波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

鎌倉に集まった白ふわたち(湘南鎌倉オフ会その2)

2013-11-30 00:01:03 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
私と箔は、観光地としても人気がある鎌倉に来ています。 それにしても紅葉のきれいなこの時季に、秋晴れの天候に恵まれたこともあって、大いに賑わっていますね。



そこで湘南鎌倉オフ会の参加メンバーと合流して、これから行動を起こすところです。その案内は、地元民のHALママさんらにおまかせしているのですけど、今回はどのような展開になるのか楽しみですね。 それでは、お願いします。



まず私たちは、鶴岡八幡宮に続く参道を北に向かっていきました。しかし、箔はラック君とは火花バチバチでしたし、後ろにいるアリスちゃんが気になって、まっすぐ歩いてくれませんでしたし。 そこでラック君を先頭にして、箔の前にアリスちゃんを配列したら、スムーズに進めるようになりました。というよりはむしろ、箔は前へ前へグイグイと引っ張っていくぐらいでしたよ。



間もなくして、鶴岡八幡宮の鳥居、能舞台、楼門などが見えてきました。しかし、今回はそちらには寄らずに、右に折れていきますよ。



そうしたら、「さざれ石」なるものに行き当たりました。 これが例の……… そう呼ばれる石はここ以外のところにもあるかも知れませんけど、国歌の「君が代」の歌詞に出てくる「さざれ石」とは、これのことみたいです。

11時を過ぎたということもあって、まずはお昼を食べれるお店に行くみたいです。 しかし、入ろうとしたお店が開店前だったり混んでいたりして、すんなりとはいきませんでした。そのような状況の中で行き着いたのが………



こちらの「ビゴの店 モン・ペシェ・ミニョン(鎌倉店)」という焼きたてパンのお店だったのですよ しかも、ワンコOKのテラス席は空いていたので、いうことありません。



そうしたら、陽の光が照らすテラス席……… というか、日影でしたけど。とにかくそのスペースで、テーブルやイスを並べて、席を確保しますよ。 ポジションが決まったら、ランチメニューを選びにいざ店内へ……… って、すでにテーブルの上に乗っているのですけど。 とにかく、そのような流れで私が持ってきたものは………



本日のサンドイッチにサラダとドリンク(私はホットコーヒーをセレクト)が付いた、Bセットでした。 さらに、これにサクサクのパイ生地にキャラメルがコーティングされているジャルズィーをチョイスしてみました。これらを、ワンコたちの熱い視線を気にしながら、いっただきま~す   はむっ
うぬっ、サクサクのパンの中にハムやツナがはさまっていて、たいへん美味しうございました。それから、今回の参加ワンコがちょうど待機モードに入っているので、この機会を狙って順に紹介していきます。



まずは、PITZ SPITZさん夫妻のところのPITZ君ホワイトキング君です。それから、ちょっと見えにくいのですけど、イスの下には茶ピッツこと、ミニチュアダックスフントのモコモコ君もいます。彼らはスピクラ展だけではなく、この湘南鎌倉オフ会のほうでも常連さんであります。



テラス席の外にいるのは、アメリママさん夫妻のところの、アメリちゃんアリスちゃんです。 アリスちゃんは、アメリちゃんと今は亡きリチ君の娘でもあります。



こちらの、アクアマリンさん家のラック君も彼女らの息子で、アリスちゃんとはきょうだいということに。私たちが初めて参加した3年前の湘南鎌倉オフ会では、リチ君と親子そろって参加していました。 しかし今回は、若さゆえにキャリーの中に閉じ込められることもしばしば。



HALママさん家のHAL様もイン・ザ・キャリーなのですけど、今回は用心棒の由之介君(豆柴)がいないこともあって、ややおとなしめです。今回の散策では、彼女はキャリーと自分の足とを併用していました。



エルママさんのところのエルちゃんジュエルちゃんも、スピクラ展や湘南鎌倉オフ会にいつも参加していますね。 ちなみにジュエルちゃんは、エルちゃんの娘です。



そういえば、こちらのお店ではの写真を撮っていませんでした。 なので、たつぴが描いた箔画でお許しくださいませ。彼は、そこにいる間ブンブンをやっては、皆さんから肉やおやつをいただいたりして。本当にありがとうございました。



腹ごしらえが済んだら、いよいよ鎌倉市内を散策するのですけど、その前にお店の看板をバックに集合写真を撮っておきましょう。 今回は、6組8人9スピ1ダックスが集まりました。例年よりやや少なめなのですけど、その代わり小回りが利いたり、皆さんとゆっくり話をしたりすることができました。
と、キリのいいところで次回に引き継ぎたいところなのですけど、スペース(?)に余裕があるので、もう少しレポートを続けさせていただきます。



お店からスピたちを連ねて、西のほうに歩いていったら、私たちは次の目的地にたどり着きました。 こちらは荏柄天神社というのですね。そこでアメリママさんが「せっかくなので、お参りに行ってきてください」と仰って、箔のリードを預かってくださいました。ではお言葉に甘えて、石段をかけ上がっていきますよ。



こちらの神社は、長治元年(1104年)に勧請したそうです。のちに鎌倉幕府を開いた源頼朝が鬼門の守護神と仰ぎ、改めて社殿を造営しました。本殿は、室町時代初期に鶴岡八幡宮の若宮社殿として建てられた建物を江戸時代に移築したもので、現在は市指定文化財となっています。
向こうに見える朱色の拝殿や幣殿は、関東大震災以降に再建されたとのことです。またその境内には、巨大な銀杏の木もありました。



それから、祭神が菅原道真ということもあって、この神社は学力向上の御利益があるみたいです。今回は部活で来れなかったたつぴのために、合格祈願……… にはまだ早いので、彼が身を入れて勉強するように、学業成就のお守りを買っていくことにしました。 帰宅後に、彼にそいつを渡したところまではよかったのですけど、「この神社の名前、何て読むの?」と聞かれてしまいました。「あれ、何だったっけ?」そこを訪れたときには、ローマ字表記の案内板などがあったおかげで読めたのですけど……… 「『にんがらてん』じゃなかったような気がするんだけど、『にがて』かな?」おいおい、いくらなんでもそれはないでしょう。 皆さんは、おわかりでしょうか?
中途半端なところで申し訳ないのですけど、正解の発表は次回の冒頭にさせていただきます。 それから、残りの鎌倉散策の様子も一緒に。わからない方は、それまでモヤモヤしていてくださいませ


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駿府城の坤櫓と白さ対決(湘南鎌倉オフ会その1)

2013-11-27 00:01:39 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
11月下旬のある休日の未明に、私は起きだしてゴソゴソと準備を始めました。もうこの段階でおわかりの方もいると思いますけど、とにかく遠出に備えているのですよ。



もちろんその準備には、箔の散歩も入っています。とはいってもそれは日の出の前ことで、その頃にはまだ月や星座が見えていました。



今回は東に向かうので、浜松駅から出ている始発列車に乗っていきます。 その列車が出るのは、5時34分。ちょっと早く来すぎてしまいましたね。



おかげで、ここまでは箔を抱えて走らずに済みました。あとはこちらの列車に乗り込んで、気長に各駅停車の旅の風情を味わうだけです。 そして、浜松から1時間ちょっとで………



静岡に到着しました。静岡らしさを伝える駅の写真などはないのですけど、私たちはその先にある駿府城公園を目指しました。 県庁前にある三の丸のお堀と石垣が、いい感じですね。 この内側が、かつて駿府城だったところです。さらに、歩いていくと………



