波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

クリスマスの後夜祭は、バターケーキで祝おう!

2014-12-30 00:20:13 | 年間行事
メリークリスマス!白黒茶々です。
………とはいっても、世間はすでにクリスマスの行事を終えて、年越しに向けて猛進しているところなのですけど。 それでも、今回は白黒茶々家の今年のクリスマスの様子をお伝えします。今月に入ってから、まずは箔母さんの手によって玄関の下駄箱の上がクリスマスっぽく飾り付けられました。 にゃんまげも、その勢いに巻き込まれていたのですけど………



私が写真を撮ろうとした26日には、それらは跡形もなくなっていました。 出遅れた私が悪いのですけど、このうえない早さで撤収してしまった箔母さんには、アッパレを差し上げなければなりません。とにかく、時の流れは私が付いていけないほど早かったということで、ご了承くださいませ。



クリスマスツリーはのちほど登場させるとして、イブイブの夜には食卓に早くもチキンが並びました。 鶏肉業界最大手のKはこの時期は予約でいっぱいになり、店員が高慢チキな態度になることもあって、ウチでは毎年モスバーガーのモスチキンを食べています。モスのチキンは骨の部分が少なく、食べやすいのに加えてサクサクしていて美味しいですよ。



モスチキンは翌日のイブの夜にも食べるのですけど、さらにその日はクリスマスケーキまで出てくるという豪華ぶり。 ちなみにこちらのケーキは6号(18㎝)で、家族3人で2日かけていただきます。



その前に、ロウソクに火を灯して、クリスマスの歌を歌いましょう。さあ、皆さんもご一緒に。
 き~よし~、こ~のよ~る………



それが済んだら、シャンメリーでかんぱ~い クリスマスにいただくケーキの味は、格別ですね。
そうしたら、今度は白黒茶々家のワンニャンたちにも、それっぽい格好をしてもらいましょう まずは、銀ちゃからです。



おおっ けっこうハマっているではありませんか。 そうしたら、呼び名はギンタクロースってトコでしょうか?対する京ちゃには、トナカイをやってもらうのですけど………



こちらもいい味を出していますよ やはり、茶トラの被毛がトナカイに近いからでしょうか?ちなみに、名前のほうは……… キョナカイ



3番手は、毎年登場するサンハクロースです 名実ともに御老公となった彼は、白髪や白髭も加えて、よりサンタのお爺さんに近付きつつあります。



最後は、にトナカイ役をやってもらいました。 これはこれで、またアリですな。そうしたら、名前は……… トナミカイ?それとも、トナカミ
クリスマスの一連のイベントは、通常は一晩で終わらせるものなのですけど、白黒茶々家のものにはまだ続きがあるのですよ。 それは何かといいますと………



ケーキの第2弾です。 生クリームのものとはちょっと質感の違うこちらのケーキを、ご存じの方はいらっしゃるでしょうか?正解はCMのあとで。

………といいたいところですけど、箔波日記にはCMはないのですよ。 とにかく、答えはバタークリームのケーキであります。スポンジの部分は一般に出回っているケーキと一緒なのですけど、その間にフルーツジャムをはさみ、まわりはバタークリームで塗られています。 生クリームやフルーツを一切使っていないこともあって、値段は通常のケーキの半分ほどです。箔母さんの実家では、クリスマスにはこのバターケーキが食べられていたらしく、私はそれはどのようなものなのか気になっていました。 しかし、生クリームケーキの代わりに食べる勇気はなかったので、今年は生クリームケーキを消化したあとに、試食の意味合いも込めてこちらのケーキをいただくことにしました。ちなみに昨年のクリスマスでは、チョコのバターケーキを試しました。とはいっても、箔母さんの「バターケーキは、すき好んで食べるものではない」という証言が気になりますね。 とにかくそれがどのようなものなのかは、実際に食べてみれば全てがわかるハズです。クリスマスはとっくに過ぎているのですけど、やはりその前には例の儀式をやっておかなければなりませんね。 ケーキに差したロウソクに火を灯し、部屋の電気を消して………
用意ができたので、皆さんも一緒に歌ってくださいませ。さんはい、
 ジングルベ~ル、ジングルベ~ルゆきがなる〜………

そして、気になるバターケーキのお味は……… う~む………いちおう美味しいのですけど、生クリームがしっとりだとすると、バターが練り込まれたこちらのクリームは、こってりしていますね。 しかも、外壁部の厚いところは、食べていてけっこうモタれます。
小さい頃からバターケーキしか知らなかった箔母さんは、就職の面談のときに初めて生クリームケーキを口にしたときの衝撃を今でも忘れないと言っています。生クリームと出逢ってしまった彼女は、そのケーキのことしか愛せなくなり、バターケーキと決別することに。
昨年のチョコのバターケーキは、チョコの味でけっこうカバーされていましたけど、本来のバタークリームの味はこうだったのですね。 彼女によると、バタークリームのケーキは昔から変わっていないそうです。そうしたら、バターケーキは昭和の博物館からそのまま出してきた展示物みたいなものと言ってもいいでしょう。しかし、今回箔母さんに食べる勢いがあまりなかったので、来年以降はウチで食べられるかどうかは微妙なところです。 それでも、バターケーキのことに興味を持たれた方がいましたら、来年のクリスマスにでもぜひお試しくださいませ。



今年の箔波日記は、今回が最後となります。後半はバターケーキ談義に突っ走ってしまいましたけど、このまま口直しもないまま締めさせていただきます。来年以降もいろんなことに挑戦しつつも、当ブログを細く長く続けていくつもりなので、どうか気長にお付き合いください。
では皆様、よいお年をお迎えくださいませ。


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猫の皮を脱いだ波ちゃ(湘南鎌倉オフ会その3)

2014-12-27 00:06:49 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
私と波は、リビエラ逗子マリーナ内にあるグランブルーというイタリアンレストランで、みなさんと会食を済ませ、まったりとしているところです。 そこで、途中から参加することになったラルミラさんご一行が来るのを待っている……… いや、待つのをやめる雰囲気になりつつあるところですけど、果たして彼女たちと逢うことはできるのでしょうか?



