波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

武将に武装するのがマイブーム

2011-05-27 23:24:49 | お出かけ
こんばんは、「ひこにゃん」ですニャン。
今回は彦根を飛び出し、この箔日記に特別出演しました………



………というワケではなく、その類似キャラクターの「ひこわん」なのだ。 とはいっても、白いのが兜をかぶっているところ以外は、ちっともカブっていないし、しかもあまり煮ていないし、苦し~
とにかく、今回はこどもの日や武装がテーマになっているということもあって、おれっちもこのような格好をしているのだ。 それにしてもこの兜、かなり頭にズッシリとくるのだ。お父さん、おれっちが兜の重みで沈む前に、そちらに中継を切り換えてもらってもよろしいでしょうか?


はい、白黒茶々です。
GWの真っ只中、私と箔母さん、それにたつぴは、愛知県の岡崎市方面を目指しています。 しかしこの日の道路は混んでいて、いつもだったら1時間ちょっとで目的地にたどり着けるところが3時間近くもかかってしまいました。 そのようにして、私たちが向かった先は………



岡崎城でした。私たちがこのお城に来るのは約一年ぶりで、その際にも触れたのですけど、徳川家康はここで生まれたとされています。それから、その本丸跡には写真で見られるような復元天守がそびえ立っています。



さらに、四月の末から五月の頭にかけては、五万石藤と呼ばれる藤棚を堪能することができます。 実はこの少し前に、この藤の下でスピ仲間と集まる計画があったのですけど、その企ては雨で流れてしまい、白黒茶々家はその日は逆方向の御前崎方面に走り、原子力館学校給食を味わうことに。



せっかくなので、藤棚の下で記念撮影をしておきましょう。 旬の時季の藤もハズせないのですけど、実は今回の本命はこれ以外のものだったのです。 その本命とは………



二の丸跡にある歴史資料館こと三河武士のやかた家康館のところに行ったら、グレート家康公なる人物がいたので、思わず記念撮影をお願いしてしまいました。 こちらの方はちょっと年配で、いろんな意味でグレートですね。



さらに、赤備えの武将もいました。この鎧、ひょっとして……… 「井伊さんでしょうか?」私が彼に聞いてみたら、「はい、そうです 」という返事が。 こちらにおわすイケメン武将は、井伊直政公にござります。彼は徳川家を支え、関ヶ原の合戦では功績を上げ、彦根藩の礎を築くのです。ちなみにひこにゃんが常にかぶっている兜は、直政公のものです。
そして、この場にいるほうの井伊さんは、グレート家康さんやその他の徳川四天王の面々などと組んで、数日前に「葵」武将隊を結成したそうです。



そして、私たちは家康館へ。この資料館は最近改装がおこなわれ、「見せる展示」から「魅せる展示」に変わりました。
そのことを象徴するものとして、兜をかぶったり火縄銃を構えたりしつつ、それらの重さを体感できるコーナーも設けられています。



こちらでは、たつぴが鎧を着せてもらっていますね。 そうなんです。私たちは、家康館のほうでGWの期間限定で鎧を試着することができるという情報を聞き付け、こちらに出向いたのです。
ちなみに彼が身につけているのは、徳川家康が若いときに使っていたという金陀美具足の、子供サイズです。それにしても、金きらきんで派手ですね。 そうしたら、装備が調った姿をご覧くださいませ~



と言いつつも、私もたつぴに便乗して武装してしまいました。 そういう私が身につけているのは、本多忠勝仕様のものです。こちらの鎧の特徴は兜から伸びる鹿の角と、胴体が巨大な数珠に巻かれているところでしょうか。二人揃ったら、刀を頭上に振り上げて「おりゃ~ 」というポーズを取ってみました。



さらにさらに、箔母さんも武装してしまいましたよ。 この鎧は、井伊直政風モデルですね。彼女は長い間、女武者になりたいと思っていたみたいで、今回その夢が叶ってよかったですね。
この3ショット、あとになってから気付いたのですけど、御大将の家康殿を隅に追いやり、家来の平八(…郎忠勝)がセンターの位置を占めているような………