おおっ 駿府城のシンボルともいうべき、巽櫓(たつみやぐら)と東御門が見えてきましたよ。 駿府城は、織田信長と同盟を組んだ徳川家康が天正17年(1589年)に、東に進出する拠点として今川館の跡に築きました。その後彼は江戸に幕府を開き、将軍職を秀忠に譲り、駿府城を隠居の城とするために改築し、現在の規模に整えました。ただし、隠居所とはいっても、実際には二元政治の拠点のようなものとなっていました。
ちなみに、巽櫓は平成元年(1989年)に、東御門は平成8年(1996年)に、かつての工法に則ってともに木造で復元されました。その二の丸のお堀沿いの道は「家康の散歩道」といいます。私たちが行った時間帯には、その道をたくさんの人がジョギングしていましたよ。 せっかくなので、私たちも一緒に……… って、しません、走りませんよ。 とにかく、その道を西に進んでいくと………



怪しいモニュメントに行き当たります。 モスラの石像?いえいえ、これは静岡の名産品のわさび漬けをモチーフにしたものです。 その食品はわさびというだけあって、一口食べるとピリッとくるのですけど、その辛さはクセになるのですよ。
そこから、さらに西に向かっていくと………



おおっ
 見えてきましたよ。駿府城の坤櫓(ひつじさるやぐら) お堀の水面に写る姿も、いいですね。 しかし、私たちが約2年前にこちらを訪れたときには、まだなかった……… というより、土台の石垣が積み直された状態でかなり長いこと工事が中断していました。なので、私たちがこの建物にお目にかかるのは、今回が初めてとなります。 ちなみに坤とは、南西の方角のことを示しています。それから、こちらの坤櫓は来年の3月に完成する予定です。んんっ、まだ工事中? そうなんですけど、あとは櫓の内装や周辺整備が残っているだけで、建物の外観はできあがっています。なので、今は漆喰塗りの壁が最も白い状態なのですよ。その白亜の坤櫓と………



いちおう先週洗った状態の箔を、並べてみました。 この白さ対決、いかがでしょうか?坤櫓には一点の汚れもないぶん、箔のほうが不利なような………



さらに、角度を変えて見てみました。こちらの坤櫓は、外観は二層なのですけど、内部は三階となっております。また、先程の巽櫓にはなかった破風飾りや張り出し窓もあるので、意匠的に美しいです。 今度はオープンした直後に行って、新築の木の香りなども味わいたいですね。

………なんてしみじみ鑑賞しているうちに、次に乗る列車の時間が迫っていました。 ここは、脇目もふらずに駅まで急がなければなかないところなのですけど………



通り道にできないことはないので、徳川家康像のほうを廻って写真を撮っておくことにしました。 これは彼が晩年になってからもハマっていた、鷹狩りのときの姿を写し取ったもので、数ある家康像のなかでも私は特に気に入っています。撮影後にこちらの大御所様に一礼したら、駅まで猛ダッシュですよ 箔もしっかり付いてきなさい

しかし、彼の足取りは徐々に重くなっていきました。もう疲れたのでしょうか?いや、まだ元気そうに見えるのですけど。その直後に、なんと彼は○ンコをしだしたのです
こんな大事なところで………
おかげで、私たちは予定の列車に乗り遅れてしまいました。サブタイトルにもあるのですけど、実は私たちはこれから、湘南鎌倉オフ会がおこなわれる鎌倉に向かわなければならないのです。しかし、この時点で集合時間に間に合わせるのは、絶望的となってしまいました。 こうなったら、運転手さんに急がせて……… なんてことはできないですよね。はい、運行予定に従います。
そんな私に、さらに追い討ちをかけることが起きてしまいました。 駅のトイレに寄る時間を惜しんで列車の中のものを利用するつもりでいたのに、私の目の前に来たのは、トイレ無し列車だったのです。 この列車に、次の乗り換えまで約1時間もの間、付き合わなければならないのか。私の膀胱よ、それまでもってくれ~



そのような状態でも、富士山は見逃しませんよ すでに冠雪していて、たいへん美しうございました。 いつもなら、その先の熱海で列車を降りて、足湯に手や足を浸けるのですけど、今回はそうする余裕はなく、その駅での乗り継ぎもなかったので、そのまま素通りしました。
それにしても、目的地に近付くにつれて、だんだんと混んできましたよ。 紅葉が見頃のこの時季の鎌倉は、特に人気みたいです。列車の中で少々テトリス状態になりつつ、湘南方面に向かう列車に乗っていったら………



ようやく鎌倉駅にたどり着くことができました。 そうしたら、今度は集合場所となっている、駅の西側に出ますよ。一緒に降りた大勢の人の波の間をぬっていき………



なんとか脱出することに成功 それとともに、私の目の中に白ふわの姿が飛び込んできました。



そこでは、HALママさんやPITZ SPITZさんたちが待っていてくださいました。これから他の場所で待機しているその他の参加メンバーと合流して、秋の鎌倉市内を散策するのですけど、その様子については次回じっくりとレポートさせていただきます。


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映画「清須会議」で一件落着なるか?

2013-11-23 00:01:38 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
三谷幸喜氏原作&脚本&監督の映画「清須会議」が、今月の9日から公開されています。 この作品は、天正10年(1582年)に本能寺の変で織田信長が明智光秀に攻め滅ぼされた後、宿老の柴田勝家や羽柴秀吉らが中心になって、織田家の後継者や所領を話し合って決めたという史実が元となっています。しかし、「会議」という名前があまりに地味だからなのでしょうか?歴史書の中ではサラリと受け流されてしまっています。 しかし実際には、その会議はその後の歴史を大きく動かす軸にもなったと言っても過言ではありません。それだけではなく、思惑や駆け引き、人間臭さなどが込められていて、奥も深いですよ。そのことに着目した、三谷幸喜氏はスゴいですね。

三谷氏が以前監督として手掛けた映画のなかに「THE 有頂天ホテル」というのがありました。その作品が面白いというウワサを聞いて、私は抱腹絶倒を期待して観に行ったのですけど………
期待が大き過ぎたからなのかも知れませんけど、私にとってはイマイチでした。 また、ドラマでは「古畑任三郎」で盛り上がったあとの「竜馬におまかせ!」での盛り下がりもありましたし。 そういうこともあって、私は今回の「清須会議」が期待外れだったらどおしよ~ と、心配していました。歴史物に笑いの要素を加えようとした場合、ヘタをすると「ただ怒れるだけじゃん 」ということにもなりかねませんし。いや、これはお笑い全般に言えることかも。とにかく、今回は家族全員で観に行くことにしたので、頼みますよ~三谷さん。
それから、今回の映画の舞台となった「きよす」は、「清須」と「清洲」のどちらの表記でもいいとされていますけど、今回の日記では作品のタイトルに則って「清須」のほうで統一させていただきます。



そのようにして、白黒茶々家が向かったところは、またしても県境をまたいだ愛知県豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18。こちらの映画館は、日にちに関係なく11時前と20時以降に上映される作品は1000円で観ることができるので、ありがたいです。 また、シネコン形式の劇場ではあるのですけど、すべて自由席なので、到着したらすぐにいい席を取っておきたいですね。その後も客の数は増え続け、前列の首が疲れそうな席を除いてほぼ埋まりました。ポップコーンやドリンクも用意できたことですし、あとは上映が始まるのを待つだけです。 そして、私たちの前に映し出されたものは………



