波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

1Q79と家康のビフォーアフター

2019-02-27 01:27:54 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
突然ですけど、皆さんは昭和54年(1979年)には何をやっていたか覚えていらっしゃるでしょうか? なかには、まだ生まれてもいなかったという方もいらっしゃるかも知れませんね。 いずれにしても、その頃の時代背景を振り返るためにも、その年にあったことを抜粋させていただきます。
その年の1月に、江川卓選手をめぐる「空白の一日」事件が起こり、阪神と読売の特にファンの間に遺恨が残りました。4月からは、大山のぶ代さんが声優を勤めた先代の「ドラえもん」が放送開始。 7月には、やおきんがロングセラー商品となる「うまい棒」の発売を開始し、9月には日本の初代ジャイアントパンダでもあったランランが死亡しました。

さらにその年に浜松市博物館が開館し、今年で40周年になることから、昨年の12月には同施設で昭和54年(1979年)にスポットを当てた特別展がおこなわれました。 その頃に浜松市で青春時代を過ごした箔母さんを博物館に誘ったら、行く気満々に せっかくなので、たつぴも付いてきなさい。



ということで、やって来ましたよ 浜松市博物館……… ではないのですけど、駐車場に車を止めたら、その近くにある蜆塚遺跡を通って、博物館に行くような導線となっているのですよ。 こちらは縄文時代の遺跡なのですけど「縦穴式の住居がやけに新しいような………」と思われた方もいらっしゃるでしょう。これは、最近茅の屋根を葺き替えたばかりなのです。 忠実に復元された住居の、気になるその内部は……… 天井に火災報知器のセンサーが設置されていたのは見なかったことにしましょう。



前置きが長くなってしまいましたけど、今度こそ本当に浜松市博物館にたどり着きましたよ いきなり特別展に行くのもナン……… というよりは館内の順路に従って、常設展から観ていきます。



その展示室に入ってすぐのところには、巨大なナウマン像の骨格標本があって、この博物館のシンボル的存在となっています。



そのすぐ近くには、蜆塚遺跡から屈葬の常態で出土した人骨が展示してあるのですけど……… 白骨死体でもあり、なかにはショックを受ける方もいるかも知れないので、自主規制でモザイクを入れさせていただきました。



古墳時代に作られた馬形埴輪人物埴輪には、愛嬌すら感じますね。



さらに浜松城から出土した、本物のシャチホコのカケラも展示してありました。 これによって、そのお城には天守が存在したことが証明されたのですけど………



ここでシャチホコの説明をさせていただきます。 それはお城の天守や櫓などの屋根を飾るもので、炎を嫌って水を吐く性質があることから、火災よけの効果があるとされています。竜や虎のようなイカつい顔に、サカナの身体という姿が一般的なのですけど、カケラから復元されたシャチホコは、顔がのっぺりしているうえに出っ歯ときたもんだ さらに、鼻のつき方もヘンですし。なので浜松城には、ゆる~い部分もあるのですよ。



その展示室の真ん中にありましたよ 徳川家康のリアル「しかみ像」が。 その像は製作されてから、浜松市役所、浜松城天守門、………と、転々としていったのですけど、ようやくこの場所に落ち着いたみたいですね。ただし話の展開上、ここでネタばらしするワケにはいかないので、またしてもモザイクを入れさせていただきます。
※最近の箔波日記には、モザイクが多くないですか?(編集部注)



いつもにも増して前置きが長くなってしまいましたけど、いよいよ特別展の昭和54年の世界に入らせていただきます。 昭和54頃の浜松市は………



浜松城公園の現在は日本庭園となっているあたりに動物園があって………



昭和初期に造られた浜松市公会堂の建物を利用した児童館が、子供に人気で………



松菱百貨店が、西武百貨店とともに繁盛していました。 ただしこれらのものは、今回の展示にはありませんでした。



展示品の大半は写真のパネルだったのですけど、その時代の浜松に皆さまを誘います。



浜松市の玄関口でもある浜松駅は、昭和54年までは木造でした。 箔母さんは、今でもその駅舎のことをハッキリと覚えていると言っていました。



しかし、国鉄東海道線(今のJR)の列車が地上を走っていたことから、駅の近くの平田(なめだ)の踏切は閉じている時間が長く「開かずの踏切」とも呼ばれていました。 そのおかげで、その付近の道路はいつも混んでいたそうです。



そんな悩みも、昭和54年の鉄道の高架化によって万事解決 それに伴って駅舎も場所を移し、リニューアルしました。さらに昭和63年(1988年)にその隣接地に駅ビルが建てられ、現在に至ります。



市営浜松球場も、その年に建て替えられました。 ただし、収容人員は3万人となっていますけど、実際にはその半分程度です。



あと当時出回っていた、ステレオタイプのカセットレコーダーや………



その後大ヒットした、ゲームウォッチファミリーコンピューターなども見ることができました。
昭和どころか平成も終わろうとしているので、これらの風景はより遠くなっていくように感じますね。 そうしたら今見られるまわりの景色も、いずれは変わるかも知れないので、脳裏に焼き付けておくようにしたいですね。



話は変わって、ここからは「徳川家康像」の話をさせていただきます。 先ほど博物館で先送りしたことと大いに関係あるのですけど、事の発端は昨年の秋に岡崎公園でおこなわれた、サモスピによる紅葉狩りでのアルパパさんが発した一言からでした。彼は同公園にあるこの家康の石像を見て「本当にこんな姿になったのか?」と仰っていました。 「これは、家康が描かせた『しかみ像』を立体化させたもので………」と説明している間に、私は浜松にはもっとリアルな『しかみ像』があるということを思い出しました。 さらに、その数時間前の彼の姿を生々しく再現した像の存在も………

話は今から400年以上も前の、元亀3年(1572年)の12月にまでさかのぼります。 その頃、上洛を目指していた武田信玄は2万5千(諸説あり)の兵を率いて、西に進んでいました。浜松も通ったのですけど、徳川家康のいる浜松城には目もくれずに、そのまま兵を進めていきました。 そのことに腹を立てた家康は、織田の援軍を含めた1万1千(諸説あり)の軍で迎え撃ったのですけど………



前回の箔波日記に出てきた元城東照宮にある家康の銅像は、歴史家の磯田道史先生の監修によって、その出陣前の血気盛んな彼の姿を再現したものであります。 それだけではなく………



