波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

増殖する白ふわたち(航空公園オフ会その2)

2013-06-29 00:01:31 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
いきなりですけど、所沢航空記念公園とは………
所沢市にある県営公園のこと。総面積は50、2ha。明治44年(1911年)に開設された所沢飛行場の跡を公園化し、昭和53年(1978年)に開園しました。
そんな航空公園に、私・たつぴ・箔の白黒茶々家の男衆は前回の終盤あたりから来ています。 そうしたら、まずは先に来られている方々にあいさつして回りましょう。



まずは、ひなりん♪さんのところの、ひなちゃんとご対面。お洋服がとてもよく似合っていますよ。



こちらは、PITZSPITZ さん家のホワイトキング君でしょうか。毛ぶきが見事です。



アンカー君カイトちゃんたちとは、数年前のスピクラ展で逢って以来ですね。さらにさかのぼること7年前の、第1回東海オフで初めてお逢いしたときには、たつぴはまだ小学校以前でした。



その東海オフの参加メンバーでもあったサエモン君は、もう15歳にもなるそうです。 今回の集まりでは、最年長でしょうか?そのワリにはとても元気で、私たちの前では2足立ちで背筋をピンと伸ばした姿も見せてくれました。箔も、かくありたいです。



そのうち、私たちは地に足が付くようになったので、このあたりでお昼をいただくことにしましょう。 ちなみに私が持ってきたのは、5時台に地元のマクドナルドで買ってきた朝メニューです。しかし、ここに来るまでの間にカバンの中で地殻変動に巻き込まれて押しつぶされてしまい、宇宙食状態に。



とかなんとかやっているうちに、ヴィヴィアル家を起点にして記念撮影をやっているのに気が付きました。 そうしたら、箔もその中に加わらなければ



いきなりルナ☆リュウママさんに箔のリードを持たせてしまって、すみません&ありがとうございました。 と言いつつも、私のほうは撮影に専念させていただきました。 ちなみに、左端手前に迫っているのがリュウ君、右端がルナちゃんです。それにしても、撮っているうちに白ふわが増殖してきているような………



そしてしまいには、こうなりました。しかし、これで全員ではなく、この密集に入りきれなかったワンコもまだいたのですよ。 ちなみにこちらは、白黒茶々家が来る前から皆さんが昼食を食べるために陣取っていた木陰で、なりゆきというか、自然発生的に集合写真を撮ってしまいました。

せっかく広い公園に来たのですから、場所を変えて改めて集合写真を撮りたいですね。そのようにして、芝生広場まで白ふわの大移動が起こりました。



その前に、ユキちゃんと箔の2ショットをお願いします。ロータスさんの娘さんに箔のリードを持っていただき、写真を撮っていたら、それに気付いたたつぴが、たたた~っと駆け寄ってきて。「いいショット、いただきっ 」ってトコでしょうか?面白いので、その写真を載せておきますね。



しかし、調子に乗った箔は、ユキちゃんに魔の手、いや、魔の口を伸ばしてキッスを。 そういえば、彼はキス魔だということを忘れていました。 男女を問わずやってくるので、お気をつけくださいませ。



箔と対峙しているのは、チェリー君です。 彼との付き合いは長いのですけど、双方を逢わせたときの反応はずっと変わらず。それでも、お互いの存在を確認できたみたいで、なんかホッとしました。



さらにマオ君ソルト君との3ショットを撮ることもできました。 私はオフ会デビューとなる7年前の東海オフ会でネオママさん夫婦と先代犬のネオ(音音)君と逢ったことがあり、今回彼の話もすることができました。そのネオママさん夫婦に迎え入れられたマオ(真音)君は、現在生後11ヶ月。これからの成長が楽しみです。
一方のソルト君は、今春パパになった葵君の兄弟犬です。目鼻立ちが整っていて、男前です。



とかなんとかやっているうちに、集合写真を撮るためのポジションを決めることに。spitz-2さんは、ねねちゃんひなちゃんを一緒に抱えて大変そうですね。それでも、納得のいく写真が撮れるか、総崩れになるまで、その体勢でお堪えくださいませ
一方、白黒茶々家のほうは、たつぴがいち早くカメラを持っていってしまったので、私が箔係をやることに。 ちなみにポジションは、後列で彼を抱っこした状態でいきます。そのようにして、撮ったうちの一枚が………



こちらです。それにしても、今回はかなりたくさんのワンコが集まりましたね。 あの場では、私の頭の中では収拾がつかなかったので、改めて写真に写っているのを数えてみたら、30頭ぐらいいました。(ヴィヴィアルママさんの集計によると、30スピ+4シズ+1コギ+1ダクの合計36頭とのことです)
そのあと、その大集団は公園内のドッグランに移動していったのですけど、そちらでの様子については、次回レポートさせていただきます。


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ハチ公対ハク公(航空公園オフ会その1)

2013-06-26 00:01:01 | ワンコイベントの類
こんばんは、箔ですワン。
6月末のある日の未明のことです。お父さんが突然起き出して、なにやらゴソゴソと身支度を始めたのだ。このパターンは、ひょっとしてお出かけ おれっちは気分が高まり、思わずハヒハヒ言ってしまったのだ。 そうしたら、「これ箔 静かにしなさい」お父さんに怒られてしまいましたワン。



それでもまだ暗い中、散歩に連れていってもらえました。 もう間違いないとは思うのですけど、まだまだ体力とテンションを温存しておかなければいけないみたいで。その後、お父さんはお母さんとたつぴ君を起こし、みんなで家を出発したのだ。



浜名湖に上がる朝日がきれいですね~ そして、おれっちたち一行は浜松駅に到着したのだ。



しかし、お母さんは浜松駅で見送り、そこから先はお父さん・たつぴ君・おれっちの白黒茶々家の男衆だけとなりましたワン。 駅の近くにそびえ立つアクトタワーを見上げたら………



いざ、列車に乗り込まん そうしたら、あとはひたすらその列車に揺られるだけなのだ。 このパターンも、おれっちは心得ているのだ。果たして今回は、どこまで行くのでしょうか?



