こんばんは、白黒茶々です。
今回は間持たせの小ネタではないのですけど、まだ私のスマホは修理から戻ってきていません。'それでも、最近観に行った映画の話なら、できないこともないのでは'と思い、やってみることにしました。'今回採り挙げる作品は、前回の映画レポートの予告編でも触れたのですけど………
映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」にございます'「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(略してニジガク)は「ラブライブ!」シリーズの3作目で、アニメ版は2期13話✕2が放送されました。'「ラブライブ!」といえば、女子高生がスクールアイドルの全国大会となるラブライブへの出場を目指すのですけど、ニジガクではソロ活動が中心となっています。'しかも、話を盛り上げるために(?)スクールアイドルたちの学校が存続の危機に晒されるのが定番となっているのに対して、ニジガクはお台場にあるマンモス校で、そのようなネタは組み込まれていません。'それに加えて、スクールアイドルの人数が「ラブライブ!」シリーズ史上最多で、1期では各学年3人ずつとマネージャー的役割りの高咲侑(CV: 矢野妃菜喜)を含めた10人だったのですけど、2期になるとさらに各学年1人ずつが加わり、13人もの大所帯となりました。
私は頑張ってその全員の顔と名前、特徴などはなんとか覚えたのですけど、声優さんや持ち歌までは手が回らないので、カンベンしてください。'それはさておき、アニメ版を全話観た私のような者に、「完結編」を謳った映画版を突きつけてくるなんて、販促、いや、反則だと思いませんか?'しかも、それは第3章まであるというではありませんか'これを観なければ、一連の「ニジガク」は私の中では完結しません。'ということで………
公開初日の9月6日の夜に、やって来ましたよ'県境を跨いだ愛知県の豊橋市にあるユナイテッドシネマ豊橋18に。'さっそく映画のチケットを購入しようとしたら……… あれ?会員割引が適用されない。'映画館のスタッフに聞いたら、この作品に限っては独自に料金が決められているそうです。う〜む、強気に出ましたね。'それはさておき、座席は確保できたので………
映画が始まる前に、腹ごしらえをしておきましょう'「前の時と同じような」と思われた方は、それ以上は突っ込まないでください。'画像は諸事情で使い回しなのですけど、今回はマクドナルドでもチキチー(マックチキン®️チーズ)のセットにしたのですよ。'さらに、ポテトは食べても食べてもなかなか減らないLサイズに変えてもらいました。'お腹と心が満たされたら、いよいよスクリーンに入場しますよ'その前には………
公開初日ということもあって、来場者への特典を手にすることができました。'しかも、「ニジガク」のメンバーの中では私が2番目に推している優木せつ菜(CV: 楠木ともり → 林鼓子)ではありませんか'300人規模のスクリーンには、平日の夜ながらも50人程入っていて、私が最近行った中では最も賑わっていました。'席に就いたら、皆さまにも映画館の雰囲気を味わっていただきたいので、これから上映される作品をいつものごとくピックアップさせていただきます。
まずは、映画「ふれる。」です'大ヒットした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」、「空の青さを知る人よ」を手掛けた長井龍雪さん(監督)、岡田麿里さん(脚本)、田中将賀さん(キャラクターデザイン・作画総監督)の3人がタッグを組んで新たに挑んだ作品は、「ふれる」という不思議な生き物と暮らす3人の青年の友情物語であります
秋(CV: 永瀬廉)と諒(CV: 坂東龍汰)と優太(CV: 前田拳太郎)の3人は、同じ島で育った幼馴染です。'東京・高田馬場で共同生活を始めた彼らは、20歳になった現在でも親友同士のまま。'それは、島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」が持つテレパシーにも似た力で、趣味も性格も違う彼らを結び付けていたからでした。'お互いの身体に触れ合えば、心の声が聴こえてくる。それは、誰にも知られていない3人だけの秘密でした。'しかし、ある事件がきっかけとなり、秋、諒、優太は、「ふれる」の力を通じて伝えたはずの心の声が聴こえないことに気付いたのです'さらに、「ふれる」に隠されたもう一つの力が徐々に明らかになるにつれ、3人の友情は大きく揺れ動いていくー
これは思っていても口にしてはいけないことかも知れないのですけど、「ふれる」は私にはハリネズミに見えてしまいます。'それでも、映画を観ていくうちに彼(彼女?)の行動パターンや特殊能力、3人との絡みなどから「『ふれる』はハリネズミではない、『ふれる』は『ふれる』だよ'」となると思われます。'話の内容はもちろんのこと、主題歌をYOASOBIが担当しているのも、いいですね。'そんな映画「ふれる」は、10月4日から公開が始まります。
2つ目は、映画「はたらく細胞」であります'説明するまでもないと思いますけど、人間の身体の中ではたらく細胞を擬人化したアニメ「はたらく細胞」を実写映画化したものです