今回、白黒茶々家が体験した岡崎城の家康館での鎧の試着は期間限定の企画で、「くぅ~、さんざん見せびらかしやがって、うらやまし~ 」と思われた方もいると思います。それでも、大丈夫です。 その場にあったアンケートに、私が「鎧の試着は常時やってもらいたい」と書いておいたので。
それから、葵武将隊は岡崎城を拠点にして活動しているので、彼らに逢いに行って武将を身近に感じるというのもいいですね。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 鎧のズッシリ感を味わってみたい方は、こちらの投票してやってください。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箔のウチの子6周年

2011-05-25 00:01:15 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
箔がウチに来てから早いもので、今月の22日でちょうど6年になりました。 今回はその当時にあったことを振り返りつつ、今年の記念日の様子も含めてお伝えしようと思います。



私が6年前に使っていた携帯は通信機器としての役割を終え、現在では目覚まし時計となっています。 その携帯のメールの履歴を見ていったら私が、箔の前の飼い主さんとやり取りした記録が残っていました。
ちなみにこちらは、里子に出されていた箔を、私が引き取りに行く日にちが決まったところです。



さらに、引き取り当日(22日)の朝のヤツもありました。私はその日は朝の6時に家を出発して、11時までには諏訪湖の近くにある前飼い主Kさんのお宅にたどり着けるように、山道を走っていきました。
そして私を初めて見た箔は、警戒して吠えたりするようなことはなく、笑顔で走り回って、私を出迎えてくれました。少々親バカが入ってしまって、ゴメンなさい。



そして、そのちょうど6年後の先日には何をしていたのかというと………
箔を含めた白黒茶々家は、カインズホームに来ていました。



箔連れでそのお店に来たということは、勘のいい方ならもうおわかりでしょう。 箔も、行く方向や雰囲気からこれから我が身に起こることを途中で察したみたいです。それは………



月に一度の恒例行事となっている、セルフウォッシュでの箔洗いです。 その夜、他のスピ仲間の日記を読んでいったら、偶然にも同じ日にワンコを洗ったという記述が多数見受けられました。
ちなみに私のところは、記念日に箔の身を清めようとかそういう意図ではなく、たまたまその日が空いていたからです。



夏場に突入する前ということもあって、今回はいつも以上にごっそりと毛が抜けましたよ。そのぶん、箔もスッキリさっぱりした様子でした。

その日は6年前とまったく同じ曜日の日曜日で、天気のほうも朝からどんよりと曇っているところまであの日と一緒でした。 それだけではなく、6年前に私が箔とともに帰路に就いた昼過ぎから雨が降り出したのですけど、そのタイミングまで重なるとは。 お天道様、この日は各地でオフ会の類がおこなわれているので、ニクい演出はしなくていいのですよ。



さて、白フワが復活してスピッツらしくなったら、家に帰って宴を催すことにしましょう。 ………とはいっても、ご飯のほうはいつもと同じカリカリで、別腹だけちょっとゴージャスなワンコ用ロールケーキにしてみました。



そいつを箔に見せてからは、彼はロックオンの状態に。 しかし、獲物を狙う猛獣というよりは、パブロフの犬と化しております。



やがて堪え切れず、ブンブンの動きに。 自分でいうのもナンですけど、箔に美味しいものをあげるときはこのパターンが定着しつつあるような………



それでも、「まて」は欠かせないことよ 箔ちゃ、できたら床をヨダレの海にしないように………って、ムリか。



そして、私の「よし」の号令とともに、箔はロールケーキに喰らい付きました。 その勢いは凄まじく、食べる様子の写真はこの一枚しか撮れませんでした。それよりも、お皿の中のモノを外に出して食べるのはおやめなさい。

そうそう、先ほどから降っていた雨は夕方にはあがり、そんなところまで6年前と同じ感じとなりました。 おかげで箔と出逢った日のことを、今まで以上にリアルに回想することができました。

箔がウチに来たことによって、白黒茶々家には変化が起こりました。彼を通してたくさんの出逢いがあったり、行動力が付いたりと。また、明るさもアップしたように思えます。
箔、ウチの子になってくれて、本当にありがとう。これからもできれだけ長く、楽しい日を一緒に過してくださいね。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 ワンコには作法より、豪快に食べてもらいたい方は、こちらの投票してやってください。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしの学校給食