それからしばらくして、富士川の向こうの雲の切れ間から、うっすらと富士山が見えてきたのだ。 なんか昨日、その富士山があることで注目されたみたいですけど、前に見たときとあまり変わっていないような。お父さんは「富士山の価値が認められて、世界文化遺産という箔が付いた」と言っていましたけど……… おれっちが付いたって、どういうことなのだ?



とかなんとか言っているうちに、熱海駅に到着 こちらでようやくキャリーから開放されたおれっちは、ブンブンしまくったのだ。 これは何かの儀式なのか?それともアピールなのか?ですって?とにかく、今はこうしたい気分なのだ



「うわ~、(乗り換える)時間がない 」
と、お父さんは焦りつつも、ちゃっかり足湯に手を浸けて「手湯 」なんてやっていたのだ。それはまあいいとしても、編集部さん、手湯をやった正確な時間まで表示するのはどうかと思うのですけど。



さらにおれっちたちは列車を乗り継ぎ、「渋谷」というところにたどり着きました。 こちらでは、寄り道をするみたいですけど……… それにしても、この駅はとにかく広い どこまで歩いていっても、駅から出られないのだ。 お父さんとたつぴ君、頑張れ~ ちなみに、おれっちは in キャリー なのだ。そのようにして、向かった先には………



「忠犬ハチ公」という銅像があったのだ。 そういえば、おれっちは以前こちらに来たことがあるのだ。またしてもこの偉人、いや、偉犬と一緒に記念撮影をするというのですね。



しかし、そう簡単にはいかせないのだ おれっちはちょっとイジワルして、カメラから目線をそらせ、お父さんたちを困らせたのだ。  それでも、そろそろいいでしょう。正面を向いて撮影に協力することにしました。



ところが、ここぞというときに、おれっちたちの前におばちゃんが立ちはだかり、このような写真に。 あのとき、お父さんは泣き叫んでいたのだ。



しかし、あの一枚だけではあまりに気の毒なので、撮り直しに協力することに。そこで「ハチ公とハク公がご対面した」という迷ゼリフも飛び出しました。
その後、おれっちたちは西武電鉄に乗り換え、今まで行ったことのない埼玉県に突入 そして、航空公園駅に行き着きました。



目的地の所沢航空記念公園は、駅を出てすぐのところにありました。 そこに入ってすぐのところには………



本物の飛行機が飾られていたのだ そいつをバックにして、おれっちをモデルに一枚撮りたいですって?仕方ない、今回はビシッと決めてあげるのだ。さあそうしたら、皆さんが集まっているところに向かいましょう
………なんて言ってはみたものの、広い園内のどのあたりに向かえばいいのでしょうか?ドッグランに行けば、皆さんと逢えるのでしょうか?



………なんて迷い始めたまさにその時に、なんとおれっちたちの前に影虎さんが現れたのだ さらに、おれっちたちを案内してくださったので、とても助かりましたワン。 そして、行き着いた先には………



すでにたくさんのお仲間が来ていたのだ。今回の集まりには、何頭のワンコが集まったのか?さらにそんな彼らと、おれっちはどのような出逢いや触れ合いをしたのか?などは、次回レポートさせてもらうのだ。


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梅雨といったらやっぱり、紫陽花と枇杷ですよね♪

2013-06-22 00:01:02 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
本格的な梅雨の時季に入り、雨が降ったりやんだりの天気が続いていますけど、皆様はいかがお過ごしでしょうか?



毎年このくらいの時季になると、我が家の紫陽花の花が、最盛期を迎えます。
また、梅雨前後は枇杷の収穫の時季でもありますね。 毎日夕方になると箔が放たれるウチの裏庭(略して箔庭)には、枇杷の木があります。昨年はハズレ年で、実が1つもならなかったのですけど、果たして今年は少しでも、ウチの枇杷から恩恵を受けることができるでしょうか?



う~む……… うっそうとしていますね。 家の表にマタタビの苗を植えたら、近所の猫に荒らされて枯死寸前まで追い込まれてしまったので、目立たないようにこちらの枇杷の脇に植え替えておいたのですよ。そうしたら、マタタビは調子こいて枇杷の木に巻き付き、私が手を出しにくい状態になってしまいました。 それにタチが悪いことに、花が咲いても裏情報に詳しいノラ猫にはたき落とされてしまい、まだ一度も実がなったことがないのですよ。一方の、枇杷のほうは………



おおっ、豊作とまではいかないのですけど、しっかりと実を付けていますよ それらのなかで、美味しそうなものを数粒もいでいって………



まずは、私が試食させていただきます (皮むきが済んだものを) はぐっ
おわ~、汁っ気たっぷりの実はほんのり甘くて、とても美味しいですよ 食べ進む私にブレーキをかけるように存在する大きな種も、枇杷らしさを演出しています。



私だけが楽しむのもナンですから、箔にもおすそ分けしてあげましょう。 食べやすいように、皮をむいて種も取っておきました。箔ちゃ~、ウチで採れた枇杷ですよ~



たまらずブンブンが飛び出してしまいましたね。 彼は枇杷が大好物で、毎年この時季が来るのを楽しみに……… してるかどうか。 とにかく、目の前の枇杷に過剰に反応していました。



それでも、いちおう「まて」はやっておかなければ。 しかしあまり焦らせると、箔の口元が枇杷以上にみずみずしく(ヨダレの洪水)なってしまうので、そろそろいいでしょう。



