波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

野球と銅像と私

2009-08-29 00:24:09 | Weblog
こんばんは、箔ですワン。
今回は白黒茶々家のお盆休みについて触れてみようと思いますワン。


       パソコンをあやつる、おれっち

お父さんのお盆休みは四日間なのですけど、その前半は昨年と同じように一人旅に行ってしまったのだ。 「箔や家族には過酷だから………」とか言っていましたけど、果たして今回はどのような内容なのでしょうか?



では、お父さんを中継で結んでみようと思います。 お父さ~ん、そちらの様子はいかがですか?


はい、白黒茶々です。
私は、連休初日のお昼前に家を出発して、現在は東京ドームのほうに来ております。 本日はこちらで、北海道日本ハムファイターズオリックス・バファローズの試合を観ることになっています。 ちなみに東京ドームはハムの準本拠地で、ホームゲームが行われるというコトで………



今回は私も、ホーム用の白いユニフォームを身にまとって応援に挑みます さあ、私が目指しているライト側外野席は観衆ですぐに埋まってしまうので、席の確保を急がなければ~



しかしそんな私の目の前に、いきなりリアル原監督が立ちはだかったのです。 「これがウワサの………」これは、ドームにあるアディダスショップがご本人を忠実に再現したもので、ゴム人形とはいえ、その質感はとても生々しいです。 ちなみにこのポーズは、原監督がお得意のグータッチをしているところなのです。
どこかのお父さんが、子供に「写真撮ってやるで、そこに立って」と促しても、「怖いでヤダ 」と怯えられる始末。せっかくなので、私も監督と記念撮影をしておきましょう。はい、ポーズ。   パシャッ



相手が人形だというのに実際に触れてみたら、なんか情熱的な熱いものを感じました。 「こいつは生きているかも」  ………なんてやっている場合ではありませんでした。 とにかく急げ~


    ファイターズのマスコットキャラクターのB☆Bです

試合開始1時間前とはいえ、すでに外野席は空席を見つけるのが大変な状態でした。それでも、なんとか確保することができましたよ。 そして、いよいよ試合が始まりました。



日本ハムの先発投手は一軍に昇格したばかりのスウィーニー、対するオリックスは平野でした。しかし、スウィーニーは序盤から相手打線に打ち込まれてしまいました。 一方のハム打線は、初回にいきなりノーアウト3塁2塁のチャンスを作ったりしても、なかなか点が入らず。 3回表を終わって0対4とハムにとっては劣勢だったのですけど……… そこから猛反撃が始まり、中盤に逆転に成功



私のいるライトスタンドは、それはもう大盛り上がりでしたよ。



結局、8対4で我らがハムが勝利を納めました。 そのおかげで試合が終わったあとも、ハム側応援席は余韻に浸っていました。「こういう時、帰りの時間を気にしないでいいのは、助かるよね 」 ………というのは、そのあとに新宿駅から23時台に出ている臨時快速夜行列車のムーンライトえちごに乗って、今度は新潟方面に向かうことになっているからです。

そして私は新宿駅にたどり着いたのですけど、こちらの駅もたくさんのホームが入り組んでいて、なかなか侮れませんでした。



そのような状況の中で、ようやくお目当ての列車を発見することができました。 あとは、目的地にたどり着くまで寝て過ごすだけ、むにゃむにゃ………



そして翌朝の5時少し前には、予定通りに新潟駅に到着しました。 しかし、朝食を食べられるようなお店はまだやってないので、少し離れたところにある、私の気になるある所まで散歩することにしましょう。 勢いでそちら方面に向かったのですけど……… 30分歩いてもなかなかそれらしいところにたどり着きませんでした。 「引き返そうかな」と思いつつ、さらにもう10分歩いていったら………
いましたよ 私の逢いたかった人たちが。 (うれし泣きデス) 果たして、それは何かというと………



水島新司マンガストリートです。 彼はここ新潟の出身で、代表作の「ドカベン」が地元の新潟明訓高校をモデルにしていることから、その作品に出てくるキャラクターなどが銅像になっているのです。 貫禄充分なこちらの方は、あぶさんこと景浦安武さんですね。では、僭越ながらそれぞれの像と一緒に、私もポーズを決めてみることにしましょう。



まずは「ドカベン」の山田太郎君です。 なかなかのヘッドスピードですね、バットもしなってますよ。 私も一緒に、カッキーン



次に、同作品の岩鬼正美君と共演させていただきます。



彼のこのポーズは「予告ホームラン」か「よっしゃ、打ったるで~ 」ってトコでしょうか? 彼がいつも葉っぱをくわえているのはいいとしても、なぜくたびれた学生帽をかぶり続けるのでしょうか?

