波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

月に行った犬

2012-12-29 00:01:01 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
今年も、残すところあとわずかとなってしまいました。新年を迎える前に、皆さまはやり残したことはないでしょうか?そういえば今年の私と箔は、日帰りで世界一周したり、新聞沙汰にならないように竹島に上陸したりしましたね。 そうしたら、今度はそれらを上回るようなことをしたい そう考えていったら……… 人気アニメの「宇宙兄弟」では、日々人が日本人としては初めて月に行きましたね。 その月面に降り立ったときには、あまりの嬉しさに天高く飛び上がり、「イエ~~~イ 」と叫んだりして。
そういうこともあって、私は「よし、月に行こう 」という決意に至りました。ちなみにこちらの月は、ロケットや宇宙服がなくても、行くことができるのですよ。それから、NASAやJAXAを介しなくても、大丈夫なのです。

そして、いよいよ白黒茶々家が月旅行に行く日がやって参りました しかしその前に、ついでにそちら方面にある秘密基地にも立ち寄ることにしました。

………とはいっても、正確には「子供にとっては秘密基地になるであろう、古墳の石室」なのですけど。く、苦し~
私たちが向かったのは、以前二回行こうとしてたどり着けなかった、浜松市浜北区にある向野古墳です。前回は夏に挑戦し、案内看板のところまでは行き着いたものの、なかなか古墳のありかがわからず、連れてきた箔がひっつき虫まみれになるという惨劇に。 その後、消化不良な気分の私は、他の興覚寺後古墳に走ったのでした。



そして今回、案内看板まではバッチリでした。 あれから私は向野古墳の攻略法を調べまくり、今度こそは行けるという自信を持ちました。



情報によると、静岡県森林・林業研究センターの駐車場から坂を下っていき、降りきったところを左に進んでいった突き当たりにあるとのこと。 その通りに行ってみたところ………

民家の裏手に突き当たってしまいました。 そんな……… 今度こそは大丈夫だと思っていたのに。 まさか、こちらの民家が「古墳さん」とか「石室さん」だったというオチは、なしにしてくださいよ。

どうしても諦めきれなかった私は、別のルートも探ってみました。そうしたら、民家に至る道の一本上にも、道らしいところが。 そちらはクランクして終わっているようにも見えるのですけど、今回はさらにその先まで行ってみることにしましょう。 そうしたら………



あった、ありましたよ 向野古墳が 秘密基地といってもいいぐらい、立派な石室が口を開けていました。もちろん、その中にも入らせてもらいますよ



こちらの古墳は、天井が高くて開口部が広いということもあって、内部は明るかったです。



その内部から外に向かう箔を写すと、なんか神々しく見えますね。

前フリの秘密基地、いや、向野古墳のネタがかなり長くなってしまいましたけど、私が今年やり残したことが一つ解決したということで、お許しくださいませ。 それに、本題に入る前にどうしても「基地」と付くところにも寄っておきたかったですし。
※あくまでも古墳は基地ではなく、お墓の類いですよ。それに、どうしても基地にこだわりたかったら、航空自衛隊浜松基地にでもお立ち寄りくださいませ。(編集部注)



これから本題の月に向かうのですけど、こちらの月では宇宙服や宇宙酔いは残念ながら体験できません。 なので、せめて宇宙食……… っぽいカロリーメイトでも食べておくことにしましょう。



向野古墳から私たちはさらに北に進み、船明(ふなぎら)ダムにほど近いところで、このような案内標識を見つけました。月はこの先にあるみたいですね。



そこに至る道は、幅が狭くてかなり曲がりくねっていました。 なるべく対向車が来ませんように~ それから間もなくして………



目的地の手前に行き着きました。 月に架かる橋ということで、月橋ですね。この橋を渡れば、私たちの目指している「月」に到達したことになります。いや、ここもひっくりめて月なのかも。とにかく、月橋を渡りますよ~



そうしたら、このような光景に。やりました 犬を連れて月面に降り立ちました。 これは、人類初の快挙……… ではないですよね、さすがに。



私たちがやって来た浜松市天竜区月地区は、天竜川の上流にある静かな集落でした。 月に住む人やウサギにインタビューでもしたかったのですけど、寒風が吹いていることもあって、誰も外には出ていませんでした。
それでも、調査のほうはしっかりとやっておきますよ。月にはその他に、何があるのかというと………



ボート場の艇庫がありました。 こちらは大きくて立派ですね。ただし、閉まっているので外から見るだけにしておきます。艇庫があったら、もちろん………



漕艇場もありますよ 静かな川面を隔てて見える、対岸の深緑がきれいですね。 漕艇場があったら………



旗の掲揚台もありましたよ 平成15年(2003年)に静岡国体が開催され、その際にこちらの月は手漕ぎボートの会場になったそうです。
できたら月から月を見て締めたかったのですけど、時間の都合でできませんでした。また、今回のレポートが今年の箔日記の最後となります。こちらのほうは、月で締めることができましたね。その箔日記のほうは、来年も細く長く続けていく所存なので、どうか気長にお付き合いください。

では皆さん、よいお年をお迎えくださいませ~


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クリスマスに現れた○○ロース

2012-12-26 00:01:32 | 年間行事
メリークリスマス!白黒茶々です。
今年も、テンションの上がる行事のある時季がやって参りました。 クリスマスといえば、ツリーなどの飾り付け、チキンやケーキなどのご馳走、それに貰ったら嬉しいプレゼントの三点セットは欠かせませんよね。今回はそのあたりをメインにして、白黒茶々家の今年のクリスマスの様子をお伝えします。



まずは、飾り付けからご紹介します。 ウチは人目を引くような電飾はやってないので、いきなり屋内からいかせていただきます。玄関を入ったところには、箔母さんが手掛けた飾りがあります。銀や白、それに青を基調にしていて、ホワイトクリスマスを彷彿させますね。おおっと、そこに猫の銀も入り込んで、より「らしさ」が演出されていますよ さらに、今の居間には………



暖炉、いや、石油ストーブの前で、黒銀京の3ニャンが気持ち良さそうに寝ていました。 「銀ちゃんが、先ほどの玄関とかぶっているのでは?」ですって?そ、それは、ご愛敬ということで。



さらに、クリスマスツリーと一緒に、サンタクロースの衣装を身にまとった箔が並んでいました。 正確には、「並ばせた」なのですけど。 それから、サンタク………箔ではあまりに長ったらしいので、これからは彼のことを「サンハクロース」と呼ばせていただきます。



そのサンハクロースは、クリスマスの前々日の23日にトナカイが曳くソリではなく、私が押すお買い物カート(ペット用)に乗って、カインズホームの店内に入っていきました。 さすがに全身サンタのままでは仰々しいというか、私のほうにテレがあったので、こちらではサンタ帽だけにとどめておきました。カインズといえばセルフウォッシュなのですけど、その日はそちらのほうに先客がいて、1時間近く待たされることになってしまいました。