「よし」のあとは、本当にあっという間でした。 なんか「美味しい」というよりは、「してやったり」のような顔をしているのですけど。

枇杷は旬の時期が短く、それに加えてアタリ年とハズレ年があるので、ある意味貴重な果物です。 それでも、これを食べないで夏を迎えるのはあまりに寂しいので、毎年欠かせたくありません。そういうワケで、来年もウチの枇杷の木に実がなりますように~


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名古屋城の虎と白黒茶々家の虎

2013-06-19 00:34:23 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
愛知県にある名古屋城本丸御殿の第一期工事が完工し、先月の29日から一般公開が始まりました。 その建物は慶長20年(1615年)に建造され、昭和20年(1945年)の空襲で焼失するまで名古屋城の本丸にあった城主の住まいや接見等の場となったところで、徳川家の権威を象徴するようなきらびやかなたたずまいをしていました。その本丸御殿が写っている古写真があるので、お見せしますね。 じゃんっ (古い?)



明治以降に手を加えられ、屋根は瓦葺き、破風飾り(屋根の三角の部分)は白い塗りごめとなっていますけど、創建当初は薄い木の板を敷き詰めた柿(こけら)葺きの屋根と、黒漆塗りに金の装飾の破風だったそうです。 その当時の姿を再現しようと数年前から復元工事に入り、このたび全体の約3分の1ができあがったのです。私は当初「全部仕上がって見学者の数が落ち着くまで、待つことにするよ」のつもりでいました。ちなみに本丸御殿は平成30年(2018年)に完工する予定。 また御殿の復元に合わせて、その建物を飾る障壁画の模写もおこなわれてきました。狩野派の絵師が描いたその障壁画では、家康の好みで竹や虎がよくモチーフにされています。せっかくなので………



私の身近にある襖、竹、虎で、その様子を再現してみました。 さすがに本物の虎を連れてくるワケにはいかないので、我が家で虎に一番近い茶トラ猫の京で代用しておきましょう。いかがでしょうか?狩野派の絵っぽく見えるでしょうか?



しかしこの虎ちゃんは、竹が気になるみたいで、すぐにちゃいちゃいし始めました。 そのどさくさに紛れて、銀の虎も乱入してきましたし。こうなってしまうと、もう桃山文化がどうとか言っている場合ではありません。 やむを得ません、撤収
模写したばかりの障壁画は、金の背景の上に色鮮やかな顔料の絵が浮かび上がっていて、まばゆいでしょうね。 それに、できたばかりの御殿の建物からは、新築特有の木や畳の香りがするのでしょうし。う~む……… 私はオープン直後の大混雑をかなり懸念していたのですけど、新築の香りフェチの性分のほうが勝り、さらに「一部公開でも構わない (完工まで)待ちきれないから見に行くぞ」と決意するまでに至りました。 たつぴも着いていきたいって?いいですよ。箔母さんは?完工してからでいいのですか。

そして、名古屋城の本丸御殿の一部公開が始まってから11日後の今月9日に、私とたつぴは名古屋城に向かいました。 ちなみにその日箔母さんは、お留守番……… ではなく、同じ名古屋市内でもコミマ(コミックマーケット)がおこなわれている金城埠頭の国際展示場のほうに行くことになりました。
地下鉄の市役所駅で降り、地上に出て北側にぐるっと回っていくと………



お堀を隔てて、名古屋城の大天守が大迫力で迫ってきます。 このお城は、大坂の豊臣氏に備えて、徳川家康が西国の緒大名に命じて築かせました。ちなみに大天守は、本丸御殿と一緒に戦災で焼失してしまい、昭和34年(1959年)に外観のみ復元されました。さらにその西のほうには………



深井丸の西北隅櫓があります。こちらの建物は清州城の部材を多く用いて、慶長17年(1612年)に建てられました。ちなみに現在は、国の重要文化財に指定されています。



お城のあちこちに本丸御殿の公開をアピールするのぼりが掲げられていて、私の見たい欲を駆り立ててくれるのですけど、その前に………



二の丸東庭園で、名古屋おもてなし武将隊のパフォーマンスを観ておきましょう。 私たちは3年半前の浜松モザイカルチャー世界博の会場で初めて彼らと行き逢い、2年前の秋には豊臣秀吉の座談会に加わりました。その武将隊は最近、メンバーチェンジがあったそうですけど、どう変わったのかちょっと注目してみます。
最前列にいるひときわ目立つピンクの帽子にピンクの服の子供はノリがよくて、武将隊の方たちに「桃色坊や」と呼ばれて、たびたびネタにされていました。



徳川家康は、やや落ち着いた風貌をしていました。岡崎城のグレート家康公よりは、若いですね。



前田慶次(慶次郎)は、髪型からいって歌舞伎者ですね。 もちろん、キャラクターのほうもその路線をいっています。



豊臣秀吉は、こうなりました。代替わりして、ファンキーさやコテコテ感はやや弱まったものの、イケメン度は上がりました。



武将隊といったら、大半は甲冑を身に付けているのですけど、「今日から夏装束に変えたのぢゃ」の言葉の通り、身軽な身なりとなっていました。そのおかげで、演舞で飛び上がった際には本人たちも驚くほど上がってしまい、すぐに次の動作に入れませんでした。



そういえば、今回ははち丸君を見かけないと思っていたら、代わりにこのようなゆるキャラが闊歩していました。こちらは「しらっぴーな」といって、三河湾に浮かぶ篠島から来たそうです。



本命の本丸御殿が出てくるまで、前フリが長くなってしまいましたけど、もう少しお付き合いくださいませ。 本丸の石垣上にそびえ立つ東南隅櫓(現存、重要文化財)が見えてくると、いよいよといった感じがします。



しかし、本丸御殿の入場待ちの列が、本丸の外まで続いていました。 このときの待ち時間は30分とのこと。これから炎天下の時季を迎えても、テントや送風機が設けられているので、どうかご安心を。



先述した通り、本丸御殿は三期に分けて工事を進めていき、完成したところから順次公開していくことになっています。 今回見学できるのは、そのうちの玄関と表書院の部分です。ちなみに対面所や上台所などの第二期部分は2016年、上洛殿や湯殿書院などの第三期部分は2018年に完成する予定です。



とかなんとか言っているうちに、その本丸御殿が見えてきましたよ 白木の柱や、飾金具を施した黒漆塗の破風がまばゆいです。そうしたら、いよいよその内部に入りますよ。皆さん、心の準備はいいですか?