2011-05-21 00:01:01 | 美味情報
こんばんは、白黒茶々です。
浜岡原子力館に行ったのと同じ日に、白黒茶々家は御前崎市内のあるお店に立ち寄りました。 そのあるお店とは………



「がっこーにいこう!」という名の居酒屋です。 このお店は市役所のすぐ近くに位置していて、居酒屋とはいっても、お店のマスターが編み出した学校給食の味を堪能することができるのです。 ちなみに白黒茶々家は、10年ほど前に1度こちらを訪れたことがあります。



日曜祝日でもランチタイム(11時30分~14時)があるのですけど、人気のお店ということもあってすでに満席みたいですね。それでも、ご心配なく。席が空いたら、お店のほうから携帯に連絡が来るようになっているので。 それまでの間、外の二宮尊徳像でも眺めながら待つことにしましょう。
それからしばらくしてお店のほうから呼出しがありました。そうしたら、いよいよ中のほうへ。



壁の一面には黒板があって、さらに教室にあるような机や椅子が使われているということもあって、学校の雰囲気がよく出ています。



着席したら、料理を選ぶことにしましょう 給食のメニューは単品でも頼むことができるのですけど、ランチタイムには主食におかずとデザートを組み合わせて、自分で献立を完成させることができるのですよ。



机の中をごそごそやっていたら、カビたパン……… ではなく、昭和40年代の教科書が出てきましたよ。 配膳が済むまで、コレでも読んで時間をつぶすようにしましょう。



おおっ、私が注文したものが来ましたよ~ やはり給食のなかでも、人気メニューのソフトめんにミートソースの組み合わせは欠かせませんよ。それから、お凡やお皿も昔ながらのアルマイト製というこだわりよう。あと、おかずに野菜オムレツ、デザートに冷凍みかんを選んでみました。
この冷凍みかんというのがなかなか侮れなくて、ただ単にみかんを冷凍庫にぶち込むだけではできないのですよね。絶妙な冷やし加減があの独特のシャリシャリ感を生むのです。



現役小学生のたつぴもソフトめん&ミートソースが好きみたいです。時代を越えて支持されるなんて、素晴らしいメニューですね。 その一方で、箔母さんは揚げパンを選んだみたいです。



さらに、ぜひ頼んでおきたい一品のクジラの竜田揚げも来ましたよ。 このメニューは、私が小学校に入った頃には給食から消えつつあったのですけど、牛肉や豚肉が高価だった時代の子供にとっては貴重なタンパク源だったそうです。歯ごたえはやや固めなのですけど、噛めば噛むほど味わいが出てくるところがたまりませんよ 今回、クジラを初めて食べたたつぴにも「おいしい 」と、好評でした。



やっぱり給食といったら、先割れスプーンが付き物ですよね。 スプーンとフォークが一体化しているこの代物は、世紀の大発明品だと思います。しかし、たつぴによると現在ではすでにお役御免になっているそうです。いちおう箸も用意されているのですけど、私は昔お世話になったこの道具のみを使って食べることにしました。その結果、うまく使いこなすことができましたぜ


やっとおれっちに出番が。しかし、オマケのようなのだ

あと、学校給食でミルメークのことも忘れてはいけません。 私が小学校にいた頃には、瓶入りの牛乳に、たまにこのミルメークとストローが付いてきたのですけど、混ぜにくいことこの上ない。それでも、その不便さがなぜかよかったのですよね~
それが現在では、牛乳はパック入りのものにストローを刺して吸うスタイルになっているそうです。 そうしたら、ミルメークはどうやって混ぜるのでしょうか?それは……… たつぴによると、ミルメークは液体状になっていて、チューブに詰められているそうです。そいつをストローで開けた穴から注入すれば、うまく混ぜることができるじゃないですか。時代の変化とともに、ミルメークも進化していったみたいですね。
ちなみに昔ながらのこのミルメークは、スーパーやスーパードラッグストア等で手軽に手に入れることができます。

大人にとってはどこか懐かしく、子供にとっては新鮮な昭和時代の学校給食。私の記憶が確かならば、この「がっこーにいこう!」以外のところのどこかのお店ででも、食べることができそうです。 もちろん、「がっこーにいこう!」目当てに御前崎市を訪れても、大いに結構ですよ。あの時代にちょっと戻ってみたくなった方は、ぜひお試しくださいませ~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 学校給食に深~い思い入れがある方は、こちらの投票してやってください。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜岡原発に迫る