………なんていっていたら、ラルミラさんたちはやって来ました 私が彼女たちとお逢いするのは、3年前の湘南鎌倉オフ会以来でしょうか? お尻から撮ってしまいましたけど、こちらは彼女が保護した空君です。



そこで腰を据えた彼女たちは料理を注文し、美味しそうに食べ始めました。 その様子を、羨ましそうに見つめるモフ君



後ろのルータロー君(ダイエット後)も含めて、ワンコたちに見つめられながらいただくイタリアンの味は、いかがでしょうか?
ラルミラさんは以前訪れた北海道の風景をいたく気に入られ、思いきってそちらに引っ越すことにされたそうです。 私もそうしたいとは思っているのですけど、なかなか思い切った決断ができません。 それはさておき、彼女たちがそちらに行ってしまったら、今後はそう簡単には逢えなくなってしまいます。そんな彼女に、私は「北海道に引っ越したら、ファイターズを応援してやってくださいね 」と言い残して、みんなと一緒にその場をあとにしました。ラルミラさん、モフ君、空君、……… また逢う日まで、さようなら。



私たちは逗子マリーナをぐるりと回り、先ほど来た道を引き返していきました。



せっかくなので、その途中にある材木座海岸をバックにして、記念撮影をしておきましょう 写真には写っていないのですけど、こちらの海岸はたくさんのサーファーで賑わっていましたよ。 また、こちらに至る道では、サーフボードを自転車に乗せて必死に漕いでいる彼らの姿も見られました。ちなみに左から、ライ君アメリちゃんアリスちゃんラック君HAL様にございます。



私たちはさらに歩いていき、光明寺というお寺に寄っていきました。 向こうに見えている総門は、以前あったものより規模を小さくして寛永年間(1624~45年)に再興されたとのことです。しかし、このあたりから空が曇ってきて、雨というよりはみぞれが降ってきましたよ。 しかも、先ほどとはうって変わって寒いですし。
アメリママさんは「アメリという名前をつけたから、雨に遇うのが多くなったのかな?」なんて仰っていましたけど、決してそんなことはありませんよ



総門の向こうには、弘化4年(1847年)に再築された立派な山門があります。とにかく、あの門の下で雨宿りすることにしましょう。



その間に、光明寺のウンチクをば こちらのお寺の正式名称は、天照山蓮華院光明寺。鎌倉時代の寛元元年(1243年)に、浄土宗三祖然阿良忠上人によって、創立されました。



後方に見える大殿(本堂)は、元禄11年(1698年)に建立されました。それからこの建物は、百本柱のお堂としても有名です。 それに加えて、本尊阿弥陀三尊像ほか緒仏を祀っていて、建物は国の重要文化財に指定されています。
さらにこちらのお寺には動物の合祀墓もあって、以前HAL家にいた猫たちもこちらに眠っているそうです。猫にとっても居心地がいいみたいで、この日はたくさんの猫が来ていました。

波のほうはというと、これまでほとんど声を発していなくて、皆さんから「おとなしくていい子だね」とまで言われていました。 しかし猫を見つけたら豹変し、興奮して激しく吠えだしました。 「こりゃたまらん!」と思った猫たちは、どこかに逃げていってしまいました。 おかげで彼女は、猫の皮が剥がれて本性がバレてしまったのですけど、そこには偽りのない彼女の姿を見られたことにどこかホッとしている私もいました。



まだみぞれが降っていたのですけど、私たちはさらにその先に進むことにしました。 それでも、そのうちやんできました。まもなくして鎌倉駅が見えてきたのですけど、このまま解散ではちょっと寂しいので………



昨年も行った市役所の近くにある喫茶店に寄って、今回のイベントを締めることにしました。



ワンコ連れということもあって、こちらでもテラス席だったのですけど、お店側がビニールで囲って暖房をガンガン炊いてくれたので、とても暖かかったです。 そのような中で、私は………



バニラとブルーベリーのアイスを注文しました。真冬に暖房が効いているなかで冷たいアイスを食べるなんて、ちょっとした贅沢だと思いませんか? そうしていたら………



なんと、ラルミラさんご一行が再び姿を現したではありませんか あの場では長い別れとなると思っていたのですけど、すぐに逢えましたね。 ちなみに左側が空君、右側がモフ君です。



そのうちアリスちゃんは、ママさんのお膝の上でこっくりこっくりしていました。 そうしたら、波のほうは………

 

やはり、寝ていますね。今回の集まりは、ワンコたちにとってもいい気分転換、いい運動、いい刺激、いい疲れとなったみたいですね。 宴もたけなわなのですけど、日も沈んできたことですし、そろそろ帰路に就くことにします。



スピクラ展のときと同じように、波は帰りの列車では一言も発せずに、キャリーの中でおとなしく……… というよりは、寝ていたと思われます。 その間に、私は鯵の押し寿司をいただくことにしましょう うぬ、これは……… 鯵の切り身がぎっしりと詰まっていて、さらにいい感じでご飯を包み込んでいますよ。おかげで美味しいだけではなく、食べやすいときたもんだ
そして私たちは、22時くらいに無事に自宅に到着しました。

今回湘南鎌倉オフ会でご一緒してくださった皆様、波ともども親切にしてくださり、ありがとうございました。 それからHALママさん、今回もコース設定などの準備をしてくださり、ありがとうございました。 おかげできれいな風景の中で、楽しい時間を過ごすことができました。
あ、それから今回オフ会がおこなわれた日は、私の誕生日でした。その場では公表しなかったのですけど、皆様のおかげで例年とはまた違ったいい一日となりました。


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逗子マリーナを目指して(湘南鎌倉オフ会その2)

2014-12-24 00:33:01 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私と波は鎌倉駅の西口に来ています。 そこで、今回の湘南鎌倉オフ会でご一緒する白フワのお仲間たちと行き逢ったといういいところ(?)で話を終わらせてしまったので、今回はそのあとの様子についてお伝えします。



そこには、美男美女が勢揃いしていました。 写真には全ワンは写っていないのですけど、この時点での参加者は、HAL様ラック君アメリちゃんアリスちゃんライ君の計6頭となります。



これからみんなして逗子方面を目指して歩いていくのですけど、私のレポートから読者の皆さんも少しでも湘南の風を感じていただけたら、嬉しいです。 まずはあえて混んでいる道を避けて、土地勘のある地元民の方たちが案内するところを通っていき………



ぎゃあ、オバケ ………じゃなくて、トンネルの中を歩いているみんなの様子を撮ろうとしたのですけど、うまくいきませんでした。 そして、鎌倉駅を出てから1時間ちょっとで………



私たちはリビエラ逗子マリーナというところに行き着きました。



そのあたりは、ヨットハーバーやレストラン、それにマンションなどが建ち並んでいて、一大リゾート地となっております。 私たちはその間を抜けていき………



リビエラ グランブルーというイタリアンレルトランにたどり着きました。 こちらのテラス席は、ワンコOKみたいですね。しかも今回の幹事のHALママさんは、こちらのレストランに馴染みがあるご様子です。