最後に、「野球狂の歌」の女性選手の水原勇気さんをご紹介します。 彼女とマッチするポーズといったら………


      「ひょおおおお~~~!」

なんか、私の口がタコチューになっていますし、このようなポーズしか思いつきませんでした。 勇気さん、ゴメンなさい。
このような銅像たちと共演すると、つい弾けてしまいますよね。 通行人も増えてきたことですし、そろそろ退散することにしましょう。



早朝の散歩のあとは、駅近辺でモーニングセットのプレーンドックのコーヒーセットにコーンパンを付けたものをいただきました。 アツアツのソーセージと、いい香りのコーヒーは、私に朝の活力を与えてくれます。

この後、いよいよ今回の旅行の本命となるところに行くのですけど、そのお話は次回ということでご了承くださいませ。

余談になりますけど日本文理高校、甲子園を舞台にした第91回全国高校野球選手権大会での準優勝おめでとうございます。 お隣、愛知県の中京大中京高校が同じように決勝戦に進出しながらも、私は新潟県に旅行に行った縁から、そちらのほうを陰ながら応援していました。 新潟県勢初の決勝進出も立派なのですけど、その試合では負けてしまったとはいえ最後の粘り(9回2アウトランナーなしから一挙5点を返して1点差まで迫った)は素晴らしかったですよ。 球児のみんな、感動をありがとう。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「最近の白黒茶々さんは、銅像に凝っているのでは?」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1,2のラジオ体操

2009-08-26 00:14:58 | Weblog
こんばんは、箔ですワン。
おれっちの住んでいる地域では、毎年夏休みの最初と最後の各一週間に、小学生を対象としたラジオ体操が行われているのだ。


おれっちが首にかけているのは、ラジオ体操の出席カードなのだ

ウチのお父さんが小学生だった頃は、夏休みは毎日やっていたそうですけど………
 ラジオ体操が現在のような日程で組まれているのは、やはりこれから始まる長期休暇に備えて、準備段階の役割を果たしているのでしょうか? とにかく、ラジオ体操は毎朝6時30分に始まることになっているので、その期間中はたつぴにも早起きをしてもらいましょう。
………とは言っても、以前からおれっちの朝の散歩もその時間に合わせて行くようになっているのだ。 つまり、たつぴと一緒に家を出て、ラジオ体操の会場となっている近くの神社の境内に彼を置いてから、そのまま散歩になだれ込んでいくというのが、基本パターンなのです。



その日も、おれっちの視線の先には………



ラジオ体操をする少年少女たちの姿がありましたワン。 そういえば、以前にお父さんがその中に飛び入り参加したことがあるそうな。 その際、冒頭の「ラジオ体操の歌」はカンペキに歌えたみたいですけど。(いや、本当にそいつを歌う小学生は、今も昔もいませんでした )

一方、メインの実技のほうですけど、お父さんの場合、細部があやふやで、突然動きがぎこちなくなることも多々あるみたいです。 それから、お父さんは二度目のラジオ体操があると、夏の、いや、夏休みの終わりを感じるらしいですワン。おれっちの場合は、夏休みが終わったら、秋休みに突入………というよりは年がら年中休みなので、毎週日曜日の夕方に多くの方たちが陥っているサザエさんシンドロームみたいな感覚はイマイチよくわからないのだ。 むしろ秋になったら、オフ会や展覧会など多くのワンコと触れ合うイベントが目白押しなので、そちらのほうが楽しみですワン。 それから、お父さんから皆さんにお知らせがあるみたいなので、このへんで交代しますね。ではお父さん、どうぞ~


はい、白黒茶々です。

皆さんは365日カレンダーというのをご存知でしょうか?自分ん家のワンコ等を、好みの日に登録しておき、それで一年分の数が溜まるとカレンダーができるという代物のことです。