浜松城の模擬天守内には、その姿をよりリアルにした像(蝋人形?)があるのですよ これは、現在まで多数伝わる老年期の家康の肖像画から彼が若い時の姿を推定し、3D化したもので、二重まぶたに大きな瞳、それに引き締まった顔や体型は、男前と言ってもいいでしょう それだけではなく、浮き出た血管や毛穴までリアルに再現されているので、私はこの像のことを「毛穴家康像」と呼んでいます。



まず皆さんは、この家康の姿をよく覚えておいてください。
武田の大軍に半分以下の徳川軍が挑んでいったのは、無謀なようにも思えますけど、合戦の勝敗は決して兵の数で決まるとは限りません。 浜松城の北に広がる三方原台地を進んでいく武田軍が祝田坂を下っていくと推定した家康は、その背後から奇襲する作戦を立てました。 それは、武田軍に勝てる唯一の戦法でもあったのです。ところが、信玄は家康の動きを読んでいて、幾重にも軍が重なる「魚鱗の陣」の態勢で待ち構えていたのです いわゆる、ドラゴンクエストでいうところの「まわりこまれてしまった 」状態です。 これによって、世にいう「三方原の戦い」が始まりました。
あとには引けなくなった家康は、横一線に軍が平がる「鶴翼の陣」で斬り込んでいったのですけど……… 武田軍によって完膚なきまでに叩きのめされてしまいました。 家臣の夏目吉信らが身代わりとなっている間に家康は敗走し、命からがら浜松城に帰りました。 その間に食い逃げをしたり、恐怖のあまり脱糞したり、………と、いろんな伝説ができたのですけど。さらに何を思ったのか、家康は城に絵師を呼び寄せて、敗戦直後の最も情けない自分の姿を描かせたのです。 その肖像画は蓬左文庫のある徳川美術館に伝わり、それを立体化かつリアルにしたのが………



先述した浜松市博物館にある、リアル「しかみ像」なのですよ 蒼白した顔は恐怖でひきつり、右手は震える足を抑え、左手で首が繋がっていることを確認しています。 戦の前の血気盛んな毛穴像とのギャップがあまりにも激しすぎて、同一人物とは思えない程です。いや、失礼ながらギャグ漫画の域と言ってものかも。
戦に惨敗した直後の極限状態の中でありながらも、家康は冷静さを取り戻し、彼にとってはどん底にいるときの姿を残すことによって、若気のいたりで大事な家臣や多くの兵を犠牲にしてしまったことを反省し、その後も自らを戒め教訓とするために、常にその「しかみ像」を傍らに置いていたそうです。

徳川家康といえば「タヌキおやじ」とか「ズル賢い」とか「織田信長豊臣秀吉の手柄に乗かった」とか、かなりイメージが悪いのですけど……… 彼はその三傑の中では幼少期から最も苦労し、敗戦から多くのことを学び、信長や秀吉の片腕となって働きました。そして何よりも、戦のない世の中を実現させた功績は大きいです。 徳川幕府に対しては賛否両論あるのですけど、260年以上も平和な時代が続き、その礎を築いた家康を、私は尊敬しています。 なので、彼の未来の姿でもある出世大名家康くんのことを少しでも誉めていただけると、嬉しいです。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「屈葬された縄文人の人骨を見たぐらいなら、夢に出てくる心配もない」とまだ余裕のある方は、こちらに投票してやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンコルドと浜松城と出世大名たち

2019-02-23 01:07:11 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
先月、ローカル紙の静岡新聞にこのような広告が載りました。



「CMでおなじみの『PAYA』」って何?と思われた方もいらっしゃるかも知れません。 しかし、私を含めた静岡県民にはわかるのですよ。 とにかく、順を追って説明いたします。
現在静岡県を中心にして、コンコルドというパチンコ屋がチェーン展開をしています。その会社のテレビCMには、コンコルドをする人間(略してコンコルゲン)という役で、古舘寛治さんが出演しているのですけど、彼はNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」可児徳(かにいさお)も演じていますね。 しかし、コンコルドのCMの内容は年々パチンコからかけ離れていって、しまいにはミナミコアリクイを「パヤ」と呼んで、新しいキャラクターに祭り上げる始末。 そのパヤは、人が心の中に持っているドス黒いものを食べる生き物とされています。それに感化された私は、昨年の春に行った恩賜上野動物園で、そこにいたミナミコアリクイのことを「あっ、パヤだ 」と言っていましたけど。そのパヤがこの度ぬいぐるみ化されて、応募者の中から抽選で3000名に当たるというのですよ (※応募はすでに終わっています)もちろん、私もそのパヤの争奪戦にエントリーしましたよ それから1ヶ月ほど経って、私が応募したことを忘れかけた頃に………



我が家にパヤのぬいぐるみが届いたのですよ やったー、当たったー しかも、これは非売品というので、ありがたみも増します。 そうしたら、せっかくなので………



にも見せびらかしてあげましょう 波狛ちゃ、パヤですよ~ ただし、最近の狛ちゃは破壊活動に目覚め、この手のぬいぐるみはあっという間に八つ裂きにしてしまうので、これからはパヤを厳重に管理しなければなりません。
コンコルドといえば、50年前に初飛行をしたあの音速旅客機を連想された方もいらっしゃると思います。 しかし、静岡県民にコンコルドというと、パチンコ屋が出てくるのですよ。 その中でも、浜松方面の人にとってのコンコルドは、浜松城公園の近くにあるホテルなのであります。我ながら、かなりムリヤリ感のあるコンコルド繋がりとなってしまいましたけど、今回はコンコルドがキーワードになっているのですよ。 ということで、またしても話は白黒茶々家に狛が来る前の、狛史以前となる昨年の12月中旬にまでさかのぼらせていただきます。



その日私は、波を連れて浜松城公園を訪れました。 まずはその公園を散策しながら、そのお城の現状と魅力をお伝えします。



浜松城は、元亀元年(1570年)に入城した徳川家康によって大拡張がおこなわれ、さらに天正18年(1590年)に豊臣秀吉の配下の堀尾吉晴による大改修で石垣をともなった近世城郭に改められ、江戸時代初期に全体が仕上がりました。 しかし明治初期に破却され、現在は天守曲輪(くるわ)と西端城曲輪本丸の一部ぐらいしか残っていません。 それでも、最近になって城跡を覆っていた樹木が伐採されたこともあって、現存している区域の全体像を見ることができるのですよ。



公園をぐるっと廻っている間に、タイワンリス(クリハラリス)を見かけました。 こちらには昭和後期まで動物園があって、そこから逃げ出したリスが野生化しました。彼(彼女?)はその子孫に当たるみたいです。 しかし、タイワンリスは特定外来生物に指定されているので、駆除の対象ということに。そうしたら、彼らを捕獲したり調理したりしなければならないのでしょうか?