海に面したそのテラス席からは、相模湾やそこに浮かぶ江ノ島などを臨むことができます。 この日は雲に隠れていたのですけど、さらに富士山も見えるそうですよ。それだけではなく、その海岸ではウインドサーフィンをやっている人も多数見受けられました。
12月とはいっても、この日は風があまりないこともあって、陽が出ている間はポカポカと心地よかったです。



そのような状況の中で、料理が出てきましたよ。ちなみに私が注文したのは、ランチのBコース。前菜は鎌倉ハムとやわらかタコのマリネにございます。 名前からいっても、地元産の新鮮な食材が使われているみたいですね。もちろん、たいへん美味しい、いや、ボーノ でした。



メインディッシュは日替わりパスタこと、イカとトマトのスパゲティーですよ。パスタはほどよい固さに茹であげられ、もちろんイカも柔らかく、それらをトマトソースが味をまとめていて……… ボーノ、いや、それより上のオッティモー をあげてしまいましょう。



仕上げのドルチェ(デザート)は……… やっぱりイタリアリアンといったら ティラミスですよね。 それに温かいコーヒーも付けておきたいです。こちらの飲み物はおかわり自由みたいで、私はコーヒーを3杯いただきました。



人間がイタ飯に舌鼓を売っている間に、改めて今回参加したワンコたちを紹介します。 まずは、湘南鎌倉オフ会では主宰のHAL様です。一昨年には浜松まつりにもやって来た彼女は、現在8歳。同居犬の由之介君(豆芝)はお留守番なので、HAL家からは彼女のみの参加となります。



チロすけさんのお膝の上に乗っているイケメン君は、ライ君です。2年前ほどにカカ公園お散歩オフ会でご一緒したときには幼子だったのに、立派に成長しました。



アメリママさん夫婦に抱っこされているのは、アメリちゃんと彼女の娘のアリスちゃんです。美スピ親子が並んだ姿は、なかなかいいですね



ちょっと申し訳ないのが、ラック君。席が遠かったからなのか、アクアマリンさんにカート内に収納されている率が高かったからなのか、その席での彼の写真が見つかりません。男らしい彼なのですけど、そのカート内ではか細い声で鳴いていたのですよ。そういうこともあって、スピクラ展のときの勇姿でお許しくださいませ。



一方、波のほうはといえば……… スタミナが切れるのが早く、私たちがこちらに着いた直後からずっと寝ていました。 その様子をカメラで狙ったら起きてしまうような気がしたので、ガラスに映っている彼女の姿を間接的に撮ってみました。

あともう一組、ラルミラさんご一行が遅れてこちらに向かっているみたいですけど、なかなか到着しませんね。 私たちはとっくに食べ終わり、そのあとの余韻も終え、気持ちは次の目的地に向いているのですけど、果たして彼女たちは私たちと行き逢うことはできるのでしょうか?なんか「ラルミラさんはいつ来るの?」「わからんよ、ラルミラ時間だから」とか言っていますし。
といったトコで、湘南鎌倉オフ会レポートはあともう1話だけあります。どうか最後までお付き合いくださいませ。


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沼津にもあったんだ(湘南鎌倉オフ会その1)

2014-12-20 00:39:44 | お城
こんばんは、白黒茶々です。
秋に入ってからこれまで、「DOG!フェスタ」やスピッツクラブ展覧会など、いくつかのワンコイベントがありました。 しかし、もう一つ毎年やっているアレを忘れてはいませんか?そのアレとは……… 関東や鎌倉周辺の白スピが湘南に集う一大イベントこと、湘南鎌倉オフ会のことです 今回はスピクラ展が遅めだったこともあって、そのイベントは12月に入ってからおこなうことになりました。



湘南鎌倉オフ会の準備は、その数日前から始まっていました。開催日の14日は衆議院議員選挙もあるのですけど、投票時間内に私が地元に戻ってくるのはどうやってもムリ ということで、期日前投票をしてきました。



そして、当日の早朝。まだ日が出る前から私はゴソゴソと準備を始め、箔と波を散歩に連れ出しました。 彼らはいつもとは違った雰囲気から「これは、これから大がかりなお出掛けがあるに違いないのだ 」ということを察して興奮気味に。 しかし、今回はどちらか1頭しか連れていけないのですよ。



そして、私たちは前回のスピクラ展のときより早い始発列車に乗るために、浜松駅に到着。 そこにが写っているということは……… 今回はに涙を飲んでもらうことにしました。 彼女にとっては、3回目となる列車での旅。 おおよその勝手はわかってきたでしょうか?まずは彼女には列車用キャリーに入ってもらい、ワンコの運賃となる手回り品の切符(280円)を購入して………



5時34分浜松発の列車に乗り込みますよ あとは最初の目的地までの約2時間、この列車に揺られていくだけです。



その途中の、富士川を渡るときにすっかり雪化粧をした富士山がくっきりハッキリと見えてきました。 静岡県側から見た富士山が一番 ………と、静岡県民なら誰もが思っています。



そして、私たちは沼津で列車を降りました。 沼津市は静岡県内では第三の都市で、人口は約19万3千人。また、県東部の中心地でもあります。さらに、磯野フネさんの出身地でもあります。 その沼津駅から南に11分ほど歩いていくと………



狩野川から程近いところに、中央公園なるものがあります。 市民の憩いの場となっている……… であろうこちらの公園は………



かつて沼津城の本丸だったところなのですよ。 実は、沼津には明治時代初期まで立派なお城があったのですよ。



そもそもこちらのお城は、武田勝頼が駿河における拠点の一つとして、天正5年(1577年)に築いた三枚橋城がもととなっています。 彼の父信玄が存命中の元亀元年(1570年)には、すでにあったという説もあります。
その後、徳川方や豊臣方の大名が城主になったりしましたけど、慶長19年(1614年)に廃城となりました。



その後、安永6年(1777年)に水野忠友が沼津に2万石の城地を与えられ、三枚橋城の跡を利用して沼津城を築き、石垣や土塁、水堀に囲まれ、三層の天守を有する立派なお城が出来上がりました。
明治に入ってから、城内に沼津兵学校が設けられたりしたのですけど、その後お城ともども徹底的に破壊され、現在は地上にはその遺構はほとんど残っていません。



三枚橋城のほうが規模が大きかったみたいで、その遺構は市内のいたるところに埋まっています。中央公園の西南のほうにある静岡銀行の前には、地中から出てきた三枚橋城の石垣が移設されていました。



さらにその南にあるリバーサイドホテルのあたりからも、外堀跡の石垣が出てきたそうです。 そこには石に組み込まれた説明板があって………



そのあたりには、こんなに立派な石垣が築かれていたなんて……… 三枚橋城、なかなかやりますね。



ちなみにその石垣の一部は、このような感じでホテルの前に積まれています。



そのホテルの前の通りには、さまざまなオブジェがありました。それらの中に、お狐様(お稲荷様?)があったので、その系統といえないこともない犬科の波と一緒に撮っておきました。



そのあと私たちは列車を乗り継ぎ、東のほうに向かっていきました。 そして、沼津から約2時間で鎌倉駅(西口)に到着しました。そこには、今回の湘南鎌倉オフ会でご一緒する白スピ仲間がいらっしゃいましたよ。 これからみんなで、おしゃれで美味しいところに行くのですけど、その様子については、次回じっくりとレポートさせていただきます。


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年賀状はコレに決めた!