「永遠の0(ゼロ)」の予告編でした。 家族を愛し、生き抜くことに執着した「海軍一の臆病者」と呼ばれた宮部久蔵(岡田准一)は、なぜ突攻を選んだのか?60年の時を経て、その真実が明かされます。その映像と一緒に流れるサザンオールスターズの「蛍」も泣かせてくれますよ。 百田尚樹さんのベストセラーを映画化したこの作品は、来月21日から公開されます。



続いて出てきたのは、「武士の献立」。こちらは、江戸時代に刀ではなく包丁で藩に仕えた、実在した武士の一家の物語です。 ちなみに出演は、高良健吾、上戸彩、余貴美子、西田敏行などなど。公開は来月14日から……… って、その日は私の誕生日ではありませんか



3つ目はジブリ作品ですね。これから公開される同スタジオの映画といえば、やっぱり「かぐや姫の物語」ですよ こちらの作品の予告編は、かなり前から観ているような気がするのですけど、今回はバージョンが変わっていました。そこには、竹から生まれた(?)かぐや姫が手の平サイズから赤ちゃん、大人へと成長していく様子や、きれいなおべべを着て戯れる姿などが映し出されていました。



それだけではなく、そのPR映像の入ったDVD&ブルーレイディスクが、16日から映画館に来た先着100万人に配られているのですよ おかげで、私たちもそいつを手にすることができました。 製作だけではなく、宣伝のほうにもかなりのお金をかけた「かぐや姫の物語」は、いよいよ本日23日から公開されます。



そして、お約束の「ノーモア映画泥棒」の映像を経て、いよいよ「清須会議」の本編が始まりました。



ときは天正10年(1582年)6月2日の未明。ところは京の都にある本能寺。就寝していた織田信長(篠井英介)は突然ガバッと起きだして、本作品では最初となるセリフを言いました。「臭い………」彼がいるお寺はすでに明智光秀(浅野和之)の軍勢に包囲されていて、放たれた火矢によって燃え始めていました。 彼はチョイ役なのに、数少ないセリフがコレなんて。 それよりも、彼は刀を手に応戦したのですけど、その抵抗もむなしく命を落としてしまいます。また、近くの二条御所にいた嫡男の信忠(こちらはもっとチョイ役ですね、中村勘九郎)も、明智軍に攻め滅ぼされてしまいました。

その頃、備中高松城を攻めていた羽柴秀吉(大泉洋)のもとに、「信長討たれる」の報が入りました。彼は尋常ではない速さでとって返し、山崎で明智光秀軍を撃ち破ったのでした。 光秀は敗走の途中で落ち武者狩りに遭い、殺されてしまいます。
そうしたら、残った重臣たちで、織田家の跡目と明智光秀の旧領の配分などを決めなければなりません。その会議の場所は、そうさのう……… 清須城がいいですね。 そうしたら、そのメンツは………



まずは、織田家の筆頭宿老の柴田勝家(役所広司)です。通称は「権六」なのですけど、みんなからは「おやじ殿」と呼ばれています。彼は単純というか実直というか、古いタイプの人間です。それから私としては、彼が領地の越前からお土産に持ってきた、重箱詰めのラッキョウなどに注目してもらいたいです。



こちらも宿老の、羽柴秀吉(大泉洋)です。彼は百姓から草履とり、侍大将と出世していき、この役職まではい上がってきました。ちなみに、皆からは「藤吉郎」という通称で呼ばれています。「猿」という呼び名も有名ですけど、今は亡きお館様(信長)からは「ハゲねずみ」とも呼ばれていました。 デコが大きく露出したチョンマゲに、特殊メイクの大きな耳、それにしたたかな役回りから、今回は「ハゲねずみ」色が強いように思えます。



丹羽長秀(小日向文世)も、織田家の重要な宿老ですよ。 通称は「五郎佐」。彼は勝家の盟友でよき理解者なのですけど、性格は冷静沈着、頭脳明晰であります。



筆頭家老の滝川一益(阿南健治)も今回のメンツにエントリーされているのですけど、どういうワケか、なかなか清須城にたどり着くことができません。 とにかく、急げ~



その滝川殿の代役として擁立されたのが、こちらも織田家の重臣の池田恒興(佐藤浩市)です。しかし彼は優柔不断で、態度や決意を露にしないで、会議にいどみました。

………の、滝川殿を除いた以上の四名です。勝家は、織田家の後継者として三男の信孝(坂東巳之助)を推していました。信孝は聡明かつ勇敢であって、まわりからの評価も高かったのです。 一方の秀吉は、次男の信雄(のぶかつ、妻夫木聡)を擁立しました。しかし、信雄は行動力はあるものの、大うつけともっぱらの噂でした。長秀は勝家の味方というだけではなく、どう考えても信孝のほうが継ぐべきだと思っていました。もう一人の、恒興は……… どっち付かずで、まだ態度を決めていません。
そのような状況の中で会議を始めるのかと思いきや、「滝川殿が到着するまで、数日待とう」ということになりました。その間、毎晩のように宴会がおこなわれたのですけど、その席などを利用して、秀吉は裏工作や懐柔作戦で味方を増やそうとしました。 しかし、勝家も負けていません 彼のほうは、領地の越前の食べ物で誘惑するのですけど、これがまたなんとも………



信雄は、秀吉が思っていた以上におバカで、余興というか時間つぶしに砂浜でおこなわれた旗取り合戦では、そのルールを理解できずに遥か彼方まで走っていってしまいました。 ちなみに、その場面では、浜松市の篠原海岸がロケ地に使われたそうです。
「あそこまでバカだったなんて……… 」自分の方針が揺らいでしまった秀吉。



その帰り道で、信忠の妻の松姫(剛力彩芽)が息子の三法師(津島美羽)を連れているところに行き合い、彼はハッとしました。 「三法師殿がいるではないか 」三法師は信長の嫡男の信忠の嫡男、つまり信長の直系の孫に当たります。そのときはまだ三歳で、度量は未知数なのですけど、まわりを説得する材料はたくさんあります。果たして、秀吉は三法師を織田家の後継者にすることができるのか?長秀や恒興はどちらに転ぶのか?一益は会議に間に合うのか?それらが気になる方は、映画でご確認くださいませ。



それからこの作品では、信長の妹のお市の方(鈴木京香)のことも見逃せません。勝家と秀吉は、彼女に想いを寄せているのですけど、先の浅井攻めで夫と息子を殺されたこともあって、彼女は秀吉を憎んでいました。 その後勝家とくっついたのは、秀吉に嫌がらせをするためだったとも云われています。それにしても、麻呂眉とお歯黒のメイクが強烈ですね。あ、松姫も同じでした。



清須会議の翌年、柴田勝家は羽柴秀吉に攻め滅ぼされるのですけど、この映画にはその伏線も描かれています。 またその勝敗は、両者の度量や性格の違いから決まったということも、感じさせてくれます。 それに、彼らを含めた登場人物のキャラも立っていますし。 歴史物というと、堅くて難しいというイメージがあるのですけど、その点は大丈夫です。この作品は全体的に軽く、明るいタッチで描かれているので、歴史がニガテだという人にも受け入れられると思います。 今年最後の映画鑑賞に、「清須会議」はいかがでしょうか?いや、今日から「かぐや姫の物語」のほうも始まりますね。私がそちらのほうも観に行ったら、レポートさせていただきます。


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金華山の山頂から馳せ参じまする

2013-11-20 00:01:15 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
前々回から、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、岐阜市にある金華山にいます。



しかも、たつぴに箔のリードを預け、私一人がその山頂にある岐阜城模擬天守の最上階から景色を眺めているところで突然「TO BE CONTINUE (つづく)」とかいう表示が出だし、さらに次回予告に引き続いてエンディングのテーマ曲が流れてしまいました。 なんという中途半端なところで、強制終了してしまったのでしょうか
それよりも、私たちは次の目的地のほうで、ある方と逢う約束をしているのですけど、その待ち合わせ時間に間に合うかどうかですよ。とにかく、急げ!



