こんばんは、白黒茶々です。
まだ寒い日が続いていますけど、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? 私はコロナ禍の真っ只中ということもあって、なるべく人が集まるような場所や時間帯を避けつつ、波や狛とともに近場を巡っています。 ところが、出かける気満々だった2月の第2日曜日は一日中雨。 それだけではなく、予報ではその翌週も雨を降らせようとしてきたのですよ このままでは波狛日記のネタが尽きてしまう………
と心配していたのですけど、その日は朝のうちに雨があがるという予報に更新されていました。 なので、そのことを信じつつ支度をして、朝早くに波と狛を連れて家を出発しました。 目指すは伊良湖岬 ウチからは直通にすると車で1時間ちょっとで行けるところなのですけど、10年以上ものぶりとなります。 もちろん、今回はその途中で何ヵ所か寄っていくつもりですけど。 そのようにして、まず最初に向かったところは………
豊橋市小松原町にある東観音寺でした。 先程まで雨が降っていたこともあって、地面は少々ぬかるんでおります。 時刻は7時20分。まだ早い時間ということもあって、境内は静寂な空気に包まれていました。 趣のある山門をくぐっていったら………
方丈に行き着きました。 東観音寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、天平5年(733年)に行基によって創建されたと云われています。 前回の光明寺に続いて、またしても彼の名前が出てきましたね。 当初は海側にあったのですけど、宝永4年(1707年)の津波で被災したために、その9年後に現在地に移転しました。
その方丈(本堂?)にかつて使われていた鬼瓦が、地上に飾ってありました。 その大きさはいうまでもないのですけど、三つ葉葵の御紋が付いていますね。 こちらのお寺は、徳川家から寺領を寄せられていたそうです。
方丈の東側にある本堂はけっこう古いので、移転した頃に建てられたのでしょうか?
こちらのお寺は、国指定重要文化財の木造阿弥陀如来坐像や金銅馬頭観音御正体などを所蔵していて………
さらに多宝塔も国の重要文化財に指定されています。 こちらの建物は、大永8年(1528年)に建てられ、明治13年(1880年)に現在地に移築されました。 正方形の初層の上に円形の2層目が乗った姿は独特ですね。
さらにその境内には、うずらの供養碑もありました。 豊橋市は国内一のうずらの産地でもあって、その地域性を感じます。
あと、せっかくなので近くの正法寺にも寄っていきました。 こちらは東観音寺の塔頭の1つなのですけど、山門や門柱、お寺の名前を記したようなものなどは一切ないので、寺院であること自体わかりづらいです。 それよりも、私はこの時まで東観音寺のことを「ひがしかんのんじ」と呼んでいました。後になって知ったのですけど、正しくは「とうかんのんじ」でした。 早朝の参拝を終えた私たちはさらに西に向かっていき………
東観音寺からは車で6分ほどのところにある、りんごじゃむさんという喫茶店に入っていきました。 いうまでもなくモーニングが目当てなのですけど、快活CLUBも含めると3週連続ということになります。 こちらは朝の7時から営業していて、その駐車場には地元の農家のものと思われる軽トラックが多数止まっていました。 どうやら、地域に密着しているお店みたいですね。
立地やお店の外観から、失礼ながら古くて汚いイメージがあったのですけど、実際にはその真逆でした。 トイレも洋式の水洗でしたし。 それはさておき、まずはドリンクを選んで………
こちらのお店は、料金をちょい足ししてモーニングにするシステムになっていました。 それから間もなくして………
モーニングセットが運ばれてきましたよ 私が頼んだのは、半トーストが倍になるB(+110円)でした。 サラダが大盛りなのも、嬉しいですね。 店内で野菜の直売もやっていますし。これは、地元で採れた新鮮な食材を使っていると思われます。
朝の活力をチャージした私は、再び波と狛を伴って………
伊古部海岸にやって来ました こちらに来るのは昨年の8月以来なので、半年ぶりとなりますね。
ふきだしの形をしたエールモニュメントがあるので、やはり何らかのセリフを入れたくなります。 ところで、皆さまは棗黍之丞(なつめきびのじょう)のこの名ゼリフをご存知でしょうか? それにしても、暗闇でしか聞こえない歌っていったい………
そういえばこちらの海岸は、朝ドラの「エール」のロケ地にもなりました。
本当は皆さまにこの海岸の日の出の風景をお見せしたかったのですけど、朝からスッキリとした天気ではなかったので致し方なく。 それと、この時季は日の出の時刻が6時30分なので、それまでに来なければなりませんでした。
せっかくなので、逆方向も撮ってみました。 今回の渥美半島1周企画は、まだ始まったばかり。 次回以降も皆さまにオススメのところに立ち寄り、紹介していきます。