さらにこの映画では、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描くそうです。'人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球(永野芽郁)や細菌と戦う白血球(佐藤健)など無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいています。'高校生の漆崎日胡(芦田愛菜)は、父の茂(阿部サダヲ)と2人暮らし。'健康的な生活習慣を送る日胡の体内の細胞たちはいつも楽しくはたらいているのですけど、不規則・不摂生な茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちが不満を訴えていました。'そんな中、彼らの体内への侵入を狙う病原体が動き始め、細胞たちの戦いが幕を開けるー
原作やアニメでは、日胡や茂のような細胞にとっての宿主の様子が描かれることはほとんどないのですけど、それが全体のストーリーとうまくマッチするのか?それとも「その描写はいらない!」となるのか?'それは実写劇場版を観てみないとわかりません。'それよりも、人気アニメを実写化した場合は賛否両論が出るのですけど、この作品は受け入れられるものとなっているのでしょうか?'それは制作者側の裁量によります。'過去にも「◯ッターマン」や「(新造人間)キャシャー◯」が実写映画化されたことがあるのですけど、原作アニメにあまりにも手を加え過ぎて、台無しにしてしまいました。'なので、アニメのイメージをなるべく崩さないようにお願いしたいです'と言いつつも、広告を見た限りではキャスティングといい特殊メイクといい、かなりアニメに迫っているように感じるのですけど。
そうしているうちに、上映前にお約束となっている観賞中のマナー喚起と「ノーモア映画泥棒」の映像が流されました。'それらは以前からの使い回しでした。'私としては、劇場総集編「ぼっち・ざ・ろっく」の「Re: 」や「Re: Re: 」みたいに、「ニジガク」のオリジナル版……… スピンオフというか、本編のキャラクターを可愛くデフォルメしたショートアニメ「にじよん あにめーしょん」にその役をやってもらいたかったです。'それでも、映画のほうの本編がよければヨシ'ということで。
その本編は、虹ヶ咲学園のスクールアイドル同好会にスクールアイドルGPX(グランプリ)の招待状が届いたところから始まりました。'それは、学校ごとではなく個人でエントリーし、配信アプリを通してパフォーマンスを競うというものでした。'そんな「今、最も推せるスクールアイドル」を決めるこのイベントに参加するために、桜坂しずく(1年生、CV: 前田佳織里)、中須かすみ(1年生、CV: 相良茉優)、上原歩夢(2年生、CV: 大西亜玖璃)、鐘嵐珠(2年生、CV: 法元明菜)、近江彼方(3年生、CV: 鬼頭明里)、エマ・ヴェルデ(3年生、CV: 指出毬亜)の6人は、その会場となる沖縄に旅立ちました。'さすがにニジガクの同好会全員が行ったら人数が多過ぎますし、魅せ場も限られているので、半分にしたのかも知れませんね。'それにたまたまかもですけど、各学年2人ずつとなっていて、バランスがいい
現地で観光やグルメを楽しみつつ、彼女らは最高のパフォーマンスを披露&配信していきました。'そのような中で、赤嶺天(CV: 島袋美由利)と石嶺小糸(CV: 下地紫野)の2人の地元のスクールアイドルと出逢いました。'さらに天&小糸と関わったり、彼女らの事情に首を突っ込んだり……… と。
ニジガクのメンバーのパフォーマンスはもちろんのこと、国際通りやゆいレール、シーサー、………といった実在する沖縄の風景も効果的に出てきて、私も非日常的な観光をしたような気分を味わうことができました。'それに、食卓に箸と茶碗を置いた時の音が妙にリアルでよかったです。'あと、かすみん(中須かすみ)が肉を食べるシーンも
それよりも、スクールアイドルを観る側からしたら「それは言わない約束でしょ'」的なことかも知れませんけど、ニジガクのメンバーが街角や水族館などで「ここを私のステージに決めた'」と言って歌い出すと、衣装が変わったり、照明の演出があったり、さらにはどこからともなく楽器の演奏が流れてきて、ライブが始まるのですよね。'彼女らが歌い終わると、現実の世界に戻るのですけど、その場にいた観衆から拍手喝采を浴びます。'これは、彼女らの脳内劇場での出来事でしょうか?'いや、私の独り言に留めておきます。
それと、もう1つ気になった点が。'私は、アニメ版が終わってから久しぶりに「ニジガク」のメンバーの顔を見たのですけど、絵のタッチが変わっているように思えました。'アニメと同じバンダイナムコやサンライズが手掛けているのですけど、みんなして「ぼっち・ざ・ろっく」のキャラクターに似ているような。'調べてみたら、その作品と同じけろりらさんがビジュアルディレクターを担っていました。
今のところ公開日が未定ながらも、第2章の制作が進んでいる映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」。'単品でも充分楽しめるので、気になられた方は是非映画館に駆け込み、スクールアイドルたちと共鳴してきてくださいませ
エマ・ヴェルデの声優さんが「ゆるキャン△ SEASON 3」の瑞浪絵真役も担っていることをご存知の方は、こちらに投票してやってください。