私の期待通り、入ったとたんに木や畳の香りがしてきましたよ。 復元に際しては材料にもこだわり、木曽産の桧をふんだんに使っています。それにしても、部屋の写真を撮る人たちが、廊下にずら~っと並んでいる光景がなんともいえませんね。 こちらの建物は、ストロボを焚かなければ撮影してもいいことになっているのですよ。



その順路に入ってすぐのところには、かつての本丸御殿を飾っていた「竹林豹虎図」が展示されていました。「あっ、京ちゃだ 」そうは言ってみたものの、「どう見ても、京ちゃじゃないよ」というたつぴの突っ込みの通り、大きさといい迫力といい、彼女ではありませんでした。 当時の絵師は虎を見たことがなかったので、その姿を伝え聞いて描いたそうです。そのワリには本物に近いのですね。惜しむらくは、豹を虎のメスと勘違いしているトコです。この襖絵は、戦時中に本丸御殿から外し、城内の倉庫に保管しておいたおかげで焼失から免れ、現在は国の重要文化財に指定されています。名古屋の河村市長は当初は「完成した御殿に、かつて使っていた襖をはめ込みたい」と言っていたのですけど、そうすると貴重な文化財を傷める恐れがあります。しかし、市長はなかなかあとには引きません。議論した結果、時期限定でパネルに入れて展示することで折り合いがついたそうです。その期限というが、この日までだったのです。本丸御殿の内部でこのような重要な襖絵を間近で見たり写真に撮ったりできる機会はおそらく二度とないので、貴重な体験をすることができました。



といったところで、そろそろ御殿の部屋のほうに目を移すことにしましょう。まずこちらは、玄関一之間です。後方に床や棚、帳台等が設けられていて、格式が高いですね。それに、左側に色鮮やかに甦った竹林豹虎図がありますし。



その隣の部屋は、玄関二之間です。こちらにも、竹や虎がたくさん描かれていますね。



今度は、表書院をご案内いたします。 こちらの三之間は、障壁画のテーマが先程とはがらりと変わり、梅や何かの動物が描かれています。それに、奥行きがあって広そうです。
※実際には39畳あります。(編集部注)



三之間の先は二之間と続き、こちらの一之間に至ります。一之間は表書院のなかでも格式が高く、奥に上段之間が設けられています。せっかくなので、そちらのほうにも回りますね。



華麗な花鳥画や床、清楼棚、付書院、帳台構だけではなく、天井は折り上げ小組格天井となっていて、全体的に豪華な造りとなっております。



また、工事現場の見学用通路からは、本丸御殿の第二期工事の様子を見ることができます。 そちらのほうにカメラを向けると………



工事中しか見ることができない、太い柱や梁の様子を観察することができます。それから、先ほど見た表書院は完成してはいるものの、まだ素屋根の中にすっぽりと納まっていますね。



本丸御殿を見終わったら、お昼にしましょう ちなみに私たちが城内のお食事処で注文したのは、名古屋名物のきしめん。そいつをざるでいただきます。もちろん、ツルッとさっぱりしていて、美味しかったですよ。



あとは、大天守のほうにも入っておきましょう。真下から見ると、大迫力ですね。 こちらの建物は、復元されたお城のなかでも最大級の大きさで、高さのほうは建物だけで36、1mもあります。



入ってすぐの地下1階には、実物大の金の鯱ほこがあります。金鯱を掲げた天守を持つ徳川家のお城は、江戸時代を通しても名古屋城だけとなり、名古屋の人々にとっては、誇りでした。



最上階からは、名古屋市内だけではなく、近隣の街並みや遠くの山々など臨むことができます。さらに、建設工事中の本丸御殿の様子も……… って、露天に出てきた部分は死角になっていて見えませんよ。 それに、小天守が御殿の素屋根に囲まれていて、なんか肩身が狭そうですし。



名古屋城の本丸御殿は、全体からするとほんの一部の公開なのに、私が思っていた以上に見応えがありました。なのに、さらに工事と公開部分が広がっていくなんて、これから先も楽しみです。先述したように、全体が整うのは5年先なのですけど、私は待ちきれなくて再び行ってしまうかも知れません。もしそうなったら、また当箔日記に見学レポートを載せることになると思うので、その際には「やっぱりな~ 」と思いつつお読みくださいませ。


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ガーデンパークでサモスピマジックはあるか?

