観られることを期待しましょう。 頑張れ 常葉橘。



ところが、地方大会からほとんど1人でマウンドを守ってきた橘のエース長谷川君が序盤から打ち込まれ、苦しい展開に。



北大津の打者は情け容赦なく打ちまくり、点差は開いていく一方に。



常葉橘は終盤に意地を見せたものの、結局4対11で敗れてしまいました。 昨年は初出場でベスト16までいったので、それ以上を期待していたのですけど、そう甘くはありませんでした。北大津高校は強いです。雪之丞おじさん、おめでとうございます。



しかし、1試合だけ観て失意のまま帰るのはナンですから、名物の甲子園カレーを食べつつ第2試合も観ていくことにしましょう。 それにしても敗北の味なのに、このカレーは深い味わいがあって美味しかったです。それから、辛さやトッピングも選べるので、注文時に店員さんに気軽にお申し付けくださいませ。

実はこのあと、私は腰の様子を見つつも、さらにあるところに行ったのですけど、どこに行ってどんな楽しい(?)ことをしたのかは、また機会があったら触れるようにします。 本当は「次回につづく」としたかったのですけど、スケジュールの都合上厳しいものがあるのですよ。それでも、さすがに今度ばかりは「不測の事態で長期休業」とならないように努めますので、どうかお許しくださいませ。


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8月9日は………わかってますね?

2010-08-11 00:09:32 | 年間行事
こんばんは、黒ですニャン。
食卓の下から失礼します。ここのところ、暑い日が続いていますね。



あたいたち猫は、家の中で涼しい場所を求めていくうちに、このようなところに行き着きましたニャン。 そうしたら、ベストポジションをめぐって茶々姉さんと取り合いにならないのかですって?それが、意外と趣向が分かれているので、お互いに悠々自適に過ごしていますニャン。 ところで、茶々姉さんはどこにいるのかというと………



廊下の突き当たり、いや、トイレのドアの前でどかっとしていました。 また、敷居を枕にするというこだわりもあるみたいで。一応そこも涼しそうですけど、お父さんがトイレから出ようとするときに「あれ、ドアが開かない、何か重いもので塞がれてるみたいだ」となることがしばしばあります。一方の茶々姉さんは「せっかく気持ちよく寝ていたのに、邪魔するニャア 」とか言って、逆ギレしていますし。



そんなある日のこと、あたいと茶々姉さんには晩御飯にいつもと同じカリカリの餌を出されたのに、なぜか箔だけ犬缶のササミをもらっていました。 もちろん、あたいたちももらえるように必死にアピールしたのですけど「茶々と黒ぽんは、こないだやったでしょ」と、取り付くシマもありませんでした。 それはそれ、これはこれですニャン。


こんばんは、箔ですワン。
その日の晩は、なぜかおれっちだけご馳走だったのだ。 やはり日頃のおこないがいいからでしょうか



それが、本当のところは「今日は8月9日ではくの日だから、箔が喜ぶようなことをしようと思って」と言うのです。 そういえば、昨年は日付変更ギリギリの時間に、お父さんが甲子園から猛ダッシュで帰ってきたきたような。それから、3年前は箔の日史上最大の華やかさの金箔ご飯だったって?おれっちは食べるのに夢中で、その時のことは覚えてないのだ。それよりも、今目の前にあるご馳走を早く食べさせてくれ~なのだ。



うおおおぉ~~~!いただきますなのだ!
やっぱり犬缶のトッピングご飯は美味いですワン。 最近は暑くて食欲が落ち、ご飯があまり進まないのですけど、これなら一瞬で完食することができるのだ お父さん、こんな感じのものを毎日お願いします。



そうそう、お父さんの腰はその後順調に快復していき、8月に入ってからいつもの散歩コースを回れるまでになったのだ。 皆さん、これまでいろいろと心遣いをしてくださり、ありがとうございました。
しかし、お父さんは今度は勢いに乗って、いや、電車に乗って、遠出することを目論んでいるみたいなのだ。 本人は「もちろん、ムリのないように気をつけますよ」とは言っていますけど………次回、彼がどこまで行ってしまうのか見守ってやってくださいませ。


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みかんの里の続き

2010-08-07 00:01:01 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
皆さま、たいへんお待たせしました。 以前触れた「みかんの里を訪れて」の続きの準備がようやく整いましたので、このあたりで発表しようと思います。………って、そんな話があったことなんて、すっかり忘れていたって そ、そんな………



その日の最後の目的地は、大福寺地区から車で20~30分ほど行ったところにある平山祥月洞でした。 この鍾乳洞は観光地化はされていないのですけど、近くの百姓のおいちゃん達が仕事の片手間に少しずつ発掘&整備をしているとのことです。せっかくなので、その中をちょっと覗いてみることにしましょう



………とかなんとか言いつつも、けっこうグイグイと進んできてしまいましたね。 ここから見ると、入口がかなり遠くに感じます。また、足元には常に水が流れていて、その中をバシャバシャやりながら歩いていかなければなりません。それでも、冒険心が掻き立てられるので、さらに奥まで進んで行くことにしましょう。



行き止まりに程近いところまで来たら、それっぽい雰囲気がしてきました。あっ、コウモリが一匹、二匹と飛んできましたよ。 (写真には写っていないのが残念です )



そんな私のあとに、たつぴも続いてきました。 ビビることもなくここまで来るなんて、彼にも冒険心があるのでしょうか?それにしても、じょんじょ(ゴム草履みたいなヤツ)に、なぜかカエルのぬいぐるみを抱えている格好は、探険のスタイルではないのですけど。 そういう私も、いちおう長靴は履いてきてはいるものの、ノーヘルで首からカメラをぶら下げ、携帯電話のライトの明かりを頼りにするといういでたちでした。



この鍾乳洞のある山をさらに登っていったら、今度は屋根に覆われたところがあり、そこには第2号洞が口を開けていました。 こちらは中をちょっと覗いただけでヨシとしておきましたけど、奥のほうには、先ほど私たちが入っていった1号洞より開放的な地下空間が広がっているらしいです。



その数日後に、私は浜納豆を買ってきました。 この地域なら、お土産屋さんだけではなく、スーパーでも調達することができるようになっています。納豆好きの箔は、やはり期待に満ちた顔をしていますね~ しかし、この浜納豆はいろいろな味付けをしてあるので、ワンコにあげることはできないのですよ。



………なので、箔の代わりに私がいただくことにしましょう。    ぱくっ
これこれ、やっぱり浜納豆はこの味ですよ~ 味噌を凝縮したような味わいと歯ごたえ、それにほんのりと生姜の風味もしてきました。 これがあればご飯が進みますよ。あと、お茶漬けに入れても、美味しいですよ。箔母さん、おかわりお願いしま~す。

今回私たちが訪れたところは、みかんの収穫時季になるとまた楽しみが増すと思います。また、これからはワンコ連れでも楽しめるようなところを探求していき、皆さんにオススメできるものがあったら、紹介していく所存にございます。


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