私が模擬天守から降りてきたら、その真ん前でたつぴと箔が待っていました。 箔は私のことに気付くと………



ブンブンと手(前足)を降って出迎えてくれました。 私がいない間、彼は行き交う人々に声をかけられていたそうです。それよりも、これで「金華山のてっぺんでブンブン」を成し遂げることができました。 できることならそこから歩いて下山していきたいのですけど、時間のほうが推しているので、ここはロープウェーを使うことにしましょう。



そのロープウェーの山頂駅に至る通り道に、こちらの二の丸門跡があります。そこには、織田信長がいた頃のものと思われる石垣が残っていて、土塀や閻魔堂なども設けられています。私は急いでいながらも、その写真を撮っていました。 すると、そこに「あれ、箔じゃん 」という声が聞こえてきたではありませんか。 このようなところで、箔のことを知っている人っていったい……… と、その声の主を見たら、前回金華登山をしているときに名前当てクイズをやってハズれた、若い男衆でした。そのようなところで、また彼らと行き逢うなんて それよりも、箔のほうが目立っていたみたいです。



とかなんとかやっているうちに、ロープウェー乗り場に到着。人間(大人600円)だけではなく、ワンコも200円払えば一緒に乗ることができるみたいです。 その際には、ワンコには専用のクレートに入ってもらいます。
と、そこで私の携帯にメールが入りました。 その内容を見たら、例の方からで「目的地の公園内で遊んでいます」というではありませんか。 さらに時刻を見たら、待ち合わせ時間まで20分を切っていました。その待ち合わせ場所というのは、県境の木曽川をまたいだ愛知県一宮市にある大野極楽寺公園。私たちはようやくロープウェーに乗ったトコなので、どうやっても間に合いません。「まだ岐阜から脱出できていません 」彼女にお詫びと一緒に遅れる旨を伝えておいたのですけど、金華山から送信したなんて言えません。 いや、書けません。いやいや、書いてますけど。

私たちの乗ったロープウェーは、5分ほどで山麓駅に到着しました。そこからは車を止めている駐車場まで猛ダッシュです さらに車に乗ってからも、目的地まで急ぎました。
もう遅刻は確定的なのですけど、それに加えて日没と雨雲が迫っているので、なおさら急がなければなりません。



そのようにして、待ち合わせ時間に遅れること45分で、ようやく大野極楽寺公園に到着しました。日没にはなんとか間に合ったのですけど、その頃には雨粒が落ち始めていました。 この広い公園の中に、彼女たちはいるハズです。そうしたら、
「ハクはここにいるぞ~ 」
なんか、「千と千尋の神隠し」にそのようなセリフがあったような。 しかし、映画のようにカエルのような従業員や湯婆婆が出てきたら、どおしよ~



とかなんとかやっていたら、やって来ましたよ けいママさんご夫婦と一緒に、心愛ちゃんが。 彼女と逢うのは今年の3月の浜名湖ガーデンパークオフ以来で、約8ヶ月ぶりとなります。



そうしたら、いよいよ両者をご対面させてみます。 前回は、心愛ちゃんのほうがアウェイながらも元気いっぱいで、箔に興味津々のご様子でした。今回はその逆で、私たちのほうが彼女たちのホームグランドに乗り込む形になります。しかも、箔は金華山の山登りで疲れているハズなので、いつもよりはおとなしく紳士的な対応をするハズ………



と思っていたのですけど、心愛ちゃんに「真剣白刃どり」ならぬ「真剣黒鼻どり」を。 いやいや、彼女と向き合った途端にテンションが上がり、ブンブンをしだしたのです。 いったい、どこにそのような体力が……… それよりも、絶妙な構図となっていますけど、箔の振りは彼女には当たってないので、どうかご安心くださいませ。
一方の心愛ちゃんのほうは、私たちが来るまでは園内のドッグランでワンコのお友達と遊んでいたらしく、ちょっと疲れているみたいです。 そろそろ日が沈んできたことですし………



2ショット写真を撮って、締めることにしましょう。 できることなら、園内にある無料のドッグランのほうで両者を逢わせてみたかったのですけど、私たちが遅れたおかげで雨雲に追い付かれてしまい、今回は叶いませんでした。 それでもけいママさんと旦那さま、それに心愛ちゃんもお忙しい中、私たちにお付き合いしてくださり、ありがとうございました。 またお逢いする日が来るのを、楽しみにしています。

そうそう、途中から別行動を取っていた、箔母さんのことも忘れてはいけませんでした。 彼女のほうもかなり待たせてしまいましたけど、私たちは帰りにJR木曽川駅で拾っていき、一緒に帰ることができました。 今回彼女は小倉トーストのモーニングや手羽先など、名古屋を堪能してきたみたいです。そうしたら、今度は金華山のトラウマから解放されるためにも、その山の登山&下山に引きずり込むので、お覚悟なさいませ~


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箔は金華山を登りきることができるか?

2013-11-16 00:01:37 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は、岐阜市にある金華山に来ています。 標高329mの山頂にそびえる岐阜城を目指して、これからその山を登っていこうというトコから始めさせていただきます。



私たちが紆余曲折の末にたどり着いたのは、「瞑想の小径」と呼ばれる登山道でした。 私は過去に何回か金華山を登ったことがあるのですけど、いずれも「七曲り登山道」という初心者向けのコースだったのです。ちなみに私たちが踏み込んでしまったこちらのコースは、中級者向けといったところでしょうか?なので、今回の白黒茶々登山隊のメンバー全員にとっては初めてのコースとなります。



それにしても、かなりの決意をもって挑んだワリには、緩やかな道が続いていますね。 そして、登り始めてから10分ほどで………



烏帽子岩といわれるところに到着。ここはかなり開けていて、休憩するのにはいい場所なのですけど、まだ始まったばかりで体力的にも余裕があるので、写真を撮ったら先に進みます。



とはいっても、その先も三歩登っては二歩降りるようなやさしい道が続いていますよ。これなら、口笛を吹きながらでもいけそうです。………って、私と箔は口笛は吹けないのですけど。
しかし、登山口から1000mを越えたあたりから登山道は険しくなっていき、足元がごつごつした岩場や、木の根っこが張り巡っているような道に変わりました。しかも、傾斜のほうもキツくなり、私の息もあがりつつありました。 そのような状況の中でも、たつぴはほとんど疲れを見せず、箔も弱音を吐くことなくグイグイと登っていきました。
それにしても、私が前回金華登山をした17年前と比べると、山道を行く人の数が増えているような気がします。また、上のほうから降りてくる方たちは、私たちとすれ違うときに「こんにちは」と声をかけてくださいました。その度に私たちも「こんにちは」と返すのですけど、これをやってもらうと、かなり元気付けられますよ。 それだけではなく、箔のことを「かわいい~ 」とか「頑張って登ってるねぇ」とか言って褒めてくださいました。