2014-12-17 20:33:39 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記では、蒼ちゃのことでたくさん励ましのお言葉をくださり、ありがとうございました。 彼がいなくなったのはとても悲しいことなのですけど、彼と一緒に過ごした時間はとても楽しくてありがたいものとなりました。これからは、そのあたりのことも思い出すようにしたいです。



気付いたら、今年も残り半月を切っていました。本当に月日が経つのは早いですね。 それでも、年越しの準備はしっかりとしておかなければなりません。そこでまず取り組んでおかなければならないのは、年賀状です
ワンコを主体とした年賀状では、正月向けの衣装やかぶりものを用意されている方もいますけど、白黒茶々家ではこの一年間に撮った写真の中から気に入った一枚を選び出し、使うようにしています。ちなみに前回は箔とご当地ゆるキャラのしっぺいとのコラボ。 前々回はその年に北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝したことから、箔にそのユニフォームを着せて、バンザイをさせました。

しかし、今回はそれらの流れとは違っていました。忠臣蔵で不名誉な悪役に仕立てられた吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)。彼は所領となる愛知県西尾市吉良地区では名君とされていて、その地域には洪水対策として彼が築いたという黄金堤が残っています。 今年の春に白黒茶々家が箔を伴ってその黄金堤を訪れたら、そこは桜が満開となっていてたくさんの花見客で賑わっていました。
その一角には、吉良さんが赤馬にまたがった銅像があって、彼に箔のリードを預けて写真を撮ったら………



我ながら会心の出来となりました。 それと同時に「この写真を来年の年賀状に使いたい」と、早々と決めていました。

ところが、それから間もなくしてウチのほうで犬事情が変わって、「吉良さん、箔をお散歩するの図」が使えなくなってしまいました。 その犬事情とは……… そうです 箔の妹ぶんとなるを新たに迎え入れたのです。 そうなったからには、2頭が一緒に写っている写真を使わなければなりません。とはいっても、吉良さん像は捨てがたいし……… このような流れで、私は11月の初頭に箔と波を連れて再び吉良さん像のある黄金堤を訪れることにしました。



吉良さん目当てだけで西尾市まで行くのもナンなので、その日は以前から気になってはいながらもスルーしてきたところにも寄っていくことにしました。 それは、蒲郡市の東の入口の三河湾を見下ろす高台の上にそびえ立っていて……… とにかく近付いてみますね。



真下から見たら、とにかくデカいです 小さな子供を抱えたこちらの像は、弘法大師の名で知られていて、高野山金剛峯寺や真言宗を開いた空海がモデルになっているそうです。また、弘法山の上にあって、金剛寺というお寺の施設の一部でもあるみたいですね。 その像は「子安大師」という名前で、昭和初期に建立されたコンクリート製。台座を含めた高さは約30mもあるそうです。
全国各地にはいろんな弘法伝説があるのですけど、こちらの地域では赤ん坊が関係しているのでしょうか?それから、その日こちらには妊婦連れの家族が安産祈願に訪れていました。



その子安大師様をバックにして、記念撮影をしておきましょう。 おおっ この絵もなかなかいいじゃないですか。 いっそのこと、今回の年賀状写真は……… いやいや、インパクトでは吉良さんより上かも知れませんけど、今年の春から私が思い描いていた路線を大幅に変えることに。 それに「白黒茶々さん、何かあったのですか?」と皆様を心配させてしまう恐れも。弘法様、ゴメンなさい。



その子安大師さんのある弘法山には、ラバーズヒルなるものがあります。 山の斜面を少し下っていったところに設けられたその一角に降り立つと………



蒲郡市内だけではなく、三河湾やそこに浮かぶ竹島を臨むことができます。 そんな絶景を眺めながら………



恋人たちは鐘を鳴らして、愛を誓い合うのでしょう。 こちらでは、家族への愛を誓ってもいいでしょうか?そうしたら、コホン……… 私こと白黒茶々は、ここにいる箔と波にこれからもずっと無償の愛を贈り続けることを誓います。カン……… あれ?なんかこの鐘はきれいに鳴りませんよ。 それよりも、左側に見える赤いジャラジャラが気になる方もいるみたいなので、ちょっと覗かせていただきます。



………なんか、二人の熱い想いにジーンときてしまいましたよ。 今見えるような昼間の風景もいいのですけど、ここから夜景を見ながら告白やプロポーズなどをされたら、私も即お受けしそうです。若い男女の皆様に、幸あれ



ちょっと寄り道してしまいましたけど、ようやく本命の黄金堤にたどり着きましたよ 私と箔がこちらに来るのは7ヶ月ぶり。波は初めてとなります。



まずは、そのミニ堤防を上って………



上のところを歩いておきましょう。



さらに、このあたりで一枚撮っておきます。 前回こちらに来たときには………



こんな感じで見事な桜が咲いていたのですよ。 来年のお花見は、どこに行きましょうか?そして、その堤の下には………



いたいた、いましたよ 赤馬に乗った吉良さんが。忠臣蔵の性悪爺さんとは違って、ふくよかで寛容そうななお顔をしております。吉良さま、来年の年賀状の準備をするために、遠江は白須ぴ宿から白犬二頭を連れてきました。一緒に写っていただけませんか?