その時間があまりに惜しかったので、私はサンハクロース(頭部のみ)のことを箔母さんに託して、その日どうしても寄っておきたかったところに向かいました。 カインズホームから車で10分ほど走っていったら………



ゆめ応援プラザなる施設にたどり着きました。 その二階では、主に親子を対象とした体験工房が設けられていて、その片隅に………



うみさんのプロフィールと一緒に、彼女の作品のパステルアートが展示されていました。



今の時季にマッチした、「Merry X'mas」には、ネロ君やマリアちゃんをモデルにしたスピッツが描かれていました。



また、「僕は『羽根のあるブーツ』を手に入れた。」も、暖かさがあっていいですね これらの作品は絵葉書にもなっていて、募金をしたらそいつをお持ち帰りすることができました。うみさん、また新たな作品を楽しみにしていますよ。

私が再びカインズホームにやって来たら、ちょうど箔母さんと箔がセルフウォッシュに入ったところでした。 彼女によると、私が中座している間、サンハクロースは周りから注目されていたそうです。ウケのほうもはよくて、もふっと触ってもらったり、写メールを撮られたりと、モテモテだったとも。 さらに、子供たちにも囲まれたりと。当の本ワンもまんざらではない様子で、しっかりカメラのほうに向いたり、子供にも優しい態度だったというではありませんか 普段よりイイコというのは、どういうことでしょうか?何にしても、サンハクロースは予定通りお湯浸けの刑にさせていただきますよ~



サンハクロースが白さを取り戻した翌日のイブの夜は、モスチキンをメインにしたディナーでパーティーをやりましょう チキンといえば○ンタッキーが有名ですけど、そちらのほうはクリスマスになると敷居が高くなるということもあって、我が家ではモスのものが定番となっています。 ちなみに今回も、ほとんど待たずに買うことができました。それでも味のほうは美味しく骨が少ないので、けっこう食べやすいですよ。



クリスマスディナーを平らげたら、お待ちかねのケーキの出番です ちなみにウチでは、6号(18cm)のものを、2晩かけて食べるようにしています。しかし、その前に………



まずはドリンクでカンパイをしておいてから………



ローソクに火を点けて、部屋の電気を消して、歌っておきましょう さあ、皆さんもご一緒に。
 も~ろびと~こぞ~り~て~……… は、途中から歌詞があやふやなので、ここは………
♪き~よし~こ~のよる~………

このようにして、楽しく美味しい聖夜は過ぎていきました。あとは深夜にサンタがゴソゴソやるのを、寝ながらやり過ごすだけです。 そして、翌朝には………



白黒茶々家の面々の枕元には、このようなプレゼントが置かれていました。

【1】「天文年鑑」の2013年版と、ゆるキャラくまモンの本。
【2】デジタルカメラ
【3】ご当地ヒーロー「からくり侍セッシャー1」のDVD第4巻

昨年もやったような気がしますけど、これらは誰のプレゼントなのか、もしよかったら皆さんで推理というか、推察してみてくださいませ

飾り付けやプレゼントの手配がギリギリまでかかりましたけど、なんとかクリスマスに間に合わせることができました。それらにご馳走を加えたクリスマス三点セットも揃えることができましたし。 皆さんにとっても、いいクリスマスになりますように~

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初冬の豪華お出かけ三点セット

2012-12-22 00:04:06 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
クリスマスや大晦日が着々と迫っていますけど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私のほうは今年のうちというか、この時季にやっておきたいことがあったので、家族や箔を連れて近場に出掛けました。 そのようにして、最初に着いた目的地は………



天竜浜名湖鉄道浜名湖佐久米駅です。 こちらの駅は浜名湖に面していて、今みたいな寒い時季になると、ユリカモメの群れがやって来ます。 果たして、今回はどのくらい来ているのでしょうか?さっそくホームのほうに行ってみることにしましょう



おおっ けっこういるではありませんか。 最盛期には及ばないのですけど、これほどいればけっこう楽しめそうです。



あまりの数の多さに、さすがの箔もビビっている様子ですね。 彼には怖いものなしのイメージがあるのですけど、どちらかというと自分より小さいもののほうがニガテみたいです。



では、このときのために用意してきたエサ(かっぱえびせん)を、彼らにあげることにしましょう 彼らは上手くいけば、私たちの指の先や手のひらからエサを直接取ってくれるのです。また、投げたものを空中でキャッチするというスゴ技も



そのうち、箔のほうも馴れてきたみたいですね。 いや、ユリカモメがバラけてきたので、怖くなくなったのかも。
私たちがユリカモメと戯れている間に、一人のおばちゃんがやって来ました。彼女は「こんなにたくさんのカモメが来るなんて………」と、驚いている様子でした。 そんな彼女に、たつぴは「よかったらコレ、どうぞ」と、かっぱえびせんを分けてあげたのです。「えっ、いいの?ありがとね 」実はおばちゃんもエサやりをしたかったみたいで、そんな彼女の気持ちをたつぴは察したのでした。
一方の私は、箔対ユリカモメの対決に気を取られていて、箔母さんは童心に帰って、エサやりに夢中になっていました。「私のほうが、子供だったよ………」
それよりも、箔のほうが「なんでカモメにはたくさんおやつをあげていたのに、おれっちには何もないのだ?」と、諦めきれない様子でした。 私のほうこそ、ゴメンよ~

そして私たちは、次の目的地に向かいました。 浜名湖佐久米駅から車で30分ほど北東に走っていったら………



新東名高速道路の浜松SA(上り線側)にたどり着きました。こちらの施設は、今年の4月に新東名と一緒にオープンしたのでした。 しかし、私たちは外部専用のポケットパークに駐車し、そこから入っていきました。
このようにして家族揃って浜松SAに来るのは今回が初めてなのですけど、箔母さんは「さ、寒いで、私は(建物の)中に入っている」とか言って、そちらのほうに行ってしまいました。



残りのメンツは、ドッグランに入ることにしましょう。果たして、こちらではどのような出逢いがあるのか楽しみですね



箔はフリーになっても、いつもの如くお手紙の解読(地面をクンクン)と返信(マーキング)に徹していました。 せっかくドッグランに来たのだから、走ろうよ~

………なんて言っていたら、本当に走り出しました。 しかし彼の前には、逃げ惑うパグの女の子の姿が。



彼女の名前ははななちゃんといって、一緒に写っているブルドックからも求愛されていました。もちろん、箔もそんな彼女に夢中でしたよ。

この日は晴れていても風が冷たくて、たつぴも途中で脱落して建物の中に退避していってしまいました。 そうしたら、私も………
このようにして、その日二番目の目的地での用事は終わったというよりは、終了させました。 そのあと、さらに私たちは北上していきました。 そして、その日最後に降り立ったところは………