私もさっそく、箔の誕生日の2月18日に彼を登録しておきましたよ。 えっ 「前回の日記の流れからすると、8月9日の『はくの日』にしたほうがよかったのでは?」ですって スミマセン、空気を読まずに突っ走ってしまいました。 ちなみにどの写真を使ったのかは、そちらを開けてみてからのお楽しみということで。 

たくさんのスピッツでカレンダーが埋まる光景は、夢のようではありませんか?登録がまだで、「我こそは 」と思われた方は、ぜひ365日カレンダーに加担してみてください。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 ラジオ体操も365日カレンダーもいいな~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はくの日イベント・後編

2009-08-22 00:28:20 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
前回、電車の遅れに動揺した私は、ヘタに動いて傷口をさらに広げてしまいました。 果たして、無事に帰ることはできるのでしょうか? 結局、思ったほど遅くならずに済み、23時台にはなんとか自宅に帰ってくることができました。


     おれっちの日に間に合って、よかったのだ

そうしたら、今から「はくの日」イベントをやることにしましょう ちなみに、その日に備えて今回用意したのは、ワンコ用ケーキです。



ケーキを目の当たりにした箔は、満面の笑みを浮かべながらまん丸くなりました。 


    早くおあずけを解除してくれ~なのだ

それでも、ワンコのお勤めの「まて」を省いてはいけません。う~む、もうそろそろいいかな。「さあ、お食べ」



いつもだったら、食器の外に出して食べるのですけど、ひょっとしたら今回は多少は品が上がっているのかも知れませんね。



う~む、そうはいきませんでした。 やはり今回も豪快な食べっぷりを見せてくれましたよ。

今回の「はくの日」イベントは、前フリが長かったワリには本題のほうが一瞬で終わってしまいました。 いや、実はまだ終わってはいないのです。先ほどのケーキは箔母さんが買ってきてくれたものなのですけど、私のほうでもササミ入りご飯を用意していました。 しかし両方をいっぺんに与えてしまうと、盆と正月が一緒に来たような騒ぎになり、箔が鼻血を出してしまうので、祝賀イベントは二夜に渡っておこなうことにしました。



改めてその翌日、ちょっと豪華なご飯を用意しました。 そのご飯を目の前にして、またしてもゴキゲンな箔。今回も白マリモ化しております。


    早くおあずけを解除してくれ~なのだ

「まて」の間も焦点をご飯に集中させていますね。 しかしあまり焦らすと、床がヨダレの海になってしまいます。



そして「よし」の号令とともに、かっ喰らうことに。

なんか、このパターンはケーキの時とほとんど同じような気が……… そう言いつつも、私の手元には箔がご飯を完食するまでの記録が残っています。 通常のカリカリご飯のみの時間、2分3秒3。ササミのかかったご飯の場合、1分19秒7。後者は食器にくっついたササミを舐め取る時間も含まれているので、実際にはもっと早いということになります。 これらのことから、ササミ入りご飯は箔にとっては美味しかったということが証明されました。

またその日は、北海道のメルママさんのところのハク君の誕生日でもあります。 ハク君には、遠い空の下お祝いの乾杯をさせていただきます。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「はくの日」に間に合ってよかったと思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のはくの日

2009-08-19 00:46:29 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
7月23日は「ふみの日」、8月3日は「はちみつの日」など、日本の年間行事には多くの語呂合わせが存在しています。 ちょっと前のことになりますけど、8月9日(はくの日)も、その中に含まれます。 さて、今年の箔の日に私は何をしていたのかというと………



高校野球を観るために、甲子園球場に来ていました。 今夏はその日しかそこに行くチャンスがなかったのですけど、奇遇にも私の郷土の代表校の常葉橘高校が同じ日の第二試合のクジを引いてくれたのです  その試合を観るには、浜松を午前3時頃に出る臨時快速列車・ムーンライトながらに乗って……… 何回か電車を乗り継ぎ、8時30分頃には目的地にたどり着くことができました。
しかし、甲子園の天気は雨でした。 それでも、予定通りに第一試合は始まりました。



「このような中でやっていたら、泥合戦になるのでは?」やはり選手たちはぬかるみで滑りまくっていましたよ。 そのうち雨のほうもさらに激しくなり、試合は中断してしまいました。 雨の中待つこと約30分、審判団が下した決断は………



「雨足が弱まる気配が全く見られないので、降雨ノーゲームとします」というのでした。
「そんな………」
それでも、少しでも甲子園の雰囲気を味わうことができたので、ヨシとしておかなければなりません。

もう一つの目当てとして、以前から大阪の塔に登りたいという願望があったので、そちらに向かうことにしました。 今回私が選んだ塔は………大阪城でも通天閣でもなく、四天王寺でした。



このお寺は飛鳥時代に聖徳太子が建立したのですけど、度重なる戦火や戦災で焼けてしまい、五重塔や金堂などのメインとなる伽藍は、昭和になってから鉄筋コンクリートで復元されました。 ちなみに私は、こちらには16年ほど前に来たことがあります。



その日は千日参りの日となっていて、お寺の中心伽藍が無料開放されていました。 なので、さっそく五重塔に登ってみることにしましょう 実際に登ることのできる五重塔は数少ないのですけど、こちらの塔は急な螺旋階段を上がっていくようになっているので、けっこう足にきます。 



それだけではなく、登りつめた最上階は安全対策からでしょうか、窓が締め切ってあったので、汗が止まりませんでした。



あと中心伽藍の北側には、江戸時代に建てられた六時堂という建物があります。 その手前の池の中をのぞいてみると………



おびただしい数のカメが鯉のようにエサに群がっているではありませんか 私は思わず
「何これ!?」
と叫んでしまいましたよ。 そうだ、珍百景の番組にこの光景を投稿してみましょう。 果たして、採用してもらえるでしょうか?

以上で天王寺さんの参拝は終わりですけど、まだ何か物足りないような気がしてなりませんでした。 こうなったら、やっぱり………



その時たまたま京セラドーム大阪でやっていた、プロ野球のオリックス対ロッテの試合を観に行くことにしました。



しかし、なぜレフト側の外野自由席に座っているのかというと……… そのあたりが空いていたから、いや、ビジターチームのロッテが日本ハムの次に面白い球団だからということにしておきましょう。



さて試合のほうですけど、オリックスが1点リードしたまま終盤へと向かっていきました。9回も1アウトまでいったところで、ロッテの主砲の大松が逆転2ランホームランを放ち、3対2でロッテが勝利をおさめました。 最後に見せ場があって、観ているほうとしてはとてもスッキリしましたよ。

そうそう「はくの日」のことを忘れてはいけませんね。その祝賀イベントをやるためにも、早く帰らなければなりません。 ところが、帰りの電車は信号の異常とかで大幅に遅れるというのです。 やっと来た電車に乗ったところまではよかったのですけど、京都駅で「次にあの電車に乗り換えるよ」とか言っている親子連れに思わず付いていってしまいました。その時の私は、そちらから正常な快速列車でも出ていると思ったのでしょうか?彼らの目指す先に、私の思惑とは全く関係のない電車があるのを見て、ようやく我に返ったのですけど、時すでに遅く、私が先ほどまで乗っていた列車はその駅を走り去っしまいました。 そのおかげで、さらに待ちぼうけを喰らうことになってしまったのです。ひょっとしたら、日付変更前に帰れないかも知れません。


     お父さん、早く帰ってきてくれ~なのだ

果たして白黒茶々は無事に帰って、8月9日以内に「はくの日」イベントをおこなうことができるのでしょうか?次回に続きます。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「白黒茶々さん、何やってんだ~」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憧れの崖っぷち犬

2009-08-15 09:54:14 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
前回の話の中でも少し触れましたけど、今回白黒茶々家は箔を連れてお城の跡に行ってきました。 ちなみに今回最初に立ち寄ったのは、鳥羽山城というところです。このお城は、武田氏の手に渡った二俣城を奪還するために、徳川家康がその向かいにある山の上に築いたものです。 その様相は、簡単な造りの砦だと思われていたのですけど、その後の発掘調査の結果、幅6メートルの大手道や、庭園跡などが出てきたので、かなり華やかなものだったと推測されます。



そして本丸の入り口の、箔の後ろには立派な石垣が見られます。 その城跡は現在桜の名所にもなっていて、眼下を見渡すことができる位置に展望台が設置されています。せっかくなので、こちらでも写真を撮っておきましょう。箔、はいポーズ  チャッ



