モネの家を目指して

こんばんは、箔ですワン。
最近のおれっちは、お出かけ先が手加減なしの獣医さんだったり、初心犬にとっては強烈な花火見物だったりと、ハズレばかりのような気がするのだ。　しかしよく考えてみたら、お出かけの雰囲気を察してその度に何の根拠もなく狂喜乱舞するおれっちにお父さんは「………違うぞ、箔　」といっていたような気がしますワン。　そういうワケで、そろそろおれっちが喜ぶようなところに連れて行ってもらいたいと願望していたら………　「今度こそ箔が喜びそうなところに行ってあげるよ　」という回答を得ることができました。　これは期待できそうなのだ。

そして梅雨の合い間のある日曜日に、白黒茶々家は自宅からワリと手軽に行くことのできる浜名湖ガーデンパークというところに向かいました。　ちなみに、おれっちたちがそちらに行くのは、約一年ぶりということになりますワン。
現地に到着して、たつぴは入ってすぐのところにある遊具に飛びついていたのだ。　また、箔母さんは彼の付き添いで、その近辺に腰を据えることになりましたワン。一方、おれっちとお父さんは公園の最深部にあるおれっちたちにとっては未踏の地、モネの家目指すことにしましたワン。



あっそうそう、前回に引き続いて今回も園内はおれっちが案内するのだ。ではみなさん、おれっちに付いて来てくださいワン。もちろん、お父さんもっ。



園内にはその季節の花がきれいに咲いているのですけど、この花を見たら実際に取材に行った時期がバレてしまいますよね。　それでも、今時分の炎天下の中ってことはないので、安心して見守っていて欲しいのだ。



とかなんとか言いつつ進んでいったら、こんなものと出くわしたのだ。浜名湖ガーデンパークの前身の浜名湖花博のキャラクターの、のだめなのだ。えっ、名前が違ってるって　スミマセン、正しい名前はのたねですワン。



こちらのキャラクターと目線が合ったときには、思わずビクッとしてしまいましたワン。　このパパラッチには油断できないのだ。えっ、また名前が微妙に違ってるって　スミマセン、こちらは正しくはパパハッチで、先述ののたねの父方役になります。



おれっちたちはさらにその先を目指して進んでいったのですけど、その間にたくさんの人や犬と逢いました。しかし、その都度一緒にいた子供たち等に「あっ、ソフトバンクのお父さんだ～　」とも言われてしまいましたワン。あのＣＭのお父さんは、こんなにモコモコしてないと思うのですけど、ねぇ。
と、そこに箔母さんからお父さんに当てて一通のメールが届いたみたいです。「箔、お母さんがあっちで１歳４ヶ月のミリちゃんという女の子のスピッツと行き合ったって言ってるよ」て言っているのですけど。　さらに「先方は帰り際」だとも。ぐ………ここからだととても間に合わない。　こうなったら仕方がない、後ろ髪を引かれつつも目的地を目指すしかないのだ　そして間もなくしておれっちたちは本命のモネの家に到着しましたワン。　



モネの家とは、彼の邸宅や庭、名画のモチーフにもなった睡蓮の池等を再現したガーデンパークの目玉施設のことです。　囲いの外からも見えるこの建物や………



たくさんの草木が植えられた庭は一見の価値ありです。　ではさっそくその中に入ってみることにしましょう　



ところが、その入り口に「ペット連れ込み禁止　」を伝える非情な立て札が置いてあるではありませんか。　これにはさすがのお父さんも撃沈していたのだ。　



こうなったら仕方がない、外から強引に写真を撮って行った証にするのだ。



そこからおれちたちは引き返していったのですけど、見どころ満載の園内ではついつい寄り道ばかりしてしまったのだ。



遊覧船が行き来する水路を望んだり………



「壽」の樹の前でおめでたいポーズ（鏡餅　）を決め込んだりして。そして、調子に乗ったおれっちたちはさらに国際庭園に進入



こちらは中国庭園ですね。なんかいい感じなので、お父さん、角度を変えてもう一枚写真を撮ってやってくださいワン。



そうそう、とてもカンペキなのだ、モデルが。………えぇと、場面を変えて見ることにしましょう。



こちらは前回も紹介したネパールの庭ですワン。帰りは急がなければならないのに、このあたりでバッタリ合ったワンコたちへのご挨拶には手は抜きませんでしたワン。これで少しはスピッツのイメージ向上に貢献できたでしょうか？　しかし、おれっちのことをスピッツとわかってくれたかどうかは微妙なところなのだ。