こんなに優しそうな彼が「お断り申し上げる」なんて言うハズありません。 私には「御意」って言葉が聞こえてきましたよ。とにかく、彼のおかげでこのような写真を撮ることができました。



もう1パターン、今度は箔と波の立ち位置、いや、座り位置を変えて撮ってみました。 前のと比べてどちらにするか悩むところなのですけど、波がいい感じなのでこちらのほうに決めました あとはこの写真を業者に出して、年賀状にしてもらうだけです。

それからしばらくして、その業者から電話が来ました。「写真が2枚入っているのですけど、どちらを使いますか?」というのです。しまった 候補の写真を両方とも送ってしまった。 「波が左側で箔が右側にいるヤツ」といっても、わかるハズはありません。両方とも白い犬で、パッと見ではほとんど同じですし。そうしたら、どう説明したらいいのでしょうか?
そうだ 「右側のワンコ(箔)の背筋が延びているほうでお願いします」と言ったら「はい、こちらですね。了解しました」ようやくわかってもらえました。 このようにして、箔波賀状は出来上がりました。

箔と波の年賀状(略して箔波賀状)は、前回やり取りした方はもちろんのこと、新たに希望される方にもお送りいたします。 箔波賀状をご希望の方は、mixi やブログのメール(hakubanoinu@mail.goo.ne.jp)等でその旨をお知らせくださいませ。


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還っていった蒼ちゃ

2014-12-13 00:26:54 | ニャンコ
こんばんは、白黒茶々です。
10月末に白黒茶々家に保護され、さらに新たな家族として迎え入れられた黒仔猫の蒼ちゃ 今回は彼のその後について綴らせていただきます。



蒼ちゃは保護された直後は小さく、モコモコの毛皮の中の肉体はあばら骨が当たるぐらいガリガリに痩せていました。 それだけではなく、毛の中からノミが出てきたり、ケガしている肛門にはウジ虫がいたりと、大変な状態でした。 それらをなんとかするためにも、病院に連れていかなければ ということになったのですけど、その頃ウチには適度な猫キャリーはありませんでした。



当の蒼ちゃはたつぴのフードの中でくつろいでいたので、そのまま連れていってしまいましょう 病院に着いてから、獣医さんが「猫って、どこですか?」と言うもんですから「ほら、ここに」と見せたら、彼(彼女)までメロメロに。 すっかり味をしめた蒼ちゃは、それからしばらく有袋類(子供のほう)になっていました。



蒼ちゃは保護されてから、特にたつぴになついていて、ずっと彼のお膝にいたり、あとを付いて回ったりと。そんな彼のことを、たつぴもとても可愛がっていました。彼らが寄り添って寝ている姿には、こちらも癒されます。



また、蒼ちゃはウチの子になってからは食欲旺盛で、お腹も体も健康な仔猫らしいポンポコリンな体形になっていきました。 彼は目鼻立ちも整っているので………



大きくなったら、こんな感じになるのかも知れませんね ちなみにこちらの黒長毛猫は、「動物のお医者さん」の菱沼の家に出入りしている、半ノラ猫のニャオンです。とにかく、彼は将来きっとハンサムになるに違いありません。



蒼ちゃはウチで過ごしていくうちに、人間だけではなく先住猫との関係も築いていきました。銀ちゃ京ちゃは、当初は彼のことを激しく拒絶&威嚇していたのですけど、やがて京ちゃのほうから近付いていくようになり、しまいには一緒に遊んだり寄り添って寝たりするほど仲良しになりました。心を開いた京ちゃは、弟ができてとても嬉しそうに見えました。 よしよし。



一方の銀ちゃは、蒼ちゃのことを頑なに拒否していました。それでも、少しずつではあるのですけど、お互いの距離は縮まっていくようにも見えました。そして、一瞬の間ではあったのですけど、ストーブの前で夢の三色猫団子の姿を見せてくれました。これは、私たちがムリヤリ押し込んだのではなく、自然とこうなったので、とても貴重な一枚なのですよ。



すっかり白黒茶々家の一員となった蒼ちゃ。そんな彼をお披露目&自慢したくて、私は実家に連れていったりもしました。 そちらでは、こちらも今夏に新入りした縞三毛猫のナナとも、ご対面しました。ファーストコンタクトではお互いに驚いた様子でしたけど、しだいにいい感じで近付いていくようになりました。これは、ウチの姉猫たちのときよりは早く打ち解けるかも知れませんね。

………と、ここまでは順調だったのですけど、ウチに来てから3週間ほど経ったあたりから、蒼ちゃはご飯の食べが少し悪くなりました。また、その頃出したばかりのストーブの前で寝ていることが多くなったことから「寒くなってあまり動いていないから、お腹も空いてないのかな?」私たちはそのぐらいにしか思っていませんでした。それから数日間その状態が続いたのですけど、そこそこ食べたり遊んだりもしていたので、まだ大丈夫かと。
ところが、そのうち蒼ちゃの息が荒くなってきたのです。しかしその日は祝日の振り替え休日で、動物病院はことごとく休みでした。「明日になったらやっているところもあるから……… いや、こんな調子だったら、とても明日まではもちそうにない」私は救急外来をやっている動物病院を探しだし、箔母さんと一緒に蒼ちゃをそちらに連れていきました。



浜名湖をまたいだ浜松市内にあるこちらのH動物病院は、新しくて最新の医療機器が整っていて、さらに多数のスタッフが控えていました。そこで、蒼ちゃはレントゲンなどの検査を受け、間もなくして診断結果が出ました。

蒼ちゃは重度の肺炎だったのです。「レントゲンを撮ったら肺が真っ白で、息苦しいのはこれが原因です」さらに獣医さんは「そうしたら、二つの選択肢があるのですけど……… このまま家に連れて帰るか、できる限りの治療を施せば、ひょっとしたら治るかも」とも言っていました。「連れて帰るってことは、治療はあきらめて家で看取るってことですよね?」「はい、そうです」「少しでも治る可能性があるのなら………」私たちは迷いませんでした。蒼ちゃを獣医さんに任せることにしたのでした。今後の治療法は、蒼ちゃを酸素室に入れ、点滴で抗生物質を送るということになりました。「とりあえず、3日間預からせてください。その頃に状況が好転していれば、退院の目処が立つので」さらに血液検査の結果を見たら、白血球の数が増えていて、すでに彼が病気と闘っている状態にあるということがわかりました。獣医さんも「これで、治る可能性が少し増えた」とも言っていましたし。私たちは3日後を楽しみにして、病院をあとにしました。

………とはいっても、もし約束の期間より前に病院から連絡が来たら、どおしよ〜。それは、蒼ちゃにもしものことが起こったことを意味するので、私と箔母さん、それにたつぴも気が気ではありませんでした。そして、蒼ちゃが入院してから3日が経ちました。彼の様子を病院に聞いたら、肺の様子は好転していなくて、まだ酸素室にいるとのこと。また、彼に注入した抗生物質は、遅れて効果が出てくるとも言っていたので、私たちは獣医さんを信じてもう少し待つことにしました。

そんな感じで迎えた、入院から6日目の日曜日。私とたつぴは箔、波とともに岡崎城で地元のサモさんたちと紅葉狩りを楽しみ、家に帰ってから今度は箔母さんを伴って、H動物病院に蒼ちゃのお見舞いに行きました。果たして、彼はどのような状況なのでしょうか?



私たちが思っていたよりは彼は元気で、久しぶりに家族と逢えて嬉しかったのでしょうか?ノドを鳴らしながら鳴いたり、みんなに体をスリスリしてきました。 獣医さんによると、まだ肺は真っ白な状態なのですけど、食欲や元気が戻ってきたので、その前日ぐらいから酸素室から一般病棟に移ったそうです。ただし、心臓の弁に肺から流れてきたと思われる菌の塊が付着して、心音に雑音があるということを聞かされました。それでも、これも治療を続けていくうちに肺と一緒に治る場合もあるとのこと。
さらに2日ほど様子を見て、特に問題がなければ晴れて退院 あとは投薬&定期的な通院をしつつ、自宅療養に切り替えるという嬉しい報告もありました。 蒼ちゃにとっても、病院よりは住み慣れたウチのほうが居心地がいいだろうから、そちらのほうが病気の治りも早いでしょう。



そうと決まったら、家のほうでは彼を迎え入れる準備をしておかなければ その頃には冷え込みのほうも本格的になってきたので、夜彼が寝るときに寒くないように仔犬&仔猫用の電熱マットを買っておきました。 私たちだけではなく京姉さんも、彼の帰りを首を長くして待っていますよ。波ちゃは……… どうかお手やわらかに。 そして、いよいよ彼が退院してくる日がやって来ました。

その日私は仕事があったので、蒼ちゃとの対面は帰宅してからとなりました。少しでも早く彼の元気な姿を見たくて、家路を急いだのですけど……… なぜか彼はぐったりとしていて、苦しそうに寝ていました。環境が変わったので多少の体調不良はやむを得ないのですけど、せめて薬入りのご飯をがっつり食べてくれ。しかし、彼は少し食べただけで、それ以降はいくら進めても受け付けようとしませんでした。
そうしたら、この日のために用意した電熱マットの上でお休みなさい。しかし、彼はそこでは落ち着かなかったのか、すぐに出てしまいました。また、容態はよくないのに、ときどき起き上がってふらつきながらも歩いたりしようとしていました。そのような調子なので、私たちは彼から目を離すことができませんでした。しかし、私たちが寝る時間になったあとも、彼のいる部屋のストーブをつけっぱなしにしておくワケにはいきませんし。どうしたらいいのでしょうか?
「何にしても、蒼ちゃのことが心配で寝られないだろうから」箔母さんはそう言って、ストーブのある部屋で一晩中彼に付き添うことになりました。

その翌日の早朝「白黒茶々さん、蒼ちゃの様子がおかしい」彼女が私を起こしにきました。私はたつぴも起こし、蒼ちゃのいる部屋にいきました。そこで私たちが見た彼の姿は………
すでに瞳孔が開いていて、わずかに前足が動くのが見えたのですけど。12月3日午前5時12分、蒼ちゃは箔母さんの手の中で静かに息を引き取りました。2ヶ月半のあまりにも短い一生でした。彼は目を開いたまま、大好きなたつぴの顔を見ながら旅立っていったのです。あのときの前足の動きは、みんなにバイバイしたように思えて仕方がありません。

蒼ちゃが亡くなるそのときまで、私は彼は必ず病気を克服して元気になると信じていました。しかし今思うと、入院してから約束の3日が過ぎても、さらに酸素室での療養期間を延ばしても、肺は真っ白なままだったので、もう治る見込みはなかったのかも知れません。それなのに、彼は小さな体で頑張り、私たちに少しでも元気な姿を見せようとして……… 

蒼ちゃ、救ってあげることができなくて、本当にごめん。少しでもおかしいと思ったときに、病院に連れていっていればよかったのに。保護した直後に、レントゲンのある病院でしっかりとした検査を受けさせていたらよかったのに。もっと早く見つけて保護していればよかったのに……… 後悔ばかりが積もります。



亡くなった翌日に、私と箔母さんは蒼ちゃを野辺送りしました。その日は朝から雨が降っていたので、彼は雨の日にウチにやって来て、雨の日に還っていったことになります。これから雨の日には、特に彼のことを思い出すようになりそうです。ウチに来てからわずか1ヶ月ちょっとしか一緒にいられなかったのですけど、彼は私たちの心の中に深く残っています。蒼ちゃのほうは、ウチの子になって少しは幸せだったでしょうか?そちらの世界では、飢えたり凍えたりすることもなく、まるまると太ってくださいね。


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白もふたちとの紅葉狩り

2014-12-10 00:15:56 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
前回から、私・たつぴ・箔・波の白黒茶々家の2人と2頭は、紅葉が真っ盛りの岡崎城に来ています。そちらでは、サモエドやスピッツのお仲間たちと一緒に、紅葉狩りをしていました。 今回はそこから入らせていただきます。



通路のように細長く延びている持仏堂曲輪(くるわ)の空堀沿いにも、いい感じに色づいた紅葉がありました。



その下には、ちょうどいいところに柵もあるので、そこにリードをくくりつけて箔と波の2ショットを撮ってみました。 すると、そこに「スピッツどうしで撮りませんか?」という声も聞かれたので………



今度は4スピが並びましたよ。 赤や黄色に色づいた木々と、スピッツの白の対比がなんともいえませんね。ちなみに左から、バニラちゃんぴのちゃんにございます。



私たち白ふわご一行は、このような感じであちこちで止まったり写真を撮ったりしつつ、徳川家康と本多忠勝を祀った竜城神社や、岡崎城のシンボル的存在となる復興天守のある本丸跡に向かいました。



もちろんその復興天守の前でも、集合写真を撮りましたよ。 こちらでは、左から嵐ちゃんルーチェちゃんアルファ君フェリシテちゃんマーシャちゃんバニラちゃんぴのちゃんの並びとなります。 また、そこでは居合わせた観光客も一緒になってカメラのシャッターを切ったりしていました。さらにその際には「親子ですか?」という定番の質問の他に、「何かのイベントですか?」という声も聞かれました。



本丸跡から坂道を下っていったところに位置する坂谷曲輪跡には、銀杏の林があって、その下は黄色い落ち葉の絨毯となっていました。



そうしたら、このあたりで紅葉狩りでは恒例となっている、箔の頭への葉っぱ乗せをやっておきましょうか。 彼が油断しているスキに、後ろからそぉ~~~っと………



………とやろうとしたら、気付かれてしまいましたよ。 私が手にしている葉っぱを食べ物と勘違いしたのか、箔はブンブンしていました。 そのスキをつこうとしても、葉っぱにロックオンしてしまった箔ちゃ。あげくの果てには、その葉っぱをバクッと。た、食べちゃった そのあと、ペッペとかやってないので、食べ物と疑うこともなくそのまま胃袋に収納したものと思われます。