浜松市天竜区にある、二俣城跡です。こちらでもきれいな紅葉が期待できるので、この日はどうしても寄っておきたかったのです。 この地方では12月の中旬ぐらいまで紅葉が見られるので、まだ間に合うでしょう。
さあ、箔母さんやたつぴも一緒に……… えっ、寒くて眠いから車の中で待ってるで、いってらっしゃ~い ですって そう言うなら仕方ない、箔と行ってくることにしよう。



箔日記にも何回か出てきたことがあるのですけど、こちらの二俣城は、戦国時代には浜松城の支城としての役割を果たしました。 武田・徳川の攻防戦の舞台にもなり、大久保忠世が城主のときに、徳川家康の長男の信康がこちらで切腹させられるという悲劇も。その城跡には現在、堀尾吉晴時代に築かれたとされる石垣が残っています。
その石垣で固められた本丸の虎口を抜けると………



本丸跡の広場をはさんで、天守台の石垣が見えてきます。 私とたつぴが前回こちらを訪れたときには、その上に仮設の二俣一夜城が建っていましたね。



それでも、今回は紅葉がメインなのですよ。天守台に上ったら、いい具合に染まっている紅葉を見つけることができました。 せっかくなので、そちらに迫ってみることにしましょう



お箔さん、そのきれいな紅葉の前で一枚お願いしま~す。はい、OKです。 そういえば今季はカカ公園も含めて、何回か紅葉狩りをしてきたような。琵琶湖オフでは、もみじちゃんとも逢いましたし。
※そちらのもみじちゃんは白いので、ちょっと違いますよ。(編集部注)



紅葉狩りに来たら、やはりコレをやっておかなければいけませんよね 箔が油断しているところに、落ち葉をそぉ~~~……… っと。



おおっ、今回もうまくいきましたよ。 今季の紅葉狩りは、正真正銘今回が最後となります。これで心置きなく冬を迎えられる……… って、すでにもう冬でしたね。

今月も中旬になったら、本格的に冷え込むようになりました。皆さまも、お風邪などお召しにならないようにお気を付けてお過ごしくださいませ~


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京からの誕生日プレゼント

2012-12-19 00:02:03 | 家族
こんばんは、白黒茶々です。
これから春先にかけて、白黒茶々家は誕生日ラッシュに入ります。その先頭は今月の14日で、その日は私の誕生日となります。



その少し前のことになりますけど、猫のに脱走したい欲が再燃し始め、スキあらば家の外に逃走しようとたくらんでいました。
とはいっても、今は冬場ということもあって、ウチの窓はほとんど閉めきっているので、脱走希望者には不利な状態なのです。そういうこともあって、京は玄関からの突破を狙うようになりました。
「そうはさせるか 」そこを出入りする際には、私はこれでもかというほど慎重にしているので、もう彼女の敗北は決定的です。お京ちゃん、そろそろ諦めなさい。

そんなある日のこと、私は箔を晩の小散歩に連れ出し、そのあと玄関内で彼のリードを解きました。さらに、足の裏を洗うために彼を抱えながら外の水道のほうに歩いていきました。もちろん、玄関を出るときには、足元をしっかりと見ていましたよ。「京ちゃヨシ 」ってね。

そのまま箔の足裏を洗っていたら、急に彼が何かに反応しだしたのです。 その視線の先を追っていったら……… きょ、京だ なぜか玄関の外に出ているではありませんか 玄関から出るとき、彼女は私の死角に回って、私の守備を突破したのでしょうか?そんなことより、とにかく、この状況をなんとかしなければ。 幸い、彼女はあまりにあっさりと出られたことから「あれ?私って今、外にいるんだよね?」って感じで、まだ本格的には脱走のスイッチが入っていません。その段階のところで抑え込めば、難なく捕獲できるハズです。「京ちゃ、覚悟しなさいよ~」

と、行きかけたときに、私はあることに気が付きました。 そういえば……… そのとき、箔をお姫様だっこしていて、両手が封じられているのを忘れていました。
とかなんとかやっているうちに、京が脱出モードに入り、暗闇のなかに走り去っていってしまいました。 「あ…あ………」そんな彼女の姿を、私は呆然と見送るしかありませんでした。

ただやみくもに彼女を探し回っても、そう簡単に見つかるものではありません。仮に見つかったとしても、以前のように素手で捕まえるのは難しいでしょう。「それなら、お腹が空くかトイレに行きたくなれば、自分から帰ってくるのでは?」ですって?それが、今回は両方とも済ませてから、シャバに出ていってしまったのですよ。 それに、彼女が家の前まで戻ってきたとしても、そこから捕まえるのは至難のワザ。さあ、どうする?



「こうなったら、『箔部屋誘い込み作戦』を執行しよう 」
箔~作戦………とは、箔のいる部屋に猫のご飯を置き、外側の窓を開けておいて、京を誘き寄せるのです。
その際に、開けてある窓から黒と銀が脱走するなんて二次災害が起こらないように、廊下に面している内側の襖は閉めておき、さらに京が入ってきたことを知らせてもらうように、箔にはケージの中で待機させるというのです。 京のお腹は満たされているのですけど、猫缶なら……… って、そいつは持ち合わせがないので、代わりに犬缶を用意しておきました。 箔が欲しがってハヒハヒ言っていますけど、しばしの辛抱ぢゃ。 この捕獲作戦が失敗して余りが出たら、食べさせてあげるぞよ。その間、白黒茶々家の人間班は、自分達の晩御飯を食べていました。

それから間もなくして、箔が吠えだしました。 ひょっとして、京が来たのか 私はすかさず外から箔部屋の窓を閉め、中の電気を点けて京の有無を確認しました。これで彼女が入っていたら、袋のネズミ、いや、袋のネコです。
しかし、その部屋に彼女の姿はありませんでした。それだけではなく、犬缶がきれいさっぱりなくなっているではありませんか 「………やられた」これは京の仕業に違いないのですけど、いきなり喰い逃げされてしまいました。さらに彼女のお腹は膨れあがり、私はますます不利な立場に。

そのような状況に陥っても、私は諦めませんでした。 というよりはダメもとで、今度は猫エサのカリカリを盛って、待つことにしました。
それから間もなくして、再び箔センサーが作動しました。 そうしたら、私は即座に外に回り、開いている窓をピシャッとな あとは箔部屋内を検分するだけです。果たして、京は………

電気を点けてみたのですけど、京の姿は見当たりません。また逃げられたのか いやいや、その部屋の押し入れの中も探してみよう。そうしたら、そこに彼女がいたではありませんか京ちゃ、撃ち取ったり。
このようにして、京の生け捕り作戦は成功しました。いちおう成功してバンザイとなるハズなのですけど……… なんとなく漂っている、この敗北感みたいなものは何なのでしょうか? そのワケを追求していったところ………