そしておれっちたちは、ガーデンパークの人気施設の一つの展望塔にたどり着きましたワン。この塔に登れば、目の前に素晴らしい眺望が広がっていて、浜名湖の全体像を掴むことができます。　しかし、こちらも「ペットの入場不可」になっている模様です。　ここはお父さん、「これはペットではない、ボクの白い恋人だ　」と力説してみれば、ひょっとしたら入れてくれるかもしれませんよ～　しかし、「はぁ　」とか言われて恥をかくだけで終わってしまったら、もう目も当てられません。　どうやらお父さんは、今回は断念したみたいです。

日が傾きだし、閉園時間間際になってようやく一家は合流しました。そしてそのまま帰路に就いたのですけど、その車の中でおれっちは爆酔でしたワン。
ガーデンパークは、花や景色を堪能しながらゆったりと犬の散歩ができるので、人も犬も多いのです。また、今回はニアミスでしたけど、次回はその園内でスピッツと出会えることを期待しているのだ。

　

ケアン襲撃

こんばんは、白黒茶々です。
七月初旬頃のことになりますけど、その日の夕方もいつものように箔を散歩に連れ出していました。　すると、その先に散歩を終えたケアン君一行が家に入っていくのが見えました。



※ケアン君とは………近所で飼われているケアンテリアのことです。また、箔のみを目の敵にする因縁の犬でもあります。　ちなみに昨年八月の襲撃以来、こちらもずっと警戒していました。　毎日の夕方の散歩は、そのケアン家の前を引き返すコースを取っていたのですけど、ほど良い緊張感が功を奏したのでしょうか、あれ以来ケアン君と関わることは一切ありませんでした。

その日もいつも通りに自宅に向かう坂道を登っていたところ………　私の後ろから「すみませ～ん　」という慌てているような声が聞こえてきました。「すみませんって、いったい………」と思い始めた次の瞬間、箔に何かの物体が喰らい付いてきたのです　そいつをよく見たら、例のケアン君ではありませんか　散歩から帰ってきて、ケアンママさんがリードから鎖に付け替えようとしたところでスルリと抜けてしまったのでしょうか？しかも、全身サマーカットで、怪しさ倍増の状態にもなっていました。　………などと冷静に状況を分析している場合ではありません。
あの時の私は、ケアン君の突然の奇襲に慌てふためき、速やかにどちらかのワンコをその場から持ち上げれば騒動も治まるというのにそれもできず、さらに気が動転した私はただ「やめろ～～～！」と叫ぶばかりでした。　そのような中で、両者の間に足を入れて引き離そうともしてみたのですけど、それもうまくいきません。



それにしても、今回の箔はなぜかほとんど反撃する様子を見せませんでした。この場合、倍の報復をしても正当防衛が認められるケースなのに………　それからかなりもみ合った後、やっとのことでケアン君の身柄は確保されました。　しかしその時、ケアンママさんの「すみませんでしたぁ～」という軽い謝罪に対して、私は「気をつけてくださいよ～　」と返すのが精一杯で、それ以上のことはできませんでした。　最後まで気が動転していたからでしょうか？

一方箔のほうはというと、分厚い毛皮のヨロイのおかげで大事には至っていないようにも見えました。　しかし、家に帰ってから箔をよく見てみたら………



このような具合で目のふちが赤く染まっているではありませんか。　まさか、こんなところを負傷していたなんて………　やはりあの時「あとでケガが見つかったら、賠償請求しますからね　」ぐらいのことを言っておけば、後になってからもクレームしやすかったのに～
ケアンママさんは多分、コトの重大さに気付いていないと思われます。「大丈夫でしたか？」と、菓子折りの一つでも持って詫びに来るような様子はないようですし………　それでも、翌日に獣医さんにかかった後、今度こそ治療代を請求するつもりでいました。　（マネー）
………と言いつつも、あの時うまく立ち振る舞うことができず、箔のことを守ってあげれなかったことに深く沈んでしまいました。　箔、いざというときに頼りにならないお父さんでゴメン。

