こんばんは、白黒茶々です。
秋といえば、皆さんは何を連想されるでしょうか? 読書、芸術はこちらに置いておいて、今回は私が実際に体験したスポーツと食欲に関すると言えなくもないことを採り挙げさせていただきます。 夏の終わり頃に、JR東海が企画・主催するさわやかウォーキングというイベントで「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」をテーマにしたものが9月11日の日曜日にあるという情報をつかみました。
「だもんで豊橋」は佐野妙先生原作の漫画で、豊橋市やその周辺のローカルなネタが満載で、その地元民ではなくてもついつい引き込まれてしまいます。 他の地域から引っ越してきた主人公・国元ほのかの目線から見た豊橋は特異なことばかりで、その地域のグルメはもちろんのこと、方言や風習、その土地の住人の習性などがコミカルに、ときには自虐的に描かれているのですよ 豊橋市内を散策しながら、その作品に出てきた名所や名物を扱っているお店を巡るとは、なんて魅力的なイベントなのでしょうか 私は二つ返事で参加表明を……… って、事前の申し込みや人数制限みたいなものはなくて、その当日に指定された時間内にスタート地点に行くだけでいいとのことでした。
ということで、その日の早朝になりました。 8時に受け付けが始まるというので、その時間の前には行けるように、私は日が出る前に波と狛を散歩させました。 彼女らの世話をしてから、私が1人で家を出発して……… すまない波狛ちゃ、今回はワンコを連れていけないので、家でおとなしくしていてくださいませ。
7時頃には、今回のウォーキングイベントのスタート地点となる豊橋駅の西口、いや、「だもんで豊橋」によると、地元ではこちらのことを「西駅」というそうです。 いや、正確には豊橋駅の西の界隈のことをいっているのかも。 私が敢えて早めにこちらに来たのは………
実は、その近くにあるCOFFEE マスカさんに入りたかったからでした。 こちらでの目的は、もちろんモーニングですよ
こちらは昔ながらの喫茶店という感じで、店内は常連と思われるお客で賑わっていました。
そうしたら、注文するメニューを選ぶことにしましょう。 こちらのお店では、朝の時間帯にドリンク類を注文すると、もれなくモーニングセットが付いてくるのですよ その内容も気になりますね。 それから間もなくして………
モーニングメニューが運ばれてきましたよ ゆで玉子ではなく、目玉焼きというのは珍しいですね。 それに、トーストにはあらかじめバターが塗られているのですけど、イチゴジャムも添えられています。 これは、途中で味変が楽しめますね しかもこれほどの内容で、コーヒー代の400円だけときたもんだ 美味しいモーニングで、朝の活力を注入した私は………
再び豊橋駅の新幹線口に向かいました。 そこには、今回のさわやかウォーキングのスタート地点というか受付が設けられていて、私は8時になるのを待ってから、そこでコースマップを受け取って歩き始めました。
そのコースは結構入り組んでいるのですけど………
同士と思われるたくさんの人たちが同じ方向に歩いていったので、その流れに付いていけば地図を見なくても迷わずに済みそうです。
それだけではなく、道の至るところにこのような矢印の案内があったので、けっこう助かりました。 そうしているうちに………
私たちは最初のチェックポイントとなる、ボンとらやさんの本店に差し掛かりました。 こちらのお店のピレーネという生クリームをスポンジ生地で包んだ洋菓子は、「だもんで豊橋」で採り挙げられたことがあるのですよ それが人数分なかったら、「おもやいっこ」するのですよね。 母屋一戸ではありませんよ こちらのほうの方言で、分け合うという意味であります。
さらに私たちは、まちなか広場に行き着きました。 こちらは、市街地のど真ん中にある最近整備されたばかりの公園で、まちなか図書館や………
なぜか二宮金次郎の像も置かれているのですよ その説明書きには、この像はかつてこの地にあった狭間小学校のものだったのですけど、その学校が閉校して以降は市内の小学校などを転々とし、再びこの場所に落ち着いたそうです。 金次郎像フリーク(?)の私にとっては、見逃せないほどの珍百景的な経緯です。
そのあと、私たちはヤマサのちくわさんの本店に至りました。 こちらでは「だもんで豊橋」の1巻を右手に、ちくわを左手に持ち、さわやかウォーキングの参加者歓迎をタスキのように掛けた国元ほのかのパネルが出迎えてくれました。
次に私たちは、豊川堂さんの本店にも立ち寄りました。 こちらも「だもんで豊橋」を推しているお店で………
その最新号が出た際には、特典を付けたり、佐野妙先生のサイン会を開催したりしています。 この日も数量限定で、佐野先生が書き下ろしたオリジナルポストカードをさわやかウォーキングの参加者に配布していました。 そこからしばらく歩いていったら………
豊橋市公会堂が見えてきました。 こちらは昭和6年(1931)に建てられ、「だもんで豊橋」にも出てきたこともあるのですよ。
それから、初夏の雨に悩まされた日に、私はこの公会堂をバックにして、波と狛を撮ったりもしました。
豊橋公園は、そのすぐ近くに位置しています。 その入口付近に掲げられていたさわやかウォーキングの矢印には、そのあたりのことが描かれた「だもんで豊橋」の1コマ、いや、正確には5コマが貼付されていました。
その歩兵第18聯隊の廠舎だった建物は、波と狛の雨宿りや撮影に使わせてもらったりもしました。
そして、私たちは吉田城の本丸跡にある模擬鉄(くろがね)櫓へ。 しかし、その入口は固く閉ざされていました。 そういえば、こちらが開放されるのは10時からでしたね。 それまで30分以上もあってさすがに待てないので、今回はスルーすることにしました。
さわやかウォーキングはまだまだ続くのですけど、私の動きを追われている皆さまにも疲れが見えてきた(?)ので、このあたりで波狛日記は休憩に入らせていただきます。 次回、私は豊橋ならではのものを買い食いもするので、そのあたりのことも楽しみにしつつ、お休みくださいませ
今、まさに二宮金次郎スタイルで大量のヤマサのちくわを背負いながら「だもんで豊橋」を読んでいるという方は、こちらに投票してやってください。