しかし、箔のバックには手すりしか写っていないような気が………



その背後には、このような景色が広がっているのですよ~



さらに城内を廻ってみることにしましょう。



こちらの東屋からは、眼下に天竜川の流れを見ることができるのですけど、この写真では少しわかりづらいですよね。 私は今回のテーマにもなっている崖っぷち犬の写真を撮りたいのですけど、このお城にはそのようなロケーションが見つからないので、次の目的地に向かうことにします。



ということで、やって来ました二俣城 こちらのお城は、武田氏と徳川氏の攻防戦の舞台となったところでもあります。 前回も触れましたけど、大久保忠世が城主のときに預かりの身となっていた徳川信康は、ここで自害して果てました。

そのような悲しい歴史のあるお城なのですけど、その城内にがけっぷちに相応する場所がありました。 箔の後方に写っている天守台の石垣ですよ そこに箔を置いておいて、崖っぷち写真を撮ろうというのです。 崖っぷち犬といえば、百妹ちゃんが得意としていますね。 私はそのようなことを、箔でやってみたいとずっと思っていました。 なお、この崖っぷち写真を撮るには、いい具合のロケーションだけではなく、被写体となるワンコの断崖上での度胸とポーズ力、それに「まて」のカンペキ度の高さが要求されます。



そういうワケで箔、そのあたりで「まて」しなさい。 よしよし、崖っぷち耐久度は大丈夫みたいだね。私はそのまま天守台の下のほうに移動し始めました。 しかし………ああっ、私のあとに付いてきてたらダメじゃないですか。 箔のほうは「お父さん、どこ行くの~ 」という表情でした。

では、もう一回挑戦してみることにしましょう。 今回も私は、天守台の上で箔の動きを封じました。よしよし、そのままだぞ~ そして、単独で石垣の下まで移動することに成功しました。 あとはシャッターを切るだけです。
ところが、下界に私たちがいることに気付いた箔は「みんな、そっちにいたの~、おれっちも行くからね~」とか言って、石垣を駆け降りようとして、前足を掛け始めたのです  「わ~~~ バカなマネはやめなさ~~~い 」私が全力で天守台の石垣を駆け上がっていき、事なきを得ました。



結局、箔が「ひよどり越えの逆落とし」未遂をす直前に、一枚撮れただけでした。今度は崖っぷちから飛び降りる写真を目指して………って、そんな危険を含んだ撮影会はやめておきます。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 崖っぷちはコワイヨ~という方は、こちらに投票してやってください。

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み特別企画、築山殿の長男信康

2009-08-12 00:04:27 | 人物伝
こんばんは、白黒茶々です。
箔日記を読んでいると、たまに出てくる歴史のお話。 その中でも今回はある人物について触れてみようと思います。………とはいっても、すでにタイトルにその名前を出してしまいましたけど。 ということで、前回の築山殿に引き続いて、第二弾の今回は徳川信康に焦点を当ててみようと思います。



このような感じで彼の肖像画が残されているのですけど、こうして見ると、切れ目でなかなかのイケメンですね。 信康は、家康と築山殿の長男として、永禄2年(1559年)に生まれました。また、彼は生涯の後半は岡崎城の城主だったということもあって、岡崎三郎信康とも呼ばれていました。


        またまた出ました!岡崎城

築山殿のところでも触れましたけど、彼は後に織田信長の娘の徳姫を妻として迎え入れました。将来は徳川家の跡取りとして期待されていたのですけど……… 徳姫が父信長に宛てて出した「信長の十二箇条」によっていろいろと疑われ、21歳の若さで二俣城で自害させられてしまうのです。
徳姫が姑・築山殿と夫・信康に対しての不平不満を綴ったというその書状の内容はというと………

○信康は気性が荒く、日頃から乱暴であるということから始まって………
○領内の盆踊りで、踊りの下手な領民を弓矢で射殺した。
○鷹狩りの場で、うっかりそこに踏み入ってしまった僧侶に縄を付けて、なぶり殺した。
○徳姫の生んだ子が二人とも姫だったことに腹を立て、夫婦の仲が冷え切った。
………などなど。

さらに築山殿との関連で、甲斐(山梨県)の武田氏と内通していたという疑いがかけられたのですけど、どうもこの説はウソくさいです。 徳姫の書状を読んだ信長は、家康に信康の処分を申し渡したのです。結局、家康は信長の意向に従い、それによって信康は自害して果ててしまいました。その後、信康の亡き骸は二俣城の近くの清滝寺に葬られ、現在に至ります。

では、今回も彼にまつわる名所旧跡を廻ってみることにしましょう。 信康は、信長からの命令を受けた家康の手によって、岡崎城を追われ、大浜に追放されてしまいます。 さらに彼は、堀江(現在、遊園地浜名湖パルパルがあるところ)などの地を転々とし、二俣城に行き着くのですけど、………



私は、その二俣城に来ています。 このお城は、浜松市内でも山間部の天竜区にあって、その眼下には天竜川が流れています。市の中心部から離れたところにひっそりと存在しているということもあって、その日も静寂に包まれていました。 徳川幕府が開かれる頃には廃城になり、現在城跡には写真で見られるような天守台や石垣などが残っています。


    おれっち、そろそろ出てきてもいいですかワン?

なんか、一緒に白いものも写っていますけど、そちらのお話は次回にするということでご了承くださいませ~

話は元に戻って、信康は今から430年前の天正7年(1579年)の9月に、このお城で切腹させられてしまいました。その際、天竜川の流れに乗って逃げるという手もあったのですけど、彼は堂々と自害して果てたそうです。その史実があった場所に立つと、彼の無念さが伝わってくるようです。
また彼の廟所は、その近くの清滝寺にあります。せっかくなので、そちらのほうにも行ってみますね。



お寺の崖の上には、二俣城にかつてあったという井戸櫓が再現されています。それを眺めながら坂道を上っていくと………



山門が見えてきました。さらにその奥に進んでいくと………



信康廟(お墓)がありました。静かなところで安らかに眠っているみたいですね。そういえば関が原の合戦で、秀忠が遅参したときに家康は「信康がいれば、こんな思いをしなくて済んだのに とぼやいたという話を聞いたことがあります。築山殿のときとは違って、家康は彼の死をとても惜しんでいたみたいです。 しかし、なぜ彼は死に追い込まれなければならなかったのでしょうか?例の「信長の十二箇条」だけでは納得できないのですけど……… できることなら信長殿に直接聞いてみたいのですけど、そのようなことをしたらお手打ちは免れそうにないからなぁ

あと一つ、信康が信長の嫡男の信忠より優れていて、将来彼を脅かす存在になることを信長が恐れたという説もあります。信康の顔立ちを見ていると、そちらのほうが有力に思えてきて仕方がありません。 そのことに関連して、信長への忠誠心を家康に試したという説も浮かび上がってきました。

晩年の信長は「余を神として崇めよ」と唯我独尊状態で、誰も彼に逆らうことはできませんでした。 それに加えて疑心暗鬼に陥り、少しでも疑いのある者は、たとえ古くからの重臣でも、情け容赦なく処分するようになりました。 そのことに危機感を覚えた明智光秀は、本能寺の変を起こすことになったと思われるのですけど………
気が付いたら、信康の話が少々飛躍してしまいましたね。
前回に引き続いて今回も信長を悪役に回してしまいましたけど、またこの手の話を書く機会があったら、その時には彼をカッコイイ役にするつもりなので、どうかお許しくださいませ。

信康は、地元の二俣地区では現在でも多くの人に親しまれ、それは毎年秋の産業祭で信康の武者行列がおこわれるほどなのです。 戦国乱世の世の中に、短命のイケメン武将がいたことを覚えていていただけると、幸いです。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 信康にもっと長生きしてもらいたかったと思った方は、こちらに投票してやってください。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きらら君のこと

2009-08-08 00:05:31 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
5日にスピ仲間の晃良(きらら)君が天国に旅立ちました。今回は追悼の意味を込めて、未公開の写真も見ながらきらら君との思い出を振り返ってみたいと思います。

彼のことは、ブログを通して知りました。箔よりは年配のスピでしたけど、ふかふかの白い毛ときれいな瞳が印象的で、名前の通り輝いているイメージでした。果たして、実際の姿はどんな感じでしょうか?ずっと気になっていたのですけど、今年の4月のスピッツクラブ協会展で初めて対面するチャンスに恵まれました。その会場で私と箔の前に現れたきらら君は………