それでも、そのあと粘りに粘ってなんとか葉っぱを乗せることができました。



一方の波のほうはというと……… たつぴのお膝の上でだら~んとしていました。なんかこのお姿は、「DOG!フェスタ」のときにも見たような。

それから私たちは、乙川(菅生川)の河川敷でサモさんと一緒に走ったりしたのですけど、そちらのほうは写真を撮り忘れてしまいました。ま、まあそれだけ夢中になっていたということで。



さらに私たちは、お堀端の紅葉を仰ぎながら移動していき……… 



菅生曲輪跡の、こちらもまた紅葉が見られる一角に行き着きました。



そこにある茶席は、屋外の席ならワンコ連れでも入ることができるのですよ。 4月に五万石藤のお花見をした際にも、白もふご一行はこちらで締めにお茶をいただきました。



それからしばらくして、私の席にも抹茶とお茶菓子が運ばれてきました。お茶菓子のほうはおまかせだったのですけど、抹茶は豊田産のまろやかな甘みのあるほうを選んでみました。 では、一服いただきます。



ワンコのほうもお疲れみたいで、みんなして足元で寝ていたりしていました。 波は、マーフェリの付き人さんに抱っこしてもらって、よかったですね。

今回は大小の白ふわたちに囲まれつつ、まったりと紅葉狩りをすることができました。お付き合いしてくださった皆様、ありがとうございました。次 は五万石藤が咲き乱れるGWのあたりに集まりたいですね。いや、その前には春の白ふわオフ会がありますし。楽しみはまだまだ続きます。


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岡崎城に集まった白ふわたち

2014-12-06 00:23:42 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
12月に入ってから、急激に寒くなりましたね。 世の中はすでにクリスマスや年越しの準備に突き進んでいるのですけど、私にはその前にやっておきたいことがありました。それは、ズバリ紅葉狩りです。 そういうワケで先月の最終日曜日に、紅葉を見られるであろう愛知県岡崎市にある岡崎城に行くことにしました。そうしたら、その地方のサモエド一族とご一緒したいですね。 あと、私の地元勢にも声をかけてみましょう。

そして、紅葉狩り当日となりました。その日は朝から晴れていて、陽気のほうも心地よいぐらいで、絶好のお出掛け日和となりました。 その翌日には雨の予報が出ているので、今年紅葉狩りをするのには最後のチャンスとなりそうです。ちなみに今回白黒茶々家からは、私・たつぴ・箔・波の2人と2スピで行くことになりました。



ということで、やって来ましたよ 岡崎城に。4月末に藤棚の下にサモスピで集まって以来となるので、7か月ぶりですね。 さっそく黄色く色づいた銀杏が見えてきましたよ。



その銀杏と一緒に写っていた城郭建築は、こちらの東隅櫓であります。絵図や発掘調査などの資料に基づいて、2年ほど前に木造で復元されました。まだ待ち合わせまで時間があるので、たつぴと交代でその内部を見学しておきましょう。 ちなみにこちらの建物は、解放時間内なら無料で見ることができるのですよ。



………とはいっても、1階部分だけですけど。 2階は安全面や建築基準法の絡みがあるからなのか、立ち入ることはできません。それでも、その様子を見れるように、2階の床板の一部はぶち抜かれています。



さあ、待ち合わせ場所の模擬大手門前にたどり着きましたよ あとはこちらで、今回の参加メンバーが集まるのを待つだけです。



それから間もなくして姿を現したのは、サモエドのマーシャちゃんフェリシテちゃんにございます。彼女らとお逢いするのは、9月の「DOG!フェスタ」で「『待てっ!』ゲーム」をやって以来ですね。また、彼女たちと白黒茶々家は、洞穴仲間でもあります。



どっしりと構えているのは、岡崎市の地元民のアルファ君(アル君)ですよ。貫禄ももふもふ感も見事ですね。 ちなみに彼は、現在7歳です。



アル君と一緒に連れられてきたこちらのイキのいいこのサモエドは、嵐ちゃんです。大きさでまだ6ヶ月というのですから、まだまだ大きくなるということに。 飼い主さんは来ていなくて、今回はワンコのみの参加となるそうです。



そこに、バニラちゃんがやって来ました。 彼女とは、こちらもまた「DOG!フェスタ」で波と一緒のカートに詰め込まれ、もみくちゃになって以来となります。アル君との大きさの違いが、なんともいえませんね。 ちなみに手前の白影は、箔と波にございます。



こちらは私たちにとっては初めましての、サモエドのルーチェちゃんです。 今回、マーフェリの付き人さんが声をかけてくださり、豊橋市からやって来ました。



マーフェリの付き人さんは、さらにもう1スピ誘ってくださいました。こちらのスピはぴのちゃんで、遠州森町から来たそうです。お目目がクリクリッとしていて、カワイイですね。
これにて今回の参加メンバーが揃ったので………



まずは、その大手門の前で集合写真を撮っておきましょう。 今回は、5サモと4スピが集まりました。こうしてみると、我ながら壮観ですね。



公園内の散策に入ったら、時刻は午後の2時になろうとしていました。 そういえば、二の丸跡にあるこちらのからくり時計は、1時間おきに開いて………



家康人形が舞うようになっていました。せっかくなので、終わるまで観ておきましょう。 ここだけの話、たつぴは小さい頃にこのからくり時計を恐がって、逃げたことがあるのですよ。
おおっ、あちらには………



武将と姫、若君の書き割りがあるので、顔を突っ込んでおきましょう。 左から波、箔、バニラちゃんってトコでしょうか?



持仏堂曲輪跡の紅葉越しに見る復興天守も、いいですね。そうしたら、今からみんなでそちら方面に行くことにしましょう。



………ということで、その復興天守の裏側(北側)にやって来ました。 紅葉とお城の景観もいいのですけど………



その手前には、座ったら出世できるという、徳川家康の石像付きのベンチがありました。ルーチェちゃん(左)とアル君(右)は、さっそくそのご利益にあやかったみたいですね。 そうしたら………



箔と波も負けてはいられません。家康どんを囲って、はいチーズ スピッツよりサモエドのほうが大きいのは確かなのですけど、前の写真と比べると家康どんが巨大化したように見えてしまいます。



さらにそれらをバックにして、集合写真を撮っておきたいですね。 皆さん、ご協力してくださり、ありがとうございます。ちなみにこちらでの参加メンバーは、左からバニラちゃん、波、箔、ルーチェちゃん、フェリシテちゃん、マーシャちゃん、嵐ちゃん、アルファ君、カブキ君、ぴのちゃんにございます。
秋の岡崎城は撮影スポットがたくさんあり過ぎて、なかなか先に進めません。それでも、それらをなるべくハショることなく皆さんにお伝えしたいので、今回の紅葉狩りは二部構成とさせていただきます。ということで、次回の日記にもぜひお付き合いくださいませ。