西端城曲輪跡からの、天守曲輪と模擬天守の眺めもいいのですけど……… 手前の工事の詰所がジャマです。 ちょっとどいてくれませんか?



と、とにかく、最頂部の天守曲輪を目指して、坂を上がっていきますよ



その手前の本丸跡には「若き日の徳川家康公」と銘打った銅像があり………



さらに天守曲輪の入口には、平成26年(2014年)に木造で復元された天守門が聳え立っています。 このまままっすぐ入っていくのもナンなので………



その東北に位置する、富士見櫓跡まで来てしまいました。 なかなかやるじゃないですか、浜松城 こちらから見る天守曲輪方面は、石垣が折り重なっていて壮観で、私のオススメの場所でもあります。 ただし、西端城曲輪からの景観と同じように、冬場以外の時季は木々の葉っぱに覆われて隠れてしまうので、注意が必要です。
ちょっと回り道をしてしまいましたけど、いよいよ天守曲輪に突入いたします。



天守門を潜ると、模擬天守がばば~ん と迫ってきます。ここからでは近過ぎるので………



もうちょっと離れたところから波も入れて撮っておきましょう その天守台の石垣の中に、ハート型の石が埋め込まれているのですけど、皆さんは見つけることができたでしょうか? 答えは……… 波の頭の上をたどっていけば、行き当たると思います。



その天守曲輪では、少し前に発掘調査がおこなわれ、堀尾氏の時代に築かれたであろう2層以上の櫓の跡と大量の瓦が出土しました。 しかし、その後天守や多くの櫓は取り壊され………



江戸時代初期にはかなり簡素化され、広大な城内に2層櫓がわずか3棟しか存在しませんでした。 天守曲輪や本丸の内側も、スカスカですし。5万石程度の石高なのに加えて、城主が目まぐるしく代わったので、ムリもありません。 ちなみに赤いランプが点いているところが、天守があった天守台となります。
ここまで来たら、波には駐車場の車の中に待機していてもらって、模擬天守の中に入ることにしましょう。



昭和33年(1958年)に市民からの寄付を集めて建造された、鉄筋コンクリート製(RC構造)の模擬天守。 その内部には「開運さま」なる祠が設けられていて、その御神体はなんと ミニサイズの出世大名家康くんでした。



最上階からの展望も、なかなかです。 ちなみに正面に見える広場は、統廃合によって閉校した市立元城小学校の跡で、校舎の解体はほぼ終わっていました。



さらにその北側からは、ホテルコンコルド浜松(公園の向こうの高い建物)も臨むことができます。



そうそうこちらのコンコルドでは、12月中旬にスピ仲間でもありパステルアーティストでもあるumiさんの個展がおこなわれていたので………



しっかりちゃっかり見学させていただきました。 さらにそちらでは、ご本人ともお逢いすることができ、ゆっくりお話もさせていただきました。umiさんの作品は優しいタッチで描かれていて、見ていると心がなごみます。 そのような中に………



スピッツが描かれたものが こちらは空君の先代犬の、ネロ君をモデルにされたそうです。
そのあと、私は波を伴って再び浜松城の天守曲輪に向かいました。 そちらでは………



ご当地キャラの出世大名家康くんと、出世法師直虎ちゃんの定期登場があったのです



彼らは、亀姫(この日は独眼竜状態でした。ものもらいでもできたのでしょうか? )の歌に合わせて踊ったりしていました。



波ちゃ、寝ていないで彼らのパフォーマンスを観てあげてくださいよ。 そのあとのグリーティングでは………



家康くんと直虎ちゃんは、波と一緒に写ってくれました。 その年の最後に、コレをやっておきたかったのですよ



あとは元城東照宮を参拝して、帰ることにしましょう。 こちらはホテルコンコルド浜松の、国道152号線を隔てた東側にあり、浜松城の前身となる引馬城の跡に鎮座しています。やはりワンコを連れてきたら、参道の両脇に座らせて狛犬化させたかったのですけど、この時は波しかいませんでした。



ここでの願い事は……… その年の春にを病気で亡くし、私も健康に不安を抱く年齢になったので、やはり無病息災ですよね。 ただし、こちらの東照宮は出世に御利益があるとされています。



その境内の一角には、徳川家康木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)の銅像があります。彼らはともに、引馬城があったこの地で出世のきっかけを掴んだことから、像が作られたそうです。 ここで写真を撮ると、出世できると云われているのですけど……… 波が出世したら、何になるのでしょうか? アイドル犬?それとも、タレント犬で私が左うちわ?
それはさておき、地元民でありながらも、改めて浜松城を探究していったら、けっこう見応えがありました。 これからもう少し暖かくなったら、また散策しておきたいです。



ここからはオマケです。 模擬天守との共通入場券(大人200円)で入ることのできる天守門の内部には………



マッチョな徳川家康のパネルがあったので、私も張り合って同じポーズを取ってみました。 それにしてもこちらの家康は、今にも衝撃波でも撃ちそうですね。 とはいっても、彼にそのような史実はないので、お互いにハミ出しはほどほどにしておきましょう。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「これからは、ミナミコアリクイのことをパヤと呼ぼう!」と決意された方は、こちらに投票してやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間もワンコも美味しかった、ハマ&ワンさんでのオフ会

2019-02-20 01:12:41 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、たつぴの白黒茶々家の2人と2頭は冬のオフ会がおこなわれている、浜松市にあるハマ&ワンさんに来ています。



その奥の大部屋でわやわやとやっているうちに、各テーブルにランチメニューが運ばれてきました。 そうしたら、ワンコたちの視線を感じつつ、それらをいただくことにしましょう



ちなみに、ハマ&ワンさんの休日用メニューの中で今回私が選んだのは、ナスのアラビアータです。 それにサラダとドリンク(コーヒー)が付いて、税込1300円でした。 アラビアータはちょっとピリ辛なのですけど、あと引く美味しさでツルッといけました。