箔のケガの程度がとても気になって仕方がなかったのですけど、翌日は私には仕事があったので、獣医さんには箔母さんに連れて行ってもらいました。　その中で箔の目の周りに検査剤を塗り、暗室でその部分に光を当てたら………



ただでさえ箔は目玉のあんちゃんなのに、その大きな瞳が暗闇の中でキラキラと輝きだしたのです。　「箔が少女漫画のヒロインに………」そのような場面に突然出くわした箔母さんは、笑いを堪えるのに必死だったそうです。
さて、肝心の診断結果のほうですけど………目のふちが赤いのは、例の乱闘の興奮で充血しただけで、外傷はないということだそうです。　それでも、いちおう目薬を処方してもらいました。

ケガと治療代はたいしたことはなく、近所との兼ね合いもあるので、今回の件は不問に付すことにしましょう。　それでも次に同じようなことがあったとしたら、こちらからも遠慮なく訴えることにしますからね。　いや、ケアン君がいつ奇襲を賭けて来てもいいように、ワンコのリフトアップのシュミレーションはやっておくことにしましょう。

今年の高校野球

こんばんは、箔ですワン。
今年もお父さんの好きな高校野球の季節がやって参りましたワン。　昨年は、お父さんの母校の新居高校は接戦の末に敗れ、そのおかげで今夏まで１１連敗と長いトンネルが続いているのだ。



それでも、そのチームには明るい材料があります。　昨年のエースや主力の選手が残り今年は期待できるとのことなので、今年こそはお父さんの狂喜乱舞が見られるかも知れないのだ。　そうしたら、おれっちにも祝勝祝いの美味しいご飯かおやつが回ってくるかも………　今回は高校野球ということで、「はむ」の改名のオマケは付いてきそうもないので、おれっちも純粋に応援するのだ。どうか勝ちますように～　では、このあたりで球場に行っているお父さんに中継を繋ぎますワン。お父さん、そちらの様子はどうですか～？

はい、こちらは白黒茶々です。
私が今回やって来たのは、浜松市にある浜松球場です。　炎天下の中とはいえ、スタンドは地元の多くの高校野球ファンで埋め尽くされています。



さて試合のほうですけど、序盤はお互いに様子を探り合い、こう着状態が続きました。　しかし、中盤あたりから強豪校は底力を発揮し始め………



ピッチャーの投球は冴え渡り、アウトを積み重ねていきました。　さらに………



打つほうもヒットを量産しまくり、得点を増やしていきました。　そしてついに………



試合のほうは１０対１の７回コールドで幕を閉じました。　やっぱり今年の浜松商高校は強いですね～　えっ、私の母校は新居高校ではなかったか、ですって？そ、それは………

実は今回に限って、同校は私の都合の悪い日のくじを引いてくれたので、その代わりに他の高校の試合を観に行ったのでした。　ところで、肝心の新居の試合結果はというと………



延長戦の末、１対３で敗れてしまいました。　これで１２連敗が確定しました。

どうか来年こそは初戦突破できますように～　（かしわ手のつもり）それから、できたら私の都合のいい日程でお願いしま～す。　　

フク福社長との対面

こんばんは、白黒茶々です。
私の職場には、看板猫がいます。　その名はフク福社長といい、今回は箔日記初登場だというのに、すでに１５歳の老猫なのです。　



今から１５年ほど前のことになりますけど、私は瀕死の状態で家に迷い込んできた猫を保護しました。　その時その猫は左前足と右後ろ足がぶら～んとしている状態で、とてもじゃないのですけど自分で歩くことはできませんでした。　不憫に思った私と家族のみんなは彼を獣医さんに連れて行き、とにかく怪我が治ることを願っていました。しかし、後ろ足はなんとかなったのですけど、前足のほうは神経が切れていて、元通りにはできないというのでした。　そのような状態ではとてももらってくれる人は現れないだろう………ということで、結局その猫は実家兼職場で飼うことになりました。



「不憫なこの子にも福が訪れますように～」という願いを込めて、名前はフクにしました。左前足の障害は生涯残るということでしたけど、神経が通ってなくて動かすことにできない足を切断するのはあまりに忍びないので、結局、地面に引きずってもいいように包帯等で保護しておきました。



「足を切断しなくて済むのなら、包帯を換える苦労は厭わない」と言って、毎日フクを気遣ってくれたお母さん、本当にお世話様でした。　フクのほうも家族や猫好きのお客さんの愛情に応えようとしていたのでしょうか、とても愛想がよく人の言うこともよく聞き分けていたので、たちまちお店の看板猫になっていきました。　



それから１５年が経ち、その間に私は新居（いや、正確には中古住宅………　）を構え、そこで箔の登場となったワケです。「せっかくなのでその両者を対面させてみたい　」と願うようになったのですけど、ここで新たな問題が発生してしまいました。ここ最近になって、フクの左前足が壊死し、それに伴って出血が止まらないようになってしまったのです。　しかし、高齢なのでその足を切断手術するのはあまりにもリスクが大きすぎます。　だからといって、これ以上放っておいたら、壊死が拡大するか毒素が全身に廻ってしまうか、それ以前に出血多量で命に関わる恐れがあるので、早急にその後の対応策を考えなければなりません。「どちらかに決めたとしても、フクの身に危険が………ああっ………」
結局、私たちは意を決してフクを獣医さんに連れて行くことにしました。そしてそのまま即入院・手術という流れで進んでいき、その後のフクの経過は順調そのものでした。そして獣医さん指定の日に、母と姉がフクを迎えに行きました。「もうすぐフクに逢える　」私もそのことをとても楽しみにしていたのですけど………

フクの容態が急変し、危篤の状態になってしまったのです。母たちによると、フクは体温が下がり、彼女らの呼びかけには一切反応を示すことなく、もうすでに死んでしまったのではという状態だったそうです。　できることなら一度でいいから箔と対面させてみたかったのに………　もうこうなってしまったら、後は獣医さんに任せて、私たちはフクが元気になることを祈るしかありません。

そしてその翌日は日曜日だったのですけど、その夕方に姉から電話がかかってきました。まさか………　しかし、その声は意外と明るかったのです。「その様子だと、いい知らせみたいだね　」やはり、フクが奇跡的に元気を取り戻し、無事に退院したという報告でした。　あれからずっと心配していただけに、そのときの私の喜びは表現のしようがありません。とにかくよかったです。　（うれし泣きです）



その翌日、私が目にしたフクはまだこんな痛々しい状態だったのですけど………それから徐々に元気を取り戻し、数週間後にはすっかりよくなりました。もちろん、三本足になってもうまく歩いてくれたので、もう安心です。　そして晴れて箔と対面させる機会に恵まれました。ちなみにフクは、以前一緒に飼っていたシベリアンハスキーのリキとは仲が良かったのですけど、ミックスのタロにはなぜか敵対心ムキムキでした。　果たして、今回はどのような反応をするのでしょうか？お待たせしました、いよいよご対面です



シャーーーーー！　ま、まさかいきなり威嚇されるとは………　しかし、しかしですよ、これほどまで元気になったということは大変喜ばしいことではありませんかっ　今回は強引ではありますけど、めでたしめでたしということにしておきましょう。　

羞恥心、いました。

こんばんは、白黒茶々です。
最近、おバカキャラをウリにして、人気急上昇中の羞恥心という三人グループが出回っていますよね。また、彼らの歌う「羞恥心」という曲もヒットしたのですけど、それに続く二曲目もリリースされたそうです。
そのメンバーのうちの一人で、向かって右端にいる野久保直樹さんが静岡県出身とのことです。三人の中では、最も地味な感じがするのですけど、それってひょっとしたら、そのメンバーの中で一番賢いということでしょうか？　とにかく彼の証言を基にして、そのことが本当かどうか確かめてみることにします。



こちらに取り出したるものは、私が毎年買っている高校野球静岡大会のプログラムです。　野久保さんによると、興誠高校が強かった頃そこの野球部員だったそうです。



果たして、この冊子の中に彼の名前があるかどうか。　ペラペラペラッとめくっていったら………



しっかりといましたよ　しかも、キャプテンをやっているではありませんかっ　また、彼がそこの野球部に在籍していた頃の夏の選手権大会の戦跡は………
☆野久保君一年時………準優勝
☆野久保君二年時………ベスト４敗退
☆野久保君一年時………３回戦敗退
………でした。なんか、だんだんと弱くなっているような気もするのですけど。　ちなみに同校はその後勢いを吹き返し、その三年後には初めて甲子園の土を踏んでいます。