想像していた通り、いや、それ以上にイケメンでした。 それにしても、箔は彼の後ろで何をやっているのだか………



ルーファちゃんとの2ショットもいい感じですね。彼女を見守るきらら君の眼差しがとても暖かいです。



これは以前にも紹介しましたけど、きらら君の親戚のエルちゃんと並んだ姿もしっかりと撮ってありました。 これに箔が加わったら………



こうなってしまいました。



あと、きらら君が後ろ姿になってしまいましたけど、連スピの写真も載せておきます。手前から、箔、梅子ちゃん、チェリー君、きらら君です。

またきらら君と逢える日を楽しみにしていたのですけど、これが最初で最後になってしまいました。それでも、一度だけでも逢うことができてよかったです。きらら君が遠いところにいってしまって寂しいのですけど、いつか再び逢えると信じています。その日が来るまで、どうか私たちスピ仲間のことをその暖かい目で見守っていてください。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 もしよろしかったら、こちらに投票してやってください。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハッチロル発見!

2009-08-05 00:09:55 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
夏だ プールだ ということで、今回白黒茶々家は隣町の町営プールに来ております。



たつぴが乗っかっているのはタイヤのチューブの浮き輪なのですけど、ウチでは私が幼少の頃からそのようなものを浮き輪として使ってきました。 これはとても丈夫で、滅多なことでは破れたり穴が開いたりしないので、とてもいいですよ~ では、今から流水プールに浸かりに行………って、危うく肝心なことを忘れるところでした。



今回のテーマは、夏に贈るチロルこと昆虫物語みなしごハッチをモチーフにしたチロルチョコです。 「みなしごハッチ」とは、人気アニメの「ヤッターマン」を手がけているタツノコプロが、今から40年近く前に放送したアニメのことで、その後、続編が出たりしました。 その内容は………え~と ………最終回にハッチがママと感動の再会を果たすお話だったような……… スミマセン、ほとんど忘れてしまいました。

話はチロルのほうに移します。さすがにハチが題材になっているというだけあって、ハニートースト味や、ヨーグルトはちみつ味となっていますね。 さらに、内容量がハッチ個(8個)というところも、シャレが効いていてよろしい。

本当はハチを捕まえてきて、今回のチロルの演出に使いたかったのですけど、調教に難があるだけではなく、あまりにも危険なので、やむなく断念せざるを得ませんでした。
幼少の頃、私はハチの巣に悪さをしたうえに逃げ遅れ、顔面が故いかりや長介さんみたいになったことがあるので、ハチはちょっと怖いのです。 いかりやさん、そのお顔を変な例えに使ってしまって、ゴメンなさい、ついでにハチにもゴメンなさい。

では気を取り直して、今回のチロルを検証してみることにしましょう。 プールではナンですから、家に持ち帰ってからやることにします。まずは箔にそのチロルを見せてみました。すると………


     よくわからないけど、美味しそうなのだ

ワンコには食べられないものだというのに、こんなに期待に満ちた顔をしてくれるなんて、うぅ………

うおおおぉ~~~! 早くくれ~なのだ  ブンブンブン………

        「見せるだけ」なんて、言えない………

さらに、久しぶりにお得意のブンブンまで見せてくれて……… わかりました、ここは代わりにワンコ用のおやつを食べさせてあげますよ。



さて今回のチロルですけど、先に触れたように2種類の味のものが4個ずつ入っています。
まずは黄色のハニートースト味から………  もぐもぐ………
おおっ、甘いチョコの中から、はちみつとクラッカーが出て参りました。 それらはまさに、はちみつトーストを演出していますよ。 ちなみに、そのまろやかな甘さは砂糖ではなく、はちみつからきています。
次に、白いほうのヨーグルトはちみつ味をいただきます。  むしゃむしゃ………
なんと、ヨーグルトチョコの中身は、クリームとはちみつでした。 はちみつ入りヨーグルトは、朝食にいいからのう。

今回のチロルは、はちみつの味を充分に堪能できるトーストとヨーグルトが土台になっているということもあって、朝食を食べたような気分になることができます。 だからといって、朝にチロルだけ食べて「よし」としてはいけませんよ。 朝食はしっかりと取りましょう。
ちなみにこのチロルは、スーパーやコンビニに置いてあります。季節限定品なので、気になる方がいるようでしたら、そちらのほうにお急ぎくださいませ~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 はちみつとは、チロル社もなかなかやるなと思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の穴場