順番が前後してしまいますけど、Instagram(インスタグラム)などで知り合い、今回直接逢うのは初めてという方もたくさんいたので、改めて自己紹介もしました。





初めてのお顔も………





すっかりお馴染みの顔もあって………













盛りだくさんでした。



そのような中に、白黒茶々家の姿も。



ということで、今回は中部地方をメインにして13組も集まりました。 会食も挟んで、お腹も心も満たされたので、再びみんなして外に出ることにしましょう。



出てすぐのところで、まずは集合写真の撮影をば こうして横一列に並んでみると、壮観ですね。しかし、撮影に間に合わなかった子もいたので、参加犬全員ではないのですよ。



それが済んだら、第2次のドッグランに繰り出しますよ そのスペースの中では………



狛は全力疾走をしていたというワケではないのですけど、私たちの視界から消えて、見つけたときには知らない人に愛想を振りまくっていたということが、多々ありました。



一方の波は、ほとんど私たちのあとを付いてばかりいたのですけど………



おやつ牧場ができたら、最前列を陣取っておやつを要求していました。 1度もらったらクセになり、おかわりし続けるので、キリがありません。



そのような中で、ましろ君家が家族写真を撮っていました。 左からましろ君こむぎちゃんチャチャ君シェリーちゃんちよちゃんですけど、その画面に入り込んできたのは、狛でしょうか?
そうそう、ましろ君と狛といえば、ひょっとしたら両者は似ているのでは?という気がしていたので、実際に並べてみたら……… 



こうなりました。この日はこれが最接近だったのですけど、特にお顔がソックリですね。 そうしたら、今度は両者の血縁関係が気になります。ちなみに左が狛、右がましろ君です。



それからしばらくして、みんなして隣のドッグランに移動して、こちらでも集合写真を撮りました。 ちなみにこちらは大型犬用のドッグランなのですけど……… 日本スピッツは分類上は中型犬となっています。しかし、4kg台~10kg超と幅は広く、健大君康大君兄弟は20kg以上もあるので、すべてのサイズをカバーしていると言ってもいいでしょう。 それに加えて、小型犬に見慣れているであろう子供によく「うわっ、大きい犬 」と言われるので、捉え方によっては大型犬にもなるのですよ なので、スピッツはどのドッグランに入ってもいいのかと。



それはさておき、今度は飼い主さんのサポート付きで撮ってみました。 こちらの方が、前向き率が上がるハズです。今回は17スピ+3ポメ+1シェルティーの合計21頭が集まりました。 皆さんご一緒してくださり、ありがとうございました。 おかげで楽しく充実した時間を過ごすことができました。それから、そのような中で………



たくさんの方から「狛ちゃんは白黒茶々家や波ちゃんにすっかり馴染んでいて、ずっと前からいるように思える」という声を聞かせていただきました。その日は彼がウチに来て3週間になったところだったのですけど、その日に撮った写真を見返してみたら、彼女らは自然な感じで寄り添っていました。 これから波狛ちゃがどのような関係を築いていき、まわりとどのように関わっていくのか?こちらのほうも楽しみにしています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 スピッツの全犬種サイズのカバー説に「うんうん」とうなずいてくださる方は、こちらに投票してやってください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狛、初めてのドッグランとオフ会

2019-02-16 01:31:08 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
先月の中旬にハッピースママさんから、2月10日にハマ&ワンさんでオフ会をおこなうという御触れが出されました。 この時季は白ふわ仲間と逢う機会が少なく、私にとっては今年初めてのオフ会となり、さらにはちょうどウチ以外の白ふわに飢えていたところだったので、もちろん参加しますよ たつぴにも参加の意向を確認してから「おはようございます。白黒茶々家は2人と1頭で参加させていただきます。(原文ママ)」と表明しました。



しかし、その日のうちに事態は急変したのですよね。 ジェットコースター的な展開で、白黒茶々家の新たな家族としてを迎え入れることになり、水面下でその準備を進めていきました。そのことを皆さんに公表したい気持ちを抑えつつ、彼を引き取りに行く1月20日を迎えました。そして、本ワンとご対面 ここまで来たら、もう公表してもいいでしょう ただし、ストレートな発表ではナンなので………

「2月10日のオフ会、白黒茶々家は2頭と2人に変更してください。(原文ママ)」と、オフ会のグループチャットに書き込んでおきました。
それから間もなくして「わぁ 白黒茶々さん、もしや新しい子をお迎えになられたのですか (原文ママ)」という反応がありました。さすが勘が鋭いです というよりは、私の遊び心をくすぐるその返しに、思わずのたうちまわってしまいました。 自分で言うのもナンですけど、なんておバカなのでしょうか。それから、狛はその時までに混合ワクチンと狂犬病の予防接種をすでに済ませてあったので、そのままドッグランやオフ会に入り込むことができる状態となっていました。



今度の集まりは、狛にとっては初めてのオフ会となり、彼のお披露目の場にもなります。 さらに、たくさんのスピッツと対面したら、どのような反応をするのか、楽しみですね。 そして、いよいよオフ会がおこなわれる2月10日となりました。



………ということで、久しぶりにハマ&ワンさんにやって来ましたよ 私が自宅から車をぶっ飛ばしてきたら、30分を切る速さで到着しました。



それでも、そこにはすでにたくさんのお仲間が集まっていました。 この段階で私は気持ちがいっぱいになってしまい、写真を撮るのも忘れ、辛うじてこの1枚だけが記録に残っていました。 そこで長いこと雑談していたのですけど………



お昼までまだ時間があり、せっかくなのでドッグランに入ることにしました。それにしても、その第1次ドッグランの写真も少ないですね。 狛には、白黒茶々家史上初の「ドッグランで走る犬」と「もってこいができる犬」が期待されていたのですけど、彼は私が思っていたよりは自分のペースでその空間を味わっていました。 その一方で、今までボールには一切興味を示さなかったが狛に触発されて、私が投げたボールを追うようになりました。 「もってこい」は前半だけできたのですけど、それだけでも彼女にとっては大きな進歩です。



そのあとはみんなして屋内に入りました。 今回は奥の大部屋を貸し切っていただいたので、ランチを味わいながら大いに歓談できますね。



抱っこされたコタロー君は、嬉しそうなお顔をしていますね。おめかしもステキです。



ましろ君家は、パパさんが海外出張でいないのに、ママさんが5頭を引き連れて来ました。 おかげでまた賑やかで楽しい一家と逢うことができたのですけど、息が合ったところを撮るのは難しいです。