京にしてみれば、脱出作戦が成功し、さんざん遊んだあとに帰ってきたら、犬缶のてんこ盛りにありつくことができて、ラッキー ってトコでしょうか?さらに、おかわりのカリカリも食べることができて、至れり尽くせりということに。
お縄についたとはいえ、お父さん(私)は体罰に効果がないことを知っているので、ぷっさらったりはしませんし。ほとぼりが覚めたら、また脱出しようか。
………って京ちゃん、ほどほどにしなさいよ



「京が脱走したのは、私の誕生日プレゼントをどこかから取ってくるためだったのかも 」
あのときは、そう思いながら捕獲作業をしていたのですけど、残念ながら彼女は手ブラ、いや、前足ブラで帰ってきました。
※猫が恩義を感じて贈り物をするなんて、昔話じゃあるまいし。いや、ジブリ映画にも、そのような話があったような。何にしても、あまり期待してはいけませんよ。(編集部注)

とにかくそこに京がいて、常に私の生活に潤いと刺激を与え続けていることがプレゼントということで、今回の騒動は締めさせていただきま~す。
前フリが長くなってしまいましたけど、ここからは私の誕生日当日の様子をお伝えします。



その晩は、家族みんなでファミレスの○ストに行き、ドリンクがいき渡ったところでカンパイをしました。 ホットとコールドが入り混じっているところがなんとも。



そうしているうちに、メインディッシュが運ばれてきましたよ おおっ、チーズINハンバーグですよ。 それにしても、このようなお祝いの席で肉類を食べたくなるなるのは、なぜでしょうか?



ファミレスでの宴を終えて家に帰ってきたら、今度はそちらのほうにケーキが用意されていました。 プレートに描かれた「白黒茶々さん、お誕生日おめでとう」のメッセージが、嬉しいですね



せっかくなので、そのケーキと一緒に写真を撮ってくださいな ひとりだけではナンですから、私の手の届くところにいるヤツ……… もお入りなさい。



それが済んだらローソクに火を点け、電気を消して歌いましょう。 さあ、皆さんもご一緒に、
 はっぴば~すでぃ、つぅ~ゆ~………

誕生日の朝、私の母は「誕生日おめでとう」というお祝いの言葉に続けて、「こんな歳になったら、めでたくないか」とも言っていました。今日に至るまで、健康で無事に年を重ねられたことに感謝しつつ、彼女にも「産んでくれてありがとう」と言おうとしたのですけど、テレが入ってしまって言えませんでした。 果たして来年の誕生日には、ちゃんと言うことができるのでしょうか?それは、その時のサプライズ、いや、お楽しみということで。


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箔賀状のお知らせ

2012-12-15 00:01:14 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
今年も早いもので、あと3週間を切ってしまいました。 クリスマスケーキを手配したり、来年の手帳を買っておいたりと、年越しの準備は着々と進んでいるのですけど、年明け早々に届くものがまだありますよね?そうです 年賀状です。



私は、今回も二種類の年賀状を用意することにしました。 ひとつは恩師や遠方の親戚・友人向けの一般用です。ちなみにその中身は、家族旅行の際に、白黒茶々家がお城をバックにして写っているものにしました。ちなみに平成24年の年賀状の背景は、名古屋城でした。



もうひとつは、ワンコ仲間などを対象とした、箔が写っているものです。 なかには手にされた方もいると思いますけど、今年度版の箔の年賀状(略して箔賀状)は、駿府城の巽櫓(たつみやぐら)前にある弥次さん喜多さんの像に、箔が囲まれているものを採用しました。しかも、弥次さんが箔のリードを持っているのですよ。

前回は少々ウケ狙いのものだったので、今回はカッコよく(?)しみじみと見られるものにしよう ………ということで、私はお城をバックにした箔の絵を思い描きました。



その方針に則って、秋のスピクラ展に行く途中で小田原城に立ち寄り、写したのがこの一枚です。鉛のような曇り空を気にしなければ、ほぼカンペキです。



次に、琵琶湖オフの一次会(?)に出てきた、長浜城にござります。こちらは、天気のほうは申しぶんない。 小田原城とどちらにしようか、迷うところです。

………なんて、私が両方の写真を並べて「う~~~ん………」と唸っていたら、箔母さんが「箔のバンザイ写真にしないの?」と提案してきました。「そうか その手があったか 」



箔のバンザイ写真……… それは私たちが応援しているプロ野球の、北海道日本ハムファイターズリーグ優勝したときに、箔にその球団のユニフォームを着せて、テレビに映し出された栗山監督の胴上げシーンをバックにバンザイさせたもので、その写真は箔日記のネタや、箔チロルの絵柄にも使われました。 皆さんにもウケがよく、めでたさを感じることもできるので、そいつを使わない手はない
ただし、その写真は携帯で撮ったもので、一緒にテレビのまわりのごちゃごちゃも写っているので、そのまま使うワケにはいきません。 そして、撮り直して年賀状に仕上げたのが………



こちらにございます 新年早々に届いたときの楽しみ(?)にするために、敢えてぼかしておきました。昨年まで年賀状のやり取りがあった方には、もれなく送らせていただきます。また、新たに希望される方がいましたら、コメントやメール等でお知らせくださいませ~ ただし、枚数に限りがあるので、早い者勝ちとさせていただきます。


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紅葉を見にいこうよう!

2012-12-12 00:29:49 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
今月に入ってから、急激に冷え込むようになりましたね。冬支度が済んだら、あとはクリスマスやお正月を迎えるだけですけど、その前にもうひとつ年中行事を忘れてないでしょうか?そうです!紅葉狩りです。

昨年は岡崎城、一昨年前は鳳来山のほうに行ったのですけど、今回は最初から紅葉の名所でもある愛知県岡崎市にある東公園を目指すことにしました。 それから日程のほうは、秋のスピイベントラッシュが終わって、まだ紅葉が見ごろな12月の最初の日曜日にしました。そういうことで、箔母さんもたつぴも、その日は予定を開けておいてくださいよ~

そして、紅葉狩りの当日になりました。その日は澄み渡った青空に心地よい陽気で、絶好の紅葉狩り日和……… とはいかず、鉛のような曇り空に厳しい冷え込みとなりました。 それでも私は、「紅葉は待っていてくれないので、一緒に見に行こうよう(紅葉)~」計画を実行するつもりでいました。ところがそんな私の呼び掛けに、箔母さんは「家の用事をやっておきたいから 」と、たつぴは「外は寒いから 」という理由で、ことごとく断ってきたのです。 「じゃあ、私も………」彼女らにつられて、士気が落ちかけたのですけど、箔だけは行く気マンマンだったので、結局彼だけを連れて行くことにしました。

車に乗り込んで、西に向かっていくうちに雨粒が落ち始め、さらにみるみる雨の量が増えてきたではありませんか それでも、ひょっとしたら目的地に着く頃には、やんでいるかも知れないので、私はそのまま進むことにしました。そして、岡崎の東公園に行き着きました。