2013-06-15 00:01:01 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
6月初旬の、ある日曜日のことです。その日私は仕事が休みで家にいたのですけど、箔が落ち着きませんでした。 何の約束もしていないというのに、彼は「ひょっとしたら、どこかに連れていってもらえるのでは 」と、勝手に思い込んで盛り上がっていたのです。来週は人間だけが出掛ける予定で、彼に留守番を強いることになっていることですし……… わかりました、今からちょっといいところに連れていってあげましょう このようないきさつで、私たちが向かったところは………



浜名湖ガーデンパークでした。私たちがこちらに来るのは、3月のオフ会以来ですね。 今回は突然思い立って来たので、特に誰かと待ち合わせはしていないのですけど、園内でサモスピマジックのようなことは起こるのでしょうか?こちらの公園はワンコ連れが多いので、期待してもいいでしょう とかなんとか言いながら、芝生広場のほうに向かっていったら………



何やら、たくさんのテントが設営されていました。 この日はこちらでは、お泊まり会のようなイベントでもあるのでしょうか?いや、それにしてはワンコの声も聞こえてくるような気が……… とにかく、確認してみます。



そうしたら、トンネルやスロープ、ハードルなどのアジリティーのコースが作られていて、ワンコが飼い主さんとアイコンタクトを取りながら激走していました。 この日、こちらではエクストリーム中部地区大会がおこなわれていたのでした。 無事にゴールしたら、飼い主さんたちはワンコを抱き締め、彼らの頑張りをねぎらっていました。なかには、途中から逆送したり、コースアウトして失格になるワンコの姿も。

私たちがその様子を観ていたら「スピッツですよね?触ってもいいですか?」という方もいました。最近、スピッツは特集番組で採り挙げられたり、ドラマに出てきたりしたこともあって、知名度が上がりつつあるみたいです。その方は以前からスピッツに関心があったみたいで「わぁ~、毛がふかふかしていて気持ちいい 」箔のことを誉めてくださいました。 さらに「スピッツを飼いたい」という、ありがたいお言葉も。「大いに飼ってくださいよ~」しかし「どこに行けば(仔スピに)逢えますか?」という質問には「ペットショップとか………」ぐらいのことしか答えられませんでした。 地元のペットショップでは、めったに見かけることはないというのに。

そんな話をしたら、余計同士のワンコと逢いたくなってしまいましたよ。 ちなみに先ほどのエクストリーム大会のほうには、ジャックラッセルテリアや柴犬等はいたのですけど、白ふわの類は箔以外には1頭もいませんでした。



大抵のワンコ連れはガーデンパークを半時計回りに歩くので、そんな彼らとできるだけ多く行き逢えるように、私たちは逆歩してみることにしましょう



そうしているうちに、白ふわオフ会のときに集合場所となったイベント広場……… の近くにある植え込みが見えてきました。 のたね君は残っていたのですけど、そのまわりの草花はきれいさっぱりなくなっていて、土がむき出しになっていますよ。



せっかくなので、オフ会の際に集合写真を撮ったモザイカルチャーなモアイの前で、記念撮影をしておきましょう。 ちなみにこの像は、展望タワーの真下にあります。



さらに私たちは、花の美術館に行き着きました。こちらでは、睡蓮の池や季節の花を見ることができるそうですけど、ワンコ連れNGなので、私はまだ一度も入ったことがありません。



水路の向こうに見えるのは、先ほどの展望タワーですね。できたらこの水路を遊覧船が通っているところを撮りたかったのですけど、なかなか来そうにないので次に行きます。



そこから先は、国際庭園ゾーンになります。ちなみに私たちは、ドイツの庭に来ています。こちらの庭園は、2年前の春にスピ仲間で集まり、お昼を食べたところでもあります。 全盛期はやや過ぎたものの、その日はたくさんのバラの花が咲いていました。



場所を変えて、こちらでも撮ってみました。 これが可愛い女の子スピなら、すごく絵になるのですけどね。なんて言っていたら………



そこで白ポメの子と行き逢いました。彼女の名前はモコちゃん。バラの花がよく似合う、カワイイ白ふわですね。



飼い主さんによると、モコちゃんはよくスピッツと間違えられるそうです。しかし、彼女は決して巨大ポメというワケではありません。色や輪郭がスピッツに似ているってトコでしょうか?いや、このように両者を並べてみたら、親子にも見えますね。そういえば、箔もお友達のサモエドと一緒にいたら、彼らの子供と思われたことがあります。



バリの門構えが見えてきたってことは、国際庭園の出口ですね。いや、正規の順路から行くと、入口かも。「出口は………」「ドッチモ入口ダヨ、未来ノ」おそまつでした。

箔にとっても程よい運動になったので、このあたりで帰ることにします。 そういえば、今回遭遇した白ふわは、ポメラニアンのモコちゃんだけでしたね。ひょっとしたら、前回のオフ会のときのようにたくさんの白ふわで行動すれば、類が類を呼ぶのかも知れません。というワケで、浜名湖ガーデンパークを白ふわの名所にするためにも、また機会があったらこちらで集まりたいです。


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決戦!ワイルドストロベリー対ヘビイチゴ

2013-06-12 00:01:01 | 探求シリーズ
こんばんは、白黒茶々です。
またまた初夏の話題をお伝えします。 このくらいの時季になると、ウチの庭には………



ワイルドストロベリーが実をつけるようになります。 このイチゴはヨーロッパ北部と北アメリカが原産地で、幸せを呼ぶとも言われています。また「幸せが遠のくので、実を食べてはいけない」とも言われていましたけど、それは迷信化しつつあります。なので、私は遠慮なく食べさせていただきますよ。 この果実、我が家では以前は鉢植えで育てていたのですけど、何らかのはずみでこぼれ落ちたみたいです。「ワイルド」を冠するだけあって、その繁殖力はすさまじく、私が手を貸さなくてもウチの庭で勝手に育ち、年々その勢力範囲を拡大させつつあります。



それに対抗するかのように、ウチの庭には、以前から頼んでもいないのに、ヘビイチゴが増殖しています。 ちなみにこちらのイチゴは、バラ科キジムシロ属の多年草。このイチゴは、私が小さい頃には「ヘビが毒を作るために食べるイチゴだから、ぜったい人間が食べてはいけないよ~ 」と言われていました。確かに、ヘビが食べやすそうなサイズですし、色や形からいってあまり美味しそうではありませんし。それでも最近になって、ヘビイチゴには毒はなく、人間が食べれないこともないということが判明しました。ちょっと前に、私はその言葉を信じて食べてみたのですけど、はっきり言ってマズかったです。
しかし、ワイルドストロベリーは大いに繁殖しなさい ヘビイチゴはおとなしくしていなさい ではあまりにフェアじゃないので、両者を有効利用し、かつ美味しくいただく方法を考えることにしました。