すずちゃんとは、今回が初対面でしたっけ?彼女はもうじき3歳になる、可愛い女の子です。



以前は犬見知りだったハッピーちゃんは、オフ会などに参加していくうちにかなり慣れてきた様子でした。社交的なママさんの影響もあって、今まで以上にフレンドリーでした。



こちらの2スピは、同居犬ではなかったような……… それでも、いい感じで並んでいますよ。



ピースちゃんミルク君も、いい味出していますね。 彼女らはなんとなく似てきたような気がします。



そこにやって来たのは、初めましてのそらちゃんです。なんとなくお顔が男の子の空君にも似ていますね。



こちらの空君は、抱っこされていました。ゆるい表情でも、イケメン、いや、イケワンです。



山梨県から遠路はるばるやって来たgun君は、箔を思わせるような前足ブンブンの動きをしていました。 その技を、ぜひとも狛に伝授してやってくださいませ。 そうそう、つい放ったらかしにしてしまっていた波と狛は………



なんか、シンクロしていますね。両者とも後ろ足が横にびろ~んと開いていますし。 この格好だけではナンなので………



シャキッと座っている姿も載せておいてあげましょう。 さらに撮影の範囲を広げてみたら………



彼女らの後方で、ハッピース兄弟が見事にシンクロしていました。彼らは双子だけあって、ソックリですね。 皆さんは区別がつくでしょうか?ちなみに向かって左側がハッピー君、右側がピース君であります。
このあたりで各テーブルに料理が運ばれ、オフ会は小休止というよりは会食に入りました。 ということで、午後からの様子と、ハマ&ワンさんの休日用メニューの1例などについては、次回の日記で触れさせていただきます。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 ハッピー君とピース君がフュージョンした姿を見てみたいという方は、こちらに投票してやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満身創痍の赤オニ

2019-02-13 01:07:32 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
冬の寒さが本格的になるに連れて、全国各地でインフルエンザが猛威を振るっていますけど、皆さまのところは影響はないでしょうか? 私の身のまわりでは罹った人はいなくて、遠い世界の話だと思っていたのですけど……… 今月に入ってすぐに、職場にいる5人のうち2人がインフルエンザの魔の手に襲われてしまいました。 そういう私は微熱が出てノドと鼻がおかしいのですけど、これは風邪に違いない。たぶん、きっと。 もしインフルエンザだとしても、高熱が出てからではないと病院でその判定ができないそうなので、もう少し様子を見てからにしましょう。

………なんて言っていたら、朝から38℃以上の熱が出てしまいました。 これは、自分でもインフルエンザに罹っている自信があります。しかし、よりによって医療機関が休みの日曜日にコレをやってしまいました。 それでも、できるだけ早く治してまわりへの二次被害を出さないためにも、多少余計に治療費がかかるとしても、救急外来に行くしかありません。



その結果……… インフルエンザのA型と判定されてしまいました。 私がその病気になるのは、人生2度目ということに。「じゃあ、今夜は恵方巻はやめとく?」そういえば、この日は節分でもあったのです。



多少の吐き気はあるのですけど、普通に食べれないこともないです。 前の晩はカツ丼を、その日の昼は豚カツのネギ塩ソースがけ定食といったちょっと重めのメニューを完食していますし。 一方の恵方巻は、昨年の大量廃棄問題の反省から、今年は生産数が抑えられているので、売れ残りが出ることはほぼないと思われます。なので、この日に調達しなければ、食べるチャンスはないのです。



………ということで、節分食を用意してもらいました。 やはり恵方巻と一緒に、そばも食べておきたいですね。ただし、本来なら天ぷらそばにしたいところを、ややさっぱり目のきつねそばに変更してもらいました。



今年の恵方は東北東。今回は恵方巻を食べている間に「おえっ」とならないことを願いつつ、いっただきま~す
おかげでその願いは叶ったのですけど、もっとスケールの大きなことを念じておけばよかったと、今さらながら思っています。



恵方巻の一気喰いが済んだら、お楽しみ(?)の豆ぶつけタイムに入りますよ しかし、今回は赤オニのメンバーの中に病人がいて、部屋中に投げ散らかした豆をに無制限で食べて掃除させられない事情もあったので、こたつに座ったままの小規模なものとなりました。そういえば今年のデザインは、将棋鬼ですね。



投げる豆の量は減らしても、的確にぶつけますよ 「おには~そと、インフルエンザ~もそと (字余りでござる)」



最後には、瀕死の赤オニが出てきました。 しかし、そんな彼にも情け容赦なく豆がぶつけられました。ゲホゲホ、インフルエンザも早く退散してくれ



節分ということで、別バラもそれっぽいものが出回っているみたいですね。ちなみにこれは、フルーツロールケーキにございます。 さすがに1人で丸かじりというワケにはいかないので、3人で分けていただきました。



食べるほうの節分が終わったら、白黒茶々家のワンニャン総出演で、オニになってもらいますよ まずは京ちゃ(メス、7歳)からです。彼女はいつものごとく「やれやれ」という表情で応じてますね。



次は銀ちゃ(メス、8歳)の出番です。 オニのかぶりものは彼女のプライドが許さないみたいで、必死にもがいております。しかし、撮影できるまでは解放しないので、お諦めくださいませ。



3番打者は、晃ちゃ(オス、3歳)なのですけど、カメラが勝手に露出補正とかしてしまうので、黒猫を写すのは難しいです。 それに加えて、彼はジッとしてくれませんでしたし。それでもこの絵が撮れたということは、私の粘り勝ちということで。



ニャンズのラストは、緑ちゃ(オス、3歳)であります。基本的に彼はビビりなので、いとも簡単に撮ることができました。 それにしても、なんとなく難しい顔をしているようにも見えます。



そうしたら、今度はワンコ部門に入りますよ まずは波ちゃにやってもらったのですけど、彼女にとっては5回目ということもあって、すっかり慣れているというよりは、諦めている感じでした。



今回初オニ体験となる狛ちゃは「なんでこんな目に………」というような顔をしていますけど、ウチに来たらこのようなことをさせられる運命にあるので、お諦めくださいませ。



昨年まではこのあとにワンズは床に落ちている豆を食べ放題となるのですけど、狛がお腹を壊す恐れがあるので、各自年の数の豆を……… いや、そのようにしたら彼は1コも食べられないので、数え年にしておきました。 あ、それから後ろの障子は、狛が遊んでいる時にケツ圧で破りました。