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逢いたかったヨ、おっ母さん

2014-12-03 00:16:28 | ワンコ


ところはアルゼンチン共和国のブエノスアイレス。やっとの思いでマルコが対面した母は、眠ってはいるものの、病気で苦しそうに肩で息をしていました。マルコはメキーネス夫人とともに必死に呼び掛けたのですけど、アンナは眠ったままただ苦しむばかりでした。そのうちマルコの名を語ったかと思ったら「海が見える……… ようやく帰り着いたのね」と、うわごとを言うだけでした。
そのうち彼女に変化が見られ、表情が和らいだところで目をさましたのです。「お母さん 」マルコは叫んだのですけど「マルコ……… あなたはマルコなの?」アンナは茫然としていて、的を射ていません。
そこでメキーネス夫人が、マルコが母と逢うために一人で三千里(実際には3800里)もの距離を旅してきたことを語り、さらにマルコが「わかるでしょお母さん?僕が………」と涙ながらに声をかけました。そうしたら、アンナはひとときも忘れることもなかったマルコが、そこにいるということをようやく認識したのでした。「マルコ………」「お母さん 」二人は涙を流して抱き合いました。

ぐしゅ……… ある親子が再会する姿が、こんなにも泣けるなんて……… 


こんばんは、白黒茶々です。
いきなり泣きから入ってしまって、失礼いたしました。 今から波を、5ヶ月ぶりにお母さん犬のゆめちゃんやお兄ちゃん犬の夢来君と逢わせるのですけど、きっとこのように感動的なものとなるに違いありません。波、今まで寂しかったぶん、思いっ切りゆめちゃんや夢来君に甘えるのだぞ。

関ヶ原での歴史探訪を終えた私・の1人と2ワンは、その日最後の目的地となる名神高速道路の尾張一宮パーキングエリア(PA)に向かいました。 そちらのPAは、下り線側にだけドッグランがあるのですけど、私たちは上り線を走っていったので、そこから最寄りのインターチェンジを降り、外部からの侵入をはかることにしました。ここだけの話、そこにたどり着くまでちょっと道を間違えて、その付近をグルグル回ったりしたのですけどね。



ということで、尾張一宮PA(下り線側)にございます。そこでけいママさんシェルティ&スピッツさんたちと16時に待ち合わせすることになっていたのですけど、1時間も早く到着してしまいました。昨秋、白黒茶々の男衆が岐阜市の金華山を上ったあとに、けいママさんに逢いに行った際には大遅刻をしてしまったのに加えて、日が暮れて雨に降られるという事態を招いてしまったこともあって、今回は早め早めに行動していたのでした。 そうしたら、彼女たちがいらっしゃるまで何をしていようか………
「あれっ、茶々さんじゃないですか 」
そこで間髪入れずに、けいママさんご一行が私たちの前に現れました。 彼女たちは早めにこちらに来て、ワンコたちを疲れさせながら待ち合わせ時間を迎えるつもりでいたそうです。ちょっと予定時間より早まりましたけど、いよいよ波をゆめちゃんや夢来君らとご対面させますよ



ところが、夢来君は興奮したのか激しく吠えだし、彼に触発されたのでしょうか?ゆめちゃんまでも一緒になって、波を口撃しだしたのです。 普段波は箔に「ガウッ 」と怒られてもケロッとしているので、それぐらいの手荒い歓迎(?)は平気……… と思いきや、かなり萎縮していました。 いつもの波じゃない。いやそれよりも、今回の親きょうだいの再会劇は、私が思い描いていたものとはかなり違っていました。ま、まあ、愛情表現は人、いや、犬それぞれということで。 まさか彼女らは、実の娘や妹のことを忘れたなんてことはないでしょうね?とにかく、みんなでPAのドッグランに移動して、そこでシェルティ&スピッツさんご一行が来るのを待つことにしましょう。



PAの片隅に設けられているドッグランは、やや小さめなのですけど、ワンコどうしの絡みを観察したり、そこから個性を読み取ったりするのには、充分でしょう。 とはいっても、夢来君は最初からところ狭しと全力失踪していました。それにしても、速い速い しかし、あまりの速さに私が付いていけず、写真を撮りそびれてしまいました。さらにゆめちゃんや波を追いたてて、一緒に走ったりもしていたのに………



夢来君には心臓に先天性の疾患があるので、ある程度走ったら半強制的にでも止めなければなりません。 その急速から休息に入ったところを、ようやく撮ることができました。 彼の心臓の様子は少しずつ好転しているみたいなので、いつか気が済むまで走れるようになるといいですね。



と、そこにシェルティ&スピッツさんに連れられて、モコちゃんルルちゃんがやって来ました。 彼女らを結びつけている2頭用のリードは、この日に初めて使われたそうです。



そうしたら、みんなとご対面 白ふわが7頭も集まると、なかなか相関ですね。



そのあとには、ワンコどうしの交流がありました。波は今回初対面のモコちゃんにごあいさつしているみたいですね。



一方の箔は、抱き抱えられた夢来君に夢中になっていました。



さらに波のほうはというと……… 小さい子供が好きなのか、彼のことを追いかけ回したりなめ回したりしていました。



楽しい時間はあっという間に過ぎ、日没も迫ってきたので、締めにみんなで記念撮影をすることにしました。 まずはゆめちゃん、夢来君、波による親きょうだいの3ショットです。夢来君は耳のあたりがフサフサしていて男の子っぽい顔つきになりつつあります。こうして見ると、波は彼と似ていますね。 特に土台は同じように思えます。



さらにこの日集まった7スピ全頭を撮る準備をしているときに、箔が興奮してブンブンしだしたので、その様子も撮っておきましょう。
あとは7スピの集合写真を撮るだけですけど、全ワンの息をそろえるのがなかなか大変でした。そんな感じで粘ってみたら………



なんとか視線を集めることができましたよ。 ちなみに左から、モコちゃん、ルルちゃん、心愛ちゃん、夢来君、ゆめちゃん、波、箔にございます。そういえば、今回集まったメンバーはみんなして多頭飼いでしたね。けいママさん、シェルティ&スピッツさん、この日はご一緒してくださり、ありがとうございました。
気になる親きょうだいの再会劇は、予想外の展開となってしまいましたけど、一緒に行動しているうちに、威嚇→普通となっていったような気がします。ひょっとしたら姿かたちよりも、行動パターンを見ているうちに思い出したのかも。なので、次に逢ったときには最初から落ち着いて対応できるかも知れませんね。いろんな意味で、またお逢いするのを楽しみにしています。


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