こんばんは、白黒茶々です。
岡崎公園の近くの河川敷で、半年ぶりに大規模なワンコイベントの岡崎犬市場が開催されることになりました。
今回はさらに面積を拡大し、出店数も増やしたうえに、5月14日~15日の土日に渡っておこなわれるそうです。 さらに、コロナによる制限も緩和されているので、来場者が激増すること間違いナシ もちろん、私たちも行きますよ ただし土曜日は仕事なので、最初から日曜日狙いです。
そしていよいよ犬市場の開催日……… の2日目となりました。 その日はスッキリとした晴れとはならなかったのですけど、雨が降らない程度の曇りだったので、ワンコ連れにはちょうどいい 私は波と狛を伴って、朝早くに家を出ました。
………とはいっても、まっすぐ犬市場の会場には向かわず、豊川市御油町にあるローカルスーパーのヤマナカ………
………に併設されている、ありん子さんという喫茶店に寄っていきました。 こちらでの目的は……… もちろん、モーニングですよ 豊橋市に近い豊川市も、モーニング文化が栄えているのですよね。
こちらのお店はドリンク類を注文すると、レギュラーモーニングが付いてくるのですよ。 それから間もなくして………
お待ちかねのモーニングセットが運ばれてきました これほどの内容のものを、コーヒー代の400円だけでいただけるなんて、ありがたいです。 特に厚切りのトーストがふわふわサクサクで美味しかったです。
さらに、食後に梅昆布茶のサービスもあるなんて、嬉しいですね。 お腹も心も満たされた私は、再び波&狛とともに犬市場の会場を目指す………
………と思いきや、今度はこのようなレトロな駅舎の前にやって来ました。 「なんか、波狛ちゃんが巨大化したような………」と思われた方は、なかなか鋭いです
先ほどのものは、名鉄本宿駅に30年ほど前まであった駅舎を再現した模型です。 私も大学生の頃に、その建物を見たことが……… なんて言ったら、歳がバレてしまいますよね。
ちなみに現在の本宿駅は、このようになっています。 このあたりの線路は高架化され、近くを通る国道1号線も2車線に拡幅されています。 せっかくこちら方面に来たので………
今度はその近くにある、旧本宿村役場も見学しておきますよ こちらもレトロな建物ですけど、屋根瓦や壁は一新してあるので、ピカピカです。 実は1ヶ月ほど前にオープンしたばかりの施設で………
この場所には、昭和3年(1928年)に本宿村の3代目の役場として建てられた庁舎がありました。 その本宿村は、昭和30年(1955年)に岡崎市に編入。役場の建物は平成20年(2008年)にいったん解体されました。
のちに、その地域を象徴する貴重な近代化遺産であることから、保管部材を使用した復原工事を実施しました。 そして今年の4月中旬に復原工事が完了し、岡崎市の東部地域の歴史文化を紹介する資料館として開館しました。
ちなみにその内部は、無料で見学することができます。 私が訪れた(波と狛は車の中で待機)時には、開館を祝って寄せられた胡蝶蘭がまだ飾ってありました。
その1階の奥には村長室が再現されていて………
2階は貸しスペースとしても使うと思われるホールとなっていました。 その係員の方はワンコには寛大で「犬を連れてどこへ行くだね?」と聞いてきたので、岡崎で犬市場が開催されていることを伝えておきました。 今その会場に向かっている途中なのですけど、もう1ヶ所寄り道してもいいでしょうか?
皆さまが「ダメ」と言っても、道草を喰っていきます。 目的地に向かう途中でマーキングばかりしてしまうのは、戌年生まれの性でしょうか? それはさておき、私たちは岡崎市朝日町の住宅地の中にある若宮八幡宮にやって来ました。
天正7年(1579年)9月、徳川家康の長男の信康は、織田信長に武田勝頼と内通しているという疑いをかけられ、二俣城で自刃させられました。 信康の死後、石川数正が城代を務めていた岡崎城で怪奇現象が度重なったことから、供養塔の首塚を立て、信康を仁徳天皇とともに若宮八幡宮に祀りました。 境内のほとんどの建物は戦災で焼失し、のちに再建されたのですけど………
拝殿の脇には、信康の首塚が残っています。 しかもその周りは塀や木柵で囲まれ、正面の覗き窓(?)にはアクリル板がはめられていて、丁重に祀られているのですよ。
来年の大河ドラマ「どうする家康」では、信康の悲劇は避けて通れない問題……… というよりは、信長と家康の関係、家康の苦悩や悲しみを語る上で重要な要素となるハズです。 その話がドラマで放送され、さらに番組の最後の「家康紀行(仮題)」で若宮八幡宮のことが紹介されたら、信康ロス症候群に陥った方たちがこちらに殺到すると思われます。 今回はその混雑を避けるために早めに訪れたというか、ドラマの予習で来たというか……… いや、信康の供養が目的でしたよ
ここまできて申し上げにくいのですけど、犬市場の会場に向かうまでの過程が長くなってしまったので、このあたりで一旦仕切らせていただきます。 皆さまには「前フリが長いのはいつものこと」と、笑って赦していただけたら嬉しいです。 それでも、心配要りません。 私たちが若宮八幡宮を出た時刻はまだ10時半頃だったので。次回の途中ぐらいには、皆さまを目的地の会場にご案内できると思います。