そのような中で、私たちを追い抜いていった若さみなぎる青年たちは「このワンコの名前、当ててみせる う~ん………マルちゃん」とか言っていました。「ハズレ、正解は箔です」 それにしても、そのときの箔のイメージは、マルちゃんだったのでしょうか?いや、適当に言っただけかも知れません。

とはいっても、この登山はかなりエラいです。
※「エラい」とは白黒茶々地方の方言で、「大変だ」とか「しんどい」という意味です。(編集部注)
そのような状況なので、難易度の上がった登山道を歩きながら撮る余裕がなく、その様子を皆さまにお見せできなくて申し訳ございません。 私がヒィヒィ言い出したことですし、そろそろ休憩しませんか?どこか適当なところは………



足場が広くて、視界が開けているこのあたりがいいですね。 そこで私たちは水分補給をしたり、息を調えたりしました。 箔もちょっとお疲れの様子なのですけど、たつぴには余裕も感じられます。 こんなところで若さの差(略して若差)が出るなんて……… 
そろそろ行けそうなので、残りを一気に登り詰めることにしましょう それから14分後………



私は二度目のギブアップをしていました。 それにしても、岐阜でギブ(アップ)をするなんて……… いやいや、登山はムリをすることなく、ペースを遅い人に合わせるものなのです。と言いつつも、この時点で今回の金華登山隊の体力順位は1位たつぴ、2位箔、3位私と確定しました。
そういえば、正午ぐらいには山頂に着いていて、そこで下界の風景を眺めながら持参したおにぎりを食べることを想定していたのですけど、大幅に遅れたこともあって、空腹の状態で山を登ることになってしまいました。 そのことも今回のヘバりの原因に入れてもよろしいでしょうか?



それから体調を整え、私たちは再び金華山に挑みました。頂上まであと少し……… だと思われる、いや、そうであって欲しい とにかく、みんな頑張れ



………なんて言っていたら、お城の建物らしきものが見えてきたではありませんか。 ひょっとして、あれは………



おおっ 岐阜城の模擬天守ではありませんか ついに私たちは、金華山を制覇したのです。 先程まで歩いてきた瞑想の小径は、ここに繋がっていたのですね。登山口から約1時間。長いようで短いような、思い出に残る道のりでした。



そうしたら、延び延びになっていたお昼をここでいただくことにしましょう 空腹感に征服感、それに山頂に吹き抜ける風の心地よさも加わって、たいへん美味しうございました。



そこから見える模擬天守も、いいですね



せっかくなのでその建物をバックにして、記念撮影をしておきましょう。 しかし、前の日記でセピア色の思い出として載せた約15年半前の姿と比べると、まわりの木々が茂って視界を覆いつつあるように思えます。

ここまで来たら、その模擬天守のほうにも上っておきたいですね。 今回は箔連れなので、交代で行くことにしましょう。まずは、たつぴから行ってきなさい。



その間に、私はそのまわりの様子を写真に撮ったりしていました。 こちらに見える櫓を模した建物は、岐阜城資料館です。模擬天守の入場券を買えば、こちらも見学することができるのですよ。

とかなんとかやっているうちに、たつぴが見学を終えてきたみたいです。そうしたら、今度は私が模擬天守に入りますよ。 その最上階に上れば………



眼下に長良川の流れや、岐阜市内が……… モヤってますね。 天気のほうが曇りなので、これは仕方ないことです。そのような中、金華山の麓の岐阜市歴史博物館の方向をズームしてみたら………



屋根が塔っぽくなっているような、ちょっと変わった建物が見えてきました。 実はこちらは正法寺というお寺で、その内部にはあの有名な(?)岐阜大仏が鎮座しているのですよ。この日は、そちらのほうも見学することになっていたのですけど、スケジュールが大幅に乱れていて、このあとにある方と逢う約束もしているので、厳しそうというよりは、ムリです。 というよりは、気付いたらその待ち合わせ時間に間に合うのかどうかも難しい状況に。 それだけではなく、その日の予報は曇りのち雨。それに加えて、日没も迫っております。果たして、私たちは予定通りに次の目的地にたどり着くことができるのか?天候の変化や「秋の夕暮れはつるべ落とし」の影響を受けたりしないか?それよりも、待ち合わせをしている相手とは、誰のことなのか?それらについては、次回お伝えします。


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金華山のトラウマ

2013-11-13 00:01:01 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
話は私と箔母さんが結婚する以前の、今から15年半ほど前にまでさかのぼります。 お城好きという共通の趣味を持ったその男女は、岐阜市を見下ろす標高329mの金華山の山頂にそびえている岐阜城を目指していました。

かつてその山は「金華山を制する者は美濃を制す」と言われるほど戦略的にも防御的にも重要な拠点でした。 斎藤道三の頃は稲葉山城と呼ばれていて、彼の孫の代に織田信長が攻略しました。さらに信長はお城と城下町を整備し、それにともなって地名のほうも「岐阜」と改めました。



さすがにデートで300m以上もある山を登るのは大変なので、その時の私たちは金華山ロープウェーを利用しました。そいつに乗れば、約5分ほどで楽々山頂部に到着することができるのですよ。 さらに、着いてすぐのところにリス村なるものがあるのも、楽しいですね



また、そこから難なく行けるようなところに、昭和31年(1956年)に建てられた模擬天守があります。私たちはそこから麓の岐阜市内や長良川、遠方の伊吹山などの眺望を堪能しました。そしてその帰り道、体力的にも余裕があったので、私は「風景を眺めながら、歩いて山を降りてみませんか?」と提案。「いいですよ」箔母さんも了解してくれました。 最初は真冬の山の中、森林浴をしながら歩く余裕もあったのですけど、その時季の夕暮れどきは陽が沈むのが早いからなのか、みるみる帰りの道が見えなくなっていくではありませんか もちろん、その時の私たちは懐中電灯やモバイルライト付きの携帯などは持ち合わせていませんでした。 まさか、このまま帰れなくなるのか ポパイ……… じゃなくて、誰かタスケテ~
それでも、なんとかして下山することはできました。ただし、その恐怖は箔母さんの心に深く残り続け、というか根に持ち続け、今に至っています。

そして最近になって、私は「箔の足腰がまだしっかりしているうちに、一緒に金華山を登りたい」と思うようになりました。そうしたら、いつ登るの?今でしょ ………いや、そのことを決断した平日の夜に登るワケにはいかないので、11月初旬の日曜日に実行することにしましょう。 もちろんその企画には、家族も誘いましたよ。たつぴは乗ってきたのですけど、箔母さんは「あそこは遭難しかけた思い出があるからイヤ」と拒否しました。 彼女にとっての金華山の印象は、リスとの戯れや岐阜城模擬天守からの眺めが1割で、残りの9割が帰りの山道での日没騒動ってトコでしょうか?もう1度、今度は安全に下山することができれば、金華山のトラウマから解放されるというのに。



そして、いよいよ金華山に登る当日となりました。その日は曇りのち雨の予報でしたけど、夕方まではなんとかもつでしょう。 ちなみに、今回私たちは車で目的地に向かっていました。 その座席にはたつぴや箔だけではなく、なんと箔母さんの姿も ついに、金華山にリベンジする気になったのか 「名古屋のほうに遊びに行きたいから、通り道にある駅にでも降ろして」 そう言うのなら、無理強いはしないで、希望通りに致します。 途中、東名高速道路の上郷SAに寄ったり、JR木曽川駅で箔母さんを降ろしたりしつつ………



正午過ぎには金華山の麓の岐阜公園入口に到着。 こちらには、以前に来たときにはなかった立派な城門や、移設された「若き日の織田信長像」がありました。しかし、そこまでの道が混んでいたこともあって、予定より大幅に遅れてしまいましたよ。 とにかく、岐阜公園にはここから入っていきます。その公園は、斎藤道三や織田信長の居館があったとされている場所につくられていて、園内には岐阜市歴史博物館名和昆虫博物館などがあります。以前は、オオサンショウウオなどがいる入場無料のミニ水族館もあったのですけど、前回私たちが訪れてから間もなくして閉館となってしまったそうです。



その入ってすぐのところには、武士の館を模したような外観の岐阜公園総合案内所があります。その中身が気になるところなのですけど、次にいきます。



さらに正面には金華山の全容が広がっていて、その頂上には岐阜城の模擬天守が見えます。今から、あそこまで登ろうというのですよ 皆さん、覚悟はいいですか?



しかしその前に、岐阜公園のほうでちょうど菊人形・菊花展をやっていたので、そちらのほうもちょっと見ていくことにします。 
まずは、こちらの池に浮かぶ舞台の中にいるのは、織田信長と濃姫でしょうか?



さらにこちらには、美男子系小姓とされている森蘭丸や、黒人系小姓の弥助もいるではありませんか みなさん、菊で飾られていて華やかですね。



その菊人形・菊花展の蚊帳の外に追いやられるような形で、板垣退助の銅像がありました。
私が「ボーイズ ビー アンビシャス」と言いながら、その銅像の写真を撮っていたら、たつぴが「確かにクラーク博士と似ているけど、いやいやいや、似てない似てない 」と、突っ込んできました。

彼は、明治時代初期に自由民権運動を推し進めたことで知られています。また、なかには彼が描かれた百円札に、昔お世話になったという方もいるかも知れませんね。その板垣退助は、のちに岐阜公園となるこの地で講演したあとに暴漢に襲われ、刃物でめった刺しにされてしまうのですけど………
「そこで致命傷を負ったの?」と、たつぴが聞いてきました。「致命傷だったら、死んじゃうじゃん。いや、板垣はまだそこでは死んでなくて、あの有名な『板垣死すとも自由は死せず』というセリフを言ったのだよ。しかし、そのような緊迫した場面で、そんな気の効いた名文句を言えたかどうか」 ちなみに、先日放送されたNHK大河ドラマの「八重の桜」で、彼は「板垣が死んでも、自由は死なんぜよ 」と、お国言葉の土佐弁で言い放っていました。確かに、こちらのほうが史実に近いような気がします。
「それでも、板垣は痛がっただろうね」「板垣がいたがる、く、くはぁ~ 」まさかたつぴがこの様なところで、こんなにキレのあるダジャレを言うなんて、思ってもいませんでした。 彼は将来、有望な親父ギャグ家になるに違いありません。



その板垣像からほど近いところに目をやったら、門の上の城兵までもが菊盛りになっていましたよ その特設の門に覆い被されてしまって、今は存在感の薄くなっている冠木門をくぐっていくと………



信長の居館跡があります。発掘調査の後に、通路の石組みなどが整備されていますね。



さらに、こちらのほうも。かつてこちらには、きらびやかな殿舎や、四階建ての楼閣があったそうです。 そうしたら、ここから気合い入れて金華山の山登りを始めることにしましょう 私たちはロープウェーを尻目に、登山口を目指していったのですけど………
「あれっ?昔はこのあたりから登ったような気がするんだけど………」私が自分の足で金華山登山をしたのは、箔母さんとのデートからさらにさかのぼること2年ほど前のこと。つまり今から17年も昔になるので、忘れてしまってもムリはありません。 それにしても、かなりの決意をして挑んだ山登りが、いきなりこのようなところでつまずいてしまうなんて………



「絶対、自分たちの足で登ってみせる 」かなり時間を喰ってしまったのですけど、私たちはなんとか「瞑想の小径」という登山口にたどり着くことができました。迷走しただけに?いやいや、本来目指していた「七曲り登山道」とは違うのですけど、今回は山頂まで2300mのこちらのコースを歩んでいくことにしましょう。
………と、せっかくいいところなのですけど、………はい、その「まさか」です。 箔日記の悪しき必殺技の「いいところで次回に続く」を、ここで適用させていただきます。できることなら登山の様子もまとめてお伝えしたかったのですけど、あまりに長くなってしまうので、次回ゆっくりとレポートさせていただきます。 果たして、私たちは無事に金華山を登りきることができるのか?箔は途中でダウンしたりしないのか?それらの様子については、気長にお待ちくださいませ。


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10日遅れの結婚記念日

2013-11-09 00:01:21 | 年間行事
こんばんは、箔ですワン。
文化の日の振り替え休日の今月4日に、久しぶりにウチの特大キャンドルに火が灯されたのだ。 前回は、台風でウチが停電になったときに使われたのですけど、そのときはお京ちゃんがそのキャンドルを倒して、暗闇の中みんなで溶けてこぼれた蝋を掃除するという事態になったのだ。 まさか、今回も非常事態なのかですって?



いえ、違います。 見ての通り、部屋の電気は点いているのだ。実はこのローソクは、お父さんとお母さんの結婚式で実際にメインキャンドルとして使われたもので、今回はその記念日ということで出されたのです。とはいっても、その当日の10月25日はみんなの都合が合わなくて、今回は10日遅れで結婚記念日のお祝いをすることにしたみたいなのだ。



せっかくなので、部屋の電気を消してみたのだ。 では、みなさんもご一緒に。 はっぴば~すでい、つぅ~ゆ~………
※箔君、必ずしもローソク=誕生日というワケではないですよ。それからこれはあくまでもブログ上の演出で、実際には火の管理は人間がやったので、どうかご心配なく。(編集部注)


こんばんは、白黒茶々です。
ここからは、私がお伝えします。やはり結婚記念日(10日遅れですけど )の晩は、ちょっと豪華なディナーをいただきたいので………



家族みんなで隣町のブロンコビリーに行きました。 ブロンコビリーとは、東海地方を中心にして事業展開している、ステーキやハンバーグをメインとしたファミレスのことです。ちなみに、私たちがこちらのお店の扉を叩くのは、昨年の結婚記念日以来で約1年ぶりですね。



ブロンコビリーは、メインの肉料理をセットで頼むと、パンまたはライスとコーンスープ、それにおかわりし放題のサラダバーが付くというシステムになっています。 その中には、手作りプリンやコーヒーゼリーなどの小デザートも含まれていますよ。さらに、それらにドリンクバーも付けておきたいですね。 みんなの前菜とドリンクが揃ったみたいなので………



私たちの結婚記念日を祝って、かんぱ~い 早いもので、今年で15年になります。その記念日を、今回もこのようにして家族みんなで祝うことができて、本当によかったです。



そうしているうちに、メインディッシュが運ばれてきましたよ ちなみに私が注文したのは、ブロンコハンバーグ。柔らかいのにジューシーで、たいへん美味しうございました。



15年前の10月25日は、雲ひとつない秋晴れの天候の中で私たちの結婚式は執り行われました。 とはいっても、神前の結婚式から写真撮影、披露宴まですべて屋内でしたけど。 その祝典は四次会まで続き、私たち心労神父……… って、パソコンの変換がおかしいぞ しかし、ちょっと面白いので、そのまま載せさせていただきます。 とにかく、私たち新郎新婦が自宅アパートに帰ってきたのは、午前3時過ぎのことでした。今思うと、かなり若くてパワフルだったように感じます。
今の私があるのは、箔母さんや家族、それにまわりのみんなのお陰です。これからはその事に感謝しつつ、結婚16年目に向かっていきます。


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ブルーベリーレアチーズの恨み(スピッツクラブ展覧会その3)

2013-11-06 00:01:28 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
先月末に横浜そごうの屋上で開催されたスピッツクラブ展覧会は、14時頃から午後の部に突入しました。 今回は晴天に恵まれ、スケジュールのほうもほぼ予定通りにこなされていきました。 まずはそちらの様子から、入らせていだきます。



そのあたりになると展覧会のほうは佳境に入り、表彰や写真撮影などが続きました。そのような中で、ピース君がG・CH完成の認定式に出ていました。これも、日頃の体調管理や努力の賜物です。ピース君、おめでとうございます。



こちらは、去勢や保護犬などを対象にした、ユニコーン部門の比較検査でしょうか?皆さん、気合い入ってますね。



そのような中で応援席に目をやったら、ねねちゃんとひなちゃんがお疲れモードになっていて………



ギョンさんハル君を肩に乗っけて、手放しでポーズを決めていました。 スピクラ展はもう少し続くのですけど、実は私はこのあとに次の予定が控えているので、そろそろ会場をあとにしなければならないのですよ。
箔を電車用のキャリーの中に入れ、皆さんに「では、また逢う日まで、お先に失礼し………」とカッコよく(?)退散しようとしたら、私が持ち上げようとした箔キャリーの肩掛けベルトがビリッと破れ、箔がキャリーごとずっこけてしまいました。 そういえば、そのベルトが裂けかけていたのを、すっかり忘れていました。 とにかく気を取り直して、いや、キャリーを持ち直して私は横浜駅に行き、そこから湘南新宿ラインに乗っていきました。 途中、山手線に乗り換えたりして向かった先は………



原宿駅です。こちらに来るのは、1年半ぶりとなりますね。 そこから程近いところには………



代々木公園があります。 実はこの日、こちらにスペシャルゲストをお招きしているのですよ。いや、よく考えてみたら、彼のホームグランドともいうべきこの公園に、私と箔が赴いていったので、私たちのほうがゲストなのかも。

公園を入ってすぐのところで、私たちは小さなクレートを抱えたおばちゃんたちと行き逢いました。 そのクレートの中から、どのような小型犬が出てくるのかと思っていたら………



なんと、ミーアキャットだったのです 私は驚きつつも、飼い主さんにお願いして、ミーアちゃんの写真を撮らせていただきました。



さらに代々木公園の中を進んでいったら………



ドッグランに行き着きました。 しかし、この中に入るにはいろいろな条件があるみたいなので、私たちは外から見るだけにしておきます。というよりは、そのドッグランの外っ側が今回の待ち合わせ場所なのですよ。 そこでしばらく待っていたら………



やって来ましたよ サモエド界だけではなく、ワンコ界で大スターのクローカ君が。



彼は10歳を越えたのですけど、まだまだ元気。この日も絶好調な様子を見せてくれました。 私がスピクラ展などで関東方面に行くたびに、彼の飼い主さんのますたさんやこじこじさんにお願いしているのですけど、昨年の秋と今年の春はあいにくの天気で中止に。 なので、今回は1年半ぶりの再会となります。それでも、クローカ君はほとんど変わっていなくて、自慢のもふもふも健在でした。



そうしたら、クローカ君と箔の2ショットを撮っておきたいですね。しかし、カメラのボタンを押す直前になって、クローカ君があっち向いてホイを。



気を取り直してもう1枚……… って、今度は箔がダメじゃないですか なかなか息が合わないのはいつものことなので、かえって「らしさ」が出ているということにしておきましょうか。



今度は場所を変えて、ドッグランの外ベンチがあるところで写してみました。 そうしたら、なんとドッグランの中にいたスピッツが顔を出して、白フワの3ショットとなりましたよ しかし、そのスピの飼い主さんが見当たらなかったので、彼(彼女?)の正体や名前はわかりませんでした。



とかなんとかやっているうちに、なんとか2もふの息が合ったっぽい1枚を撮ることができましたよ しかし、かなり日が暮れてきたので、そろそろ帰路に就かなければなりません。



クローカ君との交流の地から原宿駅までの経路は、ますたさんに案内していただきました。途中でお手紙の解読(ニオイをくんくん)やお返事(シッコ)、「触ってもいいですか?」とか「写真を撮らせてもらってもいいですか?」という声に応えたりしながら歩いていきました。 そのうち私たち一行は、駅のほうに到着。ますたさん、クローカ君、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。 またお逢いする日が来るのを楽しみにしています。

原宿駅からは、来たときと同じように湘南新宿ラインを介していけば、早く近道で帰れるのですけど、私はより良いお弁当やお土産を求めて、ちょっと遠回りして東京駅に向かいました。



そして、久しぶりにその駅に行き着きました。東京駅の駅舎は復元工事がおこなわれ、昨年に建設当初の姿に甦りました。 改札の内側からも、なんとかドームの中の様子を見ることができましたよ。
そうしたら、まずは私の晩御飯となるお弁当を買うことにしましょう。 東京駅の構内には、全国各地の駅弁を揃えたコーナーもあったのですけど、そこはかなり混んでいて、売り切れも続出していました。
そのようなものより、もっと手軽に買えるようなところで、東京のご当地の弁当を扱ってないものかと、探していったところ………



従来からの対面方式のお弁当屋を見つけ、そこでチキン弁当なるものを買うことができました。お値段のほうも800円と手頃で、私にとっては分相応です。中身のほうはケチャップライスに唐揚げ、ポテトサラダとシンプルなのですけど、たいへん美味しうございました。

あとは、ウチへのお土産を買うだけです。しかし、東京駅はそちらのほうも充実し過ぎて、迷ってしまいますね。 そうしたら、前回行ったお店に……… って、いくら探しても見つかりませんよ。 そのような感じで右往左往していった結果、私はセントラルストリートにあるBOBBY JUCHHEIM(ボビーユーハイム)というお店に行き着きました。そこのお店では、レンガロールや東京カラフルプリンが有名みたいですけど、ブルーベリーソースがかかったレアチーズケーキが美味しそうですね これなら、箔母さんやたつぴも喜ぶハズ。「すいませ~ん、これください」店員さんによると、そのスイーツは鮮度が命とのこと。保冷剤を入れてはもらったのですけど、帰ったらすぐに食べさせてあげましょう。

帰りの列車の中では、私も箔も疲れていてガ~ガ~でした。 それでも、乗り継ぐ予定の熱海駅に着く前には、しっかりと起きて準備をしていましたよ。 「そこから先は、列車の車両が短くなるから、今のうちになるべく中央寄りに移動しておこう、おおっと、網棚の上に乗せておいたお土産を忘れないようにしなければいけませんね」その時の私には、抜かりはありませんでした。

しかし、その乗り換える列車は同じホームの向かい側に控えていたものの、私が予想していたよりも車両が短く、乗り換え時間も短かったので、私は箔入りキャリーを抱えて猛ダッシュしなければなりませんでした。
「ふひゅ~、なんとか座れたぞ」 あとは浜松までその列車に乗っていくだけです。「浜松行き、まもなく発車いたします」「はっ 」そこで私は、大事なことを思い出したのです。「お土産を前の列車の中に忘れてきてしまった 」その直後、私は箔と荷物を置いたまま、ホームを猛ダッシュしました。 そのとき私の脳裏には、2年前の夏にお土産に買ってきたモロゾフのプリンを網棚の上に忘れてきて、箔母さんに恨まれた事件のことが思い浮かんでいました。ここで同じ失敗をするワケにはいきません。しかしヘタをして列車に行かれてしまったら、今度は箔や荷物と生き別れるという事態に。 頼む、間に合ってくれ~ 「扉が閉まります、ご注意ください」プシュ~、ガタンゴトン………

そのとき、私は動き出した列車のドアの内側にいました。結局、とっさの判断でブルーベリーレアチーズのほうを諦めることにしたのでした。 ブルーベリーレアチーズ、さよ~なら~
もともとお土産は買ってこなかったということにすれば、万事解決するのでは?というご意見もあるのでしょうけど、私の性格上、それはできません。 いや、それよりも、箔母さんたちにそう言ったとしても、納得してもらえないような気がするのですけど。とにかく、早いうちに謝ることにします。

そして日付変更ギリギリ前に、私と箔は自宅に到着しました。 たつぴはまだ起きていたのですけど、箔母さんは体調を崩して早めに寝てしまったみたいですね。そうしたら、謝罪のワビ助は翌日にまとめてすることにしましょう。

「お土産はいちおう買ったんだけど、また網棚の上に……… ゴメンナサイ」
「また忘れてきたのぉ~~~ 」
私は箔母さんに、ばかばかをやられてしまいました。それだけではなく、「ブルーベリーレアチーズなんて、名前を聞いただけでも美味しそうなのに」とか「昨晩、私をたたき起こして食べさせてくれれば、体調を快復させる自信があったのにぃ~ 」とか言われてしまいました。



私の手元には、お土産の証拠品のレシートだけがむなしく残っていました。せめてたつぴが一緒だったら、監視力がアップして、このようなことにならなかったのに。
その後も箔母さんとたつぴは、ブルーベリーレアチーズのことを根に持ち続けています。この呪いは、私が同じものを買って帰るまで解けそうにありません。


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横浜そごう屋上に集まった白い猛者(もさ)たち(スピッツクラブ展覧会その2)

2013-11-02 00:01:15 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
私と箔は、前回の終盤からスピッツクラブ展覧会がおこなわれている横浜そごうの屋上に来ています。 その会場の様子を余すことなくお伝えしたいのですけど、今思うとかなり取りこぼしがあったような気がします。今すぐそちらのほうに飛んでいって、その日の私に「ここのショットは見逃さないように」とか「あちらの場面ではいつでも撮れる態勢にして待ちなさい」とか言って監督したいぐらいです。
そのような感じなのですけど、私の覚え書きから展覧会の審査の様子や見学組の交流の様子など、少しでも皆さまに会場の空気を感じていただけたら幸いです。といったところで、私たちがスピクラ展の会場入りしたところから話を始めさせていただきます。



会場の中央では、午前の部の個体審査をやっているみたいですね。今その舞台に立って、いや、歩いているのは、エルママさんとティアラちゃんでしょうか?



その直後に、私と箔はユキちゃんたちと行き逢いました。6月の所沢航空記念公園以来で、あのときと場所やシチュエーションが違うのですけど……… おお、いい感じじゃないですか



また、ななパパさんの指示にしたがって、ロータスさんの娘さんにユキちゃんが抱っこされる姿も。いい絵だったので、私も便乗して撮らせていただきました。



その航空公園の参加メンバーだった、ねねちゃんとひなちゃんも会場に来ていました。 彼女らにとっては、スピクラ展は今回が初めてとのこと。白フワ天国を、存分に味わっていってくださいませ~



ロータスさんに抱っこされているのは、ハル君ですね。ハロウィン仕様のお姿も、素敵です。 それに、エヘヘというお顔も、たまりませんよ。



そのような中に、可愛らしいスピがいましたよ 初めてお目にかかるこの子は、シュガー君。………って、男の子だったのですか! の中性的な美しさには人間だけではなく、スピ男子たちも悩殺され、彼はモテモテでした。



一方、こちらの見るからにたくましい子は、サモエドの白龍君です。過去2回のスピクラ展にも来ていたのですけど、逢うたびにもふもふ感が増しているような。同居犬のスピッツの嵐君たちとの間に、箔も混ぜてもらいました。



白い毛のふさふさ感では、こちらのベル君も負けてはいません。そんな彼を撮ったら、なんか私の影が写り混んでしまいました。 いったいどんな格好でカメラを持っているんだ、私っ



また、私たちは豆蔵君や小豆ちゃんとも行き逢うことができました。その中でも、小豆ちゃんとは今回が初対面ということに。想像していた以上に、可愛らしかったですよ。



さらに、気付いたらヴィヴィアル家との撮影会がおこなわれていました。 皆さん、いつもきれいに並んでいて、エライですね。 この撮影会は、スピクラ展ではかなり定着しつつあります。箔もその中に混ぜさせてもらったのですけど、私が彼のおさえ役をやっていたので、そちらの様子をウチのカメラに写すことはできませんでした。



そうそう、私と同じ静岡県から、今回はやよっちさんが来られました。せっかくなので、フクちゃんやレオン君にユキちゃんもお仲間に入れた4ショットを撮っておきましょう おお、見事に揃いましたね。



静岡県勢といえば、今回もネロ君とマリアちゃんがシニア部門に出陳していました。ともに賞を取ったみたいで、おめでとうございます。



その会場には、小さい子も来ていました。こちらの仔スピはももちゃんといって、生後7ヶ月の女の子です。 赤い蝶ネクタイがよく似合っています。



今回、成犬(牝)の部門で出番のあったラピスちゃんとの2ショットもいいですね



そんな彼女……… の飼い主さんにお願いして、箔との2ショットも撮らせていただきました。 それにしても、この箔のおどけた表情はいったい………



ももちゃんは皆からモテモテで、今度はななパパさんに、ななちゃんと一緒に抱っこされていました。 以上、ももちゃん4連発でした。



とかなんとかやっているうちに午前の部は終わり、出陳者だけではなく私を含めた見学組も合わせて集合写真を撮りました。 今回の私は、アシスタントとなるたつぴを連れてきていなかったので、三脚にカメラをセット→箔を抱えてスピの列の中に猛ダッシュで加わる×3をすることを覚悟していたのですけど、ギョンさんが私のカメラのボタンを押してくださいました。いい写真を撮ってくださり、ありがとうございました。



その集合写真に引き続いて、今度はスペシャルショー(ステキで賞)の審査がありました。これは見学組が、出陳するワンコの中から美男美女を選んで投票するというのですよ。一票を投じた見学組のほうにも抽選でプレゼントがあるので、奮ってご参加くださいませ~

話の流れで多少内容が前後しているところもあるのですけど、午前の部はこのような感じでした。次回はその続きの午後の部の様子と、そのあとに控えているお楽しみ、さらに帰りの道中で起こった今なら笑って話せる……… いや、箔母さんはまだ怒っている事件などについてお伝えするので、そちらのほうも合わせてご覧くださいませ。


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