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家庭教師や個別指導を頼む前に

家庭教師や個別指導の勧誘がだんだん増えてくる時期ですね。

入試準備後半ということになって、駆け込み需要というのでしょうか。家庭教師や個別指導の回数を増やされる方も多い時期なので、稼ぎ時といえばそういうことになるのでしょうが。

しかし、家庭教師にしても個別指導にしても、何をやるのか、を明確にしてから、でないと意味がありません。

「成績が悪いから」

「模擬試験の合格可能性が低いから」

というだけで個別指導や家庭教師を頼んでも、あまり解決しない。

頼まれれば、必然的に過去の成績を見て、分析をして、その上でこれをやろうと提案する先生が多いでしょうが、それでもそれが正しいかどうかはわからない。

親がある程度つかんでいればいいが、だいたいは「不安だから頼む」のであって、お互い「では、こんな感じで」という方向で進んでしまう。

結局、親が不安な分だけお金を使っているだけであって、「子どもの役に立っているか」ははっきりしない場合があるのです。

それに比して

「過去問のわからないところをやる」

とか

「国語のこのテキストを仕上げてもらう」

とか

「理科の不安なところをおさらいする」

とか

そういう具体的なニーズがはっきりしていたら、家庭教師や個別指導は非常に有効でしょう。

例えば3回で「場合の数」をなんとかしてほしい、なんてニーズは塾では対応できないが、家庭教師や個別指導からすると「得意な仕事」になるのではないかと思うのです。

そういうのが明確でないと、

「この回数では間に合いません。」とか「算数ばかりでなく、国語もやらないと。」みたいなお金の取られ方をしてしまう。

結構なお値段になってしまうケースは少なくないのです。

テーマと期間はきっかり決めてしまいましょう。

この時期までにある程度、成果が出るものを考えてから、スタートするのが良いのではないでしょうか。

残りの時間は決して多くないので、家庭教師や個別指導は有効に利用してください。

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虫の鳴き声
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中学受験 算数オンライン塾

9月20日の問題
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速さの問題を解くときの工夫

速さの問題について、子どもたちの解き方を見ていると、やはり線分図を描いている子が多いようです。

それぞれの場所をイメージする。学校がどこ、駅がどこ、A君の家はどこ、という具合。

しかし、最近の速さの問題はいろいろ工夫があって、その結果として問題文がずいぶん長くなってきました。

駅からすぐ引き返す、途中で速さを変える、忘れ物に気が付く、自転車に乗って速さが変わる、出会うとすぐに折り返す。

まあ、日常ではあり得ないことも多々あるわけですが、それを条件としてしっかりとらえなければならない。

私は良く、グラフを描くことを進めています。いわゆるダイヤグラム。

ダイヤグラムで解くメリットはやはり、変化を理解しやすいというところ。

速さの問題を解くにあたってポイントとなるのは、「同じ距離を動いているところ」「同じ時間を動いているところ」を見つけることなのですが、それが比較的わかりやすい。

デメリットはやはりグラフを書く手間でしょう。実際にグラフを描かずとも解ける問題も多いので、何でもかんでもグラフを描けば良いというわけではありません。

ただ、道具は多いに越したことはないし、問題文の状況が良くわからない場合は、一度心を落ち着けてからグラフを描いてみるのは悪い方法ではありません。

グラフはやはり描きなれてくると、スピードも出来もだいぶ違います。「同じ距離を動いているところ」「同じ時間を動いているところ」も見つかりやすくなる。だから、実際に自分でグラフを描く練習は早くからしておいた方が良いのです。

最近は流水算に変わって動く歩道の問題も多くなりましたが、これも逆行したりして、いろいろ非日常を体験することになりますが、しかしグラフに表してみると「なんだ」ということが出てくるものです。

ぜひ、練習してみてください。

下記は先日、アップした流水算の解き方ですが、グラフを使っていますので、参考にしてください。

流水算

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第49回 下りに乗って行ける学校
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今日の慶應義塾進学情報