そのことを探究するために、まずは両方のイチゴを数粒ずつ摘んできました。見た目や大きさからして、すでに勝負ありのような気がするのですけど、私たち審判員のモットーはあくまでもファイト、フェアプレイ、フレンドシップの3Fです。
※それって、高校野球の精神では?それに、いつから審判員をやっているのですか?(編集部注)



まずは、ワイルドストロベリーからいきます。 はむっ
うむっ そのままいただいても、酸味の中に甘みが含まれていて、美味しいですね。章姫や紅ほっぺほど大きくはないのですけど、普通にイチゴの味がします。もちろん、練乳に浸けて食べても、美味しいですよ。



私だけ美味しい思いをしていては悪いので、箔にもこのイチゴを食べさせてあげましょう。 ほぉら箔、ワイルドストロベリーですよ~



彼はそのイチゴを注視していました。 以前、庭で食べさせたときにはペッとしたのですけど、今回はここまではいい手応えですね。



さらに、私の「よし」の掛け声とともに、がっつりといきましたよ ワイルドストロベリーと冷静に向き合ったら、美味しかったってトコでしょうか。

つぎにヘビイチゴを……… やっぱり食べないといけませんかねぇ?まずは、そのままストレートにいただきます。 もぐっ
うぇ~、味がないうえにパサパサしていてマズい 表面のつぶつぶがボロボロこぼれ落ちる感じも、イヤミっぽいですし。これは、人間が好きこのんで食べる代物ではありません。



それでも、ヘビイチゴにはまだ救いの手があるハズ そう信じることにした私は、こちらも練乳に浸けて食べてみることにしました。今度こそ、私の表情をゆがめさせないでくれよ~ ぱくっ
おおっ 無味だったものに、練乳の甘さととろみが加わって、イチゴ本来の味に近付いたではありませんか。 こうなると、先ほど不評だった表面のつぶつぶも、少しは愛おしく感じます。



せっかくなので、箔にもヘビイチゴを食べさせてあげましょう。ただしワンコなので、何もつけないであげなければなりません。箔、これはヘビイチゴへの義理立てみたいなものなので、ムリに食べなくてもいいのですよ。



………なんて言っていたのに、まったく躊躇することなく喰らってしまいましたよ 今回の調査を「さすがの箔でも、ヘビイチゴのマズさには敵いませんでした」と締めるつもりだったのに、まさかこのような展開になるなんて………
それでも、その後箔と私には何の異常も見られなかったので、どうかご安心を。

そうしたら、今回の調査結果を簡潔にまとめます。コホン、では……… ワイルドストロベリーは、普通に食べても美味い 一方のヘビイチゴは、練乳に浸けて食べれば、少しはマシな味になる それから、志願するワンコがいたら、食べさせてみたい代物でもある
ところが「私と箔は、ヘビイチゴを食べたに」そのことを箔母さんに話したら、双方そろって「えんがちょ」されてしまいました。彼女はいまだにヘビイチゴの迷信を信じているのでしょうか?


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結婚式って、いいな

2013-06-08 00:01:24 | その他
こんばんは、白黒茶々です。
5月末の日曜日に、既婚の私は一張羅を着こんで気根を入れて、きこん……… すみません、ダジャレ(おやじギャグ?)はこのくらいにさせていただきます。 とにかく、このあとのお呼ばれに備えて、いそいそと支度をしていたのです。



さあ、準備が整いました。 いかがでしょうか?私が正装した姿は。………って、箔はこれ以上近付いてはいけませんよ。 ウチはただでさえ何らかの動物の毛が浮遊しているので、このような服には特に気を使います。
そうそう、なぜ私がこのような格好をしているのかまだ説明していませんでしたね。タイトルにもその含みがあるのですけど、その日はいとこのMちゃんの結婚式に呼ばれていたのです。 彼女は、私が毎年浜松まつりでお世話になっている、萩丘の叔母さんの娘でもあります。しかも今回は私だけではなく、箔母さんやたつぴも招待してくれたのです。さらに白黒茶々家以外のいとこ一家全員もその対象にしてくれるなんて、なんて太っ腹なのでしょうか。 ちなみにたつぴにとっては、初めての結婚式の参加となります。



その結婚式がおこなわれたのは、浜松市中区にあるアーセンティア迎賓館ホワイトハウス。名前の通り、ホワイトハウスを思わせる外観となっております。では、その中に入りますよ~



入ってすぐのところで、新郎・新婦の似顔絵が私たちを出迎えてくれました。 二人の特徴を上手くとらえているのですけど、こちらにまで目隠しをしてしまうのはあまりに忍びないので、そのまま載せさせていただきます。



また受付には、ペアのブタちゃんが ちなみにこれらは、新婦のお母さんこと萩丘の叔母さんが作られたそうです。そういえは、私たち夫婦の結婚式では、箔母さんお手製のクマちゃんがその場を飾りました。
そして、参列者全員が式場内のチャペルに移動し、いよいよ花嫁花婿の登場と相成りました。では皆さんも、拍手でお出迎えくださいませ。



まず入ってきた花婿に引き続いて、花婿のMちゃんがお父さんと手を取り合って、バージンロードをゆっくりと歩んできました。その姿を見て、私は少しウルッときてしまいました。 小さい頃から知っていたMちゃん、こんな綺麗なお嫁さんになって………