2011-05-18 00:01:28 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
今月初旬の休日に白黒茶々家は、今いろんな意味で全国から注目されている浜岡原子力発電所がある静岡県御前崎市に行ってきました。



御前崎市は、数年前に浜岡町と御前崎町が合併してできた市です。ちなみにこの市役所は、旧浜岡町の役場として建てられたものをそのまま使っています。それにしても、立派な建物ですね。



その市役所の近くには、これもまた浜岡町の頃に建設された豪華な図書館と………



町営にしては立派な、浜岡球場があります。 この球場は立地や施設の面でも優れていて、高校野球の公式戦にも使われています。
これらの他にも同市内には、露天風呂や屋外プールを備えた温水水泳場ぷるるや、大規模な病院などがあります。
ちょっと豪華なこれらの施設は、浜岡原発の交付金などによって建てられたそうです。



私の自宅から60キロほど東にいったところに、浜岡原発はあります。 また、この原発には入場無料の広報館こと浜岡原子力館が併設されているので、そちらのほうに入ってみることにしましょう。



こちらの施設には、地球の環境や資源についての内容に加えて、原子力発電の仕組みなどの展示がなされています。

館内にある150人収容の半円形型の巨大なオムニマックスシアターは、迫力満点です。気になる内容のほうは原発からは少し離れていて、9月末までは大自然の神秘こと「いきものがたり」や、魚たちの冒険物語「月の魔法とサンゴの海」となっております。
ちなみにこのオムニマックスシアターは、受け付け横にある機械で、希望の上映時間の整理券を発行すれば、無料で観ることができます。

また参加型のクイズでは、最終的に順位が発表されることもあって、子供だけではなく大人もつい熱くなってしまいます。



それから、この施設の中心となる展示に、実物大の原子炉の切断模型があります。パイプオルガンのようにも見えるのですけど、中心にある細長い管はウランの燃料棒なのですよ。



あと、エレベーターで建物上部の展望台まで上ると、浜岡砂丘の向こうに広がる太平洋や、御前崎市の中心部だけではなく、発電所の全体を臨むこともできます。

東日本大震災があった頃、こちらの浜岡原発は1、2号機は廃炉の手続きに向けて休止中で、3号機は点検のために運転を停止させていました。さらに、1、2号機に代わる6号機の建設や、プルサーマル(使用済み核燃料を加工して再利用する)も地元の合意を得たところでした。福島第一原発の事故が起こってしまった以上、それらの計画は予定通りにというワケにはいきませんよね。
さらに、浜岡原発は海辺やプレートの上に建てられたというだけではなく、近いうちに来るといわれている東海地震の中心にも位置しています。それだけではなく、万が一事故があったとしたら、東西交通が遮断され、首都圏にも放射能が及ぶ恐れがあるということで日本一、いや、世界一危険な原発として槍玉に挙げられました。
それらの理由で、管首相から運転中の4、5号機を含めた原子炉全部を停止するように要請があって、今月中旬に実行されました。

浜岡原発の原子炉が停止している現在でも、浜岡原子力館のほうは営業しています。その施設を見学すれば、原発のことを知ることができるので、原発に賛成の人にも反対の人にもオススメです。 この施設は決して原発推進を洗脳するものではないので、肩肘張らなくても大丈夫ですよ~

今回は、箔日記にしては珍しく重い話になってしまいましたけど、次回は一変して御前崎市のネタでも軽い話……… というよりは、美味しくて懐かしい話題にするので、どうかそちらのほうにもお付き合いくださいませ~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 原発のことが気になる方は、こちらの投票してやってください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜松まつり中止、そのとき市内は………

2011-05-14 00:01:25 | お出かけ
こんばんは、白黒茶々です。
いきなりですけど、再び時計の針を前々回の5月の連休まで巻き戻させていただきます。とはいっても、なかには「ミミの耳」の譲渡会があった8日まで10連休という方もいらっしゃるかも知れませんけど。とにかく、時は今月の4日、ところは静岡県の浜松市というところから話を始めさせていただきます。