う~む……… 雨がやみませんね。 こちらの駐車場は、紅葉狩りの時季は混んでいて、なかなか駐車できないのですけど、その日はガラ空きでした。こうなったら、ここで1時間ほど待って、空の様子を見てみよう。それでもやまないようなら、そのまま帰るか、雨の中を強攻で出ていって、写真だけを撮ってヨシとすることにしましょう。



それよりも、さっきから前方に見えているあの建物が気になるのですけど。 大きくて立派なあの邸宅は、いったい何なのでしょうか?とにかく、その様子を見に行ってくるので、その間箔は車の中で待っていてくださいな。このようにして、私が探求したその豪邸は………



旧本多忠次邸っていうのか」
その建物は、戦国大名で徳川四天王のひとりでもある本多平八郎忠勝の子孫の本多忠次氏が、昭和7年(1932年)に世田谷に建てたそうです。 その邸宅を、平成22年(2010年)から今年の3月にかけて、本多氏の故郷でもあるこの地に移築したのでした。そう言われてみると確かに、3年前の前回、私がこちらを訪れたときには影も形もなかったような。なかには、世田谷にあった頃のほうをご存知の方がいるかも知れませんね。

私は古い邸宅や洋館の類いも好きなので、中を見させていただきま~す ちなみに旧本多忠次邸は普段は無料で入れるのですけど、イベントや特別展があるときは有料&撮影禁止になることがあるので、お気を付けくださいませ。
では、私めが皆様を邸宅内にご案内致します。



こちらの館は、木造二階建ての洋瓦葺き。外観も洋風なのですけど、内部は和洋折衷となっております。 入ってすぐのところにあるホールと階段は、なかなか壮観ですね。



その脇には、使者の間がありました。この部屋は、畳の上に絨毯を敷き、テーブルや椅子を並べたってトコですね。



食堂も、いかにもそこが大金持ち、いや、高貴な方の住まいだということを感じさせてくれます。 事実、この館が建設された頃には、女中が常駐(ダジャレ?)していたそうです。



長い廊下を、奥まで進んだ突き当たりには………



タイル張りのバスルーム(呼び名は湯殿)がありました。 調度品の蛇口や、ステンドグラス付きの窓などがあって、とてもお洒落ですね。



そうしたら、二階へと参ります。こちらには中央に大きな和室が続いていて、円形に張り出している部分は、書斎となっております。せっかくなのでその椅子に座って、記念撮影をしておきましょう。 しかし、部屋の照明が点いていないこともあって、このような不気味な絵となってしまいました。



さらに、二階の通路の広く設けられた窓からは、庭や壁泉のある大きなプールなどを臨むことができます。んんっ なんか外は雨がやんだみたいですね。そうしたら、今度は箔を連れて東公園のほうに参ることにしましょう。



こちらの公園は、3つの池を中心にして設けられ、季節の花や植物を鑑賞することができます。



また秋から初冬にかけては、このように紅葉を堪能することができるのですよ。



しかし、先ほどまで雨が降っていたということもあって、人やワンコはあまり見かけませんでした。



それよりも、雨露に濡れた紅葉は色に深みが出ていて、なかなかいいですね。



こちらは、橋と紅葉がいい感じですね。ここで1枚パシャッ



池沿いの松と紅葉のあたりも、いいですね。パシャッ



お父さん、さっきから止まっては写真を撮っての繰り返しで、なかなか先に進めないのだ。



まあまあ、そんなことを言わずにもう1枚。こちらは、紅葉と落ち葉の絨毯がきれいですね



さらにこちらの公園内には、ミニ動物園もあるのですよ正面に見える象舎には、アジア象のフジ子ちゃんがいるのですけど、すでに「ハウス」してしまったみたいですね。また、こちらのコーナーはワンコは入場できないので、私が見学している間、箔はあるところで待っていてくださいね。



しかし、時間帯が遅かったということもあって、ほとんどの動物は控え室の中にに入ってしまいました。そのような中、ミーアキャットはサービスで出てきてくれました。



サル山も、閑散としていますね。この場面で「あっ、サル……… だと思ったら、掃除の人だった」というベタなギャグはおやめくださいませ。



それでも、ベンチのチンパン君は健在でした。しかもこの時季だけに、サンタの装いになっていますよ ここはやはり、彼との2ショット写真を撮っておかなければ
おおっと、すっかりミニ動物園のほうに夢中になってしまって、危うく箔のことを忘れるところでした。 私がこちらでキャッキャしている間、彼はどこにいたのかというと………



ちょっと可哀想なのですけど、東公園の動物総合センターことAnimoの脇にある、ドッグパーキングのほうで控えていてもらいました。



それでも、彼は私のことをブンブンして出迎えてくれました。 お待たせ箔、あとは一緒に帰………



いや、今度は紅葉狩りのお約束行為を忘れるところでした。 ということで、箔が油断しているところに、紅葉の落ち葉を………



はい、みごと葉っぱ乗せに成功しました 紅葉狩りの締めがキマったところで、今度こそ本当に帰ることにしましょう。

紅葉狩りの行事が済んだら、本格的な冬の到来となります。とはいっても紅葉狩りの時点で、すでに寒いのですけど。寒さに強いスピッツはともかくとして、皆さま、風邪などお召しになったりしないように、お気を付けてお過ごしくださいませ。


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「のぼうの城」は、いい映画だに!

2012-12-08 00:01:29 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
話はちょっと前の、琵琶湖オフがおこなわれた日に戻ります。 そちらのレポートはきれいに(?)完結したのですけど、そのイベントと私の市内散策のために降り立った、長浜駅の東口前には………



「秀吉公と石田三成出逢いの像」なるものがあります。 石田三成は、近江国坂田郡石田村(石田郷、現在の長浜市石田町)出身で、幼名を佐吉といいました。



諸説あるのですけど、観音寺(米原市)の寺小姓のときに、鷹狩り帰りの秀吉に、三杯の茶(三献茶)を出したことがきっかけで、家来に採り入れられたと云われています。
昨今は戦国武将が人気で、彼のファンもたくさんいるのですけど、そのような方たちに失礼を承知で言わせていただくと、三成はあまり戦略的ではなく、戦ベタでした。いや、戦う相手があまりにクセ者だったということもありますけど………



天正18年(1590年)、天下統一を目指す豊臣秀吉は、関東一円を統治していた小田原の北条氏と最後の攻防をしました。 私と箔は先々月、その舞台となった小田原城に行ってきたのですよ。ただし、このような天守は北条氏の頃の城にはまだなかったので、ご注意くださいませ。
その際に秀吉は、石田三成に2万人の兵を預け、北条氏の支城となっている武州の忍城(おしじょう)を攻め落とすように申し付けました。その忍城に500人の城兵や、「のぼう様」こと成田長親がいたのですけど………