このような教会様式の結婚式には、怪しい外人神父がやって来て「アナタハ、健ヤカナルトキモ病メルトキモ………」と、少々なまりのある日本語で進行させていったりするのですけど、今回はそのような人物の登場や讃美歌斉唱などはありませんでした。 その代わり、司会の方が取り仕切り、二人とその父親たちで「結婚誓約書」を作り上げたりしました。



参列者一行は別の部屋に移動し、結婚式に引き続いて今度は披露宴がおこなわれました。



新郎新婦が雛壇に腰掛け、乾杯人による乾杯の音頭が済んだら、いよいよ豪華な宴の始まりです そのグラス人に指名されたのは、なんと私の父だったのです。 彼はスピーチのほうは淡々とした口調で進めていったのですけど、グラスを持つ手がしだいに震えてきて……… 頑張れ、いや、ここはリラックス、リラックス~



箔母さんは白ワイン、たつぴはジュースでかんぱ~い 私はオールフリーから入ります……… って、こうなると帰りの運転は自動的に私がするってことに。 まあいいでしょう、思いっ切りお呑みなさい。



そうしたら、いよいよ料理のほうをいただくことにしましょう 最初の皿は、「甲殻類と豚足などのテリーヌ、トマトのラヴィゴットソース~パネグリエ仕立て~」 ………という名の、いわゆる色々なものが入ったコロッケですね。



次は、「じゃがいもとポロ葱のクリーミーなポタージュ~ヴィシソワーズ」 ………平たく言うと、じゃがいもをメインにした冷製スープです。



このあたりで、お色直しのために新郎新婦は退場。私たちは「河岸直送の旬の鮮魚、グレープフルーツのソースで」をいただきながら、二人の再登場を待つことにしましょう。



「そろそろ来る頃かな」と、私が会場の扉に注視しながらカメラを構えていたら、なんと彼らは意表をついて外の庭から現れたのでした。 もちろん、こちらの衣裳も素敵ですよ。



結婚式の見せ場の1つでもあるケーキ入刀は、夕暮れ時の屋外でおこなわれました。 その直後に、花火が打ち上げられるという演出も。
また、それに引き続いてそのケーキをお互いに食べさせ合う「ファーストバイト」というのもおこなわれました。私たちの頃にはまだやらなかったのですけど、これはいかに大きく取り分けられるかがカギとなるみたいです。



会場に戻ったら、「若鶏と卵のムーレット風、薫製の香りを添えて」をいただきましょう。いわゆる、肉料理ですな。



そして、先ほどのウエディングケーキが、人数分に取り分けられて回ってきました。 グラスに盛られたデザートや、コーヒー類と一緒にそいつを口にしようとしたとき、その会場では………



花嫁がご両親に、感謝の気持ちを伝える手紙を読んでいました。マイクを持つのは、花婿のO(オー)君。 彼は当初は「このような催しをやるはちょっと………」と結婚式には後ろ向きだったのですけど、まわりに説得され、準備を進めていくうちにしだいに乗り気になっていったそうです。またこの結婚式では、彼が涙する場面も。それに、たくさんの人にMちゃんの花嫁姿を見てもらうこともできましたし。きっと今頃は「やってよかった」と思っていることでしょう。



MちゃんO君、この度は結婚おめでとう。その結婚式に呼んでくれて、幸せのおすそ分けをしてくれて、さらに新婚当初の初々しい頃のことを思い出させてくれて、ありがとう。 お二人とも、末長くお幸せに~



そういえば、時代によって結婚式のスタイルって変わってきましたよね。今回の式にも、そう思わせる場面があったのですけど、バブル全盛期の頃に式場でゴンドラに乗ってしまったという方がいましたら、コメント欄などでお暴露くださいませ~


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予防注射の恐怖再び?

2013-06-05 00:01:09 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
ある日の夕方のこと、私は箔を車に乗せて、あるところに向かっていました。 そこは、毎年初夏の頃に必ずお世話になっているところでもあります。箔は私とのお出掛けに、最初は喜んでいたのですけど、その目的地に着く直前に状況を察して「ヒスヒス………」という哀しい声で泣き出しました。 そのあるところとは………



そうです 動物病院です。この日はこちらで、箔のフィラリア対策とワクチン接種をすることになっていたのです。狂犬病予防注射のときは色々な条件が加わったこともあって、箔は注射の痛みをほとんど感じないで済んだ……… というよりは、注射されたこと事態気付かなかったのですけど、今回は獣医さんと診察台の上で対峙するので、そうはいきません。もうすでにひと泣きしたのですけど、今回こそ日記のタイトルを「泣くなはくちゃん」にしたほうがいいかも知れませんね。 じゃあ箔、中に入りますかい



しかし、彼はここでイヤイヤをやりだしたのです。 これから自分の身に降りかかるであろう事態を、よく把握しておる。りっ……… いや、全然立派じゃないっ.
ここまで来たら、腹をくくりなさい。



そうしたら、順番が来るまで待合室にある体重計で箔の重さを量っておきましょう。 う~む……… 7,98㎏ですか。昨年よりちょっと減っていますね。あんなに食べているのに、太りにくい体質みたいで、うらやましい~
………なんて言っているうちに、ついに箔が呼ばれました。



診察台の上に乗せられた彼は、ヘビににらまれたカエルのように固まってしまいました。 それに、ちょっと震えているような。「大丈夫だよ箔、恐くないから(私が)」それから検温、採血、ワクチン接種がおこなわれ、フィラリアの検査のほうも陽性(問題ナシ)となり、一件落着 そして最後に美味しい予防薬を処方され、帰されました。



そんな箔も診察から解放されたら、この余裕の表情に。 出番を控えているワンコに、夢中になってブンブンを……… いや、その動きでエールを送ったのですよね。そういうことにしておきましょう。



それから数日後の月末に、箔にとってはお楽しみの時間がやって参りました 久しぶりにチュアブルタイプのフィラリア予防薬こと「おいしい」を見た彼は、たまらずブンブンし始めましたよ。