いくらか睨みをきかせたら、さあお食べなさい 今回は家の中にインフルエンザ人間が出たり、新メンバーが未成犬ということもあって、例年よりは控え目な節分となってしまいました。 それでも、その範囲内で楽しむことができました。来年以降も規模縮小をしたままとなるのかも知れませんけど、食べるほうは何のためらいもなくやりたいので、前段階からインフルエンザが入らないことを願っています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 私が赤オニのお面をかぶったまま救急外来に行かないか、ハラハラドキドキされた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憧れの法多山のおみくじと厄除だんご

2019-02-09 00:30:10 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記と同じように、今回もの最近の様子から入らせていただきます。 私は先月の20日に大阪の高槻市まで生後7ヶ月の狛を迎えに行き………



その翌朝には、彼にとっては初めてとなる、白黒茶々地方の散歩に出ました。 さっそく通学する小学生や、彼らの見守り隊を務めている近所のおじちゃんやおばちゃんたちに、狛をお披露目したかったのですけど、家を出るときにもたついたこともあって、すっかり出遅れてしまいました。 それはさておき、都会だった前の住まいの周辺とは違って、こちらは田舎なので、舗装路からちょっとはみ出れば、すぐに土や草を踏めるような環境となっております。 それだけではなく………



海岸にも近いのですよ この風景をバックにしていい写真が撮れたら、SNSのプロフィールにでも使うことにしましょう。



………と言っているのに、またしても両者の息が合いません。 波ちゃも狛ちゃも、頼むからこっちを向いてくれ~



このあたりが限界でしょうか?今回は報酬(おやつ)も持ってきていませんし。 これを先の目的に使えるかどうかは「う~ん………」としか言えません。



それでも次に寄ったコンビニの駐車場では、いい感じの絵を撮ることができました。 しかし、こちらは背景が「う~ん………」ですよね。
………といったトコで、話はまたしても狛史以前の、先月6日の初詣にまでさかのぼらせていただきます。

箔母さんたつぴの白黒茶々家の3人と1頭は、矢奈比賣神社霊犬神社を参拝したあと、袋井市の法多山(はったさん)に向かいました。その正式名称は法多山尊永寺で、私と波が昨年の12月に紅葉狩りに行った可睡斎油山寺とともに、遠州三山の1つに数えられている名刹であります。 そちらは初詣の時季にはいつもにも増して賑わっているのですけど、それとは別に、私たちにはある目的があったのです。それは……… のちほど触れさせていただきます。



とかなんとか言っているうちに、法多山の門前にたどり着きました。 ちなみに私たちがこちらに来たのは約2年ぶり。その時はまだがいて、夕暮れ時ということもあって、閑散としていたのですけど………



この日はこんなにも混んでいました。 これぞ、初詣の醍醐味 ………なんて言ってみたのですけど、できたら身動きができる程度の混み具合でお願いします。 その門前町や露店の間を通過した先に………



国指定重要文化財の仁王門が姿を表しました。 その両脇に飾られている門松も、大きくて立派ですね。



そいつを潜った先に続く参道には、杉の大木が並んでいて、厳かな雰囲気がありありでした。



さらに参道は舗装路となっていき………



天界に続く長い石段へと変わっていきました。 そ、それにしても、法多山の石段って、こんなに長くてキツいものでしたっけ?



ハアハア……… な、なんとか本堂のある山頂部にたどり着きましたよ。 そうしたら、みんなで参拝いたしましょう。



法多山の境内は、ワンコも一緒に入れるのですけど、本堂の手前からは規制されています。 それはまあいいとしても、「ペットを連れての立ち入りはご遠慮ください」のような、やんわりとした断り方でもよかったのでは。いや、なかにはご遠慮しない方がいたのかも知れませんね。
そもそも波はペットではなく、私にとっては歴史探訪のパートナーでもあるので、入っても……… く、苦しい……… 結局、前回の時と同じように、家族で波の守り役を交替しつつ、参拝しました。



初詣をしたら、やはりおみくじも引きたくなりますよね 前回は訪れるのが遅くて、私たちが来た頃にはもうこちらのおみくじ屋は終わっていました。実は、法多山のおみくじは「凶」の比率が多いというウワサがあるので、本当にそうなのか、確かめてみたかったのです。 私にとって初めてとなる、こちらでの運勢は………



「吉」ですね。全体的に並々な内容ですけど、この時点ではまだ意識していなかった「待人(犬)」は「来るとしても遅い」となっていました。 現実ではその部門は、11日後に撤回されることになりますね。ちなみに、たつぴも「吉」だったのですけど………
箔母さんは、なんと「大吉」 法多山でその運勢を引き当てるなんて、スゴいことですよ。 もちろん、いいことばかり書いてあるのですよね。ところが「今年中に死ぬが、極楽浄土への道が用意されている」なんて内容のことが書かれていました。 「こんな『大吉』は、ヤダ」これなら「凶」でズタボロにされつつも救いの道を教えてもらったほうが、まだマシでした。



そんなモヤモヤを解消させたい方には、こちらのだんご茶屋で売られている厄除だんごがオススメです。 いや、おみくじの内容とは関係なく、法多山に来たら必ず食べたくなるのですよね。そういう私たちは、そのだんごも目当てでこちらに来たのですけど。 ちなみに厄除だんごは、皿に乗せられたお召し上がり用と、箱に詰められたおみやげ用の2種類があり………



お召し上がり用は1皿200円で、もれなく袋井のお茶が付いてきます。 私たちはワンコ連れなので、外のベンチに座っていただくことにしましょう 串にささった、もちもちの細長い団子が5つ束ねられていて、それらに程よい固さと甘さのあんこがかけられています。そいつを、1つずつ味わいながら食べてもよし。豪快に5つを一口で一気にいってもよし。皆さまのお好みの食べ方で、お召し上がりくださいませ。
ちなみに私は、最初の串は1つずつ、次の串は1ー2ー2でいただきました。

参道を引き返していく間に、私たちはカートに乗せられたニャンコと行き逢いました。 彼(彼女?)は最近、一緒に暮らしていた相方のワンコを亡くしたみたいで、飼い主さんは「おかげで、どんなワンコとも仲良くなれる」と言っていました。そんな彼(彼女?)に、波は興味津々のご様子。 彼女はウチの全てのニャンコに嫌われているのですけど、ひょっとしたら……… ところが、近付いたら思いっきり「シャーーー 」と威嚇されてしまいました。波ちゃ撃沈 です。彼女の今年の願い事は「ニャンコとも仲良くなれますようになの~」にしておいたほうがいいみたいです。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 やはり厄除だんごは参拝前と参拝後の2回食べておきたいという、食いしん坊な方は、こちらに投票してやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今さらながらの矢奈比賣神社初詣噺

2019-02-06 09:00:27 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
先月は月の終盤に白黒茶々家にが電撃的な仲間入りをして中身が濃くなったということもあって「今年はもう1ヶ月経っちゃった」というセリフは出ませんでした。 若いスピッツが新たに加わった生活は、新鮮なのですけど………



私の念願だった2スピが並んでいる写真を撮ろうとしても、エネルギーが有り余っている狛はジッとしていてくれなくて、かなり苦労させられました。 それは贅沢な悩みで、再び2スピ体制に戻れただけでも充分なのでは?とは思っているのですけど、でも、でもっ………
とかなんとかやっているうちに、偶然彼女らが真横に並びました。今だ



しかし、私が撮影ボタンに指をかけたときには狛が次の動きに入り始めていて、ブレてゴーストのようになってしまいました。 これでは可愛くないというよりは、ホラーですよ
その後も粘り強くチャンスを狙っていたら、狛がようやく動きを止めてくれました。 今度こそ本当に、撮れましたよ



そいつを改めて確認してみたら、う~む……… 狛ちゃがまばたきをしてしまいましたね。 お互いにまだ息が合ってなくて私が思い描いている絵を撮るのは難しいのですけど、いつかは自然と寄り添う姿が見られるようになると信じ、その時が来るのを待つことにします。

皆さまもご存じの通り、当箔波日記は時事ネタを扱う際には少々出遅れ気味で、いつも賞味期限ギリギリとなっています。 本来なら1月下旬に初詣に行った話を載せるトコだったのですけど、突然ウチに狛が来ることになり、そのいきさつを豪華(?)3本立てで綴ったら、初詣ネタが1月からはみ出てしまいました。 だからといって没ネタにしてしまうのはあまりにも惜しいですし。2月に入って世間はすっかり節分の豆ぶつけムードの中にあるのですけど、話は狛が来る前の狛史以前となる、先月初旬にまでさかのぼらせていただきます。

年初の行事でもある初詣は、年が改まったらすぐに行きたいですよね。 しかし、お正月の3が日は大きな神社仏閣は混んでいて、駐車場に車を止めて拝殿や本堂にたどり着くまでにかなりの時間と労力を要してしまいます。 そういうこともあって、白黒茶々家は今年の初詣はお正月休みが終わったあとの最初の日曜日に……… って、もしかしてその日(1月6日)まで休みが続いていたという方はいるのでしょうか? と、とにかく………



そのような流れで私たちがやって来たのは、静岡県磐田市にある見付天神の愛称でも知られている、矢奈比賣(やなひめ)神社であります



こちらの神社には、妖怪を退治した霊犬・悉平太郎の伝説もあります。 さらにそのワンコは、箔波日記にも馴染みのあるご当地キャラのしっぺいのモデルにもなっているのですよ。 そこから奥に進んでいき………



昨年の1月2日にはこんなにも混んでいた参道は………



今回はこうなっていました。 駐車場は谷間のほうに回されて、そこから歩いてきたのですけど、ここまではいたって順調



そうしたら、みんなして拝殿にお詣りしておきましょう。 それが済んだら………



その両脇に鎮座している牛の石像を触って、パワーをいただきましょう。 せっかくなので、もやっておきなさい。



さらに、裸祭りの書き割りにも顔を突っ込んでおきたいですね。 昨年まではこれとは別に、神主と巫女の書き割りもあったのですけど、年々朽ちてきていたのでついにお役御免となったみたいです。



おみくじは相変わらず種類が充実していますね。今回はそれらに加えて、犬みくじ猫みくじなんていうのもありました。 しかし、ウチの全ワンニャンぶんとなると、かなりの数になってしまいます。



しっぺいのお守りも、充実していました。 こちらでは、陶製のしっぺいに入ったおみくじも売られていました。ちなみにそちらのしっぺいは、ノーマル、裸祭、ラグビーの3種類となっております。



あと、しっぺいの絵馬なんというのもありました。絵が可愛くて、ついお持ち帰りしたくなりそうです。



矢奈比賣神社の参拝が済んだら、今度は霊犬神社に向かいますよ ちなみにその神社は、矢奈比賣神社の裏側に位置しています。



鳥居をくぐって、長い参道を進んでいくと……… こちらの神社はワンコの参拝が多いということもあって、参道脇にはたくさんのお手紙(マーキング)のあとが残されているみたいですね。 波ちゃがそれらを解読し続けていこうとしたので、なかなか先に進めませんでした。



な、なんとかたどり着きましたよ。 霊犬神社は全国で唯一の、犬(霊犬・悉平太郎)を祀った神社でもあります。 だからでしょうか?その祠は犬小屋サイズとなっています。
さらにその脇には、私たちが先程見たしっぺいの絵馬が奉納されていたので、ちょっと失敬して読ませていただきました。 愛犬の健康を願うものばかりと思いきや、「天国に行った⚪⚪ちゃんが、先に行った△△ちゃんと幸せに暮らせますように」というのもあって……… つい泣けてきてしまいました。 私もの行く末を願って、絵馬を納めておくべきでした。一連の行事を終えて、帰……… いや、次の目的地に向かおうとした私たちの前に………



このようなワンコが現れました 姿かたちからしてポメラニアンのようですけど……… 飼い主さんに聞いてみたら、正真正銘のポメの男の子でした。



しかも、体重が9kg台もあるというのですよ 9,3kgの波と並べてみても、彼のほうが大きく見えてしまいます。 私は以前にも何回か巨大ポメと遭遇したことがあるのですけど、9kg台は初めてです。
そういえば、彼の名前を聞くのを忘れていました。そのことに気付いてから、必死になって追いかけたのですけど、なかなか見つかりません。 もし見つかったら、お互いに涙を流しながらあの名ゼリフ「君の名前は?」を言わなければ
※大ヒット映画の「君の名は。」のラストシーンですか。その前に、入れ替わったり胸を揉んだりしないといけないのでは!?(編集部注)
実はこの日は初詣のはしごをしていて、次回の日記はそちらでの様子について綴らせていただきます。 それから、次の参拝地では巨大ポメと再会することを祈願しておけばよかったと、今さらながら思っています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 白黒茶々家の待人(犬)運が気になるという方は、こちらに投票してやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

狛、問答無用の電車デビューと白黒茶々家入り

2019-02-02 01:10:26 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私と狛(こま)は前の飼い主のAさん家と同じ市内にある、スピ仲間のももにゃんさんのご自宅にお邪魔しています。 新たに仔犬を迎え入れる際には、本ワンに負担がかからないためにもなるべく早く帰宅し、その日は新しい環境の中でゆっくりと休ませるのがセオリーなのですけど、私はももにゃんさんの好意に甘えて、寄り道させていただきました。 そのような初めての場所で、狛は借りてきた猫のようにおとなしくしている………



………と思いきや、お部屋の中を走り回ったり、おもちゃで遊ぶのに夢中になったり、………と、viviちゃんを圧倒させていました。 どうやら場所見知りをしない子みたいですね。その動きは昨春に亡くなったLambちゃんにも似ていたみたいで、ももにゃんさんのお孫さんのしゅう君が「あ、Lambだ 」と言うほどでした。



それから何かに集中していたり、伏せの状態でいるときは、後ろ足が横に開くみたいです。 は大人になった現在でも同じようなことをしているので、この体勢をダブルでやることになりそうですね。



そんな狛は、viviちゃんと一緒にももにゃんさんに抱えられました。 お顔をマトモに見られるチャンスなので、今のうちに写真を撮りまくらなければ



この顔も、いいですね よく見てみたら、彼は長くて立派な耳毛も持っていました。



そんな狛ちゃですけど、椅子などの高いところはニガテみたいで、急におとなしくなりました。 この特性は、今後も使えますよ そうしたら、viviちゃんにも乗ってもらって、このショットも撮りまくり
とかなんとかやっているうちに、帰りの列車の時刻が迫っていました。 これだけ遊び回れば、さすがに疲れて弱って、電車の中ではおとなしくしていてくれるでしょう。………なんてことを私は目論んでいたのですけど、狛の動きは少しも弱まりませんでした。 彼はいつになったら疲れるのでしょうか?



その後、私たちは高槻駅の前まで車で送っていただきました。 ももにゃんさん、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。
列車に乗り込む前に、狛に水分補給をさせていたら、通りかかったおじちゃんやおばちゃんたちに囲まれ「ひょっとして、スピッツ?珍しいわぁ」いきなり注目を浴びてしまいました。 彼は吠えないスピッツなのですけど、電車用キャリーの中でおとなしくしていてくれるでしょうか?

心配する必要はありませんでした。 狛は列車での移動中は、一言も言葉を発しなかったのです。 私たちが列車に乗り込んでから約2時間半後、白黒茶々地方に到着………



………したのかと思いきや、実はもう一ヵ所寄り道をしていくのですよ。 ちなみに私たちが降り立ったのは、愛知県の尾張一宮駅にございます。



その駅前は、イルミネーションによって幻想的な風景となっていました。 実は今度は、スピ仲間でこちらの地元民でもあるけいママさんと合流することになっているのですよ 彼女は来月に予定しているオフ会への参加が厳しく、この日私たちは帰りの通り道でもあったので、この際逢っておきましょう という流れとなりました。それにしても、昨年の4月にも待ち合わせ場所となった、駅の西口にいらっしゃるハズなのに、見当たりませんね。
※白黒茶々さんたちがいるのは、東口のほうです。駅前の佇まいがソックリで間違いやすいのですけど、早くそのことに気付いてください!(編集部注)



間違えた~ けいママさんから電話が来るまで、まったく気付きませんでした。 こちらでもイルミネーションをやっていて、紛らわしいことこの上ないですし。いや、綺麗なので大いにやってもらっていいですよ。 そちらのほうの駅前には………



最年長のゴウ君を除いた、心愛ちゃんゆめちゃん夢来君の3スピとけいママさん娘さんがいらっしゃいました。 そんな彼女らに、狛は圧倒されることもなく、グイグイと迫っていました。



なんかワヤワヤしてしまい、みんなのお顔をうまく撮ることができませんでした。 それでも「らしさ」が出ているので、ヨシとしておきましょう。



今度は場所を変えて撮ってみました。 こちらでは、スピッツの白さが際立ちますね。




さらにもう1枚。狛は夢来兄さんに興味津々のご様子ですね。 けいママさんは「波ちゃんより先に逢っちゃって、申し訳ない」と仰っていましたけど、これは私がお願いしたことなので。 それよりも、この日は私の急な申し立てに応じてくださり、さらに寒い中お付き合いしてくださって、ありがとうございました。
その後も私の方向感覚は狂っていて、列車のトイレがある最後尾の車両に乗るつもりだったのに、間違えて最も遠い最先端の車両のほうに行ってしまいました。 あとは、朝乗り込んでいった駅まで箔母さんに迎えに来てもらい………



21時ちょっと過ぎに、白黒茶々家に到着。 そうしたら、家の中でいよいよ玉手箱を……… じゃなくて、電車用キャリーを開封しますよ その中で、狛はおとなしくしていたのかと思いきや、敷物を再利用できないほど噛みちぎっていたのです ま、まあ、それはいいとして、初めて彼とご対面した箔母さんたつぴは「かわいい~ 」と、とろけていました。 しかし、その場にいた猫の銀ちゃの動きは固く……… なんか、波と初めて顔を合わせた時のことを思い出してしまいました。 そうしたら、いよいよその波姉さんと逢わせてみましょう



初対面なので、最初は慎重にいくと思われたのですけど、両者ともテンションが上がり、いきなりじゃれ合っていました。 おかげで、写真に納めるのに苦労しましたよ。頼むから、一瞬だけでもジッとしていてくれ~



ハアハア……… なんとか捉えることができましたよ。 末っ子の波に弟ができ、「波姉さん」という呼び名に私はまだ不思議な感じがするのですけど、これからは狛のいい見本となってもらいたいです。 最初はお互いのペースがわからなくて大変だと思いますけど、必ず両者の立ち位置が見つかると信じています。波と狛がこれからどのような関係を築いていくのか、楽しみにしています。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「狛君の前世はダルシム(ヨガファイヤー)だったのでは?」と思われた方は、こちらに投票してやってください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする