こんばんは、白黒茶々です。
私は小さい頃から洞穴の類いが好きで、親に頼んで近場の鍾乳洞に連れていってもらったり、友達と一緒に山の中に残されている防空壕に潜り込んだりしていました。暗くて奥まで続いている坑道が、白黒茶々少年の冒険心をかき立てていたのですよ。
あれから十数年、いや、数十年が経ったでしょうか?私は大人になった現在でも、洞穴の類いが好きです。 そういうこともあって、今年の初夏の頃に箔を連れて、横穴式石室が残る近場の古墳をめぐってみることにしました。また、彼には「涼しいところに連れていってあげる」とだけ告げておきました。箔母さんも誘ったのですけど、「ああいうところは、違う意味での冷たさを感じるから、行きたくない 」と、断られてしまいました。
まず私たちが訪れたのは、浜松市浜北区の静岡県森林・林業研究センター付近にある、向野古墳(むかいのこふん)です。こちらの古墳は7世紀後半頃に造られた、直径18メートルの円墳であります。
私は以前にもその古墳に行こうとしたことがあるのですけど、場所が分かりにくくて方向が定まらりませんでした。あげくの果てには近くの神社なや山林のほうにまで行ってしまい、その時はたどり着くことができませんでした。
それでも、今回は前もって入念に調べてきたので、行き着く自信があります。
ほら、研究センターの駐車場にも古墳の案内看板があるじゃないですか 前回はこちらの看板すら見つけることができなかったのですよ。ここまで来たら、もう古墳にたどり着いたも同然です。
あとは、向野古墳があるであろう方向に、草の延びた道を行くだけです。その古墳はどのようなところでしょうか?楽しみですね。
あれ?下のほうの入口まで来てしまったみたいですね。私としたことが、通り過ぎてしまったのでしょうか? とにかく、注意しながらもう一度今来た道を戻ってみるようにします。
ところが、何回行ったり来たりしても、古墳らしきものは見当たりませんでした。ひょっとしたら、途中でどちらかに曲がるのでしょうか?そうしたら、道なき道を進むことになるのですけど、ここまで来たらもうあとには退けません。箔もお供を頼みますよ、ざっざっざっ……… (草むらに突入する音)
しかし、古墳は見つかりませんでした。 あまりの暑さに、箔は地面にへばってしまい、さらに彼の体には大量のひっつき虫(草の実)が付いていました。涼むつもりで古墳を目指したのに……… こうなったら、勇気ある撤退をするしかありません。このようにして、私は向野古墳に二連敗を喫してしまいました。今度は草が繁っていない冬場に来るからな、覚えてろよ~ (え~ん )
古墳到達度ゼロでは、ネタにならない……… いや、私の場合は失敗話もネタにしているような……… とにかく、このままではあまりに悔しいので、もう一ヶ所行かせてください。 今度は以前にも行ったことがあって、確実にたどり着けるところなので、大丈夫ですよ。とか言っているうちに、着きました。天竜浜名湖鉄道の宮口駅の北側にある、興覚寺というお寺の裏側には………
興覚寺後古墳(こうかくじうしろこふん)があります。こちらの古墳は、6世紀前半に造られたと推定されています。全長35メートルの前方後円墳で、金銅製馬具や、武器、装身具、須惠器などが出土したそうです。そうしたら、今度は皆さんを石室のほうにご案内いたします。 案内看板の裏っ側をぐるっと回ったところには………
横穴式石室が、ぽっかりと口を開けているのですよ。 さあ、箔も一緒にお入りなさい。
入り口はヒヨコ歩きをしなければ入れないほどの狭さなのですけど、その内部はわりと広いです。 そちらのほうで白い発光体(?)を撮ってみたら、なんか不思議な感じに。そういえば、縦穴式住居や鍾乳洞で箔を撮ったときも、同じようになったような気がします。
内部のひんやり感と薄暗さを堪能したら、外に出ることにしましょう。なんか、私たちに降り注ぐ光が神々しく見えますよ。 今からそちらの世界に行くからね。パトラッシュも一緒においで。
※うわ~!怪しい世界に行ってはいけませんよ。それに、その場のノリで箔君を違う名前で呼ぶのも、おやめください。(編集部注)
古墳を訪れると、歴史を感じるだけではなく、冒険心もかき立てられます。 そこがお墓だったことを忘れてはいけないのですけど、皆さんも機会があったら、ぜひ一度お試しくださいませ~
私の3回目の向野古墳への挑戦を望んでいる方は、こちらに投票してやってください。
私は小さい頃から洞穴の類いが好きで、親に頼んで近場の鍾乳洞に連れていってもらったり、友達と一緒に山の中に残されている防空壕に潜り込んだりしていました。暗くて奥まで続いている坑道が、白黒茶々少年の冒険心をかき立てていたのですよ。
あれから十数年、いや、数十年が経ったでしょうか?私は大人になった現在でも、洞穴の類いが好きです。 そういうこともあって、今年の初夏の頃に箔を連れて、横穴式石室が残る近場の古墳をめぐってみることにしました。また、彼には「涼しいところに連れていってあげる」とだけ告げておきました。箔母さんも誘ったのですけど、「ああいうところは、違う意味での冷たさを感じるから、行きたくない 」と、断られてしまいました。
まず私たちが訪れたのは、浜松市浜北区の静岡県森林・林業研究センター付近にある、向野古墳(むかいのこふん)です。こちらの古墳は7世紀後半頃に造られた、直径18メートルの円墳であります。
私は以前にもその古墳に行こうとしたことがあるのですけど、場所が分かりにくくて方向が定まらりませんでした。あげくの果てには近くの神社なや山林のほうにまで行ってしまい、その時はたどり着くことができませんでした。
それでも、今回は前もって入念に調べてきたので、行き着く自信があります。
ほら、研究センターの駐車場にも古墳の案内看板があるじゃないですか 前回はこちらの看板すら見つけることができなかったのですよ。ここまで来たら、もう古墳にたどり着いたも同然です。
あとは、向野古墳があるであろう方向に、草の延びた道を行くだけです。その古墳はどのようなところでしょうか?楽しみですね。
あれ?下のほうの入口まで来てしまったみたいですね。私としたことが、通り過ぎてしまったのでしょうか? とにかく、注意しながらもう一度今来た道を戻ってみるようにします。
ところが、何回行ったり来たりしても、古墳らしきものは見当たりませんでした。ひょっとしたら、途中でどちらかに曲がるのでしょうか?そうしたら、道なき道を進むことになるのですけど、ここまで来たらもうあとには退けません。箔もお供を頼みますよ、ざっざっざっ……… (草むらに突入する音)
しかし、古墳は見つかりませんでした。 あまりの暑さに、箔は地面にへばってしまい、さらに彼の体には大量のひっつき虫(草の実)が付いていました。涼むつもりで古墳を目指したのに……… こうなったら、勇気ある撤退をするしかありません。このようにして、私は向野古墳に二連敗を喫してしまいました。今度は草が繁っていない冬場に来るからな、覚えてろよ~ (え~ん )
古墳到達度ゼロでは、ネタにならない……… いや、私の場合は失敗話もネタにしているような……… とにかく、このままではあまりに悔しいので、もう一ヶ所行かせてください。 今度は以前にも行ったことがあって、確実にたどり着けるところなので、大丈夫ですよ。とか言っているうちに、着きました。天竜浜名湖鉄道の宮口駅の北側にある、興覚寺というお寺の裏側には………
興覚寺後古墳(こうかくじうしろこふん)があります。こちらの古墳は、6世紀前半に造られたと推定されています。全長35メートルの前方後円墳で、金銅製馬具や、武器、装身具、須惠器などが出土したそうです。そうしたら、今度は皆さんを石室のほうにご案内いたします。 案内看板の裏っ側をぐるっと回ったところには………
横穴式石室が、ぽっかりと口を開けているのですよ。 さあ、箔も一緒にお入りなさい。
入り口はヒヨコ歩きをしなければ入れないほどの狭さなのですけど、その内部はわりと広いです。 そちらのほうで白い発光体(?)を撮ってみたら、なんか不思議な感じに。そういえば、縦穴式住居や鍾乳洞で箔を撮ったときも、同じようになったような気がします。
内部のひんやり感と薄暗さを堪能したら、外に出ることにしましょう。なんか、私たちに降り注ぐ光が神々しく見えますよ。 今からそちらの世界に行くからね。パトラッシュも一緒においで。
※うわ~!怪しい世界に行ってはいけませんよ。それに、その場のノリで箔君を違う名前で呼ぶのも、おやめください。(編集部注)
古墳を訪れると、歴史を感じるだけではなく、冒険心もかき立てられます。 そこがお墓だったことを忘れてはいけないのですけど、皆さんも機会があったら、ぜひ一度お試しくださいませ~
私の3回目の向野古墳への挑戦を望んでいる方は、こちらに投票してやってください。
古墳めぐり、なんだか学生時代に戻ったような…
ロマンですネ!
箔くんは いろんな所に行けて幸せですね
私ももう少し涼しくなったら、心愛とお出かけしてみようかと思ってますが… なんと言っても自他ともに認める
方向音痴なので、たっぷりと時間のある時に挑戦しないと
でも、ブログをみて地理と歴史のお勉強になります。
また楽しみにしています。
コメント、これでちゃんと届くかな? パソコンも音痴なので… フフフ
白黒茶々さんのブログ色々と勉強になりますねー!
歴史の知識もさることながら、箔くんや猫ちゃん達への愛情も感じられて、素敵なブログだなぁと思いました。
いつも箔くんは、お父さんといろんな場所にお出かけできてよいですね♪一緒に洞窟に行くなんて、箔くんわくわくでしたね。きっと箔君はものしりスピさんなんだろうなぁ・・。
季節は秋。箔君とのおでかけが益々楽しくなりますね。
ブログの更新、ユキと楽しみにしています(^v^)
今回の古墳めぐりは、考古学的というよりは、ミステリアスなところを目当てに行ったような気がします。 それでも、石室の中まで見学自由なところがあるなんて、とてもありがたいです。しかも、ワンコと一緒に入れるなんて。
これからもう少し涼しくなったら、けいママさんも心愛ちゃんと一緒に、いろんなところに出かけてみてください。ひょっとしたら出先で新たな出逢いとか、スピマジック(スピッツとの遭遇)があるかも知れませんよ~
当箔日記は私の趣味に走ったり、脱線したりすることが多々ありますけど、これからも気長にお付き合いくださいませ。
温かいコメント、ありがとうございます。私のほうも、けいママさんや心愛ちゃんの活躍を楽しみにしています。
今回の日記以外のところも読んでくださり、ありがとうございます。最近は夏場でワンコのイベントのほうはオフシーズンということもあって、人間や猫のほうがメインとなっています。
それでも、これからもっと涼しくなったら、可能な限り箔をいろんなところに連れて行き、その様子もレポートしようと思います。 今月末は、琵琶湖オフ、来月は横浜のスピクラ展、再来月あたりは湘南オフ、……… 楽しみなイベントが目白押しです。 洞窟探訪も、またしたいですね。
これからも、ユキちゃんともども当箔日記をよろしくお願いいたします。