それでも、お行儀よく「まて」をやってからにしなさい。毎度のことながら、こうしていると彼から目に見えないビームを受けているような気になります。 その目力、少しは抑えて~



そして私の「よし」の合図とともに、彼は「おいしい」をかっ喰らいました。 これから半年間、月末にこの「おいしい」が出てくるので、お楽しみに
美味しく食べてフィラリア予防ができるなんて、いいですね。そういう私は、5月中に今季初めて蚊にくわれてしまいました。 今夏は例年以上に蚊が増殖する気配なので、ワンコだけではなく人間の皆さまも、お気を付けくださいませ。


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B級グルメとゆるキャラの行方

2013-06-01 00:01:35 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
前回からの続きで、白黒茶々家は2013B級グルメスタジアムinエコパがおこなわれている袋井市のエコパスタジアムに来ています。 こちらでは、これからどれだけのB級グルメやゆるキャラを集めることができるでしょうか?箔母さんとたつぴが買い出しに行っている間、私と箔はその辺をぶらぶらしています。



そうしたら、いきなり団子、いや、くまモン……… じゃなくて、ハンバーグマのグーグーと出くわしましたよ 彼は、浜松市周辺のハンバーグのお店が育て上げたキャラクターで、クマが焼き目のついたハンバーグのような姿をしています。 そういえば、彼は3月の「北区Deまつり」にも来ていたような。 そのとき、私たちは彼を遠巻きに見ただけなので、今回はできるだけ近付いてみます。そうしたら………



なんと、箔はグーグーと戦いだしたのです 私は前回のしっぺいのような仲良し写真を撮りたかったのに。あとでそのことを箔母さんに話したら「箔は、ハンバーグマが美味しそうだったから、食べようとしたのでは?」と言っていました。言われてみると、そうかも。 ちなみに先ほどの戦いは「ガルル………」ブシュッ という流血ものではなく、「このヤロこのヤロ………」ポカスカという、ほのぼのとしたものでした。
そういえば、グーグーは何かの番組であのバリイさんと相撲をとり、敗れたことがあります。



武田菱丸君は、いうまでもなく山梨県から来ました。富士の国やまなし観光キャラバンの隊長役も、担っているとのこと。休憩に入るところを私が呼び止めたのですけど、笑顔(?)で撮影に応じてくれました。



とかなんとかやっているうちに、箔母さんとたつぴは別バラ系の雪花氷(シェーファーピン)を買ってきました。これは台湾のデザートで、マンゴーが練り込まれていて、かき氷でもソフトクリームでもない滑らかな食感を味わうことができます。
それよりも、台湾ではこの手のスイーツを箸で食べるのでしょうか?………なんて思っていたら、箔母さんは「私たちの直前でスプーンが切れたから、苦肉の策で箸を付けられた」と言っていました。



それと一緒に、私のぶんとしてたまごふわふわも買ってきてくれました。 これは江戸時代に袋井宿で食べられていた名物料理で、当時のレシピをもとにして再現されたそうです。箔のブンブンがヒットしないように気を付けながら食べてみたら、だし汁の中に柔らかく泡立てられた玉子が浮かんでいて、たいへん美味しうございました。

そこそこお腹が膨れてきたのですけど、もう一品ぐらい食べておきたいですね。 今度は箔のリードは箔母さんたちに預け、私が露店を廻ってみることにしました。



まずは私がずっと狙っていた、魯肉飯(ローバーブン)を確保しに行きましょう これは台湾の煮込み豚肉掛けご飯で、深い味わいにボリュームもあって、美味しそうです。 ところが、そこで「魯肉飯は好評につき、たった今売り切れました」という場内放送があったのです。 「そんな………」しかし、そこで沈んでいる場合ではありません。気持ちを切り替えて、第二希望の品に走ることにしましょう。ここからはスピード勝負………



………だというのに、私としたことがたまたま行き逢ったゆるキャラについ夢中になってしまいました。 ちなみに、こちらは地元袋井市のフッピーにございます。「ふくろい」なだけに、「ふくろう」をモチーフにしているみたいですね。それにしても、一緒に写真撮影をしているお子様が食べられそうな立ち位置にいるのがなんとも。 それから、お母さんのヒップでぼよんのポーズは何ですか!?



リンゴとクマの融合体は、くまモン………
※いい加減に、くまモンから脱却しなさい!(編集部注)
はい、アルクマでした。 リンゴの産地、長野県の観光PRキャラクターみたいですね。



さらに、私はあのせんとくんも見付けてしまいましたよ 平城遷都1300年の際につくられたこちらのゆるキャラ。当初は「コワい………」と不評だったのですけど、今では子供にも人気があるみたいです。 ところで、彼に対抗してつくられた「まんとくん」は今、どうなっているのでしょうか?



………と、私が脱線しまくっている間にも売り切れが続出していき、めぼしい品はことごとく入手不可能となってしまいました。 ゆるキャラの魔力、恐るべし です。



そのような状況の中で、私はなんとか御殿場のみくりやそばを確保することができました。 ちなみに、温かいほうは売り切れていたので、自動的に冷たいものとなりました。こちらも箔の熱い視線が気になるのですけど、いただきま~す ずずずっ……… うむっ つなぎに山芋や自然薯を使った風味豊かな蕎麦は喉ごしがよくて、とても美味いぞよ。 それに、巡り合わせとはいえ締めの一杯にもふさわしいですよ。

B級グルメが集まった、今回のイベント。私にとっては美味しいだけではなく、楽しいものとなりました。 またこのようなイベントがあったら、行っておきたいですね。それだけではなく、今度は私のほうがB級グルメやご当地ゆるキャラを求めて、全国を巡りたいです。


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