私と箔は、中田島の凧揚げ会場の様子を見た後に、今度は同市中区にある縄文時代の人々の生活の場の跡「蜆塚遺跡」に立ち寄りました。 ちなみに、こちらには貝塚や復元された竪穴式住居等があります。



そのうちの数軒は開放されているので、その中に入ってみることにしましょう。



う~む、暗い屋内では箔の白さが目立ちますね。 とかなんとかやっていたら、同じようにして中に入ってきた子供が「うわっ、白い犬がいるよ 」と、一瞬驚きました。彼の知識に「スピッツ」という語彙がないのは悲しいのですけど、そのあたりはこの際、気にしないことにしましょう。 その一方で、すぐに冷静さを取り戻した彼は、今度は「触ってもいいですか?」とお願いしてきました。「どうぞどうぞ」「わぁ~、フカフカだ~」その少年は、まさか竪穴式住居でスピッツのモフり体験をすることになるなんて、思ってもいなかったことでしょう。



それよりも、なぜ私がこちらの遺跡に来たのかというと、その隣接地にある浜松市博物館でお城関連の小冊子を買いたかったからです。 しかしそれだけでは納まらず、そちらで見つけたペーパークラフト浜松城なるものにも手を出してしまいました。



私と箔が名所旧跡めぐりをしている間、箔母さんとたつぴは、近所のお母さん友達のMさんと一緒に市の中心部を散策していました。 ここからは、そちらの様子についてお伝えします。

この時期の街中では、昨年までは夕方以降に御殿屋台の引き回しがおこなわれていました。また、その前の時間には、よさこいソーランの踊りやマーチングバンドの行進等があって、さらに通りには露店が軒を連ね、大勢の人で賑わっていました。
それが今年は浜松まつりが中止になり、華やかな催しは一切ナシということに。 それでも、せめてGW中は人を呼び込もうと、震災に遭った東北地方の名産品を販売するブース等が設けられていました。



また、そちらでは「復興鍋」と銘打った料理が作られていて、先着1000人限定で振る舞われていました。 箔母さんたちもその列に並んだのですけど、果たしてその復興鍋にありつくことはできたのでしょうか?



おおっ、なんとか間に合ったみたいですね。 そうしたら、食べる前にその料理をよく見せてくださいませ。



気になる復興鍋の中身は、東北地方の食材をふんだんに使ったすいとんでした。 これを食べれば、身も心も暖まりそうですね。そんな東北の味に舌鼓を打ちつつ、彼女らが足元を見ると………



そこには、こいのぼり等を身にまとったチワワがいました。 彼(彼女?)は派手なだけではなく、とても重そうですね。

その後、蜆塚遺跡を後にした私は、車で街中巡回組を迎えに行き、みんなして帰路に就きました。その道中で、箔母さんが「まだ帰るには早いから、ユ○クロに寄ってって」と言うので、そのお店に入っていきました。私は特に欲しい服等はなかったので、彼女らが戻ってくるまで車の中で待つことにしました。
それから小一時間ほどして、彼女らは帰ってきました。ゴキゲンなまま、箔母さんが車の後部座席に乗ろうとしてスライドドアの取っ手を引いたら………



バキッ と折れ、彼女はその弾みで吹っ飛び、左手と尻を強打してしまったのです。右手にはしっかりと取っ手を握ったまま。
「大丈夫~?」残りのみんなが心配しても、箔母さんは「いたい………」と言うだけで、なかなか動こうとしません。 その時どのような心境だったのか、あとで彼女に聞いてみたら、「学校で痛い目に遭ったときに、クラスのみんなに囲まれるあのイヤな感じに似ていたよ。『余韻に浸りたいから、頼むで一人にしてくれ~』と言いたかったんだけどね 」とのこと。そうすると、あの時の「いたい………」には「痛い」の他に「(しばらくこの場に)居たい」という意味も含まれていたことに。 とにかく、幸福の絶頂から不幸のどん底に堕ちてしまった箔母さんに同情します。

GW中の浜松市内は例年よりは静かでしたけど、代わりに急遽設けられた東北支援イベントで少しでもその地方を応援することはできたでしょうか?とにかく来年浜松まつりが再開されたら、景気回復のためにも例年以上に盛り立てようと思います。 あ、それから箔母さん、どうかお大事に~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「車の取っ手が取れるなんて、ありえない」と思われた方は、こちらの投票してやってください。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ミミの耳」譲渡会場を白く染めよう!