前フリが長くなってしまいましたけど、今回は映画の話です。 私が観ようとしている作品は、「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」………じゃなくて、 「のぼうの城」です。今回は家族全員で観に行きたかったのですけど、日曜日はなかなか都合が合わなくて、平日の夜にしました。しかし、青少年なんとか条例とかで「未成年は保護者同伴でも、23時を越える映画を観てはならない」と規定されているので、上映時間にも気を付けなければいけませんでした。 かつ、私が仕事を終えて、ムリなく行ける時間帯のものは……… よく利用しているTOHO系の映画館は、いずれの条件もクリアできませんでした。
そのような中で、県境をまたいだ愛知県豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18では、「のぼうの城」は20時15分に上映開始。2時間35分の長い作品ながらも、23時ちょっと前には終わるので、これならいけそうです



そして先月14日のレディース割引きの日に、その計画は決行されました。 「ナイトショーで、3人で3000円になります」って、これなら日付にこだわらなくても良かったじゃないですか また、休日のような混雑はなく、余裕でいい席を確保することもできましたし。そして「NO MORE 映画泥棒」を経て、いよいよ上映が始まりました。



むか~し、むかしあるところに、おじいさんとおばあさんが………
※はいはい、確かにいましたけど、脱線はこれくらいにしておいてくださいね。(編集部注)

時は天正18年(1590年)、ところは武州の忍城下。成田長親(野村萬斎)は、領民にわけへだてなく優しく接することもあって、みんなから慕われていました。また、彼らからは、でくのぼうの意味を示す「のぼう様」とも呼ばれていました。その頃、その城がおかれていた状況は先述の通り。城主の成田氏長(西村雅彦)は、豊臣秀吉(市村正親)と小田原で対峙している北条氏から兵をよこすようにいわれ、500騎の兵を引き連れて、そちらに赴きました。忍城のほうには、残り500人の城兵と病の床に伏した成田泰季(平泉成)、それにその息子の長親が残りました。氏長と泰季は、長親に「石田三成(上地雄輔)の軍が押し寄せてきたら、城を明け渡せ」と伝えたのですけど………
三成の使者として忍城に通された長束正家(平岳大)のあまりに横柄な態度に、長親は方針を改め、「戦いまする」宣戦布告をしたのでした。
忍城は、泥湿地と広い堀に囲まれた難攻不落の城。とはいっても、500人だけではとても守りきれません。そこに長親に信頼を寄せている民百姓が集まり、城兵は3000人ほどに増えました。そして、ついに石田方による総攻撃が始まりました。
しかし、忍城の各出入口は幅が狭いうえに水堀に囲まれていて、それに加えて奇策で迎え撃たれたこともあり、石田勢は退却せざるを得ませんでした。初戦はのぼう様の勝利です。

しかし、三成はこのまま食い下がるワケにはいきません。そこで今度は河川の水を操り、城を水没させるという水攻めの策をとることにしました。 この戦法は、本能寺の変があった頃に、羽柴(のちの豊臣)秀吉が備中高松城を攻めたときにも使われ、三成は「いつか、このような戦をしてみたい」と言っていました。そして忍城攻めのほうでは、大枚をはたいて地元の民百姓を雇い、総延長28キロの堤防をわずか1週間で築き上げたのです。「決壊させよ 」大量の水が城と城下に押し寄せ、忍城は本丸を除いてほとんど水に沈んでしまいました。その本丸が水没するのも時間の問題。さあどうする?のぼう様。

この映画は、豪華キャストがそれぞれハマり役に振り分けられているのも、魅力のひとつ。 ひょうひょうとした、のぼう様を演じられるのは、野村萬斎さんをおいて他にはいないでしょう。その脇を固める百戦錬磨の重臣、正木丹波守利秀に佐藤浩市さん。腕力が自慢の柴崎和泉守に、ぐっさんこと山口智充さん。さらに、実戦経験はないが、腕に自信のある酒巻靭負(さかまきゆきえ)を成宮寛貴さんが演じています。

強さのなかに凛とした美しさのある甲斐姫には、榮倉奈々ちゃんが。あと石田三成の盟友で、彼を支える大谷吉継を山田孝之さんが好演しています。

小田原征伐の際に、市村正親さん扮する豊臣秀吉が、箱根湯本の露天風呂に入るシーンがありました。 市村さんといえば、半年前に上映された「テルマエ・ロマエ」で、ハドリアヌス帝を演じたばかり。そういうこともあって、私は湯の底からルシウス(阿部寛)が出てこないか、ハラハラしながら観ていました。

この作品は、構想から8年の時間をかけて、今年になってようやく上映が叶いました。 大軍による合戦シーンなど、あまりにスケールが大きいということもあるのですけど、制作中に東日本大地震が起こったことも影響しているみたいです。



水攻めの際に「決壊させよ 」の号令とともに濁流が押し寄せ、民家などをのみ込むシーンは演出上欠かせないのですけど、津波を思い起こさせるという理由から、映画の公開を約1年遅らせ、人や馬が流されるところはカットしたそうです。さらに、劇場の入り口には、このような但し書きがありました。



実は私は、この映画の公開より2年前の夏に、その舞台となった忍城跡を訪れていたのですよ。 そのお城は現在、本丸の一部の土塁が残るだけですけど、その本丸跡には昭和63年(1988年)に、行田市郷土博物館が建てられ、その一角が御三階櫓を模しています。ただし、位置や規模は史実と異なります。



さらにそちらには、忍城おもてなし甲冑隊の方々が控えていました。 せっかくなので私も兜を借りて、一緒に写真を撮ってもらいました。 左から、成田長頼、柴崎和泉守、私、酒巻靭負ってトコでしょうか?



その中でも、特に酒巻靭負はノリノリでした。こちらのポーズは、彼が提案したのですよ。

映画「のぼうの城」は史実に基づいた話なのですけど、それぞれのキャラが立っていて、歴史にあまり興味のないという方でも、入り込みやすいと思います。また、スケールが大きいぶん、見応えもあります。現在まだ公開中なので、気になる方はぜひ映画館にお駆け込みくださいませ~


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「最後から二番目の恋」をめぐる(鎌倉湘南オフその3)

2012-12-05 00:01:17 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど「最後から二番目の恋」とは……… 私も含めて、そのドラマを観たことがない方のためにも、簡単に説明させていただきます。
古都鎌倉を舞台とした、45歳独身女性と50歳独身男が繰り広げる恋愛青春劇で、今年の春にフジテレビ系で放送されました。テーマというか、名ゼリフは「大人って、淋しすぎると笑っちゃう」
吉野千明(小泉今日子)は、テレビ局に勤務する敏腕プロデューサー。長倉和平(中井貴一)は、鎌倉市役所観光推進課課長。
他の出演者は、飯島直子、内田有紀、坂口憲二、益若つばさ、松尾諭、などなどでした。

前回の最後から二番目の文章で予告した通り、今回は鎌倉市の長谷のあたりを中心に、そのドラマのロケ地をめぐってみます。 とはいっても、私はそのドラマを観ていないので、多少ズレるかも知れませんけど、そのあたりは多目に見てやってくださいませ。 それよりも、「ロケ地めぐりの予告は、最後から三番目の文章なのでは?」ですって?失礼いたしました。



箔を含めた白ふわ一行は、大通りの混雑を避けて長谷寺の脇道を抜けていきました。 それから間もなくして………



御霊神社にたどり着きました。こちらの神社は、平安時代後期に創建されたと云われています。



その平安時代に、この地域の開発領主だった、鎌倉権五郎景政が祀られているとのこと。その神社の前には、権五郎景政……… じゃなくて、景虎さんがレオン君フクちゃんととも佇んでいました。



その向かいには、ラック君エルちゃんティアラちゃんジュエルちゃんの4スピを伴ったエルママさんの姿が。



こちらの神社は、歴史や建物よりも、江ノ電がその真ん前を通ることで知られていますよね。 その江ノ電は、上下線を含めておよそ6分間隔で通過し、さらにその直前には必ず遮断機が鳴って予告くれるので、「江ノ電、御霊神社ノ前ヲ通過スルノ図」は撮りやすいのです。



その踏み切りは、外側から見たほうが分かりやすいでしょう。 こちらから神社に行くには、緩い坂道を上り、階段をあがってから踏み切りを横切る順番になります。



次の目的地に向かう途中で、有名な力餅家のところを通りました。こちらのお店では、つきたてのあんこ餅がウリということもあって、餅のいい匂いが外にまで立ちこめていました。 しかし、行列ができていたので、今回はスルーしました。



そして私たちは、成就院に行き着きました。こちらのお寺は、承久元年(1219年)に、三代執権の北条泰時が創建したそうです。



また、本尊に不動明王を祀っているとのこと。せっかくなので、こちらも参拝しておきましょう。 こちらのお寺は、歴史や建築物にも深いところがあるのですけど………



そこに至るまでの坂道から見た、由比ヶ浜の風景のほうが有名かも知れません。 これが初夏の頃になると、道の両側にアジサイの花がいい具合に咲いて、たくさんの人が押し寄せるのですよ。



さらに私たち一行は、極楽寺の前まで来ました。茅葺きの山門が印象的なこちらのお寺は、正元元年(1259年)に、北条重時が伽藍を整えたそうです。ちなみに、本尊に釈迦如来を祀っています。

極楽寺は、江ノ電の極楽寺駅からほど近いところにあって、そこに続く路地も「最後から二番目の恋」のロケに使われたそうです。 また、その近くにある地蔵堂が、毎回そのドラマのエンディングに出てくるというのを私が知ったのも、あとになってからのこと。そうとは知らずに、私は写真も撮らずに、そこの縁側に腰掛けて休憩していました。



それでも、極楽寺駅のほうはスルーしませんでしたよ こちらの駅はこじんまりとはしているのですけど、けっこう味があって、「日本の駅100選」にも登録されているそうです。



今回のオフ会は、いちおうここで締めとなるので、その駅舎をバックにして集合写真を撮っておきましょう。 その後、私たちはその駅から江ノ電に乗り込んだのですけど、車内は行きのとき以上に混んでいて、おしくらまんじゅう状態でした。 ただし、そのままお帰りではないのですよ。先ほど「いちおう」といったのは、まだ寄るところがあったからです。



私たちは江ノ電で鎌倉駅まで行き、そこから歩いて最後から二番目の、いや、一番目の目的地を目指しました。 商店街は混んでいるので、一直線に延びる鶴岡八幡宮の参道を通り、境内の脇に入ってさらに北の方向に歩いていきました。そのようにして、たどり着いた先には………



建長寺がありました。 こちらのお寺も、鎌倉を代表する有名な観光名所ですよね。ちなみに、建長5年(1253年)に、五代執権の北条時頼が開基、蘭渓道隆が開山し、地蔵菩薩を祀っているとのこと。



こちらの重厚感のある三門は、安永4年(1775年)建立され、現在は国の重要文化財に指定されています。



唐門は正保4年(1647年)、仏殿とともに東京芝の増上寺から移築されたそうです。一昨年前の鎌倉湘南オフで私が訪れたときには素屋根に覆われていたのですけど、平成23年(2011年)に修理が完了したみたいですね。 ちなみにこちらも、重要文化財であります。金ピカのきれいなトコに、エルママさん一行がいたので、お写真を撮らせていただきま~す



それから、茅葺き屋根の鐘楼にぶら下がっている梵鐘は、国宝に指定されているとのこと。 つい建長寺のほうも堪能してしまいましたけど、実はこちらでは違う目的があったのです。
この鐘楼の裏手に続いている坂を上っていったところには、百妹ちゃんの飼い主で、今年の6月に亡くなられたモモママさんのお墓があります。

モモママさんは鎌倉湘南オフには毎回参加されていて、昨年は私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、彼女に江の島を案内していただきました。私とたつぴがその岩屋を見学している間は、箔のリードを預かってもらい、彼のブンブンを見ながら私たちが出てくるのを待っていてくださいました。また、スピクラ展にも毎回出陳されていて、私たちが関東方面に行けば、必ずといっていいほどお逢いすることができました。いやそれよりも、ブログのほうではかなり前から交流させていただいたのですけど……… 彼女との思い出は、尽きません。

みんなで交代しながらモモママさんのお墓参りをしている間、箔は線香のけむりになぜかブンブンしていました。モモママさん、久しぶりに彼のブンブンを見ていただけたでしょうか?



建長寺を出たら、今回の鎌倉湘南オフは仕舞いとなります。あとは最寄りの北鎌倉駅まで歩いていき、そこから帰りの列車に乗るだけです。駅の向かいにある、円覚寺の山門前の紅葉がとてもきれいだったのに、またしてもやってしまいました。その時の私は「箔、北鎌倉駅ニ到着スルノ図」を撮ることしか頭になくて、いい風景を撮り逃してしまいました。



あとは約4時間半、帰りの列車に揺られるだけなのですけど、私とたつぴは途中の小田原駅で「きのこと栗のもっちもっちおこわ」なる駅弁を買いました。 東華軒が製造&販売するこちらの弁当は、底から伸びているヒモを引き抜くと、5,6分で温まり、あつあつの状態で食べられるという優れものなのですよ。 季節の具材がおこわと合わさって、たいへん美味しうございました。

秋の鎌倉は、私たちが想像していた以上に混んでいました。ひょっとしたら「最後から二番目の恋」効果が、それに拍車をかけていたのかも知れませんね。 それでも、HALママさんの誘導などがあったおかげで、その間をかいくぐって、充分に堪能することができました。 また、モモママさんを偲ぶこともできましたし。
HALママさん、このイベントを企画&準備&案内してくださり、ありがとうございました。 それからその日、ご一緒してくださった皆さんも、ありがとうございました。 来年の開催を、今から楽しみにしています。


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鎌倉で逢ったお仲間と大仏さま(鎌倉湘南オフその2)