話は元に戻って、彼は最近ある番組で静岡県限定のファミリーレストランについて熱く語っていました。　その名はズバリ、炭焼きレストランさわやかです　



メニューの中では特に、客の前で肉の塊の状態のものを半分に切り、熱いプレートにジュ～っとおさえ付けて焼くげんこつハンバーグがオススメだそうです。　



そうそう、げんこつハンバーグは焼いているときに服に油が飛び散らないように、お客さんは紙のシートを立てて待つのでしたよね。　さらに野久保さんは「実家から徒歩二分のところにお店があるので、二日滞在している間に三回食べに行った　」ということも誇らしげに語っていました。



実家からお店が近いなんて………とか思っていたら、私の実家からまさしく徒歩二分ぐらいのところにもさわやかがありました。そういえば、私も最近そのお店で食べてきたばかりでした。　野久保さんのレポートにさらに付け加えるとしたら、ブレンドコーヒーがおかわり自由というところがグー　なのです。　ちなみに私は食前、食事中、食後の合計三回コーヒーを飲んでいます。

皆様、静岡県にお越しの際はぜひ「さわやか」にもお立ち寄りください。　………って、いつの間にか野久保さんを差し置いて私のほうが「さわやか」について熱く語ってしまいました。　げんこつハンバーグの鉄板の熱さに免じて、どうかさわやかにお許しくださいませ。

箔、初花火見物で吐く

こんばんは、箔ですワン。
前のネタにも出てきましたけど、我が家では毎年この時季になると七夕飾りを出しているのだ。　笹の葉が家の色と同化してしまいましたけど、わかりますかワン？



その中におれっちの願い事もぶら下げておいたのですけど、気付いてもらえたでしょうか？あ、そういえば書き忘れていましたけど、できることならそのお出かけ先は、おれっちにとって楽しいところでお願いしますワン。



は～い、ここで私こと白黒茶々の出番です！
なになに、「たくさんおでかけできますようにワン」ですって　その願い、さっそく今夜にでも叶えてあげようではありませんか　箔ちゃや、期待して待っていなさいよ～
浜名湖に夏の訪れを知らせる海開き弁天島花火大会。　そのイベントでは毎年３０００発の花火が打ち上げられ、多くの見物客で賑わっています。今回はそちらに箔を連れて行こうというのです。

そして、その日の夕食後にその計画を決行することになりました。やはり今回も箔はクレートを見たら、お約束の狂喜乱舞をし、さらにそのフタを開けたら、全力でその中に飛び込んでしまいました。　そのまま私たち一家は車で花火の上がっているほうに向かったのですけど、さすがに湖畔は身動きが取れなくなるほど混んでいるので、毎年行っている隣町の運動公園のスタンドに陣取りました。　



おおっ　今回もいい感じで花火が見えますね。　大輪が開いてから音がするまでの間が少し開いているのがタマにキズなのですけど、そのあたりはご愛嬌ということで。　ところで、そこでの箔の様子はというと………



初めての慣れない場所、初めての花火の迫力に取り乱している様子でした。　暗闇で白い物体が右往左往しているサマは、幻想的………ではなく、肝試しの幽霊役、いったんもめん、オバケのＱ太郎、………とにかく私が思い描いていた「人と犬との楽しい花火鑑賞」の絵からは大きく逸脱していました。　そのうち、箔はゲロッと吐いてしまいました。　どうやら興奮しすぎたみたいです。



しかし、それからしばらく経ったら花火にも慣れたのでしょうか？その後、箔は冷静さを取り戻し、落ち着いて鑑賞していました。　見始めてから４０分ほどで花火は終了してしまったので、さっさとその場を撤収し、見物客が襲い掛かってくる前にスタコラサッサと帰路に就きました。　
人間にとっては楽しかった今回の花火見物、果たして箔にとっては「当たり」だったのでしょうか？

それから間もなくして、七夕飾りのほうになにやら新しい願い事が付け加えられていました。せっかくなので、その内容を見させてもらうことにしましょう　なになに………



「けがはえますようにワン」ですか………　う～む………なかなか切実な願い事ですね。　

今年の夏は淡塩味！

こんばんは、白黒茶々です。

今年も七夕の時季になりましたね。しかし、七月七日は全国的に曇りで、天の川を仰ぐのは難しい空模様となってしまいました。　そのような中でも、我が家は例年通り七夕飾りを出しました。　その中身を見ていったら、あれっ、どさくさに紛れて何か一風変わったものがぶら下がっているではありませんか　



では、皆さんにもよくわかるように、その物体にもう少し近づいて見ることにしましょう。　カメラさん、お願いしま～す



チロルチョコの淡塩バニラ味ですか。この種のチロルは、ランちママさんからの口コミ情報にもあったので、ずっと気になっていました。
塩バニラといえば………確か昨年の夏あたりにも出回っていましたね。ちなみにそのときのチロルは塩バニラ味でした。さて、今回の本題は淡塩バニラチロルですよ。私は今までの慣例に則って、今回もチロルチョコを求めてコンビニに走りました。すると、目的の淡塩バニラチロルは、レジの前にポンジュース味のチロルとともに置かれているではありませんか　今年の夏はこの２味で勝負といったところでしょうか？私は淡塩バニラチロルを買って帰りました。

そのパッケージを見てみたら、播州赤穂の塩を使用とありました。んんっ　今ひらめいたのですけど、「使用人が塩を少々使用しようなんて、仕様がないこと」なんていかがでしょうか？　………あ、あれっ　さ、さて次にいきましょう。　今回のチロルの味は、ソフトクリームがモチーフになっているとの謳い文句がありました。なんか昨夏の塩バニラ味より塩の押しが弱いというウワサも聞いていますけど、果たしてどのような味がするのでしょうか？大変お待たせしました、さっそく試食タイムに入りたいと思いま～す　　むみむみ………



ちょっぴり塩味の効いたホイップバニラチョコに、柔らかな食感とマイルドな味のマシュマロを合わせ、それらをバニラチョコで包んでいる様子です。　また、三つの味がお互いに手を取り合って、束になって私に襲い掛かってきたという感じもしました。甘さ、しょっぱさ、滑らかさ、それらすべての味がいい塩梅で融合していて、まさしくソフトクリームを食べているようでした。　賛否両論あると思いますけど、このチロルは昨夏の塩バニラ味を超えています。さすがの私もこれにはかないません。

今回の検証でチロルチョコの奥の深さを思い知らされた私は、開発者のもとに弟子入りしたいという衝動に駆られてしまいました。　チロルハンターの戦いはまだまだ続きます。

不名誉な別名

こんばんは、箔ですワン。
ここしばらくは雨ばかりで蒸し暑い日が続いていますね。　常に毛がモコモコしているおれっちにとっては特にツラい時季ですワン。そのような中で、最近耳のあたりがかゆく、後ろ足で引っ掻いていたらかさぶたができてしまったのだ。　「それくらいならたいしたことないから、放っておいても大丈夫だろう」とお父さんも言っていることだし、気にしないことにしましたワン。ところが、かさぶたはその後、足や頭頂部にも確認され………



それらをうっかり引っ掻いてしまったおかげで流血し、おれっちの自慢（？）の白い毛が赤く染まってしまったのだ。　さらにそれらの患部は爛（ただ）れていき………




毛ごとゴッソリと抜けて、おれっちにはあるまじきハゲができてしまったのだ。　「こりゃあかん　」さすがのお父さんも観念したみたいです。

それから間もなくしてクレートが用意されたので、おれっちは今回も喜び勇んでその中に飛び込んだのだ。　今度はどこに連れて行ってもらえるのかな～　またカワイイ女の子や、楽しい仲間に逢えるといいな～　（※クレートを見た時点で箔はぶっ飛び、もうお出かけすることしか頭にない様子になってしまいました）そして、おれっちたちがたどり着いた先は………



前回に引き続いて、またしても獣医さんなのだ。ま、まあいいでしょう。前のときは少し「ちく」っとやられただけで、そのあとに「とてもおいしい」をもらうことができたので、おれっちは獣医さんのことを少し好きになったのだ。　そんな中でお父さんは「そういえば、予防や検査以外で獣医さんに来るのは初めてだのう、箔」なんてことを言い出したのですけど、まさか、今回は笑えるような内容ではないのかワン？とかなんとかいっているうちに、おれっちたちの番がまわってきたのだ。

前回で獣医さんにすっかり慣れたおれっちは、診察台の上に乗せられても余裕の表情だったのですけど………いきなり頭頂部周辺を刈り上げられ、さらにカサブタごと毛をブチッ　とやられたので、思わず
ガウッ！（痛っ　コノヤロー）
と、牙を見せてしまったのだ。　それもほんの一瞬のできごとだったのですけど………　たったそれだけで、おれっちは獣医さんの手によって口縛りの憂き目に遭ってしまいましたワン。　やはりあとに付け加えた「コノヤロー」がいけなかったのでしょうか？その後治療は、患部の洗浄、消毒、点薬と続き、それらが終わったところでようやく口封じの刑から開放してもらったのだ。　そして、診断の結果は………



毛穴の中を出入りするニキビダニが原因とのことです。このダニは、どの犬にも付いているのですけど、何かの要因で抵抗力が弱まったりすると、表情が出るそうですワン。その治療法は、毎日薬を飲み、週一回の注射を受けなければならないとのことです。　そして、家に帰ったら、そこで留守番をしていたたつぴに………
「ハゲ　」と言われてしまったのだ。　ええっ、箔じゃなくてハゲなのですか………そりゃー、確かに獣医さんを通る前よりハゲが強調されていますけど。　とかなんとかやっているうちに………



お待ちかねの、投薬の時間になったのだ　今回の薬には、フィラリア予防薬のような細工は見つからないのですけど、なんとなく美味しそうなので男らしくバクッといくことにしたのだ。

全治二ヶ月の今回の症状、果たして次のワンコの交流の機会までには間に合うのでしょうか？少なくとも「あっ、ハゲ（箔）だ」と言われないようにしておかなければいけませんね。　　

夢の枇杷収穫

こんばんは、白黒茶々です。
私には昔から、一戸建てに住むようになったら、庭に実のなる木を植えるという夢がありました。　そして今から５年ほど前にその念願が叶って、現住居に越してくることができました。　そうしたら、あとはお気に入りの木を植えるだけです。　さんざん悩んだ揚げ句「育てやすいだろう」という理由から、枇杷（びわ）と楓（かえで）の苗木を植えることにしました。いや、楓はあくまでも観賞用なので、食用目的ではありません。「白黒茶々さんなら食べかねない」という声が聞こえてきそうだったので、前もって断わっておきますね。　



それから４年ほど経ったら、ようやく枇杷の木に初めて花らしいものが付きました。　これがやがて実になってくれれば………よしよし　しかし、その枇杷は、これもまた一戸建てと並列して夢だった犬（箔）の手荒い剪定によって、枯死寸前の状態にまで追い込まれてしまいました。　



思いっきり叱ろうとしたのに、そんな顔でお願いされたら………　結局、私の苦笑いとともに、箔は不起訴処分となりました。

一方、瀕死の状態の枇杷の木は、その後箔よけの柵で囲み、様子を見守ることにしました。どうか復活しますように～　（かしわ手のつもり）　すると、それからしばらくして見事に再生したではありませんか　枇杷の木はその後も勢いを増し………　



それからさらに１年後の昨年末には、初めて本格的に花が付きました。　それはやがて実に成長していき………



私の期待はさらに高ぶりました。　摘果したのは４、５粒ほどですけど、あとはそれらが熟して食べごろになるのを待つだけです。

ところが、今度はアリと鳥によって、せっかくなりかけた実が食い散らかされるという被害に遭ってしまいました。　さすがに今度ばかりは、彼らが「笑ってゆるして～　」と懇願してきたとしても、許す気にはなれません。　しかし、このまま黙って見ていたら全滅してしまう恐れがあるので、少し早めでしたけど、まともそうな実を収穫して食べることにしました。　私の想いが詰まった枇杷の実は、果たしてどのような味がするのでしょうか？



ぐ………やはり食べれるところが少なく、チマチマといかないとダメみたいです。さらに、甘みがほとんどなくて酸っぱいではありませんか。　こんなハズでは………

来年には、我が家の枇杷の木には今回よりたくさんの実がなることを期待しているので、それまでに外敵対策を考えておかなければなりません。もしいい実が付いたら、箔にも食べさせてあげることにします。