願書
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ミス率

試験が終わってから、答えを見ずにもう一度、問題を解きなおしてもらいます。

別に答えを見てもかまわないが、いずれにしても解きなおしてもらって、実はどの問題が「とれる問題だった」のかを明らかにします。

そして、実際に帰ってきた答案から

落とした問題の点数/満点×100(%)

を計算してください。

いわゆるミス率。つまり、ミスをしなければできた問題の割合。これを算数、国語、理科、社会の各教科について計算します。

驚愕の数字になったりすることがありますが、そこはぐっとこらえてタンタンと記録する。

そして、具体的にどうすればこのミスが減るかを子どもと考えてください。

くれぐれも怒ってはいけません。だんだん腹が立って来たりしますが、ここはぐっと我慢して。

そして、また模擬試験。

ミス率を計算。

これを減らすことで、確実性が増すわけですが、残念ながらこういうデータは、どの模擬試験も出してくれません。(当たり前ですが。)

そしてここがポイントですが、この数字の方が「合格可能性」よりも、よほど重要だということなのです。

入試というのは、難しい問題を解き上げることよりは、むしろ「みんなができる問題を落とさない」ことに合格のツボがあります。

だから、このミス率を計算して、原因を探り、少しでもいいからこれを減らす工夫をすることです。

で、例えば社会でも理科でも、このミスはおきる。

「正しくないものを選びなさい。」と問題に書いてあるのに、「正しいものを選びなさい」としっかり勘違いするなど。

だいたいこういう問題の書き方が、すでに子どもたちにミスを起こさせようとしているわけです。親切な作問なら「間違ったものを選びなさい。」と書くわけですから。

こういう失敗をしたら、例えば正しくないの「ない」にグリグリマークをつけて、確認する、みたいな作業を加えることで、減らそうという手に出ればいいわけです。

この繰り返しの中で、子どもたちは点を取るコツを身に着けていきます。これが模擬試験では一番大事な勉強です。

しっかりやってください。

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平面図形の問題
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中学受験 算数オンライン塾

9月18日の問題
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納得しない子

授業が終わると、必ず質問を持ってくる子がいます。

質問しないと気が済まないというか、納得がいかないままでは放置できない。だから質問をするわけですが、質問に答えたところで、納得できない場合もあるわけで。

「わかる?」

本人は「わかりたい」とは思っているのだけれど、しかし、表情を見るとまあ、納得していないのは明らかで。

「じゃあね。自分でもう一回考えてみて。それでわからなければまた教えるからさ。」

ということで、だいたいの場合は終わるというパターンでした。

しかし、その子の質問がだんだん減ってきた。しばらく質問にこない授業が続いたので、

「最近、質問にこないねえ。」

と聞いてみると、

「質問しなくてもわかるようになった。」

というのです。

「どうして?」

「自分で考えるようになったからかな。教えてもらわないとわからない、と思ってたんだけど、結構自分で考えたらわかることが多くなったから。」

という話でした。

納得しない、ということは非常に大事だが、「聞けばいい」では解決しないことが多いのです。実際に自分で考えてみないと、「何がわからないか」もはっきりしないことが多い。

むしろ最近は教えてもらいすぎ、やらせられすぎで、自分で解決しようとしていないことの方が多いかもしれません。

納得できなければ、とにかくもう一度自分で考え直してみる。これが一番良い方法であることなのですが、与えられる問題が多いから、全部考えてられない。

しかし、これも良く考えるとおかしい。自分でしっかり考えられない問題なら、「やらない方が良い」という判断があってもいいのではないでしょうか。

納得できない問題は、やはりなくした方が良いのですから。

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子どもたちがどんな勉強をしているか、ご存知ですか?
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慶應中等部 社会入試傾向
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統計を楽しむ

次のくだものの生産が日本1の都道府県を答えなさい。

(1)みかん
(2)りんご
(3)日本なし
(4)ぶどう
(5)もも
(6)かき
(7)びわ
(8)さくらんぼ
(9)キウイフルーツ
(10)うめ

これは、どこぞの入試問題というわけではありません。

日本国勢図絵という統計の本は多くの方がご存知だと思うのですが、これを出しているところが矢野恒太記念会という公益財団法人で、ここが小学生用に出してくれる「日本のすがた」という本があります。

統計をわかりやすく、読み物風にしているし、説明もわかりやすい。国勢図絵のダイジェスト版として大人が読んでも十分読みごたえがあるのですが、そこに掲載されているくだものを上げてみたのです。

さすがにキウイフルーツは細かいなあ、とは思うものの、日本でキウイがどんどん育っているという現状はやはり知っておいた方が良いでしょう。

さて答えですが

(1)和歌山県
(2)青森県
(3)千葉県
(4)山梨県
(5)山梨県
(6)和歌山県
(7)長崎県
(8)山形県
(9)愛媛県
(10)和歌山県

となります。

日本なしは間違えやすいかもしれません。

こういうデータは、遊びながら覚えるのがいいのです。

「日本のくだものの輸入金額の中で一番多いものはなんだ?」

金額というところでひっかかったりして。こういうのは考えるのがいいんです。え、なんだろ?金額だからメロン?

答えは、バナナです。

みたいなクイズ、親子で出し合ってみるのもいいですよ。統計は大人が読んでも役に立ちますから、ぜひ読んでみてください。


日本のすがた 2012―表とグラフでみる
クリエーター情報なし
矢野恒太記念会


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本気の度合い?
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中学受験 算数オンライン塾

9月16日の問題
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算数をあきらめてはいけない


この時期から問題を実践的に解き始めていくと、算数が得意でない場合、つい、理科や社会に時間をかけてしまいがちです。

確かに理科や社会など知識を覚えていけば点数が取れる、というのでこちらに力が入るのですが、結局、入試の時にはそれほど大きな差がなくなってしまうのです。

みんな覚えるから。

もちろん、覚えていなければ理科や社会で差がつけられてしまうので、これはもちろんやらなければいけないのだが、実は理科、社会で大きな差はあまりついていない。

ひとつには配点の問題があります。

多くの学校では算国の傾斜配点が行われている。つまり、算数と国語の方が配点が多い。算国100点 理社50点満点とか、算国100点 理社70点満点とか。

もうひとつはやはり、ある程度知識が整えば、理科社会の点数はある程度は取れる。合格者平均と全体の平均のかい離が少なくなるのです。だから差がつかない。

一番差が大きいのは、多くの学校ではやはり算数です。

だから、算数は最後までがんばる必要がある。

理科や社会、国語が得意で、算数はあまり得意ではない、という場合があるかもしれません。

その場合ならなおさら、算数をがんばる必要があります。

国語が得意な子が算数で不得意になりやすいのが、実は図形です。

相似形とか、立体の切断とか。

文章で文意をとることができても、図柄でイメージをなかなか作れない。これはある意味訓練が必要です。これは逆も真で、国語の不得意な子はイメージでものをとらえる力の方が強い。

だから、意識的に図形の問題を多く取り入れ、自分で図を描いてみると良いのです。

立体の切断は、入試会場で実際に切るわけにはいかない。頭の中である程度イメージができないと解けないので、図を描きながら解き方を考えていく。

速さの問題も実はグラフにすると、相似形を利用して解くことができたりするので、まず、図形をがんばってみるといいと思います。

図形はどの学校でも必ず出題されるといっていいし、そこで図柄のイメージを強く持てるようになると算数の壁がある程度突破できます。

最後まで算数の力をつけることをあきらめてはいけません。たくさんの問題を解く時間はないが、毎日少しずつ積み重ねていきましょう。


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ばねの問題
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慶應中等部 理科入試傾向
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10分でも寝てしまいなさい

まだ残暑が厳しいし、子どもたちは体力を消耗します。

だから眠い。

教室でも、一生懸命目を開けようとしているものの、もう半分は眠っている。

「気合が足りない」

なんて、怒られているかもしれないが、眠いものは眠い。

そういうときは、5分でも10分でも寝てしまった方が良いと思います。

体が睡眠を求めている以上、一度寝てしまう。ただ、あまり長くならないうちに起こす。

少しでも寝れば違うものです。

長くなると、そのまま寝てしまうことになるが、それでは困るので、長い時間にならないうちに起こしてあげてください。

この時期、夜遅くまで勉強している子どもたちは少なくないが、成長期であるので、睡眠時間はやはりどうしても必要なものです。

学校に行く時間ぎりぎりまで寝ている、朝ごはんはぬき、なんていう子どもが多くなるのもこの時期です。

できることなら、早めに寝て、朝勉強した方が良いでしょう。

頭は明らかに睡眠後の方が動く。

そして朝ごはんを食べてから、学校に行くようにしてください。

ここで消耗して秋以降、さらに体調を崩さないように気を付けてあげてほしいと思います。


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お手伝いも入試に出る?
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中学受験 算数オンライン塾

9月14日の問題
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どこ、受けるの?

このころから小学校でも中学受験の話が子どもたちの間で、でてきます。

今まで受験しないと思われていた子が、実は受験することがわかったり。

同じクラスで、同じ学校を志望している子がいることがわかったり。

あまり中学受験の話はしたくないと思っても、

「どこ、受けるの?」

と聞かれたり。

「どこ、受けるの?」

と聞かれて、子どもでも結構気をまわします。

「え、そんなとこ受けるの」

と思われないかしら。とか。

「学校の名前を言って、落ちたらみっともないかなあ」

と思ったり。

お母さんも

「まだ、わからないって言っときなさいよ。」

とくぎを刺したり。

まあ、学校の中でもいろいろあるらしいので、なかなか難しい部分はあるでしょうが、正直にしてるのが一番シンプルではないかなと思います。

この学校を受けるために、中学受験準備を始めたし、だから塾にも行ったんだ。合格できるようにがんばるんだ。

学校でいろいろ言われる、というのであれば逆にまったく何も言わない、ということもできるだろうが、しかし、それも子どもにはつらいものだし。

「なんだ、あいつ、黙ってやがったのか」

なんてねえ。

そういうことに思いをめぐらすと、また面倒になるから、シンプルにできるように考えてあげてください。

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冷静にデータを考える
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慶應中等部 国語入試傾向
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野菜や果物に注意

子どもたちが植物や動物から縁遠くなっている今、理科の生物の出題に野菜や果物が増えています。

例えば果物のどこを食べているか。

ねぎの葉の部分はどこで、根の部分はどこか、じゃがいもを切った時、包丁にのこる白い液体の正体は?

いろいろ工夫が見られます。

確かに、子どもたちが植物を実際に観察する機会はあまりありません。木や花を図鑑で見るしかない、という場合は少なくないかもしれません。

しかし、野菜や果物は身近にある植物です。したがってそれを問題に出してみよう、という考えは良いアイデアだと思います。

何気なく食べている野菜や果物ですが、理科的に見てみる、ということもたまには必要でしょう。

ただ、受験勉強ばかりをしていて、案外、生活の中でせっかく観察の素材があるのに、チャンスを逸している場合があるかもしれません。

男の子でも、たまにはいっしょに台所に入って、野菜やくだものをいろいろ観察してみることも大事ではないでしょうか。

結構知らないことが多いかもしれません。

それが入試に出なくとも、間違いなく勉強になるし、それ以上に親子の会話が弾むでしょう。

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第48回 週日の授業を見直す
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算数は毎日やろう

6年生は、やることがたくさんあるので、算数をやらない日がでてくるかもしれません。

しかし、できることなら1題でもいいから、毎日算数の勉強は続けてください。

1題でも、それをじっくり考えることができるなら、算数の勘どころを作ることになります。

数は多くなくても、多少歯ごたえのある問題を解くのがいいのです。

というのは、応用問題というのは、いくつかの論理が組み合わさっている。

で、その論理の端緒、すなわちきっかけをつかむには、多少の勘は必要です。

「これは、ここが目の付け所ではないか?」

というきっかけがあって、そこを考えているうちに、解き方が浮かんでくる。

後は式を書き進みながら解いて行くことになるわけですが、この最初のきっかけをつかむ、という部分は毎日鍛錬することで養われてくる。

休まない方が良いと思います。1問でいいからやるとその勘所がだんだん鋭くなってくるのです。

量は多くなくとも、継続をすることによって、力は培われるし、こういう勘所が鋭くなってきます。

覚えることが多くなっている時期ではありますが、算数は毎日やりましょう。

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