2012-12-01 00:01:07 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
説明はあとあと とにかく今急いでいるんで。
………なんて言ったら、前回見逃した方にはワケがわからないと思うので、手短かに説明します。 私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、HALママさん主催の鎌倉湘南オフに参加するために、鎌倉駅まで来ました。さらに、わずか3分の間に江ノ電に乗り換えなければ集合時間に間に合わないというのに、その駅はたくさんの人で混雑していて、なかなか思うように前には進めません。 果たして、予定の列車に乗り込むことができるのか

私たちが江ノ電の改札をくぐり、ホームに駆け込んだときには、そこに電車はありませんでした。「間に合わなかったか、ぐふ………」 今思うと、鎌倉駅に着いた際に、通路も階段も人で混雑しているのが見えた段階であきらめるべきでした。「あんなに急いだのに………」間に合うことを信じて、私に必死になって付いてきてくれたたつぴにも、悪いことをしました。 そういうことで、HALママさんにはお詫びメールを送り、次に来た列車に乗り込みました。

それにしても、江ノ電のほうもかなり混んでいますね。それでも、集合場所となる長谷駅までの辛抱です。 列車に揺られること5分あまりで………



待ち合わせ場所に到着 写真には写っていないのですけど、今回の参加者の皆さんはすでに集まっていました。「遅くなってしまって、申し訳ございません。」 それでも、箔のほうはキャリーから開放された直後から飛ばしていました。
そして一行は、今回のオフ会の最初の目的地に向かって歩き始めました。それから間もなくして………



Cafe CHA-CAさんに到着。まずこちらでランチをいただくことになっていました。



そのお店のテラス席は、ワンコを連れて入れるようになっています。 そんな感じで、各自適当な席についてくださいませ。



私たちと同じテーブルには、シロダヌキさん&先生夫婦が座られました。時おり、彼女らの間から麻呂君がにょいっと顔を出すのがたまりませんでしたよ。



それから間もなくして、料理が出てきました。混雑を避けるために、私があらかじめ頼んでおいたものは、野菜たっぷりタコライス。 ご飯の上に野菜とバラ肉が乗っていて、さっぱりしていて大変美味しうございました。



食後に、ドリンクも付けておきたいですね。 私が選んだのは、説明するまでもないのですけど、ホットコーヒーです。



さらに各テーブルの様子を見回していったら、ラック君がアクアマリンさんに抱っこされていて、その両脇には、ティアラちゃんジュエルちゃんがいました。 あと、後者2スピのお母さんのエルちゃんは………



こちらにいました やよっちさんに抱えられて……… というよりは、箔の執拗なブンブンから救出されているようにも見えます。いずれにしても、箔の動きがエルちゃんにはウケていないのは確かです。



カフェでまったりとした時間を過ごしたら、次の目的地に移動することにしましょう。Cafe CHA-CAさんからほど近いところに、鎌倉を代表するその有名な観光名所はあります。 しかし、ワンコは入場不可なので、私とたつぴが見学させてもらっている間は、箔のリードは外での待機組の影虎さんに預かってもらいました。HAL様や由之介君に見送られながら、いってきま~す



高徳院というその寺院の正面には、こちらの仁王門があるのですけど、その両脇には仁王像は鎮座していなくて、なぜか小さい鏡みたいなものが置かれていました。 その先にある有料ゾーンに入っていくと………



もうおわかりでしょう。そうです こちらには鎌倉大仏があるのです。
この大仏さまは、建長4年(1252年)に建立された、金銅製の阿弥陀如来像です。台座を含めた高さが約13m、重量は約121tあります。当初あった大仏殿は津波で流され、以後露座となっています。



せっかくなので大仏さまをバックにして、たつぴと記念撮影をしておきましょう。 それにしても、こちらもたくさんの人で賑わっていますね。では、さらに大仏さまに迫ってみます。



近くで見ると、かなり深みと迫力がありますよ しかしこのポーズからでは、どのような角度から狙っても、刈宿の大仏さまみたいな鼻ほじりにはできませんよ~
※大仏さまをいじって遊ぶのは、おやめください。(編集部注)



それだけではありません。鎌倉の大仏さまは、胎内巡りもできるのですよ その脇にある小さな受付け小屋で20円の入場料を払い、狭い通路から入っていくようになっています。 待機組の皆さんを待たせてしまって申し訳ないのですけど、こちらの胎内も制して、大仏道を極めたい。「大仏王に、オレはなる 」
しかし、胎内には列ができていて、かなり混んでいるみたいです。 この流れから、私は狭い内部ですし詰め状態になっている光景を思い浮かべてしまいました。それでも、中に入りたいのです。 そして、私たちが並んだ列が進んでいって、いざ内部へ



大仏さまの胎内は、このようになっていました。 実際には私が恐れていたほど混んではいなくて、広さのほうもそこそこありました。また、内側から見ても、大仏さまの輪郭を感じることができるのですよ。 ちなみに天井付近に空いている穴は、大仏さまの頭の部分で、よく見ると螺髪(頭のくるくるパーマ)が内側はボコボコにへこんでいる様子がよくわかりました。
以前私が見たような、大仏さまの中に仏像があって、そいつを拝ませるというような仕掛けはなく、「大仏さまそのものを見よ 」とでもいっているようです。シンプルかつストレートな大仏さまの腹の中。本来の胎内巡りは、まさにこうあるべきです



つい、私の大仏さまへの想いや見学時間が長くなってしまいました。 そろそろ皆さんのところに戻らなければ HALママさんを始めとして、こちらでは待機組となった皆さんには、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。とにかく再び全員が揃ったので、次の場所に移動することにしましょう。



いや、全員というよりは、私とたつぴがいない間に、1スピ増えていました。 彼女はゆきちゃんといって、少し前にトリミングの場でHALママさんと初めて出逢い、声をかけられたそうです。



白ふわ一行は、次の観光スポットで小休止しました。 こちらのほうも、たくさんの観光客が押し寄せていますね。その観光スポットとは………



長谷寺でした。 こちらのお寺は、天平8年(736年)に創建されたと伝えられています。十一面観音を本尊としていて、観音堂、阿弥陀堂などが建っています。銅瓦葺きの山門や、そこにぶら下がっている赤くて大きな提灯が印象的ですね。しかし、それらを塞ぐような位置に、松の大木が植わっているのですよ。ちなみに長谷寺はワンコを連れて入ることはできず、今回の順路にも入っていませんでした。次の目的地に行くのに、正面の大通りは通行人が多いので、地元民でもあるHALママさんが、この長谷寺の脇にある抜け道を案内してくださったのです。



そういえば、今回のオフ会のテーマは、ドラマ「最後から二番目の恋」のロケ地めぐりでしたね。この路地を抜けたところには……… すみません、長くなりそうなので、ここから先は次回レポートさせていただきます。 特に、そのドラマをご覧になった方たちには見覚えのあるところも出てくると思うので、そちらのほうにも是非、お付き合いくださいませ。


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