2011-05-11 00:01:02 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。

スピッツは希少種ということもあって、そこらへんを歩いていても、見かけることは滅多にありません。 そういうこともあって、スピッツ好きの私のスピアンテナは過剰反応気味になり、白いポメラニアンにも吸い寄せられるほどに。もちろん、スピッツが集まる機会があったら、可能な限り箔とともに乱入する所存にございますよ~

そんなある日のこと、スピ仲間のなつみかんさんから「袋井で行なわれるワンコの譲渡会にそちら出身のスピッツが集まるみたいなので、一緒にいかがですか?」というお誘いがありました。 もちろん、行くに決まっているじゃないですか

そして、譲渡会の当日になりました。 ちなみにそのイベントが行われる場所は、静岡県袋井市の北部にある、とある工場の駐車場。そちらには、里親募集中のワンコだけではなく、以前にそこから引き取られていったスピッツを含めたワンコも集まるそうです。



「ミミの耳」というワンコの保護団体が主催するその譲渡会には、合わせてフリーマーケットや端切れ市も行われていて、多くの人やワンコで賑わっていました。



新しい飼い主さんが現れるのを待つワンコたち。不遇な環境から保護されてきた彼らにも、幸せが訪れるといいですね。



こちらは、チワワと狆のミックスのピータン君です。それにしても彼のお鼻は、色といい形といい梅干しみたいで美味しそうですね。 ちなみに同居犬のチワワのマカロン君も同じようなお鼻を持っていて、それらの梅干しは彼らの飼い主ことピータンパパさんのブログのタイトルにもなっています。



ピータン君たちとは対象的に、大型の秋田犬もいましたよ。彼女の名前はナナちゃんといって、その雰囲気はすべてを包み込むお母さんのような感じでした。実はもう一頭わさおのような、いや、彼から「ぶさ」の部分を取り除いた長毛の秋田犬のさくらちゃんもいたのですけど、彼女のほうは写真に撮りそびれてしまいました。



そうそう、今回の譲渡会にはスピッツも来ていましたよ。リボンが似合っていて笑顔が素敵なこの子はもみじちゃんといって、現在は三重県に住んでいるそうです。また、彼女は「ミミの耳」出身で、久しぶりにお仲間や育ての親に逢いに来たのでした。



さらに、こちらの小柄な女の子はイヴちゃんです。彼女は箔にはなぜか友好的で、彼にお腹を見せるほど。 「箔がモテるなんて、珍しい」箔ちゃ、彼女の態度をありがたくお思いなさいよ~



バニラちゃん(左)とマサムネ君(右)は、少し前に対面したことがあるそうです。ちなみに、なつみかんさんがマサムネ君の飼い主のコロたすさんから今回の集まりのことを聞き付け、この日は私たちも帯同することになったのでした。それから、マサムネ君と箔を対峙させてみたら、両者の間には火花がバチバチと。 彼らには、熱いものがあるみたいです。



とはいっても、箔はチェリー君に対しては平和でした。ちなみに彼に向かって延びている白い影、いや、白い光線はレオン君です。
ここでやよっちさんにお詫びしなければならないことがあります。私はレオン君とフクちゃんのことも写真に納めたつもりでいたのですけど、帰宅後に確認してみたら、彼らが単独で写っているのはこれぐらいしかありませんでした。 しかも、レオン君は怪しい姿になっていますし。さらにフクちゃんだけではなく、小太郎君の姿絵も抜けているではありませんか。続々と現れるスピに、思わず私が浮足立ってしまったからということで、どうかお許しくださいませ。



おおっ マリアちゃん(左)とネロ君(右)もやって来たではありませんか。彼らはこの会場の近くに住んでいて、今回の催しの情報を聞いて駆け付けてくれたのです。

これで合計11スピにもなりましたよ。この地域で一度にこれほど多くのスピが集まることは滅多にないので、集合写真に納めておきたいですね。 皆さん、ご協力お願いします。