2009-08-01 00:39:24 | Weblog
こんばんは、箔ですワン。
暑い日が続いていますけど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? そのような状況の中で今回、お父さんが涼しいところに連れて行ってあげると言っていたのだ。 これは期待できるぞ~


   今回は、果たしてどのようなサプライズが………

そして、おれっちたちが向かった先は、浜松市内でも山間部の天竜区。 天竜川の支流の阿多古川沿いを走っていました。その川は最近、平成の名水100選に選定されたとのこと。 確かに、きれいな川なのだ。その阿多古川を眺めながらお父さんは、「昔、浜北に住んでいた頃は、夏になるとよく親にこの川に泳ぎに連れてきてもらったなぁ 」と思い出に浸っていました。おお この流れでいくと………

今からその阿多古川の河原に降りていって、水遊びをするのではっ 「うきゃきゃっ 冷たくて気持ちいいのだ 」ってね。それか、バーベキューなんかを始めて、よく焼けた肉をおれっちに食べさせてくれるとか。 それで、そこに居合わせた人たちがおれっちを見て、「うわ~白くてカワイイ犬」とか「スピッツですか~、思っていたよりもおとなしいですね」とか言って、褒めてくれたりしてね。

確かに、河川敷は涼しいところですね、しかし川遊びやバーベキューの道具を積んでいないみたいなのですけど……… するとお父さんは、川を越えたところにある細い山道を登り始めました。 あれっ、川遊びは………



この道、幅が狭くて断崖を走っているワリにはガードレール等がないのですけど。 さらに、運転手のお父さんまでも「対向車が来ないかドキドキするよ 」とか言ってるし、なんか、おれっちもドキドキしてきた~ そのような状況の中7分ほど祈り続けたら、視界の開けたところに到着しました。 そして、そこにあったものは………



小堀谷鍾乳洞という洞窟でした。確かに、お父さんの言う通りで涼しいところには違いないのですけど、まさかこのような展開になるとは想像もつかなかったのだ。



せっかくなので、洞窟の前ではい、ポーズ    カシャリン



この鍾乳洞は、全長が50メートル程とあまり長くないのですけど、照明が引かれていたり地面が舗装されていたりと、整備が行き届いています。 ただし常に無人で、照明の電源は見学する人が自ら付けたり消したりするシステムになっているのです。 それに加えて、ワンコの立ち入り制限みたいなものはないので、おれっちも入れるということなのだ。 ではさっそく、その洞穴の中に入ってみることにしましょう



おれっちは、なぜかそこでは気分が前のめりになり、先にグイグイと進んでいったのだ。



もしかして、前世はアナグマを追うダックスフントの祖先かも知れません。



洞内には天井の高い部屋があって、上からは湧き水が滴り落ちていて、それに加えてコウモリが飛び交っていました。 さらに、その奥へ続く階段があったので、そこを登っていったら………



なんと、外に出てしまいましたよ。 まさかこのような結末が待っていようとは、思ってもみませんでした。お父さんは「貫通式とは(聞いていたが)、このことを言っていたのか~」と、なんとなく知っている様子でした。 そこでお母さんはいきなり
「かえる!」
と叫びだしたのです。 かえるって言われても……… この洞窟のラストが気に食わなかったのでしょうか?それにしても、ここまで来ておいてから突然帰宅宣言しなくても~ お父さんも、おれっちと同じような疑問を彼女に投げかけていました。すると………
「ちが~~~う、こんなところでカエルの体当たりを足に喰らったのっ」
鍾乳洞にカエルがいるのか とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんけど、これほど開放的で湿気のあるところなら、カエルにとっても快適みたいですワン。

その後、おれっちたちは来るときに通った細く険しい道を引き返していきました。 やはり対向車が来ないことを祈りつつ。

今思えば、ワンコ入場可の鍾乳洞なんてそうそうないような気がします。 いや、ワンコを鍾乳洞に引き込もうとする飼い主のほうが珍しいのですけど……… いずれにしてもお父さん、今回は貴重な体験をさせてくれてありがとう~なのだ。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 洞窟探検も、たまにはいいかな~と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする