こんばんは、白黒茶々です。
今年もあっという間で、気付いたら24時間を切っていました。 この歳になると、その早さに付いていけず、「今年って、何やっていたのだろうか?」と思ってしまいます。 それでも、箔波日記などで振り返ってみると、スピ仲間の皆さんと楽しく充実した時間を過ごしていたのですよね。 といったところで、今回は白黒茶々家の年末の様子についてお伝えします。
前回の日記の最後のあたりでも触れた、年越しに必要なアレとは、ズバリお正月に食べる餅のことです。 かつては親戚の家で集まって、餅米をかまどで炊いたものを杵と臼でついていたのですけど、その後はお店で買ってきたものに移行していきました。 しかし、白黒茶々地方では………
年末のちょうどいい時期に、近場の浜名湖競艇場の芝生広場で農協祭があって、さらにそのイベントの最後には餅まきが用意されているのですよ やはり、お正月の餅はこちらで調達したいですね。 ただし、私はその日は仕事となっていたので、職場にお願いしてその時間帯だけでも抜けさせてもらうようにしました。
そして農協祭の当日に、私はボートレース浜名湖こと、浜名湖競艇場にやって来ました。 場内では白熱したレースがおこなわれていたのですけど………
今回の私にとっての本命は、こちらの農協祭のほうですよ
そのイベントは、その頃には終盤に入ったということもあって、ほとんどの露店は閉まっていました。
さらに、会場では餅まきの準備が進められていました。やはり今回も事故防止といたわりの名目で、子供・女性・老人向けと、一般向けの二ヶ所でおこなわれることになりました。 私が子供の頃にはみんな同じ土俵で、例え相手が幼くて腕力がないような子供でも、手加減ナシの真剣勝負で餅を取り合っていましたよ。そういう私も、餅拾いはそのようなものだとして、ずっと認識していたのに。 とにかく、今回私が加わったのは激戦地になると思われる一般向けのほうなので、気合い入れて挑みますよ
餅まきの前に関係者の閉会のあいさつがあったのですけど、私の気持ちが逸っていることもあって、ちっとも頭に入りませんでした。おじちゃん、手短かにお願いしますよ。
そして、櫓の上に餅と役員のおじちゃんが運び上げられ、いよいよ餅まきの準備が整いました。 この日たつぴは課外活動に出ていることもあって不参加。箔母さんは他の用事を済ませてから、こちらに向かうそうです。 昨年は私が22コ拾い、家族全員で55コの大収穫となったのですけど、今回はどうなるのでしょうか?お正月を迎えるのには、味見をするぶんも含めて、20コは欲しいトコです。
とはいっても、餅拾いは腕力や瞬発力よりも、ポジショニングでほぼ決まると言っても過言ではありません。 こればかりは勘や運まかせなので、最初が肝心です。そのような中で、心の中から「この場所ではない」という声が聞こえてきたのですけど、すでに私のまわりは人で埋まってしまったので、もうこの位置で勝負するしかありません。とかなんとか言っているうちに、餅まきの火蓋は切って落とされました。
餅拾い中に上ばかり見ていたら、行動が遅れてかなり拾いそびれてしまいます。なので、その時の私は地面に弾んだ丸いものにだけ反応する……… そう、例えると繁殖期のヒキガエルと化していました。 それにしても、これほど人間を捨てているのに、あまり餅が飛んでこないような………
櫓の上を見てみたら、おいちゃんが同じフォームで同じ方向にばかり投げていたこともあって、かなり投げムラが生じていましたよ。 「おじちゃん、こっち飛んでこないよ 」
その結果、今回の私の収穫量は14コでした。近年の私の実績からしたら、大惨敗です。 いや、それでも大丈夫です。 あとからこの会場に駆け付けた箔母さんが、いくらか拾っていると思われるので。彼女のぶんも合わせれば、きっと餅部門での新年の準備はできるでしょう。
ところが「ゴメン、私が到着した頃には、すでに餅まきは終わってた」というではありませんか 「あ、あ………」14コだけでは、どうやっても足りません。 「今回はお店で買ってくるよ」敗北感と来年への挑戦と再修業を誓って、今回の餅騒動は幕を閉じました。
それでも、箔と波にあげるぶんはちゃんと確保しておきました。 まだ柔らかいうちに、食べさせてあげますよ。この段階で、すでに彼らの視線は餅に釘付けとなっております。
袋から出したら、いや、その前から箔は逸る気持ちを抑え切れず、ブンブンの動きを始めました。 彼らは餅が大好物なのですよ。
そのままの状態であげたらノドに詰まらせてしまうので、小さくちぎっておきました。 それにしても、なんでこんなに目がキラキラしているのでしょうか?
私の「ヨシ 」の合図とともに、彼らは餅に喰らい付きました。 その際には、ただでさえ大きな箔の目がカッと見開いて、さらに大きくなっていました。もちろん私も試食しましたけど、犬対応の状態となっている生餅は、味付けがされていなくても美味しかったです。 年末の餅レポートは、以上で終わりです。
今年最後の日曜日に、私は浜松市博物館に行きました。 こちらでは、来年1月からの大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送を前にして、「井伊直虎と湖北の戦国時代」なる特別展がおこなわれているのですよ 直虎や浜名湖北部地域の戦国時代に関する資料を集めて紹介しているというのですけど、どのようなお宝が見られるのでしょうか?
ほんの少し前に、直虎の母の千賀を演じる財前直見さんがこちらを訪れたみたいで、彼女のサイン(花押)が掲げられていました。
こちらは常設展の一角に設けられた直虎関連の展示にあった「井伊直虎関口氏経連署状」という古文書……… のコピーで、直虎の花押(サイン)が残る唯一の史料であります。 本物は北区細江町の蜂前(はちさき)神社が所有し、浜松市博物館で保管されています。花押は男性の武士にのみ使用が許されていたのですけど、男の名を名乗り、男として振る舞った直虎はこのような感じで使っていたみたいです。
さらに、別室で開催されている特別展の「井伊直虎と湖北の戦国時代」では、直虎の曾祖父の直平や父直盛直筆の署状、祖父直宗が寄進したと云われている正泉寺(同地域)所蔵の鰐口、直虎の元許嫁の直親の木像などの他に、なんと本物の「井伊直虎関口氏経連署状」も間近に見ることができるのですよ これは、またとないチャンスです。
ちなみに「井伊直虎と湖北の戦国時代」の前半の「遠江の国衆井伊氏」は平成29年2月19日まで。後半の「遠州惣劇と直虎の活躍」は2月21日~4月9日まで、いずれも浜松市博物館でおこなわれています。皆様に直虎熱が点かれたら、お早めにお越しくださいませ。
………という感じでかなり自分の趣味に走ったりしてしまいましたけど、今年も懲りずに最後までお付き合いしてくださり、ありがとうございました。 来年はできるだけワンコやニャンコが出てくる比率を上げるようにするので、しっかりと見守ってやってくださいませ。では皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
「年明け最初の挨拶で、やはりアレをやるのか」と予想されている方は、こちらに投票してやってください。
今年もあっという間で、気付いたら24時間を切っていました。 この歳になると、その早さに付いていけず、「今年って、何やっていたのだろうか?」と思ってしまいます。 それでも、箔波日記などで振り返ってみると、スピ仲間の皆さんと楽しく充実した時間を過ごしていたのですよね。 といったところで、今回は白黒茶々家の年末の様子についてお伝えします。
前回の日記の最後のあたりでも触れた、年越しに必要なアレとは、ズバリお正月に食べる餅のことです。 かつては親戚の家で集まって、餅米をかまどで炊いたものを杵と臼でついていたのですけど、その後はお店で買ってきたものに移行していきました。 しかし、白黒茶々地方では………
年末のちょうどいい時期に、近場の浜名湖競艇場の芝生広場で農協祭があって、さらにそのイベントの最後には餅まきが用意されているのですよ やはり、お正月の餅はこちらで調達したいですね。 ただし、私はその日は仕事となっていたので、職場にお願いしてその時間帯だけでも抜けさせてもらうようにしました。
そして農協祭の当日に、私はボートレース浜名湖こと、浜名湖競艇場にやって来ました。 場内では白熱したレースがおこなわれていたのですけど………
今回の私にとっての本命は、こちらの農協祭のほうですよ
そのイベントは、その頃には終盤に入ったということもあって、ほとんどの露店は閉まっていました。
さらに、会場では餅まきの準備が進められていました。やはり今回も事故防止といたわりの名目で、子供・女性・老人向けと、一般向けの二ヶ所でおこなわれることになりました。 私が子供の頃にはみんな同じ土俵で、例え相手が幼くて腕力がないような子供でも、手加減ナシの真剣勝負で餅を取り合っていましたよ。そういう私も、餅拾いはそのようなものだとして、ずっと認識していたのに。 とにかく、今回私が加わったのは激戦地になると思われる一般向けのほうなので、気合い入れて挑みますよ
餅まきの前に関係者の閉会のあいさつがあったのですけど、私の気持ちが逸っていることもあって、ちっとも頭に入りませんでした。おじちゃん、手短かにお願いしますよ。
そして、櫓の上に餅と役員のおじちゃんが運び上げられ、いよいよ餅まきの準備が整いました。 この日たつぴは課外活動に出ていることもあって不参加。箔母さんは他の用事を済ませてから、こちらに向かうそうです。 昨年は私が22コ拾い、家族全員で55コの大収穫となったのですけど、今回はどうなるのでしょうか?お正月を迎えるのには、味見をするぶんも含めて、20コは欲しいトコです。
とはいっても、餅拾いは腕力や瞬発力よりも、ポジショニングでほぼ決まると言っても過言ではありません。 こればかりは勘や運まかせなので、最初が肝心です。そのような中で、心の中から「この場所ではない」という声が聞こえてきたのですけど、すでに私のまわりは人で埋まってしまったので、もうこの位置で勝負するしかありません。とかなんとか言っているうちに、餅まきの火蓋は切って落とされました。
餅拾い中に上ばかり見ていたら、行動が遅れてかなり拾いそびれてしまいます。なので、その時の私は地面に弾んだ丸いものにだけ反応する……… そう、例えると繁殖期のヒキガエルと化していました。 それにしても、これほど人間を捨てているのに、あまり餅が飛んでこないような………
櫓の上を見てみたら、おいちゃんが同じフォームで同じ方向にばかり投げていたこともあって、かなり投げムラが生じていましたよ。 「おじちゃん、こっち飛んでこないよ 」
その結果、今回の私の収穫量は14コでした。近年の私の実績からしたら、大惨敗です。 いや、それでも大丈夫です。 あとからこの会場に駆け付けた箔母さんが、いくらか拾っていると思われるので。彼女のぶんも合わせれば、きっと餅部門での新年の準備はできるでしょう。
ところが「ゴメン、私が到着した頃には、すでに餅まきは終わってた」というではありませんか 「あ、あ………」14コだけでは、どうやっても足りません。 「今回はお店で買ってくるよ」敗北感と来年への挑戦と再修業を誓って、今回の餅騒動は幕を閉じました。
それでも、箔と波にあげるぶんはちゃんと確保しておきました。 まだ柔らかいうちに、食べさせてあげますよ。この段階で、すでに彼らの視線は餅に釘付けとなっております。
袋から出したら、いや、その前から箔は逸る気持ちを抑え切れず、ブンブンの動きを始めました。 彼らは餅が大好物なのですよ。
そのままの状態であげたらノドに詰まらせてしまうので、小さくちぎっておきました。 それにしても、なんでこんなに目がキラキラしているのでしょうか?
私の「ヨシ 」の合図とともに、彼らは餅に喰らい付きました。 その際には、ただでさえ大きな箔の目がカッと見開いて、さらに大きくなっていました。もちろん私も試食しましたけど、犬対応の状態となっている生餅は、味付けがされていなくても美味しかったです。 年末の餅レポートは、以上で終わりです。
今年最後の日曜日に、私は浜松市博物館に行きました。 こちらでは、来年1月からの大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送を前にして、「井伊直虎と湖北の戦国時代」なる特別展がおこなわれているのですよ 直虎や浜名湖北部地域の戦国時代に関する資料を集めて紹介しているというのですけど、どのようなお宝が見られるのでしょうか?
ほんの少し前に、直虎の母の千賀を演じる財前直見さんがこちらを訪れたみたいで、彼女のサイン(花押)が掲げられていました。
こちらは常設展の一角に設けられた直虎関連の展示にあった「井伊直虎関口氏経連署状」という古文書……… のコピーで、直虎の花押(サイン)が残る唯一の史料であります。 本物は北区細江町の蜂前(はちさき)神社が所有し、浜松市博物館で保管されています。花押は男性の武士にのみ使用が許されていたのですけど、男の名を名乗り、男として振る舞った直虎はこのような感じで使っていたみたいです。
さらに、別室で開催されている特別展の「井伊直虎と湖北の戦国時代」では、直虎の曾祖父の直平や父直盛直筆の署状、祖父直宗が寄進したと云われている正泉寺(同地域)所蔵の鰐口、直虎の元許嫁の直親の木像などの他に、なんと本物の「井伊直虎関口氏経連署状」も間近に見ることができるのですよ これは、またとないチャンスです。
ちなみに「井伊直虎と湖北の戦国時代」の前半の「遠江の国衆井伊氏」は平成29年2月19日まで。後半の「遠州惣劇と直虎の活躍」は2月21日~4月9日まで、いずれも浜松市博物館でおこなわれています。皆様に直虎熱が点かれたら、お早めにお越しくださいませ。
………という感じでかなり自分の趣味に走ったりしてしまいましたけど、今年も懲りずに最後までお付き合いしてくださり、ありがとうございました。 来年はできるだけワンコやニャンコが出てくる比率を上げるようにするので、しっかりと見守ってやってくださいませ。では皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
「年明け最初の挨拶で、やはりアレをやるのか」と予想されている方は、こちらに投票してやってください。