では写しま~す 右からネロ君、マリアちゃん、もみじちゃん、マサムネ君(上)、イヴちゃん(上)、下に移って、レオン君、フクちゃん、箔、チェリー君、小太郎君、バニラちゃんです。集めておいた本人が言うのもナンですけど、11スピが集結する姿は圧巻です。



しかし、まだ終わりではありませんでした。帰るスピが出る中で、遅れてスノーちゃんがやって来たのです。 一同に会することはできませんでしたけど、これで私にとっては本日12頭目のスピということに。もちろん、今年に入ってから一度に逢ったスピの数としては最多記録でしたよ。

たくさんのスピッツの出現につい舞い上がってしまいましたけど、今回のイベントのメインは譲渡会だということを忘れてはいけません。 この日私が逢ったスピの多くが「ミミの耳」出身で、この日は同窓会も兼ねて集まったそうです。そんな彼らはいい飼い主さんに恵まれ、みんな幸せそうにしていたのが印象的でした。
また何かの機会で、彼らと逢えますように~


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 たくさんのワンコに、もみくちゃにされたい方は、こちらの投票してやってください。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の浜松まつり会場

2011-05-07 00:01:10 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
静岡県浜松市では毎年、五月の連休に浜松まつりが開催されています。 初子の誕生を祝うことを趣旨としたこのイベントは、GW中の人手の数が全国でもベスト5に入るほど大規模なもので、市民祭りといってもいいでしょう。



祭りの開催期間中、昼には中田島砂丘の隣接地の広場で、太鼓やラッパの音とともに、人の背丈より大きい凧を揚げ、



夜には、きらびやかな御殿屋台が各町内はもとより市の中心部にも繰り出し、観衆の心をうっとりとさせてくれます。
浜松市民ではない私は、その市内に住んでいる親戚を頼って毎年そのイベントに参加していて、今年もその開催日が来るのを楽しみにしていました。その浜松まつりが、今年はどうなったのかというと……… とにかく、実際に凧揚げ会場に行って説明しますね。



日本三大砂丘のひとつに数えられている中田島砂丘は、浜松市の南部にあります。



私がそちらを訪れたのがGWの真っ只中ということもあって、たくさんの人が来ていました。ちなみに、この通路を右に入っていくと浜松まつりの凧揚げ会場に至ります。



しかし、今回は東日本大震災のことを考慮し、賑やかな行事は自粛の方向に向かっていったこともあって、浜松まつりは中止となってしまいました。 これは戦後初めてのことです。せっかくなので、凧揚げ会場の様子も見に行ってみることにしましょう。中田島砂丘の入り口から、西に数分歩いていくと………



凧揚げ会場が……… わかってはいたのですけど、やはり閑散としていますね。まつりの期間中は大凧や法被姿の参加者、それにたくさんの観衆でこの空間が埋め尽くされるのですけど、そのぶん広く感じてしまいます。



私がこちらに来たのは、まつりが中止になって時間が余ったということもあるのですけど、それよりも凧揚げ会場の状況を見て、諦めをつけたかったからなのかも知れません。また、まつりの真っ只中に箔を連れてくるのは難しいので、せめてこの日はお供にしようかと。



しみったれてても仕方がないので、砂丘のほうに行って気分を紛らすことにしましょう。それにしても、こちらのほうは賑わっていますね。 それに、中田島は以前より砂丘が縮小しているハズなのに、実際に歩いてみるとけっこう足にくるではありませんか。そんな感じで砂地に足を取られつつも、空を見上げたら………



なんと、凧が揚がっていたではありませんか 凧揚げ会場の広場は立ち入り禁止となっているので、有志の方たちが砂丘のほうで揚げているみたいです。数は少ないのですけど、このようにして凧が空を舞う姿を見ることができるなんて、嬉しいですね。



さらに、その中には東日本を応援する凧もありました。今から、その凧を揚げる様子です。



先程から起こった風を受けて、応援凧は揚がっていきました。頑張れ、「がんばれ東日本」凧~



それだけではなく、東日本を応援するメッセージがたくさん書き込まれた凧もありました。これらの光景を見ていたら、まつりの中止で意気消沈していた私のほうまで救わるような気分になってしまいました。

浜松まつりはただ単に賑やかなだけではなく、凧揚げの技術や伝統が次世代に受け継がれ、さらに普段交わる機会の少ない大人と子供がコミュニケーションをはかる場でもあります。なので一概に自粛の対象にしていいものなのか、後に賛否両論の意見が出ました。
私は当初は自粛もやむなしと思っていたのですけど、正直言って今回の措置にモヤモヤ感を抱くようになってしまいました。
それでも、毎年の恒例行事としてなあなあで参加してきたこのまつりを、中止によって改めて見つめ直すことができたことは良かったと思います。そのようにして出した答えは……… やっぱり私は浜松まつりが好き、ということです。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 来年の浜松まつりに期待されている方は、こちらの投票してやってください。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実録、狂犬病予防注射

2011-05-04 00:01:01 | ワンコ
こんばんは、白黒茶々です。
今年も、箔にとっては恐怖の日がやってまいりました。 飼い犬の責務となるその行事とは……… ズバリ、狂犬病予防注射のことです。
今回もウチは、町内に出張してくるものを利用することにしたのですけど、それがあるのは平日の昼間なので、箔のことは今回も箔母さんに託すことにしました。 ここから先は、彼女の証言をもとにしてその様子を再現してみることにします。



「さあ箔、行くよ」箔母さんが手にした首輪とリードを目にした箔は、「今からお出かけか~なのだ 」と勝手に思い込み、興奮しまくっていました。 なんてポジティブな思考回路を持っているのでしょうか。これから彼にとっての恐怖の時間が訪れるということも知らずに。


家を出る直前の箔、箔母さん撮影

家を出てから間もなくして、予防注射の会場となる集会場が見えてきました。例年だと、このあたりで箔は情況を察してイヤイヤをするのですよ。 さらに地面にしがみついて動こうとしないので、箔母さんはやむなく彼を抱えて目的地まで連れて行かざるを得ないのです。
それが今回は、集会場にたくさんのワンコが来ているのが見えたものですから箔のテンションは上がり、自分からグイグイとそちらに向かって行くことに。 おおっ、こいつは楽だ

集会場についてからも箔は興奮しまくり、お得意のブンブンまで飛び出してしまいました。 あの~、今回の目的が予防接種だってことを忘れていませんか?
しかし、箔のその動きを見た飼い主さんたちは「わぁ~、ちょうだいちょうだいってやってる~ 」とか「カワイイ~、おいでおいでしてるよ~ 」とか、ウケているご様子。ブンブンの捉え方は、人それぞれ違うみたいですね。

褒められてさらに上機嫌になった箔をよそに、箔母さんは予防接種の手続きに向かいました。 そうしたら、箔はあろうことか受け付けのおばちゃんのスカートの中に顔をズボッとしだしたではありませんか 「あらあらあら~」あらあらどころの事態ではありませんよ~ 「たたた、大変申し訳ございません~ 」彼の突然の狼藉には、度肝を抜かされてしまいます。そんな彼のおかげで、ぺこぺこバッタと化した箔母さん。
しかし、調子に乗っていられるのも、今のうちだけですよ。 このあとすぐに恐怖の注射の順番が回ってくるからです。箔、覚悟しなさいよ~


  写真は、あくまでも予防注射のイメージです

ところが、箔は後から来たワンコに気を取られていて、そのスキにブスッとやられて注射は一瞬で終了。彼が怖がる暇もないぐらい……… というよりは、注射されたこと自体、気付いてないのでは?

隣の町との合併後、初めてとなった狂犬病予防接種は、巡回する数が増えたからでしょうか?個々の持ち時間が例年より少なくなりました。そのぶん一度に集まるワンコの数が増え、今回みたいに箔が興奮することに繋がっていくことに。


予防注射の証明札はワンコの身分証明になるので、首輪等に付けておきましょう

箔が恐怖で固まる様子を見ることはできませんでしたけど、本ワンがゴキゲンだったので、まぁヨシとしておきましょう。最後になりますけど箔母さん、そんな箔に今回も付き合ってくれてありがとうございました。


にほんブログ村 犬ブログ スピッツへ   にほんブログ村 犬ブログへ
 「箔のビビる顔も見てみたかったな~」と思われた方は、こちらの投票してやってください。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする